JP2005021428A - サウナ装置およびサウナシステム - Google Patents

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聡 藤井
Yoshihiro Nishitsuru
芳寛 西水流
Yasufumi Takahashi
康文 高橋
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Abstract

【課題】効率的に加湿が行え、ランニングコストが低く、体感上も快適であり、装置を衛生的に維持できるようなサウナ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】空気を加熱加湿する加湿部1に、温水を循環供給する加湿温水回路3を接続するとともに、送風機2によって空気を供給する。加湿部1を水蒸気透過性を有する透湿膜より構成し、加湿部1において、送風機2により加湿部1に供給された空気を透湿膜を挟んで透湿膜の一方側に流通させるとともに、貯水部6より加湿温水回路3を通じて加湿部1に供給された温水を透湿膜の他方側に流通させることで、送風機2により供給された空気に加湿温水回路3より供給された温水から透湿膜を介して水蒸気を供給する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室やシャワー室等に設置するサウナ装置およびそのシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
サウナには、室内の温度を100℃程度、相対湿度を10%程度の高温低湿環境にするドライ式サウナや、室内の温度を40〜50℃程度、相対湿度を70%以上程度の中高温高湿環境にするスチーム式サウナがある。近年、浴室やシャワー室等に設置し、浴室やシャワー室そのものをサウナルームとして使用可能とするサウナ装置が注目されており、スチーム式のものが種々提案されている。
【0003】
図12は、従来のこのようなサウナ装置の内部構造の概略を示す要部断面図である。図12に示すように、外装体101の内部において、複数の湯噴出口104を有する噴出湯管105が上部に配置され、噴出湯管105の下部に複数の薄板107とパイプ状の連結部材106で構成される熱交換促進部材108が配置され、更にその下部にファンユニット109が配置されている。湯噴出口104から熱交換促進部材108上に噴出された温水の一部が蒸発して発生する水蒸気を、ファンユニット109によって空気吸入口から吸引された空気に供給し、スチーム吹出し口103から浴室内に噴出するようになっている。熱交換後の温水はドレンパン110に集められ、外部へ排水される(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−63103号公報(第5頁、第3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の技術によるサウナ装置においては、熱交換促進部材108上に噴出した温水の一部は水蒸気として空気に供給されるが、残りの温水はドレンパン110より外部へ排水される。このために温水の保有するエネルギーを有効に使うことが出来ず、効率的に加湿が行えていないという課題があった。また、温水の使用量、温水を所定の温度まで昇温するための加熱量が多くなり、ランニングコストが高くなるという課題があった。
【0006】
また、湯噴出口104から噴出された温水の一部が微細水滴としてスチーム吹出し口103から浴室内に吹き出される可能性が構造上避けられず、これが入浴者の体に触れて体感上好ましくないという課題があった。
【0007】
また、上記のような従来の技術によるサウナ装置においては、湯噴出口104から熱交換促進部材108上に温水を噴出する構成ため、装置停止時には熱交換促進部材108上、および噴出湯管104に多量の水滴が付着している。このように多量の水滴が付着した状態では、装置内および浴室内にカビや菌が繁殖しやすく衛生上好ましくないという課題があった。
【0008】
本発明はこのようなサウナ装置の課題を考慮してなされたものであり、効率的に加湿が行え、ランニングコストが低く、体感上も快適であり、装置を衛生的に維持できるようなサウナ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のサウナ装置は、空気を加熱加湿する加湿部と、加湿部へ空気を供給し加湿部通過後の加熱加湿空気を外部へ吹き出す送風機と、加湿部へ温水を循環供給する加湿温水回路と、加湿温水回路内部の温水を循環させる温水循環手段と、外部の熱源から供給される熱と加湿温水回路内部の温水との間で熱交換を行い加湿温水回路内部の温水を加熱する熱交換器と水または温水を貯水する貯水部を具備し、加湿部が水蒸気透過性を有する透湿膜より構成され、加湿部において、送風機により加湿部に供給された空気を透湿膜を挟んで透湿膜の一方側に流通させるとともに、加湿温水回路より加湿部に供給された温水を透湿膜の反対側に流通させることで、送風機により供給された空気に加湿温水回路より供給された温水から透湿膜を介して水蒸気を供給することと温水を循環利用することを特徴とするものである。
【0010】
本発明によれば、水または温水を貯水し、貯水された水または温水を循環利用することができるサウナ装置が得られる。
【0011】
また本発明によれば外部の熱源から供給される熱量と授受する側の流量を調整することができ、結果授受する熱量が調整され、安定した熱量の温水を加湿部に供給することによりサウナ装置吹出熱量を一定温度に保つことができる。
【0012】
また本発明によれば、サウナ装置は加湿温水回路内および貯水部内および温水循環手段内および加湿部内および熱交換器内に貯水する水または温水を装置外部に排出する排水開閉手段を備えたもので、排水開閉手段がサウナ装置運転停止の一定時間後、加湿温水回路内および貯水部内および加湿部および温水循環手段および熱交換器内部に貯水された水または温水が排水開閉手段が動作することにより装置外部に排出されるものであり、サウナ装置運転時には常に新しい水を貯水され、水中菌の少ない水または温水が加湿温水回路内を流動することとなり、菌のいない安全な温水を加湿部へ供給することができ、結果水中菌の飛散を低減した安全な加熱加湿空気を供給できるサウナ装置が得られる。
【0013】
また本発明によれば、加湿温水回路の温水循環手段と加湿部の間に、温水循環手段により流動する水または温水に含まれる不純物を回収する容易に着脱することができる水浄化手段を備えたものであり、水浄化手段を経て不純物が除去された水浄化手段を通過した水または温水が加湿部に流通させるものであり、加湿部内部の透湿膜の目詰まりを低減し寿命を長くすることができるサウナ装置が提供できる。
【0014】
また本発明のサウナ装置は、加湿温水回路または貯水部または加湿部または熱交換器に水または温水を供給する給水手段を備え、給水手段は液内部に含まれる不純物を回収する水浄化手段有し、一方水浄化手段は容易に着脱することができる水浄化着脱手段を備えたものであり、水浄化手段は常温の水道水に対応するものであり、したがって安価な水浄化手段が提供できる。
【0015】
また本発明によれば、貯水部は水または温水を給水する給水手段を有し、給水手段から送水される水または温水を貯水するものであり、一方貯水部は水または温水の貯水部内における貯水量を一定範囲に保有することができる一定量貯水手段を備えたものであり、貯水部内の温水温度を容易に一定温度に保つことができ、必要最小限の供給水で動作することができるサウナ装置を提供できる。
【0016】
また本発明によれば、貯水部は外部から水または温水を供給する給水口を備え、給水口は給水を停止する給水閉止手段を備え、一方貯水部は保有水量が一定量を超過したことを検知する溢水検知手段を備えることにより、給水手段の故障の検知および熱交換器の1次温水の漏洩の検知ができ、溢水検知手段が貯水部の保有水量が一定量を超過したと検知したときに、給水閉止手段により給水を停止し、加湿温水回路内および貯水部内および温水循環手段内および加湿部内および熱交換器内に貯水された水または温水の排水を開始する信号を送信する制御回路に連結されたことにより、給水手段の故障による水漏れまたは熱交換器の1次温水の漏洩による1次温水中のブラインが加湿部に供給される温水に混合しサウナ装置からブライン成分が噴霧される状況を停止することができるサウナ装置を提供できる。
【0017】
また、加湿温水回路、貯水部、温水循環手段、熱交換器のいずれかの流水路中に除菌手段を設けたことにより、菌のいない安全な温水を加湿部へ供給することができ、結果サウナ装置による水中菌の飛散を低減することができるサウナ装置が得られる。
【0018】
また、本発明のサウナ装置は吹出風路内に除菌手段を設けることにより、水中菌および空中浮遊菌を除去した加熱加湿空気をサウナ装置吹出口から吹出すこととなる。
【0019】
また本発明によれば、加湿温水回路内および貯水部内および温水循環手段内および加湿部および熱交換器内に貯水された水または温水を排水した後に、加湿部と貯水部と加湿温水回路と温水循環手段と加湿部に送風を行なう乾燥送風手段を備え、乾燥送風手段により湿分および水を除去でき、装置停止時に付着水滴中の菌の増殖を低減することができるサウナ装置が提供できる。
【0020】
また本発明によれば、貯水する水または温水を排水開閉手段を動作することにより排水した後に、加湿部と貯水部と加湿温水回路と温水循環手段に送風を行なう乾燥送風手段に空気を暖める乾燥用発熱源を具備したことにより、湿分および水除去および乾燥を促進するため装置運転停止後の乾燥送風手段の運転時間を短くできるサウナ装置が得られる。
【0021】
また本発明によれば、送風機の風路の一部と加湿温水回路の一部を連結する連結管を備えており、加湿温水回路内および貯水部内および温水循環手段内および加湿部内および熱交換器内に貯水する水または温水を排水開閉手段の動作により排水した後に、連結管より加湿温水回路と加湿部と温水循環手段と貯水部と熱交換器の内部に送風機より空気を送風することをできるため、装置運転停止後の乾燥送風運転とサウナ用加湿運転をする送風機が兼用できるサウナ装置が得られる。
【0022】
また本発明によれば、熱源と加熱加湿空間の空気を循環させる温風送風手段を備えた暖房手段と、加熱加湿空間の空気を屋外に送風する換気手段を備えた浴室乾燥機と、水または温水が循環する加湿温水循環回路と加湿部と貯水部1加湿部と熱交換器と送風機を備えたサウナ装置が電気的に連動しており、さらにサウナ装置の貯水部は一部開口した貯水開口部であり、加湿温水回路内および貯水部内および温水循環手段内および加湿部内および熱交換器内に貯水する水または温水を排水開閉弁が動作することにより排水した後に、浴室乾燥機の暖房手段と換気手段が作動し、暖房手段により送気された空気が貯水開口部より貯水部と加湿温水回路と加湿部と温水循環手段と熱交換器内部に送り込まれることにより水分を除去することができるサウナシステムを提供できる。
【0023】
また本発明によれば、加湿部は空気流入口と空気流出口と液部流入口と液部流出口を備えた密閉構造であり、前記空気流入口と空気流出口は空気流通路と連結する着脱自在な風路連結手段を備え、液部流入口と液部流出口は加湿温水回路と連結する着脱自在な液路連結手段を備え、さらに加湿部と温水循環手段と熱交換器と加湿温水回路と送風機を内部に備えた本体は、加湿部の大きさに対して十分な開口を有した開口部を備え、開口部より加湿部を取り外すことができるため、加湿部の交換が容易にできるサウナ装置を提供できる。
【0024】
また本発明によれば、加湿部は透湿膜を収めた透湿膜モジュールと、透湿膜モジュールとともに水または温水の流路と空気の流通路を構成しうる加湿部外郭と加湿部蓋を備えた密閉構造のものであり、さらに加湿部外郭より加湿部蓋を取り外すことにより透湿膜モジュールが取り出せる着脱可能手段を備えた構成としたものであり、加湿部の交換のときに透湿膜モジュールのみを交換すればよいサウナ装置が提供できる。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の発明は、加湿部通過後の加熱加湿空気を外部へ吹き出す送風機と、加湿部へ温水を循環供給する加湿温水回路と、加湿温水回路内部の温水を循環させる温水循環手段と、外部の熱源から供給される熱と加湿温水回路内部の温水との間で熱交換を行い加湿温水回路内部の温水を加熱する熱交換器と水または温水を貯水する貯水部を具備し、加湿部が水蒸気透過性を有する透湿膜により構成され、加湿部において、送風機により加湿部に供給された空気を透湿膜を挟んで透湿膜の一方側に流通させるとともに、加湿温水回路より加湿部に供給された温水を透湿膜の反対側に流通させることで、送風機により供給された空気に加湿温水回路より供給された温水から透湿膜を介して水蒸気を供給するものであり、水蒸気のみを空気に供給するという作用と温水を循環利用するという作用を有し、また外部の熱源から供給される熱は1次温水であり、1次温水から熱を授受して貯水部または加湿温水回路内に貯水された水または温水を加熱する熱交換器と、1次温水の流量および温水温度を調整する1次供給温度流量調整手段と、熱交換器に流水する温水循環手段が流量を調整する2次流量調整手段を備えたものであり、1次供給温度流量調整手段と2次流量調整手段により貯水部内が貯水する温水を一定温度に保つことという作用を有する。
【0026】
また加湿温水回路内および貯水部内および温水循環手段内および加湿部内および熱交換器内に貯水する水または温水を装置外部に排出する排水開閉手段を備えたものであり、サウナ装置運転時には常に新しい水が貯水され、水中菌の少ない水または温水が加湿温水回路内を流動することとなり、菌のいない安全な温水を加湿部へ供給することができるという作用を有する。
【0027】
また排水開閉手段がサウナ装置運転停止つまりは温水循環手段および送風機の動作停止一定時間後、加湿温水回路内および貯水部内および加湿部および温水循環手段および熱交換器内部に貯水された水または温水を排水開閉手段が動作することにより装置外部に排出する排水モードを備えることにより、自動的にサウナ装置の運転停止後排水され、再びサウナ装置運転時には常に新しい水が貯水され、水中菌の少ない水または温水が加湿温水回路内を流動することとなり、菌のいない安全な温水を加湿部へ供給することができ、結果水中菌の飛散を低減した加熱加湿空気を供給できるという作用を有する。
【0028】
また加湿温水回路の温水循環手段と加湿部の間に、温水循環手段により流動する水または温水に含まれる不純物を回収する水浄化手段を備え、不純物が除去された水浄化手段を通過した水または温水が加湿部に流通する構成としたものであり、一方水浄化手段は容易に着脱することができる水浄化着脱手段を備えたものであり、水浄化手段を経て不純物が除去された水浄化手段を通過した水または温水が加湿部に流通させるものであり、加湿部内部の透湿膜の目詰まりを低減し寿命を長くするという作用を有する。
【0029】
また加湿温水回路または貯水部または加湿部または熱交換器に水または温水を供給する給水手段を備え、給水手段は液内部に含まれる不純物を回収する水浄化手段有し、一方水浄化手段は容易に着脱することができる水浄化着脱手段を備えたものであり、水浄化手段は常温の水道水に対応するものであり、したがって高温の温水対応の水浄化手段とする必要がないという作用を有する。
【0030】
また、貯水部は水または温水を給水する給水手段を有し、給水手段から送水される水または温水を貯水するものであり、一方貯水部は水または温水の貯水部内における貯水量を一定範囲に保有することができる一定量貯水手段を備えたものであり、貯水部内の温水温度を容易に一定温度に保つことができ、必要最小限の供給水で動作するという作用を有する。
【0031】
また、貯水部は外部から水または温水を供給する給水口を備え、給水口は給水を停止する給水閉止手段を備え、一方貯水部は保有水量が一定量を超過したことを検知する溢水検知手段を備えたものであり、溢水検知手段が貯水部の保有水量が一定量を超過したと検知したときに、給水閉止手段により給水を停止し、加湿温水回路内および貯水部内および温水循環手段内および加湿部内および熱交換器内に貯水された水または温水の排水を開始する信号を送信する制御回路に連結されたことにより、給水手段の不動作および熱交換器の1次温水の漏洩による水漏れまたは1次温水中のブラインが加湿部に供給される温水に混合しサウナ装置からブライン成分が噴霧される状況を停止することができるという作用を有する。
【0032】
また加湿温水回路内または貯水部内または温水循環手段内または熱交換器内に、加湿温水回路内の水または温水内に発生する菌を取り除く作用を有する除菌手段を設けたものであり、菌のいない安全な温水を加湿部へ供給することができ、結果サウナ装置による水中菌の飛散を低減するという作用を有する。
【0033】
また送風機より加湿部を経て加湿加熱空気を送風機により装置外部に吹出す吹出口と吹出口と送風機を連結する吹出風路内に、加湿加熱空気内の菌を除去する除菌手段を設けたものであり、水中菌および空中浮遊菌を除去した加熱加湿空気をサウナ装置吹出口から吹出すという作用を有する。
【0034】
また、加湿温水回路内および貯水部内および温水循環手段内および加湿部および熱交換器内に貯水された水または温水を排水した後に、加湿部と貯水部と加湿温水回路と温水循環手段と加湿部に送風を行なう乾燥送風手段を備えたものであり、乾燥送風手段により送風による湿分および水の誘導および乾燥により湿分および水を除去し装置停止時に付着水滴中の菌の増殖を低減するという作用を有する。
【0035】
また、加湿温水回路内および貯水部内および温水循環手段内および加湿部内および熱交換器内に貯水する水または温水を排水開閉手段が動作することにより排水した後に、加湿部と貯水部と加湿温水回路と温水循環手段に送風を行なう乾燥送風手段を備え、乾燥送風手段は空気を暖める乾燥用発熱源を備えたものであり、加湿温水回路内および貯水部内および温水循環手段内および加湿部内および熱交換器内の湿分および水除去および乾燥を促進するため、装置運転停止後の乾燥送風手段の運転時間を短くできるという作用を有する。
【0036】
また、送風機の風路の一部と加湿温水回路の一部を連結する連結管を備えたものであり、加湿温水回路内および貯水部内および温水循環手段内および加湿部内および熱交換器内に貯水する水または温水を排水開閉手段の動作により排水した後に、連結管より加湿温水回路と加湿部と温水循環手段と貯水部と熱交換器の内部に送風機より空気を送風することにより装置運転停止後の乾燥送風運転をする送風機が兼用できるという作用を有する。
【0037】
また、熱源と加熱加湿空間の空気を循環させる温風送風手段を備えた暖房手段と、加熱加湿空間の空気を屋外に送風する換気手段を備えた浴室乾燥機と、浴室乾燥機と電気的に連動されたサウナ装置であり、サウナ装置の加湿運転停止後浴室乾燥機の暖房手段と換気手段が作動し、加熱加湿空間を乾燥するという作用を有する。
【0038】
また、水または温水が循環する加湿温水循環回路と加湿部と貯水部と加湿部と熱交換器を備え、貯水部は一部開口した貯水開口部を備えたものであり、加湿温水回路内および貯水部内および温水循環手段内および加湿部内および熱交換器内に貯水する水または温水を排水開閉弁が動作することにより排水した後に、電気的に連動した浴室乾燥機の暖房手段と換気手段が作動し、暖房手段により送気された空気が貯水開口部より貯水部と加湿温水回路と加湿部と温水循環手段と熱交換器内部に送り込まれることにより水分を除去するという作用を有する。
【0039】
また、加湿部は空気流入口と空気流出口と液部流入口と液部流出口を備えた密閉構造であり、一方空気流入口と空気流出口は空気流通路と連結する着脱自在な風路連結手段を備6、液部流入口と液部流出口は加湿温水回路と連結する着脱自在な液路連結手段を備え、さらに加湿部と温水循環手段と熱交換器と加湿温水回路と送風機を内部に備えた本体は、加湿部の大きさに対して十分な開口を有した開口部を備えたものであり、開口部より加湿部を取り外すことができるため、加湿部の交換が容易にできるという作用を有する。
【0040】
また、加湿部は透湿膜を収めた透湿膜モジュールと、透湿膜モジュールともに水または温水の流路と空気の流通路を構成しうる加湿部外郭と加湿部蓋を備えた密閉構造のものであり、さらに加湿部外郭より加湿部蓋を取り外すことにより透湿膜モジュールが取り出せる着脱可能手段を備えた構成としたものであり、加湿部の交換のときに透湿膜モジュールのみを交換できるという作用を有する。
【0041】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0042】
【実施例】
(実施例1)
図1および図2、図3に示すように、空気を加熱加湿する加湿部1には、温水を循環供給する加湿温水回路3が接続されるとともに、送風機2によって加熱加湿空間である浴室やシャワー室等の空気が供給されている。加湿温水回路3は、貯水部6と、温水循環手段としてのポンプ5と、熱交換器4と加湿部1に連結され、貯水部6に蓄えられた水または温水が温水循環手段5により、熱交換器4を介して水中に混入する不純物を除去する水浄化手段11を通じて加湿部1を通過し再び貯水部6に戻る回路により構成されている。貯水部6には、給水手段として給水管7が水道管に接続されるとともに、貯水部6内の水位を検出する一定量貯水手段として水位センサー8が設けられている。一定量検知手段8の一定量とは、あまり容量を多くすると水量および熱量が無駄となり、一方少なすぎると給水される頻度が高くなり供給水が冷水の場合そのたびに貯水部6内水温が低下し、サウナ装置の性能が一時低下することとなるため、加湿量が4L/時間とした場合3〜4L程度がよい。なお実施例の給水手段はヘッド圧を有する水道管としたがヘッド圧を有する給湯器9としてもよく、またヘッド圧がない水または温水を給水する場合はポンプを備えたものとしてもよい。
【0043】
給水管7には給水閉止弁12が設けられておりさらに水浄化手段11が備えられている。給水手段としての給水管7から供給される水は給水閉止弁の12が開いていているときに水浄化手段11により水中に混入する不純物が除去され貯水部6に給水されることとなる。給水される水は貯水部6および加湿温水回路3に貯水され、ある一定貯水量になると一定量貯水手段である水位センサー8が検知し、給水閉止弁12を閉にするように信号を送ることにより給水閉止弁12が閉となり貯水部6への給水は停止する。貯水部6における貯水量が低下すると水位センサー8が検知し給水閉止弁12を開にするように信号を送ることにより給水閉止弁12が開となり再び給水が開始される。なお水位センサー8と給水閉止弁12が一体となり構成されているボールタップを用いても同様の効果が得られる。
【0044】
熱交換器4には、外部の熱源としての給湯器9の暖房循環配管系である1次温水回路10が接続されている。1次温水回路10には、熱源である給湯器9で加熱された温水が循環している。熱源である給湯器9から供給された温水は流量を一定とする手段と温度検知により温水温度を一定にする手段を備えた1次供給温度流量調整手段13を介し熱交換器4に常に80℃程度の一定温度と2L/分程度の流量の温水を供給する。つまり熱交換器4には常時同じ熱量が1次温水10より提供される構成となっている。熱交換器4を通過した温水は1次温水回路10により給湯器9に戻され再び熱を帯び熱交換器4に循環供給する。本発明では1次供給温度流量調整手段を給湯器9の外部に備えたものとしているが、給湯器9がその機能を代用しても良く、動作・作用に何ら変わりはない。
【0045】
一方、加湿温水回路3は2次流量調節手段14を備えており、2次流量調整手段14は定流量弁であり常に温水循環手段であるポンプ5から吐出された水の流量を一定に保つものである。このため加湿温水回路3には常に一定の量の水または温水が流れ、熱交換器4にも常に一定の流量の水つまり加湿温水回路循環水が流れることとなる。1次供給温度流量調整手段13により常に外部の熱源である給湯器9からは一定の熱量を熱交換器4は授受しているため、熱交換器4を通過した加湿温水回路循環水は一定の熱量を持って加湿部1に供給されこととなり、加湿部1からは常に一定の熱量を持った加熱加湿空気が吹出されることとなる。なお、本実施例では2次流量調整手段14を設けたが、温水循環手段であるポンプ5が電源周波数が異なる地域で同吐出量または性能が異なることが許容され、加湿温水回路3内の圧力損失とポンプ5の性能がチューニングされている場合は省略してもかまわない。
【0046】
貯水部6の下部には貯水した水を排水する排水開閉手段15が設けられている。排水開閉手段15は排水管と排水開閉弁から構成され、排水管は貯水部6に貯水された水または温水を排水するのに十分な勾配を持ち、排水開閉弁が開くと貯水部6に貯水された水または温水が排水される。排水開閉手段15は制御回路16と電気的に接続され、制御回路16が排水開閉手段15に排水弁の開閉の信号を送信する。排水開閉弁は通常装置の停止状態は開いており、つまり排水モードで待機する。サウナ運転開始つまり温水循環手段および送風機の動作開始時に制御回路16より信号が送られ排水弁は閉じた状態となり排水開閉手段は給水モードとなる。一方、サウナ運転停止つまり温水循環手段および送風機の動作停止一定時間後に制御回路16より信号が送られ自動的に排水弁は開いた状態となり排水開閉手段は排水モードとなる。前記一定時間後とは水中の塩素が水中菌の増殖を抑制する時間内であり、水温にもよるが一般的には常温で24時間以内であれば水道水内部の残留塩素により菌の繁殖が抑制されるため最長でも24時間以内であり、一方、貯水部6に貯水されている温水は60〜70℃と高温のため排水開閉手段15に現地で施工される排水管が耐熱性のものでないと排水管の亀裂等不具合が起こるため、貯水部6に貯水された温水が50℃以下程度となる3〜10分程度の一定時間温水を放置した後流す必要があり、つまり一定時間とは排水の水温が低下するまでの時間から給水後24時間以内を示す。なお加湿温水回路3に除菌手段27を設けている場合にはサウナ運転停止後24時間以内でもよい。
【0047】
また貯水部6上部には水位センサーである溢水検知手段17を備えている。貯水部6給水する給水手段7の故障、一定量貯水手段8の故障により給水が止まらない場合、または熱交換器4内部で1次温水10が漏洩し加湿循環回路3内に侵入した場合に貯水部6の保有水量が一定量を超過し、溢水検知手段17により異常を検知し、電気的に接続された制御回路16に信号を送り、制御回路16から給水閉止手段12と排水開閉手段15と温水循環手段5と送風機2に信号を送り、給水閉止手段12は給水動作を停止する動作を行い、排水開閉手段15は排水モードである排水弁を開く動作を行い、一方、温水循環手段5と送風機2は停止する。
【0048】
図2は、本発明の実施の形態1に係るサウナ装置における加湿部1の構成を模式化した説明図である。図2に示すように、加湿部1は水蒸気透過性を有する透湿膜18を挟んで、膜の一方側に温水を流通させる温水経路19、反対側に空気を流通させる空気流路20が形成された構成となっている。
【0049】
以上のような構成を有する、本実施の形態のサウナ装置の基本的な動作は次のようなものである。
【0050】
加湿部1に加湿温水回路3内部の温水がポンプ5によって循環され、熱交換器4において1次温水回路10内部の温水との間で熱交換されて所定の温度まで加熱される。この時の温度は、1次温水回路10内の温水温度が80℃程度の時に70℃程度である。こうして加熱された加湿温水回路3内部の温水は加湿部1に供給され、温水経路19を通過する。この時、水蒸気透過性を有する透湿膜を水蒸気だけが透過して透湿膜を挟んだ反対側、すなわち空気経路20側に拡散する。残りの温水は、加湿部1を通過しそのまま加湿温水回路3を循環する。一方、吸込み空気は、送風機2によって加湿部1に供給され、空気経路20を通過する。この時、温水経路19側から透過してきた水蒸気によって空気は加湿されるとともに、温水との熱交換によって加熱される。そして、この加熱加湿された空気が加熱加湿空間とする浴室やシャワー室に吹き出される。こうして浴室やシャワー室内の空気は加熱加湿され、サウナ浴に適した室内の温湿度条件、すなわち温度が40〜50℃程度、相対湿度が70%以上程度に保持される。
【0051】
本実施例のサウナ装置では、加湿部1において加湿温水回路3を循環する温水から水蒸気のみが透湿膜18を介して空気に供給され、残りの温水は再び加湿温水回路3を循環し、熱交換器4で加熱後再び加湿器1に供給される。このため、残りの温水が保有するエネルギーを有効に再利用でき、効率的な加湿が可能である。その結果、温水の使用量や温水を所定の温度まで昇温するための加熱量が少なくなり、ランニングコストを抑えることが可能となる。
【0052】
また空気中に温水を噴出するのではなく、透湿膜18を透過した水蒸気のみを空気に供給する構成である。この為、微細水滴が浴室内に吹き出されて入浴者の体に触れることはなく、体感上も快適なものとなる。
【0053】
図3は水浄化手段11の拡大図である。水浄化手段11は給水手段である給水管7と連結されたものおよび加湿温水回路3に備えられた熱交換器4と加湿部1の間に設けられたものであり、水浄化ケース22と水浄化蓋23とフィルター24によって構成されている。水浄化ケース22は一方向に開放部を有した筒形状のものであり、一方水浄化蓋23は円盤と円盤の径より小さい径を有したリングにより構成されるもので、ねじ部26をそれぞれ備え、水浄化ケース22のねじ部26aと水浄化蓋23のねじ部26bは締結できる水浄化脱着手段21である。また水浄化蓋21は水浄化手段11内部を流通する水が外部に漏れないように密閉するパッキン25を備えている。一方、筒形状の水浄化ケース22の内部には水分中に含まれる塵埃を除去するフィルター24を備えている。給水管7を通じて給水される水は水浄化手段11内部のフィルター24を通じて水分中に含まれる塵埃を除去したものとして排出される。同様に貯水部6に貯えられた水または温水は温水循環手段5により加湿温水回路3内部を循環するが、熱交換器4と加湿部1の間に備えられた水浄化手段11により水分中に含まれる塵埃を除去したものとして加湿部1に送水されることとなり、加湿部1内部への塵埃等の付着がなくなり、結果加湿部1の寿命が長くなることとなる。
【0054】
(実施例2)
つぎに発明の第2実施例について図4,5を参照しながら説明する。なお、実施例1と同一部分については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図4および図5は水流通路および空気流通路に除菌手段27を備えたサウナ装置を示す。
【0055】
図4において給水管7から水浄化手段11を介して給水された水は貯水部6に貯水される。貯水部6は内部に除菌手段として紫外線殺菌ランプ27を備えており、紫外線殺菌ランプ27が貯水部6の内部を照射することにより、貯水部6内部に貯水された水または温水内部に混在する細菌または真菌を死滅させ、水中菌の繁殖を抑制する。貯水部6に貯水された水または温水は温水循環手段5により加湿温水回路3を通じて加湿部1に送水されるため、加湿部1には菌の発生が抑制された温水が送水されることとなる。これより加湿部1内部の透湿膜18を介して温水経路19から空気流路20へ移行する水蒸気は菌を保有しないものとなる。なお本実施例では紫外線殺菌ランプを用いたが除菌効果のある高性能フィルターでもよい。
【0056】
図5において送風機2に吸込まれた加熱加湿空間の加熱加湿空気28は加湿部1で温水から蒸気を得て吹出風路29を経て吹出口30から加熱加湿空間に吹出される。吹出風路29内には除菌手段として紫外線殺菌ランプ27が備えられており、吹出風路29内部を照射している。加湿部1を通過した細菌または真菌を含んだ加湿加熱空気28は、吹出風路29内で紫外線殺菌ランプ27に照射されることにより加熱加湿空気に混在する細菌または真菌を死滅させ吹出口30に到達する。これより菌を含まない清潔な加熱加湿空気28が提供されることとなる。なお本実施例では紫外線殺菌ランプを用いたが除菌効果のある高性能フィルターでもよい。
【0057】
(実施例3)
つぎに発明の第3実施例について図6を参照しながら説明する。なお、実施例1と同一部分については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0058】
図6に示すように貯水部6の下部には貯水した水を排水する排水開閉手段15が設けられており、送風機2は乾燥送風手段31であり、乾燥送風手段31は風路の経路を切り換える循環乾燥切換手段34に連通され、ひとつは加湿部1と吹出風路29と吹出口30をおのおの連結した構成の風路であり、他方は乾燥用発熱源32である熱交換器4を経て貯水部6へ連結する連結管33により構成されたものである。
【0059】
上記構成において、排水開閉手段15の排水開閉弁が開くと自然落下により貯水部6に貯水された水または温水が排水開閉手段15の排水管を通じて装置外部に排出される。一方、加湿温水循環回路3と加湿部1と温水循環回路5と熱交換器4の内部には、内部トラップ等で抜けきらなかった水および湿分および水が存在したままの状態となる。さらに貯水部6の勾配不足・サウナ装置設置における傾き等により貯水部6内にも水または湿分および水が残存することとなる。この残存した水または湿分および水は格好の細菌および真菌の繁殖場所となり機器の性能および安全性に多大な影響を及ぼす。このため残存水を残さないことが要求される。
【0060】
排水手段15により貯水部6内部の水または温水が排水された後、循環乾燥切換手段34は連結管33に乾燥送風手段31である送風機2の送風空気が誘導される方向に切換わり、送風機2に吸込まれた空気は循環乾燥切換手段34を介して乾燥用発熱源32を備えた連通管33を通じて貯水部6へ送り込まれることとなる。乾燥用発熱源32である熱交換器4は加湿部1に温水を供給する加湿温水回路3と、熱源である給湯器9に接続された1次温水管10に接続された構成である。連通管33を移動する空気は給湯器9より生成され1次温水管10を流通する温水より乾燥用発熱源32である熱交換器4で熱を奪い加熱され、貯水部6に送風されることとなる。貯水部6に送り込まれた加熱空気は加湿温水回路3を通じて温水循環手段5と熱交換器4と加湿部1および加湿温水回路3自体の内部を流通することにより内部に残存する水または水滴を押し出し貯水部6に導くことになる。一方、サウナ停止時は排水開閉手段15の排水開閉弁は開いた状態とし、貯水部6は排水開閉手段15の排水管に連通している状態であり、貯水部に保有する乾燥手段としての乾燥送風手段31により貯水部6に回収された温水循環手段5と熱交換器4と加湿部1および加湿温水回路3の内部に残存していた水または湿分および水は排水開閉手段15を通じて装置外部に排出されることとなる。さらに温水循環手段5と熱交換器4と加湿部1および加湿温水回路3の内部に残存する湿分および水は乾燥用発熱源32により生成された温風により蒸発し、空気流に乗り貯水部6に回収されることとなる。このためサウナ装置運転停止後の温水循環手段5と熱交換器4と加湿部1および加湿温水回路3の内部には細菌および真菌の発生源となる水または湿分および水が残存しないこととなる。
【0061】
なお、温水循環手段5と熱交換器4と加湿部1および加湿温水回路3と貯水部6の内面つまりは水または温水の流通面は破水性のものを使用すると表面に水滴が付着しづらく、水または水滴が乾燥しやすくなる。
【0062】
(実施例4)
つぎに発明の第4実施例について図7を参照しながら説明する。なお、実施例1と同一部分については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0063】
図7に示すように浴室40の天上裏に、暖房用熱交換器41と温風送風手段36で構成する暖房手段37と、浴室40の空気を屋外42に排出する換気手段38を備えた浴室乾燥機35が備えられ、一方、加湿部1と送風機2と加湿温水回路3と熱交換器4と温水循環手段5と貯水部6を備えたサウナ装置本体42が備えられている。さらに浴室乾燥機35とサウナ装置42は電気的に接続されている。
【0064】
浴室乾燥機35は浴室40に接する部分に第一の開口部(図示せず)を持ち、一方、浴室40天井にも第二の開口部(図示せず)を備えており、前記二つの開口部により浴室40内と浴室乾燥機35内は連通している。暖房手段37は温風送風手段36である温風用ファン43が動作することにより浴室内から空気を吸込み、給湯器9と1次温水配管10により接続され1次温水配管10により温水が供給される暖房用熱交換器41を通過させ浴室40に温風を吹出すものである。一方、換気手段38は換気ファン44が動作することにより浴室40から吸込んだ空気を浴室乾燥機35から屋外へ連結する換気送風路45を通過し屋外に排出する。
【0065】
サウナ運転停止後、サウナ装置本体42に電気的に接続された浴室乾燥機35から信号が送信されることにより浴室乾燥機35の暖房手段37と換気手段38が運転される。暖房手段37は温風送風手段36により暖房用熱交換器41を通過した温風を浴室40内に送風する。一方、換気手段38は換気ファン44により浴室40内の多湿な空気を屋外に排気する。暖房手段37と換気手段38をサウナ運転停止後に作動することで、高温多湿となった浴室40内を蒸発・乾燥し浴室40内を急速に乾燥することができる。
【0066】
サウナ装置本体42運転停止後、つまり温水循環手段5および送風機2停止後に排水開閉手段15が動作し、排水開閉手段15内の排水弁が開き貯水部6に連結する排水開閉手段15の排水管より貯水部6に蓄えられた水または温水が排出される。排水開閉手段15の排水弁が開くことにより加湿温水回路3と温水循環手段5と熱交換器4と加湿部1と貯水部6内に貯水された水または温水が排出されることとなる。このため加湿部1には温水が供給されない状態となる。一方、送風機1は再び運転を開始する。このとき浴室40内の空気を吸込み加湿部1を通じて吹出風路29より浴室40に送風するが、加湿部1内部には温水が供給されないため送風機1により流通する空気は加湿されずに吹出すこととなり、また浴室乾燥機35の暖房手段37により浴室40内は高温低湿の状態であり、前記高温低湿の空気を吸込み送風することは加湿部1および送風機2および吹出風路29を含む風路内部に存在する湿分および水を蒸発、乾燥させることとなる。このため加湿部1および送風機2および吹出風路29を含む風路内部には湿分および水が存在しないこととなり、停止時の細菌および真菌の繁殖を抑制することができる。
【0067】
また、浴室乾燥機35の暖房手段37により送風される温風の一部が、サウナ装置本体42内部に送風され、貯水部6に設けられた開口部である貯水開口部39より貯水部6内部に侵入する。貯水部6内部に侵入した温風は加湿温水回路3を通じ、温水循環手段5と熱交換器4と加湿部1を経て貯水部6に戻ることとなり、送風された高温低湿の空気により加湿温水回路3と温水循環手段5と熱交換器4と加湿部1と貯水部6の内部は蒸発・乾燥され、湿分および水が除去されることとなり、停止時における菌の繁殖を抑制することができる。なお本実施例では浴室乾燥機35の暖房手段37の送風空気が浴室40を通じてサウナ装置本体42の貯水開口部39に送風されるとしたが、サウナ装置本体42が備えた送風機2からの空気貯水開口部39に導く風路を設けることによりさらにを短時間で貯水部6および加湿温水回路3および温水循環手段5および加湿部1内部および熱交換器4内部が乾燥することは言うまでもない。
【0068】
(実施例5)
つぎに発明の第5実施例について図8,9,10、11を参照しながら説明する。なお、実施例1、2と同一部分については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0069】
加湿部1は、空気流入口46と空気流出口47と液部流入口48と液部流出口49を備え内部に透湿膜モジュール50を収納している構造である。透湿膜モジュール50は内径が1mmから3mmの筒形状の水蒸気透過性を有する中空糸膜を複数個束ねた集束帯を、略筒形状の外装体内に充填した構成である。液部流入口48と液部流出口49は略筒形状の外装体の曲面部を構成する外周に設けられ、液部流入口48から流入した水または温水は透湿膜モジュール50に備えた複数の筒形状の中空糸膜外部を空気の流れとは逆方向に進行し液部流出口49から排出される。一方、空気流入口46と空気流出口47は略筒形状の外装体の対となる底面にそれぞれ設けられ、空気流入口46から加湿部1に侵入した空気は透湿膜モジュール50に備えた複数の筒形状の中空糸膜内部を通過し、このとき外部の温水から水蒸気が供給され空気流出口47から加湿空気が排出される。なお本実施例では空気流を集束帯の内部を通し温水を集束対の外部を流れる構造としたが、空気流を集束帯の外部を通し温水を集束対の内部としてもよくその作用効果に変りはない。
【0070】
加湿部1の加湿部1へ空気が流入する空気流入口46と加湿部1から加湿空気が吹き出される空気流出口47は本体内部の風路を形成する空気流通路51に風路連結手段52により連通されている。風路連結手段52はねじを締めるとリング径が小さくなりねじを緩めるとリング径が大きくなるホースバンドであり、ねじを締めることにより風路連結手段51は固定され空気流入口46および空気流出口47と空気流通路51は連結し、一方ねじを緩めると風路連結手段52は緩み空気流入口46および空気流出口47から空気流通路51と風路連結手段52が取り外せることとなる。風路連結手段52はばね式およびはめ込み固定式のホースバンドでもよくその作用効果に差異は生じない。
【0071】
加湿部1の加湿部1へ温水が流入する液部流入口48と加湿部1から温水が流出する液部流出口49は加湿温水回路3に液路連結手段53により連通されている。液路連結手段53はねじを締めるとリング径が小さくなりねじを緩めるとリング径が大きくなるホースバンドであり、ねじを締めることにより液路連結手段53は固定され液部流入口48および液部流出口49と加湿温水回路3は連結し、一方ねじを緩めると液路連結手段53は緩み液部流入口48および液部流出口49から加湿温水回路3と液路連結手段53が取り外せることとなる。液路連結手段53はばね式およびはめ込み固定式のホースバンドでもよくその作用効果に差異は生じない。
【0072】
サウナ装置本体42は送風機1の吹出し方向に加湿部1の空気流入口46が配置され、加湿部1の空気流出口47は空気流通路51に連通されており、空気流通路51は両端面が開放されたダクトであり、空気流通路51の空気流出口47と連通しない開放面が吹出口30となる構成である。一方、サウナ装置42本体外郭には加湿部1が取出すことができる十分な大きさを備えた開口部54を有している。風路連結手段52と液部連結手段53をおのおの取り外し、空気流入口46と空気流出口47を空気流通路51から、液部流入口48と液部流出口49を加湿温水回路3から取り外し、開口部54を通して加湿部1をサウナ装置本体42から取り外すことができる。
【0073】
加湿部1は略筒形状の外装体である加湿部外郭55と加湿部蓋56と透湿膜モジュール50により構成されている。透湿膜モジュール50の集束体である筒形状の中空糸膜の内部が空気の流路である透湿膜モジュール空気流路60を形成し、一方、透湿膜モジュール50と加湿部外郭55の隙間および中空糸膜同士の隙間により透湿膜モジュール液部流路61が形成されている。加湿部外郭55の略円筒形の底面の片側は透湿膜モジュール50の径より大きい径を有した形状で開放され、もう一つの対面は透湿膜モジュール50の径より小さい径を有するリング状の押さえ板59が取りつけられており、開放面より透湿膜モジュール50を挿入できる構造となっている。加湿部外郭55の開放面の径より大きな径を有した円盤と加湿部外郭55の開放面より小さな外径を有したリング形状の部分を有した加湿部蓋56はリング形状の部分に脱着可能手段57aを備えさらにリング形状の部分で円盤形状に近い部分にリング形状を有した透湿膜モジュール用パッキン58を備えたものであり、一方加湿部外郭55の開放面には脱着可能手段57bが備えられ、加湿部蓋56を加湿部外郭55に締め込むことにより脱着可能手段57aと脱着可能手段57bは勘合し、また透湿膜モジュール用パッキン58は加湿部蓋56と加湿部外郭55に圧迫され密閉することとなる。加湿部外郭55の開放面より透湿膜モジュール50を挿入すると、挿入面が押さえ板59に当たり加湿部1内における透湿膜モジュール50の位置が決まる。一方加湿部外郭55の開放面より加湿部蓋56を締め込むことにより、加湿部蓋56のリング状の先端が透湿膜モジュール50に当たり透湿膜モジュール50を固定することとなる。加湿部蓋56により透湿膜モジュール50は押さえ板59と加湿部蓋56に押さえ付けられるため供給された温水が空気流通路51に漏洩することはなくなる。上記構成により加湿部蓋56を取り外すことにより透湿膜モジュール50が容易に取り外せ、一方、透湿膜モジュール50は略円筒径の形状であるため成形が容易となり安価な効果用透湿膜モジュール50が提供できることとなる。
【0074】
【発明の効果】
以上のように、本発明によると、水蒸気透過性を有する透湿膜を用いて水蒸気のみを空気に供給することで加湿を行うため、エネルギーの無駄ががなく、効率的に加湿が行えるサウナ装置を提供することができる。また、その結果温水の使用量や温水を所定の温度まで昇温するための加熱量が少なく、低ランニングコストで使用できるサウナ装置を提供することができる。また、微細水滴が浴室に吹き出すことないため入浴者に不快感を与えることがなく、体感上も快適なサウナ装置を提供することができる。また、機器の故障による水漏れ等の状況を未然に防ぐことができる。また、装置停止時に加湿部および浴室内を乾燥させることで、加湿部および浴室内へのカビや菌の繁殖を抑え、浴室と装置を衛生的に維持できるサウナ装置を提供することができる。また交換が必要とされる部品が脱着可能であるため容易にメンテナンスができるサウナ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるサウナ装置を示す構成図
【図2】同サウナ装置における加湿部の構成を模式化した説明図
【図3】同サウナ装置における水浄化部の拡大構造図
【図4】本発明の実施例2の形態におけるサウナ装置を示す第1の構成図
【図5】本発明の実施例2の形態におけるサウナ装置を示す第2の構成図
【図6】本発明の実施例3の形態におけるサウナ装置を示す構成図
【図7】本発明の実施例4の形態におけるサウナ装置を示すシステム構成図
【図8】本発明の実施例5の形態における加湿部を示す第1の断面図
【図9】本発明の実施例5の形態におけるサウナ装置を示す構造図
【図10】本発明の実施例5の形態における加湿部を示す第2の断面図
【図11】本発明の実施例5の形態における加湿部の一部拡大構造図
【図12】従来の技術によるサウナ装置の内部構造の概略を示す要部断面図
【符号の説明】
1 加湿部
2 送風機
3 加湿温水回路
4 熱交換器
5 温水循環手段
6 貯水部
7 給水手段
8 一定量貯水手段
9 熱源
10 1次温水
11 水浄化手段
12 給水閉止手段
13 1次供給温度流量調整手段
14 2次流量調整手段
15 排水開閉手段
16 制御回路
17 溢水検知手段
18 透湿膜
21 水浄化脱着手暖
27 除菌手段
31 乾燥送風手段
32 乾燥用発熱源
33 連結管
35 浴室乾燥機
36 温風送風手段
37 暖房手段
38 換気手段
39 貯水開口部
40 加熱加湿空間
42 (サウナ装置)本体
46 空気流入口
47 空気流出口
48 液部流入口
49 液部流出口
50 透湿膜モジュール
51 空気流通路
52 風路連結手段
53 液路連結手段
54 開口部
55 加湿部外郭
56 加湿部蓋
57 脱着可能手段
60 透湿膜空気流通路
61 透湿膜液部流通路

Claims (18)

  1. 空気を加熱加湿する加湿部と、前記加湿部へ空気を供給し前記加湿部通過後の加熱加湿空気を外部へ吹き出す送風機と、前記加湿部へ温水を循環供給する加湿温水回路と、前記加湿温水回路内部の温水を循環させる温水循環手段と、外部の熱源から供給される熱と前記加湿温水回路内部の温水との間で熱交換を行い前記加湿温水回路内部の温水を加熱する熱交換器と水または温水を貯水する貯水部を具備し、前記加湿部が水蒸気透過性を有する透湿膜により構成され、前記加湿部において、前記送風機により前記加湿部に供給された空気を前記透湿膜を挟んで前記透湿膜の一方側に流通させるとともに、前記加湿温水回路より前記加湿部に供給された温水を前記透湿膜の他方側に流通させることで、前記送風機により供給された空気に前記加湿温水回路より供給された温水から前記透湿膜を介して水蒸気を供給することを特徴とするサウナ装置。
  2. 外部の熱源から供給される熱としての1次温水から熱を授受して貯水部または加湿温水回路内に貯水された水または温水を加熱する熱交換器と、前記1次温水の流量および温水温度を調整する1次供給温度流量調整手段と、前記熱交換器に流水する温水循環手段が流量を調整する2次流量調整手段を備え、前記1次供給温度流量調整手段と2次流量調整手段により前記貯水部内が貯水する温水を一定温度に保つことができることを特徴とする請求項1記載のサウナ装置。
  3. 加湿温水回路内および貯水部内および温水循環手段内および加湿部内および熱交換器内に貯水する水または温水を、装置外部に排出する排水開閉手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のサウナ装置。
  4. 排水開閉手段がサウナ装置運転停止一定時間後、加湿温水回路内および貯水部内および加湿部および温水循環手段および熱交換器内部に貯水された水または温水を排水開閉手段が動作することにより装置外部に排出する排水モードになることを特徴とした請求項3記載のサウナ装置。
  5. 加湿温水回路の温水循環手段と加湿部の間に、温水循環手段により流動する水または温水に含まれる不純物を回収する水浄化手段を備え、不純物が除去された前記水浄化手段を通過した水または温水が前記加湿部に流通する構成としたもので、一方前記水浄化手段は容易に着脱することができる水浄化着脱手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のサウナ装置。
  6. 加湿温水回路または貯水部または加湿部または熱交換器に水または温水を供給する給水手段を備え、前記給水手段は水または温水内部に含まれる不純物を回収する水浄化手段有し、一方前記水浄化手段は容易に着脱することができる水浄化着脱手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のサウナ装置。
  7. 貯水部は水または温水を給水する給水手段を有し、前記給水手段から送水される水または温水を貯水するものであり、一方前記貯水部は水または温水の前記貯水部内における貯水量を一定範囲に保有することができる一定量貯水手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のサウナ装置。
  8. 貯水部は外部から水または温水を供給する給水口を備え、前記給水口は給水を停止する給水閉止手段を備え、一方前記貯水部は保有水量が一定量を超過したことを検知する溢水検知手段を備え、前記溢水検知手段が前記貯水部の保有水量が一定量を超過したと検知したときに、前記給水閉止手段により給水を停止し、加湿温水回路内および貯水部内および温水循環手段内および加湿部内および熱交換器内に貯水された水または温水の排水を開始する信号を送信する制御回路に連結されたことを特徴とする請求項3記載のサウナ装置。
  9. 加湿温水回路内または貯水部内または温水循環手段内または熱交換器内に、前記加湿温水回路内の水または温水内に発生する菌を取り除く作用を有する除菌手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のサウナ装置。
  10. 送風機より加湿部を経て加湿加熱空気を送風機により装置外部に吹出す吹出口と前記吹出口と送風機を連結する吹出風路内に、加湿加熱空気内の菌を除去する除菌手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のサウナ装置。
  11. 加湿温水回路内および貯水部内および温水循環手段内および加湿部および熱交換器内に貯水された水または温水を排水した後に、前記加湿部と前記貯水部と前記加湿温水回路と前記温水循環手段と前記加湿部内部に残存した湿分および水を乾燥させる乾燥手段を備え、前記乾燥手段により湿分および水を除去することを特徴とした請求項3記載のサウナ装置。
  12. 加湿温水回路内および貯水部内および温水循環手段内および加湿部および熱交換器内に貯水された水または温水を排水した後に、前記加湿部と前記貯水部と前記加湿温水回路と前記温水循環手段と前記加湿部に送風を行なう乾燥送風手段を備え、前記乾燥送風手段により湿分および水を除去することを特徴とした請求項11記載のサウナ装置。
  13. 加湿温水回路内および貯水部内および温水循環手段内および加湿部内および熱交換器内に貯水する水または温水を排水開閉手段を動作することにより排水した後に、前記加湿部と前記貯水部と前記加湿温水回路と前記温水循環手段に送風を行なう乾燥送風手段を備え、前記乾燥送風手段は空気を暖める乾燥用発熱源を備え、前記加湿温水回路内および前記貯水部内および前記温水循環手段内および前記加湿部内および前記熱交換器内の湿分および水除去および乾燥を促進することを特徴とした請求項12記載のサウナ装置。
  14. 送風機の風路の一部と加湿温水回路の一部を連結する連結管を備え、前記加湿温水回路内および貯水部内および温水循環手段内および加湿部内および熱交換器内に貯水する水または温水を排水開閉手段の動作により排水した後に、前記連結管より前記加湿温水回路と前記加湿部と前記温水循環手段と前記貯水部と前記熱交換器の内部に前記送風機より空気を送風することを特徴とした請求項12記載のサウナ装置。
  15. 熱源と加熱加湿空間の空気を循環させる温風送風手段を備えた暖房手段と、加熱加湿空間の空気を浴室外に送風する換気手段を備えた浴室乾燥機と、前記浴室乾燥機と電気的に連動されたサウナ装置において、前記サウナ装置の加湿運転停止後前記浴室乾燥機の前記暖房手段と前記換気手段が作動し、加熱加湿空間を乾燥することを特徴とした請求項1記載のサウナシステム。
  16. 水または温水が循環する加湿温水循環回路と加湿部と貯水部と加湿部と熱交換器を備え、前記貯水部は一部開口した貯水開口部を備え、前記加湿温水回路内および前記貯水部内および前記温水循環手段内および前記加湿部内および前記熱交換器内に貯水する水または温水を排水開閉弁が動作することにより排水した後に、電気的に連動した浴室乾燥機の暖房手段と換気手段が作動し、前記暖房手段により送気された空気が前記貯水開口部より前記貯水部と前記加湿温水回路と前記加湿部と前記温水循環手段と前記熱交換器内部に送り込まれることにより水分を除去することを特徴とした請求項15記載のサウナシステム。
  17. 加湿部は、前記加湿部へ空気が流入する空気流入口と前記加湿部から加湿空気が吹き出される空気流出口と前記加湿部へ温水が流入する液部流入口と前記加湿部から温水が流出する液部流出口を備えた密閉構造であり、一方前記空気流入口と前記空気流出口は本体内部の風路を形成する空気流通路と連結する着脱自在な風路連結手段を備え、前記液部流入口と液部流出口は加湿温水回路と連結する着脱自在な液路連結手段を備え、さらに前記加湿部と温水循環手段と熱交換器と加湿温水回路と送風機を内部に備えた本体は、前記加湿部の大きさに対して十分な開口を有した開口部を備え、前記開口部より前記加湿部を取り外すことができることを特徴とした請求項1記載のサウナ装置。
  18. 加湿部は透湿膜を収めた透湿膜モジュールと、前記透湿膜モジュールとともに水または温水の透湿膜モジュール液部流路と空気の透視膜モジュール空気流路を構成しうる加湿部外郭と加湿部蓋を備えた密閉構造のものであり、さらに前記加湿部外郭より前記加湿部蓋を取り外すことにより前記透湿膜モジュールが取り出せる着脱可能手段を備えた構成としたことを特徴とする請求項17記載のサウナ装置。
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