JPH054794Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH054794Y2 JPH054794Y2 JP12256988U JP12256988U JPH054794Y2 JP H054794 Y2 JPH054794 Y2 JP H054794Y2 JP 12256988 U JP12256988 U JP 12256988U JP 12256988 U JP12256988 U JP 12256988U JP H054794 Y2 JPH054794 Y2 JP H054794Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- hands
- box
- drying device
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 19
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 13
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 6
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 206010013786 Dry skin Diseases 0.000 description 2
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- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
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- 239000010839 body fluid Substances 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
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- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、主として手や足等を水で洗つた後
に水分を取るために使用する身体乾燥装置に関す
る。
に水分を取るために使用する身体乾燥装置に関す
る。
トイレ等の洗面器の上方には手を洗つた後にタ
オルやハンカチを使用する手間を省くために空気
の吹付けによる手乾燥装置が用いられる。
オルやハンカチを使用する手間を省くために空気
の吹付けによる手乾燥装置が用いられる。
従来の身体乾燥装置は、このように手の乾燥に
限られていたのであるが、それには例えば実開昭
55−116317号公報に見られるように、手を差し入
れるボツクスの中に温風器を内装し、センサーに
よりボツクス内への手の差入れが感知されると、
乾燥した温風が自動的に手に吹き付けられるよう
にしたものがあつた(温風式)。
限られていたのであるが、それには例えば実開昭
55−116317号公報に見られるように、手を差し入
れるボツクスの中に温風器を内装し、センサーに
よりボツクス内への手の差入れが感知されると、
乾燥した温風が自動的に手に吹き付けられるよう
にしたものがあつた(温風式)。
また、特開昭62−68430号公報に見られる如く、
ボツクスの中に圧縮空気を噴出させるジエツトノ
ズルを内装し、強力な空気の吹付けにより手の水
を吹き飛ばすものもあつた(ジエツト風式)。
ボツクスの中に圧縮空気を噴出させるジエツトノ
ズルを内装し、強力な空気の吹付けにより手の水
を吹き飛ばすものもあつた(ジエツト風式)。
手を洗つた後においてはその表面にかなりの水
分が付着しているため、上記の温風式のものであ
ると、温風を吹き付けただけではその乾燥が遅い
ばかりでなく、乾燥した手の表面には水に溶けて
いた微量の物質(体液も含む)が残留するため、
手がべとつく乾燥状態しか得られなく、手にいつ
までも不快感が残るという問題があつた。
分が付着しているため、上記の温風式のものであ
ると、温風を吹き付けただけではその乾燥が遅い
ばかりでなく、乾燥した手の表面には水に溶けて
いた微量の物質(体液も含む)が残留するため、
手がべとつく乾燥状態しか得られなく、手にいつ
までも不快感が残るという問題があつた。
また、ジエツト風式のものであると、手の表面
の水の大部分が風圧により吹き飛ばされて除去さ
れた後で乾燥がなされるために、乾燥したあとに
べとつきが少ないけれども、温風ではないので乾
燥がこの場合も遅いということは避けられなかつ
た。
の水の大部分が風圧により吹き飛ばされて除去さ
れた後で乾燥がなされるために、乾燥したあとに
べとつきが少ないけれども、温風ではないので乾
燥がこの場合も遅いということは避けられなかつ
た。
この考案は、上記のような実情に鑑みて、身体
表面の水が素早く吹き飛ばされるとともに、温風
により乾燥されるために、身体の乾燥が非常に早
く、しかも乾燥した肌にべとつきが感じられない
身体乾燥装置を提供することを目的としたもので
ある。
表面の水が素早く吹き飛ばされるとともに、温風
により乾燥されるために、身体の乾燥が非常に早
く、しかも乾燥した肌にべとつきが感じられない
身体乾燥装置を提供することを目的としたもので
ある。
上記の目的を達成するためにこの考案は、温風
を穏やかに放出する温風器と、圧縮空気を噴出す
るジエツトノズルとを近接して設け、温風と圧縮
空気とを共に身体に当て得るように構成したもの
である。
を穏やかに放出する温風器と、圧縮空気を噴出す
るジエツトノズルとを近接して設け、温風と圧縮
空気とを共に身体に当て得るように構成したもの
である。
上記の構成によれば、身体に温風と圧縮空気と
が共に吹き付けられることによつて、水の吹き飛
ばしと温風による乾燥とが同時に行われるため、
乾燥が瞬時に行われるばかりでなく、水に溶けて
いた物質も大部分が水と共に吹き飛ばされるため
に、べとつきが感じられる程には肌にその物質が
残留することはなく、肌が快適に乾燥される。
が共に吹き付けられることによつて、水の吹き飛
ばしと温風による乾燥とが同時に行われるため、
乾燥が瞬時に行われるばかりでなく、水に溶けて
いた物質も大部分が水と共に吹き飛ばされるため
に、べとつきが感じられる程には肌にその物質が
残留することはなく、肌が快適に乾燥される。
なお、温風の吹出しを圧縮空気の噴出よりも少
し遅らせても良い。
し遅らせても良い。
次に、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図ないし第3図は、洗面ユニツトにおいて
手乾燥装置Pとして実施したもので、洗面台Sの
後端に背板Bを立設し、その上端部にボツクス1
を取り付け、ボツクス1に温風器2、ジエツトノ
ズル3、センサー4、緩衝器5等を内装し、洗面
台Sの中にコンプレツサー6やその駆動モーター
7等が内装されている。
手乾燥装置Pとして実施したもので、洗面台Sの
後端に背板Bを立設し、その上端部にボツクス1
を取り付け、ボツクス1に温風器2、ジエツトノ
ズル3、センサー4、緩衝器5等を内装し、洗面
台Sの中にコンプレツサー6やその駆動モーター
7等が内装されている。
ボツクス1は、下にゆくにつれて後退して前後
幅が狭く形成され、上端部の前面に手を差し入れ
る窓孔10が開口される。
幅が狭く形成され、上端部の前面に手を差し入れ
る窓孔10が開口される。
温風器2は、ボツクス1の中の上端部中央に下
向きに設けられており、その構造については、内
筒11と外筒12との間の空間13が下端に開設
され、その空間13にリング状のヒーター14が
内装され、上端にはコンプレツサー6からの空気
の供給パイプ15が電磁バルブ16を介して連結
され、空間13に空気が噴入されるように構成さ
れる。
向きに設けられており、その構造については、内
筒11と外筒12との間の空間13が下端に開設
され、その空間13にリング状のヒーター14が
内装され、上端にはコンプレツサー6からの空気
の供給パイプ15が電磁バルブ16を介して連結
され、空間13に空気が噴入されるように構成さ
れる。
ヒーター14にはニクロム線ヒーターが用いら
れているが、セラミツクヒーターを用いることも
できる。
れているが、セラミツクヒーターを用いることも
できる。
ジエツトノズル3は、コンプレツサー6から供
給パイプ15で送られてきた圧縮空気をそのまま
噴出させるもので、温風器2の内筒11の中から
噴出がなされるように内筒11の中に突入して設
けられている。
給パイプ15で送られてきた圧縮空気をそのまま
噴出させるもので、温風器2の内筒11の中から
噴出がなされるように内筒11の中に突入して設
けられている。
センサー4は、ボツクス1の窓孔10の一端に
発行器4aを、他端に受光器4bを設けることに
より構成され、窓孔10に手を差し入れるとそれ
が感知され、その信号により空気の供給パイプ1
5の電磁バルブ16が開かれる。
発行器4aを、他端に受光器4bを設けることに
より構成され、窓孔10に手を差し入れるとそれ
が感知され、その信号により空気の供給パイプ1
5の電磁バルブ16が開かれる。
緩衝器5は、数枚の通気板5a,5bを重ね合
わせたもので、その通気板5a,5bは斜片を等
間隔に列設して構成され、斜片の向きが上下で異
なるように重合せがなされている。
わせたもので、その通気板5a,5bは斜片を等
間隔に列設して構成され、斜片の向きが上下で異
なるように重合せがなされている。
洗面器Aには同じく光センサー20の感知によ
り蛇口21のバルブが開くように構成されてい
る。
り蛇口21のバルブが開くように構成されてい
る。
上記の洗面ユニツトの使用については、洗面器
Aで手を洗つたときに、手を軽く振つて滴を落と
してから、手をボツクス1の窓孔10に差し入れ
る。そうすると、センサー4がそれを感知するこ
とによつてバルブ16が開き、コンプレツサー6
からの空気が温風器2とジエツトノズル3とから
同時に放出されるので、それに手を触れさせなが
ら手をもむように複雑に動かす。
Aで手を洗つたときに、手を軽く振つて滴を落と
してから、手をボツクス1の窓孔10に差し入れ
る。そうすると、センサー4がそれを感知するこ
とによつてバルブ16が開き、コンプレツサー6
からの空気が温風器2とジエツトノズル3とから
同時に放出されるので、それに手を触れさせなが
ら手をもむように複雑に動かす。
ジエツトノズル3から噴出される空気は、減圧
されないで強力に手に触れるため、手に付着して
いた水は下へ吹き飛ばされ、下の緩衝器5に付着
していずれは蒸発して消失する。また、圧縮空気
は緩衝器5に吸収されることにより勢いを喪失す
るので、ボツクス1内に空気の過流が余り生じな
く、騒音の発生も防止される。
されないで強力に手に触れるため、手に付着して
いた水は下へ吹き飛ばされ、下の緩衝器5に付着
していずれは蒸発して消失する。また、圧縮空気
は緩衝器5に吸収されることにより勢いを喪失す
るので、ボツクス1内に空気の過流が余り生じな
く、騒音の発生も防止される。
また、供給パイプ15から温風器2の中に入つ
た空気はその空間13で減圧され。且つヒーター
14で加熱されるので、下からは穏やかで乾燥し
た温風が吹き出し、ジエツトノズル3の噴出空気
では拭き払うことのできなかつた僅かな水を蒸発
させる。また、この温風ジエツト噴流に巻き込ま
れるため、瞬時に手の乾燥が行われてしまう。
た空気はその空間13で減圧され。且つヒーター
14で加熱されるので、下からは穏やかで乾燥し
た温風が吹き出し、ジエツトノズル3の噴出空気
では拭き払うことのできなかつた僅かな水を蒸発
させる。また、この温風ジエツト噴流に巻き込ま
れるため、瞬時に手の乾燥が行われてしまう。
第4図および第5図は足洗いユニツトにおいて
足乾燥装置Qとして実施したもので、足洗い場3
0の横にその足乾燥装置Qが設けられる。
足乾燥装置Qとして実施したもので、足洗い場3
0の横にその足乾燥装置Qが設けられる。
足乾燥装置Qは、数人が並んで使用できるよう
に、ボツクス1を横長に形成し、それに窓孔10
を横長に設けてある。
に、ボツクス1を横長に形成し、それに窓孔10
を横長に設けてある。
背板Bの中と、ボツクス1の中の上端にそれぞ
れコンプレツサーからの供給パイプ15a,15
bを配列し、ボツクス1内の後部に温風器2を配
列し、ボツクス1内の供給パイプ15bにジエツ
トノズル3を等間隔おきに列設してある。
れコンプレツサーからの供給パイプ15a,15
bを配列し、ボツクス1内の後部に温風器2を配
列し、ボツクス1内の供給パイプ15bにジエツ
トノズル3を等間隔おきに列設してある。
温風器2は、断面コ字形のチヤンネル部材32
の中にヒーター14を内装し、チヤンネル部材3
2が等間隔おきに短パイプ33により供給パイプ
15aと連結されている。
の中にヒーター14を内装し、チヤンネル部材3
2が等間隔おきに短パイプ33により供給パイプ
15aと連結されている。
なお、ケース35の中にはコンプレツサーやモ
ータをはじめ、供給パイプ15a,15bの開閉
バルブ等の機器が内装されている。
ータをはじめ、供給パイプ15a,15bの開閉
バルブ等の機器が内装されている。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、温風
と圧縮空気とを共に身体に吹き付けることによ
り、素早く身体を乾燥させることができ、しか
も、身体表面において多量の水を乾燥させるので
はなく、吹き落すことによつて残つたわずかの水
を乾燥させるため、水に溶けていた物質が肌の表
面にほとんど残留しなく、べとつきのない快適な
肌の乾燥状態が得られるという優れた効果があ
る。
と圧縮空気とを共に身体に吹き付けることによ
り、素早く身体を乾燥させることができ、しか
も、身体表面において多量の水を乾燥させるので
はなく、吹き落すことによつて残つたわずかの水
を乾燥させるため、水に溶けていた物質が肌の表
面にほとんど残留しなく、べとつきのない快適な
肌の乾燥状態が得られるという優れた効果があ
る。
第1図ないし第3図は一実施例を示し、第1図
は手乾燥装置として実施した洗面ユニツトの斜視
図、第2図は手乾燥装置の要部断面図、第3図は
第2図X−X線矢視の断面図である。第4図は足
乾燥装置として実施した足洗いユニツトの斜視
図、第5図は第4図Y−Y線矢視の断面図であ
る。 P……手乾燥装置としての身体乾燥装置、Q…
…足乾燥装置としての身体乾燥装置、2……温風
器、3……ジエツトノズル。
は手乾燥装置として実施した洗面ユニツトの斜視
図、第2図は手乾燥装置の要部断面図、第3図は
第2図X−X線矢視の断面図である。第4図は足
乾燥装置として実施した足洗いユニツトの斜視
図、第5図は第4図Y−Y線矢視の断面図であ
る。 P……手乾燥装置としての身体乾燥装置、Q…
…足乾燥装置としての身体乾燥装置、2……温風
器、3……ジエツトノズル。
Claims (1)
- 温風を穏やかに放出する温風噐と、圧縮空気を
噴出するジエツトノズルとを近接して設け、温風
と圧縮空気とを共に身体に当て得るように構成し
たことを特徴とする身体乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12256988U JPH054794Y2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12256988U JPH054794Y2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0242592U JPH0242592U (ja) | 1990-03-23 |
JPH054794Y2 true JPH054794Y2 (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=31370622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12256988U Expired - Lifetime JPH054794Y2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054794Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-19 JP JP12256988U patent/JPH054794Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0242592U (ja) | 1990-03-23 |
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