JP5264102B2 - ミストサウナ装置及びミストサウナ装置の殺菌方法 - Google Patents

ミストサウナ装置及びミストサウナ装置の殺菌方法 Download PDF

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本発明は、高温多湿の空気及び加温された微細粒子状の水滴によるミストサウナ雰囲気を室内に生成するミストサウナ装置に関するものであり、特にミストサウナ装置の殺菌方法に関するものである。
高温多湿の空気及び加温された微細粒子状の水滴によるミストサウナ雰囲気を生成するミストサウナ装置としては、従来、給湯器の温水と給水圧力を利用して浴室内に微細な水滴を噴霧するもの、温水を破砕して浴室内に噴霧するもの、熱交換促進剤に散水して湯気を生成して浴室内に供給するもの、加熱装置で水を沸かし、蒸気を浴室内に供給するもの、加熱装置で生成した温水を熱交換促進剤に散水して湯気を生成し、浴室内に供給するものなどがある(例えば、特許文献1参照)。
加湿運転中には、貯水タンクには常に水が蓄えられていることから、細菌(例えばレジオネラ菌属)が繁殖する恐れがある。従来、超音波振動子を用いた超音波加湿機において、超音波振動子の近傍に水加熱ヒータを配設して霧化する部分の水温を上昇させることにより熱殺菌を行う提案がされている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−197682号公報 特許第2116871号明細書(特公平8−33219号公告)
サウナには高温(一般には90℃〜100℃)の加熱器にて加温された空気によりサウナ雰囲気を作るドライサウナと、低温(一般には40℃近傍で、100%に近い相対湿度)の湯気によりサウナ雰囲気を作るミストサウナとがある。ミストサウナは、ドライサウナに比較し、身体への負担が少ないことから、近年、公衆浴場をはじめ一般家庭でも普及し始めている。ミストサウナ雰囲気を作る従来のミストサウナ装置は、利用者の好みの温度・湿度環境を提供するために湯温や循環水量、循環風量を制御して温度・湿度環境を整えている。ミストサウナでは温度・湿度は重要な制御要因であり、浴室空間を使ったミストサウナの場合、浴室全体を適温・適湿状態に制御することが重要である。ミストサウナで言うミストとは微細な水粒子であり、一般的には湯気である。ミストサウナに適した温度・湿度環境では、入浴者にとって身体への負担はドライサウナに比べて軽減するものの、多湿環境でのサウナ浴は呼吸において負担が高い。ミストサウナの空気条件において息苦しさは、浴室内部のミストを残存させれば改善されるが、人によって息苦しさを感じる感覚が異なる。従来の温水を散水するタイプやノズルで噴霧するタイプでは、浴室内のミストを残存させるには浴室内温度を下げるか、温水温度を上げるかしなければならず、入浴者にとって浴室内温度や温水温度が変化することは不快である。
一方、上述の特許文献2に提案されている殺菌方法においては、加湿運転中に水加熱ヒータを起動しているため、水加熱ヒータの通電時間が長く、電力の消費量が多いので改善が求められていた。
この発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、室内のミストを残存させながら適温・適湿状態のミストサウナ雰囲気を生成できるとともに、貯水タンクや貯水タンクに溜まる水および装置の風路構造を終了運転時の空気循環動作にて効率的に殺菌することができ省電力で衛生性に優れたミストサウナ装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、この発明に係るミストサウナ装置は、室内に通じる吸込口、同室内に通じる吹出口、及び吸込口と吹出口との間に形成された一連の風路構造を有する装置本体と、装置本体に収納され風路構造に吸込口から吹出口に向かう空気流を形成する循環送風機と、循環送風機の下流側の風路構造に設けられ水分を貯留する貯水タンクを有し該貯水タンクの水分を霧化して放散する霧化能力可変の霧化装置と、貯水タンク又は貯水タンクの上流側の風路構造に設けられ、終了運転時に貯水タンクを加熱して熱殺菌するヒータと、吸込口と循環送風機との間で風路を切り替える上流側風路切換部、及び霧化装置と吹出口との間との間で風路を切り替える下流側風路切換部を有し、終了運転時に風路構造の上流側と下流側とを連結することにより装置内部を循環する風路を形成する風路切換装置とを備えたことを特徴とする。
また、この発明に係るミストサウナ装置の殺菌方法は、室内に通じる吸込口、同室内に通じる吹出口、及び吸込口と吹出口との間に形成された一連の風路構造を有する装置本体と、装置本体に収納され風路構造に吸込口から吹出口に向かう空気流を形成する循環送風機と、循環送風機の下流側の風路構造に設けられ水分を貯留する貯水タンクを有し該貯水タンクの水分を霧化して放散する霧化能力可変の霧化装置と、貯水タンク又は貯水タンクの上流側の風路構造に設けられ、終了運転時に貯水タンクを加熱して熱殺菌するヒータと、吸込口と循環送風機との間で風路を切り替える上流側風路切換部、及び霧化装置と吹出口との間との間で風路を切り替える下流側風路切換部を有する風路切換装置とを備えたミストサウナ装置の殺菌方法であって、終了運転時に風路切換装置を動作させて、風路構造の上流側と下流側とを連結することにより装置内部を循環する風路を形成してヒータで貯水タンクを加熱して熱殺菌することを特徴とする。
この発明によれば、霧化装置の霧化能力の選定により室内のミストを残存させながら適温・適湿状態のミストサウナ雰囲気を生成でき、ミストが室内に充満するミストサウナ浴感を視覚的にも満喫できるものとすることができる。
また、上流側風路切換部および下流側風路切換部を有し、終了運転時に装置内部を循環する風路を形成する風路切換装置と、終了運転時に貯水タンクを加熱して熱殺菌するヒータとを有しており、貯水タンクや貯水タンクに溜まる水および装置の風路構造を、殺菌・乾燥運転の空気循環動作にて効率的に殺菌することができるので、省電力で衛生性に優れたミストサウナ装置とすることができる。
以下、本発明にかかるミストサウナ装置及びミストサウナ装置の殺菌方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態
図1はこの発明に係るミストサウナ装置を設置した浴室を示す斜視図である。ミストサウナ装置100は、図1に示すように浴室1上部の天井裏等の空間に設置される。ミストサウナ装置100の主体を構成する装置本体80は、天井面に沿って設けられる前パネル2と、天井裏等の空間に設置される本体箱体3とから構成されている。装置本体80を運転操作するための操作装置として、浴室1の外には壁リモコン4が、また浴室1内には浴室リモコン5が設けられている。壁リモコン4及び浴室リモコン5からの操作信号は、装置本体80内の受信装置にて受信される。本体箱体3は下面が開放した六面体の外殻に機能部品を組込んだ構成を成し、開放した下面を天井の背面に沿わせて取付けられる。前パネル2は、本体箱体3の開放した下面を覆う状態に天井面に沿って設けられる。
図2および図3はこの発明に係るミストサウナ装置の実施の形態の分解斜視図である。図4および図5はこの発明に係るミストサウナ装置の実施の形態の横断面図である。図6は図4および図5の吹出口付近の部分拡大図である。図7は加熱装置、蒸発促進部材及び霧化装置の部分を拡大して示す斜視図である。図8はドレンパンの断面図である。なお、図2と図3は本体箱体3の内部構造が良く確認できるように、本来浴室1に設置されたとき下に配置される前パネル2を上にして示している。図2に示されるように、装置本体80は、循環送風機10と換気送風機27とを装備しており、図中矢印にて示す装置本体80内に形成される各々異なる風路構造内の空気を流通させる。
図2において、吸込口6は前パネル2の側面に開設され、吹出口7は前パネル2の前面片側に開設されている。装置本体80内には、吸込口6から吸い込んだ浴室1内の空気を吹出口7を通じて浴室1内に吹き出す循環風路CWが形成される。この循環風路CWには、吸込口6から吹出口7に向かう空気流を形成する循環送風機10が組込まれている。この循環風路CWには、風路途中に風路切換装置60が設けられている。風路切換装置60は、上流側風路切換部61及び下流側風路切換部62のスライド構造を有している。上流側風路切換部61及び下流側風路切換部62は、駆動源(図示しない)に駆動されて図2の白抜き矢印のようにスライドして風路を切り替える。循環風路CWは、この風路切換装置60により風路を切り替えられることにより、上流側と下流側とが連結されて、装置内部を循環する風路である装置内循環風路を形成する。
図3において、循環風路CWには、上述のように風路切換装置60が設けられている。風路切換装置60の上流側風路切換部61は、循環風路CWの循環送風機10より上流の位置に配置されている。また、下流側風路切換部62は、循環風路CWの循環送風機10より下流の位置に配置されている。上流側風路切換部61と下流側風路切換部62とが閉じた状態のとき、循環風路CWの上流側と下流側とが連結されて、装置内循環風路CWiが形成される。この装置内循環風路CWiは、外部から空気を取り入れることなく、装置内の閉じた空間内で空気を循環させる。上述の循環風路CWとこの装置内循環風路CWiに関しては、図4以降にてさらに詳しく説明する。
図2に戻り、装置本体80内には、上述の循環風路CWや装置内循環風路CWiとは別に、吸込口6から吸い込んだ浴室1内の空気を排気口29を通じて屋外へ排気する換気風路VWが形成される。この換気風路VWには、換気送風機27が組込まれている。そして、前パネル2の側面に設けられた吸込口6から吸入された空気は、開いた換気ダンパ28を介して換気送風機27に吸込まれ、排気口29からダクト(図示しない)を介して屋外へ排気される。
空気流を形成する循環送風機10と換気送風機27とは、内蔵するモータの回転数を可変制御することにより、風量を変えることが可能となっている。このモータの運転信号は、壁リモコン4の運転信号と浴室リモコン5の換気スイッチ(図1)により入力されて、制御ユニット26(図4)で処理され制御される。
図4において、循環風路CWは装置内に設けられた風路構造8により形成されている。風路構造8には、循環送風機10から下流(空気流の流れる方向)に向かって、加熱装置(温風ヒータ)20、散水装置(第2の霧化装置)30、蒸発促進部材40及び霧化装置(第1の霧化装置)50が、この順番にて設けられている。ここで、説明の便宜を図って、風路構造8のうち、吸込口6と循環送風機10との間の風路を風路8A、循環送風機10と温風ヒータ20との間の風路を風路8B、温風ヒータ20と散水装置30と蒸発促進部材40に対面する風路を風路8C、蒸発促進部材40と吹出口7との間の風路で霧化装置50に対面する風路を風路8Dとする。また、装置内循環風路CWiが形成される際に空気流が流通する風路を8Eとする。
風路構造8の循環送風機10と散水装置30との間に、加熱装置(温風ヒータ)20が設けられている。温風ヒータ20は、風路8Aを介して外部から吸い込んだ空気を、加熱(加温)した後、風路8Bに熱風(温風)W1として送り出す目的で設けられている。温風ヒータ20は、正特性サーミスタとヒーターケースで構成され、加熱能力零から所定の加熱能力まで加熱能力可変とされている。
温風ヒータ20は、ミスト運転時において、散水装置(第2の霧化装置)30および霧化装置(第1の霧化装置)50が霧化した水を可変能力により加熱する。本実施の形態においては、温風ヒータ20は、さらに熱殺菌の役目もする。すなわち、終了運転(殺菌・乾燥運転)時に水分を抜いた貯水タンク32に対して温風を吹きかけて熱殺菌する。また、終了運転(殺菌・乾燥運転)時にさらに風路構造8の風路壁に熱風を吹きかけて熱殺菌をする。なお、温風ヒータ20を準備運転時に駆動させて貯水タンク32内の水面に熱風を吹きかけることにより貯水タンク32内の水を予備加熱してもよい。温風ヒータ20の取付位置は、散水装置30や霧化装置50より高い位置にされている。
風路構造8の温風ヒータ20と蒸発促進部材40との間に、散水装置(第2の霧化装置)30が設けられている。散水装置30は、蒸発促進部材40に水を散水する目的で設けられている。散水装置30は、前パネル2と本体箱体3間に設けられたドレンパン11の上に配設されている。散水装置30は、水を蓄える貯水タンク32と、この貯水タンク32の底面に配設されて水を振動エネルギーにより霧化する超音波振動子33とを有している。散水装置30は、超音波振動子33の振動エネルギーにより、風路8C内に水柱(霧化された水滴の柱)M1を発生させ、この水柱M1を熱風W1にて蒸発促進部材40に浴びせることにより、貯水タンク32内の水を蒸発促進部材40に散水する。
風路構造8の散水装置30と霧化装置50との間に蒸発促進部材40が設けられている。蒸発促進部材40は、後述する霧化装置50が発生するミストM2を浴室1内で長く残存させる目的で設けられている。蒸発促進部材40は、温風ヒータ20から熱風W1を吹きかけられて散水装置30により浴びせかけられた水を表面から蒸発させることにより、加湿空気W2を発生させ、この加湿空気W2をミストM2に混合させることにより、霧化装置50にて発生したミストM2を蒸発しにくい状態にして浴室1内部に送り込む。
風路構造8の蒸発促進部材40の下流に、霧化装置(第1の霧化装置)50が設けられている。霧化装置50は、散水装置30と共用する貯水タンク32と、この貯水タンク32内に設けられて水を振動エネルギーにより霧化する複数の超音波振動子53とを有している。霧化装置50は、複数の超音波振動子53のうち所定個数の超音波振動子53のみを撰んで駆動することにより、霧化能力が可変となるようにされている。霧化装置50は、超音波振動子53の振動エネルギーにより、風路8Dに向けて微細な水滴の柱である水柱M2を発生させる。この水柱M2と十分に加湿した加湿空気W2とを混合させることにより、浴室1内に湯気となって長く残存するミストを効率よく発生することができる。
図4において、省エネ強力殺菌モードが選択されていると、後述する終了運転時に、風路切換装置60が動作する。すなわち、壁リモコン4または浴室リモコン5にて予め省エネ強力殺菌モードが選択されていると、制御装置26からの信号により図示しない駆動源が働いて風路切換装置60が動作し、上流側風路切換部61及び下流側風路切換部62とが図4の白抜き矢印のようにスライドして、図5の状態となり、吸込口6からの風路を遮蔽するとともに、吹出口7への風路を遮断して、風路8Eを介して循環風路CWの上流側と下流側とが連結されて、装置内部を循環する風路である装置内循環風路CWiが形成される。下流側風路切換部62が吹出口7への風路を遮断する様子は、図6にも点線により模式的に示されている。
なお、下流側風路切換部62は、吹出口7に設けられたルーバ25により代用されてもよい。この様子を図9に示す。図9において、風向きを変えるために設けられた第一ルーバ25(63a)は最大に回転した際に吹出口7を塞ぐ。一方、風路8Eの入り口に設けられた補助ルーバ63bも同様に最大に回転した際に風路8Eを塞ぐ。この動作により風路の方向が切り替えられて風路8Dを出た空気が風路8Eに向かうようになる。
散水装置30と霧化装置50の共通の構成である貯水タンク32には図示しない給水系と排水系が接続されている。給水系は給水源である水道と貯水タンク32との間に構成され、水道接続部手前にメンテナンス用の止水弁が設けられ、接続部に直結され水道水内部のゴミを除去するストレーナを介し、水道水の逆流防止のための逆支弁を介して貯水タンク32の給水弁に接続されている。一方、排水系は排水弁を介して貯水タンク32の最底部に接続され、貯水タンク32に溜まった水を排水する。貯水タンク32より排水弁を介して流れた水はドレンパン11に回収され、回収された水はドレンアップ37にて揚程を確保され装置本体80に接続されたドレン接続部より排水される(図8)。
貯水タンク32の水を排水する場合は、排水電磁弁(図示しない)を開けてドレンパン11に排水する。ドレンパン11に溜まった水はドレンアップ37により、浴室1の排水口等に排水管を介して排水処理される。ドレンパン11には電極式のドレン検知手段38が配設され、ドレン検知がされると制御装置26から壁リモコン4にエラー表示が行われ、運転は停止される(図8)。
貯水タンク32には、異常給水時の水を排出するオーバーフロー管14が設けられ(図7)、さらに、貯水する水の位置(低位水面・高位水面)を検知する水位検知手段15,16(図4,図7)が設けられている。また、超音波振動子53の上方には振動エネルギーによって生成される水柱を隔てるように筒型のセパレータ17が配設されている。これにより、水柱同士が干渉して霧化機能が損なわれないようにしている。
前パネル2には吹出口7からの風向を可変にするルーバ25とこれを駆動する駆動モータ(図示しない)が設けられている(図2,図3,図4,図6)。ルーバ25は、浴室リモコン5より送られた信号を装置本体80の受信装置が受信し、この受信した信号に基づいて制御装置26が駆動モータを駆動することにより動作する。なお、ルーバ25は、指などが入らないように格子状に構成されている。
ドレンパン11は、本体箱体3の前面(底面)を覆う構造で、換気吸込口21と循環吸込口22と循環吹出口23が各々立壁24に囲まれて開口されている(図2,図3)。蒸発促進部材40に連通する風路構造8の端は循環吹出口23の立壁24に隙間をもって外嵌めされている。この構成により、蒸発促進部材40近傍の風路構造8内に生じる水滴を、隙間からドレンパン11に導き込むことができ、吹出し開口7から浴室1内に滴下しないようにできる。ドレンパン11には、所定以上のドレンが溜まると外部に排水するオーバーフロー管39が設けられており、ドレンアップ37が故障した場合に浴室天井裏に水が流れることを防止している(図6,図8)。
次に動作を説明する。
[準備運転]
壁リモコン4または浴室リモコン5にてミスト運転を選択すると、運転要求が制御装置26に送られる。ミスト運転開始時には、まず準備運転が行われる。この準備運転において、制御装置26はまず空になっている貯水タンク32に対して水を溜める。つまり、貯水タンク32の給水弁を開き排水弁を閉じることにより貯水タンク32に水を溜める。また、同時にドレンパン11に溜まっているドレンを排水するためにドレンアップ37を起動する。
次に、貯水タンク32内部に溜まったゴミを排除する目的で水の給排水を行う(貯水タンク32の洗浄)。上述のように給水弁を開き排水弁を閉じて高位水位まで水を溜めた後、今度は逆に給水弁を閉じ排水弁を開けて排水を行う。このとき、排水時に低位水位検知が検出すれば排水弁が正常に動作していると判断して引き続きシーケンスを進める。一方、低位水位検知が検出しない場合は排水弁異常として壁リモコン4に異常である内容の表示をする。この給排水の動作を1回あるいは数回繰り返して貯水タンク32内部に溜まったゴミを排除する。このようにして、ゴミ排除動作をした後、再度給水弁を開けて排水弁を閉じ、貯水タンク32の高位水検知が検出するまで給水を行う。
なお、準備運転において、貯水タンク32に給水中、或いは給水完了の後に、温風ヒータ20を駆動させて貯水タンク32内の水面に熱風を吹きかけることにより貯水タンク32内の水を予備加熱してもよい。
[ミスト運転(本運転)]
貯水タンク32内に高水位まで水が溜められた後、ミスト運転(本運転)が行われる。このミスト運転においては、循環送風機10を起動させ、同時に温風ヒータ20に通電して作動させる。そして温風ヒータ20作動後に散水装置30及び霧化装置50を作動(超音波振動子33,53に通電)させる。
本実施の形態のミスト運転には3種類の運転モードがある。散水装置30のみ運転する運転モード、散水装置30と霧化装置50の全ての超音波振動子53を運転する運転モード、及び散水装置30と霧化装置50の一部の超音波振動子53を運転する運転モードの3種類である。このように、運転モードを3種類用意したのは使用者の好みに合わせたミスト浴を提供する目的であり、浴室リモコン5にて運転モードの切換が可能とされている。
散水装置30のみ動作させる運転モード(仮称:リラックスミスト)では、浴室内の温度と湿度は上昇するも残存ミストを生成することはしないため、湯気で充満されたミスト浴が嫌いな人に好まれる運転モードである。また、散水装置30と霧化装置50の全ての超音波振動子53を動作させる運転モード(仮称:うるおいミスト)では、浴室内部にミストが充満するため、エステを満喫したい人に好まれる運転モードである。散水装置30と霧化装置50の一部の超音波振動子53を動作させる運転モード(仮称:発汗ミスト)では、残存ミストの濃度がうるおいミストより少ない状態であり、リラックスミストとうるおいミストの中間運転になる。また、温風ヒータ20に通電しない状態で、循環送風機10、散水装置30及び霧化装置50を運転すればミストのみ生成し浴室に供給することができ、湯上りの体の火照りを取るクールミストとしての運転も可能である。
ミスト運転中は、吸込空気の温度を温度センサ(図示しない)にて常時検出し、浴室1内部の温度が所定の温度以上にならないように制御する。具体的には、温度センサの出力に応じて温風ヒータ20の加熱能力や循環送風機10の回転数を調整することで行う。ミスト生成や蒸発により減量した水は、低位水検知によって検出され、これにより給水弁が開かれ高位水検知が検出されるまで補充される。
[終了運転(殺菌・乾燥運転)]
ミスト運転終了時に終了運転(殺菌・乾燥運転)が行われる。ミスト運転後は貯水タンク32並びに風路構造8にミスト生成に伴う水滴が付着している。この水滴を残した状態で放置すると細菌(主にレジオネラ菌属)の繁殖原因になる。そのため、終了運転において乾燥と熱殺菌にてこれを防止する。この終了運転(殺菌・乾燥運転)には、浴室の乾燥を伴う通常の殺菌・乾燥運転をする第一の終了運転と、浴室の乾燥を伴わずに省エネで且つ強力に殺菌・乾燥運転をする第二の終了運転とがある。
[第一の終了運転]
(タンク給排水)
終了運転においては、壁リモコン4または浴室リモコン5にて停止スイッチを操作すると、制御装置26に運転停止要求信号が送られ終了運転に移行する。終了運転では、最初に散水装置30と霧化装置50の運転を停止し、次いで給水弁を開き水を供給して高位水位検知が検出するまで給水する。給水の完了後、給水弁を閉じて排水弁を開き貯水タンク32の水を排水する。このとき、排水時に低位水位検知が検出すれば排水弁が正常に動作していると判断して引き続きシーケンスを進める。一方、低位水位検知が検出しない場合は排水弁異常として壁リモコン4に異常である内容の表示をする。
(殺菌・乾燥)
排水終了後に、貯水タンク32と風路構造8に対して水滴の蒸発と熱殺菌とを行う。制御装置26に搭載された電流検知手段と電圧検知手段により運転状態の消費電力を算出し、循環送風機10の回転数より風量を算出し吸込温度から吹出温度を求め、この吹出温度が所定の温度になるように温風ヒータ20の入力制御と循環送風機10の回転数制御を行う。さらに、吹出温度を検出することにより、目標吹出温度と検出吹出温度の差を検出して、循環送風機10の回転数を補正する。なお、消費電力の測定に電流検知と電圧検知を用いているが、電圧を固定にして電流検知のみで消費電力の測定を行っても、吹出温度で補正すれば所定の温度に制御することは可能である。一般にレジオネラ菌属は60℃で5分以上の状態を維持することにより殺菌することができる。以上の動作により、貯水タンク32及び風路構造8の風路壁に着露した水滴を蒸発させ、かつ熱殺菌を行うことが可能となる。
(冷却)
次いで、温風ヒータ20の通電遮断後、循環送風機10のみを運転して温風ヒータ20の温度を下げた後にドレンアップ37と循環送風機10の運転を停止して終了運転のシーケンスが終了する。
[第二の終了運転]
次に、浴室の乾燥を伴わない第二の終了運転に関して、第一の終了運転との違いを挙げながら説明する。第二の終了運転において、上記タンク給排水の動作は、第一の終了運転と同様である。
(殺菌・乾燥)
壁リモコン4または浴室リモコン5にて予め省エネ強力殺菌モードが選択されていると、制御装置26からの信号により図示しない駆動源が働いて風路切換装置60が閉じた状態となり、循環風路CWの上流側と下流側とが連結されて、装置内部を循環する風路である装置内循環風路CWiされる。制御装置26に搭載された電流検知手段と電圧検知手段により運転状態の消費電力が算出され、これに基づいて吹出温度が所定の温度になるように温風ヒータ20の入力制御と循環送風機10の回転数制御が行われる点は、第一の終了運転と同様である。装置内循環風路CWiを循環する熱風は装置外部に出ることがないので、少ない電力にて短時間に60℃に達する。そして、温風ヒータ20から発せられる熱は、貯水タンク32と風路構造8を加熱することのみに使われる。これにより、貯水タンク32と風路構造8に対して水滴の蒸発と熱殺菌とが短時間で効率よく且つ強力に行われる。このようにして、貯水タンク32及び風路構造8の風路壁に着露した水滴を蒸発させ、かつ熱殺菌を行うことが可能となる。
(冷却)
貯水タンク32及び風路構造8の殺菌および乾燥が完了した後、風路切換装置60が開き、風路が装置内循環風路CWiから循環風路CWに戻り、温風ヒータ20の通電が遮断されて、循環送風機10のみが運転されて温風ヒータ20の温度が下げられ、さらにドレンアップ37と循環送風機10の運転が停止して終了運転のシーケンスが終了する。なお、この省エネ強力殺菌モードの運転では、貯水タンク32及び風路構造8の殺菌および乾燥が完了した後、空気に含まれた水蒸気を屋外へ放出させる目的で装置内循環風路CWiから換気送風機27(換気風路VW)へ空気を流すようにしてもよい。
上述したミストサウナ装置(換気機能を含まない)は、ユニットバスに組込んだり、持運びできるコンパクトな形態を採ったりすることにより、災害時の仮設入浴設備として浴槽の設備を持たないような仮設の空間でもミスト浴できる入浴設備とすることができ、そして、暖房機としても機能させることができる。
この発明に係るミストサウナ装置を設置した浴室を示す斜視図である。 この発明に係るミストサウナ装置の実施の形態の分解斜視図であり、循環風路および換気風路の形成される様子を示す図である。 この発明に係るミストサウナ装置の実施の形態の分解斜視図であり、装置内循環風路の形成される様子を示す図である。 この発明に係るミストサウナ装置の実施の形態の横断面図であり、ミスト運転の状態を示す図である。 この発明に係るミストサウナ装置の実施の形態の横断面図であり、終了運転の状態を示す図である。 図4の吹出口付近の部分拡大図である。 実施の形態の加熱装置、蒸発促進部材及び霧化装置の部分を拡大して示す斜視図である。 ドレンパンの断面図である。 吹出循環切換装置を兼ねたルーバを拡大して示す断面図である。
符号の説明
1 浴室
2 前パネル
3 本体箱体
4 壁リモコン
5 浴室リモコン
6 吸込口
7 吹出口
8 風路構造
10 循環送風機
11 ドレンパン
14 オーバーフロー管
15,16 水位検知手段
17 セパレータ
20 温風ヒータ(加熱装置)
21 換気吸込口
22 循環吸込口
23 循環吹出口
24 立壁
25 ルーバ
26 制御装置
28 換気ダンパ
29 排気口
30 散水装置(第2の霧化装置)
32 貯水タンク
33,53 超音波振動子
37 ドレンアップ
38 ドレン検知手段
39 オーバーフロー管
40 蒸発促進部材
41 フィン
42 フレーム
50 霧化装置(第1の霧化装置)
60 風路切換装置
61 上流側風路切換部
62 下流側風路切換部
63a,63b ルーバ(下流側風路切換部)
80 装置本体
100 ミストサウナ装置
CW 循環風路(風路構造)
CWi 装置内循環風路
VW 換気風路

Claims (10)

  1. 室内に通じる吸込口、同室内に通じる吹出口、及び前記吸込口と前記吹出口との間に形成された一連の風路構造を有する装置本体と、
    前記装置本体に収納され前記風路構造に前記吸込口から前記吹出口に向かう空気流を形成する循環送風機と、
    前記循環送風機の下流側の前記風路構造に設けられ水分を貯留する貯水タンクを有し該貯水タンクの水分を霧化して放散する霧化能力可変の霧化装置と、
    前記貯水タンク又は前記貯水タンクの上流側の前記風路構造に設けられ、前記貯水タンクの水分を霧化して放散するミスト運転の終了後に行われる終了運転時に前記貯水タンクを加熱して熱殺菌するヒータと、
    前記吸込口と前記循環送風機との間で風路を切り替える上流側風路切換部、及び前記霧化装置と前記吹出口との間で風路を切り替える下流側風路切換部を有し、前記終了運転時に前記風路構造の上流側と下流側とを前記装置本体の内部で連結することにより前記装置本体の内部を循環する風路を形成する風路切換装置と
    を備えたことを特徴とするミストサウナ装置。
  2. 前記ヒータは、前記ミスト運転時において前記霧化装置が霧化した水分を可変能力により加熱する能力可変の温風ヒータであり、前記終了運転時に水分を抜いた前記貯水タンクに対して温風を吹きかけて熱殺菌する
    ことを特徴とする請求項1に記載のミストサウナ装置。
  3. 前記温風ヒータは、前記終了運転時にさらに前記風路構造の風路壁に熱風を吹きかけて熱殺菌をする
    ことを特徴とする請求項2に記載のミストサウナ装置。
  4. 前記ヒータは、前記貯水タンク、前記貯水タンク内の水分、および前記風路構造の風路壁の少なくともいずれかを60℃以上に加熱し、この状態を5分以上保持して熱殺菌する ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のミストサウナ装置。
  5. 前記終了運転時に前記貯水タンクの水を排水し、
    前記ミスト運転の開始時に前記貯水タンクに給水して水を溜め、溜まった水を排水してから再度給水して水を溜めて前記貯水タンクを洗浄する給排水手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のミストサウナ装置。
  6. 前記下流側風路切換部は、室内への吹出風方向を可変するルーバが兼用する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のミストサウナ装置。
  7. 室内に通じる吸込口、同室内に通じる吹出口、及び前記吸込口と前記吹出口との間に形成された一連の風路構造を有する装置本体と、前記装置本体に収納され前記風路構造に前記吸込口から前記吹出口に向かう空気流を形成する循環送風機と、前記循環送風機の下流側の前記風路構造に設けられ水分を貯留する貯水タンクを有し該貯水タンクの水分を霧化して放散する霧化能力可変の霧化装置と、前記貯水タンク又は前記貯水タンクの上流側の前記風路構造に設けられ、終了運転時に前記貯水タンクを加熱して熱殺菌するヒータと、前記吸込口と前記循環送風機との間で風路を切り替える上流側風路切換部、及び前記霧化装置と前記吹出口との間で風路を切り替える下流側風路切換部を有する風路切換装置とを備えたミストサウナ装置の殺菌方法であって、
    前記貯水タンクの水分を霧化して放散するミスト運転の終了後に行われる終了運転時に前記風路切換装置を動作させて、前記風路構造の上流側と下流側とを前記装置本体の内部で連結することにより前記装置本体の内部を循環する風路を形成して前記ヒータで前記貯水タンクを加熱して熱殺菌する
    ことを特徴とするミストサウナ装置の殺菌方法。
  8. 前記ミスト運転時に前記霧化装置が霧化した水分を加熱する温風ヒータを、前記ヒータとして使用するとともに、前記終了運転時に水分を抜いた前記貯水タンクに対して前記温風ヒータで温風を吹きかけて熱殺菌する
    ことを特徴とする請求項7に記載のミストサウナ装置の殺菌方法。
  9. 前記温風ヒータにて熱風を吹きかけることにより、前記風路構造の風路壁の熱殺菌もすることを特徴とする請求項8に記載のミストサウナ装置の殺菌方法。
  10. 前記貯水タンク、前記貯水タンク内の水分、および前記風路構造の風路壁の少なくともいずれかを60℃以上に加熱し、この状態5分以上保持して熱殺菌する
    ことを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載のミストサウナ装置の殺菌方法。
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