JP2001046277A - ボディドライヤー - Google Patents

ボディドライヤー

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JP2001046277A
JP2001046277A JP11224852A JP22485299A JP2001046277A JP 2001046277 A JP2001046277 A JP 2001046277A JP 11224852 A JP11224852 A JP 11224852A JP 22485299 A JP22485299 A JP 22485299A JP 2001046277 A JP2001046277 A JP 2001046277A
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Yoko Shimizu
洋子 清水
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水分の付着した身体又はその衣服から、その
水分を快適に除去することの可能なボディドライヤーを
提供する。 【解決手段】 ボディドライヤーは、筺体10に、吸込
口4、吹出口5、送風機1、空気を加熱する加熱部2を
設け、さらに、上記送風機1を回転駆動するモータ11
の回転と加熱部2への供給電力を制御する制御部3を備
える。また、筺体の前面に形成した吹出口は、人体の頭
部を除いた全体を含む部分に加熱された空気を当てるよ
うに配置されており、一方、制御部3は、吹出口から吹
き出す空気の温度や流量又は流速を制御し、最初は高温
にし、所定時間後には、その温度を前記高温より低い低
温になるよう制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱した空気を吹
き出して水分を取り除くドライヤーに関し、特に、水分
の付着した身体又は身体に付着した衣服に向けて加熱し
た空気を吹き出して乾燥させるためのボディドライヤー
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加熱した空気(温風)を吹き出し
て手洗い後の手の水分を取り除くハンドドライヤーは、
例えば、特開昭62−233124号公報、特開昭62
−233125号公報等により、「手洗乾燥機」として
既に知られている。
【0003】また、例えば、特開平3−136623〜
136626号公報によれば、かかるハンドドライヤー
において、かざした手をセンサーによって感知し、ファ
ン及びヒータを駆動して上記かざした手の位置に温風を
吐出するものが既に知られており、特に、乾燥時の「冷
たい」又は「熱い」感じを使用者に与えずに、快適かつ
短時間で手の乾燥を行うことが可能な温風乾燥装置の制
御方法として、その吐出風量や温風の温度を予め設定し
たプログラムにより制御するものである。
【0004】さらに、例えば、特開平5−237045
号公報や特開平6−181860号公報によれば、ハン
ドドライヤーにおいて、手の乾燥を快適にするため、そ
の初期乾燥時にはヒータの電力を大きくし、乾燥の進行
に従ってヒータの電力を次第に小さくするものが既に知
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
水分の付着した身体又は身体に付着した衣服に付着した
水分を飛ばして乾燥させるため、吸入した空気の温度を
加熱手段により上昇させて吹き出させ構造のもの、すな
わち、ボディドライヤーは知られていなかった。
【0006】また、従来、一般的に行われていた身体又
は衣服に付着した水分の除去方法としては、例えば、風
呂上がりの場合には、扇風機や送風機の前で水分の付着
した身体を送風に晒し、また、例えば、スキー場等にお
いては、雪や氷を含む水分の付着した衣服を室内の温風
器の前に置き、もって、水分を蒸発させて乾燥させるこ
とが行われる。
【0007】その際、前記扇風機や送風機から供給され
る風はその温度を制御してはおらず、また、前記温風器
から供給される温風も、通常、室内の温度を一定に保つ
ように制御されていることから、身体又は衣服に付着し
た水分の除去を目的とした送風の温度・風量・時間の制
御は行われておらず、そのため、自身の身体又は衣服に
付着した水分を除去しようとする利用者は、乾燥開始時
は冷たく感じ、その後、特に温風の前に立って水分を除
去しようとする利用者の場合には、乾燥終了時は温風が
熱く感じ、そのため、利用者に不快感を与えてしまう。
【0008】また、上記種々述べた従来技術になるハン
ドドライヤーの温風乾燥装置の制御方法でも、その吐出
風量や温風の温度を予め設定したプログラムにより制御
するものではあるが、しかしながら、その乾燥するのは
人間の手であり、その対象が異なっており、必ずしも、
これを本発明の対象であるボディドライヤーに適用する
ことは不可能である。
【0009】そこで、本発明では、上記従来の技術にお
ける問題点に鑑み、水分の付着した身体又は身体に付着
した衣服からその水分を除去するために、吸入した空気
の温度を加熱上昇させて、利用者の身体の少なくとも胴
体を含めた部分に向けて吹き出させる構造のボディドラ
イヤーを提供し、特に、かかるボディドライヤーによる
乾燥の初期における「冷たい」感じや、乾燥後の「熱
い」感じを使用者に与えることなく、快適に、水分の付
着した身体又は身体に付着した衣服からその水分を除去
することの可能なボディドライヤーを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、上記の目的を達成するために、まず、空気を吹き出
す吹出口を形成した筺体と、前記筐体内に、当該吹出口
に空気を供給する送風機と、当該吹出口に供給される空
気を加熱する加熱手段と、当該吹出口から吹き出す空気
の流量又は流速を制御する手段と、前記加熱手段による
吹き出し空気の温度を制御する温度制御手段とを備えた
ボディドライヤーであって、前記筺体に形成した前記吹
出口は、人体の頭部を除いた全体を含む部分に前記加熱
手段を通過した空気を当てるように配置されており、か
つ、前記温度制御手段は、前記吹出口から吹き出される
空気の温度を最初は高温にし、所定時間後には、その温
度を前記高温より低い低温になるよう制御することを特
徴とするボディドライヤーが提案されている。
【0011】また、本発明によれば、前記したボディド
ライヤーにおいて、前記温度制御手段により温度が制御
される吹き出し空気の最初の高温を120〜140℃と
なるよう制御するものである。
【0012】さらに、本発明によれば、前記したボディ
ドライヤーにおいて、前記温度制御手段により温度が制
御される所定時間後の吹き出し空気の低温を30〜50
℃となるよう制御するものである。
【0013】また、本発明によれば、前記したボディド
ライヤーにおいて、前記吹出口の高さを床面から約13
0cmにしたものである。
【0014】また、本発明によれば、前記したボディド
ライヤーにおいて、さらに、湿度を検出するための手段
を設け、かつ、前記湿度検出手段により検出した湿度に
応じて、前記温度制御手段による吹き出し空気の温度を
制御するものである。
【0015】さらに、本発明によれば、前記したボディ
ドライヤーにおいて、さらに、湿度を検出するための手
段を設け、かつ、前記湿度検出手段により検出した湿度
に応じて、前記吹出空気の流量又は流速を制御する手段
を制御するものである。
【0016】また、本発明によれば、前記したボディド
ライヤーにおいて、さらに、その一部に衣類の乾燥棚を
設けたものである。
【0017】さらに、本発明によれば、前記したボディ
ドライヤーにおいて、前記筺体の前面側には、その底部
から延長した配置された水分溜手段を設けたものであ
る。
【0018】加えて、本発明によれば、前記したボディ
ドライヤーにおいて、さらに、前記筺体の前面側には、
手すりを設けたものである。
【0019】そして、本発明によれば、前記したボディ
ドライヤーにおいて、前記筐体内に、さらに、除湿手段
を設けたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照しながらその詳細について説明す
る。
【0021】〈第1の実施の形態〉図1は、本発明にな
るボディドライヤーの第1の実施の形態を示す図であ
り、この図において、略矩形の箱状筐体10には、その
裏面下方には空気の吸込口4が形成され、また、その筐
体内部には、制御部3、例えばヒータ線からなる加熱部
2、そして、送風機1が取り付けられている。そして、
上記箱状筐体10の前面には、上記送風機1により供給
される温風が、その前面に立つ利用者の身体の頭部を除
く全体に吹き付けられるように導くためのガイド部(可
動フィン等)を備えた吹出口5が設けられている。な
お、図中の符号11は、上記送風機1を回転駆動する電
動モータを示し、また、上記制御部3は、上記電動モー
タ11や加熱部2により、供給される温風の温度、風
量、時間を制御する。
【0022】なお、本発明になるボディドライヤーは、
例えば、家庭の玄関やホテルなどの入口、家庭の風呂場
又は温泉や公衆浴場の脱衣所などに設置され、例えば、
ゴルフ(特に、雨天の場合)やスキー等、あるいは、雨
天や台風等のために濡れて水分を含んだ衣服を乾かし、
または、入浴後の身体に付着した水分を取り除く(特
に、老人等の介護において有用である)ために使用され
る。
【0023】次に、以上にその概略構成を示したボディ
ドライヤーの動作について説明する。まず、このボディ
ドライヤーでは、その吸込口4から、設置された室内の
空気が吸い込まれ、この供給された空気は加熱手段2に
よって加熱され、筺体10の正面の吹出口5から吹き出
される。なお、この吹出口5からの空気の吹出し温度
は、上記制御部3によって温度制御されている。
【0024】ここで、添付の図2には、上記制御部3の
回路構成の一例が示されている。図において、制御部3
は、例えば、ボディドライヤーが設置された室内の温
度、あるいは、上記吸込口4の空気温度を検出する温度
センサー35からの検出出力を入力するマイクロコンピ
ュータ(以下、μコン)31、上記μコンからの制御信
号により上記モータ11の回転数を制御するモータ回転
制御装置32、そして、やはり上記μコンからの制御信
号により吹出し空気の温度を制御するため、上記加熱部
2のヒータ線に供給する電力を制御するための電力制御
装置33(例えば、サイリスター等によって構成され
る)を備えている。また、図中において、符号100
は、通常の商用電源を示しており、この電源100から
の電力が、上記制御部3を介して上記モータ11や加熱
部2に供給される。なお、図示しないが、当該制御部3
の動作に必要な電源も、この電源100から供給され、
あるいは、個別の電源(例えば、電池等)により供給し
てもよい。
【0025】なお、上記制御部3により実現される制
御、より具体的には、上記吹出口5から吹き出される空
気の温度及び風量(又は、風速)を、添付の図3に示
す。すなわち、図3(a)は、時間経過による空気温度
の変化を、図3(b)は、時間経過による風量(風速)
の変化を示している。
【0026】すなわち、上記吹出口5から吹き出される
空気の温度は、水分の蒸発を考慮して、当初の温度は、
例えば120℃〜140℃程度に設定し、その後、時間
の経過と共にその温度を低下し、最後には、室温程度に
制御することが行われる。なお、上記制御の時間(例え
ば、120℃から室温まで低下する時間)としては、数
十分から1時間程度に設定することが好ましいであろ
う。また、特に、湯上がりの後に身体の水分を除去する
使用方法では、上記制御の時間は比較的短くてもよく、
また、最後に到達する空気の温度も、冷風によって身体
が冷えることを防止するため、例えば、30℃〜50℃
程度の温度に設定することが好ましい。
【0027】また、上記吹出口5から吹き出される空気
の風量(又は、風速)も、やはり水分の蒸発を考慮し
て、当初の風量(風速)を大きくし、その後、時間の経
過と共にその風量(風速)を低減してゆき、最終的には
上記モータ11を停止させてもよく、あるいは、その回
転を低下させて緩やかな送風を行うようにしてもよい。
【0028】すなわち、上記のような吹出口5から吹き
出される空気の温度及び風量(又は、風速)の制御によ
り、乾燥の当初は水分の気化熱によって冷たく感じるこ
となく、適温に保つことが出来、もって、快適に自己の
濡れた衣服の乾燥や、入浴後の自己の身体に付着した水
分の除去を行うことが出来る。
【0029】また、上記の図1にも明らかなように、上
記ボディドライヤーの筐体10の前面に形成された吹出
口5は、特にその高さを、すなわち、この吹出口から利
用者の身体Bに向けて吹出される範囲が、人体の頭部H
を除いた全体を含むように設定されている。これは、特
に、上記120℃〜140℃程度の温風が頭部Hに吹き
付けられた場合に利用者与える不快感を考慮したもので
ある。より具体的には、この吹出口5を、ほぼ床面の高
さから、一般的には、例えば、130cm程度に設定す
ることが好ましい。また、図示しないが、利用者各人の
身長に適合して温風の吹出し範囲を設定することが出来
るよう、上記吹出口5の上端部に上下に移動可能な壁面
を設けることも可能である。
【0030】このように、上記吹出口5の範囲、特にそ
の上端部の位置を上下に移動することは、例えば、利用
者が上記ボディドライヤーの前に椅子などを利用して座
る場合には好適である。なお、かかる構造では、上記図
2には示さないが、さらに、上記移動可能な壁面の高さ
を検出すセンサー等を設けておき、すなわち、吹出し口
の範囲の変動に伴って上記モータ11の回転数を調整
し、もって、吹出し口の範囲の変動に伴う吹出し風量
(風速)の変化を解消することも可能となる。
【0031】さらに、添付の図4〜図9には、上記にそ
の詳細を説明したボディドライヤーの種々の変形例が示
されている。まず、図4に示される変形例では、上記の
実施の形態において、温風を吹き出す吹出口5を、その
上下方向に複数(本例では3つ)に分割したものであ
り、図からも明らかなように、これら分割された吹出口
5には、その回動方向の異なるフィンがそれぞれ設けら
れている。すなわち、かかる変形例では、上記吹出口5
から吹き出される温風の送風方向を、例えばその利用者
が、上下又は左右方向自在に変更・調整することが可能
となる。また、この複数に分割された吹出口5にそれぞ
れ設けられたフィンの方向は、その構造は図示しない
が、自動的に制御可能とすることもでき、これによれ
ば、手動に限らず、自動制御によって送風方向の制御が
可能な構造とすることも可能である。
【0032】さらに、図5の変形例は、上記図1の実施
の形態における、フィンを設けた温風の吹出口5に代え
て、例えば、円形や楕円形状の開口部からなる吹出口を
複数、前記筐体10の前面に設けたものである。なお、
かかる構造においても、各吹出口に吹出方向を調整する
構造を採用し、さらには、その吹出方向を自動的に調整
することを可能にする構造を採用することにより、上記
の変形例と同様に、手動・自動制御による送風方向の制
御が可能な構造とすることが出来る。
【0033】また、添付の図6に示す変形例は、上記図
1の実施の形態において、さらに、ボディドライヤーの
筐体10内の通風路中にフィルタ6を設けた構造を示
す。かかる変形例になるボディドライヤーによれば、供
給され加熱される空気は、上記フィルタ6を通ることに
より、塵埃(花粉等を含む)を除去・除菌される。ま
た、本変形例において、さらに、上記吸込口4にプレフ
ィルタ7等を設置することにより、より大きな埃等を除
去することが可能となり、上記フィルタ6による塵埃の
除去・除菌効果を向上することが可能になる。
【0034】また、添付の図7に示す変形例は、上記図
1の実施の形態において、さらに、ボディドライヤーの
筐体10内の通風路中に殺菌灯8を設けた構造を示す。
かかる変形例によれば、上記殺菌灯8の働きにより、吸
い込まれた空気を殺菌し、もって、利用者に向けて吹き
出される温風に含まれる菌による感染を防止することが
可能になる。かかる変形例は、ボディドライヤーが、特
に、風呂場などで濡れた体を乾かすために使用される場
合に好適であろう。
【0035】また、添付の図8に示す変形例は、上記図
1の実施の形態において、さらに、ボディドライヤーの
前に立つ利用者の存在の有無を検出する、例えば、赤外
線センサ等のセンサを設けたものである。なお、かかる
構造によれば、上記センサによって自動的に利用者の存
在を検出し、その検出信号を利用することにより(例え
ば、上記制御部3に入力する)、装置の自動開始、自動
停止を可能とする構造とすることが出来る。
【0036】さらに、添付の図9に示す変形例は、上記
図1の実施の形態において、加熱の後に温風として吹出
される空気を装置内に取り入れる前記空気の吸込口4
を、ボディドライヤー筐体10の裏面(上記図1の例で
は、裏面下方)に代えて、筐体10の表面に、特に、そ
の下方に設けたものである。かかる構成によれば、ボデ
ィドライヤーを設置するする場合、その裏面を壁面等に
密着して配置することが可能となり、特に、家庭内の風
呂場の脱衣所のように、比較的狭い場所に配置する場合
に有利な構造である。
【0037】〈第2の実施の形態〉続いて、添付の図1
0には、本発明になるボディドライヤーの第2の実施の
形態を示す。なお、図からも明らかなように、この第2
の実施の形態は、上記図1に示した第1実施の形態にお
いて、さらに、湿度を監視するセンサを設けた構造とな
っている。なお、湿度センサは、例えば、大気(室内の
空気等)の湿度、装置内に供給された空気の湿度、又
は、ボディドライヤーの前面に立って自身の身体を、あ
るいは、その被着した衣服の湿度を検出するものであ
る。この湿度センサにより検知された湿度は、上記ボデ
ィドライヤーから吹き出される温風の温度や風量(風
速)を制御する制御部3に導かれ、その制御に用いられ
る。
【0038】なお、この図10に示す実施の形態では、
その検出部21を被検出体である人体Bの一部(例え
ば、手)に付着され、筐体10内に配置された検出回路
22により湿度の検出を行う。なお、本例では、上記検
出部21と検出回路22との間は、筐体10の一部に設
けた開口部23を介して電線(ワイヤ)によって電気的
に接続される構造となっている。しかしながら、本発明
では上記のような構造のみに限定されることなく、例え
ば、水分や蒸気が特定の波長の赤外線を吸収する性質を
利用して、すなわち、吸収される波長と吸収されない波
長の光を照射して、その反射光の強度の差から湿度を検
出する検出器としてもよく、これによれば、非接触で湿
度や水分を検出することも可能である。
【0039】次に、上記のように湿度を監視するセンサ
を設けた構造を備えたボディドライヤーにより実現され
る制御の一具体例を、添付の図11に示す。なお、図1
1(a)は、湿度(横軸)による空気温度の変化の関係
を、また、図11(b)は、湿度(横軸)による風量
(風速)の変化の関係を示している。
【0040】すなわち、この例によれば、上記吹出口5
から吹き出される空気の温度は、水分の蒸発を考慮し
て、当初(湿度が100%近い状態)での温度は、例え
ば120℃〜140℃程度に設定し、その後、湿度の低
下と共にその温度を低下し、最後には、室温程度に制御
する。なお、この場合、湿度と温度の関係は、上記のよ
うに直線的に変化させることだけではなく、段階的に変
化させてもよい。また、特に、湯上がりの後の身体の水
分の除去では、最後に到達する空気の温度を、冷風によ
って身体が冷えることを防止するため、例えば、30℃
〜50℃程度の温度に設定することが好ましいことは上
記と同様である。
【0041】また、上記吹出口5から吹き出される空気
の風量(又は、風速)も、やはり水分の蒸発を考慮し
て、湿度に逆比例して、すなわち、当初(湿度が100
%近い状態)の風量(風速)を大きくし、その後、湿度
の低下と共にその風量(風速)を低減してゆき、最終的
には上記モータ11を停止させてもよく、あるいは、そ
の回転を低下させて緩やかな送風を行うようにしてもよ
い。
【0042】なお、上記の制御は、上記図3に示した制
御部3の構成に、さらに、上記湿度センサを加えた構成
により実現され得ることは、当業者であれば明らかであ
ろう。
【0043】すなわち、上記のような吹出口5から吹き
出される空気の温度及び風量(又は、風速)の制御によ
れば、やはり、乾燥の当初は水分の気化熱によって冷た
く感じることなく、適温に保つことが出来、もって、快
適に自己の濡れた衣服の乾燥や、入浴後の自己の身体に
付着した水分の除去を行うことが出来る。そして、特
に、上記のように乾燥を行う身体や衣服の湿度や水分を
直接検出しながら空気の温度及び風量(風速)を行うこ
とにより、その乾燥度合いに比例してより正確に身体や
衣服に吹き付ける温度を制御し、もって、より快適に乾
燥を行うことが可能となる。
【0044】〈第3の実施の形態〉次に、本発明に係る
ボディドライヤーのさらに他の、すなわち、第3の実施
の形態を図12により説明する。図からも明らかなよう
に、本実施の形態では、上記図1に示した第1実施の形
態において、さらに、その上部には、濡れた衣類等を置
くための衣類乾燥棚31と共に、濡れた衣類等を吊るす
ためのハンガー吊り棚32を設け、そして、これら濡れ
た衣類等に対して高温に加熱した空気を吹き出すための
手段、すなわち、上記送風機1や、上記電動モータ11
や、図示しない加熱部が設けられている。なお、これら
送風機1、モータ11、加熱部による制御は、やはり、
上記制御部3により行うことが出来、例えば、予め設定
し、あるいは、利用者が設定した温度及び時間で温風を
吹き出すようにすれば足りる。
【0045】そして、この第3の実施の形態になるボデ
ィドライヤーでは、利用者は、例えば、外側のコート
等、特に濡れた衣類を脱いで上記衣類乾燥棚31に置
き、あるいは、上記ハンガー吊り棚32を利用して吊り
下げて乾燥し、同時に、自己の濡れた身体B及びその衣
類についても、上記ボディドライヤーの下部に設けられ
た吹出口5の前に置いて乾かすことが可能である。
【0046】〈第4の実施の形態〉次に、本発明に係る
ボディドライヤーのさらに他の、すなわち、第4の実施
の形態について説明する。まず、図13に示す第4の実
施の形態になるボディドライヤーは、上記図1に示した
第1実施の形態になるボディドライヤーの箱状の筐体1
0の底部には、さらに、横に(装置の前側に)伸びた中
空の板状部材41(水分溜)が設けられ、全体として
「L」字状に形成され、また、この板状部材41の表面
には、複数のパンチング穴42が形成されており、これ
により、板状部材41は水分溜となっている。
【0047】かかる第4の実施の形態では、その衣服あ
るいは身体が濡れた利用者は、上記板状部材41の表面
上に立った状態でボディドライヤーを利用する。その
際、利用者の濡れた衣服あるいは身体から流れ落ちた水
分は、上記複数のパンチング穴42から板状部材41の
内部に導かれて収容される。このことから、装置を配置
した床面が流れ落ちる水分により汚れることから防止さ
れることとなる。
【0048】また、図14に示す上記第4の実施の形態
になるボディドライヤーの変形例では、図からも明らか
なように、上記パンチング穴42を表面上に形成した板
状部材41に加え、さらに、遮蔽版45が直立して設け
られ、全体として「コ」の字状に形成されている。な
お、かかる変形例によれば、装置を配置した床面が流れ
落ちる水分により汚れなくなることは勿論のこと、さら
に、上記直立に配置された遮蔽版45の働きにより、ボ
ディドライヤーから吹出される温風が、上記筐体10と
遮蔽版45との間に形成される空間に留まり、広い空間
内に配置されても、加熱された空気を循環させる構造で
ある。これにより、室温状態の空気を加熱するよりも、
加熱量を少なくすることが出来、そのため、乾燥効率を
良好に確保することが可能となる。
【0049】〈第5の実施の形態〉更に、本発明に係る
ボディドライヤーのさらに他の実施の形態、すなわち、
第5の実施の形態について説明する。
【0050】まず、この第5の実施の形態では、添付の
図15からも明らかなように、上記図13に示したボデ
ィドライヤーにおいて、パンチング穴42を設けた板状
部材41の上には、さらに、マット44を敷き、これに
加えて、上記ボディドライヤーの筐体10の内部には、
除湿装置16を設けたものである。
【0051】また、添付の図16に示すこの第5の実施
の形態の変形例では、上記板状部材41の上には、付属
品として、椅子45を配置すると共に、やはり、上記ボ
ディドライヤーの筐体10の内部には、除湿装置16を
設けたものである。
【0052】すなわち、これら第5の実施の形態では、
まず、筐体10内部に設けた除湿装置16による除湿機
能により、吹出口5から吹き出される空気はその湿度が
低下され、すなわち、乾燥される空気が吹き出されるこ
とから、ボディドライヤーの前に位置する使用者又はそ
の衣服に付着した水分を、より早く乾燥することが出来
る。また、特に、板状部材41の上に椅子45を配置す
ることにより、利用者これに腰掛け、特に、その衣服が
ずぶ濡れの場合等、乾燥時間が長くなる場合にも、楽に
身体や衣服の乾燥を行うことが可能になる。
【0053】さらに、添付の図17には、上記第5の実
施の形態のその他の変形例が示されている。当該その他
の変形例では、図からも明らかなように、上記板状部材
41の上に、付属品として、ベッド46を配置したもの
である。かかる変形例は、特に、老人や身体不自由者な
どの入浴の後に、その身体を乾かす場合に好適である。
【0054】また、さらに、添付の図18には、上記第
5の実施の形態の更に他の変形例が示されており、図か
らも明らかなように、ボディドライヤーの筐体10の前
面に、所謂、一対の手すり47、47を突出して取り付
けたものである。すなわち、かかる変形例によれば、や
はり、老人や身体不自由者など、入浴の後、ボディドラ
イヤーにより身体を乾かす際、この手すり47、47に
掴まることにより、安定・安心してボディドライヤーの
前面にその身体を立つことが出来ることとなる。
【0055】なお、上記の変形例において、付属品とし
て設けられる椅子45やベッド46、さらには、手すり
47、47は、熱伝導率の低い部材によるもの、例え
ば、特に、木製によることが好ましい。これた、例え
ば、金属性の場合には、その高い熱伝導率のためにボデ
ィドライヤーから吹き出される温風によって高温にな
り、利用者に不快感を与えることとなるからである。
【0056】〈第6の実施の形態〉次に、添付の図19
〜図21により、本発明に係るボディドライヤーの更に
他の実施の形態について説明する。
【0057】まず、図19に示すボディドライヤーは、
その筐体10の正面及び背面(正面だけでもよい)を、
図示のように、凹状に湾曲させ、かつ、その底面には、
図示しないが、キャスター等を取り付け、もって、装置
本体が回転して移動(円周上に移動)することが可能な
構造としたものである。
【0058】かかる構造によれば、利用者は、ボディド
ライヤーを適宜回転移動させながら移動することによ
り、自己の身体を移動することなく、全周(360度)
に渡って乾燥することが可能になる。かかる構造は、特
に、老人や身体不自由者等の身体を乾かす際に有利であ
り、これにより、より早く乾燥することが可能になる。
また、老人や身体不自由者等をベッドの上に横向きに寝
かせた場合でも、ボディドライヤーを適宜回転移動させ
ることにより、寝たままで乾燥することを可能になる。
【0059】最後に、図20により、本発明に係るボデ
ィドライヤーの更に他の実施の形態について説明する。
図からも明らかなように、この更に他の実施の形態にな
るボディドライヤーは、上記に示した基本的な形態、す
なわち、上記図1の第1の実施の形態において、その吹
出口5が、使用者のほぼ全周(360度)にわたって配
置されるようにした構造である。すなわち、ボディドラ
イヤーの筐体10を横方向に延長して、上面断面が略
「J」字状に形成したものである。また、図中の符号1
6は、やはり、上記と同様に、除湿装置を示している。
【0060】かかる他の実施の形態によれば、その構造
からも明らかなように、利用者に向かってほぼ全周方向
から温風が吹き出されることから、より早く、短い時間
で身体や衣服の乾燥を完了することが可能になる。ま
た、かかる構造のボディドライヤーの中央部に横向きに
寝た状態になることにより、利用者が寝たままの姿勢で
自己の身体又は衣服を乾燥することが可能である。
【0061】
【発明の効果】以上の詳細な説明からも明らかなよう
に、本発明によれば、適切に温度及び風量が制御されて
吹き出される温風により、水分の付着した身体又は身体
に着衣した衣服から、その水分を快適に除去することの
可能な、便利でかつ実用的で、新規な装置である、ボデ
ィドライヤーを提供するという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態になるボディドライヤ
ーの構造を説明する図である。
【図2】上記本発明のボディドライヤーにおける制御部
を含む回路構成を示す図である。
【図3】上記制御部により制御される空気温度と風量
(風速)の特性を示すための制御特性図である。
【図4】上記本発明の第1実施の形態になるボディドラ
イヤーの変形例を示す図である。
【図5】上記本発明の第1実施の形態になるボディドラ
イヤーの他の変形例を示す図である。
【図6】上記本発明の第1実施の形態になるボディドラ
イヤーの更に他の変形例を示す図である。
【図7】やはり、上記本発明の第1実施の形態になるボ
ディドライヤーの更に他の変形例を示す図である。
【図8】やはり、上記本発明の第1実施の形態になるボ
ディドライヤーの更に他の変形例を示す図である。
【図9】やはり、上記本発明の第1実施の形態になるボ
ディドライヤーの更に他の変形例を示す図である。
【図10】本発明の第2実施の形態になるボディドライ
ヤーの構造を説明する図である。
【図11】上記第2実施の形態における制御部により制
御される空気温度と風量(風速)の、湿度に対する特性
を示すための制御特性図である。
【図12】本発明の第3実施の形態になるボディドライ
ヤーの構造を説明する図である。
【図13】本発明の第4実施の形態になるボディドライ
ヤーの構造を説明する図である。
【図14】上記本発明の第4実施の形態になるボディド
ライヤーの変形例を説明する図である。
【図15】本発明の第5実施の形態になるボディドライ
ヤーの構造を説明する図である。
【図16】上記本発明の第5実施の形態になるボディド
ライヤーの変形例を説明する図である。
【図17】上記本発明の第5実施の形態になるボディド
ライヤーの他の変形例を説明する図である。
【図18】上記本発明の第5実施の形態になるボディド
ライヤーの更に他の変形例を説明する図である。
【図19】本発明の更に他の実施の形態になるボディド
ライヤーの構造を説明する図である。
【図20】やはり、本発明の更に他の実施の形態になる
ボディドライヤーの構造を説明する図である。
【符号の説明】
1…送風機 2…加熱部 3…温度・風量・時間制御部 4…吸込口 5…吹出口 10…筐体 11…モータ 8…殺菌灯 21、22…湿度センサ 31…衣類乾燥棚 41…水分溜 16…除湿装置 47…手すり
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L113 AA01 AB01 AC08 AC25 AC48 AC49 AC50 AC52 AC54 AC57 AC63 AC64 AC72 AC74 AC76 AC78 AC79 AC83 AC85 BA01 BA14 CA08 CA09 CA11 CA15 CA20 CB05 CB17 CB24 CB28 CB35 DA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を吹き出す吹出口を形成した筺体
    と、前記筐体内に、当該吹出口に空気を供給する送風機
    と、当該吹出口に供給される空気を加熱する加熱手段
    と、当該吹出口から吹き出す空気の流量又は流速を制御
    する手段と、前記加熱手段による吹き出し空気の温度を
    制御する温度制御手段とを備えたボディドライヤーであ
    って、前記筺体に形成した前記吹出口は、人体の頭部を
    除いた全体を含む部分に前記加熱手段を通過した空気を
    当てるように配置されており、かつ、前記温度制御手段
    は、前記吹出口から吹き出される空気の温度を最初は高
    温にし、所定時間後には、その温度を前記高温より低い
    低温になるよう制御することを特徴とするボディドライ
    ヤー。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載のボディドライヤー
    において、前記温度制御手段により温度が制御される吹
    き出し空気の最初の高温を120〜140℃となるよう
    制御することを特徴とするボディドライヤー。
  3. 【請求項3】 前記請求項3に記載のボディドライヤー
    において、前記温度制御手段により温度が制御される所
    定時間後の吹き出し空気の低温を30〜50℃となるよ
    う制御することを特徴とするボディドライヤー。
  4. 【請求項4】 前記請求項1に記載のボディドライヤー
    において、前記吹出口の高さを床面から約130cmに
    したことを特徴とするボディドライヤー。
  5. 【請求項5】 前記請求項1に記載のボディドライヤー
    において、さらに、湿度を検出するための手段を設け、
    かつ、前記湿度検出手段により検出した湿度に応じて、
    前記温度制御手段による吹き出し空気の温度を制御する
    ことを特徴とするボディドライヤー。
  6. 【請求項6】 前記請求項1に記載のボディドライヤー
    において、さらに、湿度を検出するための手段を設け、
    かつ、前記湿度検出手段により検出した湿度に応じて、
    前記吹出空気の流量又は流速を制御する手段を制御する
    ことを特徴とするボディドライヤー。
  7. 【請求項7】 前記請求項1に記載のボディドライヤー
    において、さらに、その一部に衣類の乾燥棚を設けたこ
    とを特徴とするボディドライヤー。
  8. 【請求項8】 前記請求項1に記載のボディドライヤー
    において、前記筺体の前面側には、その底部から延長し
    た配置された水分溜手段を設けたことを特徴とするボデ
    ィドライヤー。
  9. 【請求項9】 前記請求項1に記載のボディドライヤー
    において、さらに、前記筺体の前面側には、手すりを設
    けたことを特徴とするボディドライヤー。
  10. 【請求項10】 前記請求項1に記載のボディドライヤ
    ーにおいて、前記筐体内に、さらに、除湿手段を設けた
    ことを特徴とするボディドライヤー。
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