JP4568628B2 - ミストサウナ装置 - Google Patents
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Description
特許文献1のミストサウナ装置は、ミスト運転の開始が指令されると、熱源機を作動させるとともに、液々熱交換器側比例弁を開弁させて、熱源機から液々熱交換器への熱媒の供給を開始させる。その後、熱媒サーミスタの検出温度が加熱用設定温度以上になり、加熱可能状態を検出すると、温水断続弁及び水量調整弁を開弁させて、ミスト噴出部への温水の供給を開始させ、ミスト出湯温サーミスタの検出温度がミスト用設定温度になるように水量調整弁の開度を調整して、液々熱交換器への温水通流量を調整する。こうして、ミスト運転スイッチがOFF操作されるまで、液々熱交換器への温水通流量を調整しながら、ミスト噴出部にてミスト用設定温度の温水を浴室内にミスト状に噴出させる。
運転開始からサウナ用空間の温度が目標温度になるまでは、噴霧手段から噴霧される温水によってサウナ用空間に付与される熱量が、サウナ用空間の温度を上昇させることができる程度に高付与熱量となるように温水供給手段を作動させる立上げ運転を行い、サウナ用空間の温度が目標温度になると、噴霧手段から噴霧される温水によってサウナ用空間に付与される熱量が、サウナ用空間の温度を目標温度に維持できる程度の適切付与熱量となるように温水供給手段を作動させる浴用運転を行う運転方式が採用されている。
本発明は、上記事情に鑑み、ミストサウナの快適性を維持しながらランニングコストを抑制できる経済的なミストサウナ装置を提供することを目的としている。
前記サウナ用空間から外部に奪取される奪取熱量の多少を検出する熱負荷検出手段が備えられ、
前記運転制御手段は、前記浴用運転処理において、前記熱負荷検出手段の検出情報に基づいて前記奪取熱量が多い高負荷状態であることを判別した場合には、前記噴霧温度制御状態により前記サウナ用空間に付与される熱量を調整し、且つ、前記熱負荷検出手段の検出情報に基づいて前記奪取熱量が少ない低負荷状態であることを判別した場合には、前記噴霧量制御状態により前記サウナ用空間に付与される熱量を調整するように構成されている点にある。
そして、運転制御手段は、浴用運転処理においては噴霧温度制御状態と噴霧量制御状態とに切換え自在に構成されているから、ミストサウナ装置を使用する環境条件に応じて、何れか適切な方の制御状態を選択して浴用運転処理を実行することができる。
また、冬場の低温低湿度な環境の下でミストサウナ装置を使用する場合などのように、ミストサウナ空間に噴霧される温水の量が変化するとミストサウナの快適性が損なわれ易いような使用環境であれば、噴霧温度制御状態で浴用運転処理を実行して目標温度を維持するようにすればよい。この場合は、噴霧手段から噴霧される温水の温度を調節して熱量を有する排水の発生を抑制することができるので、当該環境の下で感じられるミストサウナの快適性を損なわずにランニングコストを抑制することができる。
なお、冬場の低温低湿度な環境の下でミストサウナ装置を使用する場合には、サウナ用空間から外部に奪取される熱量が比較的多いため、噴霧される温水によって付与される熱量のうち比較的大部分がサウナ用空間を目標温度に維持するために放出されると考えられるので、排水として捨てられる熱エネルギーは排水量の割には小さくなる。
このように、本発明の第1特徴によると、ミストサウナの快適性を維持しながらランニングコストを抑制できる経済的なミストサウナ装置の好適な実施形態を得ることができる。
本発明の第2特徴によると、熱負荷検出手段は、サウナ用空間から排出される排水の温度に基づいて奪取熱量の多少を検出する。サウナ用空間から排出される排水は、サウナ用空間に充満するミストが、温度低下等により凝集した結果発生するものであるから、噴霧手段から噴霧される温水によってサウナ用空間に付与される熱量を把握していれば、排水の温度を計測することで、サウナ用空間に付与された熱量のうちいかほどの熱量が、サウナ用空間から外部に奪取される奪取熱量を補填するために消費されたかを間接的に把握することができる。また、排水の温度の計測は、サーミスタや水温計等の温度計測手段を排水が排出される流路に設ける等、簡単な構成で実現できるものである。
このように、本発明の第2特徴によると、ミストサウナ装置が使用される環境におけるサウナ用空間の奪取熱量を、簡単な構成により把握することができ、ミストサウナの快適性を維持しながらランニングコストを抑制できる経済的なミストサウナ装置の好適な実施形態を得ることができる。
本発明の第3特徴によると、噴霧温度制御状態で浴用運転処理を実行しているとき、噴霧手段から噴霧される温水の温度を温度調整範囲の下限にしても前記サウナ用空間に付与される熱量が過多である場合には、噴霧手段が噴霧する温水の噴霧量が少なくなるように温水供給手段の運転が制御されるので、浴用運転処理を実行しているときに排出される排水に含まれる熱量を少なくすることができる。
また、温度調整範囲の下限にしてもサウナ用空間に付与される熱量が過多となる場合は、サウナ用空間の熱負荷が、噴霧温度制御状態で浴用運転処理を実行する場合に想定している熱負荷よりも十分に低い熱負荷である環境、つまり、外部の気温が、噴霧温度制御状態で浴用運転処理を実行する場合に想定している気温よりも十分に高いような環境で使用されていることになる。このような場合は、噴霧手段が噴霧する温水の噴霧量が少なくなっても、ミストサウナの快適性が損なわれにくいので、噴霧量が少なくなるように温水供給手段の運転が制御されても、ミストサウナの快適性は維持される。
したがって、本発明の第3特徴によると、外部の気温が、噴霧温度制御状態で浴用運転処理を実行する場合に想定している気温よりも十分に高いような環境で使用される場合に、温水供給手段の運転が適切に制御され、ミストサウナの快適性を維持しながら、ランニングコストをより一層抑制することができる。
したがって、本発明の第3特徴によると、外部の気温が、噴霧量制御状態で浴用運転処理を実行する場合に想定している気温よりも十分に高いような環境で使用される場合に、温水供給手段の運転が適切に制御され、ミストサウナの快適性を維持しながら、ランニングコストをより一層抑制することができる。
本発明の第4特徴によると、運転制御手段が立上げ運転処理を実行するときは、温風装置によりサウナ用空間に付与される熱量が立上げ用の高付与熱量となるように温風装置の作動が制御されるので、立上げ運転処理が実行されるときには、噴霧手段から噴霧される温水によってサウナ用空間に付与される熱量が立上げ用の高付与熱量となり、かつ、温風装置によりサウナ用空間に付与される熱量が立上げ用の高付与熱量となるとなるので、サウナ用空間に付与される熱量が、噴霧手段から噴霧される温水によって付与される立上げ用の高付与熱量より、温風装置が付与する立上げ用の高付与熱量の分だけ大きくなる。
本発明の第5特徴によると、噴霧ノズルから噴霧される温水の量及び温度をそれぞれの調節範囲の下限に変更してもサウナ用空間に付与される熱量が過多であると、温風装置によりサウナ用空間に付与される熱量を調整するように構成されているので、温風装置から送風される温風及び噴霧ノズルから噴霧される温水によりサウナ用空間に付与される熱量が、サウナ用空間の気温を目標温度に維持するために必要な熱量よりも過多である場合に、噴霧ノズルから噴霧される温水によりサウナ用空間に付与される熱量が調節限界であって調節できなくても、温風装置によりサウナ用空間に付与される熱量を減らすように調整することで、サウナ用空間の気温を目標温度に近づけることができる。
したがって、サウナ用空間に付与される熱量を、サウナ用空間の気温を目標温度に維持するために必要な熱量としての適切な量に近づけることができるので、サウナ用空間が快適な状態に近づくとともに、サウナ用空間への必要以上の熱量の付与を抑制することができる経済的なミストサウナ装置を得ることができる。
空調用熱媒循環路25は、本体ケーシング4側に延びるように配設されて、熱源機9からの熱源機側熱媒循環路20と空調用熱交換器3とに接続されており、空調用熱交換器3への熱媒の供給を断続させる空調用熱媒断続弁27が設けられている。
ミスト用温水供給路22は、熱源機側温水供給路21とミスト噴出部5とに接続され、ミスト噴出部5への熱媒の供給を断続させるミスト用温水断続弁7と、ミスト噴出部5に通流する水量を調整する止水機能付き水量調整弁29と、ミスト出湯温サーミスタ30とが設けられている。これらの構成により、熱源機9から供給される加熱された温水をミスト噴出部5に供給することにより、温水を浴室1の天井からミスト状に噴出させるようにしている。
上述のミスト用温水供給路22、熱源機側温水供給路21、ミスト用温水断続弁7、水量調整弁29、及び熱源機9により本発明の温水供給手段が構成されている。
そして、循環ファン2及び空調用熱媒断続弁27、並びに、熱源機9、ミスト用温水断続弁7及び水量調整弁29などの作動状態は、運転制御手段としての制御部Hにより制御される。
そして、本体ケーシング4は、浴室1内の浴槽の上部に相当する箇所に設置され、浴室1内を暖房する機能、浴室1内を乾燥させる機能、浴室1内の空気を循環通風させる機能、浴室1を換気する機能などを備えて構成されている。
また、グリル板11には、吸気口12と吹出口13とを並設し、ミスト噴出部5に配設された複数の噴出ノズル5aに対応する位置に、温水をミスト状に噴出するための複数のミスト噴出口14が形成されている。
そして、ミスト供給管5bは、その両端部分において、本体ケーシング4にネジ止めされる支持具Lなどにて吊り下げ支持され、本体ケーシング4に一体的に設けられ、ミスト供給管5bの下流側端部に取り付けられたミスト用電動モータMにて、ミスト供給管5bが水平軸芯周りで回動自在に支持され、そのミスト用電動モータMにてミスト供給管5bを回転させて噴出ノズル5aによる噴出方向を変更するように構成されている。
本ミストサウナ装置では、制御部Hが、浴室1の温度Trを目標温度Ttに維持する浴用運転処理を行う際に排水温度センサSdの検出情報に基づいて制御状態を異ならすように構成されている。これにより、浴室1の熱負荷状態に応じた適切な制御が行われることになる。つまり、排水温度センサSdは本発明の熱負荷検出手段に相当する。
そして、リモコン操作部Rには、暖房運転モードMをスピード暖房運転モードM1、強暖房運転モードM2及び弱暖房運転モードM3に設定するように指令する暖房運転スイッチ31、換気運転モードを指令する換気運転スイッチ32、乾燥運転モードを指令する乾燥運転スイッチ33、涼風運転モードを指令する涼風運転スイッチ34、ミスト運転モードを指令するミスト運転スイッチ35などが設けられている。
前記スピード暖房運転は、換気ファン18を停止させかつ循環ファン2を作動させるとともに、熱源機9を作動させて、吹出し口13での温風温度がスピード暖房用の設定温度(例えば56℃)に維持されるように、空調用熱媒断続弁27の開閉と熱源機9の熱媒加熱作動を制御して、空調用熱交換器3にスピード暖房用の温水温度に加熱された温水を循環供給し、この空調用熱交換器3により加熱された循環空気を吹出口13から浴室1内に吹き出すようにしている。
そして、浴室1内に通風される空気の通風量がスピード暖房用の通風量となるように循環ファン2を最強状態にて作動させるとともに、通風用電動モータにて可動ルーバー16を揺動させるようにしている。
そして、浴室1内に通風される空気の通風量がスピード暖房用の通風量よりも小さな強暖房用の通風量となるように循環ファン2を強状態にて作動させるとともに、通風用電動モータにて可動ルーバー16を揺動させるようにしている。
そして、浴室1内に通風される空気の通風量が強暖房用の通風量よりも小さな弱暖房用の通風量となるように循環ファン2を弱状態にて作動させるとともに、通風用電動モータにて可動ルーバー16を揺動させるようにしている。
そして、浴室1内への空気の吹き出し方向が乾燥用吹き出し方向としてほぼ真下の方向となるように、通風用電動モータを作動させて可動ルーバー16の向きを調整するようにしている。
そして、浴室1内への空気の吹き出し方向が、涼風用吹き出し方向(例えば、洗い場に向く方向)になるように、通風用電動モータを作動させて可動ルーバー16の向きを調整するようにしている。
このとき、浴室1内の温度Trが目標温度Tt(例えば40℃)になるように、水量調整弁29の開度を調整してミスト噴出部5に供給される温水の量を調整するとともに、ミスト出湯温サーミスタ30の検出温度に基づいて、熱源機9の温水加熱作動を制御して、ミスト噴出部5に供給される温水の温度を調整するようにしている。
ちなみに、噴出ノズル5aの噴出方向は、リモコン操作部Rの設定スイッチなどで変更可能に構成され、具体的には、ミスト用電動モータMを作動させて、温水供給管5bを水平軸芯周りで回転させて、噴出ノズル5aの噴出方向を変更するように構成されている。
ミスト運転が開始されるときは、スピード暖房運転等の暖房運転も同時に開始され、浴室温度Trを出来るだけ短時間に目標温度Ttにできるとともに、目標温度Ttに達するまでの排水による排熱をできるだけ少なくするようになっている。また、浴室温度Trが目標温度Ttに達した後は、強暖房運転或いは弱暖房運転が温水の噴霧と同時に行われ、排水による排熱ができるだけ少なくなる状態で浴室温度Trが目標温度Tt近傍で維持されるようになっている。
つまり、排水温度Tdが予め設定された閾値Tcより高い場合は、浴室1が低熱負状態である場合の浴用運転処理である温水量制御浴用運転処理が実行され、浴室1に噴霧される温水の量を調整することで、浴室1に付与される熱量を調整して、浴室温度Trを目標温度Ttで維持するような制御が優先される制御状態となり、排水温度Tdが予め設定された閾値Tcより低い場合は、浴室1が高熱負状態である場合の浴用運転処理である温水温度制御浴用運転処理が実行され、浴室1に噴霧される温水の量を調整することで、浴室1に付与される熱量を調整して、浴室温度Trを目標温度Ttで維持するような制御が優先される制御状態となる。
浴室温度Trが目標温度Ttを下回ると、目標温水供給量Vとして、立上げ運転時の目標温水供給量Vと同じVbが設定され(ステップ#V1→ステップ#V3→ステップ#V4→ステップ#VR)、浴室1に噴霧される温水の量が、目標温水供給量Vとして設定されるVbとなるように、水量調整弁29の開閉が制御され熱源機9から供給される温水の量が調整される。
そして、浴室温度Trが回復して目標温度Ttを上回ると、目標温水供給量VとしてVsが再び設定される(ステップ#V1→ステップ#V3→ステップ#V5→ステップ#V6→ステップ#VR)。
即ち、目標温水供給量VがVbからVsに変更されてから浴室温度Trが目標温度Ttを上回る状態が所定時間継続したと判別される(ステップ#V7)と、量調整下限フラグF1がオン状態に変更され(ステップ#V8)、熱源機9から供給される温水温度の調整が行われる(ステップ#V9〜ステップ#V14)。
そして、浴室温度Trが回復して目標温度Ttを上回ると、目標温水温度TとしてTmが再び設定される(ステップ#V1→ステップ#V2→ステップ#V9→ステップ#V11→ステップ#V12→ステップ#VR)。
浴室温度Trが目標温度Ttを下回ると、目標温水温度Tとして、再びThが設定され(ステップ#V1→ステップ#V2→ステップ#V9→ステップ#V10→ステップ#VR)、浴室1に噴霧される温水の温度がThとなるように、熱源機9の加熱作動を制御して熱源機9から供給される温水の温度が調整される。
そして、浴室温度Trが回復して目標温度Ttを上回ると、目標温水温度TとしてTmが再び設定される(ステップ#V1→ステップ#V2→ステップ#V9→ステップ#V11→ステップ#V12→ステップ#VR)。
即ち、目標温水温度TがTmからTLに変更されてから浴室温度Trが目標温度Ttを上回る状態が所定時間継続したと判別される(ステップ#V16)と、温度調整下限フラグF2がオン状態に変更され(ステップ#V17)、暖房運転により付与される熱量の調整が行われる(ステップ#V18〜ステップ#V21)。
そして、浴室温度Trが回復して目標温度Ttを上回ると、暖房運転モードMが再び強暖房運転モードM2に設定される(ステップ#V1→ステップ#V2→ステップ#V18→ステップ#V19→ステップ#VR)。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、本発明のミストサウナ装置を浴室空調装置に組み込んだ例を示したが、ミストサウナ装置を単独で浴室1に設置して実施することも可能である。また、上記実施形態では、サウナ用空間を浴室にて構成しているが、サウナ用空間をミストサウナ専用室で構成するなど、適宜変更が可能である。
Sd 熱負荷検出手段
Tr サウナ用空間の温度
Tt 目標温度
Td 排水の温度
TL 温度調整範囲の下限
Vs 量調整範囲の下限
1 サウナ用空間
2,3,16 温風装置
5 噴霧手段
7,9,21,22,29 温水供給手段
Claims (5)
- サウナ用空間に温水をミスト状に噴霧する噴霧手段に温水を供給する温水供給手段と、
その温水供給手段の運転を制御する運転制御手段とが設けられたミストサウナ装置であって、
前記運転制御手段は、運転開始から前記サウナ用空間の温度が目標温度になるまでは、前記噴霧手段から噴霧される温水によって前記サウナ用空間に付与される熱量が立上げ用の高付与熱量となるように、前記温水供給手段を作動させる立上げ運転処理、及び、前記サウナ用空間の温度を前記目標温度に維持すべく、前記噴霧手段から噴霧される温水によって前記サウナ用空間に付与される熱量を調整する浴用運転処理を実行するように構成され、且つ、前記浴用運転処理においては、前記噴霧手段から噴霧される温水の温度を変更する噴霧温度制御状態と前記噴霧手段から噴霧される温水の量を変更する噴霧量制御状態とに切換え自在に構成され、
前記サウナ用空間から外部に奪取される奪取熱量の多少を検出する熱負荷検出手段が備えられ、
前記運転制御手段は、前記浴用運転処理において、前記熱負荷検出手段の検出情報に基づいて前記奪取熱量が多い高負荷状態であることを判別した場合には、前記噴霧温度制御状態により前記サウナ用空間に付与される熱量を調整し、且つ、前記熱負荷検出手段の検出情報に基づいて前記奪取熱量が少ない低負荷状態であることを判別した場合には、前記噴霧量制御状態により前記サウナ用空間に付与される熱量を調整するように構成されているミストサウナ装置。 - 前記熱負荷検出手段が、前記サウナ用空間から排出される排水の温度に基づいて、前記奪取熱量の多少を検出するように構成されている請求項1記載のミストサウナ装置。
- 前記運転制御手段が、前記浴用運転処理において、
前記噴霧温度制御状態により前記サウナ用空間に付与される熱量を調整しているときに、前記噴霧手段から噴霧される温水の温度を温度調整範囲の下限にしても前記サウナ用空間に付与される熱量が過多である場合には、温水の噴霧量を調整し、且つ、
前記噴霧量制御状態により前記サウナ用空間に付与される熱量を調整しているときに、前記噴霧手段から噴霧される温水の量を量調整範囲の下限にしても前記サウナ用空間に付与される熱量が過多である場合には、温水の温度を調整するように構成されている請求項1又は2に記載のミストサウナ装置。 - 前記サウナ用空間に温風を送風する温風装置が設けられ、
前記運転制御手段が、
前記立上げ運転処理では、前記温風装置により前記サウナ用空間に付与される熱量が立上げ用の高付与熱量となるように前記温風装置の作動を制御し、前記浴用運転処理では、前記温風装置により前記サウナ用空間に付与される熱量が温水噴霧時用の熱量となるように前記温風装置の作動を制御するように構成されている請求項3に記載のミストサウナ装置。 - 前記運転制御手段が、前記浴用運転処理において、
前記噴霧温度制御状態により前記サウナ用空間に付与される熱量を調整しているときに、前記噴霧手段から噴霧される温水の温度を温度調整範囲の下限にしても前記サウナ用空間に付与される熱量が過多であるために温水の噴霧量を調整する場合において、その噴霧量をその量調整範囲の下限にしても前記サウナ用空間に付与される熱量が過多であると、前記温風装置により前記サウナ用空間に付与される熱量を調整し、且つ、
前記噴霧量制御状態により前記サウナ用空間に付与される熱量を調整しているときに、前記噴霧手段から噴霧される温水の量を量調整範囲の下限にしても前記サウナ用空間に付与される熱量が過多であるために温水の温度を調整する場合において、その温水の温度を温度調整範囲の下限にしても前記サウナ用空間に付与される熱量が過多であると、前記温風装置により前記サウナ用空間に付与される熱量を調整するように構成されている請求項4に記載のミストサウナ装置。
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