JP7132585B2 - 身体乾燥装置 - Google Patents

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Description

この発明は、濡れた体を乾かす身体乾燥装置に関するものである。
従来、入浴やシャワー後には、タオルを用いて体に付着した水滴を拭き取り、その後に服を着るというルーチンを行うのが一般的である。また、体に水滴が付いたままの時間が長いと、体が冷える等の問題が生じるため、水滴の拭き取りが容易となるタオル等も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-82350号公報
しかしながら、入浴やシャワー後の体に付着した水滴を、もっと簡単かつ短時間で除去する手段があれば、さらに便利になることは明らかであり、そのような手段が望まれていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、体に付着した水滴を簡単かつ短時間で乾かすことができる身体乾燥装置を提供することを課題としている。
かかる課題を達成するために、発明は、浴室に設置されて、該浴室内で空気を噴出する噴出手段と、該噴出手段に空気を送り出す送風装置と、を有し、前記噴出手段から噴出される空気で、体に付着した水滴を吹き飛ばして乾燥させるように構成されている身体乾燥装置としたことを特徴とする。
また、本発明においては、上記記載の構成に加え、前記送風装置は、浴槽に対するブローバス装置の空気発生源を兼ねており、前記送風装置から送り出される空気は、切替スイッチによって、前記噴出手段と前記ブローバス装置の何れかに切り替えて送り出されるように構成されていることが望ましい。
また、本発明においては、上記記載の構成に加え、前記噴出手段は、前記浴室の壁面及び/又は床面に設置され、足元に対して空気を噴出するように構成されていることが望ましい
また、本発明においては、上記記載の構成に加え、前記噴出手段は、前記浴室の壁面及び/又は天井面に設置され、頭部に対して空気を噴出するように構成されていることが望ましい
また、本発明においては、上記記載の構成に加え、前記噴出手段は、前記浴室の壁面、床面、天井面の少なくとも1箇所に設置され、全身に対して空気を噴出するように構成されていることが望ましい
また、本発明においては、上記記載の構成に加え、、前記噴出手段は、少なくとも前記壁面に設置されており、該壁面から前記浴室内に向けて略水平方向に空気を噴出するように構成されていることが望ましい
また、本発明においては、上記記載の構成に加え、前記噴出手段は、前記浴室の前記壁面のうちの足元に対して空気を噴出する箇所が、他より強い空気を噴出するように構成されていることが望ましい
また、本発明においては、上記記載の構成に加え、前記噴出手段は、頭部から膝位までに対して空気を噴出する本体部と、膝下から足元までに対して空気を噴出する足用部と、を有しており、前記足用部から噴出する空気が、前記本体部より噴出する空気より強くなるように構成されていることが望ましい
また、本発明においては、上記記載の構成に加え、前記噴出手段は、使用者が手に持って自在に曲がるホースの先端部に空気を噴出させる噴出部が設けられた手持噴出手段を有していることが望ましい
また、本発明においては、上記記載の構成に加え、前記手持噴出手段は、シャワーヘッド及びシャワーホースと兼用に構成されていることが望ましい
発明によれば、噴出手段から噴出される空気で、体に付着した水滴を吹き飛ばして乾燥させるため、タオル等で拭き取るよりも、簡単かつ短時間で体を乾かすことができる。
また、発明によれば、足元に対して空気を噴出するようになっているため、噴出する空気で簡単かつ短時間で足元を乾かすことができる。
また、発明によれば、頭部に対して空気を噴出するようになっているため、噴出する空気で簡単かつ短時間で頭部を乾かすことができる。
また、発明によれば、全身に対して空気を噴出するようになっているため、噴出する空気で簡単かつ短時間で全身を乾かすことができる。
また、発明によれば、噴出手段が少なくとも浴室の壁面に設置されていて、当該壁面から略水平方向に空気を噴出するように構成されているため、手ぶらで簡単に体を乾かすことができ、かつ、横方向から空気を当てて全身を一気に乾かすことができる。
また、発明によれば、特に足元に対して噴出する空気を強いものにすることができるため、特に濡れたままだと床をベタベタにして不具合を生じる足元を確実に乾かすことができる。
また、発明によれば、空気を噴出させる噴出手段として、使用者が手に持ってフレキシブルに扱うことができるものを有しているため、使用者の自由な箇所に空気を当てることができ、それぞれの使用者に合わせた方法で体を乾かすことができる。
また、発明によれば、噴出手段がシャワーに使用するシャワーヘッドやシャワーホースを兼用したものであるため、シャワーと体の乾かしを浴室内の1つの構成を用いて行うことができ、浴室内をすっきりさせて余計なものを置かないで済むようにすることができる。
また、発明によれば、噴出手段に空気を送る送風装置がブローバス装置の空気発生源を兼ねているため、別に装置を設ける必要がなく、スペース的にもコスト的にも抑えた状態とすることができる。
本発明の実施の形態1に係る身体乾燥装置を備えた浴室を示す平面図である。 同実施の形態1に係る身体乾燥装置を備えた浴室を示す立面図である。 同実施の形態1に係る身体乾燥装置の変形例を備えた浴室を示す立面図である。 本発明の実施の形態2に係る身体乾燥装置を備えた浴室を示す平面図である。 同実施の形態2に係る身体乾燥装置を示す立面図である。 同実施の形態2に係る身体乾燥装置の変形例を備えた浴室を示す立面図である。 本発明の実施の形態3に係る身体乾燥装置を備えた浴室を示す平面図である。 同実施の形態3に係る身体乾燥装置を備えた浴室を示す立面図である。 本発明の実施の形態4に係る身体乾燥装置を備えた浴室を示す立面図である。 本発明の実施の形態4に係る身体乾燥装置の変形例を備えた浴室を示す立面図である。 本発明の実施の形態5に係る身体乾燥装置を備えた浴室を示す立面図である。 同実施の形態2に係る身体乾燥装置を備えたシャワールームを示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
[発明の実施の形態1]
図1,図2には、本発明の実施の形態1を示す。
この実施の形態の身体乾燥装置10は、図1,図2に示すように、浴室1に設置されている。
まず、浴室1について説明する。この実施の形態の浴室1は、図1,図2に示すように、壁面2,床面5及び天井面7で囲まれた空間に浴槽3と洗い場4が設けられている所謂ユニットバスである。洗い場4には浴室1への出入口となる扉1aが設けられており、また洗い場4には、シャワーを使用する際に利用するシャワーヘッド6が所定位置に設置されている。
また、身体乾燥装置10は、図2に示すように、体Hに空気Kを吹き掛けることで、体Hに付着した水滴を吹き飛ばして体Hを乾かすものであり、噴出手段20と送風装置30とを有している。
噴出手段20は、空気Kを通して噴き出すような孔や溝、スリット等の噴出口(図示省略)が複数設けられており、この実施の形態では、浴室1の壁面2に設置されており、浴室1の洗い場4側に略水平方向に空気Kが、体Hに付着した水滴を吹き飛ばす程度の所定強さで噴き出すように構成されている。また、この実施の形態の噴出手段20は、図2に示すように、標準的な体型の人間の足元から頭部までの全身をカバーするように(全身に対して空気Kが吹き掛けられるように)、上下方向及び幅方向の所定範囲から空気が噴出されるように構成されている。
また、この実施の形態の噴出手段20は、頭部から膝位までをカバーする本体部21と膝下から足元までをカバーする足用部25との2つの部位を有している。この実施の形態では、それぞれの噴出口の形状と後述する送風装置30からの空気の強さの双方又は何れか一方が、本体部21と足用部25とで異なるように(ここでは足用部25の方が強い空気Kが噴出するように)構成されており、これにより、足用部25からより強い空気Kが噴出して、足元をより確実に乾かすように構成されている。すなわち、足元が濡れたままで脱衣所に出ると、脱衣所を濡らしてしまう等不具合が大きいため、より確実に足元を乾かすように、他の部位より強い空気Kが出るようになっている。
送風装置30は、所謂エアコンプレッサ等の空気Kを送り出す装置であり、この実施の形態では、送り出す空気Kの圧力を調整して噴出手段20から噴出する空気Kの強さを調整できるように構成されている。また、この実施の形態では、常温の空気Kの他、温風や冷風を出すことができるように設定されている。これにより、外気温や浴室内の温度、外気の湿度や浴室内の湿度等に応じて、圧力コントロール及び温度コントロールされた空気を噴出することができ、使用者が素早く体Hの水滴を吹き飛ばして体Hを乾かすことができると共に、噴き出した空気によって使用者が寒かったり暑かったりすることがないように快適な状態の空気を送り出すことができるようになっている。
また、この実施の形態の送風装置30は、前記した噴出手段20の本体部21と足用部25から所定風量の空気が噴出されるように調整されて、空気が送り出されるようになっている。この実施の形態では、足用部25の方が本体部21より強い空気が噴出するように調整された上で、本体部21と足用部25のそれぞれに空気が送り出されるようになっている。なお、噴出手段の本体部21と足用部25とで噴出する空気Kの温度が変わるように送風することも可能となっている。例えば、寒い時期には冷えやすい足元に向けて、足用部25から噴出する空気Kが、本体部21から噴出する空気Kより高い温度の空気Kを送風するようになっていても良い。
なお、この実施の形態では、浴室1の天井部7に浴室用のエアコンディショナー等の温度コントロールシステム40が設置されており、前記した送風装置30による噴き出す空気の温度調節と連動して、浴室全体の温度管理を行い、快適かつ確実に体を乾燥させることができるように構成されている。
また、この実施の形態では、使用者が図示しないスイッチでオンオフの操作を行うことで、身体乾燥装置10の操作を行うようになっているが、人感センサ等により、洗い場の身体乾燥装置10の前に人がいて、かつ、シャワーやカラン等で水や湯を使用していない状態が検出されたときに、自動的に身体乾燥装置10のスイッチがオンになって空気Kが噴出するように構成されていても良い。また、所定時間経過で自動的に身体乾燥装置10のスイッチがオフとなるように構成されていても良いし、人間が身体乾燥装置10の前から離れたらスイッチがオフになるように構成されていても良い。さらに、センサで体Hの水滴の付着状態や体温等を検知して、それに応じて身体乾燥装置10のスイッチのオンオフや、送風装置30からの空気Kの強さや温度等を調整可能となっていても良い。
以上のように、この実施の形態の身体乾燥装置10によれば、噴出手段20から噴出される空気Kで、体Hに付着した水滴を吹き飛ばして乾燥させるため、タオル等で拭き取るよりも、簡単かつ短時間で体を乾かすことができる。
また、この実施の形態の身体乾燥装置10によれば、全身に対して空気Kを噴出するようになっているため、噴出する空気Kで簡単かつ短時間で全身を乾かすことができる。
また、この実施の形態の身体乾燥装置10によれば、噴出手段20が少なくとも浴室1の壁面2に設置されていて、当該壁面2から略水平方向に空気Kを噴出するように構成されているため、手ぶらで簡単に体Hを乾かすことができ、かつ、横方向から空気を当てて全身を一気に乾かすことができる。
また、この実施の形態の身体乾燥装置10によれば、特に足元に対して噴出する空気Kを強いものにすることができるため、特に濡れたままだと床をベタベタにして不具合を生じる足元を確実に乾かすことができる。
なお、この実施の形態において、図3の変形例に示す身体乾燥装置110のように、噴出手段120が本体部121と足用部125の他、頭用部129を有している構成となっていても良い。この頭用部129は、天井面7に設置されて略下向き方向に空気Kが噴き出すような孔や溝、スリット等の噴出口(図示省略)が複数設けられており、下向きに噴き出した空気Kが、体Hの特に頭部付近に付着した水滴を吹き飛ばして乾燥させるように構成されている。
また、この変形例の噴出手段120は、本体部121と足用部125と頭用部129との3つの部位で、それぞれの噴出口の形状と送風装置130からの空気の強さの双方又は何れか一方が異なるように(例えば、本体部121よりも足用部125及び頭用部129の方が強い空気Kが噴出するように)構成されており、これにより、足用部25と頭用部129からより強い空気Kが噴出して、頭と足元をより確実に乾かすように構成されている。すなわち、前記した足元と共に、乾きにくい頭部についても本体部121より強い空気Kを噴出して、より確実に頭部を乾かすようになっているものである。
以上のように、この実施の形態の変形例の身体乾燥装置110によれば、壁面2だけでなく天井面7にも噴出手段120(頭用部129)が設置されているため、双方から噴出する空気Kで、より簡単かつ短時間で全身を一気に乾かすことができる。
[発明の実施の形態2]
図4,図5には、本発明の実施の形態2を示す。なお、この実施の形態2は、以下に説明する事項以外については前記した実施の形態1と同様であるので、前記した実施の形態1と異なる事項以外は説明を省略する。
この実施の形態の噴出手段220は、図5に示すように、浴室1の洗い場4側の壁面2に設置された本体部221からシャワーに使用するシャワーホース8(図6参照)に類似したホース222が自在に曲がるように延びており、その略先端部にシャワーヘッド6(図6参照)に類似した噴出部としてのヘッド223が設けられており、そのヘッド223に空気Kを通して噴き出すような孔や溝、スリット等の噴出口224が複数設けられている。
この噴出手段220は、シャワーのときと同様に、使用者が手に持ってフレキシブルに移動させることができるようになっており、噴出口224から噴き出す空気Kを使用者の好みの箇所に当てることができるようになっている。
以上のように、この実施の形態の身体乾燥装置210によれば、空気Kを噴出させる噴出手段220が、使用者が手に持ってフレキシブルに扱うことができるようになっているため、使用者の自由な箇所に空気Kを当てることができ、それぞれの使用者に合わせた方法で体Hを乾かすことができる。
なお、この実施の形態において、図6の変形例に示す身体乾燥装置310のように、噴出手段320がシャワーで使用するシャワーヘッド6やシャワーホース8と兼用に構成されていても良い。すなわち、噴出手段320の本体部321から延びるヘッド323がシャワーヘッド6と兼用になっており、ホース322がシャワーホース8と兼用になっているものである。
これにより、シャワーとして当該ヘッド323及びホース322から水や湯を出して使用した後に、送風装置30から同じホース322及びヘッド323を通して空気Kを噴出させることで、身体乾燥装置310として機能させることできるようになっている。このとき、身体乾燥装置310として使い始める際には、ホース322やヘッド323内の水が多少噴き出すが、その後は空気Kが噴出して体Hを乾かすことができる。
以上のように、この実施の形態の変形例の身体乾燥装置310によれば、噴出手段320がシャワーに使用するシャワーヘッド6やシャワーホース8を兼用したものであるため、シャワーと体の乾かしを浴室1内の1つの構成を用いて行うことができ、浴室1内をすっきりさせて余計なものを置かないで済むようにすることができる。
[発明の実施の形態3]
図7,図8には、本発明の実施の形態3を示す。なお、この実施の形態3は、以下に説明する事項以外については前記した実施の形態1,2と同様であるので、前記した実施の形態1,2と異なる事項以外は説明を省略する。
この実施の形態の噴出手段420は、図7,図8に示すように、浴室1の洗い場4側の壁面2に設置された送風装置430からシャワーに使用するシャワーホース8と兼用のホース422が延びており、その略先端部にシャワーヘッド6と兼用のヘッド423が設けられており、そのヘッド423に空気Kを通して噴き出すような孔や溝、スリット等の噴出口(図示省略)が複数設けられている。
この噴出手段420は、シャワーのときと同様に、使用者が手に持ってフレキシブルに移動させることができるようになっており、噴出口224から噴き出す空気Kを使用者の好みの箇所に当てることができるようになっている。
また、この実施の形態では、浴槽3に所謂ブローバス機能(泡が出る機能)を生じさせるブローバス装置を有しており、浴槽3には、ブローバス装置を使用するときに泡が出てくるブローバス孔9を有している。
そして、送風装置430は、身体乾燥装置410以外に浴槽3のブローバス孔9にも繋がっており、図示しない切替スイッチの操作で、送風装置430をブローバス装置の空気発生源としても、身体乾燥装置410用にも使用することができるようになっている。
以上のように、この実施の形態の身体乾燥装置410によれば、噴出手段420に空気Kを送る送風装置430がブローバス装置の空気発生源を兼ねているため、別に装置を設ける必要がなく、スペース的にもコスト的にも抑えた状態とすることができる。
[発明の実施の形態4]
図9には、本発明の実施の形態4を示す。なお、この実施の形態4は、以下に説明する事項以外については前記した実施の形態1と同様であるので、前記した実施の形態1と異なる事項以外は説明を省略する。
この実施の形態の身体乾燥装置510における噴出手段520は、図9に示すように、浴室1の洗い場4側の壁面2の下方に設置されており、空気Kが下方又は斜め下方に向けて噴出するように構成されている。また、この実施の形態では、当該噴出手段520の近くに足を持って行くと自動的に噴出手段520から空気Kが噴出するようにセンサ(図示省略)が設けられている。
以上のように、この実施の形態の身体乾燥装置510によれば、特に足元に対して空気Kを噴出するようになっているため、噴出する空気Kで簡単かつ短時間で足元を乾かすことができる。
なお、この実施の形態において、図10の変形例に示す身体乾燥装置610のように、噴出手段620が床面5に設置されており、空気Kが略上方に向けて噴出するようになっていても良い。この変形例では、当該噴出手段620に足を置くと自動的に噴出手段620から空気Kが噴出するようにセンサ(図示省略)が設けられている。
また、この変形例の噴出手段620は、水が内部に入り込まないように噴出口又は内部の所定位置に逆止弁(図示省略)が設けられている。
[発明の実施の形態5]
図11には、本発明の実施の形態5を示す。なお、この実施の形態5は、以下に説明する事項以外については前記した実施の形態1と同様であるので、前記した実施の形態1と異なる事項以外は説明を省略する。
この実施の形態の身体乾燥装置710における噴出手段720は、図11に示すように、浴室1の洗い場4側の天井面7に設置されており、空気Kが下方又は斜め下方に向けて噴出するように構成されている。また、この実施の形態では、壁面2に設けられた図示しないスイッチをオンオフすることで噴出手段720から空気Kが噴出するように構成されている。
以上のように、この実施の形態の身体乾燥装置710によれば、特に頭部に対して空気Kを噴出するようになっているため、噴出する空気Kで簡単かつ短時間で頭部を乾かすことができる。
なお、本発明の身体乾燥装置は、前記した各実施の形態のような構造に限るものではなく、他の構造のものにも適用できる。例えば、前記した各実施の形態では、浴槽3を有するユニットバスタイプの浴室1について、本発明の身体乾燥装置を設置した構成を説明してきたが、これに限るものではなく、浴室内で空気によって体に付着した水滴を吹き飛ばして体を乾かす構成であれば、ユニットバス以外の浴室やシャワールームに適用することも可能である。
本発明の身体乾燥装置をシャワールームに適用した例について記載すると、図12に示すようなシャワールーム101について、前記した実施の形態2で示したような手にとって使用する噴出手段220を有する身体乾燥装置210を設置する場合が考えられる。また、図12のシャワールームについて実施の形態1,実施の形態1の変形例,実施の形態2の変形例,実施の形態3で示したような各身体乾燥装置を設置した構成となっていても良い。
さらに、浴室やシャワールームに隣接した脱衣ルームのようなスペースにおいて、本発明の身体乾燥装置の構成を備えているような場合も考えられる。
また、前記した噴出手段の噴出口には、孔や溝、スリット等以外に方向を変化させられるルーバー等が設けられていても良い。
また、前記した壁面、天井面、床面に設けられた噴出手段については、それぞれ1箇所に限るものではなく、複数箇所に設置されていても良い。例えば、対向する壁面にそれぞれ設けられていれば、体に対して表と裏(右と左)の双方から空気が噴出するため、より早く体を乾かすことができる。また、隣接する壁面同士に略L字型に配置されていても良い。この場合も、直交する2つの方向から空気が噴出するため、より早くから賀を乾かすことができる。
また、前記した壁面、天井面、床面に設置した噴出手段のいずれか又は複数と手に持つタイプの噴出手段の双方が設置されていて、併用できるようになっていても良い。これにより、さらに早く体を乾かすことができる。
また、送風装置についても、前記したように1台で全ての噴出手段を賄うようになっていても良いし、それぞれの噴出手段毎に別の送風装置を有していても良い。
1 浴室
1a 扉
2 壁面
3 浴槽
4 洗い場
5 床面
6 シャワーヘッド
7 天井面
8 シャワーホース
9 ブローバス孔
10,110、210,210a,310,410,510,610,710 身体乾燥装置
20,120、220,220a,320,420,520,620,720 噴出手段
21,121、221,321 本体部
25,125 足用部
30,130,430 送風装置
40 温度調整装置
101 シャワールーム
129 頭用部
222,322,422 ホース
223,323,423 ヘッド(噴出部)
224 噴出口
K 空気
H 体

Claims (3)

  1. 浴室に設置されて、該浴室内で空気を噴出する噴出手段と、
    該噴出手段に空気を送り出す送風装置と、
    を有し、
    前記噴出手段から噴出される空気で、体に付着した水滴を吹き飛ばして乾燥させるようになっており、
    前記噴出手段は、前記浴室の少なくとも壁面に設置されており、該壁面から前記浴室内に向けて略水平方向に空気を噴出するように構成されており、かつ、頭部から膝位までに対して空気を噴出する本体部と、膝下から足元までに対して空気を噴出する足用部と、を有しており、前記足用部から噴出する空気が、前記本体部より噴出する空気より強くなるように構成されており、
    前記送風装置は、浴槽に対するブローバス装置の空気発生源を兼ねており、
    前記送風装置から送り出される空気は、切替スイッチによって、前記噴出手段と前記ブローバス装置の何れかに切り替えて送り出されるように構成されていることを特徴とする身体乾燥装置。
  2. 前記噴出手段は、使用者が手に持って自在に曲がるホースの先端部に空気を噴出させる噴出部が設けられた手持噴出手段を有していることを特徴とする請求項1に記載の身体乾燥装置。
  3. 前記手持噴出手段は、シャワーヘッド及びシャワーホースと兼用に構成されていることを特徴とする請求項に記載の身体乾燥装置。
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