JPH0520235Y2 - - Google Patents

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JPH0520235Y2
JPH0520235Y2 JP14945289U JP14945289U JPH0520235Y2 JP H0520235 Y2 JPH0520235 Y2 JP H0520235Y2 JP 14945289 U JP14945289 U JP 14945289U JP 14945289 U JP14945289 U JP 14945289U JP H0520235 Y2 JPH0520235 Y2 JP H0520235Y2
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JP
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upright
air
drainage
heating device
blower
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一種の乾燥装置に関するものであ
り、人体の上半身、胴部、下半身などに集中的に
風を吹きつけて乾燥し、タオルなどの使用を不要
とした衛生的な身体乾燥装置に関する。
〔従来の技術〕
従来から、沐浴、洗面或いは洗髪の後に人体に
残つている水気をタオルやバスタオル等の布地に
よつて拭き取つていた。
然し、旅館や事務所などの公共施設では、タオ
ルなどの使用品を使用後に洗浄と消毒することに
よつて衛生の確保を計つていたが、第三者には衛
生状態が完全であるかどうか判らないため衛生状
態に疑念を抱く人もあり、用心深い人は持参のタ
オルなどの浴用品を使用して伝染病の感染を防止
していたが、タオル等を携帯することは不便であ
り、旅先などではそれだけ荷物が増加することに
なる。
〔考案が解決しようとする課題〕
病原菌の接触感染を完全に防止するためには、
身体に付着した水気を除去する場合にタオル等を
直接身体に接触するよりも、熱風を吹きつけて乾
燥させる方が衛生上望ましい。
従来の熱風ハンドドライヤー、水洗便所に使用
される自動洗浄乾燥装置などがその一例である。
又、熱風の使用は、殺菌効果にも大なる成果が
上げられると共に冬の寒気を防ぐことも出来る利
点がある。
更に、社会の進歩に伴い、一般浴場品の設計も
出来るだけ衛生的に工夫され、早期には熱風ハン
ドドライヤーが開発され、公共場所での手洗い後
の両手の乾燥に役立ち、チリ紙を使用しないで乾
燥に応用され、又、座式タイプの水洗便器蓋にも
使用されている使い捨て交換式便器紙シーツも出
回つている次第であり、これを見ても、大衆が公
共衛生器具に対して重視していることがうかがわ
れる。
かかる観点から、伝染病の感染を防止し、備付
けのタオルを必要とせず、使用が簡単で衛生的な
身体乾燥装置を提供することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、直立胴
部と該直立胴部の上端及び下端から屈曲延設され
る頂部及び底部より成る中空ハウジングのスタン
ドに送風装置と加熱装置を内蔵し、上記頂部、直
立胴部、底部の三箇所の少なくとも一箇所に、上
記頂部に真下で且つ上記底部の上方に而も上記直
立胴部の横に位置する身体に対して、熱風を吹き
つける吹出口を設けて身体乾燥装置を構成した。
上記加熱装置は上記送風装置の送風方向下流に
配設する。
上記底部の上面には排水装置を設ける。
上記排水装置は、波浪形に形成され、波浪形の
頂部の両側の腹部に出風口が開口された排水板
と、該排水板の上記各頂部の上に固定される遮蔽
板と、該遮蔽板に設けられる網状の足踏み板とよ
り成る。
〔作用〕
上記のように構成された身体乾燥装置は、スタ
ンド内の送風装置により送られる風が加熱装置に
より熱風となり、吹出口より送出される。
この熱風は、スタンドの頂部に真下で且つ底部
の上方に而も上記直立胴部の横に位置する身体に
吹きつける。
沐浴、洗髪などの後の身体に熱風が送られ、タ
オルを使用することなく水気を除去することが出
来る。
又、タオル使用時などに感染の虞のある伝染病
を完全に防止するのみなず、熱風による殺菌効果
の利用、脱衣時の身体加熱による風邪の予防の利
用などに使用することも出来る。
〔実施例〕
本考案の実施例について図面を参照しながら説
明する。
身体乾燥装置は、第1図の縦断面図及び第2図
の斜視図に示すように、中空ハウジングのスタン
ド1と、該スタンド1に内蔵された送風装置2並
びに加熱装置3と、排水装置5と、電源制御装置
(図示しない)を含む主構成から成り、スタンド
1は、中空の直立胴部11と、直立胴部11の上
端から横向きに屈曲延設された頂部10と、直立
胴部11の下端から横向きに屈曲延設された底部
12から成る。
送風装置2の羽根車20は、直立胴部11に二
箇所、頂部10及び底部12にそれぞれ一箇所ネ
ジAで螺止された固定枠Bに軸支され、直立胴部
11、頂部10及び底部12の外側壁に平行スリ
ツト状の入風口21が設けられ、又、直立胴部1
1、頂部10及び底部12の内側壁には平行スリ
ツト状の吹出口22が設けられる。
従つて、羽根車20が回転すると外壁の入風口
21から吸入された空気が内壁の吹出口22から
噴出する。
送風装置2の送風方向の下流には加熱装置3が
配設される。
加熱装置3は、直立胴部11に二箇所、頂部1
0及び底部12にそれぞれ一箇所、支持固定され
た固定枠30に電熱線31が巻回されたもので、
加熱装置3は電源制御装置(図示しない)により
温度を加減調節される。
電源制御装置は、一般のタイマと強弱切替えの
手段を組み合わせた公知の電気回路で、各送風装
置2や加熱装置3に電気接続し、各送風装置2と
各加熱装置3とに一斉に通電することも、単独に
任意の送風装置2と加熱装置3に通電すること
も、或いは、夏期には加熱装置が不要のため、任
意の送風装置だけに通電することも出来る。
送風装置2の送風量や加熱装置3の加熱量は強
弱に切替えられ、冬季には充分の熱量を供給す
る。
そして、送風装置2により送風され加熱装置3
で加熱された熱風は、頂部10の真下で且つ底部
12の上方で而も直立胴部11の横に位置する身
体に噴出する。
底部12の上面には、第3図に示すように、排
水装置5が設けられる。
排水装置5は、基本的には波浪形に形成され、
波浪形の頂部500の両側の腹部501に出風口
502が開口された排水板50と、排水板50の
各頂部500の上に固定される遮蔽板51と、遮
蔽板51の上に設けられる網状の足踏み板52と
を備え、人体が網状の足踏み板52上に立つて
も、人体を伝つて流れ落ちた水滴は送風により吹
き飛ばされてスタンド1内に流れ込むことはな
く、又、たとえ遮蔽板51に雫がかかつても腹部
501の出風口502を越し、波浪形状が樋の役
目をして両側縁へ排水される。
身体乾燥装置を実際に使用する際には、第4図
の縦断面図に示すように、頂部10の真下で且つ
直立胴部11に平行となるように底部12上面の
足踏み板52に立ち、電源制御装置を制御するだ
けで、送風装置2と加熱装置3が作動し、吹出口
22から均一に噴出する熱風により身体が乾燥す
る。
なお、本実施例では頂部10、底部12に各一
個、直立胴部11に上下二箇所に送風装置2と加
熱装置3とを備えた好ましい例を示したが、直立
胴部11の二箇所のみ或いは一箇所のみに送風装
置2と加熱装置3とを設けてもよく、又、頂部1
0のみに送風装置2と加熱装置3とを設けて吹出
口22から下向きに送風してもよく、用途に応じ
ていろいろな組合せが可能である。
又、設置された送風装置2と加熱装置3とを一
斉に同時作動させるのではなく、一部の送風装置
2と加熱装置3とを作動させて洗顔後の顔だけを
乾燥させたり、或いは、底部12の送風装置2と
加熱装置3のみを作動させて身体の足部のみの乾
燥にも使用することが出来、利用者の必要に応じ
て身体の任意の部分を乾燥させることが出来る。
〔考案の効果〕 本考案は、以上説明したように構成されている
ので、洗顔、洗髪、沐浴などの後でタオルやその
他の布地を使用する必要が無くなり極めて衛生的
になつた。
又、旅行などにタオルを携帯する不便が無くな
り、従つて、携帯品、手荷物を減少させることが
出来る。
身体の乾燥は、スタンド内に立つて身体乾燥装
置を操作するだけで完全に乾燥されるので、濡れ
た髪にバスタオルなどをごしごしと何度も押し付
ける面倒がなくなつた。
冬季には、脱衣したときに身体乾燥装置で暖を
とつたのちに入浴するなど、その利用方法は広
い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、第1
図は身体乾燥装置の縦断面図、第2図は身体乾燥
装置の斜視図、第3図は排水装置の構成部品の斜
視図、第4図は使用例を示す身体乾燥装置の縦断
面図である。 1……スタンド、10……頂部、11……直立
胴部、12……底部、2……送風装置、20……
羽根車、21……入風口、22……吹出口、3…
…加熱装置、30……固定枠、31……電熱線、
5……排水装置、50……排水板、500……頂
部、501……腹部、502……出風口、51…
…遮蔽板、52……足踏み板、B……固定枠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 直立胴部と該直立胴部の上端及び下端から屈
    曲延設される頂部及び底部より成る中空ハウジ
    ングのスタンドに送風装置と加熱装置を内蔵
    し、上記頂部、直立胴部、底部の三箇所の少な
    くとも一箇所に、上記頂部に真下で且つ上記底
    部の上方に而も上記直立胴部の横に位置する身
    体に対して、熱風を吹きつける吹出口を設けた
    身体乾燥装置。 (2) 上記加熱装置は上記送風装置の送風方向下流
    に配設されたことを特徴とする請求項(1)記載の
    身体乾燥装置。 (3) 上記底部の上面に排水装置を設けたことを特
    徴とする請求項(1),(2)記載の身体乾燥装置。 (4) 上記排水装置は、波浪形に形成され、波浪形
    の頂部の両側の腹部に出風口が開口された排水
    板と、該排水板の上記各頂部の上に固定される
    遮蔽板と、該遮蔽板に設けられる網状の足踏み
    板とより成ることを特徴とする請求項(1),(3)記
    載の身体乾燥装置。
JP14945289U 1989-12-27 1989-12-27 Expired - Lifetime JPH0520235Y2 (ja)

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JPH0387387U JPH0387387U (ja) 1991-09-05
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