JPH043639Y2 - - Google Patents

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JPH043639Y2
JPH043639Y2 JP1986060801U JP6080186U JPH043639Y2 JP H043639 Y2 JPH043639 Y2 JP H043639Y2 JP 1986060801 U JP1986060801 U JP 1986060801U JP 6080186 U JP6080186 U JP 6080186U JP H043639 Y2 JPH043639 Y2 JP H043639Y2
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JP
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water
shower
shower head
diameter
holes
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JP1986060801U
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JPS62174653U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、散水部に多数の吐水孔が設けられた
シヤワーヘツドに関するものであり、流量の異な
るシヤワー流を同時に得ることのできるよう改良
したものである。
〔従来の技術〕
第4図はハンドシヤワーに用いられている従来
のシヤワーヘツド21を示すものである。該シヤ
ワーヘツド21の先端部には吐水孔22が穿設さ
れた散水部23が形成されており、温水又は冷水
をシヤワーホース24を通じてシヤワーヘツド2
1に供給すると、散水部23の吐水孔22からシ
ヤワー流が噴出される構造となつている。この吐
水孔22は、人体に対してシヤワー流の分布が密
で、かつ均一となるように散水部23に多数設け
られており、その孔径は、常用水道圧の下限値
(約0.3〜0.5Kgf/cm2)を考慮して約1mm程度に
形成される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来のシヤワーヘツド21は、撒水範囲を
比較的広範囲とすることのみを追求したものであ
り、その結果、直径1mm前後の細孔を多数設けた
構造となつている。そのため、従来のシヤワーヘ
ツドは、体表面上の石鹸や汚れ等を洗い流すこと
はある程度可能であるが、吐出されるシヤワー流
のあたりが緩やかとなるため皮膚刺激性が十分で
なく、感覚的な満足感(爽快感)が得られにくい
という欠点があつた。特に、この欠点は水道圧が
変動して前記の下限値まで低下したときに顕著で
あつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点に鑑みて創案されたもので
あり、その特徴は、散水部に少なくとも二種類以
上の異なる孔径の吐水孔を有するシヤワーヘツド
であつて、小径の吐水孔を大径の吐水孔よりも多
数設け、各吐水孔をシヤワーヘツド本体内の給水
路と連通させ、孔径の異なる各吐水孔からそれぞ
れ流量の異なるシヤワー流が同時に噴出するよう
になしたことである。
〔作用〕
本案シヤワーヘツドの小径吐水孔からは線が細
く従つて感触の緩やかなシヤワー流(以下シヤワ
ー細流と言う)が吐出され、大径吐水孔からは線
が太く従つて感触がやや強めのシヤワー流(以下
シヤワー強流と言う)が噴出される。
上記シヤワー強流は、使用者に適度の皮膚刺激
を与えて血行を良くすると共に新陳代謝を活発に
する働きを有する。一方、小径吐水孔は多数設け
られているから、シヤワー細流の散水面積が広
く、かつシヤワー細流の分布は密である。従つ
て、広範囲の洗浄を効率良く行うことができる。
更に、本案シヤワーヘツドは、小径吐水孔を多
数、大径吐水孔を小数としたので、高い給水圧を
必要とせず、通常の水道圧でシヤワー細流とシヤ
ワー強流とを同時に得ることができる。
〔実施例〕
第1図は本考案を実施したシヤワーヘツド1の
全体を示すものである。この実施例においては、
大、中、小の散水板5,6,7を用意し、該大、
中、小の散水板5,6,7を重ね合わせてシヤワ
ーヘツド本体9にビス10等を用いて固定するこ
とにより散水部2を形成するものとした。
第2図a及びbは上記シヤワーヘツド1の要部
を拡大視して示すものである。同図に明示する如
く、本実施例の特徴とするのは、散水部2の略中
央部に大径吐水孔3を設け、その周囲を取り巻く
ように多数の小径吐水孔4を配設したことであ
る。即ち、各散水板5,6,7の側面にV型溝
8,8……が刻設されて小径吐水孔4となされる
と共に小散水板7の中央部に大径の吐水孔3が穿
設されている。このシヤワーヘツド1にシヤワー
ホース12を通じて温水又は冷水を供給すれば、
各散水板5,6,7に設けられているV型溝8,
8……からはシヤワー細流が吐出され、中央の大
径吐水孔3からはシヤワー強流が吐出される。
上記吐水孔の大きさ及び個数については適宜の
変更が考えられる。散水部2の面積を約12cm2とし
た本実施例の場合は、大径吐水孔3として孔径が
約1.5mm(開口面積約1.8mm2)のものを8個、小径
吐水孔4として孔径が約1.0mm(開口面積約0.45
mm2)のものを80〜100個それぞれ設けた。しかし、
もとよりこれに限定されるものではなく、給水圧
等に応じて適宜変更が可能なことは勿論である。
なお、第2図bに拡大視して示すように、大径
吐水孔3の吐出側をやや先細りにしておけば、シ
ヤワー流の動圧をより高めることができる。
第3図a乃至eは、散水部2の別態様の実施例
を示すものである。同図のうちの図a乃至cは大
小二種類の吐水孔を一枚の散水板13に穿設した
実施例を示すものであり、同図aは大径吐水孔3
を散水部2の周縁部に等間隔に配設したもの、同
図bは散水部2の二側部に互いに対向するように
大径吐水孔3を列設したもの、同図cは大径吐水
孔3を散水部2に適宜分散状態に配設したもので
ある。また、第3図d及びeは複数の散水板を重
ね合わせることにより散水部2を形成する実施例
を示すものであり、同図dは大径吐水孔3を設け
た散水板14を散水部2の周縁側に偏らせた位置
に設けたもの、同図eは散水部2の中央から周辺
に向かつて段階的に開口面積が小さくなるように
吐水孔15a,15b,15cを配設したもので
ある。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案シヤワーヘツドに
よれば、均一で緻密な多数のシヤワー細流と、適
度な皮膚刺激性のあるシヤワー強流とを時に得る
ことができる。従つて、広範囲に亙つて優れた洗
浄効果を発揮すると同時に、シヤワー強流による
皮膚刺激によつて使用中及び使用後の爽快感を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係るものであり、
第1図は本考案を実施したシヤワーヘツドを示す
部分切欠側面図、第2図a及びbは第1図の散水
部を拡大視して示す正面図及びその側断面図、第
3図a乃至eは散水部の別態様を示す概略図であ
る。第4図は従来のシヤワーヘツドを示す斜視図
である。 1……シヤワーヘツド、2……散水部、3……
大径吐水孔、4……小径吐水孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 散水部に少なくとも二種類以上の異なる孔径の
    吐水孔を有し、小径の吐水孔は大径の吐水孔より
    も多数設けられ、各吐水孔はシヤワーヘツド本体
    内の給水路と連通し、孔径の異なる各吐水孔から
    それぞれ流量の異なるシヤワー流が同時に噴出す
    るようになされていることを特徴とするシヤワー
    ヘツド。
JP1986060801U 1986-04-22 1986-04-22 Expired JPH043639Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986060801U JPH043639Y2 (ja) 1986-04-22 1986-04-22

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JP1986060801U JPH043639Y2 (ja) 1986-04-22 1986-04-22

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Publication Number Publication Date
JPS62174653U JPS62174653U (ja) 1987-11-06
JPH043639Y2 true JPH043639Y2 (ja) 1992-02-04

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JPS62174653U (ja) 1987-11-06

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