JP4315098B2 - 浴室用カウンターパネル - Google Patents

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Description

本発明は浴室用カウンターパネルに関し、更に詳しくは浴室の洗い場の側辺部に設け、出窓や側壁の下部を形成するために使用する浴室用カウンターパネルに関するものである。
従来この種のパネルとしては、例えば小物を載置するためのカウンターと、このカウンターの前側から立ち下げられている前垂れとで形成されているものがある。この場合、この種のパネルや、或いは浴室壁面に設けられる収納棚(凹部)は、従来、単に前面開口状の箱形に形成されているのが通例であった(例えば特許文献1、同2参照)。
即ち従来品の場合は、収納棚(凹部)の中に浸入したり付着した水を、洗い場に円滑に排水するための経路が、通常、設けられていなかったから、従来品によると、収納棚からの水捌けが悪く、そのため排水が乾いて水垢が付き易く、掃除に手間暇がかかる、という問題点があった。
実開平7−18691号公報 特開2001−204556号公報
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、水を棚や凹部から洗い場に円滑に導いて水捌けを良くし、水垢の付着の低減化、掃除の手間暇の軽減化を図ることができるよう形成した浴室用カウンターパネルを提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち本発明は、図1等に示されるように、小物を載置するためのカウンター1と、このカウンター1の前側から立ち下げられている前垂れ2とで形成され、浴室の洗い場3の側辺部3aに、洗い場3に前垂れ2の前面を臨ませて設けられる浴室用カウンターパネルであって、上記の前垂れ2の上部が凹まれてこの凹み内に棚6が設けられ、この棚6と凹みの天井面7とで石鹸類8の収納スペース9が形成され、また棚6の下方にあたる前垂れ2の前面位置が、収納スペース9の奥の壁面9aから棚6の前方の前垂れ2の下端部2aにわたって、且つ洗い場3に凹湾曲面が向けられた状態で曲面形の排水路2bに形成されていることを特徴とする(請求項1)。
本発明の場合、上記の凹み、換言すると収納スペース9は前垂れ2の上部に横方向の全体にわたって形成されるのでも、或いは特定の位置に部分的に形成されるのでも良い。ここで、石鹸類8とは、例えば石鹸、ボトル入りのシャンプーやリンス、或いは髭剃り、垢擦り等、入浴時に使用するものを意味する。また本発明の場合、排水路2bは、洗い場3に凹湾曲面が向けられた状態の曲面形に形成されているのであれば、その勾配や湾曲率等は任意である。
この場合、本発明は、前垂れ2の上部に形成されている水栓取付部12の両側に、石鹸類8の収納スペース9が左右一対状設けられ、水栓取付部12に取り付けられている水栓15の下方に、洗面器17を置くための洗面器置き台2cが、水栓15の下方の前垂れ2の下端部2aが前方に突き出されると共に、排水路2bより高く凸段差状に立ち上げられることにより形成されているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、水栓15の両側から石鹸やシャンプー容器等を取り出して利用できるため、使い勝手が良くなるだけではなく、左右対称で意匠性が向上し、また洗面器置き台2cが立ち上げられているため排水路2bと分断でき、排水の流れを整然化できるからである。
また請求項1又は2に係る本発明は、図2に示されるように、棚6が角度を調節自在に形成されているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、棚6を水平にして石鹸や髭剃り等を置き、シャンプー容器等は、棚6を前方に上向き傾斜させて収納スペース9に出し入れでき、使い勝手が良くなるからである。
またこの本発明の場合は、棚6が前方に上向き傾斜状に配置されたとき、この棚6に載せられた石鹸類8の後面があたる収納スペース9の壁面位置9bが、棚6と直交する平面に形成されているのが好ましい(請求項4)。
なぜならこれによると、石鹸類8としての例えばシャンプー容器が壁面位置9bに面接触して係止され、石鹸類8の収納状態を安定化できるからである。
また請求項2乃至4の何れかに記載の本発明は、排水路2bが洗面器置き台2cの側方にあたる排水路2bの前側の隅に向かって下り勾配に形成されているのが好ましい(請求項5)。
なぜならこれによると、洗面器置き台2cの前に座って身体を洗うとき、入浴者の足先に排水が流れることを防止でき、入浴感を高めることができるからである。
本発明の浴室用カウンターパネルは、このように形成されているから、棚や収納スペースの内面に付着する水を、排水路から洗い場に導いて円滑に排水できる。
従ってこれによれば、棚等が水垢で汚れることを防止でき、掃除に係る手間暇を軽減できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明は、図1等に示されるように、小物を載置するためのカウンター1と、このカウンター1の前側から立ち下げられている前垂れ2とで形成され、浴室の洗い場3の側辺部3aに、洗い場3に前垂れ2の前面を臨ませて設けられるものである。この実施形態に係る本発明品は、出窓4の室内側の下部を形成できるよう構成されている。そのためカウンター1は、洗い場3の範囲だけではなく、洗い場3から浴槽5の短辺部5aの全長にわたって長く延ばされ、出窓4の横幅とほぼ同じ長さに形成されている。
また本発明は、上記の前垂れ2の上部が凹まれ、この凹み内に棚6が設けられている。そしてこの棚6と凹みの天井面7とで石鹸類8の収納スペース9が形成されている。棚6は、この実施形態では図2に示されるように、ほぼ水平位置と、前方に向かって上り傾斜状になる傾斜位置との2段階に、角度が調節可能に形成され、後端は収納スペース9の奥の壁面9aから離されている。
10は棚6の前側を支持するためのバーであり、11は棚6の後側を支持するための突起状の支持片である。バー10は、前垂れ2の上部に形成されている水栓取付部12の側面12aと、本発明品の側部に垂直に設けられている側板13又は側面12aと対向する浴室側壁とにわたされて横架されている。また支持片11は、水栓取付部12の側面12aと、上記の側板13又は浴室側壁の対向位置に、バー10からの距離を同一にして上側と下側に1個づつ、計2個、夫々取り付けられている。この場合、上側の支持片11の高さは、バー10とほぼ同じ高さに位置決めされ、下側の支持片11は棚6を傾斜させたとき、凹みの天井面7と棚6がほぼ平行になるよう高さが位置決めされている。なお支持片11は、この実施形態では別部材で形成され、カウンターパネルに取り付けられているが、本発明はこれに限定されるものではなく、支持片11がカウンターパネルと一体に成形されているのでも良い。
また棚6の前側は、図4等に示されるように、横方向にわたって所定の長さだけ切り欠かれ、この切り欠き部6aの両側にあたる前側の位置6bは裏側に折り返され、バー10に引っ掛け可能に、フック形に形成されている。従ってこの実施形態に係る本発明品は、バー10に棚6を引っ掛けたとき、バー10が棚6の切り欠き部6aから露出するため、この露出されているバー10の位置に、S字形フック14(図1参照)等を介して小物を吊るすことができる。
またこの実施形態では前垂れ2の上部の水栓取付部12の両側が凹まれ、これにより石鹸類8の収納スペース9が水栓取付部12の両側に左右一対状設けられている。水栓取付部12は、前垂れ2の上部が、前方に下り傾斜状に突き出されると共に、その下端が後方に下り傾斜状に返され、両側面12aが垂直面状に形成されている。なお15は水栓であり、16はこの水栓15の操作用の摘みである。
また本発明は、棚6の下方にあたる前垂れ2の前面位置が、収納スペース9の奥の壁面9aから棚6の前方の前垂れ2の下端部2aにわたって、且つ洗い場3に凹湾曲面が向けられた状態で曲面形の排水路2bに形成されている。またこの実施形態では、棚6が前方に上向き傾斜状に配置されたとき、この棚6に載せられた石鹸類8の後面があたる収納スペース9の壁面位置9bが、棚6と直交する平面に形成されている。なおこの実施形態の場合、棚6の前端は、図2に示されるように、上記の水栓操作摘み16が設けられている前垂れ2の上部の前面より、幾分後側に位置決めされ、摘み16を操作するとき棚6が邪魔にならないよう形成されている。
2cは、洗面器17を置くための洗面器置き台である。この洗面器置き台2cは、前垂れ2の下端部2aが前方に突き出されると共に、排水路2bより高く凸段差状に立ち上げられることにより形成され、水栓15の下方に設けられている。なお18(図2参照)は土台であり、19は排水路2b等の裏側にあてがわれて本発明品を支持するための高さ調節機能を備えた支持部材である。また20は出窓4のサッシであり、21は出窓4の外側の下部を覆うための出窓下カバーである。
次に本発明品における水の流れを説明する。
棚6から流れる水は、図2に矢示されるように、収納スペース9の奥の壁面9aから棚6の下方に形成されている排水路2bを流れ、下端部2aから洗い場3に排水される。凹みの天井面7に付着する水や、収納スペース9に対応する位置のカウンター1の上面の水は、凹みの天井面7を伝わって流れ、同様に排水路2bを経て洗い場3に排水される。また上例の本発明では、洗面器置き台2cの傍らに排水路2bが形成されているから、入浴者が身体を洗うとき、洗面器17や水栓15から飛び散る水は、排水路2bを介して洗い場3に円滑に導かれる。
本発明パネルの好適な一実施形態を示す設置状態時の斜視図である。 同上パネルの要部縦断面図である。 同上パネルを設けた浴室の状態を示す斜視図である。 棚の平面図である。 図4のV−V線における断面図である。 同上パネルの他の実施形態を示す要部平面図である。
符号の説明
1 カウンター
2 前垂れ
2a 下端部
2b 排水路
3 洗い場
3a 側辺部
6 棚
7 凹みの天井面
8 石鹸類
9 収納スペース
9a 奥の壁面

Claims (5)

  1. 小物を載置するためのカウンターと、このカウンターの前側から立ち下げられている前垂れとで形成され、浴室の洗い場の側辺部に、洗い場に前垂れの前面を臨ませて設けられる浴室用カウンターパネルであって、上記の前垂れの上部が凹まれてこの凹み内に棚が設けられ、この棚と凹みの天井面とで石鹸類の収納スペースが形成され、また棚の下方にあたる前垂れの前面位置が、収納スペースの奥の壁面から棚の前方の前垂れの下端部にわたって、且つ洗い場に凹湾曲面が向けられた状態で曲面形の排水路に形成されていることを特徴とする浴室用カウンターパネル。
  2. 請求項1記載の浴室用カウンターパネルであって、前垂れの上部に形成されている水栓取付部の両側に、石鹸類の収納スペースが左右一対状設けられ、水栓取付部に取り付けられている水栓の下方に、洗面器を置くための洗面器置き台が、水栓の下方の前垂れの下端部が前方に突き出されると共に、排水路より高く凸段差状に立ち上げられることにより形成されていることを特徴とする浴室用カウンターパネル。
  3. 請求項1又は2記載の浴室用カウンターパネルであって、棚が角度を調節自在に形成されていることを特徴とする浴室用カウンターパネル。
  4. 請求項3記載の浴室用カウンターパネルであって、棚が前方に上向き傾斜状に配置されたとき、この棚に載せられた石鹸類の後面があたる収納スペースの壁面位置が、棚と直交する平面に形成されていることを特徴とする浴室用カウンターパネル。
  5. 請求項2乃至4の何れかに記載の浴室用カウンターパネルであって、排水路が洗面器置き台の側方にあたる排水路の前側の隅に向かって下り勾配に形成されていることを特徴とする浴室用カウンターパネル。
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