JP4746298B2 - ミスト浴装置 - Google Patents

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本発明は、浴室内に温水のミストを噴霧してミスト浴をしたり、ミストを噴霧するとき温風により暖房してミストサウナ浴をしたりし得るようにしたミスト浴装置に関するものである。
従来、浴室の浴槽の上の天井に設置して浴室の暖房や浴室の乾燥や浴室の換気や浴室の送風を行うようにした浴室暖房乾燥機において、浴室内に温水のミストを噴霧すると共に浴室内を暖房してミストサウナ浴もできるようにしたミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
かかるミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機ではミストノズルから温水のミストを噴霧すると共に吹き出し口から温風を吹き出すことによりミストサウナ浴ができるようになっている。また天井の浴室暖房乾燥機には浴槽の長手方向と平行な方向に複数のミストノズルを所定の間隔を隔てて設けてあり、複数のミストノズルから浴室にミストを噴霧するとき浴室内に均等にミストが行き亙るようになっている。
特開2002−336327号公報 特開2003−310698号公報
ところで、近年、浴室にテレビを設けることにより浴室内でテレビを見ながら入浴することができるようにすることも行なわれている。浴室にテレビを設ける場合、浴槽の長手方向の両端のうちいずれか一方の壁面に設けられ、浴槽に浸かって入浴するときテレビが見やすいようになっている。ところが、ミストノズルから温水のミストを噴霧してミストサウナ浴をするときテレビにミストがかかるとテレビが見えにくくなるという問題がある。ミストノズルから多量のミストを噴霧して強運転でミストサウナ浴をする場合はテレビを見ることもないが、ミストノズルから噴霧するミストの量を少なくして弱運転でミストサウナ浴する場合は長時間入浴することとなるためテレビを見ながら入浴したいという要望がある。
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、噴霧するミスト量を少なくした弱運転を行うときにテレビにミストがかからないようにしたりして快適に入浴することができるミスト浴装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明の請求項1のミスト浴装置は、浴室1の浴槽2の上方の天井3に浴室暖房機Aを設置し、浴槽2の長手方向の両端のうちいずれか一方で浴室1の壁面にテレビ5を装着し、浴室暖房機Aに浴槽2の長手方向と平行な方向に間隔を隔てて複数個のミストノズル4を設け、複数個のミストノズル4から同時に温水のミストを噴霧することによりミストの量を多くした強運転ができると共に複数個のミストノズル4のうちいずれかのミストノズル4から温水のミストを噴霧することによりミストの量を少なくした弱運転ができるようにした浴室のミスト浴装置であって、噴霧するミスト量を少なくした弱運転をするとき、テレビ5がある側のミストノズル4からミストを噴霧しなく且つテレビ5がある側と反対側のミストノズル4からミストを噴霧するように、前記弱運転を行う前に設定者の操作により行われる設定に応じて制御部46によるミスト開閉弁20a,20bの開閉制御が設定され、ミストを噴霧するミストノズル4を選択して切り替えることができるノズル切り替え手段を浴室暖房機Aに設けたことを特徴とする。
上記の構成によれば、噴霧するミスト量を少なくして弱運転するとき、複数個のミストノズル4のうちいずれかミストノズル4からミストを噴霧するが、このとき複数個のミストノズル4のうちいずれのミストノズル4からミストを噴霧するのかを選択して切り替えることができ弱運転時にテレビ5に近いミストノズル4からミストを噴霧しないように運転ができてテレビ5を見ながら快適にミストを浴びる入浴ができる。またテレビ5を浴槽2の長手方向の両端のうちいずれの方に設けても上記のように切り替えることでテレビ5にミストがかかりにくいように設定できる。また人の位置やミストの当たり方の好みに応じて選択して切り替えてミストを浴びる入浴ができる。
また本発明の請求項2のミスト浴装置は、請求項1において、噴霧するミスト量を少なくした弱運転をするときにミストを噴霧するミストノズル4を選択する切り替えがリモコン操作で行えるようにしたことを特徴とする。弱運転するときミストを噴霧するミストノズル4を選択する切り替えがリモコン操作できることにより、浴室1の施工をした後でも簡単に設定を行うことができる。
本発明は叙述の如く複数個のミストノズルのうちいずれかのミストノズルからミストを噴霧して弱運転するとき、ミストを噴霧する方のミストノズルがいずれの方にでもなるように切り替えることができ、浴室にテレビを設置した場合、弱運転時にテレビに近いミストノズルからミストを噴霧しないように切り替えて運転ができるものであって、弱運転時にテレビを見ながら快適にミストを浴びることができるという効果があり、またテレビを浴槽の長手方向の両端のいずれ側に設けても上記のように切り替えることでテレビにミストがかかりにくいように設定できるという効果があり、また人の位置やミストの当たり方の好みに応じて選択して切り替えてミストを浴びる入浴ができるという効果がある。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。図1乃至図3に示すように本発明ミスト浴装置はユニットバスのような浴室1にミスト浴機能付浴室暖房機(以下、単に浴室暖房機という)Aを設置して構成されている。この浴室暖房機Aは浴室1内の暖房をしたり、浴室1内の換気をしたり、浴室1内に干した洗濯物を乾燥したり、浴室1内に涼風を送風したり、浴室1内に温水のミストを噴霧してミスト浴をしたり、浴室1内に温水のミストを噴霧すると共に温風を吹き出してミストサウナ浴をしたりする機能を有する。本例の場合、浴室暖房機Aは暖房以外に換気や乾燥の機能を有する所謂浴室暖房乾燥機であるが、乾燥や換気がない暖房や送風の機能を有するだけでもよい。
また浴室暖房機Aを浴室1に設置するとき、浴槽2の上方の位置で浴室1の天井3に浴室暖房機Aを設置してある。浴室暖房機Aの浴室暖房機本体6は浴室1の天井裏に配置してあり、吊り金具7にて天井スラブ等に吊り支持してあり、浴室暖房機本体6の下面を浴室1の天井3の開口部8に臨ませてある。天井3の下から開口部8を覆うようにグリル板9を配置してあり、グリル板9を浴室暖房機本体6の下面側に取り付けてある。
浴室暖房機本体6内には温風用熱交換器10や送風機11を内装してある。この温風用熱交換器10は内部に温水を通すことで外部を流れる空気と熱交換するようになっている。この温風用熱交換器10は浴室暖房機本体6に配管した暖房用温水管路12の途中に配置してあり、暖房用温水管路12には給湯暖房機のような熱源機13から温水が供給されるようになっている。暖房用温水管路12の途中には温風用熱交換器10への温水の供給を開閉する熱動弁のような暖房用開閉弁14を設けてあり、暖房用温水管路12の途中にはこの管路を流れる温水の温度を検出する暖房温水サーミスタTH2を配置してある。また送風機11には循環用ファン11aと換気用ファン11bとがある。また浴室暖房機本体の下面側には循環用ファン11aで送風される空気を吹き出す吹き出し口15を設けてあり、この吹き出し口15には可動ルーバー16を回転自在に装着してあり、可動ルーバー16を回転することにより吹き出し口15を開閉したり、吹き出し口15から吹き出す風向を変えることができるようになっている。グリル板9には浴室1内の空気を吸い込む吸い込み口17を設けてあり、この吸い込み口17の近傍には浴室温度サーミスタTH3を配置してある。
また浴室暖房機Aにはミスト浴の機能を持たせるためのミスト発生部18を組み込んである。ミスト発生部18のミストノズル4はグリル板9の部分に配置してあり、ミスト用給水管路19をミストノズル4に連通させてある。このミストノズル4としては複数個あるが、本例の場合2つのミストノズル4a,4bがあり、各ミストノズル4a,4bは0.5リットル/min程度の流量で温水のミストを噴霧するようになっている。ミストノズル4a,4bの手前には電磁弁のようなミスト開閉弁20a,20bを設けてあり、ミスト開閉弁20a,20bの開閉にてミストノズル4aやミストノズル4bから選択的に温水のミストが噴霧されるようになっている。2つのミストノズル4a,4bから温水のミストを噴霧すると、強のミスト量でミストを噴霧でき、一方のミストノズル4aまたはミストノズル4bから温水のミストを噴霧すると、弱のミスト量で噴霧できるようになっている。本例の場合、ミスト発生部18は浴室暖房機本体6の上に搭載してある。また2つのミストノズル4a,4bは浴槽2の長手方向と平行な方向で所定の間隔を隔ててるように設けてある。つまり、浴槽2の長手方向の一端側にミストノズル4aが位置し、且つ浴槽2の長手方向の他端側にミストノズル4bが位置するようにしてある。
ミスト用給水管路19には水道水のような上水が供給されるようになっており、入口側から順にストレーナ21、電磁弁のような給水開閉弁22を設けてある。上記暖房用温水管路12には温風用熱交換器10と並列になるようにミスト加熱用管路23を設けてあり、このミスト加熱用管路23の途中にはミスト加熱用管路23を流れる温水の流れを制御する比例弁24を設けてある。またミスト加熱用管路23とミスト給水管路19との間にはプレート式熱交換器などの液―液熱交換器であるミスト用熱交換器25を配置してあり、ミスト加熱用管路23を流れる温水でミスト用給水管路19を流れるミスト用の水が加熱されるようになっている。ミスト用熱交換器25とミスト開閉弁20a,20bとの間でミスト用給水管路19からミスト用排水管路26を分岐してあり、ミスト用給水管路19内の水をミスト用排水管路26から浴室1内または浴室1外に排出できるようになっている。ミスト用排水管路26には電磁弁のような排水開閉弁27と負圧を発生して排水が逆流するのを防止するバキュームブレーカ28を設けてある。またミスト用熱交換器25とミスト開閉弁20a,20bとの間でミスト用給水管路19にはミスト用給水管路19を流れる温水の温度を検出するミスト温度サーミスタTH1を配置してある。
また浴室暖房機Aは浴室1の外の脱衣所に設けた脱衣所操作器29や浴室1内に設けた浴室操作器30にてリモコン操作されるようになっている。脱衣所操作器29には図5に示すようにタイマー表示部31、タイマー設定スイッチ32、風向スイッチ33、ミストサウナスイッチ34、乾燥スイッチ35、暖房スイッチ36、涼風スイッチ37、換気スイッチ38、停止スイッチ39を設けてある。また浴室操作器30には図6に示すように状態表示部40、ミストサウナスイッチ34、ミストスイッチ41、温度設定スイッチ42、暖房スイッチ36、涼風スイッチ37、風向スイッチ33、ミスト入浴時間のストップウォッチのスタートストップスイッチ43、リセットスイッチ45、停止スイッチ39を設けてある。図4は浴室暖房機Aの制御回路を示し、脱衣所操作器29や浴室操作器30をリモコン操作することで制御部46にて次のように制御できるようになっている。
脱衣所操作器29または浴室操作器30の暖房スイッチ36を操作して浴室1内の暖房運転をした場合、暖房用開閉弁14を開いて温風用熱交換器10に温水が供給され、換気用ファン11bの停止状態で循環用ファン11aが駆動され、可動ルーバー16が開状態にされて吹き出し口15が開かれる。これにより浴室1内の空気が吸い込み口17から浴室暖房機本体6内に吸い込まれ、温風用熱交換器10で温水と熱交換することで加熱された温風が吹き出し口15から吹き出されるように空気が循環し、浴室1内の暖房がされる。このとき暖房スイッチ36の強弱の切り替えにて循環用ファン11aの送風量を変えて強弱の切り替えができる。また風向スイッチ33を操作することにより吹き出し口15から吹き出す温風の向きを変えることができる。
脱衣所操作器29の換気スイッチ38を操作して浴室1内を換気する換気運転をした場合、暖房用開閉弁14が閉じられて温風用熱交換器10への温水の循環が停止されており、循環用ファン11aを停止した状態で換気用ファン11bが駆動され、可動ルーバー16が閉状態にされて吹き出し口15が閉じられる。これにより、浴室1内の空気が吸い込み口17から浴室暖房機本体6内に吸い込まれ、排気ダクト47を介して外部に排気され、浴室1内の換気が行なわれる。このとき、換気スイッチ38の強弱の切り替えにて換気用ファン11bの送風量を変えて強弱の切り替えができる。
脱衣所操作器29の乾燥スイッチ35を操作して浴室1内の乾燥をしたり、浴室1内に干した洗濯物を乾燥したりする乾燥運転をした場合、暖房用開閉弁14が開かれて温風用熱交換器10に温水が供給され、循環用ファン11a及び換気用ファン11bが駆動され、可動ルーバー16が開状態にされて吹き出し口15が開かれる。これにより浴室1内の空気が吸い込み口17から浴室暖房機本体6内に吸い込まれ、温風用熱交換器10で温水と熱交換することで加熱された温風が吹き出し口15から吹き出すように空気が循環し、一方、浴室暖房機本体6内に吸い込まれた空気の一部が排気ダクト47を介して外部に排気される。これにより浴室1内の湿度が下がり、浴室1内の乾燥や浴室1内に干した衣類の洗濯物の乾燥が行なわれる。このとき、乾燥スイッチ35を操作することで浴室1の乾燥と衣類の乾燥とが選択される。また風向スイッチ33を操作することにより吹き出し口15から吹き出す温風の向きを変えることができる。
脱衣所操作器29または浴室操作器30の涼風スイッチ37を操作して浴室1内に涼風を送風する運転をした場合、暖房用開閉弁14を閉じて温風用熱交換器10への温水の供給が停止されており、換気用ファン11bと循環用ファン11aが駆動されると共に可動ルーバー16を開状態にして吹き出し口15が開かれる。これにより、浴室1内の空気が吸い込み口17から浴室暖房機本体6内に吸い込まれ、一部の空気が排気ダクト47を介して外部に排気され、残りの空気が吹き出し口15から浴室1内に吹き出され、浴室1内に涼風の送風が行なわれる。また風向スイッチ33を操作することにより吹き出し口15から吹き出す温風の向きを変えることができる。
脱衣所操作器29や浴室操作器30のミストサウナスイッチ3を操作してミストサウナ運転をした場合、給水開閉弁22が開かれてミスト用給水管路19に給水されると共に比例弁24が開かれてミスト加熱用管路23に温水が循環させられる。これによりミスト用熱交換器25にてミスト用給水管路19を流れる水が加熱されて温水がミスト用給水管路19を流れる状態となる。この状態でミスト開閉弁20a,20bが開かれて温水のミストがミストノズル4a,4bから噴霧される。一方、ミストサウナ運転をしたとき、暖房用開閉弁14を開いて温風用熱交換器10に温水が供給され、換気用ファン11bの停止状態で循環用ファン11aが駆動され、可動ルーバー16が開状態にされて吹き出し口15が開かれる。これにより、浴室1内の空気が吸い込み口17から浴室暖房機本体6内に吸い込まれ、温風用熱交換器10で温水と熱交換することで加熱された温風が吹き出し口15から吹き出されるように空気が循環し、浴室1内の暖房がされる。このようにミストノズル4a,4bからミストが噴霧されると共に温風で暖房されることによりミストサウナ浴が行なわれる。このとき、ミストサウナスイッチ34を操作することによりミストサウナ強の状態とミストサウナ弱の状態に切り替えることができる。ミストサウナ強の状態に切り替えると一対のミストノズル4a,4bの両方からミストが噴霧され、ミストサウナ弱の状態に切り替えると、ミストノズル4aまたはミストノズル4bの一方からミストが噴霧される。また風向スイッチ33を操作することにより吹き出し口15から吹き出す温風の向きを変えることができる。
浴室操作器30のミストスイッチ41を操作してミスト運転をした場合、給水開閉弁22が開かれてミスト用給水管路19に給水されると共に比例弁24が開かれてミスト加熱用管路23に温水が循環させられる。これによりミスト用熱交換器25にてミスト用給水管路19を流れる水が加熱されて温水がミスト用給水管路19を流れる状態となる。この状態でミスト開閉弁20a,20bが開かれて温水のミストがミストノズル4a,4bから噴霧される。このときミストスイッチ41を操作することによりミスト強の状態とミスト弱の状態に切り替えることができる。ミスト強の状態に切り替えると、一対のミストノズル4a,4bの両方からミストが噴霧され、ミスト弱の状態に切り替えると、ミストノズル4aまたはミストノズル4bのいずれか一方からミストが噴霧される。
ところで、浴室1内には図7、図8に示すようにテレビ5が設けられ、テレビ5を見ながら入浴できるようにされる場合がある。テレビ5を設ける場合は浴槽2に浸かって入浴する場合にテレビ5を見やすい位置に設けるために浴槽2の長手方向の両端のうちいずれか一方に対応する浴室1の壁面に設けられる。つまり、浴槽2に浸かって入浴するとき、入浴者の頭が位置する側と反対側の浴室1の壁面にテレビ5が設けられる。このように浴室1内にテレビ5が設けられると、浴槽2内に浸かって通常の入浴をするときは支障なく見ることができて快適に入浴することができる。しかしながら浴室1内にミストノズル4a,4bから温水のミストを噴霧してミスト浴をしたり、これに温風を併用してミストサウナ浴をしたりする場合にもテレビ5を見ようとした場合、テレビ5のある位置にミストがかかるとテレビ5を見ることができなくてテレビ5を見ながらミスト浴をしたり、ミストサウナ浴をしたりすることができない。
ミスト運転を弱運転としてミスト弱の状態やミストサウナ弱の状態で運転をするとき、一対のミストノズル4a,4bのいずれか一方からミストを噴霧することでミストの噴霧量を少なくするが、本発明ではミストを噴霧するミストノズル4aまたは4bをテレビ5のある側と反対側に設定することでテレビ5のある側のミストノズル4aまたは4bからミストが噴霧されず、テレビ5にミストがかからないようにしている。つまり、図7に示すL側にテレビ5がある場合には、ミストノズル4aがミストを噴霧せず、ミストノズル4bがミストを噴霧するように設定され、図8に示すようにR側にテレビ5がある場合には、ミストノズル4bがミストを噴霧せず、ミストノズル4aがミストを噴霧するように設定される。このように弱運転時にテレビ5の設置箇所に応じたミストノズル4aまたは4bからミストが噴霧されるように制御部46によるミスト開閉弁20a,20bの開閉制御が設定される。
このようにしてテレビ5の設ける側に応じて弱運転時にミストを噴霧するミストノズル4a,4bを切り替えて設定することができるが、この切り替えの設定は脱衣所操作器29をリモコン操作することにより行うことができるようになっている。この脱衣所操作器29で弱運転時にミストを噴霧するミストノズル4a,4bを切り替える場合、例えば次のように行う。運転停止中に風向スイッチ33を6秒以上押す。するとタイマー表示部31に『‐‐‐‐』(初期設定)の表示が出る。この状態でタイマー設定スイッチ32の∧/∨の操作で噴霧するミストノズル4a,4bを切り替える。このとき図9の左欄の下の図のように左側のミストノズル4aからミストを噴霧するように切り替えると図9の左欄の上のように動作表示がされ、図9の右欄の下の図のように右側のミストノズル4bから噴霧するように切り替えると図9の右欄の上に示すように動作表示される、切り替え操作後の4秒経過後にタイマー表示部31の表示は消灯するようになっている。
上記のようにミスト運転を弱としてミスト弱の状態やミストサウナ弱の状態で運転をするとき、テレビ5のある側のミストノズル4a,4bからミストが噴霧されず、テレビ5のある側にミストがかかりにくくなり、ミストに邪魔されずにテレビ5を見ることができる。ミスト量を少なくした弱運転を行う場合は長時間をかけてミスト浴やミストサウナ浴を行うが、このときテレビ5を見ながら入浴できて快適に入浴することができる。
本発明のミスト浴装置の実施の形態の一例を示す縦断面図である。 同上の浴室暖房機の内部の配管を説明する管路図である。 同上の浴室暖房機を浴室に設置した状態の一部切欠斜視図である。 同上の制御回路のブロック図である。 同上の脱衣所操作器の正面図である。 同上の浴室操作器の正面図である。 同上の浴室の一方の壁面にテレビを設けた場合を示し、(a)は概略横断面図、(b)は概略縦断面図である。 同上の浴室の他方の壁面にテレビを設けた場合を示し、(a)は概略横断面図、(b)は概略縦断面図である。 同上の切り替えの操作を説明する説明図である。
符号の説明
1 浴室
2 浴槽
3 天井
4 ミストノズル
4a ミストノズル
4b ミストノズル
5 テレビ

Claims (2)

  1. 浴室の浴槽の上方の天井に浴室暖房機を設置し、浴槽の長手方向の両端のうちいずれか一方で浴室の壁面にテレビを装着し、浴室暖房機に浴槽の長手方向と平行な方向に間隔を隔てて複数個のミストノズルを設け、複数個のミストノズルから同時に温水のミストを噴霧することによりミストの量を多くした強運転ができると共に複数個のミストノズルのうちいずれかのミストノズルから温水のミストを噴霧することによりミストの量を少なくした弱運転ができるようにした浴室のミスト浴装置であって、噴霧するミスト量を少なくした弱運転をするとき、テレビがある側のミストノズルからミストを噴霧しなく且つテレビがある側と反対側のミストノズルからミストを噴霧するように、前記弱運転を行う前に設定者の操作により行われる設定に応じて制御部によるミスト開閉弁の開閉制御が設定され、ミストを噴霧するミストノズルを選択して切り替えることができるノズル切り替え手段を浴室暖房機に設けたことを特徴とするミスト浴装置。
  2. 噴霧するミスト量を少なくした弱運転をするときにミストを噴霧するミストノズルを選択する切り替えがリモコン操作で行えるようにしたことを特徴とする請求項1記載のミスト浴装置。
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