JP4937345B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

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Description

この発明は、洗浄後の濡れた手を風により乾燥させる手乾燥装置に関するものである。
使用者が洗面台における手洗い後に手乾燥装置の設置場所まで移動して、手の乾燥をしなければならず面倒であり、また手が濡れた状態で洗面台から離れた手乾燥装置まで移動する際に、手についている水がこぼれ落ちて床を濡らすという問題から、従来より、手乾燥装置を洗面台の上、または洗面台の側面に取り付けることが考えられている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平6−319658号公報
上記の従来技術にあっては、手乾燥装置を洗面台の側部上方位置に設置していた。しかしながら、洗面ボウル内に水などが貯められている状態での手乾燥装置の使用については考慮されていないため、ノズルから吹き出される高速空気が、手乾燥装置の下方位置に設けられた水受け部を介して、または直接洗面ボウルに衝突する。その結果、洗面ボウルに水などが貯められている状態、または洗面ボウルが水などで濡れている状態で手乾燥装置を使用すると、ノズルから吹き出された高速空気によって、洗面ボウル内の水などが周囲に飛散し、洗面台や洗面台前方の洗面鏡などを汚し、使用者に不快感を与えるという問題点があった。
さらに、上記の従来技術にあっては、水受け部は平らな形状であり、手から吹き飛ばされた水滴が高速空気流により、側面や背面側に飛散し、洗面台を汚してしまうという問題点もあった。
この発明は、上記に鑑みてなされたもので、洗面ボウルに水などが貯められている状態で、洗面台の上に取り付けられた手乾燥装置を使用した場合であっても、水などが周囲に飛散することなく、使用者に不快感を与えることのない手乾燥装置を得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかる手乾燥装置は、本体と、前記本体の内部に外部空気を吸い込む高圧空気流発生部と、前記高圧空気流発生部からの空気を高速空気として吹き出す、前記本体の上部に設けられるノズルと、を備え、洗面台の洗面ボウルの側方に設置される手乾燥装置であって、前記ノズルが設けられる側の前記本体側面から前記洗面ボウルにかけて傾斜部を有する水受け部を備え、前記水受け部は、前記水受け部に付着した水滴を前記洗面ボウルに誘導するとともに、前記ノズルからの高速空気が前記水受け部を介して前記洗面ボウル内の水を飛散させない水分飛散防止/水切り手段を有することを特徴とする。
この発明によれば、手乾燥装置を洗面台の側部上方位置に設置し、洗面ボウル内に水などが貯められている状態で、手乾燥装置を使用した場合であっても、水などが周囲に飛散することを防ぎ、使用者に不快感を与えることがないという効果を有する。また、手から吹き飛ばされた水滴が洗面台や床などに滴下することを防止でき、かつ水受け部の排水処理をする必要性を排除し、メンテナンス性を向上することができる。
図1は、この発明による手乾燥装置の構成を示す内部断面図である。 図2は、手乾燥装置を洗面台に設置した場合の概略図である。 図3は、水受け部の実施の形態1の構造の一例を示す斜視図である。 図4は、水受け部の形状の一例を示す側面図である。 図5は、水受け部の形状の他の例を示す側面図である。 図6は、水受け部の実施の形態2の構造を模式的に示す斜視図である。 図7は、図6の断面構造の一例を示す側面断面図である。 図8は、図6の断面構造の他の例を示す側面断面図である。 図9は、この発明による手乾燥装置を洗面台に設置した場合の実施の形態3の構成を示す概略図である。
符号の説明
1 手挿入空間
2 箱体(本体)
3 高圧空気流発生器
3a モータ
3b ターボファン
4 ヒータ
5 排気ダクト
6 吸気ダクト
7 ノズル
7a 噴出口
8 エアフィルタ
9 吸気口
11 水受け部
11a 箱体取付部
11b 傾斜部
11c 水平下端部
11d 側壁部
11e 風受け壁
11f 風受け壁開口部
11g 屈曲部
12 洗面ボウル
13 洗面台
14 排水口
15 段差
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる手乾燥装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、これらの実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、この発明にかかる手乾燥装置の構成を示す内部断面図であり、図2は、手乾燥装置を洗面台に設置した場合の概略図であり、図3は、水受け部の実施の形態1の構造の一例を示す斜視図である。なお、図2において、洗面台と洗面ボウルは理解を深めるために縦断面図としてある。
手乾燥装置は、箱体2中に高圧の空気を発生させる高圧空気流発生器3を備える。高圧空気流発生器3は、モータ3aと、モータ3aによって回転するターボファン3bと、からなる。この図1の例では、ターボファン3bの回転軸が水平線と平行となるように高圧空気流発生器3が配置されている。ターボファン3b側が空気吸入側となり、ターボファン3bの回転によって吸入された空気がモータ3a側へと送られる。
この高圧空気流発生器3のターボファン3b側の箱体2の一部には、箱体2外から空気を取り込むための吸気口9が設けられ、この吸気口9には埃の侵入を防止するためのエアフィルタ8が装着されている。エアフィルタ8として、HEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタや殺菌フィルタを用いてもよく、エアフィルタ8の下流側に、HEPAフィルタや殺菌フィルタが複数配置されていてもよい。また、吸気口9から高圧空気流発生器3の空気吸入側までは、吸気口9から吸気した空気を高圧空気流発生器3まで送るための吸気ダクト6が形成されている。なお、箱体2は、特許請求の範囲における本体に対応している。
一方、箱体2の高圧空気流発生器3の箱体2の上部には、高圧空気流を箱体2外に吹き出すためのノズル7が、その噴出口7aを下向きにして設けられている。また、高圧空気流発生器3のモータ3a側から送気される高圧空気流をノズル7まで導くための排気ダクト5が、箱体2上部に設けられている。排気ダクト5内には、高圧空気流発生器3で発生された高圧空気流を加熱するヒータ4が設置されている。
さらに、図示しないが、ノズル7の奥には、手を洗った使用者が手を手乾燥装置に近づけたことを検知するためのセンサが配置されている。このセンサで、使用者の手が手乾燥装置のノズル7から所定の範囲に存在することが検知されると、高圧空気流発生器3が駆動される。
このような構成を有する手乾燥装置は、洗面台13の洗面ボウル12の側方に設置される。この図2の例では、洗面ボウル12の右側に設置される場合が示されている。ここで、箱体2の洗面ボウル12側(ノズル7が取付けられた側)側面から、その下部が洗面ボウル12の上面以下に位置するように加工された水受け部11が箱体2の側面に固定される。この水受け部11は、箱体2に固定される箱体取付部11aと、箱体取付部11aから洗面ボウル12に向けて角度を有して形成される傾斜部11bと、傾斜部11bの下端から略水平方向に延びる水平下端部11cと、箱体取付部11aと傾斜部11bと水平下端部11cの洗面台13の奥側に設けられる側壁部11dと、から構成される。ここで、水平下端部11c(または水平下端部11cの洗面台13手前側の端部)は、水受け部11中で最も下位になるように構成される。また、ノズル7の高速空気噴出軸は洗面ボウル12に向かうように構成されているが、水受け部11は、ノズル7の高速空気噴出軸線に重なるように設置される。ここで、水平下端部11cは、特許請求の範囲における水分飛散防止/水切り手段に対応している。
このような水受け部11を、洗面ボウル12の側面に設置された手乾燥装置に取付けることによって、手から吹き飛ばされた水滴が洗面台13や、洗面台13の正面側に設けられる洗面鏡などに飛散することを防ぐ。また、ノズル7の高速空気噴出軸は水受け部11と重なるので、洗面ボウル12に水などが貯められている状態で、手乾燥装置が作動しても、洗面ボウル12内の水などが洗面台13や床などに飛散することを防ぐことができる。
このように洗面台13上に取付けられた手乾燥装置において、ノズル7の下部と、水受け部11と箱体2の水受け部11設置側側面によって囲まれる領域が手挿入空間1となる。この手挿入空間1は、手乾燥装置のノズル7を正面に見たときに、その両側面が開放された状態となっており、手を差し出した状態で使用者が違和感や不安感を抱くことのない、目視可能な状態で自由に手を抜き差しできる間口と高さと奥行きを有していることが望ましい。
手を洗い終えた使用者は、手挿入空間1におけるノズル7の先端部分近傍に手を置くと、ノズル7の奥に取付けられた図示しないセンサが、手を検知し、高圧空気流発生器3が駆動される。すなわち、モータ3aの回転によってターボファン3bが回転し、これにより、吸気口9よりエアフィルタ8で埃が除去された空気が吸気ダクト6を通って高圧空気流発生器3に取り込まれる。吸気された空気は、高圧空気流発生器3によって高圧化され、排気ダクト5内に設置されたヒータ4によって加熱される。加熱された空気は、排気ダクト5を通ってノズル7に達し、ノズル7で高速化され、箱体2の外部の手挿入空間1に下向きに高速空気が噴出する。このとき、高圧空気流発生器3は、ノズル7の下方に配置された手挿入空間1内に水分を飛ばすに十分な乾燥用作動気流としての高速空気流を形成する。これにより、使用者の手に付着した水滴が除去される。
使用者の手から除去された水滴は、手挿入空間1の(側方の)水受け部11、より具体的には、および水受け部11の箱体取付部11a、傾斜部11b、水平下端部11c、およびこれらの洗面台13の正面奥側に設けられる側壁部11dで回収され、それぞれ重力により水受け部11下方へと流下する。このとき、水受け部11の箱体取付部11a、傾斜部11b、および側壁部11dのそれぞれに付着した水滴は、水平下端部11cが最も下に位置しているため、重力によって、この水平下端部11cへと流下する。水受け部11の水平下端部11cへと流下した水滴は、そこから洗面ボウル12内へ滴下し、洗面ボウル12内の排水口14より排水される。
また、水受け部11の水平下端部11cが、略水平方向に向けられているので、ノズル7から吹き出される高速空気が、水受け部11を介して水平下端部11cから略水平方向に吹き出される。これによって、たとえば洗面ボウル12内に溜められた水に対して、高速空気が吹きつけることを防ぐことができる。さらに、ノズル7から吹き出される高速空気の高速空気噴出軸は水受け部11に重なるので、高速空気は水受け部11を流れ下り、水受け部11に流下した手から除去された水滴は、水受け部11に溜まることなく、洗面ボウル12内へ滴下する。
図4は、水受け部の形状の一例を示す側面図であり、図5は、水受け部の形状の他の例を示す側面図である。図4に示される例では、水受け部11の水平下端部11cが略洗面ボウル12の上側の高さと同じ位置に設けられるとともに、その開始位置(傾斜部11bとの境界位置)も洗面ボウル12の上部の周縁部と略一致している。つまり、傾斜部11bは、箱体2と洗面ボウル12の上部周縁部との間の空間に位置するように、水受け部11が形成されている。
また、図5に示される例では、水受け部11の傾斜部11bの下端が洗面ボウル12の上面よりも低い位置に位置している。そのため、水平下端部11cも洗面ボウル12の上面よりも低い位置に配置さている。そして、この図5の例では、傾斜部11bの水平面に対する傾きが図4の場合よりも小さく、水平下端部11cの長さ(図の左右方向の長さ)が図4の場合よりも短くなっている。
これらの図4と図5に示される例では、水受け部11の洗面ボウル12内に掛かる部分は、ノズル7先端からの距離が100mm以上となるように設置して、洗面ボウル12上面での高速空気の速度を20m/s以下に抑えるようにしている。その結果、洗面ボウル12に水などが貯められている状態で、手乾燥装置を使用した場合でも、水などが使用者や周囲に飛散することを防ぐことができる。
この実施の形態1によれば、洗面ボウル12の側面に設置される手乾燥装置において、手乾燥装置の箱体2から洗面ボウル12にかけて、水受け部11を備える様に構成したので、手を水で洗った後の使用者が手乾燥装置で手を乾かした場合に、その水滴を水受け部11へと付着させ、その水滴が洗面ボウル12へと流下させることができる。これによって、手乾燥装置が設置される周辺の洗面鏡や洗面台13、床などに水滴が飛ばされることがなく、自然に水滴が洗面ボウル12へと流れるので、水受け部11に関しての特別な排水処理をする必要性がない。また、水受け部11に当った手乾燥装置からの高速空気は、水平下端部11cで、水平方向に向きを変えられるので、洗面ボウル12に水が溜まっている場合など、手乾燥装置からの高速空気で洗面ボウル12内の水が飛散することがないという効果も有する。
実施の形態2.
図6は、水受け部の実施の形態2の構造を模式的に示す斜視図であり、図7は、図6の断面構造の一例を示す側面断面図である。この水受け部11は、箱体2に取付けられる箱体取付部11aと、箱体2から洗面ボウル12へと向かって配置される水平下端部11cと、箱体取付部11aと水平下端部11cとの両側端部に設けられる側壁部11dと、水平下端部11c箱体2から離れた端部に形成されて手乾燥装置からの風を受ける風受け壁11eと、からなる。風受け壁11eは、水平下端部11cや側壁部11dを流下してきた水滴を洗面ボウル12に流すための風受け壁開口部11fが設けられている。この風受け壁開口部11fは、その断面(開口部の大きさ)が高速空気流入側(IN側)と高速空気流出側(OUT側)とで、同じ大きさとなるように形成されている。ここで、風受け壁11eと風受け壁開口部11fは、特許請求の範囲における水分飛散防止/水切り手段に対応している。
このような風受け壁11eによって、手乾燥装置のノズル7からの高速空気が風受け壁11eに当って、跳ね返されるとともに一部は風受け壁開口部11fから流出されるが、その風は、ノズル7からの高速空気と比して風速が抑えられたものとなる。また、水受け部11で受けた手からの水滴は、風受け壁開口部11fから洗面ボウル12内に流下される。なお、手乾燥装置の構成は、実施の形態1と同一であるので、その説明を省略している。
風受け壁11eと風受け壁開口部11fの形状は、図6や図7に示したものに限られるものではなく、手から吹き飛ばされた水滴を洗面ボウル12に誘導することができるとともに、手乾燥装置のノズル7から噴出された高速空気が高速のまま洗面ボウル12内に吹き込むことをさえぎることができる形状であればよい。
図8は、図6の断面構造の他の例を示す側面断面図である。この図8では、風受け壁開口部11fは、その断面(開口部の大きさ)が、高速空気流入側(IN側)の方が、高速空気流出側(OUT側)よりも小さく形成されている。これにより、高速空気流出側(OUT側)から吹き出す風速を、高速空気流入側(IN側)に流入する速度よりも遅くすることができる。また、図7の場合に比して、高速空気流出側(OUT側)から吹き出す風速をさらに抑えることができる。
この実施の形態2によれば、水受け部11の下端側に風受け壁11eと、水受け部11に付着した水滴を洗面ボウル12に誘導する風受け壁開口部11fと、を設けたので、手乾燥装置のノズル7からの高速空気を洗面ボウル12にその速度のまま到達することを防ぐとともに、手から滴下した水滴を風受け壁開口部11fから洗面ボウル12へと排出することができるという効果を有する。
実施の形態3.
図9は、この発明にかかる手乾燥装置を洗面台に設置した場合の実施の形態3の構成を示す概略図である。この図9では、手乾燥装置と洗面ボウル12との間に設けられる水受け部11の箱体取付部11aと傾斜部11bとの間に屈曲部11gが設けられる構造となっている。つまり、傾斜部11bが、紙面に垂直方向に延びる軸を中心に箱体取付部11aに対して回転可能な構造となっている。なお、その他の構成は、実施の形態1と同一であるので、その説明を省略する。
このように水受け部11に屈曲部11gを設けたことによって、傾斜部11bと水平下端部11cの角度を、洗面台13や洗面ボウル12の形状に合わせて、最適な角度に調整することができる。たとえば、図9のように、洗面台13の右側側方に段差15があり、段差15部分の下側には手乾燥装置を置けず、段差15部分の上側には手乾燥装置を置ける場合には、段差15部分の上側に手乾燥装置を置くことになる。この場合、水受け部11の傾斜部11bが可動である場合には、その段差15に応じて傾斜部11bを任意の位置に(角度で)設定することが可能となる。また、洗面台13を清掃する場合には、水受け部11を折りたたむことができる。
この実施の形態3によれば、水受け部11の傾斜部11bを箱体取付部11aに対して可動可能な構成としたので、手乾燥装置の設置位置によらず水受け部11を適切に設置することができるという効果を有する。また、水受け部11を折りたたむことができるので、水受け部11を取り外すことなく汚れた洗面台13を清掃することができるという効果も有する。
なお、上述した実施の形態1〜3では、手乾燥装置を洗面台13の上に設置した場合を例に挙げて説明したが、これに限らず、洗面台13に隣接する壁に設置する場合にも同様に上述した実施の形態を適用することができる。
また、水受け部11を箱体2から容易に取り外し可能な構造とすることで、水受け部11を取り外すことで、手から吹き飛ばされた水滴による汚れなどを清掃することができる。さらに、水受け部11には、側壁部11dが一方に設けられるものでもよいし、両側に設けられるものでもよい。
以上のように、この発明にかかる手乾燥装置は、オフィスビル、ホテル、ファミリーレストラン、アミューズメント施設、総合スーパーマーケット、食品・医薬品・化粧品・その他一般の工場、学校、公共施設などのトイレおよび手洗い場の洗面台または洗面ボウルに後付けで設置される手乾燥装置に適用している。

Claims (4)

  1. 本体と、
    前記本体の内部に外部空気を吸い込む高圧空気流発生部と、
    前記高圧空気流発生部からの空気を高速空気として下方に向けて吹き出す、前記本体の上部に設けられるノズルと、
    を備え、洗面台の洗面ボウルの側方に設置される手乾燥装置であって、
    前記ノズルが設けられる側の前記本体側面側であって、前記ノズルの下方に設けられた水受け部を備え、
    前記水受け部は、前記水受け部に付着した水滴を前記洗面ボウルに誘導する水平下端部を有し、
    前記水平下端部の上面は、前記水滴が誘導される領域の両側に立設された側壁部が形成されるとともに、前記本体から離れた側の端部が開放されていることを特徴とする手乾燥装置。
  2. 前記水受け部は、
    前記本体に取付けられる本体取付部と、
    前記本体取付部の下端から前記洗面ボウルに至るように傾斜を有して配置される傾斜部と、を有し、
    前記水平下端部は、前記傾斜部の下端から延びるように設けられることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 前記水受け部は、前記水平下端部の前記本体から離れた側に、前記ノズルからの前記高速空気を受ける風受け壁を有し、
    前記風受け壁の下部には、前記水平下端部を誘導された水滴を前記洗面ボウルに流す風受け壁開口部が形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の手乾燥装置。
  4. 前記水受け部は、前記本体の側面に着脱可能なことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の手乾燥装置。
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