JP2523365Y2 - ボディードライヤー - Google Patents

ボディードライヤー

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JP2523365Y2
JP2523365Y2 JP2123490U JP2123490U JP2523365Y2 JP 2523365 Y2 JP2523365 Y2 JP 2523365Y2 JP 2123490 U JP2123490 U JP 2123490U JP 2123490 U JP2123490 U JP 2123490U JP 2523365 Y2 JP2523365 Y2 JP 2523365Y2
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yutakakazero
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hot air
air passage
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Inventor
裕 葛西
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は浴室の外壁に装備され、浴室乾燥や入浴後の
身体乾燥を行なうボディードライヤーに関するものであ
る。
(従来技術) ボディードライヤーは、チャンバに、浴室内に臨む第
1噴出口と、隣室内に臨み且つ入浴後の身体の頭部上に
位置する第2噴出口とを開設すると共に、内部の第1噴
出口に連通する第1温風路と、第2噴出口に連通する第
2温風路とを、切換可能に構成している。
(考案が解決しようとする課題) 頭部よりも下位の身体乾燥が、良好に行なえず、乾き
が遅い、勝手上の問題があった。
本考案は温風を、頭部のみならず体側に直接噴出する
ようにして、身体乾燥を効率化することを目的とする。
(課題を解決する為の手段) 上記目的を達成する為に講じた技術的手段は頭部乾燥
用の第2温風路に連通して下方へ延設した第3温風路を
設け、該第3温風路に、体側に対向して第3噴出口を開
設したことである。
(作用) 上記技術的手段によれば、切換によって、第2温風
路,第3温風路に温風が供給され、頭部及び体側に向け
て温風を噴出する。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成したので、入浴後脱衣所等
の隣室にて、身体全体を均等で且つ効率的に乾かすこと
ができ、乾燥時間の短縮化を図り、使用勝手を向上させ
うる。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図は第1実施例を、第4図乃至第8図
は第2実施例を示している。
第1実施例を説明すると、図中(A)はボディードラ
イヤーである。
ボディードライヤー(A)は浴室(B)外壁(b1)の
ドア(1)上部に備設され、内部中空なチャンバ(a1
内に、送風手段(a2),加熱手段(a3)を順次配設する
と共に、そのチャンバ(a1)の浴室(B)外壁(b1)に
相対する面(2)に、その外壁(b1)を貫通して浴室
(B)内に臨む第1噴出口(3)と、チャンバ(a1)下
面(4)に第2噴出口(5)を夫々開設し、送風手段
(a2),加熱手段(a3)を経て第1噴出口(3)に至る
第1温風路(3a)或いは送風手段(a2),加熱手段
(a3)を経て第2噴出口(5)に至る第2温風路(5a
への切換手段(a4)を内設し、更に、第2温風路(5a
に連通して体側に沿う第3温風路(6a)を有している。
チャンバ(a1)は、第1噴出口(3)と、第2噴出口
(5)とを隔断する横断壁(7)に、上部室(8)と下
部室(9)との連絡口(10)を開設し、第1噴出口
(3)とこの連絡口(10)とを切換手段(a4)で開閉し
て第1温風路(3a),第2温風路(5a)のどちらかに切
換るようになっている。
第1噴出口(3)は、浴室(B)外壁(b1)に相対、
詳述すれば当接する面(2)に、先端が上記外壁(b1
を貫通して浴室(B)内に臨む短外筒(3b)を突設する
と共に連設して内側に短内筒(3c)を突設することで、
浴室(B)内とチャンバ(a1)内とを連通してなり、短
内筒(3c)内端面に沿って弾性薄膜(11)を固着してい
る。
連絡口(10)は下部室(9)に連通して短立筒(1
0a)を、上部室(8)へ突設することで形成し、その短
立筒(10a)上端面に沿って弾性薄膜(11)を固着して
いる。
切換手段(a4)は前記面(2)と、横断壁(7)とが
構成するチャンバ(a1)内の隅角部に装設したロータリ
ーソレノイド(12)と、そのロータリーソレノイド(1
2)に基端を連結した開閉板(13)と、メカニカルスイ
ッチ(14)とで構成し、開閉板(13)が回動してどちら
かの弾性薄膜(11)(11)に密接することで、第1噴出
口(3)又は第2噴出口(5)へ送風を切換える。
第3温風路(6a)はダクトであり、一端を、下部室
(9)の室面(8a)に連通して接続し、他端をチャンバ
(a1)直下近傍の隣室(C)の床面(c2′)で開設して
いる。
また、第3温風路(6a)は室壁(c1)の前方にスペー
ス(15)をおいて立設した間仕切壁(16)背後のそのス
ペース(15)内に、床(c2)内に埋込まれる部分を除い
て全て収容してなり、その高さ方向に、適宜間隔をおい
て突管部(17)…を、間仕切壁(16)を貫通して突設し
て、突管部(17)先端の第3噴出口(6)を、体側に向
いた位置で室内に臨ませてある。
而して、本実施例のボディードライヤー(A)は間仕
切壁(16)に配設した操作盤(100)の、作動スイッチ
(18)の操作で、送風手段(a2),加熱手段(a3)を作
動させ、メカニカルスイッチ(14)の操作で、連絡口
(10)を開放すると、温風が第2噴出口(5)から頭部
へ向けて噴出すると共に、第3噴出口(6)…から体側
に向けて温風が噴出し、更に足下からも温風が噴出す
る。
この実施例では、第3温風路(6a)を構成するダクト
が室内に露出しない為、内装的美観を損なわない効果が
ある。
更に第2噴出口(5a)と、チャンバ(a1)に連通して
接続したダクト一端を、開閉手段(図示せず)で開閉可
能にして、頭部又は体側に温風を噴出するように構成し
ても良い。
次に第2実施例を説明すると、この実施例は不使用時
には第3温風路(6a)を構成するダクト(25)が天井壁
(19)に沿って並行状態にあり、体側に沿うように人為
的に引き落した際に、第2温風路(5a),第3温風路
(6a)に自動的に切換るように構成した例である。
チャンバ(a1)は前記実施例と同様に上端に内設した
送風手段(a2),加熱手段(a3)と、直角な位置関係を
もって開設された第1噴出口(3),第2噴出口(5)
と、その第1噴出口(3)及び第2噴出口(5)周りに
内側に向けて突設した厚肉な固定座(3g)(5g)と、そ
の固定座(3g)(5g)に凹設した環状溝(3h)(5h)と
その環状溝(3h)(5h)底に一端を固着し他端を弁膜
(3f)(5f)に固着した弾撥発条(3e)(5e)とを備え
ている。
弁膜(3f)(5f)は第1噴出口(3),第2噴出口
(5)方向に弾撥発条(3e)(5e)の付勢力に抗して人
為的に押圧した時、弾撥発条(3e)(5e)が環状溝
(3h)(5h)内に収容されて固定座(3g)(5g)との対
向面が、その固定座(3g)(5g)の突面に密接して、第
1噴出口(3),第2噴出口(5)を閉口するように構
成してなり、詳細には第1噴出口(3),第2噴出口
(5)に連通する夫々の固定座(3g)(5g)の開口縁に
密接するように固定座(3g)(5g)との対向面に円弧状
に膨出部(3f′)(5f′)を膨出形成しており、また、
その膨出部(3f′)(5f′)に背向する面には第3温風
路(6a)を構成するダクト(25)の外周に沿う湾曲受部
(3f″)(5f″)を凹設している。
第3送風路(6a)を構成するダクト(25)は平行管部
(25a)(25a)と、その平行管部(25a)(25a)上端間
を連設した連結管部(25b)とからなる逆U字状を呈
し、チャンバ(a1)の相対向する前記室面(8a)(8a
に開口した挿通孔(21)に弾性樹脂材(22)を介して連
結管部(25b)を、挿通してなり、弾性樹脂材(22)
と、連結管部(25b)の密接力に抗して平行管部(25a
(25a)を引き下げることで平行管部(25a)(25a)が
垂直に垂れ下がるようになっており、不使用時は弾性樹
脂材(22)と、連結管部(25b)との密接力で、天井壁
(19)に対して並行状態を維持する。
平行管部(25a)(25a)は長さ方向に適宜間隔をおい
て、第3噴出口(6)…を、開設している。
この連結管部(25b)は弾撥発条(3e)(5e)夫々の
付勢方向が交差する箇所に挿通させてなり、第7図に示
すように平行管部(25a)(25a)が垂直状態にある時、
頂部に温風取入口(23)を開口し、温風取入口(23)の
90°左回りに変位した周壁部分に、弁膜(3f)(5f)の
前記湾曲受部(3f″)(5f″)を押圧するプッシャー
(24)を突設している。
次に、この実施例の作用を第6図乃至第8図に基づい
て説明する。
第6図は第2温風路(5a)を断つように第2噴出口
(5)を閉口すると共に第3温風路(6a)の入口である
温風取入口(23)を閉口し、第1温風路(3a)、第1噴
出口(3)から浴室(B)内へ温風を送風している。
この状態は、第1噴出口(3)側の弁膜(3f)の湾曲
受部(3f″)が弾撥発条(3e)の付勢力で、温風取入口
(23)に密接してその取入口(23)を閉口し、プッシャ
ー(24)が弾撥発条(5e)の付勢力に抗して第2噴出口
(5)側の弁膜(5f)を押し下げ、膨出部(5f′)で、
第2噴出口(5)の始端である固定座(5g)の開口縁に
密接してその第2噴出口(5)を閉口している。
第7図,第8図は平行管部(25a)(25a)を人為的に
押し下げた状態であり、プッシャー(24)が第1噴出口
(3)側の弁膜(3f)を弾撥発条(3e)の付勢力に抗し
て押し下げ膨出部(3f′)で第1噴出口(3)の始端の
固定座(3g)開口縁に密接して、第1噴出口(3)を閉
口し、空気取入口(23)は開放され、プッシャー(24)
での押下げが解除された弁膜(5f)が弾撥発条(5e)の
付勢力で押下げられ、第2噴出口(5)も開口してい
る。
この実施例の利点は通常は邪魔にならないように天井
壁(19)に沿ってダクト(25)を位置させることができ
る為、前記実施例のように間仕切壁(16)で、第3温風
路(6a)を構成するダクト(25)を隠す必要なく、低廉
であると共に、平行管部(25a)(25a)で体側を両側か
ら乾燥できることである。
尚、平行管部(25a)(25a)に図示するように、把手
(26)を付けて、押し下げ易く且つ持ち上げ易くするこ
とも任意であり不使用時の平行管部(25a)(25a)の垂
れ下がりを考慮して、天井壁(19)に、押し下げ力で、
弾性的に係合する弾性挟持部を固定しておいてもかまわ
ない。
(100)は操作盤である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案ボディドライヤーの実施例を示し、第1図
は第1実施例の縦断正面図、第2図は(2)−(2)線
断面図、第3図は(3)−(3)線拡大断面図、第4図
は第2実施例の縦断正面図、第5図は側面断面図、第6
図は(6)−(6)線断面図で、第1噴出口を開口した
状態を示し第7図は同(6)−(6)線断面図で、第2
噴出口,第3噴出口を開口した状態を示し、第8図は第
7図の(8)−(8)線断面図である。 尚、図中 (A):ボディドライヤー (B):浴室、(C):隣室 (3):第1噴出口、(5):第2噴出口 (6):第3噴出口、(3a):第1温風路 (5a):第2温風路、(6a):第3温風路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴室内に臨む第1噴出口に連通する第1温
    風路と、隣室内に臨み且つ頭部上に位置する第2噴出口
    に連通する第2温風路とに切換可能に構成したボディー
    ドライヤーにおいて、上記第2温風路に連通して下方へ
    延設した第3温風路を設け、該第3温風路に、体側に対
    向して第3噴出口を開設したことを特徴とするボディー
    ドライヤー。
JP2123490U 1990-03-02 1990-03-02 ボディードライヤー Expired - Lifetime JP2523365Y2 (ja)

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JP7132585B2 (ja) * 2018-01-16 2022-09-07 秀男 清水 身体乾燥装置
JP7330730B2 (ja) * 2019-03-27 2023-08-22 大和ハウス工業株式会社 浴室用送風装置

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