JP5709537B2 - ハンドドライヤーおよび洗面台システム - Google Patents

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本発明は、ハンドドライヤーおよび洗面台システム、特に、洗面所等に設置されるハンドドライヤーに関する。
従来、濡れた手を乾燥させるハンドドライヤーとして、洗面カウンターのシンク同士の間に設置されるものが知られている。シンクとハンドドライヤーとをできるだけ近接させることにより、使用者の手洗い後の移動に伴う床への水だれを低減させる。また、洗面カウンター上にハンドドライヤーを設置することで、手から床への水だれの防止とともに、手洗い時と同じ姿勢での手乾燥が可能となる(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−280697号公報
従来技術によりシンク同士の間にハンドドライヤーを配置するには、シンクは、ハンドドライヤーの横幅と同等あるいはそれ以上の間隔で設けることを要する。限られたスペースでは、シンクを並列させる間隔を広く確保するほど、シンクの数を減らす必要があるという問題がある。一方、狭い間隔でシンクを配置すると、シンクの使用者と、そのシンクに隣接するハンドドライヤーの使用者とが同時に存在する場合に、使用者同士が近接することで精神的圧迫感を与えることになる点が問題となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、手洗いのための限られたスペースの効率的な利用と、使用者へ与える精神的圧迫感の軽減とを可能とするハンドドライヤーおよび洗面台システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、空気流を噴出する第1のノズル部を備える第1の内壁部と、前記第1の内壁部に対向し、空気流を噴出する第2のノズル部を備える第2の内壁部と、を備え、前記第1の内壁部および前記第2の内壁部の間へ手を挿抜可能に形成された手挿入部と、前記手挿入部が形成された筐体と、前記筐体の内部に収納され、前記空気流を供給するファンと、前記筐体の内部に形成され、前記ファンからの前記空気流が前記第1のノズル部および前記第2のノズル部へ流動する流路と、を備え、前記第1の内壁部を含む部分と前記第2の内壁部を含む部分とに前記筐体を二分する基準面を想定した場合に、前記手挿入部および前記流路は、前記基準面に関して対称に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、限られた手洗いスペースを効率良く利用して設置可能とし、使用者へ与える精神的圧迫感の軽減を可能とするという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかるハンドドライヤーの斜視図である。 図2は、図1に示すハンドドライヤーの縦断面における構成を示す図である。 図3は、図1に示すハンドドライヤーの横断面における構成を示す図である。 図4は、ハンドドライヤーを含む洗面台システムを示す斜視図である。 図5は、ハンドドライヤーの動作の手順を説明するフローチャートである。 図6は、比較例の洗面台システムとその使用者を上から見下ろした状態を示す図である。 図7は、実施の形態1の洗面台システムとその使用者を上から見下ろした状態を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態2にかかるハンドドライヤーの斜視図である。 図9は、図8に示すハンドドライヤーの水平断面における構成を示す図である。 図10は、図8に示すハンドドライヤーの横断面における構成を示す図である。 図11は、ハンドドライヤーを含む洗面台システムを示す斜視図である。 図12は、実施の形態2の変形例にかかる洗面台システムの斜視図である。 図13は、本発明の実施の形態3にかかる洗面台システムの斜視図である。 図14は、図13に示す洗面台システムの上面図である。 図15は、図13に示す洗面台システムの正面図である。 図16は、図13に示す洗面台システムの縦断面における構成を示す図である。 図17は、実施の形態3にかかる洗面台システムとその使用者を上から見下ろした状態を示す図である。 図18は、本発明の実施の形態4にかかるハンドドライヤーの斜視図である。 図19は、図18に示すハンドドライヤーの横断面における構成を示す図である。 図20は、ハンドドライヤーを含む洗面台システムを示す斜視図である。 図21は、図20に示す洗面台システムが設置されたトイレの全体図である。 図22は、本発明の実施の形態5にかかる洗面台システムの斜視図である。 図23は、図22に示す洗面台システムの横断面における構成を示す図である。 図24は、洗面台システムの設置例を示す図である。 図25は、図24に示す洗面台システムが設置されたトイレの全体図である。 図26は、本発明の実施の形態6にかかるハンドドライヤーの斜視図である。 図27は、図26に示すハンドドライヤーの縦断面における構成を示す図である。 図28は、図26に示すハンドドライヤーの横断面における構成を示す図である。 図29は、使用者の立ち位置が第2の外壁部側である場合におけるハンドドライヤーの動作を説明する図である。 図30は、使用者の立ち位置が第1の外壁部側である場合におけるハンドドライヤーの動作を説明する図である。 図31は、ハンドドライヤーの動作の手順を説明するフローチャートである。
以下に、本発明にかかるハンドドライヤーおよび洗面台システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるハンドドライヤーの斜視図である。図2は、図1に示すハンドドライヤーの縦断面における構成を示す図である。図3は、図1に示すハンドドライヤーの横断面における構成を示す図である。手挿入部2は、ハンドドライヤー1の筐体10の上部に形成されている。手挿入部2は、第1の内壁部3と第2の内壁部4とを備え、第1の内壁部3および第2の内壁部4の間へ手を挿抜可能に形成されている。
第1の内壁部3には、第1のノズル部5および第1の手挿入センサ7が設けられている。第2の内壁部4には、第2のノズル部6および第2の手挿入センサ8が設けられている。第1のノズル部5および第2のノズル部6は、手挿入部2内の斜め下方へ向けて高圧空気流を噴出する。第1の手挿入センサ7および第2の手挿入センサ8は、手挿入部2への手の挿入を検知する。
モーター14およびファン15は、筐体10の内部に収納されている。ファン15は、モーター14の駆動によって回転し、空気が流入する給気口17から第1のノズル部5および第2のノズル部6へ向けて空気流を供給する。ファン15の回転により給気口17から供給された空気は、筐体10の内部に形成された流路16を流動する。流路16は、第1のノズル部5へ向かう経路と第2のノズル部6へ向かう経路とに分岐する。
給気口17は、例えば、筐体10のうち、設置場所の床面に対向する面に設けられている。ハンドドライヤー1を床面に設置した状態において、モーター14、ファン15および給気口17は、手挿入部2に対して鉛直下側に位置する。
筐体10は、第1の外壁部11、第2の外壁部12および二つの側部13を備える。第1の外壁部11は、第1の内壁部3との間に流路16を形成する部分を含み、ハンドドライヤー1の外壁を構成する。第2の外壁部12は、第2の内壁部4との間に流路16を形成する部分を含み、ハンドドライヤー1のうち第1の外壁部11とは反対側の外壁を構成する。側部13は、手挿入部2が設けられた部分を開放させて形成されている。
図2に示す構成は、二つの側部13の間の中心における、第1の外壁部11および第2の外壁部12に対して略垂直な断面における構成とする。図3に示す構成は、図2に示す基準面AAの、第1の内壁部3側の構成とする。基準面AAは、第1の外壁部11および第2の外壁部12の間の中心における、第1の外壁部11および第2の外壁部12に対して略平行な面とする。基準面AAは、第1の内壁部3を含む部分と第2の内壁部4を含む部分とに筐体10を二分する面として想定したものとする。
ハンドドライヤー1は、基準面AAに関して対称に形成されている。ハンドドライヤー1は、第1の外壁部11側を正面とする場合と、第2の外壁部12を正面とする場合との、対向する二方向のいずれから手を挿入しても使用可能に構成されている。また、ハンドドライヤー1は、例えば、第1のノズル部5および第2のノズル部6から、略同じ風量の高圧空気流を噴出させる。第1のノズル部5から高圧空気流を噴出させる方向と第2のノズル部6から高圧空気流を噴出させる方向とは、例えば、基準面AAに関して略対称であるものとする。これにより、ハンドドライヤー1は、対向する二方向のいずれから手を挿入しても、使用者へ同様の使用感を与えることができる。
図4は、ハンドドライヤーを含む洗面台システムを示す斜視図である。洗面台システムは、洗面カウンター20、複数のシンク21およびハンドドライヤー1を含めて構成されている。複数のシンク21は、洗面カウンター20上において、互いに間隔を設けて並列している。
ハンドドライヤー1は、間隔を設けて互いに隣り合うシンク21の各々に対しての立ち位置の間に、床置きされている。ハンドドライヤー1は、複数のシンク21が並列する方向に対して第1の内壁部3、第2の内壁部4が垂直となるように、洗面カウンター20の奥行きに長手方向(図3における左右方向)を合わせて配置されている。
なお、図4には二つのシンク21を示しているが、洗面台システムに設置されるシンク21は二つである場合に限られずいくつであっても良い。ハンドドライヤー1は、互いに隣り合うシンク21からなる各組み合わせのうちの、少なくとも一つに対して設けられていれば良い。
図5は、ハンドドライヤーの動作の手順を説明するフローチャートである。ハンドドライヤー1は、手挿入部2への手の挿入が、第1の手挿入センサ7および第2の手挿入センサ8にて検知されたか否かを判断する(ステップS1)。手挿入部2への手の挿入が検知されない場合(ステップS1、No)、ハンドドライヤー1は、手の挿入があるまで待機する(ステップS3)。
手挿入部2への手の挿入が検知された場合(ステップS1、Yes)、ハンドドライヤー1は、タイマー(図示省略)を作動させる(ステップS2)とともに、モーター14の駆動(ステップS4)を開始する。ハンドドライヤー1は、第1の手挿入センサ7および第2の手挿入センサ8での手の検知が無くなったか継続しているかにより、手挿入部2から手が引き出されたか否かを判断する(ステップS5)。
第1の手挿入センサ7および第2の手挿入センサ8での手の検知が依然として継続している場合、ハンドドライヤー1は、手挿入部2から手が引き出されていない(ステップS5、No)ものと判断し、モーター14の駆動(ステップS4)を継続する。
第1の手挿入センサ7および第2の手挿入センサ8での手の検出が無くなった場合、ハンドドライヤー1は、手挿入部2から手が引き出された(ステップS5、Yes)ものと判断する。次に、ハンドドライヤー1は、手挿入部2から手が引き出されてから所定時間が経過したか否かを、タイマーを用いた計測により判断する(ステップS6)。所定時間は、例えば1.5秒程度とする。ハンドドライヤー1は、所定時間の経過を待つことで、手挿入部2から手が引き出されるような瞬時の動作が手乾燥の最中にあっても、運転を継続することができる。
手挿入部2から手が引き出されてから所定時間が経過していない場合(ステップS6、No)、ハンドドライヤー1は、所定時間が経過するまで運転を継続する。手挿入部2から手が引き出されてから所定時間が経過した場合(ステップS6、Yes)、ハンドドライヤー1は、モーター14を停止させ(ステップS7)、運転を終了する。
図6および図7は、実施の形態1の効果について説明する図である。図6には比較例の洗面台システムとその使用者を上から見下ろした状態、図7には実施の形態1の洗面台システムとその使用者を上から見下ろした状態を、それぞれ示している。
図6に示す比較例では、洗面カウンター20を天面とする洗面台ボックスの正面にハンドドライヤー22が取り付けられている。ハンドドライヤー22は、シンク21同士の間において、シンク21が並列する方向に長手方向を合わせて配置されている。この場合、シンク21での手洗いを終えた使用者は、シンク21から離れる縦方向の移動と、ハンドドライヤー22の正面に立つための横方向の移動とを経て、ハンドドライヤー22を使用することとなる。
また、限られたスペースにできるだけ多くのシンク21を配置するために、シンク21を並列させる間隔を広くすることが困難であることが多い。ハンドドライヤー22の使用者と、そのハンドドライヤー22に隣接するシンク21の使用者とが同時に存在する場合に、使用者同士が近接することによる精神的圧迫感を与える場合が生じる。
これに対して、図7に示す実施の形態1の場合、シンク21での手洗いを終えた使用者は、立ち位置をほとんど変えずに体の向きを90度変えることによって、ハンドドライヤー1を使用することが可能である。実施の形態1では、体の向きを変えることでハンドドライヤー1を使用できることで、比較例に対して身体への負担を大幅に軽減することが可能となる。また、シンク21からハンドドライヤー1への移動が少なくなることで、手洗い後の手から床への水滴の落下を低減することが可能となる。
互いに対向する二方向から使用可能なハンドドライヤー1をシンク21の立ち位置同士の間に設置することで、ハンドドライヤー1の第1の外壁部11側にて手洗いを終えた使用者と、第2の外壁部12側にて手洗いを終えた使用者とのいずれも、体の向きを変えることによってハンドドライヤー1を使用できる。基準面AAに関して対称な構成のハンドドライヤー1の適用によって、双方の使用者のいずれに対しても、ハンドドライヤー1の使用感を同様に与えることができる。
さらに、実施の形態1では、ハンドドライヤー1での手乾燥の際の立ち位置がシンク21での手洗いの際の立ち位置とほとんど変わりなくなるため、比較例の場合より、ハンドドライヤー1の使用者とシンク21の使用者との間隔を広く保つことができる。これにより、従来と同等の間隔でシンク21を並列させる場合であっても、使用者同士の精神的圧迫感の軽減が可能となる。
ハンドドライヤー1は、構成の全てが基準面AAに対して対称である場合に限られず、基準面AAに対して少なくとも手挿入部2および流路16が対称であれば良い。
実施の形態2.
図8は、本発明の実施の形態2にかかるハンドドライヤーの斜視図である。図9は、図8に示すハンドドライヤーの水平断面における構成を示す図である。図10は、図8に示すハンドドライヤーの横断面における構成を示す図である。実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
実施の形態2にかかるハンドドライヤー30は、筐体35のうちモーター14およびファン15が収納された部分が、手挿入部2が形成された部分に対して水平方向の位置にある。筐体35は、第1の外壁部31、第2の外壁部32および二つの側部33、34を備える。第1の外壁部31は、第1の内壁部3との間に流路36を形成する部分を含み、ハンドドライヤー30の外壁を構成する。第2の外壁部32は、第2の内壁部4との間に流路36を形成する部分を含み、ハンドドライヤー30のうち第1の外壁部31とは反対側の外壁を構成する。
二つの側部33、34のうち手挿入部2が設けられた側の側部33は、手挿入部2の部分を開放させて形成されている。ハンドドライヤー30は、二つの側部33、34のうち手挿入部2が設けられた側と反対側の側部34を壁面に取り付けて設置される。
流路36は、第1のノズル部5へ向かう経路と第2のノズル部6へ向かう経路とに分岐する。給気口17は、筐体35のうち、モーター14およびファン15が収納された部分の下方に設けられている。
図9に示す構成は、第1のノズル部5および第2のノズル部6が設けられた位置の水平断面における構成とする。図10に示す構成は、図9に示す基準面BBの、第1の内壁部3側の構成とする。基準面BBは、第1の外壁部31および第2の外壁部32の間の中心における、第1の外壁部31および第2の外壁部32に対して略平行な面とする。基準面BBは、第1の内壁部3を含む部分と第2の内壁部4を含む部分とに筐体35を二分する面として想定したものとする。
ハンドドライヤー30は、基準面BBに関して対称に形成されている。ハンドドライヤー30は、第1の外壁部31側を正面とする場合と、第2の外壁部32を正面とする場合との、対向する二方向のいずれから手を挿入しても使用可能に構成されている。
図11は、ハンドドライヤーを含む洗面台システムを示す斜視図である。洗面台システムは、複数のシンク21およびハンドドライヤー30を含めて構成されている。複数のシンク21は、壁面37において、互いに間隔を設けて並列している。
ハンドドライヤー30は、壁面37のうち、間隔を設けて互いに隣り合うシンク21の間に取り付けられている。ハンドドライヤー30は、側部34を壁面37に接合させて設置されている。ハンドドライヤー30は、壁面37に対して第1の内壁部3、第2の内壁部4が垂直となるように配置されている。ハンドドライヤー30は、筐体35のうちモーター14およびファン15が収納された部分がシンク21と並列するように配置されている。
なお、図11には三つのシンク21を示しているが、洗面台システムに設置されるシンク21は三つである場合に限られずいくつであっても良い。ハンドドライヤー30は、互いに隣り合うシンク21からなる各組み合わせのうちの、少なくとも一つに対して設けられていれば良い。
実施の形態2では、筐体35のうちモーター14およびファン15が占める側を壁面37に向けて設置することで、手挿入部2を実施の形態1と同様の位置とすることができる。これにより、実施の形態2の場合も、実施の形態1と同様に、手洗いのための限られたスペースの効率的な利用と、使用者へ与える精神的圧迫感の軽減とが可能となる。さらに、床面における設置物が少ないほど清掃が容易となる観点から、ハンドドライヤー30を壁面37への設置とすることにより清掃性の向上を図れる。
ハンドドライヤー30は、構成の全てが基準面BBに対して対称である場合に限られず、基準面BBに対して少なくとも手挿入部2および流路36が対称であれば良い。
図12は、実施の形態2の変形例にかかる洗面台システムの斜視図である。この変形例では、洗面カウンター20を天面とする洗面台ボックス38にハンドドライヤー30の一部が収納されている。ハンドドライヤー30は、洗面台ボックス38の正面から手前に、筐体35のうち手挿入部2が形成された部分を突出させている。また、ハンドドライヤー30は、筐体35のうちモーター14およびファン15が収納された部分が洗面台ボックス38の内部に配置されている。
この変形例でも、スペースの効率利用、精神的圧迫感の軽減、清掃性の向上が可能となる。さらに、駆動音が発生するモーター14およびファン15を洗面台ボックス38の内部に収めることで、静粛性を高めることができる。
実施の形態3.
図13は、本発明の実施の形態3にかかる洗面台システムの斜視図である。図14は、図13に示す洗面台システムの上面図である。図15は、図13に示す洗面台システムの正面図である。図16は、図13に示す洗面台システムの縦断面における構成を示す図である。上記の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
実施の形態3にかかる洗面台システム40は、複数のシンク21、ハンドドライヤー41および洗面台ボックス42を含めて構成されている。複数のシンク21は、洗面台ボックス42の天面を構成する洗面カウンター20上において、互いに間隔を設けて並列している。
ハンドドライヤー41は、洗面台ボックス42と一体化されて設けられている。洗面台ボックス42は、ハンドドライヤー41の筐体として機能する。洗面台ボックス42の正面のうちハンドドライヤー41が設けられている部分は、手前に突出している。洗面台ボックス42のうち手前に突出させた部分の上部に、手挿入部2が形成されている。洗面台ボックス42の正面のうちシンク21に対応する部分には、シンク21の使用者の立ち位置を確保するための凹部43が形成されている。
給気口17は、例えば、洗面台ボックス42の正面に設けられている。モーター14、ファン15、給気口17および流路44は、手挿入部2に対して鉛直下側に位置する。
凹部43のうち手前に突出した部分は、ハンドドライヤー41のうち手挿入部2が設けられた部分の外壁を構成する。凹部43のうち第1の内壁部3との間に流路44を形成する部分は、上記の実施の形態における第1の外壁部として機能する。凹部43のうち第2の内壁部4との間に流路44を形成する部分は、上記の実施の形態における第2の外壁部として機能する。
図16に示す構成は、図14および図15に示す基準面CCの、第1の内壁部3側の構成とする。基準面CCは、第1の内壁部3を含む部分と第2の内壁部4を含む部分とに洗面台ボックス42を二分する面として想定したものとする。
ハンドドライヤー41は、基準面CCに関して対称に形成されている。ハンドドライヤー41は、凹部43のうち第1の外壁部に相当する側を正面とする場合と、第2の外壁部に相当する側を正面とする場合との、対向する二方向のいずれから手を挿入しても使用可能に構成されている。
なお、図13には三つのシンク21を示しているが、洗面台システム40に設置されるシンク21は三つである場合に限られずいくつであっても良い。ハンドドライヤー41は、互いに隣り合うシンク21からなる各組み合わせのうちの、少なくとも一つに対して設けられていれば良い。
図17は、実施の形態3の効果について説明する図である。図17には、実施の形態3にかかる洗面台システムとその使用者を上から見下ろした状態を示している。凹部43のうちシンク21側にカーブした部分の近傍を立ち位置としてシンク21での手洗いを終えた使用者は、立ち位置をほとんど変えずに体の向きを90度変えることによって、ハンドドライヤー41を使用することが可能である。
実施の形態3では、洗面台ボックス42のうち手挿入部2が形成された部分を手前に突出させることで、手挿入部2を実施の形態1と同様の位置とすることができる。これにより、実施の形態3の場合も、実施の形態1と同様に、手洗いのための限られたスペースの効率的な利用と、使用者へ与える精神的圧迫感の軽減とが可能となる。ハンドドライヤー41が洗面台ボックス42と一体となることで、手洗い後の手から床への水滴の落下を大幅に低減することも可能となる。
また、ハンドドライヤー41が洗面台ボックス42と一体となり、複数の機器の混在を無くすことで美観の向上や、床面の設置物や機器間の隙間を少なくできることで清掃性の向上を図れる。さらに、ハンドドライヤー41を洗面台ボックス42と一体とすることで、洗面台システムの堅牢性の向上、静粛性の向上も図れる。
ハンドドライヤー41は、構成の全てが基準面CCに対して対称である場合に限られず、基準面CCに対して少なくとも手挿入部2および流路44が対称であれば良い。給気口17は、手挿入部2の下側に限らずいずれの位置に配置しても良い。給気口17は、洗面台ボックス42の正面に配置する他、洗面台ボックス42のうち床面と対向する位置などとしても良い。
実施の形態4.
図18は、本発明の実施の形態4にかかるハンドドライヤーの斜視図である。図19は、図18に示すハンドドライヤーの横断面における構成を示す図である。実施の形態4にかかるハンドドライヤー50は、第1の内壁部3同士、第2の内壁部4同士をそれぞれ連続させて一体とした複数の手挿入部51、52、53を備える。上記の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
手挿入部51、52、53は、第1の内壁部3同士、第2の内壁部4同士がそれぞれ連続している他は、実施の形態1の手挿入部2と同様に構成されている。筐体55は、手挿入部51、52、53ごとに上端の高さを異ならせて形成されている。
第1のノズル部5、第2のノズル部6、第1の手挿入センサ7、第2の手挿入センサ8のそれぞれは、手挿入部51、52、53ごとに高さを異ならせて配置されている。モーター14、ファン15および流路16は、各手挿入部51、52、53の鉛直下側にそれぞれ設けられている。いずれの手挿入部51、52、53に対してもモーター14、ファン15および流路16を設けることで、いずれの手挿入部51、52、53においても十分な量の空気流を噴出させることができる。また、第1のノズル部5とファン15との間の距離は、各手挿入部51、52、53について略同一である。第2のノズル部6とファン15との間の距離は、各手挿入部51、52、53について略同一である。これにより、いずれの手挿入部51、52、53においても同様の強度で空気流を噴出させ、同様の使用感を得ることができる。
筐体55は、第1の外壁部56、第2の外壁部57および二つの側部58を備える。第1の外壁部56は、第1の内壁部3との間に流路16を形成する部分を含み、ハンドドライヤー50の外壁を構成する。第2の外壁部57は、第2の内壁部4との間に流路16を形成する部分を含み、ハンドドライヤー50のうち第1の外壁部56とは反対側の外壁を構成する。側部58は、手挿入部2が設けられた部分を開放させて形成されている。
図19に示す構成は、第1の内壁部3を含む部分と第2の内壁部4を含む部分とに筐体55を二分する面として想定した基準面の、第1の内壁部3側の構成とする。基準面は、第1の外壁部56および第2の外壁部57の間の中心における、第1の外壁部56および第2の外壁部57に対して略平行な面とする。
ハンドドライヤー50は、基準面に関して対称に形成されている。ハンドドライヤー50は、第1の外壁部56側を正面とする場合と、第2の外壁部57を正面とする場合との、対向する二方向のいずれから手を挿入しても使用可能に構成されている。
図20は、ハンドドライヤーを含む洗面台システムを示す斜視図である。図21は、図20に示す洗面台システムが設置されたトイレの全体図である。洗面台システムは、複数のシンク21およびハンドドライヤー50を含めて構成されている。複数のシンク21は、壁面を向けて設置されている。
シンク21は、例えば、トイレの出入り口60から見て左右の壁面のうち、出入り口60に近い位置にそれぞれ取り付けられている。便器62は、左右の壁面のうち、出入り口60から見てシンク21より奥に取り付けられている。個室61は、トイレの出入り口60に対して一番奥に設けられている。
ハンドドライヤー50は、シンク21が取り付けられた左右の壁面同士の中間の位置に、床置きされている。ハンドドライヤー50は、シンク21が設置された壁面に対して第1の外壁部56と第2の外壁部57、第1の内壁部3と第2の内壁部4が平行になるように配置されている。
互いに対向する二方向から使用可能なハンドドライヤー50を、シンク21が取り付けられた左右の壁面同士の中間の位置に設置することで、第1の外壁部56側にあるシンク21にて手洗いを終えた使用者と、第2の外壁部57側にあるシンク21にて手洗いを終えた使用者とが同様にハンドドライヤー50を使用できる。これにより、実施の形態4の場合も、上記の実施の形態と同様に、手洗いのための限られたスペースの効率的な利用が可能となる。また、二方向の使用者同士が交互になるような立ち位置でハンドドライヤー50を使用することで、使用者間の十分な距離を確保でき、精神的圧迫感の軽減が可能となる。
洗面台システムは、複数の手挿入部51、52、53を並列させたハンドドライヤー50を適用することで、複数の使用者が同時にハンドドライヤー50で手を乾燥させることができる。実施の形態4にかかる洗面台システムは、多くのシンク21を設置する大型なトイレに適している。
また、ハンドドライヤー50は、手挿入部51、52、53ごとに筐体55上端の高さを異ならせ、第1のノズル部5および第2のノズル部6の高さを異ならせることで、使用者は、自身の背丈に合った手挿入部51、52、53を選択して手を挿入することができる。これにより、いずれの背丈の使用者も、楽な姿勢での手乾燥が可能となる。また、ハンドドライヤー50は、例えば車椅子用に高さを設定した手挿入部を設けることで、車椅子の使用者も、楽な姿勢での手乾燥が可能となる。
ハンドドライヤー50は、構成の全てが基準面に対して対称である場合に限られず、基準面に対して少なくとも手挿入部51、52、53および流路16が対称であれば良い。ハンドドライヤー50は、全ての手挿入部51、52、53について高さを異ならせる場合に限られず、複数の手挿入部51、52、53のうちの少なくとも一つがその他に対して高さの異なるものとすれば良い。これにより、背丈が異なる使用者に対して楽な姿勢での手乾燥を可能とする効果を得ることができる。
また、ハンドドライヤー50は、複数の手挿入部について高さを一定としても良い。少なくとも、複数の手挿入部を備えることで、複数の使用者による同時の手乾燥を可能とする効果を得ることができる。ハンドドライヤー50に設けられる手挿入部51、52、53は三つである場合に限られず、いくつであっても良い。
実施の形態5.
図22は、本発明の実施の形態5にかかる洗面台システムの斜視図である。図23は、図22に示す洗面台システムの横断面における構成を示す図である。実施の形態5にかかる洗面台システム70は、一つのシンク72と一つのハンドドライヤー71とが一体化されている。上記の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
ハンドドライヤー71およびシンク72は、共通の筐体73を持つ。シンク72は、筐体73の上面に設けられている。手挿入部2の上部とシンク72とは、水平方向に並列している。
筐体73は、第1の外壁部74、第2の外壁部75および二つの側部76、77を備える。第1の外壁部74は、第1の内壁部3との間に流路78を形成する部分を含み、洗面台システム70の外壁を構成する。第2の外壁部75は、第2の内壁部4との間に流路78を形成する部分を含み、洗面台システム70のうち第1の外壁部74とは反対側の外壁を構成する。
手挿入部2が設けられた側の側部76は、手挿入部2の部分を開放させて形成されている。モーター14、ファン15および流路78は、手挿入部2の鉛直下側に設けられている。筐体73は、洗面台システム70を床面に設置した場合に、シンク72の下方が空間となるように形成されている。モーター14、ファン15および流路78は、筐体73のうち二つの側部76、77の間の部分に収納されている。給気口17は、例えば、側部77に設けられている。給気口17の位置は、側部77である場合に限られず、いずれの位置であっても良いものとする。
図23に示す構成は、第1の内壁部3を含む部分と第2の内壁部4を含む部分とに筐体73を二分する面として想定した基準面の、第1の内壁部3側の構成とする。基準面は、第1の外壁部74および第2の外壁部75の間の中心における、第1の外壁部74および第2の外壁部75に対して略平行な面とする。
洗面台システム70は、基準面に関して対称に形成されている。ハンドドライヤー71およびシンク72のいずれも、第1の外壁部74側を正面とする場合と、第2の外壁部75を正面とする場合との、対向する二方向のいずれから手を挿入しても使用可能に構成されている。
図24は、洗面台システムの設置例を示す図である。図25は、図24に示す洗面台システムが設置されたトイレの全体図である。図25に示すトイレは、入り口80と出口81とがそれぞれ設けられている。個室82は、入り口80からの通路の左右に設置されている。
洗面台システム70は、通路のうち個室82より先の位置に設置されている。ここでは、三つの洗面台システム70が設置される場合を例とする。三つの洗面台システム70は、第1の外壁部74、第2の外壁部75がいずれも平行になるように向きを揃えて設置されている。洗面台システム70は、通路における進行方向に対して垂直な方向へ、間隔を設けて並列している。洗面台システム70同士の間隔は、洗面台システム70にて立ち止まる使用者や洗面台システム70の間を通過する使用者等の接触を十分防止可能な程度とされている。
洗面台システム70へ進行した使用者は、シンク72での手洗いの際、第1の外壁部74または第2の外壁部75に対向するように、進行方向に対して横向きとなる。シンク72での手洗いを終えた使用者は、手挿入部2の前まで進行方向へ移動する。使用者は、手洗いの際の体の向きを変えずに手挿入部2まで横移動が可能であるため、手から床への水だれを大幅に低減させることができる。手乾燥を終えた使用者は、そのまま進行方向へ進み、洗面台システム70から離れる。パウダースペース83は、洗面台システム70から進行方向へ進む通路の途中に設置されている。使用者は、パウダースペース83より先の出口81を通って、トイレの外へ出る。
互いに対向する二方向から使用可能な洗面台システム70を適用することで、洗面台システム70の第1の外壁部74側に立つ使用者と、第2の外壁部75側に立つ使用者とが同様に、シンク72およびハンドドライヤー71を使用できる。実施の形態5の場合も、上記の実施の形態と同様に、手洗いのための限られたスペースの効率的な利用と、使用者へ与える精神的圧迫感の軽減とが可能となる。
実施の形態5にかかる洗面台システム70をトイレ内の通路に設置することで、トイレ内における動線を明確にすることができる。これにより、個室82や便器からシンク72へ、シンク72からハンドドライヤー71へと移動する使用者、トイレ内へ出入りする使用者等の混在を抑制し、混雑時においても使用者の快適性の維持が可能となる。洗面台システム70の適用による動線の確保は、大型施設のトイレ等に適している。
トイレに設置される洗面台システム70の数は三つである場合に限られず、いくつであっても良い。トイレ内における洗面台システム70およびその他の要素の設置については、上述の態様である場合に限られず、適宜変更しても良い。
実施の形態6.
図26は、本発明の実施の形態6にかかるハンドドライヤーの斜視図である。図27は、図26に示すハンドドライヤーの縦断面における構成を示す図である。図28は、図26に示すハンドドライヤーの横断面における構成を示す図である。実施の形態6にかかるハンドドライヤー90は、使用者の立ち位置を検知して風向および風量バランスを調整する。ハンドドライヤー90は、風向および風量バランスを調整するための構成以外については、実施の形態1にかかるハンドドライヤー1と同様の構成を備える。上記の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第1の内壁部3には、第1のノズル部である第1の上側ノズル部91および第1の下側ノズル部92と、第1の手挿入センサ7とが設けられている。第1の上側ノズル部91および第1の下側ノズル部92は、互いに向きを異ならせて高圧空気流を噴出するように形成されている。第1の風向調整用可動弁95は、第1の上側ノズル部91および第1の下側ノズル部92の一方を塞ぎ他方を開放することで、高圧空気流を噴出させる方向を調整する風向調整部として機能する。
第2の内壁部4には、第2のノズル部である第2の上側ノズル部93および第2の下側ノズル部94と、第2の手挿入センサ8とが設けられている。第2の上側ノズル部93および第2の下側ノズル部94は、互いに向きを異ならせて高圧空気流を噴出するように形成されている。第2の風向調整用可動弁96は、第2の上側ノズル部93および第2の下側ノズル部94の一方を塞ぎ他方を開放することで、高圧空気流を噴出させる方向を切り替え可能とする風向調整部として機能する。
第1の人感センサ97は、第1の外壁部11に設けられている。第1の人感センサ97は、第1の外壁部11側において使用者を検知する。第2の人感センサ98は、第2の外壁部12に設けられている。第2の人感センサ98は、第2の外壁部12側において使用者を検知する。第1の人感センサ97および第2の人感センサ98は、ハンドドライヤー90の使用者の位置が第1の外壁部11側および第2の外壁部12側のいずれであるかを検知する。
風量調整用可動弁99は、流路16のうち第1の内壁部3側と第2の内壁部4側への分岐点あるいはその近傍に設けられている。風量調整用可動弁99は、空気の流れを制限して、第1の上側ノズル部91および第1の下側ノズル部92へ流動させる空気流の量と第2の上側ノズル部93および第2の下側ノズル部94へ流動させる空気流の量との割合を切り替え可能とする風量調整部として機能する。
図27に示す構成は、二つの側部13の間の中心における、第1の外壁部11および第2の外壁部12に対して略垂直な断面における構成とする。図28に示す構成は、図27に示す基準面DDの、第1の内壁部3側の構成とする。基準面DDは、第1の外壁部11および第2の外壁部12の間の中心における、第1の外壁部11および第2の外壁部12に対して略平行な面とする。基準面DDは、第1の内壁部3を含む部分と第2の内壁部4を含む部分とに筐体10を二分する面として想定したものとする。
図29は、使用者の立ち位置が第2の外壁部側である場合におけるハンドドライヤーの動作を説明する図である。図30は、使用者の立ち位置が第1の外壁部側である場合におけるハンドドライヤーの動作を説明する図である。第1の風向調整用可動弁95および第2の風向調整用可動弁96は、第1の人感センサ97および第2の人感センサ98による検知結果に応じて、高圧空気流を噴出させる方向を切り替える。
ハンドドライヤー90は、例えば、手の甲へ40%、手のひらへ60%等と、手の甲に向けて噴出する空気流の量に対して手のひらへ向けて噴出する空気流の量を多くすることで、良好な使用感を与えることが可能となる。また、ハンドドライヤー90は、手の甲へ噴出する空気流の方向と手のひらへ噴出する空気流の方向とを適宜非対称とすることで、通常の姿勢で良好な使用感を与えることが可能となる。
第1の上側ノズル部91および第2の上側ノズル部93は、手の甲に対して好適な向きで空気流を噴出させるように形成されているものとする。第1の下側ノズル部92および第2の下側ノズル部94は、手のひらに対して好適な向きで空気流を噴出させるように形成されているものとする。
第2の外壁部12側に立つ使用者が手挿入部2へ手を挿入した場合、図29に示すように、手の甲が第1の内壁部3へ向けられ、手のひらが第2の内壁部4へ向けられる。第2の人感センサ98により第2の外壁部12側に使用者が存在することを検知した場合、風量調整用可動弁99は、第2の内壁部4側の流路16へ流動する空気の量が、第1の内壁部3側の流路16へ流動する空気の量に対して所定の割合で多くなるような状態をとる。
また、第2の人感センサ98により第2の外壁部12側に使用者が存在することを検知した場合、第1の風向調整用可動弁95は、第1の上側ノズル部91を開放し第1の下側ノズル部92を塞ぐ状態をとる。第2の風向調整用可動弁96は、第2の上側ノズル部93を塞ぎ第2の下側ノズル部94を開放する状態をとる。
一方、第1の外壁部11側に立つ使用者が手挿入部2へ手を挿入した場合、図30に示すように、手のひらが第1の内壁部3へ向けられ、手の甲が第2の内壁部4へ向けられる。第1の人感センサ97により第1の外壁部11側に使用者が存在することを検知した場合、風量調整用可動弁99は、例えば第1の内壁部3側の流路16へ流動する空気の量が、第2の内壁部4側の流路16へ流動する空気の量に対して所定の割合で多くなるような状態をとる。
また、第1の人感センサ97により第1の外壁部11側に使用者が存在することを検知した場合、第1の風向調整用可動弁95は、第1の上側ノズル部91を塞ぎ第1の下側ノズル部92を開放する状態をとる。第2の風向調整用可動弁96は、第2の上側ノズル部93を開放し第2の下側ノズル部94を塞ぐ状態をとる。
図31は、ハンドドライヤーの動作の手順を説明するフローチャートである。ハンドドライヤー90は、第1の人感センサ97および第2の人感センサ98のいずれかにより、人の位置を検出したか否かを判断する(ステップS11)。人の位置が検知されない場合(ステップS11、No)、ハンドドライヤー90は、第1の人感センサ97および第2の人感センサ98のいずれかにより人の位置が検出されるまで待機する(ステップS13)。
第1の人感センサ97および第2の人感センサ98のいずれかにより人の位置が検知された場合(ステップS11、Yes)、風量調整用可動弁99は、検知された人の位置に応じて、手の甲へ噴出する空気流に対して手のひらへ噴出する空気流が所定の割合で多くなるように作動する(ステップS12)。これと同時に、第1の風向調整用可動弁95および第2の風向調整用可動弁96は、検知された人の位置に応じて、手の甲および手のひらへ所定の向きで空気流を噴出させるように作動する(ステップS14)。
ハンドドライヤー90は、手挿入部2への手の挿入が、第1の手挿入センサ7および第2の手挿入センサ8にて検知されたか否かを判断する(ステップS15)。手挿入部2への手の挿入が検知されない場合(ステップS15、No)、ハンドドライヤー1は、手の挿入があるまで待機する(ステップS16)。
手挿入部2への手の挿入が検知された場合(ステップS15、Yes)、ハンドドライヤー90は、タイマー(図示省略)を作動させる(ステップS17)とともに、モーター14の駆動(ステップS18)を開始する。ハンドドライヤー90は、第1の手挿入センサ7および第2の手挿入センサ8での手の検知が無くなったか継続しているかにより、手挿入部2から手が引き出されたか否かを判断する(ステップS19)。
第1の手挿入センサ7および第2の手挿入センサ8での手の検知が依然として継続している場合、ハンドドライヤー90は、手挿入部2から手が引き出されていない(ステップS19、No)ものと判断し、モーター14の駆動(ステップS18)を継続する。
第1の手挿入センサ7および第2の手挿入センサ8での手の検出が無くなった場合、ハンドドライヤー90は、手挿入部2から手が引き出された(ステップS19、Yes)ものと判断する。次に、ハンドドライヤー90は、手挿入部2から手が引き出されてから所定時間が経過したか否かを、タイマーを用いた計測により判断する(ステップS20)。所定時間は、例えば1.5秒程度とする。
手挿入部2から手が引き出されてから所定時間が経過していない場合(ステップS20、No)、ハンドドライヤー90は、所定時間が経過するまで運転を継続する。手挿入部2から手が引き出されてから所定時間が経過した場合(ステップS20、Yes)、ハンドドライヤー90は、モーター14を停止させ(ステップS21)、運転を終了する。
実施の形態6にかかるハンドドライヤー90は、使用者の立ち位置を検知して風向および風量バランスを切り替え可能とすることで、第1の外壁部11側に立つ使用者、第2の外壁部12側に立つ使用者のいずれに対しても良好な使用感を与えることが可能となる。ハンドドライヤー90は、空気流の風向および風量の切り替えにより乾燥効率を高めるとともに、使用者には使用開始から短時間にて乾燥感を与えることができる。また、ハンドドライヤー90は、風向を切り替えることで、使用者に腰を大きく曲げるなどの無理な姿勢をさせること無く、手の甲および手のひらへ十分に空気流を当てることができる。
なお、風量調整部および風向調整部は、可動弁である場合に限られず、風量、風向を調整可能ないずれの構成を採用しても良い。ハンドドライヤー90は、風量調整部および風向調整部の両方を備える場合に限られず、少なくとも一方を備えるものであれば良い。風量調整部および風向調整部は、実施の形態1にかかるハンドドライヤー1と同様の構成に適用する他、実施の形態2から5にかかるいずれのハンドドライヤーと同様の構成に適用しても良い。
1、30、41、50、71、90 ハンドドライヤー
2、51、52、53 手挿入部
3 第1の内壁部
4 第2の内壁部
5 第1のノズル部
6 第2のノズル部
7 第1の手挿入センサ
8 第2の手挿入センサ
10、35、55、73 筐体
11、31、56、74 第1の外壁部
12、32、57、75 第2の外壁部
13、33、34、58、76、77 側部
14 モーター
15 ファン
16、36、44、78 流路
17 給気口
20 洗面カウンター
21、72 シンク
38、42 洗面台ボックス
40、70 洗面台システム
43 凹部
91 第1の上側ノズル部
92 第1の下側ノズル部
93 第2の上側ノズル部
94 第2の下側ノズル部
95 第1の風向調整用可動弁
96 第2の風向調整用可動弁
97 第1の人感センサ
98 第2の人感センサ
99 風量調整用可動弁
AA、BB、CC、DD 基準面

Claims (16)

  1. 空気流を噴出する第1のノズル部を備える第1の内壁部と、前記第1の内壁部に対向し、空気流を噴出する第2のノズル部を備える第2の内壁部と、を備え、前記第1の内壁部および前記第2の内壁部の間へ手を挿抜可能に形成された手挿入部と、
    前記手挿入部が形成された筐体と、
    前記筐体の内部に収納され、前記空気流を供給するファンと、
    前記筐体の内部に形成され、前記ファンからの前記空気流が前記第1のノズル部および前記第2のノズル部へ流動する流路と、
    を備え、
    前記第1の内壁部を含む部分と前記第2の内壁部を含む部分とに前記筐体を二分する基準面を想定した場合に、前記手挿入部および前記流路は、前記基準面に関して対称に形成され、
    前記筐体のうち前記ファンが収納された部分、前記手挿入部が形成された部分とは、水平方向において並列していることを特徴とするハンドドライヤー。
  2. 空気流を噴出する第1のノズル部を備える第1の内壁部と、前記第1の内壁部に対向し、空気流を噴出する第2のノズル部を備える第2の内壁部と、を備え、前記第1の内壁部および前記第2の内壁部の間へ手を挿抜可能に形成された手挿入部と、
    前記手挿入部が形成された筐体と、
    前記筐体の内部に収納され、前記空気流を供給するファンと、
    前記筐体の内部に形成され、前記ファンからの前記空気流が前記第1のノズル部および前記第2のノズル部へ流動する流路と、
    を備え、
    前記第1の内壁部を含む部分と前記第2の内壁部を含む部分とに前記筐体を二分する基準面を想定した場合に、前記手挿入部および前記流路は、前記基準面に関して対称に形成され、
    前記第1の内壁部同士、前記第2の内壁部同士をそれぞれ連続させて一体とした複数の前記手挿入部を備えることを特徴とするハンドドライヤー。
  3. 複数の前記手挿入部のうちの少なくとも一つの前記第1のノズル部および前記第2のノズル部が、他の前記手挿入部の前記第1のノズル部および前記第2のノズル部とは高さを異ならせて設けられていることを特徴とする請求項に記載のハンドドライヤー。
  4. 前記第1の内壁部との間に前記流路を構成する第1の外壁部と、
    前記第2の内壁部との間に前記流路を構成する第2の外壁部と、
    使用者の位置が前記第1の外壁部側および前記第2の外壁部側のいずれであるかを検知する人感センサと、
    前記人感センサによる検知結果に応じて、前記流路において前記第1のノズル部へ流動させる前記空気流の量と前記第2のノズル部へ流動させる前記空気流の量との割合を切り替え可能な風量調整部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1からのいずれか一つに記載のハンドドライヤー。
  5. 前記第1の内壁部との間に前記流路を構成する第1の外壁部と、
    前記第2の内壁部との間に前記流路を構成する第2の外壁部と、
    使用者の位置が前記第1の外壁部側および前記第2の外壁部側のいずれであるかを検知する人感センサと、
    前記人感センサによる検知結果に応じて、前記第1のノズル部から噴出させる前記空気流の向きと前記第2のノズル部から噴出させる前記空気流の向きとを切り替え可能な風向調整部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1からのいずれか一つに記載のハンドドライヤー。
  6. 手洗い用のシンクと、ハンドドライヤーと、を備え、
    前記ハンドドライヤーは、
    空気流を噴出する第1のノズル部を備える第1の内壁部と、前記第1の内壁部に対向し、空気流を噴出する第2のノズル部を備える第2の内壁部と、を備え、前記第1の内壁部および前記第2の内壁部の間へ手を挿抜可能に形成された手挿入部と、
    前記手挿入部が形成された筐体と、
    前記筐体の内部に収納され、前記空気流を供給するファンと、
    前記筐体の内部に形成され、前記ファンからの前記空気流が前記第1のノズル部および前記第2のノズル部へ流動する流路と、
    を備え、
    前記第1の内壁部を含む部分と前記第2の内壁部を含む部分とに前記筐体を二分する基準面を想定した場合に、前記手挿入部および前記流路は、前記基準面に関して対称に形成され、
    互いに間隔を設けて並列させた複数の前記シンクを備え、
    前記ハンドドライヤーは、複数の前記シンクが並列する方向に対して前記第1の内壁部と前記第2の内壁部とが垂直になるように配置されていることを特徴とする洗面台システム。
  7. 前記ハンドドライヤーは、前記間隔を設けて互いに隣り合う前記シンクの各々に対しての立ち位置の間に、設置されていることを特徴とする請求項に記載の洗面台システム。
  8. 前記筐体のうち前記ファンが収納された部分、前記手挿入部が形成された部分とは、水平方向において並列しており
    前記ハンドドライヤーは、前記筐体のうち前記ファンが収納された部分が前記シンクと並列するように配置されていることを特徴とする請求項に記載の洗面台システム。
  9. 前記シンクは、壁面に取り付けられ、
    前記ハンドドライヤーは、前記筐体のうち前記ファンが収納された部分が前記壁面に取り付けられていることを特徴とする請求項に記載の洗面台システム。
  10. 前記シンクが取り付けられた洗面カウンターを天面とする洗面台ボックスをさらに備え、
    前記ハンドドライヤーは、前記筐体のうち前記ファンが収納された部分が前記洗面台ボックスの内部に配置されていることを特徴とする請求項に記載の洗面台システム。
  11. 前記シンクが取り付けられた洗面カウンターを天面とする洗面台ボックスをさらに備え、
    前記ハンドドライヤーは、前記洗面台ボックスと一体化され、
    前記洗面台ボックスは、前記筐体として機能することを特徴とする請求項に記載の洗面台システム。
  12. 手洗い用のシンクと、ハンドドライヤーと、を備え、
    前記ハンドドライヤーは、
    空気流を噴出する第1のノズル部を備える第1の内壁部と、前記第1の内壁部に対向し、空気流を噴出する第2のノズル部を備える第2の内壁部と、を備え、前記第1の内壁部および前記第2の内壁部の間へ手を挿抜可能に形成された手挿入部と、
    前記手挿入部が形成された筐体と、
    前記筐体の内部に収納され、前記空気流を供給するファンと、
    前記筐体の内部に形成され、前記ファンからの前記空気流が前記第1のノズル部および前記第2のノズル部へ流動する流路と、
    を備え、
    前記第1の内壁部を含む部分と前記第2の内壁部を含む部分とに前記筐体を二分する基準面を想定した場合に、前記手挿入部および前記流路は、前記基準面に関して対称に形成され、
    複数の前記シンクは、壁面に向けて設置され、
    前記ハンドドライヤーは、前記第1の内壁部同士、前記第2の内壁部同士をそれぞれ連続させて一体とした複数の前記手挿入部を備え、前記壁面に対して前記第1の内壁部と前記第2の内壁部とが平行であって、かつ前記壁面とは離れた位置に床置きされていることを特徴とする洗面台システム。
  13. 前記ハンドドライヤーは、複数の前記手挿入部のうちの少なくとも一つの前記第1のノズル部および前記第2のノズル部が、他の前記手挿入部の前記第1のノズル部および前記第2のノズル部とは高さを異ならせて設けられていることを特徴とする請求項12に記載の洗面台システム。
  14. 手洗い用のシンクと、ハンドドライヤーと、を備え、
    前記ハンドドライヤーは、
    空気流を噴出する第1のノズル部を備える第1の内壁部と、前記第1の内壁部に対向し、空気流を噴出する第2のノズル部を備える第2の内壁部と、を備え、前記第1の内壁部および前記第2の内壁部の間へ手を挿抜可能に形成された手挿入部と、
    前記手挿入部が形成された筐体と、
    前記筐体の内部に収納され、前記空気流を供給するファンと、
    前記筐体の内部に形成され、前記ファンからの前記空気流が前記第1のノズル部および前記第2のノズル部へ流動する流路と、
    を備え、
    前記第1の内壁部を含む部分と前記第2の内壁部を含む部分とに前記筐体を二分する基準面を想定した場合に、前記手挿入部および前記流路は、前記基準面に関して対称に形成され、
    一つの前記シンクと一つの前記ハンドドライヤーとが一体化されていることを特徴とする洗面台システム。
  15. 前記ハンドドライヤーは、
    前記第1の内壁部との間に前記流路を構成する第1の外壁部と、
    前記第2の内壁部との間に前記流路を構成する第2の外壁部と、
    使用者の位置が前記第1の外壁部側および前記第2の外壁部側のいずれであるかを検知する人感センサと、
    前記人感センサによる検知結果に応じて、前記流路において前記第1のノズル部へ流動させる前記空気流の量と前記第2のノズル部へ流動させる前記空気流の量との割合を切り替え可能な風量調整部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項6から14のいずれか一つに記載の洗面台システム。
  16. 前記ハンドドライヤーは、
    前記第1の内壁部との間に前記流路を構成する第1の外壁部と、
    前記第2の内壁部との間に前記流路を構成する第2の外壁部と、
    使用者の位置が前記第1の外壁部側および前記第2の外壁部側のいずれであるかを検知する人感センサと、
    前記人感センサによる検知結果に応じて、前記第1のノズル部から噴出させる前記空気流の向きと前記第2のノズル部から噴出させる前記空気流の向きとを切り替え可能な風向調整部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項6から14のいずれか一つに記載の洗面台システム。
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