JP3629636B2 - 手洗い乾燥装置 - Google Patents
手洗い乾燥装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3629636B2 JP3629636B2 JP06647699A JP6647699A JP3629636B2 JP 3629636 B2 JP3629636 B2 JP 3629636B2 JP 06647699 A JP06647699 A JP 06647699A JP 6647699 A JP6647699 A JP 6647699A JP 3629636 B2 JP3629636 B2 JP 3629636B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hand
- drying
- water receiving
- washing
- receiving portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、洗浄後の濡れた手を衛生的かつ短時間に乾燥させるための手洗い乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
手を衛生的な状態に保全するには、手の洗浄とともに洗浄後の乾燥処理も衛生的に行われる必要があり、そのために例えば特開平5−293055号公報に開示されているような洗浄等により濡れた手を乾燥させる手乾燥装置が用いられている。
【0003】
上記公報に示されている従来の手乾燥装置は、高圧空気発生手段で発生させた高圧空気をノズルから手の両側に高速の空気流として噴出するもので、ノズルから噴出された高速空気流に手をかざすことで手に付着した水滴を短時間に拭い去り、手を乾燥させるようになっている。このとき、手に付着していた水滴が周囲に飛散し床等を濡らすため、この防止策として、水滴を受ける水受けと、ここで集めた水を溜めるドレンタンクとを具備する構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の手乾燥装置は、一般的に手洗浄装置とは離れた位置に設けられているため、手を洗浄した後、手乾燥装置まで手を移動する間に水滴が落下し、洗面器天板や床を濡らしてしまうという問題があった。
【0005】
また、上記手乾燥装置は、手から拭い去った水滴を水受けからドレンタンクに溜めるようになっているが、ドレンタンクに水が溜まる度、これを捨てる作業が必要でこの作業が煩わしいという問題があった。
【0006】
また、上記手乾燥装置は、手洗浄装置とは別々に構成して配置するようになっていたため、狭い洗面所空間では設置しにくいという課題があった。
【0007】
この発明は上記課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、手洗浄と手乾燥の両装置を一体化し、手洗浄後、手乾燥動作へ移る際に洗面台天板や床面への水濡れを防止することが可能な手洗い乾燥装置を提供するものである。
【0008】
また、第2の目的は、溜まり水処理の煩わしさを解消でき、使い勝手の良い手洗い乾燥装置を提供するものである。
【0009】
さらに、第3の目的は、手洗浄と手乾燥の両装置を一体化することで、省スペース化が図れる手洗い乾燥装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手洗い用水受け部を含む手洗い部と、手洗い用水受け部に連続又は隣接して設けられた手乾燥用水受け部及び手乾燥用水受け部の上部に設けられ、乾燥用空気を噴出するノズルを含む手乾燥部とを備え、手洗い部と手乾燥部とを一体に形成するとともに、手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部を全体として凹状に形成し、その底部を手乾燥用水受け部側の下方に向けて傾斜させ、水受け部の下端部に排水口を設けたものである。
【0011】
請求項2記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手乾燥用水受け部の奥行きを、手洗い用水受け部の奥行きより狭く形成したものである。
【0012】
請求項3記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手乾燥用水受け部を、その奥行き方向の中心位置が手洗い用水受け部の奥行き方向の中心位置より前方に位置するように配置したものである。
【0013】
請求項4記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手乾燥用水受け部を凹状に形成し、前後両壁面を前方に向けて傾斜させたものである。
【0014】
請求項5記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手洗い用水受け部が溢水防止用排水口を有し、乾燥用空気を噴出するノズルを、溢水防止用排出口より上方に配置したものである。
【0015】
請求項6記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、乾燥用空気を発生させる乾燥用空気発生部を備え、乾燥用空気発生部から乾燥用空気をノズルへ送る経路に、柔軟性のある配管を用いたものである。
【0016】
請求項7記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手洗い用水受け部を含む手洗い部と、手洗い用水受け部に連続又は隣接して設けられた手乾燥用水受け部及び手乾燥用水受け部の上部に設けられ、乾燥用空気を噴出するノズルを含む手乾燥部とを備え、手洗い部と手乾燥部とを一体に形成し、手乾燥用水受け部を凹状に形成してその下端部に排水口を設けるとともに、手乾燥用水受け部内に洗浄用水を供給するための給水口を設けたものである。
【0017】
請求項8記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手乾燥用水受け部を手洗い用水受け部の前方に配置したものである。
【0018】
請求項9記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手洗い用水受け部を含む手洗い部と、手洗い用水受け部に連続又は隣接して設けられた手乾燥用水受け部及び手乾燥用水受け部の上部に設けられ、乾燥用空気を噴出するノズルを含む手乾燥部とを備え、手洗い部と手乾燥部とを一体に形成するとともに、手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部の開口部の外周に対応した開孔を有する天板を、手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部と一体に設けたものである。
【0019】
請求項10記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手洗い用水受け部を含む手洗い部と、手洗い用水受け部に連続して設けられた手乾燥用水受け部及び手乾燥用水受け部の上部に設けられ、乾燥用空気を噴出するノズルを含む手乾燥部と、手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部の開口部の外周に対応した開孔を有する天板とを備え、手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部を全体として凹状に形成し、その底部を手乾燥用水受け部側の下方に向けて傾斜させ、その下端部に排水口を設けたものである。
【0020】
請求項11記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手乾燥用水受け部の奥行きを、手洗い用水受け部の奥行きより狭く形成し、その奥行き方向の中心位置が手洗い用水受け部の奥行き方向の中心位置より前方に位置するように配置し、そして、前後両壁面を前方に向けて傾斜させ、乾燥用空気発生部から乾燥用空気をノズルへ送る径路に、柔軟性のある配管を用いたものである。
【0021】
請求項12記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、天板を手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部と一体に形成したものである。
【0022】
請求項13記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、ノズルは、挿入される手の両面に乾燥用空気を噴射するものである。
【0027】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の手洗い乾燥装置の平面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図である。
手洗い乾燥装置1は、手洗浄用蛇口2が設けられた天板3と溢水防止用排水口4が設けられた手洗い用水受け部5を含む手洗い部6と、複数の構成部品でなる手乾燥部7と、天板3を除くこれらを収納する洗面台ケース8とで構成され、手洗い部6と手乾燥部7とが一体に形成された装置である。なお、天板3は手洗い部6及び手乾燥部7に共通で、手洗い用水受け部5及び後述の手乾燥用水受け部11の外周に対応した開孔を有し、洗面台ケース8の上部に設けられいる。
【0028】
以下、洗面台ケース8内の手乾燥部7の構成について詳述する。なお、以下の説明において、前方とは使用者側を指すものとする。
【0029】
洗面台ケース8内の上部で手洗い用水受け部5の右側部には、手乾燥用水受け部11が手洗い用水受け部5と一体でかつ連続して形成されており、手洗い用水受け部5を含めて全体として凹状をなし、手洗い用水受け部5により手洗い室5aが、手乾燥用水受け部11により手乾燥室11aが構成されている。そして、手乾燥用水受け部11の奥行き方向の中心位置が手洗い用水受け部5の奥行き方向の中心位置より手前に位置するように配置されている。
【0030】
手乾燥用水受け部11の前後両壁面は、図3に示すように前方に向けて傾斜するよう構成され、手を挿入しやすくなっている。また、手乾燥用水受け部11の奥行き、すなわち前後壁面間の距離は、手を挿入するという使用目的上問題のない範囲で手洗い用水受け部5のそれより狭く構成されている。
【0031】
前後両壁面の上部には、ノズル12a,12bが対向するように複数設けられ、後壁面には、手検出用センサ13がノズル12a,12bの下方に位置するように配置されている。このノズル12a,12bは、下方に向けて、すなわち手乾燥室11aに挿入された手の指先方向に向けて傾斜するよう形成され、後述の高圧空気発生部21で発生した高圧空気を手乾燥用水受け部11の底部に向けて吹き出すようになっている。
【0032】
高圧空気発生部21は、高圧空気を発生させる高圧空気発生ブロア22、高圧空気発生ブロア22で発生した高圧空気を加熱するヒータ23、高圧空気発生ブロア22とヒータ23とを制御する制御回路24、及びこれらを収納する動力部ケース25で構成されており、洗面台ケース8の底部に配置される。
【0033】
ノズル12a,12bには送風用ダクト26a,26bの一端がそれぞれ接続され、両ダクト共通の他端が送風管27の上端に接続されている。送風管27の下端は高圧空気発生部21に接続され、高圧空気発生部21で発生した空気が送風管27及び送風用ダクト26a、26bを介して送風され、ノズル12a,12bから手乾燥用水受け部11へと吹き出されるようになっている。この送風管27は柔軟性を有するもので構成されており、ノズル12a,12bと高圧空気発生部21のそれぞれは、互いの配置位置によってその設置位置が拘束されることなくそれぞれ自由に配置可能となっている。
【0034】
手洗い用水受け部5及び手乾燥用水受け部11の底部は、手乾燥用水受け部11側の下方に向けて傾斜するよう形成され、その下端部、すなわち手乾燥用水受け部11側の下端部に排水口16が設けられている。従って、手から拭い去られて手乾燥用水受け部11に貼り付いた水滴だけでなく、手洗浄時の手洗浄用蛇口2から流された大量の水も、手洗い用水受け部5から手乾燥用水受け部11へと流され、排水口16から排出される。
【0035】
以下この実施の形態1の動作について説明する。
手洗い室5aで手を洗浄後、右方向に手を移動させ手乾燥室11aに挿入する。すると、手検出用センサ13がこれを検知し、その検知信号を高圧空気発生部21の制御回路24に送出して高圧空気発生ブロア22とヒータ23を通電させる。その結果、高圧空気が発生し、送風管27及び送風用ダクト26a,26bを介して送風され、ノズル12a,12bから手乾燥用水受け部11の底部に向けて噴出される。この噴出された空気は、高速の気流となって挿入された手の両面に吹き付けられ、手に付着している水分を手乾燥用水受け部11に吹き飛ばす。手乾燥用水受け部11に飛ばされた水分は、手乾燥用水受け部11の傾斜と手乾燥時の風圧が作用して排水口16に集められ、図示しない排水管を通して下水等に排水される。
【0036】
この実施の形態1によれば、手洗い室5aから手乾燥室11aへ天板3を介すことなく手を移動できるので、手に付着した水滴により天板3や床面を濡らすことがなく、衛生的な手洗い乾燥装置1を得ることができる。
【0037】
また、この手洗い乾燥装置1は、手洗い部6と手乾燥部7とを一体に形成したので、従来のように別体で設ける場合に比べ省スペース化が図れ、また、設置性も向上することができる。
【0038】
さらに、手洗い動作から手乾燥動作へとスムーズに移ることができるので、使用者の体の負担を軽減することができる。なお、この実施の形態1では、手洗い用水受け部5と手乾燥用水受け部11とを一体で且つ連続して構成することで手洗い部6と手乾燥部7と一体に形成した場合を例示して説明したが、一体で且つ連続でなくとも、手洗い用水受け部5と手乾燥用水受け部11を隣接して設けていれば、同じくこの効果を奏することができる。
【0039】
また、手乾燥用水受け部11は、手洗い用水受け部5の右側部に連続して設けられているので、手洗いと手乾燥を同一の使用姿勢で行うことができる。
【0040】
また、手乾燥用水受け部11の奥行き方向の中心位置が手洗い用水受け部5の奥行き方向の中心位置より手前に位置するように配置したので、乾燥室11aの奥へと手を挿入した際に体を屈めなくてもよいので、自然な体勢で手乾燥を行うことができ、より使用姿勢が楽になる。
【0041】
さらに、手乾燥用水受け部11を前方に向けて傾斜させたので、手を挿入しやすく、また、手を観察しやすくなるため、乾燥状況を一目で把握でき乾燥動作を終了させるか否かの判断を行いやすい。
【0042】
ノズル12a,12bを溢水防止用排水口4より上方に位置するように配置したので、手洗い用水受け部5及び手乾燥用水受け部11に水を溜めた場合、水がノズル12a,12bに達する前に溢水防止用排水口4から排水されるので、ノズル12a,12bから水が入るのを防止することができる。
【0043】
また、手乾燥用水受け部11の奥行きを手洗い用水受け部5のそれより狭く構成したので、風を効率良く手の両面に吹き付けることができ、従って、乾燥時間を短時間に済ませることができ、使い勝手の良い手洗い乾燥装置1を得ることができる。
【0044】
また、手洗い用水受け部5と手乾燥用水受け部11は全体として凹状に形成され、その底部が手乾燥用水受け部11側の下方に向けて傾斜しているので、手洗い時の大量の水が必ず手乾燥用水受け部11を流れ、乾燥時に発生する手乾燥用水受け部11の汚れを洗い流すので、衛生面での向上が図れるとともに、清掃の頻度を少なくすることが可能となる。
【0045】
また、手乾燥用水受け部11に排水口16を設け、図示しない排水管を介して下水等に排水するようにしたので、従来のように手から拭い去った水を一旦タンク等に溜めこれを定期的に処理するといった煩わしさを解消することができ、使い勝手が良い。
【0046】
また、手洗い部6及び手乾燥部7共に天板3より低い位置にまとめられているので、天板3上に不必要な凹凸が無く、デザイン上スマートにまとめることができ、また、天板3上を広く使うことができる。
【0047】
なお、この実施の形態2では、手乾燥用水受け部11を手洗い部6に対して右側に配置した例を示したが、もちろん左側にあっても良く、この場合も同等の効果が得られる。
【0048】
実施の形態2.
図4は実施の形態2の手洗い乾燥装置の側面断面図である。
この実施の形態2は、上記実施の形態1の手洗い用水受け部5と手乾燥用水受け部11との間に仕切り壁31を設け、洗面時等、手洗い用水受け部5だけに水を溜めることを可能としたものである。また、実施の形態1において手洗い用水受け部3と手乾燥用水受け部11に共通であった排水口16を手乾燥用水受け部11に専用のものとし、手洗い用水受け部5に新たに排水口32を設け、さらに手乾燥用水受け部11の右側壁に、手乾燥時に手乾燥用水受け部11に付着した水滴や汚れを洗い流すための給水口33を設け、図示しないタンクから電磁弁34を介して給水された水を給水口33から手乾燥用水受け部11内へ流すようにしたものである。
【0049】
なお、この電磁弁34の開閉制御は制御回路24で行っており、手検出用センサ13からの検出信号に基づき手乾燥室11a内に手が挿入された回数を計数し、その計数値が指定値になったとき開くようになっている。この指定値、すなわち手乾燥用水受け部11に洗浄用の水を流す周期は、手洗い乾燥装置1の使用頻度に応じて例えば毎回あるいは数回毎等、動力部ケース25外部に設けられたボリューム(図示せず)あるいは切り替えスイッチ(図示せず)により可変できるようになっている。なお、電磁弁34の制御は、この方法に限られたものではなく、例えば手検出用センサ13とは検知領域を別にした洗浄指示用の手検出センサを新たに設け、そのセンサの検知領域内に手が挿入された場合、電磁弁34を開くようにしてもよい。
【0050】
このように構成したことにより、洗面時等、手洗い用水受け部5だけに水を溜めることができるとともに、実施の形態1とほぼ同じ作用及び効果が得られる。但し、この実施の形態2は、手洗い用水受け部5と手乾燥用水受け部11との間に仕切り壁31を設けたので、実施の形態1のように、手洗浄用蛇口2から供給される水で手乾燥用水受け部11を洗浄することはできないが、手乾燥用水受け部11の側面に給水口33を設けたので、これにより手乾燥用水受け部11の洗浄が可能となっている。
【0051】
なお、この実施の形態2では、給水口33を手乾燥用水受け部11の側面に取り付けた例を示したが、この位置に限られたものではなく、例えば手洗浄用蛇口2と同様に天板3に設けるようにしてもよい。
【0052】
実施の形態3.
図5は実施の形態3の手洗い乾燥装置の側面断面図である。
上記の各実施の形態の手洗い乾燥装置1は、手洗い用水受け部5及び手乾燥用水受け部11の上部に天板3を配置して組み立てるものであるが、この実施の形態3の手洗い乾燥装置1は、手洗い用水受け部5及び手乾燥用水受け部11と天板3を一体に形成したものである。図5の41がその一体に形成された、天板3一体型水受け部を示している。
【0053】
このように構成したことにより、実施の形態1とほぼ同じ作用及び効果が得られるとともに、天板3とのつなぎの部分がなくなるため、この部分に汚れが発生するのを防止でき、さらに、組立時の工数を軽減できるのでコスト低減を図ることができる。
【0054】
実施の形態4.
図6は実施の形態4の手洗い乾燥装置の平面図、図7は図6のC−C断面図、図8は図7のD−D断面図である。この実施の形態4は、実施の形態3の手乾燥用水受け部11及びこれに接続される送風用ダクト26a,26bを手洗い用水受け部5の前方に設けたものである。
【0055】
このように構成したことにより、実施の形態2とほぼ同じ作用及び効果が得られるとともに、横幅方向の設置スペースが不足するような場合にも設置可能となる。
【0056】
実施の形態5.
図9は実施の形態5の手洗い乾燥装置の平面図、図10は図9のF−F断面図である。図9のE−E断面図は図7と同じであるであるので、それを参照されたい。
この実施の形態5は、実施の形態4の手洗い用水受け部5の開口部と手乾燥用水受け部11の開口部との間に天板3が形成されているものである。
【0057】
このように構成したことにより、実施の形態4とほぼ同じ作用及び効果が得られるとともに、デザイン性の向上を図ることができる。
【0058】
なお、この実施の形態5では、手洗い用水受け部5と手乾燥用水受け部11とが一体に形成されてるが、天板3下部で別体に構成しても良い。この場合、それぞれの開口部周縁は天板3で覆われるので、手洗い用水受け部5から手乾燥用水受け部11へ移動する際の天板3への水滴落下は免れないが、既に一般的に出回っている手洗い用水受け部5に、手乾燥用水受け部11を設けることで手洗い乾燥用装置1を構成できるので、コスト的なメリットを得ることができる。
【0059】
実施の形態6.
図11は実施の形態6の手洗い乾燥装置の平面図、図12は図11の正面図、図13は図11のG−G断面図である。
【0060】
この実施の形態6は、天板3の表面後方に鏡51及び照明52を備えた化粧台53を設け、該化粧台53の前面上部右側に風向変更板54を有する上部温風吹出口55を形成し、また、洗面台ケース8の前面下部に同じく風向変更板56を有する下部温風吹出口57を形成し、それぞれ送風管58、送風管59を介して高圧空気発生部21と接続し、高圧空気発生部21で発生した温風を上部温風吹出口55,下部温風吹出口57から吹き出すようにしたものである。すなわち高圧空気発生部21を活用した温風吹出し機能を備えたしたものである。なお、下部温風吹出口57は、洗面所や脱衣所に本装置1が設置された場合における寒い時期の足元暖房を主目的とし、上部温風吹出口55は頭髪の乾燥を主目的として設けたものである。
【0061】
このように構成された手洗い乾燥装置1で上部温風吹出口55又は下部温風吹出口57における温風吹出し機能を使用する場合、それぞれ対応して設けられた図示しないスイッチを押下する。すると、高圧空気発生部21とヒータ23へ通電が行われ、その結果高圧空気が発生してヒータ23で暖められ、この暖められた温風が送風管58又は送風管59を介して送風されて該当の温風吹出口から吹き出されるようになっている。
【0062】
このように構成したことにより、実施の形態1とほぼ同じ作用及び効果が得られるとともに、高圧空気発生部21で発生した高圧空気を、手の乾燥だけでなく、足元暖房と頭髪の乾燥にも利用でき、さらに便利な手洗い乾燥装置1を得ることができる。
【0063】
また、下部温風吹出口57による温風吹出し機能を本装置1が設置された空間の使用前に利用すれば、同空間全体の暖房としても活用できる。また、制御回路24にタイマー機能を持たせ、予め時間をセットすることで切り忘れを防止することも可能である。
【0064】
また、従来、頭髪を乾燥させる場合には、洗面台に設けたコンセントに頭髪乾燥用ドライヤを接続し、これを片手で持ちながら乾燥させるか、もしくは洗面台上にドライヤを置いたり化粧台のどこかに仮固定する等して使用し、乾燥させる等の方法がとられていたが、何れも不便であった。しかしながら、この実施の形態6によれば、上部温風吹出口55によりドライヤと同等の役割が果たされるので、装置1全体を機能的に美しくまとめることができ、また、両手を自由に使いながらの頭髪乾燥が可能となる。さらに、上部温風吹出口55に設けた風向変更板54によってその送風方向を自由に変えられるので、頭髪ばかりでなく使用者の体への送風も可能であり、体の乾燥にも使用できる。
【0065】
さらに、ヒータ23への通電を図示しないスイッチにより停止させることで、温風温度を室温まで下げることができるので、暑い時期には入浴後の体の火照りをさますことにも使用可能である。また、図示していないが、この温風を鏡51の前面あるいは背面に当てることにより、鏡51の曇り防止も可能となる。
【0066】
なお、手乾燥室11a、下部温風吹出口57及び上部温風吹出口55への送風は、電気容量や設置スペースに余裕があれば同時送風できることが望ましいが、使用シーンを考慮して以下のように制御すると電気容量、設置スペース的に有利である。
【0067】
すなわち、同時に複数の送風先への送風は行わず、いずれかの機能(すなわち手乾燥用空気の吹出し機能、下部温風吹出し機能、上部温風吹出し機能)を使用中に、他の機能を使用しようとした場合は、最初に使用していた機能を自動的に停止させ、後から使おうとした機能を動かし、その機能の使用が完了した時点で、その前に使用していたものを再度動かすというものある。具体的には、例えば下部温風吹出し機能を使用中に手乾燥を行ったとすると、この手乾燥の間、下部温風を自動的に送風停止してノズル12a,12bへの送風を行い、その使用が終了した時点で自動的に下部温風を再度送風開始するということになる。
【0068】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0069】
請求項1記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手洗い用水受け部を含む手洗い部と、手洗い用水受け部に連続又は隣接して設けられた手乾燥用水受け部と、手乾燥用水受け部の上部に設けられ、乾燥用空気を噴出するノズルとを含む手乾燥部とを備え、手洗い部と手乾燥部とを一体に形成するとともに、手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部を全体として凹状に形成し、その底部を手乾燥用水受け部側の下方に向けて傾斜させ、水受け部の下端部に排水口を設けたので、省スペース化が図れ、また、設置性も向上することができる。また、従来のように手から拭い去った水を一旦タンク等に溜めこれを定期的に処理するといった煩わしさを解消することができて使い勝手が良く、また、手洗い時の水が必ず手乾燥用水受け部を流れるので、乾燥時に発生する手乾燥用水受け部の汚れが洗い流され、衛生面での向上が図れるとともに、清掃の頻度を少なくすることが可能となる。
【0070】
請求項2記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手乾燥用水受け部の奥行きを、手洗い用水受け部の奥行きより狭く形成したので、乾燥用空気を効率良く手に噴射することができ、乾燥時間の短縮を図ることができる。
【0071】
請求項3記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手乾燥用水受け部を、その奥行き方向の中心位置が手洗い用水受け部の奥行き方向の中心位置より前方に位置するように配置したので、手乾燥用水受け部の奥へと手を挿入した際に体を屈めなくてもよく、自然な体勢で手乾燥動作を行うことができる。
【0072】
請求項4記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手乾燥用水受け部を凹状に形成し、前後両壁面を前方に向けて傾斜させたので、手を挿入しやすく手乾燥動作を自然な体勢で行うことができ、使い勝手がよい。
【0073】
請求項5記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手洗い用水受け部は溢水防止用排水口を有し、乾燥用空気を噴出するノズルを、溢水防止用排出口より上方に配置したのでノズルから水が入ることを防止することができる。
【0074】
請求項6記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、乾燥用空気を発生させる乾燥用空気発生部を備え、乾燥用空気発生部から乾燥用空気をノズルへ送る経路に、柔軟性のある配管を用いたので、ノズルと乾燥用空気発生部のそれぞれは、互いに拘束されることなく自由に配置可能である。
【0075】
請求項7記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手洗い用水受け部を含む手洗い部と、手洗い用水受け部に連続又は隣接して設けられた手乾燥用水受け部及び手乾燥用水受け部の上部に設けられ、乾燥用空気を噴出するノズルを含む手乾燥部とを備え、手洗い部と手乾燥部とを一体に形成し、手乾燥用水受け部を凹状に形成してその下端部に排水口を設けるとともに、手乾燥用水受け部内に洗浄用水を供給するための給水口を設けたので、まず、手洗い部と手乾燥部とを一体に形成したことによって、省スペース化が図れ、また、設置性も向上することができる。また、手乾燥用水受け部を凹状に形成し、その下端部に排水口を設けたことによって、従来のように手から拭い去った水を一旦タンク等に溜めこれを定期的に処理するといった煩わしさを解消することができ、使い勝手が良い。さらに、手乾燥用水受け部内に洗浄用水を供給するための給水口を設けたことによって、手乾燥用水受け部内を洗浄することができる。
【0076】
請求項8記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手乾燥用水受け部を手洗い用水受け部の前方に配置したので、横幅方向の設置スペースが不足するような場合にも設置可能となる。
【0077】
請求項9記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手洗い用水受け部を含む手洗い部と、手洗い用水受け部に連続又は隣接して設けられた手乾燥用水受け部及び手乾燥用水受け部の上部に設けられ、乾燥用空気を噴出するノズルを含む手乾燥部とを備え、手洗い部と手乾燥部とを一体に形成するとともに、手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部の開口部の外周に対応した開孔を有する天板を、手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部と一体に設けたので、まず、手洗い部と手乾燥部とを一体に形成したことによって、省スペース化が図れ、また、設置性も向上することができる。また、手洗い用水受け部及び手乾燥用水受け部の上部に設けられる天板が、手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部の開口部の外周に対応した開孔を有していることによって、手洗い動作から手乾燥動作へ移る際に、手に付着した水滴で天板や床面を濡らることがなく、衛生的な手洗い乾燥装置を得ることができる。さらに、天板を手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部と一体に形成したことによって、天板と、手洗い用水受け部及び手乾燥用水受け部とのつなぎ部分に汚れが発生するのを防ぐことができ、また、装置組立時の工数を削減でき、コスト低減が図れる。
【0078】
請求項10記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手洗い用水受け部を含む手洗い部と、手洗い用水受け部に連続して設けられた手乾燥用水受け部及び手乾燥用水受け部の上部に設けられ、乾燥用空気を噴出するノズルを含む手乾燥部と、手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部の開口部の外周に対応した開孔を有する天板とを備え、手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部を全体として凹状に形成し、その底部を手乾燥用水受け部側の下方に向けて傾斜させ、その下端部に排水口を設けたので、省スペース化が図れるとともに設置性を向上でき、また、溜まり水の排水処理を必要とせず、さらに、手に付着した水滴で天板や床面を濡らることがなく衛生的な手洗い乾燥装置を得ることができる。
【0079】
請求項11記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、手乾燥用水受け部の奥行きを、手洗い用水受け部の奥行きより狭く形成し、その奥行き方向の中心位置を手洗い用水受け部の奥行き方向の中心位置より前方に配置し、そして、前後両壁面を前方に向けて傾斜して形成し、乾燥用空気発生部から乾燥用空気をノズルへ送る径路に、柔軟性のある配管を用いたので、ノズルと乾燥用空気発生部のそれぞれは、互いに拘束されることなく自由に配置可能で、また、自然な体勢で手乾燥を行うことができ、使い勝手が良い手洗い乾燥装置を得ることができる。
【0080】
請求項12記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、天板を手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部と一体に形成したので、天板と、手洗い用水受け部及び手乾燥用水受け部とのつなぎ部分に汚れが発生するのを防ぐことができ、また、装置組立時の工数を削減でき、コスト低減が図れる。
【0081】
請求項13記載の発明に係る手洗い乾燥装置は、挿入される手の両面に乾燥用空気を噴射するので、手の乾燥を短時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の手洗い乾燥装置の平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】実施の形態2の手洗い乾燥装置の側面断面図である。
【図5】実施の形態3の手洗い乾燥装置の側面断面図である。
【図6】実施の形態4の手洗い乾燥装置の平面図である。
【図7】図6のC−C断面図である。
【図8】図7のD−D断面図である。
【図9】実施の形態5の手洗い乾燥装置の平面図である。
【図10】図9のF−F断面図である。
【図11】実施の形態6の手洗い乾燥装置の平面図である。
【図12】図11の正面図である。
【図13】図11のG−G断面図である。
【符号の説明】
1 手洗い乾燥装置、2 手洗浄用蛇口、3 天板、4 溢水防止用排水口、5 手洗い用水受け部、6 手洗い部、7 手乾燥部、11 手乾燥用水受け部、12a,12b ノズル、16,32 排水口、21 高圧空気発生部(乾燥用空気発生部)、26 送風管(配管)、31 仕切り壁、33 給水口。
Claims (13)
- 手洗い用水受け部を含む手洗い部と、前記手洗い用水受け部に連続又は隣接して設けられた手乾燥用水受け部及び該手乾燥用水受け部の上部に設けられ、乾燥用空気を噴出するノズルを含む手乾燥部とを備え、
前記手洗い部と手乾燥部とを一体に形成するとともに、前記手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部を全体として凹状に形成し、その底部を手乾燥用水受け部側の下方に向けて傾斜させ、前記水受け部の下端部に排水口を設けたことを特徴とする手洗い乾燥装置。 - 前記手乾燥用水受け部の奥行きを、前記手洗い用水受け部の奥行きより狭く形成したことを特徴とする請求項1記載の手洗い乾燥装置。
- 前記手乾燥用水受け部を、その奥行き方向の中心位置が手洗い用水受け部の奥行き方向の中心位置より前方に位置するように配置したことを特徴とする請求項1記載の手洗い乾燥装置。
- 前記手乾燥用水受け部を凹状に形成し、前後両壁面を前方に向けて傾斜させたことを特徴とする請求項1記載の手洗い乾燥装置。
- 前記手洗い用水受け部は溢水防止用排水口を有し、前記乾燥用空気を噴出するノズルを、前記溢水防止用排出口より上方に配置したことを特徴とする請求項1記載の手洗い乾燥装置。
- 乾燥用空気を発生させる乾燥用空気発生部を備え、該乾燥用空気発生部から乾燥用空気を前記ノズルへ送る経路に、柔軟性のある配管を用いたことを特徴とする請求項1記載の手洗い乾燥装置。
- 手洗い用水受け部を含む手洗い部と、前記手洗い用水受け部に連続又は隣接して設けられた手乾燥用水受け部及び該手乾燥用水受け部の上部に設けられ、乾燥用空気を噴出するノズルを含む手乾燥部とを備え、
前記手洗い部と前記手乾燥部とを一体に形成し、前記手乾燥用水受け部を凹状に形成してその下端部に排水口を設けるとともに、前記手乾燥用水受け部内に洗浄用水を供給するための給水口を設けたことを特徴とする手洗い乾燥装置。 - 前記手乾燥用水受け部を前記手洗い用水受け部の前方に配置したことを特徴とする請求項7記載の手洗い乾燥装置。
- 手洗い用水受け部を含む手洗い部と、前記手洗い用水受け部に連続又は隣接して設けられた手乾燥用水受け部及び該手乾燥用水受け部の上部に設けられ、乾燥用空気を噴出するノズルを含む手乾燥部とを備え、
前記手洗い部と前記手乾燥部とを一体に形成するとともに、前記手洗い用水受け部と前記手乾燥用水受け部の開口部の外周に対応した開孔を有する天板を、前記手洗い用水受け部と前記手乾燥用水受け部と一体に設けたことを特徴とする手洗い乾燥装置。 - 手洗い用水受け部を含む手洗い部と、前記手洗い用水受け部に連続して設けられた手乾燥用水受け部及び該手乾燥用水受け部の上部に設けられ、乾燥用空気を噴出するノズルを含む手乾燥部と、手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部の開口部の外周に対応した開孔を有する天板とを備え、
手洗い用水受け部と手乾燥用水受け部を全体として凹状に形成し、その底部を手乾燥用水受け部側の下方に向けて傾斜させ、その下端部に排水口を設けたことを特徴とする手洗い乾燥装置。 - 前記手乾燥用水受け部の奥行きを、手洗い用水受け部の奥行きより狭く形成し、その奥行き方向の中心位置が手洗い用水受け部の奥行き方向の中心位置より前方に位置するように配置し、そして、前後両壁面を前方に向けて傾斜させ、乾燥用空気発生部から乾燥用空気を前記ノズルへ送る径路に、柔軟性のある配管を用いたことを特徴とする請求項10記載の手洗い乾燥装置。
- 前記天板を前記手洗い用水受け部及び手乾燥用水受け部と一体に形成したことを特徴とする請求項10記載の手洗い乾燥装置。
- 前記ノズルは、挿入される手の両面に前記乾燥用空気を噴射することを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の手洗い乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06647699A JP3629636B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 手洗い乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06647699A JP3629636B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 手洗い乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000262433A JP2000262433A (ja) | 2000-09-26 |
JP3629636B2 true JP3629636B2 (ja) | 2005-03-16 |
Family
ID=13316882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06647699A Expired - Fee Related JP3629636B2 (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 手洗い乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3629636B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006255233A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Inax Corp | 手乾燥装置 |
GB0515739D0 (en) * | 2005-07-30 | 2005-09-07 | Dyson Technology Ltd | Drying apparatus |
KR100660923B1 (ko) | 2005-12-26 | 2006-12-26 | (주)동양시스템 | 핸드 크리너 |
JP4777135B2 (ja) * | 2006-04-28 | 2011-09-21 | 小糸工業株式会社 | シンク |
JP4465627B2 (ja) * | 2006-12-19 | 2010-05-19 | Toto株式会社 | トイレ内設備ユニット |
MX366199B (es) | 2009-10-07 | 2019-06-25 | Bradley Fixtures Corp | Sistema de lavabo con secador de manos. |
JP5709537B2 (ja) * | 2011-01-07 | 2015-04-30 | 三菱電機株式会社 | ハンドドライヤーおよび洗面台システム |
DE102011010913A1 (de) | 2011-02-10 | 2012-08-16 | Airbus Operations Gmbh | Handtrocknungsvorrichtung und Waschtisch für ein Luftfahrzeug |
US9267736B2 (en) | 2011-04-18 | 2016-02-23 | Bradley Fixtures Corporation | Hand dryer with point of ingress dependent air delay and filter sensor |
ES2682022T3 (es) | 2012-03-21 | 2018-09-18 | Bradley Fixtures Corporation | Sistema de pila y secado de manos |
US10100501B2 (en) | 2012-08-24 | 2018-10-16 | Bradley Fixtures Corporation | Multi-purpose hand washing station |
US9562721B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-02-07 | Xela Innovations, Llc | Through surface hand drying system |
NL2014125B1 (nl) * | 2015-01-13 | 2017-01-27 | Hydrowashr B V | Wasinrichting voor het wassen van objecten, en verwarmer en werkwijze daarvoor. |
US10041236B2 (en) | 2016-06-08 | 2018-08-07 | Bradley Corporation | Multi-function fixture for a lavatory system |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP06647699A patent/JP3629636B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000262433A (ja) | 2000-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3629636B2 (ja) | 手洗い乾燥装置 | |
JP6135955B2 (ja) | 手乾燥の又は手乾燥に関する改良 | |
US4398310A (en) | Washstand device | |
JP6225386B2 (ja) | 手乾燥の又は手乾燥に関する開発 | |
US20150164287A1 (en) | Improvements in or relating to hand drying | |
KR920003844B1 (ko) | 클린룸용 위생설비기구 | |
US20130340272A1 (en) | Developments in or relating to hand drying | |
JP2007037538A (ja) | 犬用洗浄装置 | |
JPH0826559B2 (ja) | 洗面器洗浄装置付き洗面台の洗浄制御方法 | |
JPH0794741B2 (ja) | 洗面器洗浄装置付き洗面台 | |
JPH07216964A (ja) | 衛生洗浄装置 | |
KR20070066151A (ko) | 변기시트와 이를 이용한 비데 | |
JPH0730902U (ja) | 自動捨て水装置 | |
CN100588783C (zh) | 卫生洗净装置和冲厕装置 | |
JPH0754367Y2 (ja) | 手洗器 | |
JPS62102729A (ja) | 衛生装置 | |
KR19980058436U (ko) | 비데의 건조기 구조 | |
KR0122454Y1 (ko) | 위생세척기의 제습장치 | |
JPH05255964A (ja) | 便座装置 | |
JPH01141692U (ja) | ||
KR100833321B1 (ko) | 변기시트 | |
JPH11169318A (ja) | 手乾燥装置 | |
JPH11299686A (ja) | 手乾燥装置 | |
JP2007296238A (ja) | 浴室ミスト装置の排水構造 | |
JPH03268732A (ja) | 食器洗浄機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040525 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040727 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040917 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041201 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3629636 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071224 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |