JP2000262433A - 手洗い乾燥装置 - Google Patents
手洗い乾燥装置Info
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- JP2000262433A JP2000262433A JP11066476A JP6647699A JP2000262433A JP 2000262433 A JP2000262433 A JP 2000262433A JP 11066476 A JP11066476 A JP 11066476A JP 6647699 A JP6647699 A JP 6647699A JP 2000262433 A JP2000262433 A JP 2000262433A
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Abstract
後、手乾燥動作へ移る際に洗面台天板や床面への水濡れ
を防止することが可能な手洗い乾燥装置を提供する。 【解決手段】 手洗い用水受け部3を含む手洗い部6
と、手洗い用水受け部3に連続又は隣接して設けられた
手乾燥用水受け部11及び該手乾燥用水受け部11の上
部に設けられ、乾燥用空気を噴出するノズル12a,1
2bを含む手乾燥部7とを備え、手洗い部6と手乾燥部
7とを一体に形成したものである。
Description
手を衛生的かつ短時間に乾燥させるための手洗い乾燥装
置に関するものである。
洗浄とともに洗浄後の乾燥処理も衛生的に行われる必要
があり、そのために例えば特開平5−293055号公
報に開示されているような洗浄等により濡れた手を乾燥
させる手乾燥装置が用いられている。
は、高圧空気発生手段で発生させた高圧空気をノズルか
ら手の両側に高速の空気流として噴出するもので、ノズ
ルから噴出された高速空気流に手をかざすことで手に付
着した水滴を短時間に拭い去り、手を乾燥させるように
なっている。このとき、手に付着していた水滴が周囲に
飛散し床等を濡らすため、この防止策として、水滴を受
ける水受けと、ここで集めた水を溜めるドレンタンクと
を具備する構成となっている。
来の手乾燥装置は、一般的に手洗浄装置とは離れた位置
に設けられているため、手を洗浄した後、手乾燥装置ま
で手を移動する間に水滴が落下し、洗面器天板や床を濡
らしてしまうという問題があった。
た水滴を水受けからドレンタンクに溜めるようになって
いるが、ドレンタンクに水が溜まる度、これを捨てる作
業が必要でこの作業が煩わしいという問題があった。
別々に構成して配置するようになっていたため、狭い洗
面所空間では設置しにくいという課題があった。
れたもので、第1の目的は、手洗浄と手乾燥の両装置を
一体化し、手洗浄後、手乾燥動作へ移る際に洗面台天板
や床面への水濡れを防止することが可能な手洗い乾燥装
置を提供するものである。
しさを解消でき、使い勝手の良い手洗い乾燥装置を提供
するものである。
両装置を一体化することで、省スペース化が図れる手洗
い乾燥装置を提供するものである。
る手洗い乾燥装置は、手洗い用水受け部を含む手洗い部
と、手洗い用水受け部に連続又は隣接して設けられた手
乾燥用水受け部及び手乾燥用水受け部の上部に設けら
れ、乾燥用空気を噴出するノズルを含む手乾燥部とを備
え、手洗い部と手乾燥部とを一体に形成したものであ
る。
は、手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部の開口部の外
周に対応した開孔を有する天板が設けられているもので
ある。
は、手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部を全体として
凹状に形成し、その底部を手乾燥用水受け部側の下方に
向けて傾斜させ、水受け部の下端部に排水口を設けたも
のである。
は、手乾燥用水受け部を凹状に形成し、その下端部に排
水口を設けたものである。
は、手洗い用水受け部に溜水を可能とするために、手洗
い用水受け部と手乾燥用水受け部との間に仕切り壁を設
けたものである。
は、手乾燥用水受け部の奥行きを、手洗い用水受け部の
奥行きより狭く形成したものである。
は、手乾燥用水受け部を、その奥行き方向の中心位置が
手洗い用水受け部の奥行き方向の中心位置より前方に位
置するように配置したものである。
は、手乾燥用水受け部を凹状に形成し、前後両壁面を前
方に向けて傾斜させたものである。
は、手洗い用水受け部は溢水防止用排水口を有し、乾燥
用空気を噴出するノズルを、溢水防止用排出口より上方
に配置したものである。
置は、乾燥用空気を発生させる乾燥用空気発生部を備
え、乾燥用空気発生部から乾燥用空気をノズルへ送る経
路に、柔軟性のある配管を用いたものである。
置は、手乾燥用水受け部内に洗浄用水を供給するための
給水口を設けたものである。
置は、天板を手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部と一
体に形成したものである。
置は、手乾燥用水受け部を手洗い用水受け部の前方に配
置したものである。
置は、手洗い用水受け部を含む手洗い部と、手洗い用水
受け部に連続して設けられた手乾燥用水受け部及び手乾
燥用水受け部の上部に設けられ、乾燥用空気を噴出する
ノズルを含む手乾燥部と、手洗い用水受け部と手乾燥用
水受け部の開口部の外周に対応した開孔を有する天板と
を備え、手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部を全体と
して凹状に形成し、その底部を手乾燥用水受け部側の下
方に向けて傾斜させ、その下端部に排水口を設けたもの
である。
置は、手乾燥用水受け部は、手洗い用水受け部の奥行き
より狭い奥行きを有し、その奥行き方向の中心位置が手
洗い用水受け部の奥行き方向の中心位置より前方に位置
するように配置し、そして、前後両壁面を前方に向けて
傾斜させ、乾燥用空気発生部から乾燥用空気をノズルへ
送る径路に、柔軟性のある配管を用いたものである。
置は、天板を手洗い用水受け部及び手乾燥用水受け部と
一体に形成したものである。
置のノズルは、挿入される手の両面に乾燥用空気を噴射
するものである。
実施の形態1の手洗い乾燥装置の平面図、図2は図1の
A−A断面図、図3は図1のB−B断面図である。手洗
い乾燥装置1は、手洗浄用蛇口2が設けられた天板3と
溢水防止用排水口4が設けられた手洗い用水受け部5を
含む手洗い部6と、複数の構成部品でなる手乾燥部7
と、天板3を除くこれらを収納する洗面台ケース8とで
構成され、手洗い部6と手乾燥部7とが一体に形成され
た装置である。なお、天板3は手洗い部6及び手乾燥部
7に共通で、手洗い用水受け部5及び後述の手乾燥用水
受け部11の外周に対応した開孔を有し、洗面台ケース
8の上部に設けられいる。
成について詳述する。なお、以下の説明において、前方
とは使用者側を指すものとする。
部5の右側部には、手乾燥用水受け部11が手洗い用水
受け部5と一体でかつ連続して形成されており、手洗い
用水受け部5を含めて全体として凹状をなし、手洗い用
水受け部5により手洗い室5aが、手乾燥用水受け部1
1により手乾燥室11aが構成されている。そして、手
乾燥用水受け部11の奥行き方向の中心位置が手洗い用
水受け部5の奥行き方向の中心位置より手前に位置する
ように配置されている。
3に示すように前方に向けて傾斜するよう構成され、手
を挿入しやすくなっている。また、手乾燥用水受け部1
1の奥行き、すなわち前後壁面間の距離は、手を挿入す
るという使用目的上問題のない範囲で手洗い用水受け部
5のそれより狭く構成されている。
2bが対向するように複数設けられ、後壁面には、手検
出用センサ13がノズル12a,12bの下方に位置す
るように配置されている。このノズル12a,12b
は、下方に向けて、すなわち手乾燥室11aに挿入され
た手の指先方向に向けて傾斜するよう形成され、後述の
高圧空気発生部21で発生した高圧空気を手乾燥用水受
け部11の底部に向けて吹き出すようになっている。
せる高圧空気発生ブロア22、高圧空気発生ブロア22
で発生した高圧空気を加熱するヒータ23、高圧空気発
生ブロア22とヒータ23とを制御する制御回路24、
及びこれらを収納する動力部ケース25で構成されてお
り、洗面台ケース8の底部に配置される。
6a,26bの一端がそれぞれ接続され、両ダクト共通
の他端が送風管27の上端に接続されている。送風管2
7の下端は高圧空気発生部21に接続され、高圧空気発
生部21で発生した空気が送風管27及び送風用ダクト
26a、26bを介して送風され、ノズル12a,12
bから手乾燥用水受け部11へと吹き出されるようにな
っている。この送風管27は柔軟性を有するもので構成
されており、ノズル12a,12bと高圧空気発生部2
1のそれぞれは、互いの配置位置によってその設置位置
が拘束されることなくそれぞれ自由に配置可能となって
いる。
11の底部は、手乾燥用水受け部11側の下方に向けて
傾斜するよう形成され、その下端部、すなわち手乾燥用
水受け部11側の下端部に排水口16が設けられてい
る。従って、手から拭い去られて手乾燥用水受け部11
に貼り付いた水滴だけでなく、手洗浄時の手洗浄用蛇口
2から流された大量の水も、手洗い用水受け部5から手
乾燥用水受け部11へと流され、排水口16から排出さ
れる。
する。手洗い室5aで手を洗浄後、右方向に手を移動さ
せ手乾燥室11aに挿入する。すると、手検出用センサ
13がこれを検知し、その検知信号を高圧空気発生部2
1の制御回路24に送出して高圧空気発生ブロア22と
ヒータ23を通電させる。その結果、高圧空気が発生
し、送風管27及び送風用ダクト26a,26bを介し
て送風され、ノズル12a,12bから手乾燥用水受け
部11の底部に向けて噴出される。この噴出された空気
は、高速の気流となって挿入された手の両面に吹き付け
られ、手に付着している水分を手乾燥用水受け部11に
吹き飛ばす。手乾燥用水受け部11に飛ばされた水分
は、手乾燥用水受け部11の傾斜と手乾燥時の風圧が作
用して排水口16に集められ、図示しない排水管を通し
て下水等に排水される。
から手乾燥室11aへ天板3を介すことなく手を移動で
きるので、手に付着した水滴により天板3や床面を濡ら
すことがなく、衛生的な手洗い乾燥装置1を得ることが
できる。
6と手乾燥部7とを一体に形成したので、従来のように
別体で設ける場合に比べ省スペース化が図れ、また、設
置性も向上することができる。
ムーズに移ることができるので、使用者の体の負担を軽
減することができる。なお、この実施の形態1では、手
洗い用水受け部5と手乾燥用水受け部11とを一体で且
つ連続して構成することで手洗い部6と手乾燥部7と一
体に形成した場合を例示して説明したが、一体で且つ連
続でなくとも、手洗い用水受け部5と手乾燥用水受け部
11を隣接して設けていれば、同じくこの効果を奏する
ことができる。
水受け部5の右側部に連続して設けられているので、手
洗いと手乾燥を同一の使用姿勢で行うことができる。
の中心位置が手洗い用水受け部5の奥行き方向の中心位
置より手前に位置するように配置したので、乾燥室11
aの奥へと手を挿入した際に体を屈めなくてもよいの
で、自然な体勢で手乾燥を行うことができ、より使用姿
勢が楽になる。
けて傾斜させたので、手を挿入しやすく、また、手を観
察しやすくなるため、乾燥状況を一目で把握でき乾燥動
作を終了させるか否かの判断を行いやすい。
4より上方に位置するように配置したので、手洗い用水
受け部5及び手乾燥用水受け部11に水を溜めた場合、
水がノズル12a,12bに達する前に溢水防止用排水
口4から排水されるので、ノズル12a,12bから水
が入るのを防止することができる。
洗い用水受け部5のそれより狭く構成したので、風を効
率良く手の両面に吹き付けることができ、従って、乾燥
時間を短時間に済ませることができ、使い勝手の良い手
洗い乾燥装置1を得ることができる。
け部11は全体として凹状に形成され、その底部が手乾
燥用水受け部11側の下方に向けて傾斜しているので、
手洗い時の大量の水が必ず手乾燥用水受け部11を流
れ、乾燥時に発生する手乾燥用水受け部11の汚れを洗
い流すので、衛生面での向上が図れるとともに、清掃の
頻度を少なくすることが可能となる。
を設け、図示しない排水管を介して下水等に排水するよ
うにしたので、従来のように手から拭い去った水を一旦
タンク等に溜めこれを定期的に処理するといった煩わし
さを解消することができ、使い勝手が良い。
3より低い位置にまとめられているので、天板3上に不
必要な凹凸が無く、デザイン上スマートにまとめること
ができ、また、天板3上を広く使うことができる。
受け部11を手洗い部6に対して右側に配置した例を示
したが、もちろん左側にあっても良く、この場合も同等
の効果が得られる。
い乾燥装置の側面断面図である。この実施の形態2は、
上記実施の形態1の手洗い用水受け部5と手乾燥用水受
け部11との間に仕切り壁31を設け、洗面時等、手洗
い用水受け部5だけに水を溜めることを可能としたもの
である。また、実施の形態1において手洗い用水受け部
3と手乾燥用水受け部11に共通であった排水口16を
手乾燥用水受け部11に専用のものとし、手洗い用水受
け部5に新たに排水口32を設け、さらに手乾燥用水受
け部11の右側壁に、手乾燥時に手乾燥用水受け部11
に付着した水滴や汚れを洗い流すための給水口33を設
け、図示しないタンクから電磁弁34を介して給水され
た水を給水口33から手乾燥用水受け部11内へ流すよ
うにしたものである。
路24で行っており、手検出用センサ13からの検出信
号に基づき手乾燥室11a内に手が挿入された回数を計
数し、その計数値が指定値になったとき開くようになっ
ている。この指定値、すなわち手乾燥用水受け部11に
洗浄用の水を流す周期は、手洗い乾燥装置1の使用頻度
に応じて例えば毎回あるいは数回毎等、動力部ケース2
5外部に設けられたボリューム(図示せず)あるいは切
り替えスイッチ(図示せず)により可変できるようにな
っている。なお、電磁弁34の制御は、この方法に限ら
れたものではなく、例えば手検出用センサ13とは検知
領域を別にした洗浄指示用の手検出センサを新たに設
け、そのセンサの検知領域内に手が挿入された場合、電
磁弁34を開くようにしてもよい。
等、手洗い用水受け部5だけに水を溜めることができる
とともに、実施の形態1とほぼ同じ作用及び効果が得ら
れる。但し、この実施の形態2は、手洗い用水受け部5
と手乾燥用水受け部11との間に仕切り壁31を設けた
ので、実施の形態1のように、手洗浄用蛇口2から供給
される水で手乾燥用水受け部11を洗浄することはでき
ないが、手乾燥用水受け部11の側面に給水口33を設
けたので、これにより手乾燥用水受け部11の洗浄が可
能となっている。
を手乾燥用水受け部11の側面に取り付けた例を示した
が、この位置に限られたものではなく、例えば手洗浄用
蛇口2と同様に天板3に設けるようにしてもよい。
い乾燥装置の側面断面図である。上記の各実施の形態の
手洗い乾燥装置1は、手洗い用水受け部5及び手乾燥用
水受け部11の上部に天板3を配置して組み立てるもの
であるが、この実施の形態3の手洗い乾燥装置1は、手
洗い用水受け部5及び手乾燥用水受け部11と天板3を
一体に形成したものである。図5の41がその一体に形
成された、天板3一体型水受け部を示している。
態1とほぼ同じ作用及び効果が得られるとともに、天板
3とのつなぎの部分がなくなるため、この部分に汚れが
発生するのを防止でき、さらに、組立時の工数を軽減で
きるのでコスト低減を図ることができる。
い乾燥装置の平面図、図7は図6のC−C断面図、図8
は図7のD−D断面図である。この実施の形態4は、実
施の形態3の手乾燥用水受け部11及びこれに接続され
る送風用ダクト26a,26bを手洗い用水受け部5の
前方に設けたものである。
態2とほぼ同じ作用及び効果が得られるとともに、横幅
方向の設置スペースが不足するような場合にも設置可能
となる。
い乾燥装置の平面図、図10は図9のF−F断面図であ
る。図9のE−E断面図は図7と同じであるであるの
で、それを参照されたい。この実施の形態5は、実施の
形態4の手洗い用水受け部5の開口部と手乾燥用水受け
部11の開口部との間に天板3が形成されているもので
ある。
態4とほぼ同じ作用及び効果が得られるとともに、デザ
イン性の向上を図ることができる。
受け部5と手乾燥用水受け部11とが一体に形成されて
るが、天板3下部で別体に構成しても良い。この場合、
それぞれの開口部周縁は天板3で覆われるので、手洗い
用水受け部5から手乾燥用水受け部11へ移動する際の
天板3への水滴落下は免れないが、既に一般的に出回っ
ている手洗い用水受け部5に、手乾燥用水受け部11を
設けることで手洗い乾燥用装置1を構成できるので、コ
スト的なメリットを得ることができる。
洗い乾燥装置の平面図、図12は図11の正面図、図1
3は図11のG−G断面図である。
鏡51及び照明52を備えた化粧台53を設け、該化粧
台53の前面上部右側に風向変更板54を有する上部温
風吹出口55を形成し、また、洗面台ケース8の前面下
部に同じく風向変更板56を有する下部温風吹出口57
を形成し、それぞれ送風管58、送風管59を介して高
圧空気発生部21と接続し、高圧空気発生部21で発生
した温風を上部温風吹出口55,下部温風吹出口57か
ら吹き出すようにしたものである。すなわち高圧空気発
生部21を活用した温風吹出し機能を備えたしたもので
ある。なお、下部温風吹出口57は、洗面所や脱衣所に
本装置1が設置された場合における寒い時期の足元暖房
を主目的とし、上部温風吹出口55は頭髪の乾燥を主目
的として設けたものである。
上部温風吹出口55又は下部温風吹出口57における温
風吹出し機能を使用する場合、それぞれ対応して設けら
れた図示しないスイッチを押下する。すると、高圧空気
発生部21とヒータ23へ通電が行われ、その結果高圧
空気が発生してヒータ23で暖められ、この暖められた
温風が送風管58又は送風管59を介して送風されて該
当の温風吹出口から吹き出されるようになっている。
態1とほぼ同じ作用及び効果が得られるとともに、高圧
空気発生部21で発生した高圧空気を、手の乾燥だけで
なく、足元暖房と頭髪の乾燥にも利用でき、さらに便利
な手洗い乾燥装置1を得ることができる。
し機能を本装置1が設置された空間の使用前に利用すれ
ば、同空間全体の暖房としても活用できる。また、制御
回路24にタイマー機能を持たせ、予め時間をセットす
ることで切り忘れを防止することも可能である。
洗面台に設けたコンセントに頭髪乾燥用ドライヤを接続
し、これを片手で持ちながら乾燥させるか、もしくは洗
面台上にドライヤを置いたり化粧台のどこかに仮固定す
る等して使用し、乾燥させる等の方法がとられていた
が、何れも不便であった。しかしながら、この実施の形
態6によれば、上部温風吹出口55によりドライヤと同
等の役割が果たされるので、装置1全体を機能的に美し
くまとめることができ、また、両手を自由に使いながら
の頭髪乾燥が可能となる。さらに、上部温風吹出口55
に設けた風向変更板54によってその送風方向を自由に
変えられるので、頭髪ばかりでなく使用者の体への送風
も可能であり、体の乾燥にも使用できる。
スイッチにより停止させることで、温風温度を室温まで
下げることができるので、暑い時期には入浴後の体の火
照りをさますことにも使用可能である。また、図示して
いないが、この温風を鏡51の前面あるいは背面に当て
ることにより、鏡51の曇り防止も可能となる。
7及び上部温風吹出口55への送風は、電気容量や設置
スペースに余裕があれば同時送風できることが望ましい
が、使用シーンを考慮して以下のように制御すると電気
容量、設置スペース的に有利である。
行わず、いずれかの機能(すなわち手乾燥用空気の吹出
し機能、下部温風吹出し機能、上部温風吹出し機能)を
使用中に、他の機能を使用しようとした場合は、最初に
使用していた機能を自動的に停止させ、後から使おうと
した機能を動かし、その機能の使用が完了した時点で、
その前に使用していたものを再度動かすというものあ
る。具体的には、例えば下部温風吹出し機能を使用中に
手乾燥を行ったとすると、この手乾燥の間、下部温風を
自動的に送風停止してノズル12a,12bへの送風を
行い、その使用が終了した時点で自動的に下部温風を再
度送風開始するということになる。
れているので、以下に示すような効果を奏する。
は、手洗い用水受け部を含む手洗い部と、手洗い用水受
け部に連続又は隣接して設けられた手乾燥用水受け部
と、手乾燥用水受け部の上部に設けられ、乾燥用空気を
噴出するノズルとを含む手乾燥部とを備え、手洗い部と
手乾燥部とを一体に形成したので、省スペース化が図
れ、また、設置性も向上することができる。
は、手洗い用水受け部及び手乾燥用水受け部の上部に設
けられる天板が、手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部
の開口部の外周に対応した開孔を有しているので、手洗
い動作から手乾燥動作へ移る際に、手に付着した水滴で
天板や床面を濡らることがなく、衛生的な手洗い乾燥装
置を得ることができる。
は、手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部を全体として
凹状に形成し、その底部を手乾燥用水受け部側の下方に
向けて傾斜させ、水受け部の下端部に排水口を設けたの
で、従来のように手から拭い去った水を一旦タンク等に
溜めこれを定期的に処理するといった煩わしさを解消す
ることができて使い勝手が良く、また、手洗い時の水が
必ず手乾燥用水受け部を流れるので、乾燥時に発生する
手乾燥用水受け部の汚れが洗い流され、衛生面での向上
が図れるとともに、清掃の頻度を少なくすることが可能
となる。
は、手乾燥用水受け部を凹状に形成し、その下端部に排
水口を設けたので、従来のように手から拭い去った水を
一旦タンク等に溜めこれを定期的に処理するといった煩
わしさを解消することができ、使い勝手が良い。
は、手洗い用水受け部に溜水を可能とするために手洗い
用水受け部と手乾燥用水受け部との間に仕切り壁を設け
たので、手洗い用水受け部に水を溜めることができ、洗
面時等に便利である。
は、手乾燥用水受け部の奥行きを、手洗い用水受け部の
奥行きより狭く形成したので、乾燥用空気を効率良く手
に噴射することができ、乾燥時間の短縮を図ることがで
きる。
は、手乾燥用水受け部を、その奥行き方向の中心位置が
手洗い用水受け部の奥行き方向の中心位置より前方に位
置するように配置したので、手乾燥用水受け部の奥へと
手を挿入した際に体を屈めなくてもよく、自然な体勢で
手乾燥動作を行うことができる。
は、手乾燥用水受け部を凹状に形成し、前後両壁面を前
方に向けて傾斜させたので、手を挿入しやすく手乾燥動
作を自然な体勢で行うことができ、使い勝手がよい。
は、手洗い用水受け部は溢水防止用排水口を有し、乾燥
用空気を噴出するノズルを、溢水防止用排出口より上方
に配置したのでノズルから水が入ることを防止すること
ができる。
置は、乾燥用空気を発生させる乾燥用空気発生部を備
え、乾燥用空気発生部から乾燥用空気をノズルへ送る経
路に、柔軟性のある配管を用いたので、ノズルと乾燥用
空気発生部のそれぞれは、互いに拘束されることなく自
由に配置可能である。
置は、手乾燥用水受け部内に洗浄用水を供給するための
給水口を設けたので、手乾燥用水受け部内を洗浄するこ
とができる。
置は、天板を手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部と一
体に形成したので、天板と、手洗い用水受け部及び手乾
燥用水受け部とのつなぎ部分に汚れが発生するのを防ぐ
ことができ、また、装置組立時の工数を削減でき、コス
ト低減が図れる。
置は、手乾燥用水受け部を手洗い用水受け部の前方に配
置したので、横幅方向の設置スペースが不足するような
場合にも設置可能となる。
置は、手洗い用水受け部を含む手洗い部と、手洗い用水
受け部に連続して設けられた手乾燥用水受け部及び手乾
燥用水受け部の上部に設けられ、乾燥用空気を噴出する
ノズルを含む手乾燥部と、手洗い用水受け部と手乾燥用
水受け部の開口部の外周に対応した開孔を有する天板と
を備え、手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部を全体と
して凹状に形成し、その底部を手乾燥用水受け部側の下
方に向けて傾斜させ、その下端部に排水口を設けたの
で、省スペース化が図れるとともに設置性を向上でき、
また、溜まり水の排水処理を必要とせず、さらに、手に
付着した水滴で天板や床面を濡らることがなく衛生的な
手洗い乾燥装置を得ることができる。
置は、手乾燥用水受け部の奥行きを、手洗い用水受け部
の奥行きより狭く形成し、その奥行き方向の中心位置を
手洗い用水受け部の奥行き方向の中心位置より前方に配
置し、そして、前後両壁面を前方に向けて傾斜して形成
し、乾燥用空気発生部から乾燥用空気をノズルへ送る径
路に、柔軟性のある配管を用いたので、ノズルと乾燥用
空気発生部のそれぞれは、互いに拘束されることなく自
由に配置可能で、また、自然な体勢で手乾燥を行うこと
ができ、使い勝手が良い手洗い乾燥装置を得ることがで
きる。
置は、天板を手洗い用水受け部及び手乾燥用水受け部と
一体に形成したので、天板とのつなぎの部分がなくなる
ため、この部分に汚れが発生するのを防止でき、さら
に、組立時の工数を軽減できるのでコスト低減を図るこ
とが可能な手洗い乾燥装置を得ることができる。
置のノズルは、挿入される手の両面に乾燥用空気を噴射
するので、手の乾燥を短時間で行うことができる。
面図である。
ある。
ある。
る。
る。
る。
溢水防止用排水口、5 手洗い用水受け部、6 手洗
い部、7 手乾燥部、11 手乾燥用水受け部、12
a,12b ノズル、16,32 排水口、21 高圧
空気発生部(乾燥用空気発生部)、26 送風管(配
管)、31 仕切り壁、33 給水口。
Claims (17)
- 【請求項1】 手洗い用水受け部を含む手洗い部と、前
記手洗い用水受け部に連続又は隣接して設けられた手乾
燥用水受け部及び該手乾燥用水受け部の上部に設けら
れ、乾燥用空気を噴出するノズルを含む手乾燥部とを備
え、 前記手洗い部と手乾燥部とを一体に形成したことを特徴
とする手洗い乾燥装置。 - 【請求項2】 前記手洗い用水受け部と手乾燥用水受け
部の開口部の外周に対応した開孔を有する天板が設けら
れていることを特徴とする請求項1記載の手洗い乾燥装
置。 - 【請求項3】 前記手洗い用水受け部と手乾燥用水受け
部を全体として凹状に形成し、その底部を手乾燥用水受
け部側の下方に向けて傾斜させ、前記水受け部の下端部
に排水口を設けたことを特徴とする請求項1記載の手洗
い乾燥装置。 - 【請求項4】 手乾燥用水受け部を凹状に形成し、その
下端部に排水口を設けたことを特徴とする請求項1記載
の手洗い乾燥装置。 - 【請求項5】 前記手洗い用水受け部に溜水を可能とす
るために、手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部との間
に仕切り壁を設けたことを特徴とする請求項4記載の手
洗い乾燥装置。 - 【請求項6】 前記手乾燥用水受け部の奥行きを、前記
手洗い用水受け部の奥行きより狭く形成したことを特徴
とする請求項1記載の手洗い乾燥装置。 - 【請求項7】 前記手乾燥用水受け部を、その奥行き方
向の中心位置が手洗い用水受け部の奥行き方向の中心位
置より前方に位置するように配置したことを特徴とする
請求項1記載の手洗い乾燥装置。 - 【請求項8】 前記手乾燥用水受け部を凹状に形成し、
前後両壁面を前方に向けて傾斜させたことを特徴とする
請求項1記載の手洗い乾燥装置。 - 【請求項9】 前記手洗い用水受け部は溢水防止用排水
口を有し、前記乾燥用空気を噴出するノズルを、前記溢
水防止用排出口より上方に配置したことを特徴とする請
求項3記載の手洗い乾燥装置。 - 【請求項10】 乾燥用空気を発生させる乾燥用空気発
生部を備え、該乾燥用空気発生部から乾燥用空気を前記
ノズルへ送る経路に、柔軟性のある配管を用いたことを
特徴とする請求項1記載の手洗い乾燥装置。 - 【請求項11】 前記手乾燥用水受け部内に洗浄用水を
供給するための給水口を設けたことを特徴とする請求項
4記載の手洗い乾燥装置。 - 【請求項12】 前記天板を前記手洗い用水受け部と前
記手乾燥用水受け部と一体に形成したことを特徴とする
請求項2記載の手洗い乾燥装置。 - 【請求項13】 前記手乾燥用水受け部を前記手洗い用
水受け部の前方に配置したことを特徴とする請求項1又
は4記載の手洗い乾燥装置。 - 【請求項14】 手洗い用水受け部を含む手洗い部と、
前記手洗い用水受け部に連続して設けられた手乾燥用水
受け部及び該手乾燥用水受け部の上部に設けられ、乾燥
用空気を噴出するノズルを含む手乾燥部と、手洗い用水
受け部と手乾燥用水受け部の開口部の外周に対応した開
孔を有する天板とを備え、手洗い用水受け部と手乾燥用
水受け部を全体として凹状に形成し、その底部を手乾燥
用水受け部側の下方に向けて傾斜させ、その下端部に排
水口を設けたことを特徴とする手洗い乾燥装置。 - 【請求項15】 前記手乾燥用水受け部の奥行きを、手
洗い用水受け部の奥行きより狭く形成し、その奥行き方
向の中心位置が手洗い用水受け部の奥行き方向の中心位
置より前方に位置するように配置し、そして、前後両壁
面を前方に向けて傾斜させ、乾燥用空気発生部から乾燥
用空気を前記ノズルへ送る径路に、柔軟性のある配管を
用いたことを特徴とする請求項14記載の手洗い乾燥装
置。 - 【請求項16】 前記天板を前記手洗い用水受け部及び
手乾燥用水受け部と一体に形成したことを特徴とする請
求項14記載の手洗い乾燥装置。 - 【請求項17】 前記ノズルは、挿入される手の両面に
前記乾燥用空気を噴射することを特徴とする請求項1乃
至請求項16のいずれかに記載の手洗い乾燥装置。
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- 1999-03-12 JP JP06647699A patent/JP3629636B2/ja not_active Expired - Fee Related
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