JP2017048550A - 局部洗浄装置 - Google Patents

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【課題】シャッタを二方向に回動させる場合でも安定して動かすことが可能な局部洗浄装置を提供する。【解決手段】ノズル開口部を通じて出没可能に設けられ、前方に進出した状態で先端部から洗浄水を吐出させ、局部を洗浄するための局部洗浄ノズルと、ノズル開口部を開閉するためのシャッタ開閉機構とを備える。また、シャッタ開閉機構を、アーム部36を前後方向T2に進退自在に支持して配設されるシャッタアーム21と、シャッタアーム21に取り付けられてノズル開口部を開閉するシャッタ10とを備えて構成する。【選択図】図16

Description

本発明は、局部洗浄装置に関する。
従来、洗浄大便器には、用便後に局部を洗浄するための局部洗浄装置を備えたものがある。局部洗浄装置は、リモコン操作などに応じ、ノズル開口部を通じて便器本体の内側とカバーケース及びノズルカバーの間で進退・出没する局部洗浄ノズルを備えている。そして、局部洗浄ノズルが進出とともにノズル開口部を開閉するシャッタを押圧傾動させて開き、便器本体の内側に進出した局部洗浄ノズルの先端部から洗浄水が吐出することによって局部を洗浄することができる(例えば、特許文献1参照)。
また、この水洗大便器においては、シャッタが局部洗浄ノズルに押圧されて一方向に回動しノズル開口部を開くように構成されている。すなわち、シャッタは、ノズル開口部を開く際にその前面を上方に向けるように回動する。これにより、進出した局部洗浄ノズルで局部を洗浄した際に、開動作してノズル開口部の上方に配されたシャッタによって汚物、洗浄水の飛沫などが局部洗浄ノズルにかかったり、ノズル開口部に入り込むことを抑止できる。
特開2007−321442号公報
しかしながら、上記従来の局部洗浄装置のように一方向のみにシャッタが回動する場合には回動させるための部材に特に工夫を凝らす必要はないが、上下の二方向にシャッタを回動させる場合には安定して動かすための工夫が必要になる。
本発明は、上記事情に鑑み、シャッタを二方向に回動させる場合でも安定して動かすことが可能な局部洗浄装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の局部洗浄装置は、ノズル開口部を通じて出没可能に設けられ、前方に進出した状態で先端部から洗浄水を吐出させ、局部を洗浄するための局部洗浄ノズルと、前記ノズル開口部を開閉するためのシャッタ開閉機構とを備え、前記シャッタ開閉機構が、横方向に延びる軸部及び該軸部から前後方向に延びるアーム部を有し、前記アーム部を前後方向に進退自在に支持して配設されるシャッタアームと、前記シャッタアームに取り付けられて前記ノズル開口部を正逆回動自在に開閉するシャッタとを備えて構成されていることを特徴とする。
この発明においては、前後方向に進退自在に支持されるシャッタアームにノズル開口部を開閉するシャッタを正逆回動自在に取り付けて設けることによって、シャッタアームを前方に進出させるとともにシャッタをノズル開口部から前方に離間してノズル開口部を開くことができる。また、これとともに、シャッタを正逆回動させることができ、シャッタをノズル開口部に対して上方と下方の二方向に回動させてノズル開口部を開くことができる。
これにより、シャッタを二方向に回動させる場合でも安定して動かすことが可能になる。
また、本発明の局部洗浄装置においては、前記シャッタアームに正逆回動自在に取り付けられたシャッタ受けを備え、前記シャッタ受けが回動するとともに前記シャッタ受けに押圧されて前記シャッタが前記シャッタ受けとともに回動するように構成されていることが望ましい。
この発明においては、シャッタとは個別に設けられたシャッタ受けを回動操作することによってシャッタを正逆回動させることができる。
さらに、本発明の局部洗浄装置においては、軸線を平行に配して前後方向に進退自在に並設した一対のシャッタ操作部材を備え、前記シャッタ受けの背面に、一方のシャッタ操作部材が前方に進出して当接し、前記シャッタアームを前方に進出させるとともに、前記シャッタ受け及び前記シャッタの背面が下方を向くように前記シャッタ受けを誘導して前記軸線周りの正方向に回動させる第1当接回動部と、他方のシャッタ操作部材が前方に進出して当接し、前記シャッタアームを前方に進出させるとともに、前記シャッタ受け及び前記シャッタの背面が上方を向くように前記シャッタ受けを誘導して前記軸線周りの逆方向に回動させる第2当接回動部とを備えていることがより望ましい。
この発明においては、一方のシャッタ操作部材を進出させて第1当接回動部を押圧することによってシャッタを背面が下方を向くようにノズル開口部の上方に正回動させることができる。また、他方のシャッタ操作部材を進出させて第2当接回動部を押圧することによってシャッタを背面が上方を向くようにノズル開口部の下方に正回動させることができる。これにより、一方のシャッタ操作部材と他方のシャッタ操作部材の進出動作を制御するだけで、シャッタを上方と下方の任意の方向に自在に回動させてノズル開口部を開くことが可能になる。
さらに、本発明の局部洗浄装置においては、前記アーム部が、下方に突出するとともに前記アーム部の延設方向の前後方向に延びるリブを備えて形成されていることがより望ましい。
この発明においては、アーム部に下方に突出するとともに前後方向に延びるリブを備えていることによって、リブが下面に当接しながら前後方向前方にアーム部が進出するとき、アーム部の軸線方向を一定に保持し、下方に落下することなく安定的にアーム部を進出させることができる。これにより、例えばシャッタをノズル開口部の上方に回動させて開く際に、前方への進出動作から上方への回動動作に円滑に移行することが可能になる。
また、アーム部を前後方向後方に退避するとき、アーム部が下方に落下した状態であっても、リブが下面に当接して徐々にアーム部を持ち上げ、アーム部の軸線方向を一定に保持した状態で退避させることができる。これにより、例えばシャッタをノズル開口部の下方に回動させて開いた状態からシャッタを閉動させる際に、円滑にアーム部を退避させ、シャッタによってノズル開口部を閉じることが可能になる。
すなわち、支持突部及び傾斜部を有するリブをアーム部に備えることによって、円滑にシャッタを開閉動させることが可能になる。
さらに、本発明の局部洗浄装置においては、前記アーム部の後端側に円弧面を有する回動部が設けられ、前記アーム部が最前方に進出するとともに前記円弧面が係止され、前記回動部中心に正逆回動自在に支持されることが望ましい。
この発明においては、シャッタアームのアーム部の後端側に、アーム部が最前方に進出するとともに係止されて正逆回動自在に支持する回動部が設けられていることによって、アーム部が回動部中心に正逆回動して、シャッタを上方と下方の二方向のそれぞれに、円滑に且つ大きく回動させてノズル開口部を開くことが可能になる。
また、本発明の局部洗浄装置においては、前記シャッタアームが、前記軸部の両端側にそれぞれ先端を接続して平行に突出する一対の前記アーム部を備えて形成されていることが望ましい。
この発明においては、軸部の両端側にそれぞれアーム部が設けられて、シャッタアームが略コ字状に形成されていることにより、これら一対のアーム部で支持しながらシャッタアームを前後方向に円滑に進退させることが可能になる。
さらに、本発明の局部洗浄装置においては、前後方向に延設され、前記リブが係合して前記アーム部を前後方向に案内するガイド溝を備えていることが望ましい。
この発明においては、前後方向に延びるガイド溝にアーム部のリブを係合させることによって、シャッタアームを前後方向に案内して円滑に進退させることが可能になる。
本発明の局部洗浄装置においては、前後方向に進退自在に支持されたシャッタアームにシャッタを正逆回動自在に取り付けることで、シャッタをノズル開口部に対して上方と下方の二方向に回動させてノズル開口部を開くことができる。
これにより、シャッタを二方向に回動させる場合でも安定して動かすことが可能な局部洗浄装置を提供することができる。
また、例えば清掃などを行う際に、シャッタを背面が上方を向くように下方に回動させることができ、従来のシャッタが上方への一方向のみに回動する場合と比較し、清掃などのメンテナンスや、シャッタの着脱操作を容易に行うことが可能になる。
本発明の一実施形態に係る水洗大便器を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る水洗大便器の便座部とカバーケースを取り除いた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る水洗大便器(局部洗浄装置)のカバーケースの内部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る水洗大便器(局部洗浄装置)のカバーケースの内部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る水洗大便器(局部洗浄装置)の局部洗浄ノズルを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る水洗大便器(局部洗浄装置)の局部洗浄装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る水洗大便器(局部洗浄装置)のシャッタユニットを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る水洗大便器(局部洗浄装置)のシャッタユニットを示す斜視図であり、シャッタを上方に開いた状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る水洗大便器(局部洗浄装置)のシャッタユニットを示す斜視図であり、シャッタを下方に開いた状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る水洗大便器(局部洗浄装置)のシャッタユニットのシャッタベースを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る水洗大便器(局部洗浄装置)のシャッタユニットのシャッタベースを示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る水洗大便器(局部洗浄装置)のシャッタユニットのシャッタベースをノズルユニットに係合させてノズル開口部に設置した状態を示す側断面図である。 本発明の一実施形態に係る水洗大便器(局部洗浄装置)のシャッタユニットのシャッタアームのアーム部とシャッタベースの接続部分を示す側断面図である。 本発明の一実施形態に係る水洗大便器(局部洗浄装置)のシャッタユニットのシャッタアームを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る水洗大便器(局部洗浄装置)のシャッタユニットのシャッタアームの軸部にシャッタ受けを取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る水洗大便器(局部洗浄装置)のシャッタユニットのシャッタを上方と下方の二方向に開いた状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る水洗大便器(局部洗浄装置)のシャッタユニットのシャッタベースをノズル開口部に設置した状態を示す正面側からの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る水洗大便器(局部洗浄装置)のシャッタユニットのシャッタベースをノズル開口部に設置した状態を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る水洗大便器(局部洗浄装置)のシャッタユニットのシャッタがノズル開口部を閉じた状態を示す側断面図である。 本発明の一実施形態に係る水洗大便器(局部洗浄装置)のシャッタユニットのシャッタが上方に開いた状態を示す側断面図である。
以下、図1から図20を参照し、本発明の一実施形態に係る局部洗浄装置について説明する。
はじめに、本実施形態の水洗大便器Aは、図1及び図2に示すように、便器本体1と、便器本体1の後部側に設けられ、例えば使用者によるリモコン操作を検知して便器本体1内に洗浄水を吐出させる洗浄機構部2と、便座3a及び便蓋3bからなる便座部3とを備えて構成されている。
さらに、水洗大便器Aは、図1から図3に示すように、用便後に局部を洗浄するための局部洗浄装置4を備えている。
便器本体1は、便鉢のボウル部1aと、ボウル部1aの上部に設けられ、便器本体1の内側に突出しつつ外周縁を形成するリム部1bとを備えて形成されている。
洗浄機構部2は、便器本体1の後部側に着脱可能に一体に設けられ、且つカバーケース6内に収容して設けられている。また、洗浄機構部2は、例えばリモコン操作によって洗浄水流路を開閉制御するコントロールバルブ、電磁バルブなどの開閉弁を備え、この開閉弁によって便器本体1のリム部1bに洗浄水を流すリム吐水、便器本体1のボウル部1a、封水部1cに洗浄水を流すジェット吐水の切替、吐水流量の制御が行えるように構成されている。
なお、カバーケース6は、便器本体1の後部上面に設置されるベース(ベースプレート)6aと、ベース6aに組み付けられて収容空間を形成するカバー(外殻体)6bとを備えて構成されている。
便座3a及び便蓋3bからなる便座部3は、図1及び図5に示すように、カバーケース6に着脱可能に接続し、横方向T1に延びる回動軸O1周り(上下方向)に回動自在に設けられている。
局部洗浄装置4は、図1から図5に示すように、洗浄機構部2とともにカバーケース6内に収容して設けられ、例えばリモコン操作によって便器本体1内に進出する局部洗浄ノズル7、8と、カバーケース6に設けられたノズル開口部9を開閉し、局部洗浄時に局部洗浄ノズル7、8の便器本体1内への進出動作に応じてノズル開口部9を開き、局部洗浄ノズル8、9がカバーケース6内に退避するとともにノズル開口部9を閉じて、汚物、洗浄水の飛沫などが局部洗浄ノズル7、8にかかったり、内部に入り込むことを防止するためのシャッタ10とを備えている。
また、本実施形態において、局部洗浄装置4は、局部洗浄時に、リモコン操作などに応じて便器本体1の内側に局部洗浄ノズル7、8が進出するとともに、局部洗浄ノズル7、8の先端部がシャッタ10の背面側を押圧してシャッタ10が回動して開く。そして、便器本体1の内側に進出した局部洗浄ノズル7、8の先端部から洗浄水が吐出して局部を洗浄するように構成されている。局部洗浄後は、局部洗浄ノズル7、8が退避するとともにシャッタ10の押圧状態が解除されて自動的にシャッタ10が回動しノズル開口部9を閉じるように構成されている。
具体的に、本実施形態の局部洗浄装置4は、図2から図6に示すように、カバーケース6のベース6aの中央に配置されたノズルユニット11と、局部を洗浄するための温水をノズルユニット11に供給する温水供給ユニットと、温風によって洗浄後の局部を乾燥させるための温風乾燥ユニット(温風乾燥装置)12と、脱臭ユニット(脱臭装置)13とを備えている。
ノズルユニット11は、図5及び図6に示すように、肛門洗浄用ノズルとビデ用ノズルの一対の局部洗浄ノズル(ツインノズル)7、8と一対の局部洗浄ノズル7、8を内包するノズルカバー15とを備えている。本実施形態の一対の局部洗浄ノズル7、8は、前方に向かうに従い漸次下方に傾斜し、互いに軸線O2方向を同方向に向けて平行に配設されている。また、各局部洗浄ノズル7、8は、下方に位置する先端部に洗浄水を吐出する吐出孔16を備え、後端側から供給されて内部を流通した洗浄水が吐出孔16から所定の方向に吐出するように構成されている。
また、一対の局部洗浄ノズル7、8はそれぞれ、略円柱棒状に形成され、ベース6aの前面中央にノズル開口部9に対し、軸線O2方向(前後方向T2)に進退自在に設けられている。そして、これら一対の局部洗浄ノズル7、8はそれぞれ、洗浄時にノズル開口部9から前方に進出して便器本体1の内側に突出し、洗浄後にノズル開口部9を通じてノズルカバー15及びカバーケース6内に退避して保持される。
ここで、本実施形態では前後方向T2は略前後の方向を含むものとして説明を行う。
例えば、一対の局部洗浄ノズル7、8はそれぞれ個別に、ラックピニオン機構によって軸線O2方向に進退する。すなわち、本実施形態では、各局部洗浄ノズル7、8の下面にラックが一体形成され、ラックをモータの回転軸に取り付けたピニオンに噛合して局部洗浄ノズル7、8が配設されている。
これにより、リモコン操作などに応じてモータ及びピニオンが一方向に回転すると、局部洗浄ノズル7、8が軸線O2方向前方に進出移動し、ノズル開口部9を通じて便器本体1の内側に突出する。また、リモコン操作などに応じてモータ及びピニオンが他方向に回転すると、局部洗浄ノズル7、8が軸線O2方向後方に退避移動し、ノズル開口部9を通じて局部洗浄ノズル7、8がノズルカバー15及びカバーケース6内に収容される。
ここで、本実施形態の局部洗浄装置4においては、図2、図3、図6に示すように、一対の局部洗浄ノズル7、8がカバーケース6内に退避した状態でノズル開口部9を閉じて、汚物、洗浄水の飛沫などが局部洗浄ノズル7、8にかかったり、内部に入り込むことを防止し、図1、図4、図5に示すように、局部洗浄ノズル7、8の進出とともに回動してノズル開口部9を開くシャッタ10がシャッタユニット(シャッタ開閉機構)17に具備されている。
本実施形態のシャッタユニット17は、図6から図9に示すように、カバーケース6のベース6aのノズル開口部9に着脱可能に位置決め固定するためのシャッタベース20と、シャッタベース20に後端側を支持させて配設されるシャッタアーム21と、シャッタアーム21に着脱可能に且つ回動可能に接続して配設されるシャッタ受け22と、シャッタ受け22の前方に重ねて配設されるとともにシャッタアーム21に着脱可能に且つ回動可能に接続して配設されるシャッタ10とを備えて構成されている。
シャッタベース20は、図10、図11、図12、図13(及び図6から図9)に示すように、シャッタユニット17の最後部に設けられる第1ベース23と、第1ベース23の前面に着脱可能に取り付けられる第2ベース24を備えている。
また、第1ベース23は、本体部23aと、本体部23aの幅方向(横方向T1)両側部にそれぞれ設けられたアーム保持部23bとを備えている。
第1ベース23の本体部23aは、下端から上端側に凹み、局部洗浄装置4のノズルカバー15を嵌合させる嵌合部(係合部)25を備えている。また、第1ベース23の本体部23aは、上端側の幅方向中央から両側部のそれぞれの側に所定の間隔をあけた位置に、背面から後方に延設された一対の凸部(係合部)26を備え、これら一対の凸部26の間にノズルカバー15に形成された凸部を係合させることにより、ノズルカバー15に係合するように構成されている。さらに、第1ベース23の本体部23aは、その上端の幅方向両側部側に背面から前面に貫通するネジ挿通孔27が設けられている(図11参照)。
第1ベース23の本体部23aの幅方向両側部にそれぞれ一体に配設されるアーム保持部23bは、断面略方形状の筒状に形成され、前面側と背面側にそれぞれ開口するように前面側から背面側に向かう前後方向T2に中心軸線方向を向けて延設されている。
第2ベース24は、本体部24aと、カバーケース6のベース6aに係合するベース係合部(係合部)24bと、本体部24aの幅方向両側部にそれぞれ設けられたアーム挿通部24cとを備えて構成されている。
第2ベース24の本体部24aは、幅方向中央を間にした左右に、前面から背面に貫通し、一対の局部洗浄ノズル7、8をそれぞれ挿通させて進退させるための一対のノズル挿通部28を設けて形成されている。また、第2ベース24の本体部24aは、その上端の幅方向両側に背面から前面側に凹み、背面に雌ネジの螺刻が施された雌ネジ孔が穿設されている。
図10、図11、図13に示すように、第2ベース24の本体部24aの幅方向両側部にそれぞれ設けられたアーム挿通部24cは、前面側と背面側にそれぞれ開口するように前面側から背面側に向かう前後方向T2に延設されている。また、各アーム挿通部24cの前端側には、上面から下方に延び、また下面から上方に延び、同心円の円弧面状に形成された上方回動係止面31及び下方回動係止面32が設けられている。
また、下方回動係止面32には、幅方向略中央に、この下方回動係止面32から下方に凹み、且つ後端から前端に延びるガイド溝33が形成されている。
上記の第1ベース23と第2ベース24は、第1ベース23の前面に第2ベース24の背面を面接触させつつ所定の相対位置に配設した接合状態で互いに係合し、上下方向T3及び横方向T1の相対移動を規制した状態で保持される。
そして、第1ベース23と第2ベース24は、互いに係合した接合状態でネジ挿通孔27と雌ネジ孔が連通し、第1ベース23の背面側からネジ挿通孔27にネジ34を挿通するとともに第2ベース24の雌ネジ孔に螺合させることによって着脱可能に接続される。
また、第1ベース23と第2ベース24を接続した状態で、第1ベース23のアーム保持部23bと第2ベース24のアーム挿通部24cが互いの中心軸線を同軸上に配して連通するように配設される。
また、図6に示すように、第1ベース23と第2ベース24を接続してなるシャッタベース20は、カバーケース6のベース6a上の所定位置に配設すると、第2ベース24のアーム挿通部24cの上端側に設けられた雌ネジ孔29がベース6aに設けられたネジ挿通孔と連通し、ネジ挿通孔を通じて雌ネジ孔29にネジ30を締結することによってベース6aの所定位置に固定するように構成されている。
シャッタアーム21は、図13、図14に示すように、軸線O3方向を横方向T1に向けて配設される軸部35と、軸部35の両端部側のそれぞれに前端側(一端側)を接続し、軸部35の軸線O3に直交する方向に且つ平行に延設される断面略方形状の一対のアーム部36とを備えて略コ字状に形成されている。なお、アーム部36は必ずしも断面略方形状で形成することに限定しなくてもよい。
本実施形態では、シャッタアーム21の軸部35が、円柱棒状に形成されるとともに、外面から突出し、シャッタ受け22を保持するための係止片部35aを備えて形成されている。
アーム部36の後端側(他端側)には、シャッタアーム21をカバーケース内の後方に付勢するようにベース6aとアーム部36にバネ部材(不図示)をアーム保持部23bの後端側の開口を通じて着脱可能に引っ掛けて接続するためのバネ接続部36aが突設されている。
また、一対のアーム部36はそれぞれ、後端側に(バネ接続部36aよりも前端側)に、上面から上方に延び、また下面から下方に延び、同心円の円弧面状に形成された上方回動面37a及び下方回動面37bを備えた回動部37が設けられている。この回動部37の上方回動面37a及び下方回動面37bは、アーム挿通部24cの上方回動係止面31及び下方回動係止面32と同じ曲率半径の円弧面として形成されている。
また、各アーム部36は、下面の幅方向略中央に、下面から下方に突出し、アーム部36の延設方向の前後方向T2に延びるリブ38を備えている。リブ38は、アーム部36の先端よりも回動部37側から、回動部37よりも先端側までの所定の長さ範囲に設けられている。また、このリブ38は、前端から突出長を一定にして後端側に延び、アーム部36の進退時にアーム部36の軸線O4方向(延設方向)の向きを一定に保持する支持突部38aと、支持突部38aから後端に向かうに従い突出長が小になる傾斜部38bとを備えて形成されている。
シャッタ受け22は、図8、図9、図15に示すように、正面視で横長の略矩形板状に形成されている。また、シャッタ受け22は、短手方向の上下方向略中央に、前面から背面側に凹み、長手方向の横方向一側端部から他側端部まで延びる回転軸嵌合部22aを備えている。シャッタ受け22の前面には、回転軸嵌合部22a上に僅かに突出する係止片部22bが回転軸嵌合部22aを挟んで上側と下側にそれぞれ複数設けられている。
また、シャッタ受け22には、回転軸嵌合部22aよりも下方の両側端部側にそれぞれ、側端部から横方向T1に突出する回転規制部22cが設けられている。
さらに、シャッタ受け22の背面には、ノズルユニット11の肛門洗浄用の一方の局部洗浄ノズル(一方のシャッタ操作部)7が前方に進出した際にこの一方の局部洗浄ノズル7の先端部が当接する位置に第1当接回動部40、ビデ用ノズルの他方の局部洗浄ノズル(他方のシャッタ操作部)8が前方に進出した際にこの他方の局部洗浄ノズル8の先端部が当接する位置に第2当接回動部41がそれぞれ設けられている。
第1当接回動部40と第2当接回動部41はそれぞれ、シャッタ受け22の背面から後方に突出して形成されている。第1当接回動部40は、一方の局部洗浄ノズル7が当接する部分に下方に向かうに従い漸次背面に近づく傾斜面40aを備えて形成されている。第2当接回動部41は、他方の局部洗浄ノズル8が当接する部分が下方に向かうに従い漸次背面から後方に離れる逆傾斜面41aを備えて形成されている。
シャッタ10は、図5から図8に示すように、横長の正面視略長方形状で形成されるとともに、ノズル開口部9を閉じた状態における上下方向中央部が前方に僅かに膨出するように湾曲する断面略円弧状に形成されている。
次に、本実施形態の温水供給ユニットは、ノズルユニット11の各局部洗浄ノズル7、8に配管で接続されている。そして、温水供給ユニットは、制御基板からの動作指令に基づいて駆動し、所定の温度に調温された温水を洗浄水として局部洗浄ノズル7、8に供給するように構成されている。
本実施形態の温風乾燥ユニット12は、図3から図6に示すように、温風発生装置12a及び温風ダクト12bを備え、温風ダクト12bがノズル開口部9に並んで開口する吹出口42に接続して設けられている。
温風発生装置12aは、図3に示すように、温風ダクト12bの途中に設けられたファン12cと、温風ダクト12bのファン12cよりも吹出口42側に設けられたヒータ12dとを備え、ファン12cの駆動によって吸い込んだ空気(外気)が温風ダクト12bを流通し、この空気をヒータ12dで所定の温度に加熱するとともに吹出口42から前方の所定の方向、位置に吹き出すように構成されている。
次に、本実施形態の脱臭ユニット13は、脱臭ダクト13aと、脱臭ダクト13aの中途に設けられたファン(送風機)13bと、ファン13bよりも上流側の脱臭ダクト13a内に配置された脱臭カートリッジ13cと、ファン13bよりも下流側に配置された除菌ユニット13dとを備えて構成されている。
脱臭ダクト13aは、図3から図6に示すように、ノズル開口部9に並んで開口する吸込口43(本実施形態では吹出口42と上下に並設)に上流側の一端を接続し、ノズル開口部9に並んで開口する吹出口44に下流側の他端を接続して設けられている。
脱臭カートリッジ13cは、例えば、活性炭等の吸着型の脱臭剤を備え、通過する空気に含まれる臭気を脱臭剤によって取り除く。なお、脱臭剤は、脱臭が可能であれば特に限定する必要はない。例えば触媒であってもよく、光触媒のように紫外線等の光線を照射することによって物質を分解する分解型の脱臭剤であってもよい。
除菌ユニット13dは、例えば、除菌イオンを発生させ、浮遊菌の繁殖を抑制し、且つ除菌するものであり、空気を電離させてプラスイオンとマイナスイオンを生じさせ、そのプラスイオンとマイナスイオンにより浮遊菌を取り囲んで不活化するものが好適である。
そして、上記のように構成した本実施形態の局部洗浄装置4、水洗大便器Aでは、まず、図10、図11、図13に示すように、シャッタベース20の第1ベース23の前面に第2ベース24の背面を面接触させつつ係合させ、第1ベース23と第2ベース24を接合状態にする。このとき、シャッタアーム21の各アーム部36を第1ベース23と第2ベース24の幅方向両側端部にそれぞれ設けられて互いに連通する一対のアーム保持部23b(及びアーム挿通部24c)の空間内に嵌め込むように配置しながら、第1ベース23と第2ベース24を係合させ、互いに連通する第1ベース23の本体部23aのネジ挿通孔27と第2ベース24の本体部24aの雌ネジ孔にネジ34を挿入して螺合させることによって、第1ベース23と第2ベース24を一体に接続する。
このように第1ベース23と第2ベース24を接続すると、図13、図14、図15に示すように、シャッタアーム21の軸部35がその軸線O3方向を横方向T1に向けて配設されるとともに、各アーム部36がアーム保持部23b及びアーム挿通部24cの空間内で、前後方向T2に進退自在に保持される。
また、第1ベース23のアーム挿通部24cの上方回動係止面31、下方回動係止面32の上下の円弧面に、シャッタアーム21のアーム部36の後端側に設けられた回動部37の円弧面状の上方回動面37a、下方回動面37bが当接することによって、各アーム部36がアーム保持部23b及びアーム挿通部24cの空間内で、前後方向T2に進退自在に保持される。さらに、図13、図14、図15、図16に示すように、これら上方回動係止面31、下方回動係止面32と上方回動面37a、下方回動面37bが面接触しつつ摺動することによって、各アーム部36が上下方向に回動自在に保持される。
また、各アーム部36に設けられたリブ38がアーム挿通部24cの下方回動係止面32に設けられたガイド溝33に係合することによって、各アーム部36が軸線O4方向に沿う前後方向T2に案内されて進退する。さらに、リブ38がガイド溝33に係合していることによって、シャッタアーム21がアーム部36の軸線O4方向をアーム保持部23b及びアーム挿通部24cの軸線方向に沿う前後方向T2に沿うように保持される。すなわち、リブ38がガイド溝33に係合していることによって、シャッタアーム21などの自重によってアーム部36が下方に傾くことがないようにしつつアーム保持部23b及びアーム挿通部24cの空間内で進退自在に保持される。
ここで、本実施形態のリブ38は、後端側に、後端に向かうに従いその突出長が小となる傾斜部(R形状部)38bを備えて形成されている。これにより、アーム部36が前方に進出し、傾斜部38bのみがガイド溝33に係合した状態になると、アーム部36が前方に進出する従いアーム部36が下方に傾斜してゆく。そして、さらに前方に進出して傾斜部38bがガイド溝33から外れると、上方回動係止面31、下方回動係止面32と上方回動面37a、下方回動面37bが面接触し、各アーム部36が上下方向T3に回動自在に保持される。
次に、上記のように第1ベース23と第2ベース24を組み付けてシャッタベース20とシャッタアーム21を接続した段階で、シャッタアーム21の軸部35を回転軸嵌合部22aに嵌め込み、互いの係止片部22b、35aをそれぞれ係合させて、シャッタアーム21の軸部35にシャッタ受け22を着脱可能に取り付ける。また、係止片部22b、35aによってシャッタアーム21の軸部35の所定位置にシャッタ受け22が取り付けられ、シャッタ受け22の側端部から横方向T1に突出する回転規制部22cがシャッタアーム21のアーム部36と上下方向T3に重なる位置に配される。
これにより、図8、図9、図13、図14、図15、図16に示すように、シャッタ受け22は、シャッタアーム21の軸部35の軸線O3周りに回動自在に配設される。また、回動時にアーム部36に回転規制部22cが当接することで背面が前方に向くことがないようにその回転範囲(回転量)を規制した状態で配設される。
ここで、シャッタ受け22(及びシャッタアーム21(軸部35))をポリエチレン樹脂などを用いて形成することによって、後述の局部洗浄ノズル7、8の当接時や、回動時に摩耗や異音が発生しないようにすることができる。
次に、図6、図17、図18に示すように、シャッタベース20の第1ベース23の本体部23aの嵌合部25をノズルカバー15に嵌合させ、且つシャッタベース20の第1ベース23の本体部23aの一対の係合凸部26の間にノズルカバー15の凸部を係合させて、シャッタユニット17(シャッタベース20、シャッタアーム21、シャッタ受け22)をベース6aのノズル開口部9に設置する。
また、シャッタユニット17をベース6aのノズル開口部9に設置すると、第2ベース24のアーム挿通部24cの上端側に設けられた雌ネジ孔29とカバーケース6のベースのネジ挿通孔とが連通する。ネジ挿通孔を通じて雌ネジ孔29にネジ30を締結することにより、シャッタユニット17がベース6aの所定位置に固定される。
そして、シャッタユニット17がベース6aの所定位置に固定されることで、シャッタベース20に嵌合、係合したノズルカバー15(ノズルユニット11)がシャッタユニット17によってその上下左右の位置を所定の位置に位置決めして保持される。さらに、このとき、シャッタベース20とノズルユニット11は、互いの接続部分に大きな隙間が生じないように、すなわち互いの接続面同士が面接触するようにして接続した状態で保持される。
次に、シャッタ受け22の前面と背面を対向させるようにしてシャッタ10をシャッタアーム36の軸部35の両端側(アーム部36の先端側)に着脱可能に且つ軸線O3周りに回動自在に係合させて取り付ける。シャッタ10を取り付けた段階で、アーム部36の他端側(後端側)のバネ接続部36aに引っ掛けてバネ部材をベース6aとアーム部36に接続する。
これにより、バネ部材によってシャッタアーム21をカバーケース6内の後方に付勢する力が作用し、各アーム部36がアーム挿通部24c及びアーム保持部23bの空間内の後方に退避して収容され、軸部35及びシャッタ受け22がシャッタベース20の前面に近接配置され、シャッタ10がシャッタ受け22とともにその背面をシャッタベース20の前面に対向させるようにして近接配置される。よって、この状態で、シャッタ10が前面を便器本体1の内側に向け、ノズル開口部9を閉塞する。
また、本実施形態では、シャッタ10が横長に形成されており、ノズル開口部9とともに、温風乾燥ユニット12、脱臭ユニット13の吸込口43、吹出口42、44も同時に閉塞するように構成されている。
次に、本実施形態の水洗大便器Aで用便後、局部洗浄装置4で局部の洗浄を行う手法について説明する。
まず、用便後に、例えば使用者が肛門洗浄ボタンをリモコン操作すると、これを制御装置が検知するとともに動作指令を出し、モータ及びピニオンが一方向に回転して肛門洗浄用ノズルである一方の局部洗浄ノズル7が前方に進出する。
このとき、図6、図8、図9、図16に示すように、シャッタ受け22の背面には、一方の局部洗浄ノズル7に対向する位置に下方に向かうに従い漸次背面に近づく傾斜面40aを備えた第1当接回動部40が設けられている。このため、一方の局部洗浄ノズル7が進出して第1当接回動部40の傾斜面40aに先端が当接し、さらに進出すると、第1当接回動部40の傾斜面40aが押圧され、図7、図19に示すように第1当接回動部40(傾斜面40a)の形状に応じてシャッタ受け22がその背面を下方に向けるように上方に回動する。
そして、このシャッタ受け22に重ねてシャッタ10が設けられているため、シャッタ受け22に押圧されて従動し、シャッタ10もその背面を下方に向けるように上方に回動する。
また、図6、図8、図9、図13、図16、図20に示すように、アーム部36にリブ38が設けられ、リブ38がアーム保持部23b及びアーム挿通部24cに形成されたガイド溝33に係合して案内されることで、一方の局部洗浄ノズル7の進出とともに前方に向けて好適にシャッタアーム21ひいてはシャッタ受け22、シャッタ10が進出する。
そして、一方の局部洗浄ノズル7がさらに進出するとともに、アーム部36の回動部37の円弧面状の上方回動面37a、下方回動面37bがシャッタベース20の上方回動係止面31、下方回動係止面32に面接触し、アーム部36がその先端側を上げるように回動部37周りに円滑に回動する。
このとき、リブ38の支持突部38aがガイド溝33に係合していることによって、アーム部36が前方に進出するときのアーム部36ひいてはシャッタ受け22、シャッタ10が下がってしまうことない。これにより、第1当接回動部40の傾斜面40aを一方の局部洗浄ノズル7の先端部で押圧しながら進出し、アーム部36の回動部37の上方回動面37a、下方回動面37bがシャッタベース20の上方回動係止面31、下方回動係止面32に面接触し、確実にアーム部36を回動部37周りに円滑に回動させることができる。
すなわち、本実施形態の水洗大便器Aにおいては、一方の局部洗浄ノズル7が進出すると、自動的に、シャッタ10がアーム部36とともに回動部37周りに上方に回動し、且つその背面を下方に向けるようにシャッタアーム21の軸部35の軸線O3周りにシャッタ受け22とともに回動する。
このようにしてノズル開口部9が開き、便器本体1の内側に進出した一方の局部洗浄ノズル7の先端部から温水供給ユニットの駆動によって洗浄水の温水が吐出し、局部を洗浄することができる。また、この洗浄時には、ノズル開口部9の上方に且つ一方の局部洗浄ノズル7の上方に、前面を上方に向けてシャッタ10が覆い被さるように配されている。このため、汚物、洗浄水の飛沫などがシャッタ10で遮られ、局部洗浄ノズル7、8やノズル開口部9、その内部にかかったり、入り込むことが防止される。
一方の局部洗浄ノズル7によって局部洗浄が完了すると、自動的にあるいは使用者のリモコン操作に応じた制御などによって、モータ及びピニオンが他方向に回転して肛門洗浄用ノズルである一方の局部洗浄ノズル7が後方に退避する。また、一方の局部洗浄ノズル7が後方に退避すると、シャッタアーム21のアーム部36がバネ部材によって後方に付勢されているため、自動的にシャッタアーム21が後方に退避する。
さらに、一方の局部洗浄ノズル7が後退し、後方に退避する際には、アーム部36のリブ38の後端側に傾斜部38bが設けられているため、この傾斜部38bが好適にガイド溝33に再係合し、シャッタアーム21が好適に後方に退避する。そして、一方の局部洗浄ノズル7がノズル開口部9を通じてカバーケース6に収容されるとともに、第1当接回動部40の当接、押圧状態が解除され、シャッタアーム21とともにシャッタ受け22、シャッタ10が後方に退避しつつ回動する。これにより、シャッタ10がノズル開口部9を閉じて元の状態に戻る。
一方、例えば使用者がビデ洗浄ボタンをリモコン操作すると、これを制御装置が検知するとともに動作指令を出し、モータ及びピニオンが一方向に回転して肛門洗浄用ノズルである一方の局部洗浄ノズル7が前方に進出し、上記と同様に第1当接回動部40の傾斜面40aを押圧してシャッタ受け22、シャッタアーム21を前方に進出させつつ上方に回動させ、背面が下方を向くようにシャッタ10を上方に回動させてノズル開口部9が開く。
このビデ洗浄の際には、一方の局部洗浄ノズル7がシャッタ10を開き、シャッタ10の下方に配された状態で止まり、それ以上便器本体1の内側に進出しないようにする。
一方の局部洗浄ノズル7でシャッタ10を開いた段階で、ビデ洗浄用ノズルである他方の局部洗浄ノズル8が前方に進出し、シャッタ10に当接することなく便器本体1の内側の所定位置まで進出する。便器本体1の内側に進出した他方の局部洗浄ノズル8の先端部から温水供給ユニットの駆動によって洗浄水の温水が吐出し、局部を洗浄することができる。また、この洗浄時には、ノズル開口部9の上方に且つ一方の局部洗浄ノズル7及び他方の局部洗浄ノズル8の上方に、前面を上方に向けてシャッタ10が覆い被さるように配されている。このため、洗浄水、汚物、洗浄水の飛沫などがシャッタ10で遮られ、局部洗浄ノズル7、8やノズル開口部9、その内部に飛沫がかかったり、入り込むことが防止される。
他方の局部洗浄ノズル8によって局部洗浄が完了すると、自動的にあるいは使用者のリモコン操作に応じた制御などによって、モータ及びピニオンが他方向に回転してビデ洗浄用ノズルである他方の局部洗浄ノズル8が後方に退避し、ノズル開口部9を通じてカバーケース6内の元の位置に戻る。
これとともに、一方の局部洗浄ノズル7が後方に退避する。このとき、シャッタアーム21のアーム部36がバネ部材によって後方に付勢されているため、自動的にシャッタアーム21が後方に退避する。
さらに、一方の局部洗浄ノズル7が後退し、後方に退避する際には、アーム部36のリブ38の後端側に傾斜部38bが設けられているため、この傾斜部38bが好適にガイド溝33に再係合し、シャッタアーム21が好適に後方に退避する。そして、一方の局部洗浄ノズル7がノズル開口部9を通じてカバーケース6に収容されるとともに、第1当接回動部40の当接、押圧状態が解除され、シャッタアーム21とともにシャッタ受け22、シャッタ10が後方に退避しつつ回動する。これにより、シャッタ10がノズル開口部9を閉じて元の状態に戻る。
次に、例えば清掃、メンテナンスなどを行うために本実施形態の水洗大便器Aのシャッタ10を着脱する操作について説明する。
本実施形態の水洗大便器Aにおいては、シャッタ10を着脱する際に、まず、使用者がシャッタ着脱ボタン(お掃除ボタン)を押すなどし、これを制御装置が検知すると、シャッタ着脱時のシャッタ着脱開モードになり、制御装置が動作指令を出してモータ及びピニオンが一方向に回転し、ビデ洗浄用ノズルである他方の局部洗浄ノズル8が前方に進出する。
このとき、他方の局部洗浄ノズル8に対向する位置に、下方に向かうに従い漸次背面から離れる逆傾斜面41aを備えたシャッタ受け22の第2当接回動部41が設けられている。このため、図6、図9に示すように、他方の局部洗浄ノズル8が進出して第2当接回動部41の逆傾斜面41aに先端部が当接し、さらに進出すると、第2当接回動部41の逆傾斜面41aが押圧されてシャッタ受け22、ひいてはシャッタ10がその内面を上方に向けるように下方に回動する。
また、図6、図8、図9、図13、図16に示すように、アーム部36にリブ38が設けられ、このリブ38がアーム保持部23b及びアーム挿通部24cに形成されたガイド溝33に係合して案内されることで、他方の局部洗浄ノズル8の進出とともに前方に向けて好適にシャッタアーム21ひいてはシャッタ10が進出する。さらに、第2当接回動部41の逆傾斜面41aを押圧しながら他方の局部洗浄ノズル8がさらに進出すると、アーム部36の回動部37の円弧面状の上方回動面37a、下方回動面37bがシャッタベース20の上方回動係止面31、下方回動係止面32に面接触するとともに、リブ38が傾斜部38bに沿って徐々にガイド溝33から外れて落ち、アーム部36がその先端側を下げるように回動部37周りに円滑に回動する。
これにより、他方の局部洗浄ノズル8が進出すると、自動的に、アーム部36が進出して、シャッタ10がノズル開口部9を開いた開姿勢となる。さらに他方の局部洗浄ノズル8が進出すると、アーム部36が回動部37周りに下方に回動し、且つシャッタ10がその背面を上方に向けるようにシャッタアーム21の軸部35の軸線O3周りにシャッタ受け22とともに回動して、さらにノズル開口部9を開いた開姿勢となる。
なお、シャッタアーム21は、回動部37がシャッタベース20の上方回動係止面31、下方回動係止面32に当接することによりシャッタ10を開姿勢にした状態でそれ以上進出しない(できない)。
また、このとき、シャッタ受け22に側端部から横方向T1に突出する回転規制部22cが設けられているため、この回転規制部22cがアーム部36に下側から当接することによって、シャッタ受け22ひいてはシャッタ10の回動が規制され、背面を上方に向けた開姿勢の状態でシャッタ10(シャッタ受け22)が保持される。
本実施形態では、このように使用者がシャッタ着脱ボタンを押すなどするとともに、他方の局部洗浄ノズル8が進出動作して、自動的に背面を上方に向けるようにシャッタ10が下方に回動して開く。このため、シャッタ10をシャッタアーム21の軸部22aの両端部側に接続した取付部(取付位置)が露出する。
これにより、使用者がシャッタ10を取り外す際にはシャッタ10の取付位置を目視で確認しながら、例えばシャッタ10の両端をもって下に引っ張ることによってシャッタ10を取り外すことができる。
なお、このシャッタ10の取り外し時に、取り外し力が作用する方向へのシャッタ10の移動が規制されている。すなわち、進出したシャッタアーム21はそれ以上進出できない状態であり、且つ下方向に回動できない状態(下方向へ5度程度回動する遊びがあってもよい)で保持される。このため、シャッタ10に力を加えた際にぐらつくことがなく、シャッタ10を好適に(例えば小さな力で容易に)取り外すことが可能になる。
また、シャッタ10を取り付ける際にも、シャッタ10の取付位置を目視で確認しながら係合させ、シャッタ10を取り付けることができる。
そして、シャッタ10の着脱、清掃、メンテナンスなどが完了した段階で、使用者のリモコン操作などに応じた制御によって、モータ及びピニオンが他方向に回転してビデ洗浄用ノズルである他方の局部洗浄ノズル8が後方に退避し、ノズル開口部9を通じてカバーケース6内の元の位置に戻る。
このとき、アーム部36のリブ38の後端側に傾斜部38bが設けられているため、アーム部36が下がった状態で退避しても、この傾斜部38bが好適にガイド溝33に再係合して案内されるとともに傾斜部38bによって徐々にアーム部36が持ち上がってゆき、シャッタアーム21が好適に後方に退避する。そして、他方の局部洗浄ノズル8がノズル開口部9を通じてカバーケース6に収容されるとともに、第2当接回動部41の当接、押圧状態が解除され、シャッタアーム21とともにシャッタ受け22、シャッタ10が後方に退避しつつ回動する。これにより、シャッタ10がノズル開口部9を閉じて元の状態に戻る。
したがって、本実施形態の局部洗浄装置4においては、前後方向T2に進退自在に支持されるシャッタアーム21に正逆回動自在に取り付けてシャッタ10を設けることによって、シャッタ10を前方に進出させるとともにシャッタ10をノズル開口部9から前方に離間してノズル開口部9を開くことができる。また、これとともに、横方向T1に延びる軸部35の軸線O3周りにシャッタ受け22及びシャッタ10を正逆回動させることができ、シャッタ10をノズル開口部9に対して上方と下方の二方向に回動させてノズル開口部9を開くことができる。
これにより、シャッタ10を二方向に回動させる場合でも安定して動かすことが可能になる。
また、シャッタ10とは個別に設けられたシャッタ受け22を回動操作することによってシャッタ10を正逆回動させることができる。
さらに、シャッタアーム21の軸部35に正逆回転自在に取り付けてシャッタ受け22を設け、このシャッタ受け22の前面側にシャッタ10を設けるようにしたことで、シャッタ10を取り外した状態でも、シャッタ受け22によってノズル開口部9を閉じ、さらに局部洗浄ノズル7、8を被覆することができる。これにより、メンテナンスなどでシャッタ10がない状態で局部洗浄ノズル7、8を動作させた場合であっても、従来と比較し、汚物や洗浄水の飛沫などが局部洗浄ノズル7、8にかかったり、ノズル開口部9から入り込むことを防止できる。
また、一方の局部洗浄ノズル7を進出させて第1当接回動部40を押圧することによってシャッタ10を背面が下方を向くようにノズル開口部9の上方に正回動させることができる。また、他方の局部洗浄ノズル8を進出させて第2当接回動部41を押圧することによってシャッタ10を背面が上方を向くようにノズル開口部9の下方に正回動させることができる。これにより、一方の局部洗浄ノズル(一方のシャッタ操作部)7と他方の局部洗浄ノズル(他方のシャッタ操作部)8の進出動作を制御するだけで、シャッタ10を上方と下方の任意の方向に自在に回動させてノズル開口部9を開くことが可能になる。よって、清掃などのメンテナンスや、シャッタ10の着脱操作をより容易に行うことが可能になる。
さらに、アーム部36に下方に突出するとともに前後方向T2に延びるリブ38を備えることによって、前後方向T2前方にアーム部36が進出するとき、アーム部36の軸線O4方向を一定に保持し、下方に落下することなく安定的にアーム部36を進出させることができる。これにより、例えばシャッタ10をノズル開口部9の上方に回動させて開く際に、前方への進出動作から上方への回動動作に円滑に移行することが可能になる。
また、リブ38が前端から突出長を一定にして後端側に延びる支持突部38aを備えていることによって、支持突部38aが下面に当接しながら前後方向T2前方にアーム部36が進出することになり、確実にアーム部36の軸線O4方向を一定に保持し、下方に落下することなく安定的にアーム部36を進出させることができる。
さらに、アーム部36を前後方向T2後方に退避するとき、アーム部36が下方に落下して状態であっても、傾斜部38bから下面に当接して徐々にアーム部36を持ち上げ、支持突部38aが下面に当接した段階でアーム部36の軸線O4方向を一定に保持した状態で退避させることができる。これにより、例えばシャッタ10をノズル開口部9の下方に回動させて開いた状態からシャッタ10を閉動させる際に、円滑にアーム部36を退避させ、シャッタ10によってノズル開口部9を閉じることが可能になる。
すなわち、リブ38をアーム部36に備えることによって、円滑にシャッタ10を開閉動させることが可能になる。
また、例えば、シャッタ10の背面が上方を向くようにノズル開口部9の下方側にシャッタ10を回動した状態でシャッタ10を保持することで、シャッタ10をシャッタアーム21に着脱可能に取り付けた取付部を上から容易に目視で確認することができる。これにより、容易にシャッタ10を取り外すことができ、従来のシャッタが上方への一方向のみに回動する場合と比較し、清掃などのメンテナンスや、シャッタ10の着脱操作をさらに容易に行うことが可能になる。
さらに、シャッタアーム21のアーム部36の後端側に、アーム部36が最前方に進出するとともに係止されて正逆回動自在に支持する回動部37が設けられていることによって、アーム部36が回動部37中心に正逆回動して、シャッタ受け22ひいてはシャッタ10を上方と下方の二方向のそれぞれに、円滑に且つ大きく回動させてノズル開口部9を開くことが可能になる。
また、軸部35の両端側にそれぞれアーム部36が設けられて、シャッタアーム21が略コ字状に形成されていることにより、これら一対のアーム部36で支持しながらシャッタアーム21を前後方向T2に円滑に進退させることが可能になる。
さらに、前後方向T2に延びるガイド溝33にアーム部36のリブ38を係合させることによって、シャッタアーム21を前後方向T2に案内して円滑に進退させることが可能になる。
以上、本発明に係る局部洗浄装置の一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、一方の局部洗浄ノズル7が一方のシャッタ操作部、他方の局部洗浄ノズル8が他方のシャッタ操作部であるものとして説明を行ったが、進退自在に設けられてシャッタ受け22ひいてはシャッタ10を正逆回動させる一対のシャッタ操作部は、必ずしも一対の局部洗浄ノズル7、8でなくもよく、一対の局部洗浄ノズル7、8とは別に設けるようにしてもよい。
1 便器本体
1a ボウル部
1b リム部
1c 封水部
2 洗浄機構部
3 便座部
3a 便座
3b 便蓋
4 局部洗浄装置
6 カバーケース
6a ベース(ベースプレート)
6b カバー(外殻体)
7 一方の局部洗浄ノズル(肛門洗浄用ノズル/一方のシャッタ操作部)
8 他方の局部洗浄ノズル(ビデ用ノズル/他方のシャッタ操作部)
9 ノズル開口部
10 シャッタ
11 ノズルユニット
12 温風乾燥ユニット(温風乾燥装置)
12a 温風発生装置
12b 温風ダクト
12c ファン
12d ヒータ
13 脱臭ユニット(脱臭装置)
13a 脱臭ダクト
13b ファン(送風機)
13c 脱臭カートリッジ(脱臭手段)
13d 除菌ユニット
15 ノズルカバー
16 吐出孔
17 シャッタユニット(シャッタ開閉機構)
20 シャッタベース
21 シャッタアーム
22 シャッタ受け
22a 回転軸嵌合部
22b 係止片部
22c 回転規制部
23 第1ベース
23a 本体部
23b アーム保持部
24 第2ベース
24a 本体部
24b ベース係合部(係合部)
24c アーム挿通部
25 嵌合部(係合部)
26 係合凸部(係合部)
27 ネジ挿通孔
28 ノズル挿通部
29 雌ネジ孔
30 ネジ
31 上方回動係止面
32 下方回動係止面
33 ガイド溝
34 ネジ
35 軸部
35a 係止片部
36 アーム部
36a バネ接続部
37 回動部
37a 上方回動面
37b 下方回動面
38 リブ
38a 支持突部
38b 傾斜部
40 第1当接回動部
40a 傾斜面
41 第2当接回動部
41a 逆傾斜面
42 吹出口(温風吹出口)
43 吸込口
44 吹出口
A 水洗大便器
O1 回動軸
O2 軸線
O3 軸線
O4 軸線
T1 横方向
T2 前後方向
T3 上下方向

Claims (7)

  1. ノズル開口部を通じて出没可能に設けられ、前方に進出した状態で先端部から洗浄水を吐出させ、局部を洗浄するための局部洗浄ノズルと、
    前記ノズル開口部を開閉するためのシャッタ開閉機構とを備え、
    前記シャッタ開閉機構が、横方向に延びる軸部及び該軸部から前後方向に延びるアーム部を有し、前記アーム部を前後方向に進退自在に支持して配設されるシャッタアームと、
    前記シャッタアームに取り付けられて前記ノズル開口部を正逆回動自在に開閉するシャッタとを備えて構成されていることを特徴とする局部洗浄装置。
  2. 請求項1記載の局部洗浄装置において、
    前記シャッタアームに正逆回動自在に取り付けられたシャッタ受けを備え、
    前記シャッタ受けが回動するとともに前記シャッタ受けに押圧されて前記シャッタが前記シャッタ受けとともに回動するように構成されている局部洗浄装置。
  3. 請求項2記載の局部洗浄装置において、
    軸線を平行に配して前後方向に進退自在に並設した一対のシャッタ操作部材を備え、
    前記シャッタ受けの背面に、一方のシャッタ操作部材が前方に進出して当接し、前記シャッタアームを前方に進出させるとともに、前記シャッタ受け及び前記シャッタの背面が下方を向くように前記シャッタ受けを誘導して前記軸線周りの正方向に回動させる第1当接回動部と、
    他方のシャッタ操作部材が前方に進出して当接し、前記シャッタアームを前方に進出させるとともに、前記シャッタ受け及び前記シャッタの背面が上方を向くように前記シャッタ受けを誘導して前記軸線周りの逆方向に回動させる第2当接回動部とを備えている局部洗浄装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の局部洗浄装置において、
    前記アーム部が、下方に突出するとともに前記アーム部の延設方向の前後方向に延びるリブを備えて形成されている局部洗浄装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の局部洗浄装置において、
    前記アーム部の後端側に円弧面を有する回動部が設けられ、
    前記アーム部が最前方に進出するとともに前記円弧面が係止され、前記回動部中心に正逆回動自在に支持される局部洗浄装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の局部洗浄装置において、
    前記シャッタアームが、前記軸部の両端側にそれぞれ先端を接続して平行に突出する一対の前記アーム部を備えて形成されている局部洗浄装置。
  7. 請求項4記載の局部洗浄装置において、
    前後方向に延設され、前記リブが係合して前記アーム部を前後方向に案内するガイド溝を備えている局部洗浄装置。
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