JPH0710164Y2 - 浴室の床の暖房装置 - Google Patents

浴室の床の暖房装置

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JPH0710164Y2
JPH0710164Y2 JP15270189U JP15270189U JPH0710164Y2 JP H0710164 Y2 JPH0710164 Y2 JP H0710164Y2 JP 15270189 U JP15270189 U JP 15270189U JP 15270189 U JP15270189 U JP 15270189U JP H0710164 Y2 JPH0710164 Y2 JP H0710164Y2
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JP
Japan
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hot water
nozzle
inclined surface
floor
bathroom
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP15270189U
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JPH0393320U (ja
Inventor
昭宏 武井
武 平川
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は浴室の床の暖房装置に関するものである。
(従来の技術と問題点) 本案出願人は先にこの種の暖房装置として実開平1−13
6309号を考案している。しかし、このものにおいては、
第6図に示すように、散湯ノズル(5)はノズル口
(7)前方に、上方に傾斜する傾斜面(8)を有し、湯
を浴室の床側に向けて斜め上方に散布するようにしてい
た。しかし、湯の散布方向は一定方向だけであり、浴室
床面の一部分にしか湯が散布されず、散布効率の悪いも
のであった。それ故、床面で湯の直接散布されない部分
は暖まり難く、暖房効果が悪いという問題を有してい
た。
本考案は上記従来例の問題点を解決しようとするもので
あり、散湯ノズルの散布効率を上げて暖房効果を高める
ことを目的としている。
以下、本考案を図示の実施例に従って具体的に説明す
る。
(実施例) 第1図及び第2図において(1)は浴室、(2)は床、
(3)は浴槽である。(5)は浴槽(3)とエプロン
(4)との間の下部に設けた散湯ノズルで、浴槽(3)
と平行に配管された散湯給湯管(6)に接続されてい
る。散湯給湯管(6)へは図示しない湯沸器等から設定
された湯が供給される。
第3図及び第4図に示される実施例では散湯ノズル
(5)はノズル口(7)前方にノズル口(7)から吐出
される湯を当てる複数の傾斜面(第3図及び第4図では
2つの傾斜面)(8),(9)を有し、浴室の床側に斜
め上方に湯を散布できるようにしている。上記複数の傾
斜面(8),(9)は湯の吐出方向に前後に並べて設け
られ、散湯ノズル(5)先端に第1の傾斜面(8)、ノ
ズル口(7)と該第1の傾斜面(8)との間に第2の傾
斜面(9)が設けられる。また、これらの傾斜面
(8),(9)は上方に傾斜している。そして、上記第
2の傾斜面(9)にはノズル口(7)と対向する位置に
スリット(9a)が設けられており、ノズル口(7)から
吐出された湯の一部がスリット(9a)を通過して第1の
傾斜面(8)に当たるように構成されている。尚、スリ
ット(9a)は第2の傾斜面(9)の適所に複数設けても
よい。また、上記散湯ノズル(5)は、エプロン(4)
下部に設けられた開口(41)に対応する位置のエプロン
内に配置される。
また第5図に示される実施例では、散湯ノズル(5)に
複数のノズル口(第5図では2つのノズル口)(7),
(10)を設け、夫々のノズル口(7),(10)前方に該
ノズル口(7),(10)から吐出される湯を当てる第2
の傾斜面(9)、第1の傾斜面(8)を設けている。
尚、ノズル口(10)はノズル口(7)の前方でノズル口
(7)よりやや下方に設けられ、第1の傾斜面(8)も
第2の傾斜面(9)の前方で第2の傾斜面(9)よりや
や下方に設けられている。また、ノズル口(7),(1
0)から吐出される湯の吐出方向に対する上記第1及び
第2の傾斜面(8),(9)の傾斜角θ1,θ2はそれぞ
れ異ならせている。(第5図ではθ1<θ2)また、散湯
ノズル口(5)は内部に上記ノズル口(7),(10)の
夫々に連通する水通路(7a),(10a)を有し、水通路
(10a)は水通路(7a)の下方に配設されている。尚、
本実施例においても上記傾斜面(8),(9)はともに
上方に傾斜している 本考案は上記のように構成され、次に作用について説明
する。
入浴時、脱衣室等に設けたリモコン装置(図示せず)に
て熱源器をONすれば、湯沸器で作られた湯が散湯給湯管
(6)から散湯ノズル(5)に供給される。
第3図及び第4図に示される実施例では、散湯ノズル
(5)のノズル口(7)から吐出される湯の一部は第2
の傾斜面(9)に当たり、また一部はスリット(9a)を
通って第1の傾斜面(8)に当たる。第2の傾斜面
(9)に当たった湯は斜め上方に薄膜状で扇状に広が
り、開口(41)より出て浴槽(3)と反対側の床(2)
上面に落ちる。また、第1の傾斜面(8)に当たる湯も
斜め上方に薄膜状に広がるが、スリット(9a)により流
速が減速される為、第2の傾斜面(9)に当たった湯よ
りも浴槽(3)に近い位置に落ちる。従って、従来、湯
の直接散布されなかった床(2)上面にも湯が散布さ
れ、散布効率は向上するのである。また、上記のように
床(2)上面に散布された排水口(11)に至までの間に
床面を暖めるのである。
そして脱衣後浴室(1)に入れば床の暖房は程良くでき
ている。又、浴槽(3)に入る前に衛生面より、局部、
身体等に掛け湯を行うのが通例であるが、散湯が上向き
に噴出されている為、洗面器やシャワー等を手で操作し
なくてもそのままの姿勢で身体の掛け湯ができる。散湯
のOFFはタイマ又は浴室(1)内のリモコンで行う。そ
して散湯ノズル口(5)はエプロン(4)内に配置され
ており、洗い場でのじゃまにならない。
次に、第5図に示される実施例について、上記作用と異
なる点だけを説明する。ノズル(7)から吐出される湯
は全て第2の傾斜面(9)に当たり、床(2)上面に落
ちる。また、ノズル口(10)から吐出される湯も全て第
1の傾斜面(8)に当たり、床側に散布されようとする
が、第1の傾斜面(8)の傾斜角θ1は第2の傾斜面
(9)の傾斜角θ2より小さいから、第2の傾斜面
(9)に当たった湯よりも浴槽(3)に近い位置に落ち
る。
尚、上記2つの実施例において、散湯ノズル(5)は必
ずしもエプロン(4)内に設ける必要はなく、浴室
(1)の適所に設けてもよい。
(考案の効果) 以上、実施例から明らかなように、請求項1及び請求項
2記載の浴室の床の暖房装置によれば、散布効率は向上
し、従来より床面で直接湯の散布される部分は広くな
る。従って暖房効果も高まるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案(請求項1)の一実施例を示し
たもので、第1図は浴室の傾斜図、第2図は浴室の断面
図、第3図は散湯ノズルの平面図、第4図は散湯ノズル
の断面図である。第5図は本考案(請求項2)の一実施
例に係る散湯ノズルの断面図、第6図は従来例の断面図
である。 (5)……散湯ノズル (7),(10)……ノズル口 (8),(9)……傾斜面 (9a)……スリット θ1,θ2……傾斜角度

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴室の床側に斜め上方に湯を散布するため
    の散湯ノズルを有するものであって、該散湯ノズルには
    1つのノズル口の前方に該ノズル口から吐出される湯を
    当てる複数の傾斜面を湯の吐出方向に前後に並べて設
    け、先端の傾斜面以外の傾斜面には上記ノズルから吐出
    される湯を通過させて先端の傾斜面にこの湯を当てるス
    リットを設けたことを特徴とする浴室の床の暖房装置。
  2. 【請求項2】浴室の床側に斜め上方に湯を散布するため
    の散湯ノズルを有するものであって、該散湯ノズルには
    複数のノズル口を設けると共に夫々のノズル口の前方に
    該ノズル口から吐出される湯を当てる傾斜面を設け、さ
    らに夫々の傾斜面の傾斜角度を異ならせたことを特徴と
    する浴室の床の暖房装置。
JP15270189U 1989-12-28 1989-12-28 浴室の床の暖房装置 Expired - Lifetime JPH0710164Y2 (ja)

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JP15270189U JPH0710164Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 浴室の床の暖房装置

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JP15270189U JPH0710164Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 浴室の床の暖房装置

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JPH0393320U JPH0393320U (ja) 1991-09-24
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ID=31698953

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JP2015129620A (ja) * 2014-01-08 2015-07-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 床面加温装置

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JPH0393320U (ja) 1991-09-24

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