JP2003336875A - 浴用運転装置 - Google Patents

浴用運転装置

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JP2003336875A
JP2003336875A JP2002144748A JP2002144748A JP2003336875A JP 2003336875 A JP2003336875 A JP 2003336875A JP 2002144748 A JP2002144748 A JP 2002144748A JP 2002144748 A JP2002144748 A JP 2002144748A JP 2003336875 A JP2003336875 A JP 2003336875A
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JP
Japan
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mist
bathroom
state
exhaust
hot water
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Application number
JP2002144748A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Doi
弘明 土居
Kenji Takahata
賢志 高畑
Katsuhiro Uchikawa
勝弘 内川
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Harman Pro Co Ltd
Original Assignee
Harman Pro Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミスト装置により浴室内にて快適なサウナ効
果を得られるようにしながら、手動操作による煩わしい
切り換え操作を行うことなく、結露の発生やカビの発生
等を防止することが可能となる浴用運転装置を提供す
る。 【解決手段】 浴室BR内に温水をミスト状に噴出する
ミスト運転状態と温水をミスト状に噴出することを停止
するミスト運転停止状態とに切り換え自在なミスト装置
M3と、このミスト装置M3の運転を制御する制御手段
Hとが備えられ、浴室BRに隣接する別室DRの空気を
排気路16を通して外部に強制排気する排気運転状態と
前記強制排気を停止する排気運転停止状態とに切り換え
自在な別室用強制排気手段M1が備えられ、制御手段H
が、ミスト装置M3をミスト運転状態に切り換えるとき
には、別室用強制排気手段M1を排気運転状態に切り換
えるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室内に温水をミ
スト状に噴出するミスト運転状態と温水をミスト状に噴
出することを停止するミスト運転停止状態とに切り換え
自在なミスト装置と、このミスト装置の運転を制御する
制御手段とが備えられた浴用運転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記したようなミスト装置は、浴室内に
温水をミスト状に噴出することによって、浴室において
サウナ効果を得ることができるようにしたものである
が、このようなミスト装置を備えた浴用運転装置とし
て、従来では、ミスト装置の運転を制御する前記制御手
段が、例えば、手動操作式の指令手段等によってミスト
運転の開始が指令されると前記ミスト装置をミスト運転
状態に切り換え、運転停止が指令されるとミスト運転停
止状態に切り換えるべく、温水の供給状態や温水の温度
等のミスト装置に対する制御だけを行う構成となってい
た(例えば、特開平4−215758号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
なミスト装置がミスト運転状態に切り換えられて、浴室
内に温水をミスト状に噴出する状態になると、浴室内に
おいてはサウナ効果を得ることができて快適な使用状態
となるが、例えば、浴室にて入浴する人が脱衣室などの
ように浴室に隣接する別室と浴室との間で出入りするよ
うな場合等においてその出入り口を通して、あるいは、
浴室と別室との間の隔壁部分に形成された通気用の開口
等を通して、浴室内に充満するミスト状の温水が別室に
漏れ出してしまうことがある。このように浴室側から湿
気が漏れ出していると、別室内の湿度が高くなり結露状
態になるおそれがあり、このような湿度の高い状態が長
く続くと別室内にカビが発生するおそれが大となる等の
不利な面があった。
【0004】そこで、上記したような不利を解消するた
めに、前記別室に手動操作にて換気運転状態と運転停止
状態とに切り換え自在な換気装置を備えさせて、前記ミ
スト装置がミスト運転停止状態に切り換えられたとき
に、手動操作にて運転開始を指令して前記換気装置を換
気運転状態に切り換えて別室内の湿気の多い空気を外部
に排気させるようにすることで上記したような結露の発
生やカビの発生等を防止することは可能であるが、手動
操作による切り換え操作が煩わしいものであり、しか
も、手動操作による換気装置の運転開始指令を忘れた場
合には、上記したような不利を回避できないおそれがあ
る。
【0005】上述したような湿気による結露やカビ等は
上記したような別室に限らず入浴が終了した後の浴室に
おいても発生するものである。そこで、浴室内での結露
やカビ等の発生を防止するために、別室の場合と同様
に、浴室に手動操作にて換気運転状態と運転停止状態と
に切り換え自在な換気装置を備えさせて、入浴が終了し
て前記ミスト装置がミスト運転停止状態に切り換えられ
たときに、手動操作にて運転開始を指令して浴室に備え
られる換気装置を換気運転状態に切り換えて浴室内の湿
気の多い空気を外部に排気させるようにすることが考え
られる。しかし、このように構成した場合、上記したよ
うな結露の発生やカビの発生等を防止することは可能で
あるが、手動操作による換気装置の切り換え操作が煩わ
しいものであり、しかも、手動操作による換気装置の運
転開始指令を忘れた場合には、上記したような不利を回
避できないおそれがある。
【0006】本発明はかかる点に着目してなされたもの
であり、その目的は、ミスト装置により浴室内にて快適
なサウナ効果を得られるようにしながら、手動操作によ
る煩わしい換気用の切り換え操作を行うことなく、結露
の発生やカビの発生等を適切に防止することが可能とな
る浴用運転装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の浴用運
転装置は、浴室内に温水をミスト状に噴出するミスト運
転状態と温水をミスト状に噴出することを停止するミス
ト運転停止状態とに切り換え自在なミスト装置と、この
ミスト装置の運転を制御する制御手段とが備えられたも
のであって、浴室に隣接する別室の空気を排気路を通し
て外部に強制排気する排気運転状態と前記強制排気を停
止する排気運転停止状態とに切り換え自在な別室用強制
排気手段が備えられ、前記制御手段が、前記ミスト装置
を前記ミスト運転状態に切り換えるときには、前記別室
用強制排気手段を前記排気運転状態に切り換えるように
構成されていることを特徴とする。
【0008】すなわち、ミスト装置の運転を制御する制
御手段が、ミスト装置をミスト運転状態に切り換えると
きには、別室用強制排気手段を排気運転状態に自動的に
切り換えるのである。つまり、ミスト装置がミスト運転
状態に切り換えられると、浴室内においては温水がミス
ト状に噴出されて快適なサウナ効果を得ることができる
のであるが、このとき、別室用強制排気手段が排気運転
状態に切り換えられて浴室に隣接する別室の空気を排気
路を通して外部に強制排気することになる。そうする
と、浴室内に噴出されたミスト状の温水やそれに起因す
る湿気を多く含む空気が別室内に漏れ出してしまうこと
があっても、そのような漏れ出したミスト状の温水やそ
れに起因する湿気を多く含む空気を排気路を通して外部
に強制排気することにより、別室の内部にて結露が発生
したりカビが発生したりすることを防止することが可能
となる。又、ミスト装置がミスト運転停止状態に切り換
えられるときに、別室用強制排気手段を排気運転状態に
切り換えることが、制御手段によって自動的に行われる
ので、手動操作による煩わしい換気用の切り換え操作は
不要である。
【0009】従って、ミスト装置により浴室内にて快適
なサウナ効果を得られるようにしながら、手動操作によ
る煩わしい換気用の切り換え操作を行うことなく、結露
の発生やカビの発生等を適切に防止することが可能とな
る浴用運転装置を提供できるに至った。
【0010】請求項2に記載の浴用運転装置は、請求項
1において、前記制御手段が、前記ミスト装置を前記ミ
スト運転停止状態に切り換えるときには、その切り換え
ののち、排気運転継続用の設定時間が経過すると、前記
別室用強制排気手段を前記排気運転停止状態に切り換え
るように構成されていることを特徴とする。
【0011】すなわち、ミスト装置がミスト運転停止状
態に切り換えられると、ミスト装置による浴室内への温
水の噴出は停止されるが、浴室内にはそれまでに噴出さ
れたミスト状の温水やそれに起因する湿気を多く含む空
気が存在しているので、それらが継続して別室内に漏れ
出してしまうことがある。又、ミスト装置がミスト運転
停止状態に切り換えられたときには、別室内にミスト状
の温水やそれに起因する湿気を多く含む空気が残存して
いることもある。
【0012】そこで、ミスト装置の運転を制御する制御
手段が、ミスト装置をミスト運転停止状態に切り換える
ときには、その切り換えののち、排気運転継続用の設定
時間が経過するまで、別室用強制排気手段を前記排気運
転状態を継続して実行することになり、排気運転継続用
の設定時間が経過した後は、自動的に別室用強制排気手
段を前記排気運転停止状態に切り換えるのである。
【0013】このように、ミスト運転停止状態に切り換
えられた後においても排気運転継続用の設定時間が経過
するまで、別室用強制排気手段を前記排気運転状態を継
続して実行することにより、別室内に残存していたり、
浴室から継続して漏れ出してくるミスト状の温水やそれ
に起因する湿気を多く含む空気を適切に外部に排気させ
ることができる。しかも、排気運転継続用の設定時間が
経過した後は、自動的に別室用強制排気手段を前記排気
運転停止状態に切り換えるので、別室用強制排気手段を
手動操作によって排気運転停止状態へ切り換えるといっ
た煩わしい操作が不要である。
【0014】従って、別室用強制排気手段を手動操作に
よって排気運転停止状態へ切り換えるといった操作の煩
わしさの無い状態で、別室を適切に換気させることがで
き、請求項1を実施するのに好適な手段が得られる。
【0015】請求項3記載の浴用運転装置は、浴室内に
温水をミスト状に噴出するミスト運転状態と温水をミス
ト状に噴出することを停止するミスト運転停止状態とに
切り換え自在なミスト装置と、このミスト装置の運転を
制御する制御手段とが備えられたものであって、浴室の
空気を排気路を通して外部に強制排気する排気運転状態
と前記強制排気を停止する排気運転停止状態とに切り換
え自在な浴室用強制排気手段が備えられ、前記制御手段
が、前記ミスト装置を前記ミスト運転停止状態に切り換
えるときには、前記浴室用強制排気手段を前記排気運転
状態に切り換えるように構成されていることを特徴とす
る。
【0016】すなわち、ミスト装置の運転を制御する制
御手段が、ミスト装置をミスト運転停止状態に切り換え
るときには、浴室用強制排気手段を自動的に排気運転状
態に切り換えるのである。つまり、ミスト装置は、ミス
ト運転停止状態に切り換えられるまではミスト運転状態
になっており、浴室内に温水をミスト状に噴出して浴室
内においては快適なサウナ効果を得ることができるので
あるが、例えば入浴が終了して、ミスト装置をミスト運
転停止状態に切り換えたときにおいて、ミスト装置がミ
スト運転停止状態に切り換えられると、ミスト装置によ
る浴室内への温水の噴出は停止されるが、浴室内にはそ
れまでに噴出されたミスト状の温水が存在している。そ
こで、ミスト装置をミスト運転停止状態に切り換えると
きには、浴室用強制排気手段を自動的に排気運転状態に
切り換えることにより、浴室内に存在するミスト状の温
水やそれに起因する湿気を多く含む空気を強制的に外部
に排気させることになる。そうすると、浴室内にミスト
状の温水が残ることがなく、浴室内に結露が発生したり
カビが発生したりすることを防止することが可能とな
る。又、ミスト装置がミスト運転停止状態に切り換えら
れるときに、浴室用強制排気手段を排気運転状態に切り
換えることが、制御手段によって自動的に行われるの
で、手動操作による煩わしい換気用の切り換え操作は不
要である。
【0017】従って、ミスト装置により浴室内にて快適
なサウナ効果を得られるようにしながら、手動操作によ
る煩わしい換気用の切り換え操作を行うことなく、結露
の発生やカビの発生等を適切に防止することが可能とな
る浴用運転装置を提供できるに至った。
【0018】請求項4記載の浴用運転装置は、請求項3
において、前記制御手段が、前記浴室用強制排気手段を
前記排気運転状態に切り換えることを、前記ミスト装置
を前記ミスト運転停止状態に切り換えてから、運転待機
用の設定時間が経過した後に行うように構成されている
ことを特徴とする。
【0019】例えば、ミスト装置をミスト運転停止状態
に切り換えると直ちに浴室用強制排気手段を排気運転状
態に切り換えるようにした場合には、浴室内にて入浴し
ていた人が浴室から退室して脱衣室に行くまでの間に、
浴室用強制排気手段が排気運転を実行することで冷風が
身体に吹きかかり不快感を感じるおそれがあるが、制御
手段は、ミスト装置をミスト運転停止状態に切り換えて
から、運転待機用の設定時間が経過した後に、浴室用強
制排気手段を排気運転状態に切り換えるようにしている
ので、浴室内にて入浴していた人が浴室から退室した後
に、排気運転状態に切り換わることになり、上記したよ
うな不利がなく、請求項3を実施するのに好適な手段が
得られる。
【0020】請求項5記載の浴用運転装置は、請求項3
又は4において、前記浴室用強制排気手段が、前記排気
運転状態において、乾燥用空気を浴室内に通風するよう
に構成されていることを特徴とする。
【0021】すなわち、前記排気運転状態においては、
浴室用強制排気手段が乾燥用空気を浴室内に通風するこ
とになるので、単に浴室内の空気を排気するだけの構成
に比べて浴室内を能率よく乾燥させることができ、浴室
内における結露の発生やカビの発生等をより確実に防止
することが可能となり、請求項3又は4を実施するのに
好適な手段が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる浴用運転装
置の実施形態について、ミスト装置付きの浴室暖房乾燥
機に適用した場合について図面に基づいて説明する。図
1〜図4に示すように、浴用運転装置としてのミスト装
置付きの浴室暖房乾燥機は、換気ユニットM1と、循環
通風式の浴室暖房ユニットM2と、浴室内に温水をミス
ト状に噴出するミスト装置としてのミスト噴出ユニット
M3、水周りの配管接続を集合配置した配管ユニットM
4、浴室暖房ユニットM2やミスト装置M3に温水を供
給する熱源機G、これら換気ユニットM1、浴室暖房ユ
ニットM2、ミスト装置M3、配管ユニットM4、熱源
機G等の各種制御を司る制御部Hと、その制御部Hに各
種運転情報を指令するリモコン操作部R等を備えて構成
されている。そして、この浴室暖房乾燥機は、浴室、こ
の浴室BRに隣接する別室としての脱衣室DR、及び、
トイレTRの夫々を換気する機能に加えて、浴室BRの
乾燥、暖房、及び、ミスト運転等を行う機能を備えてい
る。前記換気ユニットM1、浴室暖房ユニットM2、ミ
スト噴出ユニットM3、配管ユニットM4夫々は、一体
的に組付けて構成され、浴室BRの天井部に設置される
構成となっている。
【0023】前記浴室暖房ユニットM2は、図3に示す
ように、浴室BRの天井に入り込ませた状態で前記浴室
BR内に面する側に配置され、吸気口4と吹き出し口5
とを並設して備えるグリル板6を備えて構成されてい
る。具体的には、本体ケーシング3a内において、吸気
口4を通して浴室BR内の空気を吸引して吹き出し口5
を通して空気を吹き出すための循環通風路7aと、浴室
BR内の空気を吸引して外部に排気するための排気用通
風路7bとが区画形成されており、前記循環通風路7a
に対して、通風作用する通風手段としての循環ファン
8、循環通風路7を通風される空気を加熱作用する加熱
手段としての暖房用熱交換器9、吹き出し口5を通して
吹き出される空気の吹き出し方向を電動モータにて変更
自在な電動式の可動ルーバー11等を備えて構成されて
いる。
【0024】前記循環ファン8は、水平軸芯周りで回転
して、空気の吸引と排気とを共に回転軸芯と直交する方
向に沿って行うクロスフローファンにて構成され、回転
軸芯方向のほぼ全幅にわたる広い範囲にわたり暖房用熱
交換器9を通して浴室BR内の空気を吸引して吹き出し
口5から暖房用熱交換器9にて加熱された空気を浴室B
Rに吹き出すように通風作用する構成となっている。
【0025】又、本体ケーシング3a内における排気用
通風路7bに対しては、浴室BR内の空気を吸引して排
気するための浴室用の換気ファン17が備えられ、この
換気ファン17は、縦軸芯周りで回転して、ファンケー
ス17aの下方側から空気を吸引して、本体ケーシング
3aの横一側面に形成した排出口18を通して換気ユニ
ットM1に空気を通風させるように構成されている。
【0026】前記換気ユニットM1は、図2、図3に示
すように、浴室暖房ユニットM2に接続される面に浴室
吸気用開口12を備え、その接続面に直交するように連
なる一側面に2個の他室吸気用開口13,13を備え、
それと対向する面には排気用開口14を備えた換気ファン
ケーシング15が設けられ、この換気ファンケーシング
15内に、前記浴室用の換気ファン17にて吸引排気さ
れる浴室BR内の空気、脱衣室用の吸気路Q1を通して
吸引される脱衣室DRの空気、及び、トイレ用の吸気路
Q2を通して吸引されるトイレTRの空気を合わせて外
部に排気するための多室用換気ファンFが備えられてい
る。この多室用換気ファンFは、3個の吸気用開口1
2,13に吸気作用すると共に、吸込み空気を排気用開
口14から排気路としての排気ダクト16を通して屋外
に排出させるべく通風作用するよう構成されている。従
って、この換気ユニットM1により別室用強制排気手段
が構成される。
【0027】前記浴室暖房ユニットM2の本体ケーシン
グ3aの排出口18と換気ファンケーシング15の浴室
吸気用開口12とが重なる状態で、浴室暖房ユニットM
2用のケーシング3aの側面に、換気ファンケーシング
15を片持ち姿勢で取り付けることにより、換気ユニッ
トM1と浴室暖房ユニットM2とが一体的に組付けられ
ている。
【0028】そして、浴室内に温水をミスト状に噴出す
るミスト噴出ユニットM3が本体ケーシング3aに一体
的に連結する状態で備えられている。このミスト噴出ユ
ニットM3は、図5に示すように、直管状の温水供給管
60、および、その温水供給管60の長手方向に間隔を
隔てて配設された複数の噴出ノズル61とを備えて構成
され、温水供給管60を回転させて噴出ノズル61によ
る噴出方向を変更するミスト用電動モータ62が設けら
れている。前記温水供給管60は、その両端部分におい
て、本体ケーシング3aにネジ止めされる支持具63な
どにて吊り下げ支持され、温水供給管60の下流側端部
に取り付けられたミスト用電動モータ62にて、温水供
給管60が水平軸芯周りで回動自在に支持されている。
【0029】図4に示すように、給水路30から供給さ
れる水が液々熱交換器31にて加熱されて温水になり、
その温水が前記ミスト噴出ユニットM3に供給されて浴
室BRにて噴出する構成となっており、前記液々熱交換
器31は前記熱源機Gから循環供給される設定温度の湯
と、給水路30から供給される水との間で液々熱交換が
行われる構成となっている。又、ミスト噴出ユニットM
3への温水供給路32には、通水量を変更調整自在な水
比例弁33、通水量を検出する水量センサ34、前記液
々熱交換器31、その温水供給路32を開閉操作する開
閉弁35、その開閉弁35が閉じられた状態でミスト噴
出ユニットM3内に温水が残留しないように水抜きする
ための真空破壊弁36の夫々が備えられている。又、前
記熱源機Gに備えられた図示しない循環ポンプにより循
環供給される設定温度の湯が、前記液々熱交換器31に
循環供給されるとともに、前記暖房用熱交換器9にも循
環供給される構成となっている。尚、暖房用の循環路に
は開閉自在な暖房用の熱動弁38が備えられ、ミスト運
転用の循環路にはミスト用の熱動弁39が備えられてい
る。
【0030】そして、図3、図4に示すように、前記配
管ユニットM4は、前記ミスト噴出ユニットM3及び暖
房用熱交換器9に対する温水供給用の各部材や通水用の
配管等の接続箇所を配管用ケーシング40の内部に集中
させて配備する構成となっている。そして、この配管ユ
ニットM4における配管用ケーシング40の底部は、接
続箇所から水が漏れ出してもその水を受止めて貯留する
ことが可能な構成となっている。又、この配管用ケーシ
ング40内に水が漏れ出て底部に貯留された水位が設定
量に達したことが水位センサ41にて検出されるとリモ
コン操作部Rに備えられた警報ランプ42を点灯させて
使用者に警告するようにしている。又、図3に示すよう
に、配管ユニットM4における配管用ケーシング40は
本体ケーシング3aに一体的に連結される状態で設けら
れ、配管用ケーシング40内に設定量以上水が貯留され
た場合には、本体ケーシング3aに対する接続箇所に形
成されている開口及びグリル板6の隙間を通して貯留水
を浴室内に滴下させる構成として、このような漏水が家
屋に対して悪影響を与えることが無いようにしている。
【0031】換気ユニットM1、浴室暖房ユニットM
2、ミスト噴出ユニットM3、配管ユニットM4、熱源
機Gなどの動作は、マイクロコンピュータを利用した制
御部Hによって制御され、その制御部Hに双方向に通信
可能なリモコン操作部Rは、浴室BRに隣接する脱衣室
DRや台所などに設けられている。そして、リモコン操
作部Rには、暖房運転を指令する暖房運転スイッチ2
0、換気運転を指令する換気運転スイッチ22、乾燥運
転を指令する乾燥運転スイッチ23、涼風運転を指令す
る涼風運転スイッチ24、ミスト運転を指令するミスト
運転スイッチ25などが設けられている。
【0032】前記制御部Hは、リモコン操作部Rの指令
に基づいて前記各スイッチの夫々に対応する運転を実行
するよう構成されている。つまり、暖房運転スイッチ2
0がオン操作されると暖房運転を実行し、暖房運転スイ
ッチ20がオフ操作されるか又は設定時間が経過すると
暖房運転を停止する。換気運転スイッチ22がオン操作
されると換気運転を実行し、換気運転スイッチ22がオ
フ操作されるか又は設定時間が経過すると換気運転を停
止する。乾燥運転スイッチ23がオン操作されると乾燥
運転を実行し、乾燥運転スイッチ23がオフ操作される
か又は設定時間が経過すると乾燥運転を停止する。涼風
運転スイッチ24がオン操作されると涼風運転を実行
し、涼風運転スイッチ24がオフ操作されるか又は設定
時間が経過すると涼風運転を停止する。そして、ミスト
運転スイッチ25がオン操作されるとミスト運転を実行
し、ミスト運転スイッチ25がオフ操作されるか又は設
定時間が経過するとミスト運転を停止する。
【0033】前記暖房運転は、多室用換気ファンF及び
浴室用換気ファン17夫々の運転を停止させ且つ循環フ
ァン8を作動させるとともに、浴室1内の温度が暖房用
の設定温度に維持されるように、暖房用の熱動弁38の
開閉を制御して暖房用熱交換器9に温水を循環供給し、
この暖房用熱交換器9により加熱された循環空気を吹き
出し口5から浴室BR内に吹き出すようにしている。前
記換気運転は、循環ファン8の作動を停止しかつ暖房用
の熱動弁38を閉状態に維持した状態で、多室用換気フ
ァンF及び浴室用換気ファン17夫々を作動させ、可動
ルーバー11を閉状態に調整して、浴室BR内から吸引
した空気を排気する。前記乾燥運転は、循環ファン8を
作動させ、かつ、浴室BR内の温度が乾燥用の設定温度
範囲に維持されるように、暖房用の熱動弁38の開閉を
制御して暖房用熱交換器9に温水を循環供給するととも
に、多室用換気ファンF及び浴室用換気ファン17夫々
を作動させて、浴室BR内から吸引した空気の一部を排
気ダクト16を通して屋外に排出させながら、暖房用熱
交換器9により加熱された循環空気を吹き出し口5から
浴室BR内に吹き出す。つまり、暖房用熱交換器9によ
り加熱された乾燥用空気を浴室BR内に通風するように
して、浴室BR内の温度を高くして水分を蒸発させて湿
った空気を屋外に排出させることで浴室BR内を乾燥さ
せるのである。
【0034】又、前記涼風運転は、暖房用の熱動弁38
を閉状態に維持した状態で循環ファン8を作動させると
ともに、多室用換気ファンF及び浴室用換気ファン17
夫々を作動させて、浴室BR内から吸引した空気の一部
を排気ダクト16を通して屋外に排出させながら、浴室
BR内から吸引した空気を加熱することなく循環通風路
7aを通して浴室BR内に吹き出すようにしている。
【0035】そして、前記ミスト運転は、ミスト用の熱
動弁39を開状態に切り換えて熱源機Gから液々熱交換
器31に設定温度の温水を循環供給させるとともに、水
比例弁33及び開閉弁34を開き操作して、給水路30
から供給される水を液々熱交換器31にて加熱した後に
ミスト噴出ユニットM3に供給させて、噴出ノズル61
から浴室BR内に温水をミスト状に噴出させる。
【0036】前記乾燥運転を行うことで、浴室暖房ユニ
ットM2における浴室用換気ファン17と換気ユニット
M1における多室用換気ファンFにより、浴室の空気を
排気ダクト16を通して外部に強制排気することにな
り、浴室暖房ユニットM2における循環ファン8と暖房
用熱交換器9とにより、加熱された乾燥用空気を浴室内
に通風することになる。従って、換気ユニットM1及び
浴室暖房ユニットM2により、浴室の空気を排気路を通
して外部に強制排気する排気運転状態と前記強制排気を
停止する排気運転停止状態とに切り換え自在であって、
且つ、前記排気運転状態において、乾燥用空気を浴室内
に通風する浴室用強制排気手段100を構成することに
なる。
【0037】また、制御部Hは、前記ミスト運転におい
て、ミスト噴出ユニットM3をミスト運転状態に切り換
えるときには、換気ユニットM1を排気運転状態に切り
換える、すなわち、換気ユニットM1における多室用換
気ファンFを回転駆動状態に切り換えるように構成され
ている。又、ミスト噴出ユニットM3をミスト運転停止
状態に切り換えるときには、その切り換えののち、排気
運転継続用の設定時間が経過すると、多室用換気ファン
Fの駆動を停止させて換気ユニットM1を排気運転停止
状態に切り換えるように構成されている。又、制御部H
は、ミスト噴出ユニットM3をミスト運転停止状態に切
り換えるときには、浴室用強制排気手段100を排気運
転状態に切り換えるように構成され、しかも、浴室用強
制排気手段100を排気運転状態に切り換えることを、
ミスト噴出ユニットM3をミスト運転停止状態に切り換
えてから、運転待機用の設定時間が経過した後に行うよ
うに構成されている。説明を加えると、浴室暖房ユニッ
トM2を前記乾燥運転を行う状態に切り換え、且つ、換
気ユニットM1における多室用換気ファンFを回転駆動
状態に切り換えることが、排気運転状態に切り換えるこ
とに対応する。
【0038】前記制御部Hによるミスト運転の制御動作
について、図6のフローチャートに基づいて説明する。
ミスト運転スイッチ25がオン操作されると、前記ミス
ト運転を実行する(ステップ1、2)。すなわち、ミス
ト用の熱動弁39を開状態に切り換えて熱源機Gから液
々熱交換器31に設定温度の温水を循環供給させるとと
もに、水比例弁33及び開閉弁35を開き操作して、給
水路30から供給される水を液々熱交換器31にて加熱
した後にミスト噴出ユニットM3に供給させて、噴出ノ
ズル61から浴室BR内に温水をミスト状に噴出させ
る。そして、このようなミスト運転を実行するととも
に、多室用換気ファンFをオンして回転駆動状態に切り
換えて、脱衣室DRの空気を屋外に排気させる(ステッ
プ3)。つまり、ミスト運転によって浴室BR内に充満
するミスト状の温水に起因する湿気が脱衣室に流れ込ん
でも、脱衣室DRの空気を屋外に排気させることで、脱
衣室DRでの結露やカビの発生を防止できる。尚、この
とき、多室用換気ファンFの作動によって浴室BR内の
空気も吸引されるが、浴室用換気ファン17は駆動停止
状態であるから排気用通風路7bを経て多室用換気ファ
ンFの吸気部に向かう通気路内での通気抵抗が大きく、
浴室BR内の空気はほとんど流出することなく、浴室B
R内でのサウナ効果を適正に維持できる。
【0039】ミスト運転スイッチ25がオフ操作される
か、又は、時限タイマーがタイムアップして、ミスト運
転スイッチ25がオン操作されたから予め設定されてい
る設定時間が経過すると、ミスト運転を停止させる(ス
テップ4、5、6)。すなわち、開閉弁35を閉じ操作
して給水路30からミスト噴出ユニットM3への通水を
停止させるとともに、ミスト用の熱動弁39を閉状態に
切り換えて熱源機Gから液々熱交換器31への温水の循
環供給を停止させるミスト運転停止状態に切り換える。
【0040】そして、ミスト噴出ユニットM3をミスト
運転停止状態に切り換えてから、入浴者が浴室から既に
退室していると予測される運転待機用の設定時間T1
(例えば約2分間)が経過すると、乾燥運転スイッチ2
3のオン操作が行われていない場合であっても、浴室暖
房ユニットM2による乾燥運転を開始する(ステップ
7、8)。すなわち、暖房用熱交換器9に温水を循環供
給させながら循環ファン8を作動させて、暖房用熱交換
器9により加熱された乾燥用空気を吹き出し口5から浴
室BR内に通風させて浴室BR内の水分を蒸発させなが
ら、多室用換気ファンF及び浴室用換気ファン17夫々
を作動させて、浴室BR1内から吸引した空気の一部を
排気ダクト16を通して屋外に排出させて、浴室BR内
を乾燥させる。このときの乾燥運転が、浴室用強制排気
手段100を排気運転状態に切り換えることに対応す
る。そして、前記乾燥運転を開始してから予め設定され
ている乾燥運転継続用の設定時間T2(例えば約15分
間)が経過すると、乾燥運転を終了する(ステップ9、
10)。
【0041】更に、ミスト噴出ユニットM3をミスト運
転停止状態に切り換えてから、ミスト運転に起因して発
生した脱衣室DR内の多量の湿気が外部に排出されると
予測される排気運転継続用の設定時間T3(例えば約2
0分間)が経過すると、多室用換気ファンFをオフさせ
て回転停止状態に切り換える(ステップ11、12)。
つまり、ミスト運転が終了してから排気運転継続用の設
定時間T3が経過した後は、脱衣室DR内の湿気が外部
に排出されたものとして脱衣室DRの換気を終了するの
である。なお、前記各設定時間T1,T2,T3として
示した数値は例示であって、このような数値に限定され
るものではなく、適宜変更して実施することができる。
【0042】〔別実施形態〕以下、別実施形態を列記す
る。
【0043】(1)上記実施形態では、換気ユニットM
1及び浴室暖房ユニットM2により前記浴室用強制排気
手段が構成され、前記ミスト装置(ミスト噴出ユニット
M3)を前記ミスト運転停止状態に切り換えるときに
は、換気ユニットM1における多室換気ファンFが運転
を開始するとともに浴室暖房ユニットM2が前記乾燥運
転を開始することにより、前記排気運転状態に切り換え
るように構成され、しかも、前記浴室用強制排気手段1
00を前記排気運転状態に切り換えることを、ミスト装
置M3をミスト運転停止状態に切り換えてから運転待機
用の設定時間が経過した後に行うように構成したものを
例示したが、このような構成に代えて、次の(イ)〜
(ニ)に記載するような構成としてもよい。
【0044】(イ)上記したような運転待機用の設定時
間が経過するまで待つことなく、前記ミスト装置M3を
前記ミスト運転停止状態に切り換えると同時に、前記浴
室用強制排気手段100を前記排気運転状態に切り換え
る構成としてもよい。 (ロ)前記ミスト装置M3を前記ミスト運転停止状態に
切り換えるときには、浴室暖房ユニットM2が前記乾燥
運転に代えて前記換気運転を開始する構成としてもよ
い。つまり、前記排気運転状態において、循環ファン8
にて循環通風する空気を暖房用熱交換器9にて加熱して
乾燥用空気を浴室内に通風するのではなく、循環ファン
8の作動を停止して、単に、浴室用換気ファン17にて
浴室内の空気を外部に排気させる構成である。 (ハ)前記ミスト装置M3を前記ミスト運転停止状態に
切り換えるときに、自動的に、前記浴室用強制排気手段
100を前記排気運転状態に切り換える制御を実行しな
いで、使用者が乾燥運転スイッチ23を手動操作によっ
て乾燥運転を指令することにより乾燥運転を行う構成で
ある。具体的に説明すると、上記実施形態における図6
のステップ9、10、11、12の処理を実行しない構
成である。 (ニ)前記浴室用強制排気手段として、換気ユニットM
1及び浴室暖房ユニットM2により構成されるものに代
えて、次のように構成するものでもよい。例えば、前記
浴室暖房ユニットM2における循環ファン8や暖房用熱
交換器9を備えずに浴室用換気ファン17だけを備え
て、この浴室用換気ファン17と換気ユニットM1にお
ける多室用換気ファンFとによって、浴室内の空気を外
部に排気する構成としたり、あるいは、上記したような
多室換気用の換気ユニットM1に接続せずに、浴室暖房
ユニットM2における換気ファン17からダクトを介し
て直接外部に排気させたり、このような浴室暖房ユニッ
トM2を設けずに専用の換気装置を用いて排気路を通し
て直接外部に排気させる構成とする等、各種の形態で実
施することができる。
【0045】(2)上記実施形態では、ミスト装置を前
記ミスト運転状態に切り換えるときには、前記別室用強
制排気手段としての多室用換気ファンを前記排気運転状
態に切り換えるように構成され、しかも、前記ミスト装
置を前記ミスト運転停止状態に切り換えるときには、そ
の切り換えののち、排気運転継続用の設定時間が経過す
ると、別室用強制排気手段を排気運転停止状態に切り換
えるように構成したものを例示したが、このような構成
に代えて、次の(ホ)、(ヘ)、(ト)に記載するよう
な構成としてもよい。
【0046】(ホ)上記したような排気運転継続用の設
定時間が経過するまで待つことなく、前記ミスト装置を
前記ミスト運転停止状態に切り換えると同時に、前記別
室用強制排気手段を排気運転停止状態に切り換える構成
としてもよい。 (ヘ)前記ミスト装置を前記ミスト運転状態に切り換え
るときに、自動的に、前記別室用強制排気手段を前記排
気運転状態に切り換える制御を実行しない構成としても
よい。つまり、使用者が手動操作によって別途備えられ
る別室用の換気装置の運転を指令することにより対応す
る構成であり、具体的に説明すると、上記実施形態にお
ける図6のステップ3、7、8の処理を実行しない構成
である。又、この構成において、上記(ロ)や(ニ)に
記載の構成を併せて採用するようにしてもよい。 (ト)前記別室用強制排気手段として、浴室、脱衣室、
トイレを同時に換気する多室用換気ファンを備える構成
に限らず、例えば、脱衣室だけを換気する脱衣室用の換
気装置を備えたり、脱衣室とトイレだけを換気する換気
装置を備える構成として、それらの換気装置から排気路
を通して外部に排気させる構成とする等、各種の形態で
実施することができる。
【0047】(3)上記実施形態では、浴用運転装置と
してのミスト装置付きの浴室暖房乾燥機が、浴室の天井
部に設置される構成としたが、このような構成に限ら
ず、浴室の縦壁部分に設置される構成としてもよい。
【0048】(4)上記実施形態では、給水路から供給
される水を、液々熱交換器により熱源機から循環供給さ
れる温水との間で熱交換することで加熱してミスト装置
に供給する構成を例示したが、このような構成に限ら
ず、給水路から供給される水を熱源機にて加熱した後に
ミスト装置に供給する構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】浴室暖房乾燥機の設置状態を示す側面図
【図2】浴室暖房乾燥機の平面図
【図3】浴室暖房乾燥機の縦断側面図
【図4】概略構成を示すブロック図
【図5】ミスト装置の取付け状態を示す斜視図
【図6】制御フローチャート
【符号の説明】
16 排気路 100 浴室用強制排気手段 BR 浴室 DR 別室 H 制御手段 M1 別室用強制排気手段 M3 ミスト装置
フロントページの続き (72)発明者 内川 勝弘 大阪府大阪市此花区春日出南三丁目2番10 号 株式会社ハーマンプロ内 Fターム(参考) 2D032 GA00 3L056 BF01 BF06 4C094 AA01 BA16 BA18 BA19 BA23 DD09 EE03 EE14 EE36 FF16 GG04 GG16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室内に温水をミスト状に噴出するミス
    ト運転状態と温水をミスト状に噴出することを停止する
    ミスト運転停止状態とに切り換え自在なミスト装置と、
    このミスト装置の運転を制御する制御手段とが備えられ
    た浴用運転装置であって、 浴室に隣接する別室の空気を排気路を通して外部に強制
    排気する排気運転状態と前記強制排気を停止する排気運
    転停止状態とに切り換え自在な別室用強制排気手段が備
    えられ、 前記制御手段が、前記ミスト装置を前記ミスト運転状態
    に切り換えるときには、前記別室用強制排気手段を前記
    排気運転状態に切り換えるように構成されている浴用運
    転装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、 前記ミスト装置を前記ミスト運転停止状態に切り換える
    ときには、その切り換えののち、排気運転継続用の設定
    時間が経過すると、前記別室用強制排気手段を前記排気
    運転停止状態に切り換えるように構成されている請求項
    1記載の浴用運転装置。
  3. 【請求項3】 浴室内に温水をミスト状に噴出するミス
    ト運転状態と温水をミスト状に噴出することを停止する
    ミスト運転停止状態とに切り換え自在なミスト装置と、
    このミスト装置の運転を制御する制御手段とが備えられ
    た浴用運転装置であって、 浴室の空気を排気路を通して外部に強制排気する排気運
    転状態と前記強制排気を停止する排気運転停止状態とに
    切り換え自在な浴室用強制排気手段が備えられ、 前記制御手段が、前記ミスト装置を前記ミスト運転停止
    状態に切り換えるときには、前記浴室用強制排気手段を
    前記排気運転状態に切り換えるように構成されている浴
    用運転装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、 前記浴室用強制排気手段を前記排気運転状態に切り換え
    ることを、前記ミスト装置を前記ミスト運転停止状態に
    切り換えてから、運転待機用の設定時間が経過した後に
    行うように構成されている請求項3記載の浴用運転装
    置。
  5. 【請求項5】 前記浴室用強制排気手段が、前記排気運
    転状態において、乾燥用空気を浴室内に通風するように
    構成されている請求項3又は4記載の浴用運転装置。
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