JP2854334B2 - 手乾燥装置 - Google Patents
手乾燥装置Info
- Publication number
- JP2854334B2 JP2854334B2 JP1220822A JP22082289A JP2854334B2 JP 2854334 B2 JP2854334 B2 JP 2854334B2 JP 1220822 A JP1220822 A JP 1220822A JP 22082289 A JP22082289 A JP 22082289A JP 2854334 B2 JP2854334 B2 JP 2854334B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hand
- blowing nozzle
- pressure air
- blowing
- insertion chamber
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、タオル等を用いることなく手を乾燥させ
ることができる手乾燥装置に関するものである。
ることができる手乾燥装置に関するものである。
従来、タオル等を用いずに濡れた手を乾燥させる手乾
燥装置は、内蔵したヒータおよびファンで温風を送るこ
とにより手を乾燥させていた(実開昭60−29593号公
報)。
燥装置は、内蔵したヒータおよびファンで温風を送るこ
とにより手を乾燥させていた(実開昭60−29593号公
報)。
しかし、この構造では、乾燥を促進させるための揉み
手をしても完全に乾燥するまでに1分程の時間がかか
り、この1分が長く感じて苛立つことがあった。そのた
め、温風の温度を高くすることにより乾燥を早めようと
したが、温度を上げると温風が熱く感じられるため不快
感が生じるという問題が生じていた。
手をしても完全に乾燥するまでに1分程の時間がかか
り、この1分が長く感じて苛立つことがあった。そのた
め、温風の温度を高くすることにより乾燥を早めようと
したが、温度を上げると温風が熱く感じられるため不快
感が生じるという問題が生じていた。
そこで、手に付着した水を蒸発によらず物理的にかつ
非接触に除去する手乾燥装置が提案された(特開昭63−
154138号公報)。この構造は、手を挿入するための手挿
入室を設け、この手挿入室の入口近傍に手の両面に高圧
空気を吹き出す一対のノズル吹き出しノズルを設けたも
のである。吹出しノズルには高圧空気供給手段により高
圧空気が供給される。この手乾燥装置によれば、手挿入
室に手を入れて吹出しノズルから高圧空気を吹き出させ
ることにより、手の両面に付着した水分が飛散して短時
間に乾燥する。
非接触に除去する手乾燥装置が提案された(特開昭63−
154138号公報)。この構造は、手を挿入するための手挿
入室を設け、この手挿入室の入口近傍に手の両面に高圧
空気を吹き出す一対のノズル吹き出しノズルを設けたも
のである。吹出しノズルには高圧空気供給手段により高
圧空気が供給される。この手乾燥装置によれば、手挿入
室に手を入れて吹出しノズルから高圧空気を吹き出させ
ることにより、手の両面に付着した水分が飛散して短時
間に乾燥する。
しかし、この構造においては、吹出しノズルを開口付
近に設けていたので、吹出しノズルから高圧空気を吹き
出した際に、手に付着した水分が手挿入室から外部に飛
び散り、衣服の袖口や手乾燥装置の周囲を漏らす恐れが
あった。
近に設けていたので、吹出しノズルから高圧空気を吹き
出した際に、手に付着した水分が手挿入室から外部に飛
び散り、衣服の袖口や手乾燥装置の周囲を漏らす恐れが
あった。
したがって、この発明の目的は、衣服の袖口や周縁が
飛散した水滴で漏れるのを防止することができる手乾燥
装置を提供することである。
飛散した水滴で漏れるのを防止することができる手乾燥
装置を提供することである。
この発明の請求項(1)記載の手乾燥装置は、手が出
し入れ自在の手挿入室と、この手挿入室の開口付近に設
置され高圧空気を吹き出してエアカーテンを形成する水
滴飛散防止用の第1の吹出しノズルと、この第1の吹出
しノズルよりも奥側に設けられた前記手に付着した水滴
を飛散させる第2の吹出しノズルと、前記第1および第
2の吹出しノズルに高圧空気を供給する高圧空気供給手
段とを備えたものである。
し入れ自在の手挿入室と、この手挿入室の開口付近に設
置され高圧空気を吹き出してエアカーテンを形成する水
滴飛散防止用の第1の吹出しノズルと、この第1の吹出
しノズルよりも奥側に設けられた前記手に付着した水滴
を飛散させる第2の吹出しノズルと、前記第1および第
2の吹出しノズルに高圧空気を供給する高圧空気供給手
段とを備えたものである。
この発明の請求項(1)の構成によれば、手挿入室の
開口近傍に第1の吹出しノズルを設けたので、第2の吹
出しノズルから高圧空気を吹き出させて手に付着した水
滴を飛散させても、その水滴が第1の吹出しノズルによ
って形成されたエアカーテンによって遮られるため、外
部に飛散することがない。したがって、衣服の袖口や手
乾燥装置の周囲が漏れるのを防止することができる。
開口近傍に第1の吹出しノズルを設けたので、第2の吹
出しノズルから高圧空気を吹き出させて手に付着した水
滴を飛散させても、その水滴が第1の吹出しノズルによ
って形成されたエアカーテンによって遮られるため、外
部に飛散することがない。したがって、衣服の袖口や手
乾燥装置の周囲が漏れるのを防止することができる。
この発明の第1の実施例を第1図および第2図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
手乾燥装置には外面に開口が形成された手挿入室1か
形成されており、この手挿入室1の対向する側面にそれ
ぞれ奥行方向に一対ずつの吹出口(図示せず)が形成し
てある。開口付近の吹出口の裏面側にはスリット状の第
1の吹出しノズル2か設けてあり、奥側の吹出口の裏面
側には同じくスリット状の第2の吹出しノズル3が設け
てある。第1および第2の吹出しノズル2,3は、後方に
設けたチャンバ5と一体に形成されており、チャンバ5
はターボファン等の高圧空気供給手段4に連結されてお
り、第1および第2の吹出しノズル2,3から高圧空気を
吹き出すことができる。第1の吹出しノズル2は、手挿
入室1の開口部にエアカーテンを形成するために設けた
もので、第2の吹出しノズル3により手が飛散した水滴
が外部に飛び出るのを防止している。また、第1の吹出
しノズル2のスリット幅は、第2の吹出しノズル3のス
リット幅よりも広く形成してあり、第2の吹出しノズル
3の高圧空気の吹き出し圧力が第1の吹出しノズル2の
圧力よりも大きくなるように設定してある。
形成されており、この手挿入室1の対向する側面にそれ
ぞれ奥行方向に一対ずつの吹出口(図示せず)が形成し
てある。開口付近の吹出口の裏面側にはスリット状の第
1の吹出しノズル2か設けてあり、奥側の吹出口の裏面
側には同じくスリット状の第2の吹出しノズル3が設け
てある。第1および第2の吹出しノズル2,3は、後方に
設けたチャンバ5と一体に形成されており、チャンバ5
はターボファン等の高圧空気供給手段4に連結されてお
り、第1および第2の吹出しノズル2,3から高圧空気を
吹き出すことができる。第1の吹出しノズル2は、手挿
入室1の開口部にエアカーテンを形成するために設けた
もので、第2の吹出しノズル3により手が飛散した水滴
が外部に飛び出るのを防止している。また、第1の吹出
しノズル2のスリット幅は、第2の吹出しノズル3のス
リット幅よりも広く形成してあり、第2の吹出しノズル
3の高圧空気の吹き出し圧力が第1の吹出しノズル2の
圧力よりも大きくなるように設定してある。
この実施例による動作を説明する。濡れた手を手挿入
室1に挿入すると、センサ(図示せず)が手の挿入を感
知して高圧空気供給手段4を作動させ、第1の吹出しノ
ズル2から高圧空気が吹き出されて手挿入室1の開口部
にエアカーテンを形成する。同時に、第2の吹出しノズ
ル3からも高圧空気が吹き出して手に付着した水滴を飛
散させ、乾燥させる(第2図参照)。このとき、第1の
吹出しノズル2からのエアカーテンでは、手に付着した
水滴は飛散しない。一方第2の吹出しノズル3の高圧空
気の吹き出しにより飛散した水滴は、エアカーテンに遮
られて外部に吹き出すことがなく、手挿入室1の下部に
滴下して溜まる。
室1に挿入すると、センサ(図示せず)が手の挿入を感
知して高圧空気供給手段4を作動させ、第1の吹出しノ
ズル2から高圧空気が吹き出されて手挿入室1の開口部
にエアカーテンを形成する。同時に、第2の吹出しノズ
ル3からも高圧空気が吹き出して手に付着した水滴を飛
散させ、乾燥させる(第2図参照)。このとき、第1の
吹出しノズル2からのエアカーテンでは、手に付着した
水滴は飛散しない。一方第2の吹出しノズル3の高圧空
気の吹き出しにより飛散した水滴は、エアカーテンに遮
られて外部に吹き出すことがなく、手挿入室1の下部に
滴下して溜まる。
この実施例の構成によれば、手挿入室1の開口近傍の
第1の吹出しノズル2を設けたので、第2の吹出しノズ
ル3から高圧空気を吹き出させて手に付着した水滴を飛
散させても、その水滴が第1の吹出しノズル2によって
形成さたエアカーテンにより遮られるため、外部に飛散
することがない。しだかって、衣服の袖口や手乾燥装置
の周囲が濡れるのを防止することができる。
第1の吹出しノズル2を設けたので、第2の吹出しノズ
ル3から高圧空気を吹き出させて手に付着した水滴を飛
散させても、その水滴が第1の吹出しノズル2によって
形成さたエアカーテンにより遮られるため、外部に飛散
することがない。しだかって、衣服の袖口や手乾燥装置
の周囲が濡れるのを防止することができる。
この発明の請求項(1)の手乾燥装置によれば、手挿
入室の開口近傍に1の吹出しノズルを設けたので、第2
の吹出しノズルから高圧空気を吹き出させて手に付着し
た水滴を飛散させても、その水滴が第1の吹出しノズル
によって形成されたエアカーテンによって遮られるた
め、外部に飛散することがない。したがって、衣服の袖
口や手乾燥装置の周囲が濡れるのを防止することができ
る。
入室の開口近傍に1の吹出しノズルを設けたので、第2
の吹出しノズルから高圧空気を吹き出させて手に付着し
た水滴を飛散させても、その水滴が第1の吹出しノズル
によって形成されたエアカーテンによって遮られるた
め、外部に飛散することがない。したがって、衣服の袖
口や手乾燥装置の周囲が濡れるのを防止することができ
る。
第1図はこの発明の第1の実施例の概略構造図、第2図
はその動作状態を示す部分詳細図である。 1……手挿入室、2……第1の吹出しノズル、3……第
2の吹出しノズル、4……高圧空気供給手段
はその動作状態を示す部分詳細図である。 1……手挿入室、2……第1の吹出しノズル、3……第
2の吹出しノズル、4……高圧空気供給手段
Claims (1)
- 【請求項1】手が出し入れ自在の手挿入室と、この手挿
入室の開口付近に設置され高圧空気を吹き出してエアカ
ーテンを形成する水滴飛散防止用の第1の吹出しノズル
と、この第1の吹出しノズルよりも奥側に設けられ前記
手に付着した水滴を飛散させる第2の吹出しノズルと、
前記第1および第2の吹出しノズルに高圧空気を供給す
る高圧空気供給手段とを備えた手乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1220822A JP2854334B2 (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | 手乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1220822A JP2854334B2 (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | 手乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0382419A JPH0382419A (ja) | 1991-04-08 |
JP2854334B2 true JP2854334B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=16757096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1220822A Expired - Lifetime JP2854334B2 (ja) | 1989-08-28 | 1989-08-28 | 手乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2854334B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0529494U (ja) * | 1991-10-02 | 1993-04-20 | 株式会社イナツクス | ハンドドライヤ |
JP2765389B2 (ja) * | 1992-08-25 | 1998-06-11 | 三菱電機株式会社 | 手乾燥装置 |
JP4645273B2 (ja) * | 2005-04-08 | 2011-03-09 | パナソニック株式会社 | 手乾燥装置 |
GB0515744D0 (en) | 2005-07-30 | 2005-09-07 | Dyson Technology Ltd | Dryer |
CN105025765B (zh) * | 2013-02-13 | 2019-09-27 | 福优斯2013有限公司 | 干手器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61122823A (ja) * | 1984-11-19 | 1986-06-10 | 松下電器産業株式会社 | 手自動乾燥装置 |
JPS6268430A (ja) * | 1985-09-24 | 1987-03-28 | 井上 悦男 | コンプレツサ−ジエツトタオル |
-
1989
- 1989-08-28 JP JP1220822A patent/JP2854334B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0382419A (ja) | 1991-04-08 |
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