JP6803556B2 - 洗面化粧ユニット - Google Patents

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本発明は、一般に、洗面化粧ユニットに関し、より詳細には、洗面台と化粧台とが平面視L字状に配置された洗面化粧ユニットに関する。
特許文献1には、シンク付きカウンターと、化粧台とが、平面視L字状に一体に配置されたカウンター装置が記載されている。
このカウンター装置では、シンク付きカウンターの上面と、化粧台の天板の上面とが、同じ高さである。
このカウンター装置によれば、使用者は、椅子に着座して化粧台で化粧を行うことができ、また、シンクで洗顔等を行うことができる。
特開平5−56817号公報
しかし、特許文献1に記載のカウンター装置では、シンク付きカウンター(つまり洗面台)の上面が、座って使用する化粧台の天板の上面の高さと同じであるため、立った姿勢で洗顔する場合には、シンクの高さが低くて、利用し難かった。
上記事情に鑑みて、本発明の目的は、立った姿勢での洗面台の利用がしやすい洗面化粧ユニットを提供すること、とする。
本発明に係る形態の洗面化粧ユニットは、洗面台と化粧台とが平面視L字状に配置された洗面化粧ユニットである。
前記洗面台は、洗面カウンターと、前記洗面カウンターに設けられた洗面ボウルとを備える。前記化粧台は、化粧カウンターと、前記化粧カウンターの下方に位置する脚入れ凹所とを備える。
前記洗面ボウルの縁の上端は、前記化粧カウンターの上面よりも上方に位置する。
本発明の洗面化粧ユニットでは、立った姿勢での洗面台の利用がしやすい。
図1は、実施形態1の洗面化粧ユニットを示す斜視図である。 図2は、実施形態2の洗面化粧ユニットを示す斜視図である。 図3は、実施形態3の洗面化粧ユニットを示す斜視図である。
(実施形態1)
図1には、実施形態1の洗面化粧ユニット1が示されている。洗面化粧ユニット1は、洗面台2と化粧台3とが平面視L字状に配置されたユニットである。洗面台2と化粧台3とは、それぞれの平面視における長手方向が直交するように、平面視L字状に配置されている。洗面化粧ユニット1は、本実施形態では、部屋の一方向の壁100に洗面台2が沿い、この壁100に対して直角に並ぶ壁101に化粧台3が沿うように、配置されている。以下では、平面視における洗面台2の長手方向を左右方向とし、平面視における化粧台3の長手方向を前後方向として、各構成について説明する。つまり、図1の矢印Xで示す方向が右方向であり、矢印Yで示す方向が前方向であり、矢印Zで示す方向が上方向である。
洗面台2は、洗面カウンター20と、洗面カウンター20に設けられた洗面ボウル21と、水栓22と、洗面カウンター20の下方に位置するキャビネット23とを備える。
洗面カウンター20は、左右方向を長手方向とし、前後方向を短手方向とし、上下方向を厚み方向とする平面視長方形状の板体である。洗面カウンター20は、例えば、人工大理石製である。洗面ボウル21は、本実施形態では、洗面カウンター20の左右方向の中央部に位置する凹んだ部分であり、洗面カウンター20と一体に成形されている。そのため、洗面ボウル21も、人工大理石製である。なお、洗面ボウル21は、洗面カウンター20の左右方向の中央部に取り付けられた、洗面カウンター20とは別の部材であってもよい。
本実施形態では、洗面ボウル21は、上方に開口した箱型である。洗面ボウル21は、前後方向に対向して位置する前壁211及び後壁212と、左右方向に対向して位置する一対の側壁213と、前壁211、後壁212、及び一対の側壁213で囲まれる底壁214とを有する。前壁211、後壁212、及び一対の側壁213が、洗面ボウル21の縁210を構成する。底壁214には、排水孔215が設けられている。
洗面ボウル21の縁210の上端(前壁211の上端、後壁212の上端、及び一対の側壁213の上端)は、周方向に亘って上下位置が略同じである。洗面ボウル21の縁210の上端は、洗面カウンター20の上面と面一である。なお、洗面ボウル21の縁210の上端は、洗面カウンター20の上面よりも若干下方に位置してもよいし、若干上方に位置してもよい。
洗面カウンター20の上面の高さは、立った姿勢での洗面ボウル21及び水栓22の利用がしやすい高さであり、例えば、750〜850mmである。これにより、利用者は、洗顔時等の、立って前かがみとなるときの角度が大きくなりにくく、腰への負担が少ない状態で、洗面ボウル21及び水栓22を利用することができる。
洗面カウンター20は、その上面のうち洗面ボウル21の左右にそれぞれ、洗面用品等を置くことのできる略平坦な載置エリア24,25を有している。
洗面カウンター20の上面の前縁には、立ち上がり部26が左右方向に亘って設けられている。つまり、左側の載置エリア24の前縁と、右側の載置エリア25の前縁と、洗面ボウル21の前方の前縁のそれぞれに、左右方向に亘って、立ち上がり部26が設けられている。この立ち上がり部26により、洗面カウンター20上の水滴が、洗面カウンター20の前縁から落下することが抑制される。
なお、立ち上がり部26は、洗面カウンター20の上面の前縁から洗面ボウル21までの前後長さと同じ前後長さを有する幅広のものでもよく、この場合、立ち上がり部26の上面は、前側ほど上方に位置するように傾斜した傾斜面である。
水栓22は、洗面カウンター20のうち、洗面ボウル21よりも後方の部位に設けられている。水栓22は、物体検知センサの検知に応じて吐水・止水を行う自動水栓である。物体検知センサは、例えば、水栓22に内蔵されており、水栓22に近づく物体の有無を検知する。これにより、水栓22は、使用者が水栓22に手を近付けたときには、湯や水を吐出し、使用者が水栓22から手を遠ざけたときに、止水を行うことができる。なお、物体検知センサは、水栓22内に限らず、洗面カウンター20や洗面ボウル21やその他の水栓22に隣接する箇所に設置されてもよい。
キャビネット23は、洗面ボウル21が位置する洗面カウンター20の左右方向の中央部の下方と、洗面カウンター20の右側の載置エリア25の下方とに設けられている。つまり、キャビネット23は、洗面カウンター20の左側の載置エリア24の下方には設けられていない。キャビネット23は、洗面カウンター20を支持する。
キャビネット23は、その前面に、複数の前面板230を有している。複数の前面板230それぞれの前面には、取っ手231が設けられている。複数の前面板230のそれぞれは、引き出し自在または、開閉自在である。複数の前面板230のそれぞれは、その前面が洗面カウンター20の前面と略面一である。
洗面台2は、洗面カウンター20の左側の載置エリア24の下方に位置する凹所27をさらに備える。凹所27は、キャビネット23の左側に並んで位置する。凹所27は、化粧台3の長手方向の一端部(つまり後端部)を収容するための部分である。
洗面台2は、洗面カウンター20の後面が壁100に当たり、洗面カウンター20の左面が壁101に当たるように、床に設置される。さらに、本実施形態では、洗面台2は、洗面カウンター20の右面が、壁101に対向して位置する壁102に当たるように、床に設置されている。
洗面化粧ユニット1は、洗面台2の上方に位置する洗面用鏡28をさらに備える。洗面用鏡28は、本実施形態では1枚鏡である。なお、洗面用鏡28は、三面鏡でもよい。洗面用鏡28は、壁100のうち、洗面カウンター20よりも上方の部分に取り付けられている。洗面用鏡28は、本実施形態では、洗面台2とは別体に設けられているが、これに限定されず、例えば、洗面用鏡28は、洗面カウンター20の後端部から立ち上がった支持壁に一体に設けられてもよい。
化粧台3は、化粧カウンター30と、化粧カウンター30の下方に位置する脚入れ凹所31と、化粧カウンター30の下方に位置するキャビネット32及び引き出し33とを備える。
化粧カウンター30は、前後方向を長手方向とし、左右方向を短手方向とし、上下方向を厚み方向とする、平面視長方形状の板体である。化粧カウンター30の左右方向の長さは、洗面台2の凹所27の左右方向の長さよりも若干短い。化粧カウンター30は、例えば、木製である。化粧カウンター30の上面は、洗面カウンター20の上面よりも低く、さらには、洗面カウンター20の下面よりも若干低い。
脚入れ凹所31は、化粧カウンター30の前後方向の中央部の下方に位置する中央凹所310と、化粧カウンター30の洗面台2側の端部の下方に位置する拡張凹所311とで構成されている。中央凹所310と拡張凹所311とは連通しており、中央凹所310と拡張凹所311との間には仕切りが存在していない。中央凹所310と拡張凹所311のそれぞれの奥行き(左右方向の長さ)は、化粧カウンター30の左右方向の長さと同じである。拡張凹所311は、凹所27と連通しており、拡張凹所311と凹所27との間には仕切りが存在していない。
キャビネット32は、化粧カウンター30の洗面台2側とは反対側(つまり前側)の端部の下方に位置している。キャビネット32は、化粧カウンター30を支持する。キャビネット32は、化粧カウンター30の下方において、脚入れ凹所31と並んで位置する。
キャビネット32は、その正面(右面)に、複数(本実施形態では2つ)の正面板320を有している。下側の正面板320の正面(右面)には、取っ手321が設けられている。各正面板320は、引き出し自在または、開閉自在である。各正面板320は、その正面(右面)が化粧カウンター30の正面(右面)と略面一である。
引き出し33は、化粧カウンター30の下面のうち、キャビネット32よりも後方の部位に取り付けられている。本実施形態では、引き出し33は、化粧カウンター30の下面の前後方向の中央部に位置する第一引き出し330と、第一引き出し330の後方に並んで位置する第二引き出し331とで構成されている。脚入れ凹所31は、引き出し33の下方に位置する。
化粧台3は、化粧カウンター30の後端部の下面に接続されて、化粧カウンター30の後端部を支持する脚部をさらに備える。なお、図1では、脚部は凹所27内に隠れている。
洗面化粧ユニット1は、化粧台3の上方に位置する化粧用鏡34をさらに備える。化粧用鏡34は、壁101のうち、化粧カウンター30よりも上方の部分に取り付けられている。化粧用鏡34は、本実施形態では、化粧台3とは別体に設けられているが、これに限定されず、例えば、化粧用鏡34は、化粧カウンター30の左端部から立ち上がった支持壁に一体に設けられてもよい。
化粧用鏡34は、本実施形態では三面鏡である。三面鏡は、収納ボックス340と、収納ボックス340の正面側に回転自在に取り付けられた3つの鏡341を有する。収納ボックス340の正面のうち、隣接する2つの鏡341,341の隙間の部分にはそれぞれ、LED等の照明装置342が設置されている。
洗面化粧ユニット1は、脚入れ凹所31に出し入れ自在な椅子35をさらに備える。なお、椅子35には、キャスターが設けられていることが好ましい。
化粧台3は、化粧カウンター30の左面が壁101に当たり、化粧カウンター30の後端部とこの後端部を支持する脚部とが、洗面台2の凹所27内に位置するように、床に設置される。ここで、化粧台3は、第二引き出し331が引き出し可能なように、化粧カウンター30の後端部の凹所27内への差込長さが決められる。化粧カウンター30の下方の脚入れ凹所31は、化粧カウンター30の前後方向の中央部の下方から洗面台2の前面と並ぶ前後位置まで拡がっている。さらに、本実施形態では、化粧台3は、化粧カウンター30の前面が、壁100に対向して位置する壁103に当たるように、床に設置されている。化粧カウンター30と洗面カウンター20とは、上下方向に隙間無く設置される。本実施形態では、化粧カウンター30の後端部の上面と洗面カウンター20の左端部の下面とが当たっている。なお、化粧カウンター30の後端部の上面と洗面カウンター20の左端部の下面との間に、カウンター20,30とは別部材の閉塞部材を挟み込むことで、化粧カウンター30と洗面カウンター20とを、上下方向に隙間無く設置してもよい。
本実施形態では、洗面化粧ユニット1は、壁100,101,102,103で囲まれた部屋に平面視L字状に設置されており、洗面化粧ユニット1が設置された部屋は、洗面化粧室となっている。図1では、壁102と壁103とは、部分的に表示されており、壁102と壁103のうち少なくとも一方には、寝室等の他の部屋へと繋がる出入口が設けられている。
以上説明した洗面化粧ユニット1は、例えば、以下のように利用することができる。
利用者は、椅子35に座り、化粧台3の中央凹所310に両脚を入れて、化粧用鏡34の前で化粧を行うことができる。
利用者は、化粧の前後や途中に手を洗いたい場合には、水栓22に手を伸ばすことで、物体検知センサが利用者の手を検知して水栓22が吐水を行うため、水栓22に触れることなく、手を洗うことができる。このとき、利用者は、椅子35を洗面台2側にずらして、化粧台3の洗面台2側の端部の下方の拡張凹所311に両脚が入るように、移動することができる。そのため、利用者は、椅子35に座ったまま、直線的な短い移動で、手を洗うことができる。
また、利用者は、化粧前や、化粧落としの後に、洗面台2の洗面ボウル21の前方に立ち前かがみになって、洗顔を行うこともできる。このとき、洗面カウンター20の上面が、化粧カウンター30の上面よりも上方に位置するため、洗面ボウル21と水栓22の位置を高くでき、立った姿勢での洗面台2の利用がしやすい。
また、中央凹所310に両脚を入れて椅子35に座る化粧位置から、洗面台2へと直線的な移動が行えるため、化粧位置から洗面台2へのアクセスがしやすい。そのため、洗面カウンター20の左側の載置エリア24を、湿った物(化粧品や洗い物等)を置くための、化粧カウンター30の補助スペースとしても有効に活用することができる。また、この載置エリア24の前縁には、立ち上がり部26が設けられているため、載置エリア24上の水が、化粧カウンター30上に流れ落ちることを抑制することができる。これにより、化粧カウンター30は、防水性の高い部材で形成する必要がなく、木製とすることができ、化粧台3の外観の向上を図ることができる。
また、本実施形態の洗面化粧ユニット1は、洗面カウンター20の左の載置エリア24と、化粧カウンター30とが前後方向に並ぶように配置され、洗面ボウル21及び水栓22が、化粧位置にあるときの使用者の側方(後方)に位置している。これにより、利用者は、化粧の前後や途中に、洗面ボウル21及び水栓22の利用がしやすい。
また、本実施形態の洗面化粧ユニット1では、洗面カウンター20と化粧カウンター30とが上下方向に隙間無く設置されているため、化粧カウンター30の上のごみやほこりが、洗面カウンター20と化粧カウンター30との間に入り込むことを防止できる。
(変更例)
続いて、上述した実施形態1の洗面化粧ユニット1の変更例について説明する。
化粧台3の脚入れ凹所31は、中央凹所310のみで構成され、拡張凹所311を含まなくてもよい。この場合、拡張凹所311には、例えばキャビネットが設置される。
洗面台2の水栓22は、自動水栓に限らず、手動で操作する操作部を有してもよい。
洗面カウンター20の上面には、立ち上がり部26が設けられなくてもよい。
洗面ボウル21は、図1に示す形状に限らず、例えば、洗面ボウル21の外形状は、半球体状等のその他の形状であってもよい。
(実施形態2)
続いて、図2に示す実施形態2の洗面化粧ユニット1について説明する。以下では、実施形態1の洗面化粧ユニット1と同様の構成については図中に符号をつけて詳しい説明を省略し、実施形態1の洗面化粧ユニット1とは異なる構成について詳しく説明する。
実施形態2の洗面化粧ユニット1では、洗面ボウル21は、洗面カウンター20の上面に載せて設けている。洗面ボウル21は、洗面カウンター20とは別の部材である。本実施形態では、洗面ボウル21は、洗面カウンター20の上面の右寄りの部分に載せて設けている。
洗面ボウル21は、洗面ボウル21の縁210を構成する前壁211、後壁212、及び一対の側壁213に加えて、底壁214と、底壁214の後端から上方に立ち上がった立ち上がり壁216と、立ち上がり壁216の上端から後方に延びた上壁217を有する。
底壁214、立ち上がり壁216及び上壁217は、縁210(壁211,212,213)によって囲まれており、縁210と一体である。上壁217に、水栓22が設けられている。縁210の上端は、周方向に亘って上下位置が略一定である。
なお、洗面ボウル21は、図2に示す形状に限らず、洗面ボウル21の外形状は、半球体状等のその他の形状であってもよい。水栓22は、洗面カウンター20や壁100に設けられてもよい。
化粧台3は、化粧カウンター30の前端部の下方に位置するキャビネット32に加えて、第二引き出し331の下方に位置するキャビネット322をさらに備える。そのため、本実施形態では、脚入れ凹所31は、第一引き出し330の下方にのみ位置する。なお、化粧台3は、キャビネット322を備えなくてもよい。
洗面カウンター20は、矩形板状の天板部200と、天板部200の前縁から下方に突出した矩形板状の前板部201と、天板部200の左右の縁から下方に突出した矩形板状の側板部とで構成される。つまり、洗面カウンター20は、下方及び後方に開口した扁平な箱型である。洗面カウンター20は、天板部200の後面と左右の側板部の後面が壁100に当たり、天板部200の左面と左の側板部の左面が壁101に当たり、天板部200の右面と右の側板部の右面が壁102に当たる状態で、設置されている。
化粧カウンター30は、矩形板状である。化粧カウンター30は、その後端面が壁100に当たり、かつその左面が前後方向に亘って壁101に当たる状態で設置されている。そのため、化粧カウンター30の左面と、洗面カウンター20の天板部200及び左の側板部の左面とは面一である。化粧カウンター30の後面と、洗面カウンター20の天板部200の後面及び左の側板部の後面とは面一である。
洗面カウンター20は、前板部201の左端部の下面が、化粧カウンター30の後端寄りの部分の上面に当たる状態で設置されている。これにより、洗面カウンター20と化粧カウンター30とは上下方向に隙間無く配置されている。
以上説明した実施形態2の洗面化粧ユニット1においても、洗面カウンター20の上面が、化粧カウンター30の上面よりも上方に位置するため、洗面ボウル21と水栓22の位置を高くでき、立った姿勢での洗面台2の利用がしやすい。
また、実施形態2の洗面化粧ユニット1においても、洗面カウンター20と化粧カウンター30とが上下方向に隙間無く設置されているため、化粧カウンター30の上のごみやほこりが、洗面カウンター20と化粧カウンター30との間に入り込むことを防止できる。
(実施形態3)
続いて、図3に示す実施形態3の洗面化粧ユニット1について説明する。以下では、実施形態1の洗面化粧ユニット1と同様の構成については図中に符号をつけて詳しい説明を省略し、実施形態1の洗面化粧ユニット1とは異なる構成について詳しく説明する。
実施形態3の洗面化粧ユニット1では、化粧カウンター30の上面と洗面カウンター20の上面とが面一である。化粧カウンター30と洗面カウンター20は、1枚の平面視L字状の板材で構成される。
本実施形態では、洗面カウンター20の上面は、フラットであるが、化粧台3に近い側の端部に、立ち上がり部26が設けられてもよい。
洗面ボウル21は、洗面カウンター20の上面に載せて設けられている。洗面ボウル21は、洗面カウンター20とは別の部材である。本実施形態では、洗面ボウル21は、洗面カウンター20の上面の右寄りの部分に載置されている。洗面ボウル21は、実施形態2の洗面ボウル21と同様のものである。
化粧台3は、化粧カウンター30の前端部の下方に位置するキャビネット32に加えて、第二引き出し331の下方に位置するキャビネット322をさらに備える。そのため、本実施形態では、脚入れ凹所31は、第一引き出し330の下方にのみ位置する。なお、化粧台3は、キャビネット322を備えなくてもよい。
以上説明した実施形態3の洗面化粧ユニット1においても、洗面ボウル21の縁210の上端が、化粧カウンター30の上面よりも上方に位置するため、洗面ボウル21と水栓22の位置を高くでき、立った姿勢での洗面台2の利用がしやすい。
(効果)
以上説明した実施形態1〜3の洗面化粧ユニット1のように、本発明に係る第一の態様の洗面化粧ユニット1では、下記の第一の構成を備えることを特徴とする。
すなわち、本実施形態の洗面化粧ユニット1は、洗面台2と化粧台3とが平面視L字状に配置されたユニットである。洗面台2は、洗面カウンター20と、洗面カウンター20に設けられた洗面ボウル21とを備える。化粧台3は、化粧カウンター30と、化粧カウンター30の下方に位置する脚入れ凹所31とを備える。洗面ボウル21の縁210の上端は、化粧カウンター30の上面よりも上方に位置する。
上記第一の構成を備えることで、第一の態様の洗面化粧ユニット1では、従来例のように化粧台の上面と洗面ボウルの縁の上端とが同じ高さのものに比べて、洗面ボウル21の位置を高くできる。したがって、第一の態様の洗面化粧ユニット1では、洗顔時などの立って前かがみとなった姿勢での洗面台2の利用がしやすい。
また、実施形態1,2の洗面化粧ユニット1のように、本発明に係る第二の態様の洗面化粧ユニット1では、上記の第一の構成に加えて、下記の第二の構成を備える。
すなわち、第二の態様の洗面化粧ユニット1では、洗面カウンター20の上面が、化粧カウンター30の上面よりも上方に位置する。
上記の第二の構成を備えることで、第二の態様の洗面化粧ユニット1では、洗面カウンター20と化粧カウンター30の互いの上面の高さが同じものに比べて、洗面カウンター20の上面の位置が高くて、立った姿勢での洗面カウンター20の上面の利用がしやすい。
また、実施形態1,2の洗面化粧ユニット1のように、本発明に係る第三の態様の洗面化粧ユニット1では、上記の第二の態様の洗面化粧ユニット1の構成に加えて、下記の第三の構成を備える。
すなわち、第三の態様の洗面化粧ユニット1では、洗面カウンター20と化粧カウンター30とは、上下方向に隙間無く配置されている。
上記の第三の構成を備えることで、第三の態様の洗面化粧ユニット1では、化粧カウンター30の上のごみやほこりが、洗面カウンター20と化粧カウンター30との間に入り込むことを防止できる。
また、実施形態2,3の洗面化粧ユニット1のように、本発明に係る第四の態様の洗面化粧ユニット1では、上記の第一の構成に加えて、下記の第四の構成を備える。
すなわち、第四の態様の洗面化粧ユニット1では、洗面カウンター20の上面と化粧カウンター30の上面とは、互いに面一であり、洗面ボウル21は、洗面カウンター20の上面に載せて設けられている。
上記の第四の構成を備えることで、第四の態様の洗面化粧ユニット1では、洗面ボウル21の縁210の上端の高さを簡単な構造で、化粧カウンター30の上面よりも高くできる。また、第四の態様の洗面化粧ユニット1では、洗面カウンター20の上面と化粧カウンター30の上面との間に段差が無くて使い勝手がよい。
また、実施形態1乃至3の洗面化粧ユニット1のように、本発明に係る第五の態様の洗面化粧ユニット1では、上記の第一乃至第四の態様のいずれかの洗面化粧ユニット1の構成に加えて、下記の第五の構成を備える。
すなわち、第五の態様の洗面化粧ユニット1では、脚入れ凹所31は、化粧カウンター30の中央部の下方に位置する中央凹所310と、化粧カウンター30の洗面台2側の端部の下方に位置する拡張凹所311とで構成される。中央凹所310と拡張凹所311とは連通している。
上記の第五の構成を備えることで、第五の態様の洗面化粧ユニット1では、利用者は、中央凹所310に脚を入れる化粧位置から、化粧カウンター30の洗面台2側の端部の下方の拡張凹所311に脚を入れる位置への移動がしやすい。つまり、第五の態様の洗面化粧ユニット1では、利用者は、椅子に座ったまま、化粧位置から洗面台2へと近づくことができ、化粧台3から洗面台2へのアクセスがしやすい。
また、実施形態1乃至3の洗面化粧ユニット1のように、本発明に係る第六の態様の洗面化粧ユニット1では、上記の第一乃至第五の態様のいずれかの洗面化粧ユニット1の構成に加えて、下記の第六の構成を備える。
すなわち、第六の態様の洗面化粧ユニット1は、物体検知センサの検知に応じて吐水・止水を行う水栓22をさらに備える。
上記の第六の構成を備えることで、第六の態様の洗面化粧ユニット1では、利用者は、化粧の途中や前後に、水栓22に触れなくても手を洗うことができ、水栓22の使い勝手が良い。
また、実施形態1乃至3の洗面化粧ユニット1のように、本発明に係る第七の態様の洗面化粧ユニット1では、上記の第一乃至第六の態様のいずれかの洗面化粧ユニット1の構成に加えて、下記の第七の構成を備える。
すなわち、第七の態様の洗面化粧ユニット1では、洗面カウンター20の上面のうち化粧台3に近い側の端部に、立ち上がり部26が設けられている。
上記の第七の構成を備えることで、第七の態様の洗面化粧ユニット1では、洗面カウンター20上の水が化粧台3上に流れることを、立ち上がり部26によって抑制することができる。
また、実施形態1乃至3の洗面化粧ユニット1のように、本発明に係る第八の態様の洗面化粧ユニット1では、上記の第一乃至第七の態様のいずれかの洗面化粧ユニット1の構成に加えて、下記の第八の構成を備える。
すなわち、第八の態様の洗面化粧ユニット1では、洗面台2は、洗面カウンター20の下方に位置するキャビネット23をさらに備える。
上記の第八の構成を備えることで、第八の態様の洗面化粧ユニット1では、洗面カウンター20の下方の空間を、収納スペースとして効果的に利用することができる。
以上、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更が可能である。
1 洗面化粧ユニット
2 洗面台
20 洗面カウンター
21 洗面ボウル
210 縁
22 水栓
23 キャビネット
26 立ち上がり部
3 化粧台
30 化粧カウンター
31 脚入れ凹所
310 中央凹所
311 拡張凹所

Claims (9)

  1. 洗面台と化粧台とが平面視L字状に配置された洗面化粧ユニットであって、
    前記洗面台は、洗面カウンターと、前記洗面カウンターに設けられた洗面ボウルとを備え、
    前記化粧台は、化粧カウンターと、前記化粧カウンターの下方に位置する脚入れ凹所とを備え、
    前記洗面ボウルの縁の上端は、前記化粧カウンターの上面よりも上方に位置し、
    前記洗面カウンターの高さは、立った姿勢で前記洗面ボウルが利用しやすい高さであることを特徴とする洗面化粧ユニット。
  2. 前記洗面カウンターの上面は、前記化粧カウンターの上面よりも上方に位置することを特徴とする請求項1に記載の洗面化粧ユニット。
  3. 前記洗面カウンターの上面の高さは、750〜850mmであることを特徴とする請求項2に記載の洗面化粧ユニット。
  4. 前記洗面カウンターと前記化粧カウンターとは、上下方向に隙間無く配置されていることを特徴とする請求項に記載の洗面化粧ユニット。
  5. 前記洗面カウンターの上面と前記化粧カウンターの上面とは、互いに面一であり、
    前記洗面ボウルは、前記洗面カウンターの上面に載せられていることを特徴とする請求項に記載の洗面化粧ユニット。
  6. 前記脚入れ凹所は、
    前記化粧カウンターの中央部の下方に位置する中央凹所と、前記化粧カウンターの前記洗面台側の端部の下方に位置する拡張凹所とで構成され、
    前記中央凹所と前記拡張凹所とは連通していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の洗面化粧ユニット。
  7. 物体検知センサの検知に応じて吐水・止水を行う水栓をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の洗面化粧ユニット。
  8. 前記洗面カウンターの前記上面のうち前記化粧台に近い側の端部に、立ち上がり部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の洗面化粧ユニット。
  9. 前記洗面台は、前記洗面カウンターの下方に位置するキャビネットをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の洗面化粧ユニット。
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