JP5303849B2 - サウナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室内をサウナ空間とするサウナ装置に関するものである。
従来、この種のサウナ装置は、熱源機から供給された温水をミスト噴霧手段としての噴霧ノズルから噴射することにより浴室内を高温高湿な状態にする方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、そのサウナ装置について図2を参照しながら説明する。
図2に示すように、浴室101の天井部102に設置されたサウナ装置103内部には、浴室101内の空気をサウナ装置103内部に取りこむための吸込み口104、サウナ装置103内部で加温した空気を浴室101内に吹出す為の吹出し口105、空気を循環させるための循環ファン106a、空気を加温するための熱交換器107、熱交換器107に温水を供給するための温水循環経路108、温水循環経路108を循環する温水の循環を閉止するための循環水閉止弁109、加湿用の水または温水を浴室内に噴霧するための噴霧ノズル110、噴霧ノズル110に加湿用の水または温水を供給するための加湿温水供給経路111、加湿温水供給経路111に温水の供給を停止するための加湿温水閉止弁112が設けられている。
サウナ装置103に設けられた温水循環経路108は外部配管113を介してボイラなどの熱源機114の暖房用温水循環回路115(図示せず)に接続され、熱源機114から供給された温水をサウナ装置103内部に循環させる。温水循環経路108上に設けられた熱交換器107上で、循環ファン106aにより装置内に取り込まれた浴室101内の空気と熱交換を行うことで浴室101内の空気を加温する。熱交換器107で熱交換を行うことにより低温となった温水は温水循環経路108及び外部配管113を介して熱源機114に戻り、再び加温されてサウナ装置103に供給される。一方、循環ファン106aにより吸込み口104からサウナ装置103内部に取りこまれた浴室101内の空気は熱交換器107で加温された後、吹出し口105を通って浴室101内に吹出すことで浴室101内の空気を加温する。
一方、サウナ装置103に設けられた加湿温水供給経路111は外部給湯配管116により、熱源機114の給湯回路117(図示せず)に接続され、熱源114から供給された加湿用温水は外部給湯配管116を介してサウナ装置103内の加湿温水供給経路111に供給され、加湿温水供給経路111に接続された噴霧ノズル110から浴室101内へ細かい霧状に噴霧されることで浴室101内の空気を加湿する。
特開2002−336327号公報
このような従来のサウナ装置では、サウナ運転を終了した際に加湿用温水経路内(配管内)に残った加湿用の水または温水が噴霧ノズルの噴霧口を介して空気と接触しているため、長時間放置すると、水中に存在する金属イオン、珪酸などが水の温度変化などにより濃縮され金属塩が析出し、配管内に堆積、結晶化するスケールの発生要因となる。スケールが進むと有効管内径が減少するため、水流速の減少を招き、加湿能力に悪影響を及ぼす。また、配管内に残った水内部で菌などが繁殖する可能性がある。そのため、サウナ運転終了後に配管内の加湿用の水または温水を外部に排出する必要があるが、浴室内にいる使用者に水をかけることなく排出することが難しく、また、使用者がいなくなるまで遅延して排出したとしても浴室内を濡らしてしまうため、浴室内のカビ発生要因となり得る、また、使用者に不快感を与えるという課題があり、サウナ運転終了後に使用者に不快感を与えることなく配管内部に残留した加湿温水を排出する配管内残水排水運転を行う、または使用者に配管内残水排水運転を促すサウナ装置を提供することが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、浴室内にいる使用者に水をかけることなく、また、サウナ装置内部にスケールおよび菌が繁殖することなく、また、使用者に不快感を与えることなく残留した加湿温水を排出する配管内残水を行うとができるサウナ装置を提供することを目的としている。
また、業者やメーカによるサウナ装置設置時の試運転から使用者が入居するまでの間や、使用者の旅行や出張など長期にわたり不在になる際、特に寒冷地において、配管凍結による破裂防止のため、サウナ運転終了時だけでなく水抜きをする必要がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、長期不在にする際など使用者の意思により、浴室内にいる使用者に水をかけることなく、また、サウナ装置内部に菌が繁殖することなく、また、使用者に不快感を与えることなく残留した加湿温水を排出することができるサウナ装置を提供することを目的としている。
本発明のサウナ装置は上記目的を達成するために、浴室内の空気を循環するための循環風路内に設けた循環ファンおよび加熱手段と、浴室内の空気を排気する換気ファンと、温水および冷水を噴射するミスト噴射手段と、制御手段を備え、前記制御手段は前記循環ファンと前記加熱手段と前記換気ファンと前記ミスト噴射手段を組み合わせて駆動し乾燥運転または/および暖房運転または/および換気運転または/およびサウナ運転を行い、前記各運転を指令する運転指令入力手段と、前記ミスト噴射手段に温水あるいは冷水を供給する加湿温水供給経路に残留した水をサウナ装置外に排出することができるサウナ装置であって、浴室内に噴霧する加湿用温水を外部給湯配管から供給する前記加湿温水供給経路と、装置外部に排水を行なう排水経路と、前記外部給湯配管を接続し通水する方向を前記加湿温水供給経路側または前記排水経路側へ切替える三方弁とを備え、前記三方弁は入口側を最上位に配置し、前記外部給湯配管に接続し、前記三方弁の出口側の一方は前記加湿温水供給経路に接続されており、他方は、一方の出口側よりも低く位置させて前記排水経路に接続したことを特徴としたものである。
本発明のサウナ装置は上記目的を達成するために、浴室内の空気を循環するための循環風路内に設けた循環ファンおよび加熱手段と、浴室内の空気を排気する換気ファンと、温水および冷水を噴射するミスト噴射手段と、制御手段を備え、前記制御手段は前記循環ファンと前記加熱手段と前記換気ファンと前記ミスト噴射手段を組み合わせて駆動し乾燥運転または/および暖房運転または/および換気運転または/およびサウナ運転を行い、前記各運転を指令する運転指令入力手段と、前記ミスト噴射手段に温水あるいは冷水を供給する加湿温水供給経路に残留した水をサウナ装置外に排出することができるサウナ装置であって、浴室内に噴霧する加湿用温水を外部給湯配管から供給する前記加湿温水供給経路と、装置外部に排水を行なう排水経路と、前記外部給湯配管と前記加湿温水供給経路と前記排水経路を接続した三方弁とを備え、前記三方弁の切替えは、前記外部給湯配管からの通水方向を前記加湿温水供給経路側または前記排水経路側へ切替えるものであり、また、前記加湿水供給経路内に残留した水は前記排水経路を通って排水を行うように切替えるものでもあり、前記制御手段は、サウナ運転が停止した際に所定時間後に前記三方弁を切替えて、前記外部給湯配管からの通水を前記排水経路側に通水して前記外部給湯配管内の洗浄を行い、前記加湿温水供給経路内に残留した水を排水することを特徴としたものである。
この手段により、サウナ装置内部にスケールおよび菌が繁殖することなく、浴室内にいる使用者に水をかけることなく、使用者に不快感を与えることなくサウナ装置内部に残留した加湿温水を排出することができるサウナ装置を提供できる。
本発明の実施の形態1のサウナ装置の概念図 従来のサウナ装置の概念図
本発明の請求項1記載の発明は、浴室内の空気を循環するための循環風路内に設けた循環ファンおよび加熱手段と、浴室内の空気を排気する換気ファンと、温水および冷水を噴射するミスト噴射手段と、制御手段を備え、前記制御手段は前記循環ファンと前記加熱手段と前記換気ファンと前記ミスト噴射手段を組み合わせて駆動し乾燥運転または/および暖房運転または/および換気運転または/およびサウナ運転を行い、前記各運転を指令する運転指令入力手段と、前記ミスト噴射手段に温水あるいは冷水を供給する加湿温水供給経路に残留した水をサウナ装置外に排出することができるサウナ装置であって、浴室内に噴霧する加湿用温水を外部給湯配管から供給する前記加湿温水供給経路と、装置外部に排水を行なう排水経路と、前記外部給湯配管を接続し通水する方向を前記加湿温水供給経路側または前記排水経路側へ切替える三方弁とを備え、前記三方弁は入口側を最上位に配置し、前記外部給湯配管に接続し、前記三方弁の出口側の一方は前記加湿温水供給経路に接続されており、他方は、一方の出口側よりも低く位置させて前記排水経路に接続したことを特徴とするサウナ装置であり、使用者に不快感を与えることなくサウナ装置内部の加湿水供給経路側に残留した加湿温水を排水経路側へ排出することができるサウナ装置を提供できるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、浴室101の天井部102に設置されたサウナ装置103内部には、浴室101内の空気をサウナ装置103内部に取りこむための吸込み口104、サウナ装置103内部で加温した空気を浴室101内に吹出す為の吹出し口105、空気を循環させるための循環ファン106a、空気を排出する為の換気ファン106b、空気を加温するための熱交換器107、熱交換器107に温水を供給するための温水循環経路108、温水循環経路108を循環する温水の循環を停止するための循環水閉止弁109、加湿用の水または温水を浴室101内に噴霧するための噴霧ノズル110、噴霧ノズル110に加湿用の水または温水を供給するための温冷水配管、すなわち加湿温水供給経路111、この加湿温水供給経路111に供給する温水の供給を停止するための加湿温水閉止弁112が設けられている。
サウナ装置103に設けられた温水循環経路108は外部配管113を介してボイラなどの熱源機114の暖房用温水循環回路115(図示せず)に接続され、熱源機114から供給された温水をサウナ装置103内部に循環させる。温水循環経路108上に設けられた熱交換器107上で、循環ファン106aによりサウナ装置103内に取り込まれた浴室101内の空気と熱交換を行うことで浴室101内の空気を加温する。熱交換器107で熱交換を行う事により低温となった温水は温水循環経路108及び外部配管113を介して熱源機114に戻り、再び加温されてサウナ装置103に供給される。また、循環ファン106aにより吸込み口104からサウナ装置103内部に取りこまれた浴室101内の空気は熱交換器107で加温された後、吹出し口105を通って浴室101内に戻される事で浴室101内の空気を加温する。
一方、サウナ装置103に設けられた加湿温水供給経路111は外部給湯配管116により、熱源機114の給湯回路117(図示せず)に接続され、熱源機114から供給された加湿用温水は外部給湯配管116を介してサウナ装置103内の加湿温水供給経路111に供給され、加湿温水供給経路111に接続された噴霧ノズル110から浴室101内へ細かい霧状に噴霧されることで浴室101内の空気を加湿する。
サウナ装置103の温冷水配管としての加湿水供給経路111の入口部には、加湿水供給経路111内に残留したの排水とミスト噴射手段としての噴霧ノズル110に供給を行う三方弁1が備えられており、三方弁1の切替えにより、加湿水供給経路111内に残留した水の排水とミスト噴射手段としての噴霧ノズル110への供給が行われる。三方弁1の入口側は熱源機114から供給される外部給湯配管116に接続されており、三方弁1の出口側の一方はサウナ装置103内部の加湿温水供給経路111に接続されており、他方はサウナ装置103外部に排水を行うための排水経路2に接続されている。排水経路2はサウナ装置103外部に設けられた外部排水配管3に接続され、外部排水配管3は浴室101の外側を浴室101の下部に設けられた浴室101内の浴槽および洗い場の排水を一時貯留するためのドレンパン4近傍の壁面付近まで配設され、ドレンパン4近傍の壁面を貫通することによりドレンパン4にサウナ装置103から排出された水を排水する。浴室101の壁面の貫通部には浴室101内の水蒸気が浴室外部に漏れないようシールされ取り付けられた管接続部材5を設けている。排水手段は、例えば、三方弁1と排水経路2と外部排水配管3から構成されており、三方弁1の切替えにより、加湿水供給経路111内に残留した水が排水経路2と外部排水配管3を通って排水が行われることとなる。
また、運転動作や設定などの指示や表示を行う運転指令入力手段としてのリモコンなどの遠隔操作装置6および浴室101の照明スイッチ7(図示せず)の入力により三方弁1、循環ファン106a、換気ファン106b、循環水閉止弁109、加湿温水閉止弁112などの出力を制御する制御手段8が設けられている。
遠隔操作装置6は浴室101内や台所、脱衣室などに設けられた有線方式または電波や光、その他媒体を利用した無線方式の制御手段8と双方向に通信可能なリモコンで、各操作スイッチの操作により制御手段8に運転モードや設定などの指令を行うこととなる。遠隔操作装置6には乾燥運転モードを指令するスイッチ、暖房運転モードを指令するスイッチ、換気運転モードを指令するスイッチ、涼風運転モードを指令するスイッチ、サウナ運転モードを指令するサウナ運転スイッチ6a、暖房運転やサウナ運転など好みの温度設定にできるような温度設定スイッチや、吹出し口から吹出される風の向きを切り替えるための風向切り替えスイッチ、サウナ装置103内部に残留した加湿温水を排出する配管内残水排水運転を行うまでの所定時間を設定する配管内残水排水運転設定スイッチ6b、使用

者に配管内残水排水運転を音声、ブザー、LEDの点灯、点滅などで報知したり、配管内残水排水運転中であることを使用者に報知する報知手段6cなどが設けられている。
制御手段8は、マイクロコンピュータなどを利用した制御基板により、遠隔操作装置6からの入力情報、循環ファン106aや換気ファン106bのファン回転数情報、温度検出手段(図示せず)による温度情報などを入力とし、その情報に応じて、リレーの開閉やオンオフ信号、ファン回転数指令信号などを出力することで各々動作させ、三方弁1、循環ファン106a、換気ファン106b、循環水閉止弁109、加湿温水閉止弁112などを制御することとなる。
サウナ装置103を浴室101に設置した直後は外部給湯配管116内部には配管設置時のゴミなどが付着しており、初回の通水時にこれらのゴミが押し流され、サウナ装置103に流入する可能性がある。このため、サウナ装置の電源投入時を初回通水時と判断して配管内残水排水運転を行う。
配管内残水排水運転は、制御手段8より三方弁1の通水方向を三方弁1の入口から排水経路2側に通水する方向になるよう制御され、初回通水時に押し流されてくる配管内のゴミ等を排水経路2方向へ通水させ外部排水配管3へと送る。一定量以上または一定時間、例えば30秒から3分の通水を行うことによって配管内の洗浄、排水を行うようにしている。
使用者がサウナ運転行う際には、遠隔操作装置6に備えられたサウナ運転スイッチ6aを押すことで実行される。
サウナ運転は、制御手段8により三方弁1の通水方向を入口からサウナ装置103内部の加湿温水供給経路111側に通水する方向に切り替え、加湿温水閉止弁112を開弁し、加湿温水供給経路111の下流に設けられた噴霧ノズル110から温水を浴室101内に噴霧することで浴室101内を加湿し、循環水閉止弁109を開弁し、熱源機114で暖められた温水を熱交換器107に循環供給し、吸込み口104より吸い込んだ空気を熱交換器107により加温し、循環ファン106aの動作により吹出し口105より温風を噴き出すことで浴室101内を加温することによりサウナ運転が行われる。
本発明によればサウナ装置内部にスケールおよび菌が繁殖することなく、浴室内にいる使用者に水をかけることなく、使用者に不快感を与えることなくサウナ装置内部に残留した加湿温水を排出する配管内残水排水運転を行うことができるサウナ装置を提供できる。
配管内残水排水運転を行う旨の報知後、使用者の遠隔操作装置6による入力がなければ浴室から使用者が退室していると判断し、先述の配管内残水排水運転を行い、加湿温水供給経路111内に残留した水をすべて排水することとなる。
上記のようなサウナ装置の構成と運転方法により、浴室内にいる使用者に水をかけることなく、また、サウナ装置内部にスケールおよび菌が繁殖することなく、また、使用者に不快感を与えることなく残留した加湿温水を排出する配管内残水排水運転を行う、または
使用者に配管内残水排水運転を促すことができるサウナ装置を提供することが可能となる。
また、サウナ装置設置時の試運転、長期不在にする際など使用者の意思により、サウナ装置内の水抜きを行う場合、浴室内にいる使用者に水をかけることなく、また、サウナ装置内部に菌が繁殖することなく、また、使用者に不快感を与えることなく残留した加湿温水を排出することができるサウナ装置を提供することが可能となる。
本発明の請求項1記載の発明は、浴室内の空気を循環するための循環風路内に設けた循環ファンおよび加熱手段と、浴室内の空気を排気する換気ファンと、温水および冷水を噴射するミスト噴射手段と、制御手段を備え、前記制御手段は前記循環ファンと前記加熱手段と前記換気ファンと前記ミスト噴射手段を組み合わせて駆動し乾燥運転または/および暖房運転または/および換気運転または/およびサウナ運転を行い、前記各運転を指令する運転指令入力手段と、前記ミスト噴射手段に温水あるいは冷水を供給する加湿温水供給経路に残留した水をサウナ装置外に排出することができるサウナ装置であって、浴室内に噴霧する加湿用温水を外部給湯配管から供給する前記加湿温水供給経路と、装置外部に排水を行なう排水経路と、前記外部給湯配管と前記加湿温水供給経路と前記排水経路を接続した三方弁とを備え、前記三方弁の切替えは、前記外部給湯配管からの通水方向を前記加湿温水供給経路側または前記排水経路側へ切替えるものであり、また、前記加湿水供給経路内に残留した水は前記排水経路を通って排水を行うように切替えるものでもあり、前記制御手段は、サウナ運転が停止した際に所定時間後に前記三方弁を切替えて、前記外部給湯配管からの通水を前記排水経路側に通水して前記外部給湯配管内の洗浄を行い、前記加湿温水供給経路内に残留した水を排水することを特徴とするサウナ装置であり、サウナ装置内部にスケールおよび菌が繁殖することなく、使用者に不快感を与えることなくサウナ装置内部の加湿水供給経路側に残留した加湿温水を排水経路側へ排出することができるサウナ装置を提供できるという作用を有する。
なお、本発明におけるサウナ空間とは、通常空間よりも高温、高湿で、使用者の発汗が促進される空間であり、一例として温度が35℃〜45℃、相対湿度80%程度の空間である。ただし、人体からの発汗が促進される空間であれば良く、温度、湿度とも使用者の好みに合わせて変化させられることが望ましい。
参考例1
実施の形態1と同一部分は同一符号を附し詳細な説明は省略する。実施の形態1において、遠隔操作装置6に備えられた配管内残水排水運転設定スイッチ6bにより予め設定された所定時間、設定されていない際には所定値のタイマがカウントダウンされ、タイマが0となりサウナ装置が停止状態にあれば使用者が浴室101から退室していると判断し、配管内残水排水運転を行うとしたが、浴室101内はまだ高温、高湿な空間が予想されるため、配管内残水排水運転を行った後、続いて装置内を乾燥させる装置乾燥運転を行うというものである。
また、加湿温水供給経路111の温度を検知するサーミスタなどの温冷水配管温度検知手段を備え、所定温度、例えば2℃以下に達した際には配管凍結による破裂防止のため前記配管内残水排水運転を行い、続いて装置内を乾燥させる前記装置乾燥運転を行うというものである。
装置乾燥運転は循環水閉止弁109を開弁し、熱源機114で暖められた温水を熱交換器107に循環供給し、吸込み口104より吸い込んだ空気を熱交換器107により加温し、吹出し口105を極力閉じるよう風向を切り替え、循環ファン106aを動作させることによりサウナ装置103内部に熱が篭るよう制御することでサウナ装置103内部を乾燥することとなる。
また、装置乾燥運転を行う際、および装置乾燥運転中は使用者が誤って中断してしまう事のないよう遠隔操作装置6に備えられた報知手段6cにより使用者にLEDの点灯や点滅、ブザーの鳴動、音声などで報知することとなる。
上記のようなサウナ装置の構成と運転方法により、実施の形態1での作用効果に加え、サウナ装置内部に残留した加湿温水を排出した後、結露防止と菌発生抑制のためサウナ装置内部を乾燥する装置乾燥運転を行う、または使用者に装置乾燥運転を促すことができるサウナ装置を提供することが可能となる。
本発明にかかるサウナ装置では、浴室内にいる使用者に水をかけることなく、また、サウナ装置内部にスケールおよび菌が繁殖することなく、また、使用者に不快感を与えることなくサウナ装置内部に残留した加湿温水を排出する配管内残水排水運転を行うことができ、また、長期不在にする際など使用者の意思により、配管内残水排水運転を行うことができ、さらに、サウナ装置内部に残留した加湿温水を排出した後、結露防止と菌発生抑制のためサウナ装置内部を乾燥する装置乾燥運転を行う、または使用者に装置乾燥運転を促すことができるものであり、浴室に限らず、居室の加湿を行う空気調和装置などへの用途にも適用できる。
1 三方弁
2 排水経路
3 外部排水配管
4 ドレンパン
6 遠隔操作装置
7 照明スイッチ(図示せず)
8 制御手段
101 浴室
102 天井部
103 サウナ装置
104 吸込み口
105 吹出し口
106a 循環ファン
106b 換気ファン
107 熱交換器
108 温水循環経路
109 循環水閉止弁
110 噴霧ノズル
111 加湿温水供給経路
112 加湿温水閉止弁
113 外部配管
114 熱源機
115 暖房用温水循環回路(図示せず)
116 外部給湯配管
117 給湯回路(図示せず)

Claims (1)

  1. 浴室内の空気を循環するための循環風路内に設けた循環ファンおよび加熱手段と、浴室内の空気を排気する換気ファンと、温水および冷水を噴射するミスト噴射手段と、制御手段を備え、前記制御手段は前記循環ファンと前記加熱手段と前記換気ファンと前記ミスト噴射手段を組み合わせて駆動し乾燥運転または/および暖房運転または/および換気運転または/およびサウナ運転を行い、前記各運転を指令する運転指令入力手段と、前記ミスト噴射手段に温水あるいは冷水を供給する加湿温水供給経路に残留した水をサウナ装置外に排出することができるサウナ装置であって、浴室内に噴霧する加湿用温水を外部給湯配管から供給する前記加湿温水供給経路と、装置外部に排水を行なう排水経路と、前記外部給湯配管と前記加湿温水供給経路と前記排水経路を接続した三方弁とを備え、前記三方弁の切替えは、前記外部給湯配管からの通水方向を前記加湿温水供給経路側または前記排水経路側へ切替えるものであり、また、前記加湿水供給経路内に残留した水は前記排水経路を通って排水を行うように切替えるものでもあり、前記制御手段は、サウナ運転が停止した際に所定時間後に前記三方弁を切替えて、前記外部給湯配管からの通水を前記排水経路側に通水して前記外部給湯配管内の洗浄を行い、前記加湿温水供給経路内に残留した水を排水することを特徴とするサウナ装置。
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