JPH0529494U - ハンドドライヤ - Google Patents

ハンドドライヤ

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Publication number
JPH0529494U
JPH0529494U JP8014191U JP8014191U JPH0529494U JP H0529494 U JPH0529494 U JP H0529494U JP 8014191 U JP8014191 U JP 8014191U JP 8014191 U JP8014191 U JP 8014191U JP H0529494 U JPH0529494 U JP H0529494U
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JP
Japan
Prior art keywords
hand dryer
fan
motor
hand
brushless motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP8014191U
Other languages
English (en)
Inventor
雅昭 永田
Original Assignee
株式会社イナツクス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナツクス filed Critical 株式会社イナツクス
Priority to JP8014191U priority Critical patent/JPH0529494U/ja
Publication of JPH0529494U publication Critical patent/JPH0529494U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンドドライヤの温風吹出特性を改善し、小
型、軽量なハンドドライヤを提供する。 【構成】 ファンを回転させるモータとして直流ブラシ
レスモータ7を用いる。 【効果】 直流ブラシレスモータを用いたため、風量コ
ントロールが容易で、所望の出力を安定して得ることが
できる。高出力化が可能で軽量、小型化が図れる。起
動、停止に対する応答性が良い。壁との共振が少ない。
低騒音、高寿命でメンテナンスも容易。ノイズによる誤
作動の問題もない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はハンドドライヤに係り、特に、温風吹き出し特性が改善され、かつ、 軽量でコンパクトなハンドドライヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
手を感知して自動的に温風を吹き出すハンドドライヤは、既に各種型式のもの が市販されており、デパート、ホテル、その他各種公共施設の洗面所等に取り付 けられている。
【0003】 この種のハンドドライヤは、温風を吹き出すためのヒータ及びファンと、ファ ンを回転させるためのモータと、モータの回転数を制御するための駆動回路と、 手を感知してヒータ及びファンを作動させるためのセンサとを備え、これらがカ バーケースの内に収納されて構成されている。
【0004】 従来、このようなハンドドライヤのモータには、交流を電源としたACモータ が使用されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ACモータを用いたハンドドライヤでは、次のような欠点があ る。
【0006】 交流電源の周波数の違い(50Hz,60Hz)により、出力に差が生じ る。このため、使用する地域に応じて別仕様のものを作製する必要がある。 電源の周波数とほぼ同期速度以上には回転数を上げることができず、高速 回転が不可能である。従って、風量を多くするためには容積を大きくせざる を得ず、ハンドドライヤが大型になってしまう。
【0007】 回転数の制御にも制限があるため、風量を任意に調節することができない 。
【0008】 起動トルクが小さいため、起動及び停止の過渡特性が悪く、手を感知して から温風が吹き出されるまでの時間が長い。
【0009】 振動が比較的大きいため、壁との共振が大きい。
【0010】 特に、ACブラシモータを用いた場合には、ブラシ音による騒音が大きく、ブ ラシで発生する火花による制御回路へのノイズ発生の問題がある上に、低寿命で ブラシ交換等の煩雑なメンテナンスが必要とされるという欠点もある。
【0011】 本発明は上記従来の問題点を解決し、応答性に優れ、出力制御が容易で、しか も、高出力化による小型軽量化が可能である上に、壁との共振、騒音、メンテナ ンス等上の問題もないハンドドライヤを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1のハンドドライヤは、温風を吹き出すためのファン及びヒータと、該 ファンを回転させるための直流ブラシレスモータと、該モータの回転数を制御す るための駆動回路とを備えてなることを特徴とする。
【0013】 請求項2のハンドドライヤは、請求項1のハンドドライヤにおいて、手を感知 してヒータ及びモータを作動させるセンサを備えるハンドドライヤであって、フ ァンがターボファンであることを特徴とする。
【0014】
【作用】
ハンドドライヤに直流ブラシレスモータを適用することにより、次のような効 果が奏される。
【0015】 直流を電源とするため、ACモータのような周波数の違いによる出力の差 の問題はなく、常に所望の出力を安定して得ることができる。
【0016】 ACモータに比べて、大幅な高速回転が可能である。このため、ヒータに 高負荷を付与すると共に、回転数を上げることにより、温風吹き出し出力を 大幅に向上させることができる。また、回転数を上げることにより、ACモ ータ使用のものと同等風量、同等風圧を得るためのファンの大きさ等を小さ くできるため、機器の小型、軽量化が可能とされる。
【0017】 による小型、軽量化のため、施工空間に適応した、美観を損ねることの ないハンドドライヤとすることができる。また、小型で軽量なハンドドライ ヤであるため、施工労力が大幅に削減される。
【0018】 回転数制御が容易であることから、手の乾燥状態、その場の雰囲気の状態 等に応じて、容易に風量をコントロールすることができる。
【0019】 起動トルクが大きいため、起動、停止に対する応答性が良く、瞬時に最適 乾燥を行なえる。
【0020】 低振動であるため、ハンドドライヤの取り付け面(壁)との共振が減少す る。
【0021】 ブラシモータに比較して低騒音、高寿命で制御回路へのノイズ発生の問題 もない。このため、ノイズによる誤作動が防止される。しかも、ブラシ交換 等のメンテナンスも不要とされる。
【0022】 特に、温風吹き出し用のファンとして、ターボファンを用いた場合には、より 一層優れた効果が奏される。即ち、ターボファンは、シロッコファンに比べて、 高風圧が得られるため、ハンドドライヤの温風吹出口部に備えられたヒータ部に よる圧損、又は、吹出口の絞りによる圧損の影響を受けにくく、安定した風量が 得られる。しかも、ターボファンによる高風圧に対して、吹出口を絞ることによ り、高速の温風が得られ、これにより乾燥初期の手についた水滴を吹き飛ばして 、乾燥時間を大幅に短縮することができる。
【0023】 このようなターボファンを直流ブラシレスモータで駆動することにより、より 一層高速回転が可能となり、コンプレッサー並みの高圧温風を吹き出すことがで き、乾燥時間は著しく短縮される。
【0024】 因みに、従来のACモータとシロッコファンとを備えるハンドドライヤに比べ て、直流ブラシレスモータとターボファンとを備えるハンドドライヤであれば、 その高出力化により、機器容積を2/3程度に小型化することができ、同時に、 乾燥時間も1/2程度に短縮される。
【0025】
【実施例】
以下に図面を参照して本考案の実施例について詳細に説明する。
【0026】 図1は本考案のハンドドライヤの一実施例を示す断面図である。
【0027】 図中、1は直流ブラシレスモータ、2はカバーケース、3はファンのケーシン グ、5は温風吹出口、6はセンサ、7は使用者の手、8は躯体の壁である。
【0028】 本実施例のハンドドライヤは、吹出口5の上部に設けられたセンサ6が、吹出 口5の下方に差し出された使用者の手7を感知すると、直流ブラシレスモータ9 が作動してケーシング3内のターボファン(図示せず)を回転させると共に、タ ーボファンの下方に設けられたヒータ(図示せず)を作動させ、温風を吹出口5 から吹き出すように構成されている。
【0029】 本実施例のハンドドライヤであれば、モータとして直流ブラシレスモータを用 いると共に、ファンとしてターボファンを用いることによる優れた相乗効果によ り、特に、小型軽量で高出力かつ応答性に優れたハンドドライヤが提供される。
【0030】 特に、ファンのケーシング3の温風出口3Aは若干絞ることにより、高速温風 を吹き出すことができ、乾燥時間をより一層短縮することが可能とされる。
【0031】 なお、図示のハンドドライヤは本考案の一実施例であって、本考案は何ら図示 のものに制限されるものではない。例えば、本考案のハンドドライヤは、センサ を用いた自動式のものに限らず、手動式のものとすることもできる。また、カバ ーケースの形状、モータ等の配置、吹出口の位置等も任意に設定できる。
【0032】
【考案の効果】
以上詳述した通り、本考案のハンドドライヤによれば、 所望の出力を安定して得ることができる。また、風量のコントロールも容 易である。 高出力化が可能で、ハンドドライヤの軽量、小型化が図れる。 より、ハンドドライヤの施工性が改善されると共に、装飾性を高めるこ とが可能とされる。 起動、停止に対する応答性が良く、瞬時に最適な温風を吹き出すことがで きる。 壁との共振が少なく、低騒音、高寿命でメンテナンスが容易となる。ノイ ズによる誤作動の問題もない。
【0033】 といった効果が奏される。
【0034】 特に、請求項2のハンドドライヤによれば、より一層の高出力化、コンパクト 化が図れ、乾燥効率が大幅に向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のハンドドライヤの一実施例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 直流ブラシレスモータ 2 カバーケース 3 ファンのケーシング 5 吹出口 6 センサ 7 手

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温風を吹き出すためのファン及びヒータ
    と、該ファンを回転させるための直流ブラシレスモータ
    と、該モータの回転数を制御するための駆動回路とを備
    えてなるハンドドライヤ。
  2. 【請求項2】 手を感知してヒータ及びモータを作動さ
    せるセンサを備えるハンドドライヤであって、ファンが
    ターボファンであることを特徴とする請求項1に記載の
    ハンドドライヤ。
JP8014191U 1991-10-02 1991-10-02 ハンドドライヤ Pending JPH0529494U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8014191U JPH0529494U (ja) 1991-10-02 1991-10-02 ハンドドライヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8014191U JPH0529494U (ja) 1991-10-02 1991-10-02 ハンドドライヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0529494U true JPH0529494U (ja) 1993-04-20

Family

ID=13709987

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JP8014191U Pending JPH0529494U (ja) 1991-10-02 1991-10-02 ハンドドライヤ

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JP (1) JPH0529494U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013100351A1 (ko) * 2011-12-26 2013-07-04 Kwon Eun-Hee 핸드 드라이어

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0223918A (ja) * 1988-07-13 1990-01-26 Toshiba Corp エアタオル
JPH0382419A (ja) * 1989-08-28 1991-04-08 Matsushita Electric Works Ltd 手乾燥装置
JPH03136626A (ja) * 1989-10-24 1991-06-11 Koito Ind Ltd 温風乾燥装置における温風温度の制御方法

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