JP5092504B2 - サウナ装置 - Google Patents

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本発明は、浴室内を中温高湿雰囲気にし、サウナ浴をするために用いるサウナ装置に関する。
従来、この種のサウナ装置の一例として浴室の天井に設置し浴室をサウナ室とするミスト装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
サウナには、室内の温度を100℃程度、相対湿度を10%程度の高温低湿環境にするドライ式サウナや、室内の温度を40〜50℃程度、相対湿度を70%以上程度の中高温高湿環境にするスチーム式サウナがある。近年、浴室やシャワー室等に設置し、浴室やシャワー室そのものをサウナルームとして使用可能とするサウナ装置が注目されており、スチーム式のものが種々提案されている。
図5は、従来のこのようなサウナ装置の内部構造の概略を示すシステム図である。
図5に示すように、浴室の天井101に設置され、浴室内に温風を供給する暖房乾燥機本体102と、温水をミスト状に噴霧するミスト噴霧装置103とを備え、ミスト噴霧装置103は、ミストノズル104とミスト用の給水管105と給水弁106とを備え、このミストノズル104の上流側にはノズル弁107を備えている。前記給水菅105にはノズル弁107の上流側にミスト噴霧温度を検知するミスト温度センサー108と、ノズル弁107の上流側から前記給水管105からの水を抜くための排水管109を分岐させ、この排水管109を開閉するよう排水弁110を備えている。
特開2005−241224号公報
このような従来のサウナ装置では、サウナ運転開始時に給水管105に残留していた水が浴室内に噴霧されることを防止するために、運転開始前にノズル弁107を閉めた状態で排水弁110を開とし、一定時間給水を排水管109から浴室内に排水していた。
また、冷水がミストノズル104から浴室に噴霧されることを防止するため、ミスト温度センサー108の温度が高温になるまで排水弁110を開としていた。
以上のことより、サウナ運転時またはサウナ運転前の排水運転時に、浴室へ高温の排水が生じることがあるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、浴室へ一定温度以上の排水が生じないようにし、使用者の不快感や不安感を防止するサウナ装置を提供することを目的とする。
本発明のサウナ装置は、上記目的を達成するために、空気を加熱する加熱手段と、サウナ対象室内に直接加湿を行う直接加湿手段と、前記直接加湿手段に水もしくは温水を供給する給水管と、前記給水管に給水量を調整する給水弁と給水温度を検知する給水温度センサーと設け、前記給水管に前記直接加湿手段と前記給水温度センサーとの間に給水管の水もしくは温水を排水する排水管と、前記サウナ対象室内の空気を循環する循環送風手段と、加熱温度や給水量や風量を制御する制御手段を内部に備えた本体であって、前記排水管に排水する水の温度を検知する排水温度センサーと排水弁を設けたことを特徴とするものである。
また、他の手段は、排水弁が開運転時に、排水温度センサーの検出値に変化がないときに運転を停止するようにしたことを特徴とするものである。
また、他の手段は、サウナ運転開始一定時間内は、給水温度を80℃とし、その間排水管に設けた排水弁を開くことを特徴としたものである。
また、他の手段は、サウナ運転開始前に一定時間、排水弁を開とした状態で通水し、給水温度センサーと排水温度センサーの検出値が、一定以上の差が生じたときに機器の運転を停止するようにしたことを特徴とするものである。
また、他の手段は、給水温度センサーあるいは排水温度センサーの少なくともひとつを、本体の外側に設けたことを特徴とするものである。
また、他の手段は、空気を加熱する加熱手段と、この加熱手段を経てサウナ対象室内の空気を循環する循環送風手段と、この循環風路内に設けた加湿手段と、この加湿手段に水もしくは温水を供給する給水管と、この給水管に給水量を調整する給水弁と給水温度を検知する給水温度センサーと設け、この給水弁と給水温度センサーの間に分岐管を設け、この分岐管からサウナ対象室に直接噴霧するノズルを別途設け、サウナ運転時にサウナ対象室内に放出されず、本体内で回収される水分を本体外に排水する排水管を設け、加熱温度や給水量や風量を制御する制御手段を内部に備えた本体であって、この給水管温度により給水弁の開閉を切り替えることにより、加湿経路を制御するようにしたことを特徴とするものである。
また、他の手段は、サウナ運転時に給水温度により噴霧ノズルに対し風上側に配置した加熱手段の容量を制御するようにしたことを特徴とするものである。
本発明によれば、空気を加熱する加熱手段と、サウナ対象室内に直接加湿を行う直接加湿手段と、前記直接加湿手段に水もしくは温水を供給する給水管と、前記給水管に給水量を調整する給水弁と給水温度を検知する給水温度センサーと設け、前記給水管に前記直接加湿手段と前記給水温度センサーとの間に給水管の水もしくは温水を排水する排水管と、前記サウナ対象室内の空気を循環する循環送風手段と、加熱温度や給水量や風量を制御する制御手段を内部に備えた本体であって、前記排水管に排水する水の温度を検知する排水温度センサーと排水弁を設けたことにより、浴室に、高温の排水を流すことがなくなり、サウナ対象室内にいる使用者へ不快感や不安感をあたえることを防止できるとともに、サウナ運転開始時に給水温度が規定値になるまで排水することにより、低温の水がサウナ対象室内に直接加湿手段から噴霧することを防止できるという効果のあるサウナ装置を提供することができる。
また、排水弁が開運転時に、排水温度の変化がないときに運転を停止するようにしたことにより、排水配管のつまりを検知し給水を停止することにより、サウナ運転開始前の残留水排水不良により、配管の残留水がサウナ対象室内に直接噴霧されることを防止できるという効果のあるサウナ装置を提供することができる。
また、サウナ運転開始一定時間内は、給水温度を80℃とし、その間排水管に設けた排水弁を開くことにより、サウナ運転開始前に低温水を流した場合に比べ、高温水を流すことにより、確実な配管内の殺菌ができるという効果のあるサウナ装置を提供することができる。
また、サウナ運転開始前に一定時間、排水弁を開とした状態で通水し、給水温度センサーと排水温度センサーの検出値が、一定以上の差が生じたときに機器の運転を停止するようにしたことにより、通常センサー不良の判定基準となるセンサーの抵抗値がショート・オープンとなるとき以外に、本制御によりセンサーの装着不良について判別できるという効果のあるサウナ装置を提供することができる。
また、給水温度センサーあるいは排水温度センサーの少なくともひとつを、本体の外側に設けたことにより、給水温度センサーあるいは排水温度センサーが、本体内の温度の影響を受けないので、誤検知することを防ぐことができるという効果のあるサウナ装置を提供することができる。
また、空気を加熱する加熱手段と、この加熱手段を経てサウナ対象室内の空気を循環する循環送風手段と、この循環風路内に設けた加湿手段と、この加湿手段に水もしくは温水を供給する給水管と、この給水管に給水量を調整する給水弁と給水温度を検知する給水温度センサーと設け、この給水弁と給水温度センサーの間に分岐管を設け、この分岐管からサウナ対象室に直接噴霧するノズルを別途設け、サウナ運転時にサウナ対象室内に放出されず、本体内で回収される水分を本体外に排水する排水管に排水温度センサーを設け、加熱温度や給水量や風量を制御する制御手段を内部に備えた本体であって、この給水管温度センサーの検出値により給水弁の開閉を切り替えることにより、加湿経路を制御できるようにし、サウナ運転開始時に温水が規定値になるまで循環風路内で噴霧し、低温水がサウナ対象室内に噴霧されることを防止できるという効果のあるサウナ装置を提供することができる。
また、サウナ運転時に給水温度により噴霧ノズルに対し風上側に配置した加熱手段の容量を制御するようにしたことにより、給水温度が上昇し、サウナ効果が高まった状態の時に加熱手段の容量を低下させることにより効率的な運転が可能となるという効果のあるサウナ装置を提供することができる。
本発明のサウナ装置は、空気を加熱する加熱手段と、サウナ対象室内に直接加湿を行う直接加湿手段と、前記直接加湿手段に水もしくは温水を供給する給水管と、前記給水管に給水量を調整する給水弁と給水温度を検知する給水温度センサーと設け、前記給水管に前記直接加湿手段と前記給水温度センサーとの間に給水管の水もしくは温水を排水する排水管と、前記サウナ対象室内の空気を循環する循環送風手段と、加熱温度や給水量や風量を制御する制御手段を内部に備えた本体であって、前記排水管に排水する水の温度を検知する排水温度センサーと排水弁を設けたことを特徴としたものであり、排水される水または温水の温度を排水温度センサーにより検知するとともに、制御手段に送られ排水の温度が規定値に対し高い時には、制御手段からの信号により、排水弁を閉じるという作用を有する。
また、排水弁が開運転時に、排水温度の変化がないときに運転を停止するようにしたことを特徴としたものであり、排水温度センサーで排水の温度を検知し制御手段に送られ、温度変化がないときは、制御手段から給水弁を閉止するように送られ、運転を停止するという作用を有する。
また、サウナ運転開始一定時間内は、給水温度を80℃とし、その間排水管に設けた排水弁を開くこととしたものであり、給水菅内に残留していた水をサウナ運転開始前に排出するとともに、高温水を給水配管に流水するという作用を有する。
また、サウナ運転開始前に一定時間、排水弁を開とした状態で通水し、給水温度センサーと排水温度センサーの検出値が、一定以上の差が生じたときに機器の運転を停止するようにしたことを特徴としたものであり、サウナ運転開始前に、一定時間水を通水し、給水温度センサーおよび排水温度センサーにより温度を検知するとともに、制御手段に送られ検知温度の差が規定値を超えるときは、制御手段からの信号により運転を停止するという作用を有する。
また、給水温度センサーあるいは排水温度センサーの少なくともひとつを、本体の外側に設けたことを特徴としたものであり、サウナ対象室内の影響を受けやすい本体内の温度に影響されず、給水および排水温度を検知できるという作用を有する。
また、加湿経路を制御するようにしたことにより、サウナ運転開始時に温水が規定値になるまで循環風路内で噴霧し、規定値以上になるとサウナ対象室内に噴霧される作用を有する。
また、サウナ運転時に給水温度により噴霧ノズルに対し風上側に配置した加熱手段の容量を制御するようにしたことを特徴としたものであり、給水温度センサーの検出値を制御部に送り、検出値が規定値を超えたときに加熱手段の容量を定格状態にたいし、低下させるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、サウナ装置は、浴室などのサウナ対象室内1の天井2に取り付けられサウナ装置を形成する装置本体3を設け、装置本体3の下面をサウナ対象室内1に開口するとともに、この開口部にはフィルター4を装着した吸込口5と吹出口6とを供えたパネル7が取り付けられる。前記装置本体3の内部には、サウナ対象室内1の温度を検知する室温センサー8と、ヒーターなどにより空気を加熱する加熱手段9と、サウナ対象室内1からの空気を前記加熱手段9に送り込むための循環送風装置10を設けた加熱部11と、前記サウナ対象室内1に、加湿手段として温水もしくは水をミスト状に噴霧するため、ミストノズル12がサウナ対象室内1に向かって前記パネル7の近傍に取り付けられ、このミストノズル12に別途設置される熱源(図示せず)からの温水もしくは水を供給するための給水管13が接続される。この給水管13は前記ミストノズル12の上流側に給水弁14が取り付けられ、さらにこの給水弁14の上流側に給水温度を検知する給水温度センサー15が取り付けられる。前記給水管13には前記給水弁14と給水温度センサー15との間に分岐部を設け、この分岐部から装置本体3から排水可能とするため排水管16を設け、この排水管16には排水管16を開閉する排水弁17とこの排水弁17の下流には排水温度センサー18が取り付けられている。また、前記装置本体3の内部には前記室温センサー8、給水温度センサー15、排水温度センサー18と別途設置されるリモコン(図示せず)からの信号により、加熱手段9、循環送風装置10、給水弁14、排水弁17を制御する制御部19を設けた構成とする。
上記構成により、リモコンからサウナ運転操作がおこなわれると制御部19からの指示により、加熱手段9に通電するとともに循環送風装置10が運転し、サウナ対象室内1から吸込んだ空気を加熱し、パネル7に設けた吹出口6からサウナ対象室内1に吹出すとともに、排水弁17が開となり、給水管13に残っている水が排水される排水制御がおこなわれ、給水菅13内に残っていた汚れた水が装置本体3から排出される。この排出される水は配管を通ってサウナ対象室内1である浴室内に排水されることになる。このときミストノズル12に取り付けられている給水弁14は閉止した状態にあるため、ミストノズル12からサウナ対象室内1に汚れた水が噴霧されることはない。
また、サウナ運転は、サウナ対象室内1へのミスト噴霧が水の場合と温水の場合とがあり、前記排水制御は、水噴霧の場合は一定時間経過後の排水弁17を閉とし、給水弁14を開として、ミストノズル12からサウナ対象室内1に水を噴霧する。一方温水噴霧の場合は排水温度センサー18が規定温度以上となったときに排水弁17を閉とし、給水弁14を開として、ミストノズル12からサウナ対象室内1に温水を噴霧することとなる。
また、この排水制御開始前後における排水温度センサー18の検知温度を制御部に送り、この検出値の差が規定時間(たとえば2分)内に規定温度値(たとえば4℃)変化がない場合は排水管異常として次の給水弁14を開とする制御には移行しない。
また、サウナ運転が一定時間(たとえば1週間)以上使用されなかった場合、給水管13に接続されている熱源器(図示せず)に制御部19より信号を送り、規定温度(たとえば80℃)の温水を通水させ、排水温度センサー18がこの規定温度(たとえば80℃)を検知してから一定時間(たとえば2分)経過するまで、排水弁17を開として排水制御をおこなう。
また、排水制御開始時に給水温度センサー15と排水温度センサー18との検知温度を制御部19に送り、給水温度と排水温度との差が規定値(たとえば2℃)以上ある場合センサー検知異常としてサウナ運転を停止する。
このように本発明の実施の形態1のサウナ装置によれば、浴室に、高温の排水を流すことがなくなり、サウナ対象室内にいる使用者へ不快感や不安感をあたえることを防止できるとともに、サウナ運転開始時に給水温度が規定値になるまで排水することにより、低温の水がサウナ空間に直接加湿手段から噴霧することを防止でき、規定温度以上の温水を給水配管に流すことにより、配管内の洗浄をより効率的に実施できる。また、給水温度センサーの温度と排水温度センサーの温度の検知差を比較し、センサーが配管から外れるなどにより一定値以上の差が生じた場合にセンサー異常とすることにより、従来検出が困難であったセンサー破損以外の検知不良についても検出が可能となる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。なお、実施の形態1と重複する個所は同一記号とし説明は省略する。
図3に示すように、サウナ装置は、サウナ対象室内1に対し下方を開放した装置本体3に取り付けた給水管13と外部からの配管との給水接続部21および排水管16とサウナ対象室内1への排水管との排水接続部22を装置本体3に対し一定長さを設け、前記給水接続部21と装置本体3の外郭との間に給水温度センサー23を取り付け、前記装置本体3と排水接続部22との間に排水温度センサー24を取り付け、前記給水温度センサー23および排水温度センサー24は筒形状で給水管13および排水管16にそれぞれ抱き合わせる形で装着されている。
上記構成において、給水温度センサー23が規定値(たとえば0℃)以下を一定時間経過すると配管の凍結パンク防止を目的として排水弁17を開として配管内の水をサウナ対象室内1へ排水することになる。
このように本発明の実施の形態2のサウナ装置によれば、浴室などが多いサウナ対象室内1は、浴槽にお湯をはったり、サウナ装置により暖房運転をしたりすることにより温度変化が大きく、このサウナ対象室内1に向かって下面を開放している装置本体3の内部も、このサウナ対象室内1の温度影響を受けることになる。一方、前記給水温度センサー23および排水温度センサー24の装着位置は浴室などのサウナ対象室内1から隔離された天井裏空間25に位置することになり、サウナ対象室内1の温度影響を受けにくく、温度の誤検知を防ぐことができる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3について説明する。なお、実施の形態1と重複する個所は同一記号とし説明は省略する。
図4に示すように、サウナ装置は、装置本体3の内部にサウナ対象室内1の温度を検知する室温センサー8と、サウナ対象室内1からの空気を吸い込んでサウナ対象室内1に吹き出す循環風路31に空気を送り込むための循環送風装置10を設け、ヒーターなどにより空気を加熱する加熱手段9と、この加熱手段9の風下側に、前記サウナ対象室内1に加湿手段として熱源器(図示せず)からの温水または市水などの水道水をミスト状に噴霧するためミストノズルA32が前記循環風路31の内部上面に取り付けられ、このミストノズルA32の風下側に粒径の細かい水滴がサウナ対象室内1に噴霧されるように水フィルター33が装着されている。
また、前記ミストノズルA32には給水管34が接続され、この給水管34には給水を開閉する給水弁A35と給水温度を検知する給水温度センサー36が装着され、この給水温度センサー36と給水弁A35との間に分岐管37を設け、この分岐管37からサウナ対象室内1に直接温水または水をミスト状に噴霧するミストノズルB38をパネル7に向けて設置し、このミストノズルB38と分岐管37との間に給水弁B39を取り付けている。また、前記ミストノズルA32と水フィルター33との間には、水フィルター33により捕集された水を排水するための水受け部40とこの水受け部40の底面部には排水管41が取り付けられ、前記室温センサー8、給水温度センサー36およびリモコン(図示せず)からの信号により前記循環送風装置10、加熱手段9、給水弁A35、給水弁B39を制御する制御部19を設けた構成とする。
上記構成により、リモコン(図示せず)からのサウナ運転信号により熱源からの温水が給水管34に供給される。このとき、給水温度センサー36の温度が規定値より低いときには、給水弁B39を閉じて給水弁A35を開とし、循環風路31に装着されたミストノズルA32から噴霧し、時間が経過し給水温度センサー36の検出値が規定値以上となると、給水弁B39を開にし、給水弁A35を閉にし、ミストノズルB38からサウナ対象室内1に直接噴霧することとなる。
また、給水温度センサー36の検出値が規定値に対し低い場合は、加熱手段9の出力を最大とし、規定値より高くなると加熱手段9の出力を抑え、さらに給水温度センサー36の検知温度が上昇すると噴霧経路をミストノズルA32からミストノズルB38に切り替える。
このように本発明の実施の形態3のサウナ装置によれば、給水される温水の温度が低いうちは循環風路31内の加熱手段9の直後に噴霧され、加熱されてからサウナ対象室内1に噴霧され、噴霧されない水給水は排水管41により装置本体3から排出され、給水温度が規定値以上になるとサウナ対象室内1に直接噴霧され、低温水がサウナ空間に噴霧されることを防止できるとともに、循環風路31に装着されるミストノズルA32から噴霧された場合、給水量の約9割は排水管41から排水されるため、噴霧経路を切り替えることにより、温水を無駄に排水することを防止できる。
装置の給水管および排水管に温度センサーを取り付けることにより、容易に給水経路および排水経路の切り替えができる空気調和装置等にも適用できる。
本発明の実施の形態1のサウナ装置を示すシステム図 同サウナ装置の設置を示す斜視図 本発明の実施の形態2のサウナ装置を示すシステム図 本発明の実施の形態3のサウナ装置を示すシステム図 従来のサウナ装置を示すシステム図
符号の説明
9 ・・加熱手段
12・・ミストノズル
13・・給水管
14・・給水弁
15・・給水温度センサー
16・・排水管
17・・排水弁
18・・排水温度センサー

Claims (1)

  1. 空気を加熱する加熱手段と、この加熱手段を経てサウナ対象室内の空気を循環する循環送風手段と、この循環風路内に設けた加湿手段と、この加湿手段に水もしくは温水を供給する給水管と、この給水管に給水量を開閉して調整する給水弁と給水温度を検知する給水温度センサーと設け、この給水弁と給水温度センサーの間に分岐管を設け、この分岐管からサウナ対象室に直接噴霧する加湿手段を別途設けるとともに、サウナ運転時にサウナ対象室内に放出されず、本体内で回収される水分を本体外に排水する排水管を設け、加熱温度や給水量や風量を制御する制御手段を内部に備え、この給水温度センサーの検知温度により給水弁の開閉を切り替えることにより、加湿経路を制御するようにしたことを特徴とするサウナ装置。
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