JP2011174256A - 便器 - Google Patents

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JP2011174256A
JP2011174256A JP2010037817A JP2010037817A JP2011174256A JP 2011174256 A JP2011174256 A JP 2011174256A JP 2010037817 A JP2010037817 A JP 2010037817A JP 2010037817 A JP2010037817 A JP 2010037817A JP 2011174256 A JP2011174256 A JP 2011174256A
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Masato Miyamoto
真人 宮本
Masayuki Hirata
正行 平田
Yoshihiro Nishizaki
喜弘 西崎
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Abstract

【課題】装置支持ケースの前端のリム部に対する接続部分の止水性を向上する。装置支持ケースのリム部からの取り外しが容易となる。
【解決手段】ボウル部2の上端縁に沿ってリム部3を形成した便器本体4と、この便器本体4の後部に配置された局部洗浄装置5を有する装置支持ケース6を備える。局部洗浄装置5に設けた洗浄ノズルをリム部3に設けた開口部7を介してボウル部2内に突出自在とする。リム部3における開口部7の後方位置にこの開口部7に沿って上向き突条9を突出する。装置支持ケース6の前端部の下面側に嵌め込み凹部8を形成し、この嵌め込み凹部8を突条9に嵌め込むと共に嵌め込み凹部8と突条9との間に弾性を有する止水材10を介して嵌込み結合する。装置支持ケース6に嵌め込み凹部8の溝巾を広げるように操作するための操作部11を設ける。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、洗浄ノズルを備えた便器に関するものである。
従来から、ボウル部の上端縁に沿ってリム部を形成した便器本体の後部に装置支持ケースを配設し、装置支持ケースに設けた洗浄ノズルをリム部に設けた開口部を介してボウル部内に突出自在とした便器が特許文献1、特許文献2等により知られている。
上記構成の便器は、床に固定される便器用フレームの前部に便器本体を取付け、便器用フレームの後部に装置支持ケースを取付けている。
そして、便器本体のリム部に対しては、装置支持ケースの前端を、リム部における開口部の後方位置に突出した上向き突条に当てると共に前端下面をリム部に止水材を介して載置している。
特開2009−270275号公報 特開2008−95460号公報
しかしながら前記従来例にあっては、装置支持ケースの前端が単にリム部に止水材を介して載置しているだけなので、止水材を介在しているといえども部品の寸法ばらつきにより止水が不安定であった。
本願発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、装置支持ケースの前端のリム部に対する接続部分の止水性を向上し、装置支持ケースのリム部からの取り外しが容易となる便器を提供するにある。
本願発明の便器は、ボウル部の上端縁に沿ってリム部を形成した便器本体と、この便器本体の後部に配置された局部洗浄装置を有する装置支持ケースを備え、前記局部洗浄装置に設けた洗浄ノズルを前記リム部に設けた開口部を介してボウル部内に突出自在とした便器であって、前記リム部における前記開口部の後方位置にこの開口部に沿って上向き突条を突出し、前記装置支持ケースの前端部の下面側に嵌め込み凹部を形成し、この嵌め込み凹部を前記上向き突条に嵌め込むと共に前記嵌め込み凹部と前記上向き突条との間に弾性を有する止水材を介して嵌込み結合し、前記装置支持ケースに前記嵌め込み凹部の溝巾を広げるように操作するための操作部を設けて成ることを特徴とする。
また、前記装置支持ケースの前記嵌め込み凹部を形成した部分の両側にスリットを形成することが好ましい。
本願発明は、装置支持ケースの前端部のリム部への接続部分の止水性を向上できる。また、分解の際に操作部を操作して嵌め込み凹部の溝巾を広げて簡単に嵌め込み凹部を突起から外すことができ、取り外しが容易に行える。
本願発明の便器の一実施形態の要部断面図である。 同上の嵌め込み凹部の上向き突条への嵌込み結合部分の拡大断面図である。 同上の装置支持ケースの前端部の拡大斜視図である。 同上の便器の後方から見た一部省略斜視図である。 同上の便器本体の後方から見た斜視図である。
以下、添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
便器1は、図1、図4に示すように、便器本体4の後部に便器付属機能装置14を備えている。便器付属機能装置14は、装置支持ケース6に人体の局部に温水を噴出して洗浄するための局部洗浄装置5、人体の局部に温風を送風して乾燥するための温風乾燥装置(図示せず)、制御部(図示せず)等を取付けて構成している。また、この便器1は図示を省略しているが回動自在な便座、便蓋を備えている。
なお、以下の説明で「後」、「前」とは、便器本体4の便座に人が通常の使用状態で座った際に背面となる側を「後」、正面となる側を「前」と定義して説明する。
便器本体4は、ボウル部2の上端縁に沿ってリム部3を形成すると共に、ボウル部2とリム部3の前及び両側をスカート部34で覆うことで構成している。
リム部3は、外周壁16の上端部から内周に横向き片部17を一体に突設し、横向き片部17の先端部に内周壁15を一体に突出し、ボウル部2の上端部、外周壁16、横向き片部17により平面視環状をした流水路を形成している。流水路の後部の左右方向の一端部に洗浄水の供給口33を設けており、供給口33から供給された水が環状の流水路を流れながら渦を巻くようにボウル部2内に流下してボウル部2を洗浄するようになっている。
内周壁15の上端部から外周方向に上面部18を一体に突出し、平面視環状をしたリム部3の後部は図1、図5に示すように上面部18の両側の後部が斜め後上方に向けて傾斜する傾斜上面部18aとなっており、この傾斜上面部18aの上端から上方に立ち上がり片19を突出している。したがって、リム部3の後部の横向き片部17と傾斜上面部18aとの間に後方に開口する凹所20を形成している。
この凹所20部分において、リム部3に開口部7を形成している。図1の実施形態では凹所20を構成する上面部18前部からリム部3の内周壁15にわたって形成している。もちろん、開口部7を内周壁15のみ、あるいは上面部18のみに形成してもよい。
図5に示すように、上面部18の開口部7の両側方に側壁片21が上方に突出しており、側壁片21の前端は内周壁15に一体に接続している。
上面部18の開口部7の後方位置にこの開口部7に沿って上向き突条9を突出している。
このような構成の便器本体4は、図4に示すように、床に固定される便器用フレーム22の前部にボルト、ナットのような固着具を用いて固定される。
図1、図2、図3に示すように、装置支持ケース6の前端部中央の下面に下方に開口する嵌め込み凹部8を形成している。嵌め込み凹部8の両側には図3に示すように、前端から後方に向けてスリット12を形成しており、また、図2に示すように、嵌め込み凹部8の上底片23にスリット12間にわたる溝24を設けて上底片23の溝24を設けた部分を薄肉部25としている。装置支持ケース6は合成樹脂で形成しており、上底片23の嵌め込み凹部8の両側にスリット12を設けると共に、薄肉部25を設けることで、装置支持ケース6の前端部の嵌め込み凹部8を形成した部分を弾性変形可能としている。嵌め込み凹部8内の略後半分には左右方向にわたって弾性を有する止水材10を取付けている。
図2、図3に示すように、装置支持ケース6の前端部の嵌め込み凹部8を形成した部分の上面両側から上方に操作部11を突出している。
また、嵌め込み凹部8の前部片が爪部26となっており、この爪部26の前面は図2、図3に示すように上に行く程前となるように傾斜したガイド面27となっている。
このような構成の装置支持ケース6は、前端部を便器本体4に設けた凹所20に後方から差し込む。装置支持ケース6を凹所20に差し込むと、ガイド面27が上向き突条9に当たる。ここで、更に装置支持ケース6を前方に移動させることで、爪部26がガイド面27をガイドとして薄肉部25を中心に上向きに回動してはめ込み凹部8の前後方向の開口巾が広げられる。更に前方に移動すると、爪部26が上向き突条9を乗り越え、爪部26が弾性復元して嵌め込み凹部8が上向き突条9に嵌まり込む。この場合、弾性を有する止水材10の前面が上向き突条9の後面に弾性的に密着して止水性を保つようになっている。
嵌め込み凹部8が上向き突条9に嵌まり込んで位置決めがなされた後に、装置支持ケース6を便器用フレーム22の後部にボルト、ナットのような固着具31を用いて固定する。
装置支持ケース6の取付けが完了すると図4のように、上カバー32を着脱自在に取付けて装置支持ケース6を覆う。更に、図示を省略しているが、側カバー、後カバーを着脱自在に取付けて便器用フレーム22の後部側方及び後方を覆う。
図1に示すように、装置支持ケース6には局部洗浄装置5が取付けられるが、局部洗浄装置5にはノズルガイド筒28が設けてあり、このノズルガイド筒28に出し入れ自在に洗浄ノズル13を収納している。
ノズルガイド筒28の上面の前端部から飛散防止板29を前方に突出させ、飛散防止板29の前端部に開閉蓋30の上端を回動自在に取付けており、この開閉蓋30がリム部3の内周壁15に設けた開口部7を開閉自在としている。
洗浄ノズル13は使用時にノズルガイド筒28から前方に突出し、開閉蓋30を回動させて開口部7を経てボウル部2内に突出し、突出位置で洗浄水を吐出して人体の局部を洗浄する。洗浄ノズル13は人体の局部の洗浄動作が終わると後退してノズルガイド筒28内に収納される。
洗浄ノズル13が後退して収納されると、開閉蓋30が自重で回動して閉じる。
また、洗浄ノズル13は、洗浄ノズル13が収納された直後に温水を吐出してクリーニング洗浄される。
このクリーニング洗浄の際の水、あるいは、外部から水、あるいは尿などの汚水が飛散して装置支持ケース6の前端部のリム部3への接続部分から内部に浸入しようとする。しかし、図2に示すように、嵌め込み凹部8を上向き突条9に嵌め込むと共に嵌め込み凹部8と上向き突条9との間に弾性を有する止水材10を介して嵌込み結合しているので、装置支持ケース6の前端部のリム部3への接続部分の止水性を向上できる。これにより、部材の寸法誤差があっても、装置支持ケース6の前端から下面側に水が浸入するのが防止されることになる。
一方、便器付属機能装置14の保守、点検、修理、交換等に当たって便器付属機能装置14を取り外す場合がある。
この場合は、まず、上カバー32を外し、便器用フレーム22を装置支持ケース6に固着している固着具31を外す。次に、操作部11を指で摘んで後方(図3の矢印方向)に引いて薄肉部25部分を中心に爪部26を上向きに回動して上向き突条9から外し、この状態で装置支持ケース6を後方に引き抜くことで便器付属機能装置14を簡単に取り外すことができる。
1 便器
2 ボウル部
3 リム部
4 便器本体
5 局部洗浄装置
6 装置支持ケース
7 開口部
8 嵌め込み凹部
9 突条
10 止水材
11 操作部
12 スリット
13 洗浄ノズル

Claims (2)

  1. ボウル部の上端縁に沿ってリム部を形成した便器本体と、この便器本体の後部に配置された局部洗浄装置を有する装置支持ケースを備え、前記局部洗浄装置に設けた洗浄ノズルを前記リム部に設けた開口部を介してボウル部内に突出自在とした便器であって、前記リム部における前記開口部の後方位置にこの開口部に沿って上向き突条を突出し、前記装置支持ケースの前端部の下面側に嵌め込み凹部を形成し、この嵌め込み凹部を前記上向き突条に嵌め込むと共に前記嵌め込み凹部と前記上向き突条との間に弾性を有する止水材を介して嵌込み結合し、前記装置支持ケースに前記嵌め込み凹部の溝巾を広げるように操作するための操作部を設けて成ることを特徴とする便器。
  2. 前記装置支持ケースの前記嵌め込み凹部を形成した部分の両側にスリットを形成して成ることを特徴とする請求項1記載の便器。
JP2010037817A 2010-02-23 2010-02-23 便器 Withdrawn JP2011174256A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014118683A (ja) * 2012-12-13 2014-06-30 Panasonic Corp 便器装置
JP2015127478A (ja) * 2013-12-27 2015-07-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 便器装置

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