JPH11151457A - 噴霧ノズルおよびその噴霧ノズルを用いたシャワー装置 - Google Patents
噴霧ノズルおよびその噴霧ノズルを用いたシャワー装置Info
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- JPH11151457A JPH11151457A JP31792997A JP31792997A JPH11151457A JP H11151457 A JPH11151457 A JP H11151457A JP 31792997 A JP31792997 A JP 31792997A JP 31792997 A JP31792997 A JP 31792997A JP H11151457 A JPH11151457 A JP H11151457A
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Abstract
流体圧が低くても、噴霧粒子を小さく均一にし、噴霧角
度を大きくすることを課題とする。 【解決手段】 旋回孔12により流体を旋回するととも
に、中心孔13により旋回流の中心軸の流れを形成する
ことで、噴出孔16から噴出された湯水は接合部20か
ら付着面19へと付着しながら噴出されるとともに、中
心へも噴出されるので、供給圧力が低い場合でも噴霧分
布を均一とし、噴霧角度を大きくすることができる。
Description
する噴霧ノズル構造および噴霧ノズルを用いたシャワー
装置に関するものである。
12に示すようなものがあった。
流入する流入口2と、流入した流体を旋回する旋回部3
と、流体が充分に旋回されるように設けた旋回室4と、
旋回された流体が噴出する噴出孔5が設けてある。流入
口2から流入した流体は、図13に示す旋回部3の2カ
所の旋回流入路6に流入し、旋回流入路6の角度の流れ
となり、旋回室4に所定の角度で開放されているそれぞ
れの旋回孔7から旋回室4に至る。2カ所の旋回孔7か
ら流出した流体は、旋回室6において旋回流となり、噴
出孔5から噴出される。このとき、流体は旋回流であ
り、旋回流のない流体の噴流と異なり、角運動量を有し
ているため、噴出孔5から噴出されると径方向に広が
る。従って、ノズルの噴霧角度が大きくなるとともに、
その噴流が霧状となるというものであった。
噴霧ノズルでは湯水の供給圧力が低い条件で、流体の旋
回力が充分に得られない場合、噴霧角度(噴霧の広が
り)が小さくなったり、噴霧粒子の大きさが粗くなって
しまうという課題があった。特に一般家庭など低圧で使
用する場合には、さらに流体の旋回力が小さくなるた
め、従来のノズルでは噴霧粒子が小さくなるという問題
点があった。
孔を小さくすることにより、噴霧粒子を小さくし、噴霧
角度を大きくしたノズルもあるが、圧力損失が大きいた
め、充分な流体流量が得られず、農薬散布用等への用途
に限定されていた。
解決するために、流入路と、流入路から流入した流体を
旋回させる旋回部と、旋回部の下流側に設けられ、旋回
された流体を噴出する噴出孔と、噴出孔から噴出された
湯水の付着面を有するものである。
もに、噴出孔から噴出された湯水は付着面に付着しなが
ら噴出されるので、供給圧力が低い場合でも噴霧角度を
大きくすることができる。
成とすることにより実施できるものであるが、その実施
を更に容易にするために構成に加えて作用効果を併記す
ることとする。
と、流入路から流入した流体を旋回させる旋回部と、旋
回部の下流側に設けられ、旋回された流体を噴出する噴
出孔と、噴出孔から噴出された湯水の付着面を有する構
成として実施することにより、旋回部により流体を旋回
するとともに、噴出孔から噴出された湯水は付着面に付
着しながら噴出されるので、供給圧力が低い場合でも噴
霧角度を大きくすることができる。
部の略中心に設けた中心孔を有し、前記中心孔からの流
体流れが旋回された流体の軸流れを形成するように構成
することにより、中心孔は旋回部からの旋回流の略中心
に旋回軸流れを形成し、旋回部から噴出孔の間で旋回流
を安定させるとともに、噴出孔において旋回流と旋回流
の軸中心の流れが共存させるので、供給圧力が低い場合
でも噴出孔からの噴流(噴霧)の分布が付着面に付着し
て外周側に偏ることなく、均等とすることができる。
回孔とすることにより、旋回部の構成が簡素化されると
ともに、流体の圧力損失を最小限に抑制するので、より
安定した噴霧を低コストで実現することができる。
ケ所とすることにより、流体の圧力損失および旋回部に
よって発生する旋回力の損失を最小限に抑制するので、
供給圧力が低い場合でもより安定した噴霧を実現するこ
とができる。
着面を曲面で接合することにより、噴出孔から噴出した
湯水が確実に付着面に付着するので、安定した噴霧角度
および噴霧分布を実現できる。
端部を鋭角とすることにより、湯水の噴出された流速が
遅くても付着した湯水が付着面から確実に分離されるの
で、付着面端部での湯水の乱れを抑制し、安定した噴霧
を実現できる。
端部を保護する保護部を設けることにより、噴霧の形状
を決定している付着面端部を清掃等により使用者が傷つ
け、噴霧形状が乱れることを防止するとともに、鋭角と
なっている付着面端部での使用者のけがを防止すること
ができる。
水流入側に流入面を設け、前記流入面の角度を30°な
いし120°とすることにより、旋回流に角度がつくこ
とによって、噴出孔内での流れが安定し、圧力損失を低
減できるとともに、湯水が付着面に沿って噴出され、付
着しやすくなるので、より安定して確実な噴霧を実現で
きる。
置本体と、入浴者に温水を噴出する噴霧ノズルとを有す
る構成とすることにより、使用者は圧力損失が小さく、
低圧でも噴霧粒子を小さく、噴霧角度を大きい噴霧ノズ
ルからの噴霧を浴びることができるので、供給水圧が低
い一般家庭においても、全身に対し広範囲に包み込み、
充分な流量感を得ることができる。
装置本体と、入浴者が着座する着座手段と、着座した入
浴者に温水を噴出する噴霧ノズルとを有する構成とする
ことにより、使用者は座った状態で、圧力損失が小さ
く、低圧でも噴霧粒子を小さく、噴霧角度を大きい噴霧
ノズルからの噴霧を浴びることができるので、供給水圧
が低い一般家庭においても、リラックスした状態で、全
身を均等に包み込み、充分な流量感を得ることができ
る。
て図1を参照しながら説明する。
ルの断面図である。図1において、ノズル本体8には、
流体が流入する流入口9と流入路10が設けられてい
る。また、11は流入路10から流入した流体を旋回す
る旋回チップであり、図2に示すように同一円周上に2
カ所の旋回部である旋回孔12と旋回孔12の略中心に
中心孔13が設けられている。2カ所の旋回孔12は、
それぞれの旋回孔12からでる旋回流が均等となるよう
に、開口面積が等しく、また、円周を2等分するように
設けられている。そして、旋回孔12は、開口面積を大
きくするとともに、旋回力を高めるために、2カ所の旋
回孔12が設けられている円周を中心軸として、細長い
形状となっている。図3は旋回孔12の部分断面図であ
り、2カ所の旋回孔12は流入した流体を旋回するよう
に所定の角度がつけられている。また、中心孔13は、
旋回孔12からの旋回流の中心の流れを形成する。凸部
14は、旋回チップ11に設けられており、流体が旋回
孔12に流入する場合の圧力損失を低減し、流れの乱れ
を抑制している。
れ、旋回孔12で旋回されたそれぞれの旋回流が混同す
る旋回室であり、旋回流を安定している。また、旋回室
15は旋回チップ11と旋回された流体を噴出する噴出
孔16が設けられたノズルキャップ17から構成されて
いる。噴出孔16には、流体の流入する側に60°の流
入面である面取り部18が設けられ、旋回流がスムーズ
に噴出孔16に流入するように構成されている。ここで
噴出孔16は、旋回チップ11の中心孔13とほぼ同一
軸上に形成され、中心孔13からの中心軸の流れがその
まま噴出されるように構成されている。
付着する付着面19が設けられている。この付着面19
は略円錐面となっており、噴出孔16からの湯水の一部
が付着面19に沿って噴出され、付着面19の角度によ
って噴霧角度を決定している。噴出孔16と付着面19
の接合部20は湯水が確実に付着するように曲面となっ
ており、付着面19の終端部21は、鋭角に構成してあ
る。
る。従って、旋回孔12の流入側開口部12aと流出側
開口部12bは、30°で結ばれ、図2および図3に示
すように重るように構成されており、容易に樹脂成型が
行えるようになっている。
について説明する。流入口9から流入した流体は、流入
路10を経て旋回チップ11に至る。旋回チップ11に
おいて、開口面積比で流体は2カ所の旋回孔12と中心
孔13の各流路に分けられる。ここで凸部14には、旋
回孔12に入る流体の乱れを極力抑制するように所定の
角度が設けられており、旋回孔12で形成される旋回流
の乱れが発生しないようになっている。旋回孔12に入
った流体は、旋回力を有する旋回流となり旋回室15に
至る。旋回室15では、旋回孔12からの旋回流が、中
心孔13から噴出孔16に形成されている軸流れを中心
に旋回され、安定した旋回流となる。その旋回流は噴出
孔16の流入時の流れの乱れを低減するように設けた面
取り部18に沿って噴出孔16に流入するので、旋回流
の乱れが生じにくく、圧力損失も低減される。ここで面
取り部18は60°としているが、その角度はより圧力
損失を低減でき、付着面19に確実に付着することを考
慮すれば付着面19の角度に近づけることが望ましい。
圧力損失の点のみからいえば、面取り部18の角度30
°ないし120°の間とすることが望ましい。噴出孔1
6から噴出される湯水は旋回流であるため、ある程度の
広がり角度をもちながら付着面19に沿って広がるた
め、供給圧力の高低に大きく影響を受けることなく噴霧
角度を安定できる。特に供給圧力が低い場合には、旋回
力が低くなってしまうが、湯水の付着効果により広角で
霧状の噴霧を実現できる。
19の角度が狭い場合でも付着面19に沿って噴出され
る。すなわち、噴霧角度を付着面19により決定でき
る。噴出孔16から付着面19間の曲面は、湯水が付着
面19から剥離せず確実に付着できるように噴出孔16
と付着面19を接合している。特に付着面19の角度が
大きい(望ましくは付着面19の角度が45°以上)
か、また、噴出孔16からの湯水の噴出角度との差が大
きい場合などの剥離が起こりやすい条件では必須とな
る。
ているため、噴出孔16からの湯水は付着面19に沿っ
て噴出するだけでなく、中心部にも噴出され均一な流量
分布を実現できる。
面19の角度を変えたときの噴流(噴霧)の分布を図4
(a)ないし(c)に示す。図4の分布は、噴霧ノズル
を垂直方向下向きに、また、噴霧ノズル先端から250
mmの位置に複数のセルをセットした後、最も流体水位
の高いセルの水位が所定の高さとなるまで、流体を噴霧
したものである(以後、この方法によって測定した噴流
の分布を噴霧分布とする)。図4(a)は付着面19の
角度60°、(b)は30°、(c)は90°とした時
の噴霧分布結果であり、付着面19の角度により噴霧角
度を調整できることがわかる。また、図4(b)は図4
(a)の構成条件において、中心孔13の径を小さくし
たものであり、図4(a)と比較し、中心部の噴霧量が
少ないことがわかる。このように中心孔13の径を変化
することにより、噴霧分布を調節でき、かつ、より均一
な噴霧分布をも実現できる。
霧分布における両側のセルと噴出孔16を直線で結んだ
ときの角度である。
て図5ないし図7を参照しながら説明する。
図であり、図6は噴霧ノズルの噴出孔部分の拡大図、図
7は旋回チップ11の外観図である。実施例2におい
て、実施例1と異なる点のみ説明し、他は同一番号を付
与して詳細な説明は省略する。旋回チップ11には中心
孔13を略中心として3カ所の旋回孔22が設けられて
いる。旋回室15での旋回流の乱れを防止するように、
流入面23は旋回孔22の外側から設けられている。2
4は、鋭角である終端部21を保護する保護部であり、
終端部21が鋭角となり、ノズルキャップ17を使用者
が触れる際にも指等が入らないように溝を形成してい
る。
のみ説明する。流入した流体は、旋回チップ11に至る
と、中心孔13と3カ所の旋回孔12にその面積比に応
じて分流する。3個所の旋回孔12から流入した湯水は
旋回室15の内部でより安定した旋回流となり、流れの
乱れが少ないため、図8に示すように旋回孔が2ケ所ま
たは4ケ所としたものと比較し、より圧力損失が低くな
っている。また乱れが少ないため付着面19や接合部2
0での流れも剥離を起こしにくく、安定した噴霧を形成
できる。
角度が鋭角であれば、0.1mm以上で湯水を付着面1
9の角度で噴霧できるが、0.5mm程度の高さがあれ
ば付着面角度の大小に関わらず確実に付着面19の角度
で噴霧できる。保護部24は、使用者が噴霧ノズルを稼
働したり、清掃する場合に終端部21を傷つけないよう
に高く構成され、終端部21が傷つくことによる噴霧の
乱れを防止している。さらに鋭角部に使用者が触れる可
能性が低く、怪我などから使用者を保護する効果もあ
る。なお、保護部24は噴霧が接触しないように設けら
れているが、噴霧が何らかの原因により大きく乱れた場
合でも、その保護部24の外周面で噴霧の広がりすぎも
抑制できる。
いて図9を参照しながら、実施例2と異なる点のみを説
明する。図9は旋回チップ11の外観図である。実施例
3において、実施例2と異なるのは、旋回チップ11の
3カ所の旋回孔12の中心に中心孔13を設けていない
構成としている点である。
のみ説明する。流入した流体は、旋回チップ11に至る
と、3カ所の旋回孔12に均等に分流する。流体は中心
軸の流れが形成されないが、全流量が同一流量であれ
ば、旋回流流量の増加量分ほど発生旋回力が増加する。
従って、噴出孔16を通過する噴流の旋回力が大きくな
り、低流量・低圧力でさらに噴霧角度を大きくできると
いう効果がある。
いて、図10,図11を用いて説明する。図10はシャ
ワー装置25の外観図であり、図11はシャワー装置2
5のブロック図である。
付けられており、浴室内でシャワー装置本体27に収納
可能な着座手段である椅子28に着座し、シャワーを浴
びれるようになっている。
は水が供給される給水管である。給湯管29と給水管3
0は、混合弁31に連通しており、混合弁31は温度設
定手段32により設定された温度に湯と水を混合する。
温度設定手段32には、使用者が誤って高温の湯を浴び
ないように、設定温度が50℃以上にならないようにス
トッパー(図示せず)が設けてある。
湯をハンドシャワー34と、ミストシャワー35側に切
り替えるとともに、混合湯の閉止を行うものであり、前
述の操作は、流量設定手段36により行われる。
は、混合弁31の誤動作あるいは誤操作による高温の混
合湯の供給が行われたときに、高温の混合湯をミストシ
ャワー35側に供給しないようにしたハイカット弁37
が設けてある。
0個取り付けられている噴霧ノズルで構成され、5組の
噴霧ノズルのうち、本体上部に取り付けられた1組の噴
霧ノズル38は肩部に、本体中央に設けられた噴霧ノズ
ル39は背中から腰部に噴霧を行う。また、シャワー装
置本体27に摺動自在に取り付けられているアーム部4
0には、人体の首から下に噴霧を行う噴霧ノズル41が
3組設けられている。そして、噴霧ノズル38,39,
41から噴霧される霧状の混合湯が首から下の体全体を
包み込むようになっている。また、噴霧ノズル38,3
9,41は、人体の体格に応じてノズル噴霧方向を調節
できるようになっている。
説明する。ハンドシャワー34を使用する場合、まず流
量設定手段36をハンドシャワー側に回転し、切替弁3
3を開成する。切替弁33が開成されると給湯管29と
給水管30から湯水が供給され、供給された湯水は温度
設定手段32によって設定された温度となるように混合
弁31により混合される。混合湯は開成された切替弁3
3を経て、ハンドシャワー34に至る。
する場合、シャワー装置本体27に収納されている椅子
28およびアーム部40を図10で示すようにセットす
る。流量設定手段36により切替弁33をミストシャワ
ー35側に開成する。混合弁31により混合された混合
湯は、切替弁33を経てハイカット弁に至る。このと
き、混合弁31の供給温度に応じてハイカット弁37は
駆動する。すなわち、混合弁31が故障したり、オーバ
ーシュートが発生した場合など、混合湯が50℃以上と
なると、ミストシャワー35から高温の混合湯が噴霧さ
れないようになっている。
混合湯を霧状の噴霧とし、均等に、かつ、広範囲に噴霧
する。10個のノズルから噴霧される混合湯は、着座し
ている使用者の体全体を包み込み、体表面に混合湯の層
を形成するので、あたかも入浴したような暖まり感を得
ることができる。噴霧ノズル38,39,41は噴霧方
向を調節可能となっているとともに、アーム部40も可
動自在となっており、使用者の体格に応じて噴霧を体全
体に浴びることができるようになっている。
体全体を包み込み、入浴した際のような暖まり感を得る
には、噴霧ノズル38,39,41の噴霧角度は少なく
とも30°以上、好ましくは40°以上でなければ、噴
霧ノズルがさらに必要となる。また、暖まり感を得るた
めに必要な最低混合湯流量が5〜6リットル/分であ
る。
の混合湯の旋回力が大きく、付着面に付着しながら湯水
が噴霧されるので、混合湯の噴霧角度を広くかつ噴霧粒
子を小さくでき、好適な使用感を得ることができる。す
なわち、シャワー装置25は、噴霧ノズル38,39,
41の必要混合湯圧力が低いため、一般家庭の給水およ
び給湯元圧で体全体を小さい霧状の噴霧で包み込むこと
ができ、加圧ポンプなどの給水または給湯加圧装置を必
要としない。
るシャワー装置25に、低圧で噴霧角度が広範囲であ
り、噴霧粒子が小さく、均等に噴霧可能な複数の噴霧ノ
ズル38,39,41を設けた構成としているので、噴
霧が体全体を包み込み、入浴した際のような暖まり感を
得るために必要なシャワー装置25への給水圧および給
湯圧を低減でき、一般家庭においても加圧装置等を使用
する必要がない。
ができる、すなわち、流量感を得ることができるので、
使用する混合湯量が低減でき、経済的であるという効果
もある。
トシャワー35の噴霧ノズル38,39,41から体全
体を包み込み、あたかも入浴したような暖まり感を得る
ことができるので、入浴した際のように水圧が体にかか
ることがなく、体への負担を軽減できるという効果もあ
る。特に、体への負担の低減していることから、近年増
加している高齢者や障害者の入浴時の事故を防止するこ
とができる。
施例1で述べた噴霧ノズルを使用しているが、実施例
2,3中に記載した噴霧ノズルを用いても、同様の効果
を得ることができる。
ノズルで構成しているが、肩,背中,腰に噴霧を行う噴
霧ノズル38,39の付着面19の角度を狭くして、局
所的な噴霧を行えば、温まり感とともに腰痛や肩こり等
へのマッサージ効果も得ることができる。また噴霧ノズ
ル38は付着面19により噴霧角度を確実に決定でき、
それにより噴霧角度を狭くすることで顔への湯水の飛散
を防止できる。特に耳への湯をかけることなくミストシ
ャワーを浴びることができる。
び給湯圧が可能であれば、旋回部である旋回孔12が3
カ所ではなく、2カ所または4カ所としても、同様の効
果を得ることができる。
と、流入路から流入した流体を旋回させる旋回部と、旋
回部の下流側に設けられ、旋回された流体を噴出する噴
出孔と、噴出孔から噴出された湯水の付着面を有するも
のであり、旋回部により流体を旋回するとともに、噴出
孔から噴出された湯水は付着面に付着しながら噴出され
るので、供給圧力が低い場合でも噴霧角度を大きくする
ことができる。
略中心に設けた中心孔を有し、前記中心孔からの流体流
れが旋回された流体の軸流れを形成するように構成した
ものであり、中心孔は旋回部からの旋回流の略中心に旋
回軸流れを形成し、旋回部から噴出孔の間で旋回流を安
定させるとともに、噴出孔において旋回流と旋回流の軸
中心流れが共存させるので、供給圧力が低い場合でも噴
出孔からの噴流(噴霧)の分布が付着面に付着して外周
側に偏ることなく、均等とすることができる。
としたものであり、旋回部の構成が簡素化されるととも
に、流体の圧力損失を最小限に抑制するので、より安定
した噴霧を低コストで実現することができる。
としたものであり、流体の圧力損失および旋回部によっ
て発生する旋回力の損失を最小限に抑制するので、供給
圧力が低い場合でもより安定した噴霧を実現することが
できる。
を曲面で接合したものであり、噴出孔から噴出した湯水
が確実に付着面に付着するので、安定した噴霧角度およ
び噴霧分布を実現できる。
を鋭角としたものであり、付着面の終端部を鋭角とする
ことにより、湯水の噴出された流速が遅くても付着した
湯水が付着面から確実に分離されるので、付着面端部で
の湯水の乱れを抑制し、安定した噴霧を実現できる。
を保護する保護部を有するものであり、噴霧の形状を決
定している付着面の終端部を清掃等により使用者が傷つ
け、噴霧形状が乱れることを防止しているとともに、鋭
角となっている付着面の終端部での使用者のけがを防止
している。
入側に流入面を設け、前記流入面の角度を30°〜12
0°としたものであり、旋回流に角度がつくことによっ
て、噴出孔内での流れが安定し、圧力損失を低減できる
とともに、湯水が付着面に沿って噴出され、付着しやす
くなるので、より安定して確実な噴霧を実現できる。
体と、入浴者に温水を噴出する噴霧ノズルとを有したも
のであり、使用者は圧力損失が小さく、低圧でも噴霧粒
子を小さく、噴霧角度を大きい噴霧ノズルからの噴霧を
浴びることができるので、供給水圧が低い一般家庭にお
いても、全身に対し広範囲に包み込み、充分な流量感を
得ることができるシャワー装置とすることができる。
本体と、入浴者が着座する着座手段と、着座した入浴者
に温水を噴出する噴霧ノズルとを有するものであり、使
用者は座った状態で、圧力損失が小さく、低圧でも噴霧
粒子を小さく、噴霧角度を大きい噴霧ノズルからの噴霧
を浴びることができるので、供給水圧が低い一般家庭に
おいても、リラックスした状態で、全身を均等に包み込
み、充分な流量感を得ることができるシャワー装置とす
ることができる。
噴霧分布を示す説明図 (b)同実施例における他の噴霧ノズルの噴霧分布を示
す説明図 (c)同実施例における他の噴霧ノズルの噴霧分布を示
す説明図 (d)同実施例における他の噴霧ノズルの噴霧分布を示
す説明図
ップの平面図
視図
Claims (10)
- 【請求項1】流入路と、前記流入路から流入した流体を
旋回させる旋回部と、前記旋回部の下流側に設けられ、
旋回された流体を噴出する噴出孔と、前記噴出孔から噴
出された湯水の付着面を有する噴霧ノズル。 - 【請求項2】複数の旋回部の略中心に設けた中心孔を有
し、前記中心孔からの流体の流れが旋回された流体の軸
流れを形成するように構成した請求項1記載の噴霧ノズ
ル。 - 【請求項3】旋回部を、旋回孔とした請求項1または請
求項2記載の噴霧ノズル。 - 【請求項4】旋回部を3ケ所とした請求項1ないし3の
いずれか一項に記載の噴霧ノズル。 - 【請求項5】噴出孔と付着面を曲面で接合した請求項1
ないし4のいずれか1項に記載の噴霧ノズル。 - 【請求項6】付着面の終端部を鋭角とした請求項1ない
し5のいずれか1項に記載の噴霧ノズル。 - 【請求項7】付着面の終端部を保護する保護部を有する
請求項1ないし6のいずれか1項に記載の噴霧ノズル。 - 【請求項8】噴出孔には湯水流入側に流入面を設け、前
記流入面の角度を30°ないし120°とした請求項1
ないし7のいずれか1項に記載の噴霧ノズル。 - 【請求項9】シャワー装置本体と、入浴者に温水を噴出
する噴霧ノズルとを有した請求項1ないし8のいずれか
1項に記載の噴霧ノズルを用いたシャワー装置。 - 【請求項10】シャワー装置本体と、入浴者が着座する
着座手段と、着座した入浴者に温水を噴出する噴霧ノズ
ルとを有する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の
噴霧ノズルを用いたシャワー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31792997A JPH11151457A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 噴霧ノズルおよびその噴霧ノズルを用いたシャワー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31792997A JPH11151457A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 噴霧ノズルおよびその噴霧ノズルを用いたシャワー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11151457A true JPH11151457A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18093617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31792997A Pending JPH11151457A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 噴霧ノズルおよびその噴霧ノズルを用いたシャワー装置 |
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JP (1) | JPH11151457A (ja) |
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1997
- 1997-11-19 JP JP31792997A patent/JPH11151457A/ja active Pending
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