JPH0615589Y2 - 身体乾燥装置 - Google Patents

身体乾燥装置

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JPH0615589Y2
JPH0615589Y2 JP11514989U JP11514989U JPH0615589Y2 JP H0615589 Y2 JPH0615589 Y2 JP H0615589Y2 JP 11514989 U JP11514989 U JP 11514989U JP 11514989 U JP11514989 U JP 11514989U JP H0615589 Y2 JPH0615589 Y2 JP H0615589Y2
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JP
Japan
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air
panel
pipe
opening
front side
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JP11514989U
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JPH0353195U (ja
Inventor
鉄男 脇田
Original Assignee
株式会社ワキタハイテクス
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、入浴後あるいはシャワー使用後にタオル等を
用いることなく、身体を乾かすことができる身体乾燥装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来、入浴やシャワー使用の後は、タオルを用いて全身
を拭き、さらにハンドドライヤで濡れた頭髪を乾かす等
していた。
しかし、タオルで拭くだけでは、早く身体を乾かすこと
が困難であり、また拭き残し等が生じ、特に冬場には、
湯冷めの原因となる。
また、サウナ施設等多くの外来の人が利用するところで
は、タオルの常備,洗濯,乾燥,消毒に手間を要し不経
済である。
そこで、身体全体を乾かすものとして、壁面に穿設した
多数の孔から空気を噴出させる乾燥装置が提案されてい
る。この乾燥装置は、実開昭63−181393号公報に記載さ
れているように、壁面に孔明きタイルを略等身大の領域
にわたって貼装し、この孔明きタイルの裏側を通風路を
介して送風機構に連通したものであり、孔明きタイルの
孔から空気を噴出させて濡れた身体を乾かすようにした
ものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記公報に記載の装置は、浴室や更衣室の壁
面自体を送風の噴出部とするもので、この装置を設置す
るために、建屋の設計時点から壁面や送風機構の設置を
考慮した設計をしておかねばならず、既設の浴室や更衣
室に後から設置することは困難であった。また、孔明き
タイルからの噴出空気量を個別に調節することはできな
いので、たとえば髪の乾燥のために上部の領域だけ噴出
量を多くしたり、背丈に合わせて上部の領域の噴出を止
めたりすることはできず、乾燥効率の点で難点があっ
た。
本考案は、浴室や更衣室等に簡単に設置することができ
るとともに、乾燥効率のよい身体乾燥装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の身体乾燥装置は、前面に向かって湾曲した横断
面を持つパネル状本体の前面側に空気噴出孔を多数個設
け、同パネル状本体の背面側に、本管と同本管から分岐
した枝管を設けるとともに同枝管に前記各空気噴出孔に
通じるノズルを開閉弁を介して設け、前記本管に空気供
給管と空気圧縮機を接続したものである。
ここで、前記各開閉弁を開度調節可能な手動弁またはオ
ン・オフ制御可能な電磁弁とすることができる。
〔作用〕
本考案の身体乾燥装置においては、直立させたパネル状
本体の前面側に設けた多数個の空気噴出孔から空気が噴
き出す。そこで、この空気噴出側において身体を適宜に
動かすことにより、入浴後やシャワー使用後の濡れた身
体の隅々まで乾かすことができる。
前記パネル状本体は、前面に向かって湾曲した横断面を
持つので、各空気噴出口からの空気流は身体に集中して
向かい、噴出空気の無駄が少ない。
また、背丈や身体の部位に応じてノズルの開閉弁の弁開
度を調節して各空気噴出孔からの噴出空気量を調節する
か、あるいは、複数の群毎に電磁弁のオン・オフを制御
して群毎に噴出空気量をを調節すれば、たとえば頭髪の
乾燥も他の部位と同様に早く乾かすことができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る身体乾燥装置を図示の実施例により
具体的に説明する。
第1図は本考案実施例の身体乾燥装置を前面側からみた
斜視図、第2図は第1図のI−I線矢視断面図、第3図
はパネル状本体背面側の配管の配置を示す図、第4図は
使用状態を示す図である。
第1図を参照して、本実施例の乾燥装置1は、パネル状
本体2と空気圧縮機10及び空気供給管11を主要構成とす
る。
パネル状本体2は、合成樹脂製の二重壁構造とし、前面
側に多数個の空気噴出孔3を設け、背面側に第3図に示
す配管4を設けている。さらに、本実施例では、前面側
に赤外線ヒータ5を設けている。
また、パネル状本体2は、各空気噴出孔3からの空気流
が同パネル状本体2の前面に立った人を指向するよう
に、前面に向かって湾曲させている。この湾曲の程度
は、曲率半径として400〜1000mm程度、望ましくは500mm
程度が良い。
空気噴出孔3は、空気流が全身に当たるような配置とす
る必要があり、空気噴出孔3の間隔は縦横方向にそれぞ
れ100〜200mm程度が良い。本実施例では横方向の間隔を
200mmとして3列、縦方向の間隔を200mmとし各9個の空
気噴出孔3を設けた。
噴出空気の圧力は、身体に付いた水滴を吹き飛ばすとと
もに乾燥させるのに適した圧力として、5kg/cm2程度が
望ましく、このような圧力が得られる空気圧縮機10を使
用する。
配管4は、二重壁構造のパネル状本体2の背面側に配置
されており、第3図に示すように、本管41と枝管42,43,
44とからなり、本管41は主開閉弁12,空気供給管11を介
して空気圧縮機10に接続しており、枝管42,43,44にはそ
れぞれ9個のノズル45を開閉弁46を介して設けている。
この開閉弁46を弁開度の調節が可能な手動弁とした場合
は、各開閉弁46を手動で操作して弁開度を調節し、ノズ
ル45からの噴出空気量を調節することができる。また、
開閉弁46をオン・オフ制御可能な電磁弁とした場合は、
第1図に示すように電磁弁操作板13をパネル状本体2に
取り付け、この電磁弁操作板13に配設された各スイッチ
を操作して各開閉弁46をオン・オフ制御し、任意の領域
の噴出空気量を調節することができる。
赤外線ヒータ5は、主に冬季に使用するもので、本装置
の使用時に身体が冷えるようなときに使用する。また、
この赤外線ヒータ5により浴室やシャワー室あるいは更
衣室を予め暖めておくこともできる。なお、赤外線ヒー
タ5の設置に加えて、空気圧縮機10と配管4の間に空気
加熱器を設け、配管4に温風を供給するようにしてもよ
い。
さらに、本実施例装置では、パネル状本体2の前面側上
部に紫外線ランプ6を設けている。紫外線は頭髪の乾燥
と発育に効果があると言われており、また、太陽光を受
ける機会の少ない人にとって一日10分程度の照射は健康
に良いと言われているので、身体の乾燥時に紫外線ラン
プ6を適宜使用するとよい。
本実施例装置の使用方法は、予め空気噴出孔3からの空
気噴出量を調節したうえで、第4図に示すように、利用
者がパネル状本体2の前に立ち、全身に噴出空気を浴び
ながら濡れた身体を乾かす。このときに、身体を適当に
前後左右に動かせば、身体の隅々まで早く乾かすことが
できる。
本考案の身体乾燥装置は、広いスペースを必要としない
ので浴槽やシャワー装置と併設して浴室内やシャワー室
内に設置してもよく、また、浴室やシャワー室に近い更
衣室等の別の場所に設置してもよい。
〔考案の効果〕
本考案の身体乾燥装置は上記のような構成であるので、
次のような効果を奏する。
パネル状本体前面の全面にわたって噴出する空気流に
より、入浴後あるいはシャワー使用後の濡れた身体を早
く乾かすことができる。
パネル状本体は、前面に向かって湾曲した横断面を持
つので、各空気噴出口からの空気流は身体に集中して向
かい、噴出空気の無駄が少ない。
各空気噴出孔からの噴出空気量または任意の領域毎に
噴出空気量を調節することにより、背丈や身体の部位に
応じた適当な噴出空気量を得ることができる。
建屋の壁面とは独立して設置できるので、既設の浴室
や更衣室等にも簡単に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本校案実施例の身体乾燥装置を前面側からみた
斜視図、第2図は第1図のI−I線矢視断面図、第3図
はパネル状本体背面側の配管の配置を示す図、第4図は
使用状態を示す図である。 1:身体乾燥装置、2:パネル状本体 3:空気噴出孔、4:配管 5:赤外線ヒータ、6:紫外線ランプ 10:空気圧縮機、11:空気供給管 12:主開閉弁、13:電磁弁操作板 41:本管、42,43,44:枝管 45:ノズル、46:開閉弁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に向かって湾曲した横断面を持つパネ
    ル状本体の前面側に空気噴出孔を多数個設け、同パネル
    状本体の背面側に、本管と同本管から分岐した枝管を設
    けるとともに同枝管に前記各空気噴出孔に通じるノズル
    を開閉弁を介して設け、前記本管に空気供給管と空気圧
    縮機を接続してなる身体乾燥装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の開閉弁を開度調節可能な手
    動弁またはオン・オフ制御可能な電磁弁とした身体乾燥
    装置。
JP11514989U 1989-09-30 1989-09-30 身体乾燥装置 Expired - Lifetime JPH0615589Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11514989U JPH0615589Y2 (ja) 1989-09-30 1989-09-30 身体乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11514989U JPH0615589Y2 (ja) 1989-09-30 1989-09-30 身体乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0353195U JPH0353195U (ja) 1991-05-23
JPH0615589Y2 true JPH0615589Y2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=31663489

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11514989U Expired - Lifetime JPH0615589Y2 (ja) 1989-09-30 1989-09-30 身体乾燥装置

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JP7132585B2 (ja) * 2018-01-16 2022-09-07 秀男 清水 身体乾燥装置

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JPH0353195U (ja) 1991-05-23

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