JP3349472B2 - 鏡の取付構造 - Google Patents

鏡の取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば浴室ユニッ
トや洗面台等の水廻り空間の壁パネルに取り付けられる
鏡の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室ユニットの壁パネルへの鏡の
取付構造としては、図12に示すように、浴室ユニット
壁パネル52に固定金具53と鏡受金具54を配置
し、この両金具53、54で正面視四角形状の鏡51の
4隅を緩衝材55を介して支持させる。そして、両金具
53、54をビス56で壁パネル52に固定し、例えば
固定金具53側のビス56をカバー57で覆う構造が一
般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この取
付構造にあっては、鏡51を固定金具53や鏡受金具5
4によって、鏡51の4隅部分を壁パネル52に固定す
る構造であるため、この金具53、54の壁パネル52
への固定部分が汚れ易く、その清掃が面倒であるという
問題点があった。特に、浴室ユニットのように蒸気が発
生し易い場所に取り付けられる鏡51の場合には、滴の
付着等によって金具53、54の固定部分に一層汚れが
発生し易く、清掃作業も一層面倒になり易い。
【0004】また、両金具53、54を壁パネル52に
固定するビス56等は、カバー57によって覆われるた
め、鏡51の正面から視認されることはないが、金具5
3、54の一部は正面側に露出した状態となり、壁パネ
ル52に取り付けられた鏡51の見栄えが劣るという問
題点があった。さらに、鏡51の取り付け時に、固定金
具53や鏡受金具54、緩衝材55、ビス56及びカバ
ー57等が必要となるため、取り付けに使用する部品点
数が多くなると共に、取付作業も面倒になり易いという
問題点があった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、請求項1記載の発明の目的は、金具を使用す
ることなく取り付けできて汚れの発生を抑え清掃作業を
容易に行い得ると共に、鏡取付部分の見栄えを向上させ
かつ取付作業を容易に行い得る鏡の取付構造を提供する
ことにある。また、請求項2記載の発明の目的は、請求
項1記載の発明の目的に加え、鏡を安定支持し得ると共
に取付作業性をより向上させ得る鏡の取付構造を提供
し、請求項3記載の発明の目的は、請求項1または2記
載の発明の目的に加え、鏡取付部分の見栄えをより向上
させ得る鏡の取付構造を提供することにある。また、請
求項4または5記載の発明の目的は、請求項1ないし3
記載の発明の目的に加え、鏡挿入溝内への水溜まりを防
止し得る鏡の取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、正面視四角形
状の鏡と、該鏡の外周縁の3辺を支持することができる
ように正面視コ字状に形成した鏡挿入溝が設けられた壁
パネルと、該壁パネルの鏡挿入溝の挿入側開口に固定さ
れる鏡固定部材とを備え、前記鏡を挿入側開口から鏡挿
入溝に挿入し、鏡固定部材で鏡挿入溝の挿入側開口を塞
ぐことによって、鏡を壁パネルに取り付けることを特徴
とする。
【0007】このように構成することにより、正面視四
角形状の鏡は、壁パネルに設けられ正面視コ字状に形成
されて鏡の3辺を支持する鏡挿入溝の挿入側開口からス
ライドさせつつ溝内に挿入され、鏡挿入溝の挿入側開口
に鏡固定部材が固定される。この鏡固定部材で鏡挿入溝
の挿入側開口が塞がれた状態となって、鏡の鏡挿入溝か
らの抜けが防止され、鏡が壁パネルに取り付けられる。
これにより、従来のような金具を使用することなく鏡を
壁パネルに取り付けることができて、汚れの発生が抑え
られると共に、鏡取付部分の見栄えも向上しかつ鏡の取
付作業も容易に行える。
【0008】また、請求項2記載の発明は、鏡挿入溝が
正面視コ字状でかつ壁パネルに予め一体的に形成されて
いることを特徴とする。このように構成することによ
り、壁パネルに予め一体的に形成された正面視コ字状の
鏡挿入溝に、鏡を例えば横方向からスライドさせて溝内
に挿入し、この鏡挿入溝の挿入側開口に鏡固定部材を固
定するだけで、鏡を壁パネルに取り付けることができ
る。これにより、コ字状の鏡挿入溝で鏡が安定支持され
ると共に、鏡の取付作業もより容易に行える。
【0009】また、請求項3記載の発明は、鏡固定部材
が内装器具取付部材の機能を有することを特徴とする。
このように構成することにより、壁パネルの鏡挿入溝の
挿入側開口を塞ぐ鏡固定部材が内装器具取付部材の機能
を有することから、この鏡固定部材に例えばシャワーヘ
ッド固定用のスライドバー等の内装器具を取り付けるこ
とができ、鏡取付部分の見栄え等がより向上する。
【0010】また、請求項4記載の発明は、鏡挿入溝の
下部側に水抜き孔が形成されていることを特徴とし、請
求項5記載の発明は、鏡挿入溝の下部側に水が流れる水
抜き勾配が形成されていることを特徴とする。このよう
に構成することにより、例えば浴室ユニット内の蒸気に
よって鏡表面に滴が生成されるが、この滴は鏡挿入溝の
下部側に形成した水抜き孔や水抜き勾配によって溝外に
排出される。これにより、鏡挿入溝の下部側への水溜ま
りがなくなり、鏡取付部分の汚れの発生等がより確実に
防止される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1〜図4は、本発明に係
わる鏡の取付構造を浴室ユニットに適用した場合の一実
施例を示し、図1が取付状態の斜視図、図2が図1のA
−A線断面図、図3が図1のB−B線断面図、図4が取
付方法の一例を示す分解斜視図である。
【0012】図1〜図3において、浴室ユニット1は、
防水パンの壁パネル5側に設置されたバスタブ2と、洗
場3の壁パネル6側に設置されたカウンター4等を有し
ている。そして、この浴室ユニット1の壁パネル6に、
正面視長方形状の鏡7が取り付けられている。
【0013】鏡7は、図2及び図3に示すように、壁パ
ネル6に形成された正面視コ字状の鏡挿入溝8内に挿入
され、この鏡挿入溝8の挿入側開口8a(図1参照)
に、鏡固定部材9が固定されることによって壁パネル6
に取り付けられている。壁パネル6は、例えば壁材6a
とパネル材6bとで構成され、この壁パネル6に形成さ
れる鏡挿入溝8は、パネル材6bの成形時にその裏面側
に一体成形によって切欠を形成し、このパネル材6bを
壁材6aの表面側に固着することによって形成されてい
る。なお、この鏡挿入溝8は切欠による形成ではなく、
例えばパネル材6bに一体成形された断面コ字状の凹部
で形成することも勿論可能である。
【0014】前記鏡固定部材9は、断面形状が略三角形
状を有するように中実状(もしくは中空状)に、例えば
樹脂成形品や加飾成形品によって形成され、その上下端
部には取付穴10a(図4参照)を有する固定部10が
それぞれ形成されると共に、この固定部10にはカバー
11がそれぞれ取り付けられている。また、鏡固定部材
9の鏡挿入溝8側には、切欠9aが形成されており、こ
の切欠9a内に鏡7の反挿入側の端部7aが位置してい
る。
【0015】そして、鏡固定部材9は、その固定部10
がビス12によって壁材6aに固定されることによって
壁パネル6に取り付けられ、この鏡固定部材9によって
バスタブ2と洗場3とが区画された状態となっている。
なお、鏡固定部材9は、その長さ(高さ)を鏡7の高さ
寸法に略応じた寸法に設定することもできるし、例えば
単なる装飾部として機能させる場合には、その断面形状
を平板状や半円弧状に形成する等、適宜の形状を採用す
ることができる。
【0016】次に、前記鏡7の具体的な取付方法の一例
を図4等に基づいて説明する。先ず、取り付ける鏡7の
大きさ(形状)に応じて、正面視コ字状の鏡挿入溝8を
壁パネル6に予め形成する。そして、この壁パネル6に
形成された鏡挿入溝8に、その挿入側開口8aから、図
4の矢印イの如く鏡7を挿入し、該溝8に沿ってスライ
ド移動させ、挿入側の端部7bを鏡挿入溝8の右端に当
接させる。これにより、鏡7が鏡挿入溝8にセットさ
れ、この時、鏡7の反挿入側の端部7aは、鏡挿入溝8
の挿入側開口8aから若干突出している。
【0017】この状態で、カバー11を外した鏡固定部
材9を矢印ロの如く移動させて、その切欠9a内に鏡7
の端部7aを位置させると、鏡固定部材9が壁パネル6
に密着する。そして、鏡固定部材9の上下の固定部10
の取付穴10aを利用して、ビス12を壁材6aにねじ
込み、鏡固定部材9を壁パネル6に固定する。この鏡固
定部材9の固定により、鏡7は、上下及び右方向への移
動が正面視コ字状の鏡挿入溝8によって規制されると共
に、左方向への移動が鏡固定部材9の切欠9aによって
規制されて、壁パネル6に取り付けられる。
【0018】鏡固定部材9を壁パネル6に固定したら、
上下の固定部10にカバー11を被せることによって、
取付作業が終了し、この状態において、ビス12が正面
から視認されなくなると共に、鏡7の周囲には鏡固定部
材9があるのみで、壁パネル6の鏡取付部分にすっきり
とした感覚が得られることになる。なお、鏡7の外周縁
と、鏡挿入溝8や鏡固定部材9の切欠9aとの接触部に
は、必要に応じて緩衝材等を介装させることもできる。
【0019】このように、上記実施例の鏡7の取付構造
にあっては、壁パネル6に鏡7の大きさに応じた鏡挿入
溝8を予め形成し、この鏡挿入溝8に鏡7を横方向から
挿入してスライドさせ、鏡挿入溝8の挿入側開口8aに
鏡固定部材9を固定するだけで、鏡7を壁パネル6に取
り付けることができるため、鏡7の取り付けに従来のよ
うな金具を使用する必要がなくなる。その結果、金具部
分に汚れが発生することもなくなると共に、鏡7の取付
部分に金具による突出部がなくなるため、鏡7の外周縁
に沿って清掃具を移動させるだけで、鏡7の取付部分を
清掃することができ、清掃作業を極めて容易に行うこと
が可能になる。
【0020】また、鏡7の壁パネル6への取付部分に、
従来の金具のような露出部分がなくなるため、すっきり
とした感覚で鏡7を壁パネル6に取り付けることがで
き、取付状態の見栄えを向上させて意匠的価値を高める
ことができる。さらに、鏡7の取り付け時に必要な部品
が、鏡固定部材9、カバー11及びビス12だけで良い
ため、部品点数を従来に比較して削減することができ
て、その管理や保管等が容易になったり、鏡7の取付作
業自体が簡単となって取付時間の短縮が図れる等、取付
作業性を向上させることが可能になる。
【0021】また、鏡挿入溝8を正面視コ字状に形成し
ているため、鏡7の外周縁の3辺を鏡挿入溝8の3辺で
支持することができ、鏡7を安定した状態で取り付ける
ことができると共に、鏡7の取付作業性をより向上させ
ることができる。またさらに、鏡固定部材9として、適
宜形状及び模様の加飾成形品を使用することによって、
浴室ユニット1の壁パネル6にユーザーの好みに応じた
変化(雰囲気)を与えることができ、浴室ユニット1自
体の意匠的価値を高めることもできる。
【0022】図5〜図7は、本発明に係わる鏡の取付構
造のそれぞれ他の実施例を示しており、以下、上記実施
例と同一部位には同一符号を付して説明する。先ず、図
5に示す取付構造は、前記鏡固定部材9に、内装器具と
してのシャワーヘッド14用の保持部材15の取付機能
を持たせたもので、鏡固定部材9の鏡7側の傾斜面の上
下2箇所に、保持用の凹部15aを有する保持部材15
を固定する。そして、この両保持部材15の凹部15a
にシャワーホース16やシャワーヘッド14を係止させ
て保持する。
【0023】このように構成すれば、鏡固定部材9がシ
ャワーヘッド保持部材の取付機能を有することになり、
上記実施例と同様の作用効果が得られる他に、保持部材
15を別途固定する必要がなくなり、鏡7の取付部分の
見栄えをより向上させることができると共に、保持部材
15を予め鏡固定部材9に取り付けるようにすれば、シ
ャワーヘッド14等の設置が容易になるという作用効果
が得られる。なお、この実施例の保持部材としては、上
記一対の保持部材15に限らず、スライドバー式のシャ
ワーヘッド用保持部材にも適用することができる。
【0024】また、図6に示す取付構造の特徴は、鏡固
定部材9を鏡7の上端部に配置すると共に、鏡固定部材
9に内装器具としての蛍光灯17の取付機能を持たせる
ようにしたもので、鏡挿入溝8の挿入側開口8aを上端
側に設け、鏡7を上方から挿入した後に、蛍光灯17が
取り付けられた鏡固定部材9を壁パネル6に固定する。
この実施例においても、上記実施例と同様の作用効果が
得られるが、特に、鏡7の上部に蛍光灯17が設置され
る洗面台等の鏡の取り付けに適用して好適である。
【0025】さらに、図7に示す取付構造は、鏡固定部
材9に、トイレットルームのペーパーホルダー18の取
付機能を持せたもので、鏡7の下端にペーパーホルダー
18が取り付けられた鏡固定部材9を固定する。この実
施例の場合は、鏡7を下方から鏡挿入溝8内に挿入し、
ペーパーホルダー18が取り付けられた鏡固定部材9に
よって、鏡7の下方への移動が規制される。この実施例
においても上記実施例と同様の作用効果を得ることがで
きる。以上の各実施例における保持部材15、蛍光灯1
7あるいはペーパーホルダー18の鏡固定部材9への取
り付けは、予め行うこともできるし、鏡固定部材9を固
定した後に行うこともできる。
【0026】このように、鏡挿入溝8の挿入側開口8a
に固着される鏡固定部材9としては、単に鏡7の固定機
能のみを有するもの、固定機能と壁パネル6の装飾機能
を有するもの、あるいは固定機能と鏡7の近傍に配置さ
れる各種内装器具の取付部材としての機能を有するもの
等が、鏡7の取付場所に応じて適宜に使用される。
【0027】図8〜図11は、本発明に係わる鏡の取付
構造のそれぞれさらに他の実施例を示し、図8がその要
部の正面図、図9が図8のC−C線断面図、図10が他
の実施例の要部の正面図、図11(a)が図10のD−
D線断面図、図11(b)が図10のE−E線断面図で
ある。なお、上記実施例と同一部位には、同一符号を付
して説明する。
【0028】この2つの実施例の取付構造の特徴は、壁
パネル6に設けられる鏡挿入溝8の下部側に水抜き手段
を設けた点にある。すなわち、先ず、図8及び図9に示
す実施例の取付構造は、壁パネル6の鏡挿入溝8の下部
8aにパネル材6b前方(表面側)に向けて開口する方
形状の水抜き孔20を複数個(図では3個)形成したも
のである。この水抜き孔20によって、鏡7の表面等に
生成され鏡7を伝わって下方に流れる滴が、図9の矢印
ハの如くパネル材6bの表面側に自動的に排出(水抜
き)され、鏡挿入溝8の下部8b内に滴が溜まることが
なくなる。その結果、水溜まりによる鏡取付部分の汚れ
発生等を確実に防止することができる。
【0029】また、図10及び図11に示す実施例の取
付構造は、壁パネル6の鏡挿入溝8の下部8bに水抜き
溝21を形成する。この水抜き溝21は、図11に示す
ように、その深さhが、鏡7の端部7b側が浅く端部7
a側が深くなるように設定することにより、滴が流れる
水抜き勾配が形成されている。そして、この水抜き溝2
1の鏡固定部材9側の端部は、鏡固定部材9に形成され
た前記切欠9aに連通され、この切欠9aを介して例え
ばカウンター4上に滴が流下する如く形成されている。
【0030】この実施例においても、鏡挿入溝8の下部
8bに溜まる滴を図10の矢印ニの如く鏡挿入溝8外に
自動的に排出することができ、図8に示す実施例と同様
の作用効果を得ることができる。これらの実施例におけ
る、水抜き孔20の形状や個数及び水抜き溝21の形状
等は、適宜変更することができるし、例えば水抜き孔2
0と水抜き溝21を同時に形成して、水抜きをより確実
に行うように構成することもできる。
【0031】なお、上記各実施例においては、浴室ユニ
ット、洗面台あるいはトイレットルーム等に鏡7を取り
付ける場合について説明したが、本発明はこれに何等限
定されるものでもなく、他の水廻り空間等の鏡が取り付
けられる適宜箇所(空間)に適用することができる。ま
た、上記各実施例においては、鏡挿入溝8を正面視コ字
状に形成して、挿入側開口8aが一箇所である場合につ
いて説明したが、例えば正面視平行な鏡挿入溝8を形成
して、左右両側に挿入側開口を設けても良く、この場合
は、2つの鏡固定部材9によって鏡7を壁パネル6に取
り付けることになる。
【0032】さらに、上記各実施例における浴室ユニッ
ト1自体の構成、壁パネル6の構成、鏡7の取付位置や
形状、鏡固定部材9の材質等も一例であって、本発明に
係わる各発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更
可能であることはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、鏡の3辺を支持するように壁パネルに予め
形成した正面視コ字状の鏡挿入溝の挿入側開口から正面
視四角形状の鏡をスライドさせつつ溝内に挿入し、鏡挿
入溝の挿入側開口に鏡固定部材を固定することによって
鏡が壁パネルに取り付けられるため、従来のような金具
を使用することなく鏡を壁パネルに取り付けることがで
き、鏡取付部分の汚れの発生が抑えられて清掃が容易に
なると共に、鏡取付部分の見栄えを向上させることがで
き、かつ部品点数を削減して取付時間が短縮される等、
鏡の取付作業性を向上させることができる。
【0034】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明の効果に加え、壁パネルに一体的に形成
された正面視コ字状の鏡挿入溝に四角形状の鏡を、例え
ば横方向からスライドさせて溝内に挿入し、この鏡挿入
溝の挿入側開口に鏡固定部材を固定するだけで鏡を壁パ
ネルに取り付けることができるため、鏡を鏡挿入溝等で
安定支持することができると共に、取り付け時の部品点
数をより削減することができて、取付作業性をより向上
させることができる。
【0035】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1または2記載の発明の効果に加え、鏡固定部材が各
種内装器具の取付部材の機能を有するため、鏡取付部分
の見栄えをより向上させること等ができる。
【0036】また、請求項4または5記載の発明によれ
ば、請求項1ないし3記載の発明の効果に加え、壁パネ
の鏡挿入溝の下部側に水抜き孔や水抜き勾配を形成し
ているため、鏡挿入溝の下部に溜まる滴を溝外に自動的
に排出することができて、水溜まりによる鏡取付部分の
汚れの発生等を確実に防止することができる等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる鏡の取付構造を浴室ユニットに
適用した場合の一実施例を示す取付状態の斜視図
【図2】同図1のA−A線断面図
【図3】同図1のB−B線断面図
【図4】同取付方法の一例を示す分解斜視図
【図5】本発明に係わる取付構造の他の実施例を示す鏡
固定部材の斜視図
【図6】本発明に係わる取付構造のさらに他の実施例を
示す要部の正面図
【図7】本発明に係わる取付構造のさらに他の実施例を
示す要部の正面図
【図8】本発明に係わる取付構造のさらに他の実施例を
示す要部の正面図
【図9】同図8のC−C線断面図
【図10】本発明に係わる取付構造のさらに他の実施例
を示す要部の正面図
【図11】同(a)が図10のD−D線断面図、(b)
が図10のE−E線断面図
【図12】従来の鏡の取付構造の一例を示す断面図
【符号の説明】
1・・・・・・・・・浴室ユニット 5、6・・・・・・・壁パネル 6a・・・・・・・・壁材 6b・・・・・・・・パネル材 7・・・・・・・・・鏡 8・・・・・・・・・鏡挿入溝 8a・・・・・・・・挿入側開口 8b・・・・・・・・下部 9・・・・・・・・・鏡固定部材 9a・・・・・・・・切欠 10・・・・・・・・固定部 10a・・・・・・・取付穴 11・・・・・・・・カバー 12・・・・・・・・ビス 14・・・・・・・・シャワーヘッド 17・・・・・・・・蛍光灯 18・・・・・・・・ペーパーホルダー 20・・・・・・・・水抜き孔 21・・・・・・・・水抜き溝

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正面視四角形状の鏡と、該鏡の外周縁の3
    辺を支持することができるように正面視コ字状に形成し
    た鏡挿入溝が設けられた壁パネルと、該壁パネルの鏡挿
    入溝の挿入側開口に固定される鏡固定部材とを備え、前
    記鏡を挿入側開口から鏡挿入溝に挿入し、前記鏡固定部
    材で鏡挿入溝の挿入側開口を塞ぐことによって、鏡を
    パネルに取り付けることを特徴とする鏡の取付構造。
  2. 【請求項2】前記鏡挿入溝が正面視コ字状でかつ前記
    パネルに予め一体的に形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の鏡の取付構造。
  3. 【請求項3】前記鏡固定部材が内装器具取付部材の機能
    を有することを特徴とする請求項1または2記載の鏡の
    取付構造。
  4. 【請求項4】前記鏡挿入溝の下部側に水抜き孔が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載の鏡の取付構造。
  5. 【請求項5】前記鏡挿入溝の下部側に水が流れる水抜き
    勾配が形成されていることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載の鏡の取付構造。
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