JP3994630B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

手乾燥装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3994630B2
JP3994630B2 JP2000154196A JP2000154196A JP3994630B2 JP 3994630 B2 JP3994630 B2 JP 3994630B2 JP 2000154196 A JP2000154196 A JP 2000154196A JP 2000154196 A JP2000154196 A JP 2000154196A JP 3994630 B2 JP3994630 B2 JP 3994630B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric blower
hand
water
drain
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000154196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001327433A (ja
Inventor
祥史 高木
至 円口
栄一 田中
正美 福本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2000154196A priority Critical patent/JP3994630B2/ja
Publication of JP2001327433A publication Critical patent/JP2001327433A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3994630B2 publication Critical patent/JP3994630B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗面所やトイレ・キッチン等で使用する、水で手を洗った後手を乾かすために用いる手乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、水洗等によって濡れた手を、タオルやハンカチを使用して拭く代わりに、送風された温風に手をかざすことによって、手を衛生的に乾燥する手乾燥装置が実用化されている。例えばヘヤドライヤとしても使用できるもの、あるいは紫外線による殺菌等の付加機能を備えているもの、送風ファンブレードを発熱体で構成して加熱効率を向上させているもの等が開発されている。これらは、誘導電動機によりシロッコタイプの羽根からなる送風手段を回転させて空気流を発生し、電気ヒータからなる加熱手段により空気流を加熱して、手挿入部に温風を吹き出すものであるが、基本的に濡れ手の水分を熱で蒸発乾燥させるため、乾燥完了までに約20秒〜1分の時間を必要とし、使い勝手が悪い。
【0003】
これを改善したものが、特開平10−75915号公報に記載されいる技術である。この構成は図5に示している。高圧空気流発生装置51が送風する高圧空気流は、上吹出ノズル52・下吹出ノズル53から噴出されて、手の両面に同時に高速噴流として吹き付けられるものである。この高速噴流によって、手の水分は吹き飛ばされて、手が乾燥するものである。冬季対策として、外付けの加熱装置54を設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の構成の手乾燥装置は、装置として防水対策が必要で、構成が複雑になったり、高価になったりするという課題を有している。
【0005】
すなわち、手乾燥装置は装置の性格上、設置使用場所が水周り環境となっているものである。このため、手乾燥装置が設置されている周辺の環境を清掃する時に行われる散水がかかることを想定する必要があるものである。この結果、機器として各種の防水排水構成が必要となるものである。例えば、防水型電源スイッチや防水カバーを用いたり、また外郭の合わせ目にシールを施したり、電源回路にポッティング等の防水処理を施したり等の配慮が実行されているものである。このため、前記しているように、構成が複雑になったり、高価になったりするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、高速噴流を手に噴出するようにして短時間で手が乾燥でき、かつ、各種の防水排水構成を施した手乾燥装置としている。
【0007】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載した発明は、電動送風機を、回転軸を除いてファン部とモータ部とを独立させ、またファン部の吸込口をモータ部の反対側に、ファン部の吹出口をファン外周の周囲に配置した構成として、また送風流路の最下部に水抜き手段を設けて、散水時に、万一ファンが水を吸い込んだとしてもモータ側に直接水滴が回らず、時送風流路に溜まった水は水抜き手段から排出できる手乾燥装置としている。
【0008】
請求項2に記載した発明は、電動送風機と送風流路を覆って本体外観を形成する外郭に、本体設置状態での下部もしくは裏面に電源スイッチを備えた構成として、本体の設置空間の清掃時などに想定される機器への散水に対し、電源スイッチに直接水がかかりにくく、また電源スイッチを濡れた手で操作したり、誤って操作したりすることのない手乾燥装置としている。
【0009】
請求項3に記載した発明は、電動送風機の駆動等を制御する制御手段を防水機能を持つ防水ケースに格納し、制御手段から外部に出る配線を、防水ケースの下面に設けた配線穴に集中させるようにして、散水時に外郭内に水が侵入してしまった場合でも、制御手段に直接あるいは配線を伝って水が侵入することを防止できる手乾燥装置としている。
【0010】
請求項4に記載した発明は、乾燥室の下方にドレン穴を、ドレン穴にドレンパイプを設け、ドレンパイプの下端側を本体設置エリアの排水設備まで直接接続するようにして、手乾燥時の水滴と散水時にかかった水とを直接排水設備から排水できる手乾燥装置としている。
【0011】
請求項5に記載した発明は、吸気口の下方にドレン穴を、ドレン穴に溢水口を有するドレンタンクを備えて、散水時に吸気口から通常使用時以上の水が注入されたとき、あるいはタンクに水が溜まっているにもかかわらず、水捨てがなされない時、タンクが満杯になっても水分が循環路に逆流しない手乾燥装置としている。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。図1は本実施例の手乾燥装置の全体の構成を示す斜視図、図2は噴出孔に平行な鉛直面から見た断面図、図3は図2のA−A断面を示す断面図である。
【0013】
1は空気を送風する電動送風機である。4は、略上方から挿入された手を乾燥する乾燥室で、入口部には電動送風機1が送風する気流を噴出する噴出孔5が配されており、奥の片側(図では右側)には噴出孔5から噴出した送風気流を回収する吸気口9を設けている。図2あるいは図3に示している6a・6bは、電動送風機1の送風側と噴出孔5とを連通する送風流路で、7は吸気口9と電動送風機1の吸入側とを連通する循環流路である。また図4に示しているように、循環流路7の電動送風機1の吸入側の手前には略メッシュ様のフィルタ35を設けている。電動送風機1の吸入側は、吸気口9と反対側(図では左側)に配している。
【0014】
また図2に示しているように、乾燥室4の下方すなわち吸気口9の略下方で循環流路7の最下部にはドレン穴33を、またドレン穴33の下方には水分を導き出すドレンパイプ39を設けている。このドレンパイプ39は、図示していないが、本体設置エリアの排水設備に直接接続されているものである。なお、循環流路7や吸気口9が無く外気を吸入する非循環構成の場合には、ドレン穴33は乾燥室4の最下点に設けることが好ましい。
【0015】
なお図4は、前記ドレンパイプ39の代わりにドレンタンク34を、外郭11に対して着脱自在に設けた構成を示す断面図である。このドレンタンク34には溢水口40を設けている。
【0016】
また図1から図3に示している41は電源スイッチ、図2に示している42は電動送風機1の駆動等を行う制御手段43収容する防水ケースである。
【0017】
前記電動送風機1、送風流路6、循環流路7とともに防水ケース42も、本体外観を形成する外郭11に覆われている。電源スイッチ41は、外郭11の下部もしくは裏面に配され(図示は裏面)、使用者からはその所在が容易にはわからない。電源スイッチ41、電動送風機1、手を検出するセンサや、表示部(ともに図示せず)と、制御手段43とは、防水ケース42の下面に設けた配線穴44を通る配線で結線されており、すべて防水ケース42から下向きに出ている。
【0018】
また本実施例では、電動送風機1は、図2あるいは図3に示しているように、共有する回転軸14を除いては、ファン部1aとモータ部1bとが独立した構成としている。また、吸入側、すなわちファン部1aに位置するファン吸込口12から空気を吸入し、送風側、すなわちファン15の外周周囲に位置するファン吹出口13から送風を行う。ファン吸込口12の直前には、保護フィルタ36を設けている。
【0019】
また図2あるいは図4に示しているように、送風流路6の最下部には、水抜き穴16を設けている。この水抜き穴16は、図2に示しているコック17でしっかり封印されている。コック17は、通常の送風流路6の空気圧力に十分耐える構造となっている。このコック17は外郭11の中にあり、一般使用者が触れることはない。水抜き穴16とコック17で水抜き手段を構成している。
【0020】
また、乾燥室4は、吸気口9と手を挿入する挿入面を除いて壁面で囲んだ構成となっている。側方の壁面は、採光できる光透過体の側板31によって構成しており、側板31は乾燥室4の前後面に設けた溝あるいは爪(図示せず)に沿って挿入・離脱が自由にでき、着脱自在となっている。吸気口9は図に示すように略ネット状で構成され、循環流路7への異物の流入を防いでおり、着脱自在となっている。
【0021】
以下、本実施例の動作について説明する。使用者が乾燥室4に濡れた手を挿入すると、図示していないセンサがこれを検出して、電動送風機1を駆動する。電動送風機1の送風側を出た気流は、送風流路6a・6bを通って噴出孔5に導かれ、高速噴流として噴出される。噴出孔5は、図3に示すように、掌と手の甲の両面に同時に噴流を吹き付けるよう対峙して設けており、噴出方向を、乾燥室4の奥方向、すなわち図で下方向(挿入された手の指の方向:手は図示せず)にわずかに傾けている。噴出孔5から噴出された噴流は、濡れ手の表面に強く衝突し手に付着している水分をはぎ取るようにして、吸気口9に吸い込まれる。こうして濡れた手は、この高速噴流によって短時間で乾燥する。
【0022】
吸気口9から吸い込まれた気流は、循環流路7を通って電動送風機1の吸入側に導かれ、再び送風気流として送風される。このとき気流は、電動送風機1を繰り返し通過することと、循環流路6a・6bで繰り返し圧縮されるために、別途加熱手段を設けなくても昇温されて温風となる。すなわち、使用者は温風の高速噴流によって短時間で手を乾燥できるものである。
【0023】
このとき本実施例では、前記高速噴流は電動送風機1の送風気流を循環させて使用する循環構成であることと、乾燥室4を壁面で囲んだ構成にしているものである。このため、手に付着していた水分が飛び散って使用者にかかったり、あるいは装置の本体の外へ水滴が飛び散ったりする事がないものである。このとき、気流とともに吸気口9に吸入された水滴は、図2に示しているように、循環流路7の下方屈曲部によって慣性によって分離され、ドレン穴33を通って、ドレンパイプ39あるいはドレンタンク34に回収される。
【0024】
なお循環構成でない場合(図示せず)には、短時間で手を乾燥できることに変わりなく、水滴は乾燥室4の最下点に設けたドレン穴33より回収されることになる。
【0025】
次に、従来例で説明している水周り環境を清掃したときの影響について説明する。本実施例の装置は、装置の性格上、設置使用場所が水周り環境となっているものである。このため、手乾燥装置が設置されている周辺の環境を清掃する時に行われる散水がかかることが、手乾燥装置にかかることがあるものである。
【0026】
このとき本実施例では、電源スイッチ41が外郭11の背面に設けられているものである。従って、意図的に本体と設置壁面の隙間や下から水をかけられる場合を除くと、電源スイッチ41に水がかかることはないものである。また、外郭11の表面を伝って下に回り込む水滴は、極めて少ないものである。すなわち、電源スイッチ41の防水性を脅かすものではなく、電気系の短絡など危険な状態を招く心配はないものである。つまり本実施例によれば、安全な状態を維持できる手乾燥装置を実現できるものである。
【0027】
このとき、電源スイッチ41の周囲にリブ等(図示せず)を設けておけば、止水はより確実となるものである。また、信頼性が過剰になる可能性もあるが、電源スイッチ41として防水型のものを用いたり、電源スイッチ41に防水シートをかける等の構成としてももちろん良いものである。
【0028】
また本実施例によれば、図2あるいは図4に示しているように、制御手段43を防水ケース42内に収容している。このため、外郭11の合わせ目の隙間等から内部に水が侵入したとしても、制御手段43にかかることはないものである。またこのとき、制御手段43の配線は配線穴44から下向きに出ているため、水が防水ケース42の外にある配線にかかっても、配線を伝って制御手段43に水が侵入することはないものである。従って、電気系の短絡など危険な状態を招くおそれはなく、安全な手乾燥装置を実現するものである。なおこのとき、配線穴44に防水キャップ等の処理を施すと、信頼性は向上する。ただし、束ねた配線の隙間を毛細管現象で伝ってくる微量の水分に対して、制御手段43あるいは配線側の接続端子やコネクターに、配置面や防水処理等の配慮をする方がより安全である。
【0029】
このとき、万が一、電動送風機1が多量の水を吸い込んでしまった場合は、ファン15に与えられる遠心力によって、水はファン部吹き出し口13から吐き出されて、送風流路6aあるいは6bに徐々に溜まっていく。この水は、温度上昇しているモータ部1bの熱で自然に蒸発する。このとき、図2に示しているように、ファン部1aとモータ部1bとの間に隔壁18を設けるようにしておけば、ファン部1aやモータ部1bが水に浸水することはないものである。
【0030】
また、万一送風流路6aあるいは6bに水が溜まってしまった場合は、図2に示している最下部に設けたコック17を開けて、水抜き穴16から水を抜くことができる。あくまでも、これは稀なケースであり、電源スイッチ41をオフにするなどして電動送風機1が稼働しないようにしてから散水するものである。
【0031】
またこのとき、乾燥室4内に散水された場合は、吸気口9から多量の水が装置内に注入されることになる。しかしこの水は、図2に示しているようにドレン穴33を通ってドレンパイプ39から排出される、あるいはドレンタンク34に回収されるものである。ドレンタンク34が満杯になった場合は溢水口40から溢れるので循環流路7に逆流しないものである。溢水口40は、図では側面に配しているが、裏面に配してもよい。循環構成でない場合にも、乾燥室4に設けたドレン穴33からあとの処理は上記と同様である。
【0032】
また、このとき誤って電動送風機1が稼働していて、水分が通常使用時を超える量であったとしても、本実施例では電動送風機1の吸入側を吸気口9と反対側に配し、循環流路7の一部を電動送風機1より低位置に配しているため、電動送風機1の吸入側まで至る水分は少なく、吸入側の近傍に至っても、外郭11の合わせ目の隙間等から侵入する水分も併せて、循環流路7の最下点に設けたドレン穴33から本体外に排出される。循環構成でない場合には、何ら問題はない。
【0033】
上述のように本実施例は、電源スイッチ41を本体外郭11の下部もしくは裏面に配しているので、本体設置空間の清掃時などに想定される外郭11への散水に対し、直接水がかかりにくく水の侵入を防止できる。加えて、使用者が直接操作する必要のない電源スイッチ41を見えにくい位置に配していることになり、機器の外観性を高め、使用者がいたずらをしたり、また濡れた手で電源スイッチ41を操作することを防止できる。
【0034】
そして、電動送風機1の駆動等を行う制御手段43を、防水機能を持つ防水ケース42内に収め、制御手段43から外部に出る配線を、防水ケース42の下面に設けた配線穴44に集中させいるので、散水時、外郭11内に水が侵入してしまった場合でも、制御手段43に直接あるいは配線を伝って水が侵入することを防止できる。
【0035】
また、電動送風機1は、共有する回転軸14を除いてファン部1aとモータ部1bが独立し、ファン部吸い込み口12がモータ部1bの反対側に位置し、ファン部吹き出し口13がファン15外周周囲に位置する構成なので、万が一、電動送風機1が多量の水を吸い込んでしまっても、水はファン部吹き出し口13から吐き出されるので、すぐにはモータ部1bの電極や巻き線が浸水するものではない。送風流路6に溜まった水は、水抜き手段から本体外に排出できる。
【0036】
また、本体設置空間の清掃時などに想定される散水が乾燥室4内になされた場合にも、水はドレン穴33を通って、ドレンタンク34あるいはドレンパイプ39を介して本体外に排出される。
【0037】
以上は循環構成を基本に説明してきたが、循環構成の有無にかかわらず上記各手段や特長は有効であるのはいうまでもなく、循環構成であると、手を高速で乾燥すると同時に、、乾燥室から水滴が使用者側等の外部に飛散せず、別途加熱手段を設けなくても温かい噴流を供給できるメリットも生じる。
【0038】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明は、空気を送風する電動送風機と、略上方から挿入された手を乾燥する乾燥室と、乾燥室の内面に配置した電動送風機の送風気流を噴出する噴出孔と、電動送風機の送風側と噴出孔を連通する送風流路と、電動送風機と送風流路を覆い本体外観を形成する外郭とを備え前記電動送風機は、共有する回転軸を除いてファン部とモータ部が独立し、ファン部吸込口がモータ部の反対側に位置し、ファン部吹出口がファン外周の周囲に位置する構成であり、前記送風流路の最下部に水抜き手段を設けることにより、万一ファンが水を吸い込んでもモータ側に直接水滴が回り込まず安全であり、水抜き手段より、この時送風流路に溜まった水を排出できる手乾燥装置を実現するものである。
【0039】
請求項2に記載した発明は、電源スイッチを備え、前記電源スイッチを本体設置状態での下部もしくは裏面に配することにより、本体設置空間の清掃時などに想定される機器への散水に対し、電源スイッチに直接水がかかりにくく水の侵入を防止して、安価な部品、簡素な構成で、安全性の高い手乾燥装置を実現できる。加えて、使用者が直接操作する必要のない電源スイッチを見えにくい位置に配していることになり、機器の外観性を高め、使用者がいたずらをしたり、誤って濡れた手で電源スイッチを操作して、電源OFFとなって動作しなかったり、感電したりすることを防止できる手乾燥装置を実現するものである。
【0040】
請求項3に記載した発明は、電動送風機の駆動等を行う制御手段と、制御手段を格納する防水機能を持つ防水ケースとを備え、前記制御手段から外部に出る配線を、防水ケースの下面に設けた配線穴に集中させることにより、散水時、外郭内に水が侵入してしまった場合でも、制御手段に直接あるいは配線を伝って水が侵入するの防止して、安価な部品、簡素な構成で、安全性の高い手乾燥装置を実現できるものである。
【0041】
請求項4に記載した発明は、乾燥室下方に設けたドレン穴と、ドレン穴から水分を導き出すドレンパイプを備え、前記ドレンパイプの下端側を本体設置エリアの排水設備まで直接配することにより、通常使用時の水分はもちろんのこと、散水時、通常使用時以上の水がドレン穴に流れ込んだとしても、直接排水でき、ドレンタンクのメンテナンスをフリーにできる手乾燥装置を実現するものである。
【0042】
請求項5に記載した発明は、噴出した送風気流を回収する吸気口と、前記吸気口と電動送風機の吸入側を連通する循環流路、および前記電動送風機の送風側と噴出孔を連通する送風流路と、前記電動送風機、前記循環流路、前記送風流路を覆い本体外観を形成する外郭と、前記吸気口の略下方に設けたドレン穴と、前記ドレン穴に設けたドレンタンクを備え、前記ドレンタンクは溢水口を有することにより、散水時、吸気口から通常使用時以上の水が注入されたとき、あるいはタンクに水が溜まっているにもかかわらず、水捨てがなされない時、タンクが満杯になっても水分が循環流路に逆流せず、確実に本体外に排水できる手乾燥装置を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す手乾燥装置の構成を示す斜視図
【図2】同、噴出孔に平行な鉛直面の断面図
【図3】同、図2のA−A断面図
【図4】本発明の別の実施例であるドレンタンク有する手乾燥装置の構成を示す断面図
【図5】従来の手乾燥装置の構成を示す側面図
【符号の説明】
1 電動送風機
1a ファン部
1b モータ部
4 乾燥室
5 噴出孔
6a 送風流路
6b 送風流路
7 循環流路
9 吸気口
11 外郭
12 ファン部吸込口
13 ファン部吹出口
14 回転軸
15 ファン
16 水抜き穴
17 コック
33 ドレン穴
34 ドレンタンク
39 ドレンパイプ
40 溢水口
41 電源スイッチ
42 防水ケース
43 制御手段
44 配線穴

Claims (5)

  1. 空気を送風する電動送風機と、略上方から挿入された手を乾燥する乾燥室と、乾燥室の内面に配置した電動送風機の送風気流を噴出する噴出孔と、電動送風機の送風側と噴出孔を連通する送風流路と、電動送風機と送風流路を覆い本体外観を形成する外郭とを備え、前記電動送風機は、共有する回転軸を除いてファン部とモータ部が独立し、ファン部吸込口がモータ部の反対側に位置し、ファン部吹出口がファン外周の周囲に位置する構成であり、前記送風流路の最下部に水抜き手段を設けた手乾燥装置。
  2. 電源スイッチを備え、前記電源スイッチを本体設置状態での下部もしくは裏面に配した請求項1記載の手乾燥装置。
  3. 電動送風機の駆動等を行う制御手段と、制御手段を格納する防水機能を持つ防水ケースとを備え、前記制御手段から外部に出る配線を、防水ケースの下面に設けた配線穴に集中させた請求項1記載の手乾燥装置。
  4. 乾燥室の下方に設けたドレン穴と、前記ドレン穴から水分を導き出すドレンパイプとを備え、前記ドレンパイプの下端側を本体設置エリアの排水設備まで直接配した請求項1記載の手乾燥装置。
  5. 噴出した送風気流を回収する吸気口と、前記吸気口と電動送風機の吸入側を連通する循環流路、および前記電動送風機の送風側と噴出孔を連通する送風流路と、前記電動送風機、前記循環流路、前記送風流路を覆い本体外観を形成する外郭と、前記吸気口の略下方に設けたドレン穴と、前記ドレン穴に設けたドレンタンクとを備え、前記ドレンタンクは溢水口を有した請求項1記載の手乾燥装置。
JP2000154196A 2000-05-25 2000-05-25 手乾燥装置 Expired - Fee Related JP3994630B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000154196A JP3994630B2 (ja) 2000-05-25 2000-05-25 手乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000154196A JP3994630B2 (ja) 2000-05-25 2000-05-25 手乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001327433A JP2001327433A (ja) 2001-11-27
JP3994630B2 true JP3994630B2 (ja) 2007-10-24

Family

ID=18659330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000154196A Expired - Fee Related JP3994630B2 (ja) 2000-05-25 2000-05-25 手乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3994630B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009130769A1 (ja) 2008-04-23 2009-10-29 三菱電機株式会社 手乾燥装置
JP5585017B2 (ja) * 2009-07-16 2014-09-10 パナソニック株式会社 手乾燥装置
CN105992543B (zh) * 2014-02-27 2018-10-02 三菱电机株式会社 手干燥装置
EP3111816B1 (en) 2014-02-27 2019-09-11 Mitsubishi Electric Corporation Hand dryer device
US10349792B2 (en) 2014-02-27 2019-07-16 Mitsubishi Electric Corporation Hand drying apparatus
WO2020245995A1 (ja) * 2019-06-06 2020-12-10 三菱電機株式会社 手乾燥装置
WO2023105743A1 (ja) * 2021-12-10 2023-06-15 三菱電機株式会社 手乾燥装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001327433A (ja) 2001-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4128577B2 (ja) 洗面一体型手乾燥装置
JP5116876B2 (ja) 手乾燥装置
WO2006109364A1 (ja) サウナ装置
JP3994630B2 (ja) 手乾燥装置
JP4367267B2 (ja) サウナ装置
JP2000262433A (ja) 手洗い乾燥装置
JPH0956640A (ja) 手乾燥装置
JPH11113794A (ja) 手乾燥装置
JP5909633B2 (ja) 手乾燥装置
JP6341991B2 (ja) 手乾燥装置
JP3942797B2 (ja) 手乾燥装置
JP4579196B2 (ja) 手乾燥装置
JP3994642B2 (ja) 手乾燥装置
JP4600295B2 (ja) 乾燥装置
JP3770255B2 (ja) 手乾燥装置
JP3475746B2 (ja) 手乾燥装置
JP3994646B2 (ja) 手乾燥装置
JP6103468B2 (ja) 手乾燥装置
JP4029551B2 (ja) 手乾燥装置
JP2003235757A (ja) 手乾燥装置
JP4120140B2 (ja) 手乾燥装置
JP3747924B2 (ja) 手乾燥装置
JP3893814B2 (ja) 手乾燥装置
JP2002034843A (ja) 手乾燥装置
JP2002034852A (ja) 手乾燥装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070215

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070710

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070723

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130810

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees