JP2809099B2 - 洗面化粧台 - Google Patents

洗面化粧台

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JP2809099B2
JP2809099B2 JP11408394A JP11408394A JP2809099B2 JP 2809099 B2 JP2809099 B2 JP 2809099B2 JP 11408394 A JP11408394 A JP 11408394A JP 11408394 A JP11408394 A JP 11408394A JP 2809099 B2 JP2809099 B2 JP 2809099B2
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗面槽を有した洗面
化粧台の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の洗面化粧台の外観斜視
図、図13はこの洗面化粧台の洗面槽周りの平面図であ
る。洗面化粧台は、図で示されるように、キャビネット
501の上部に洗面槽502を有した洗面キャビネット
500と、この洗面キャビネット500の後部側上面に
取り付けられる化粧鏡台510と、洗面槽502上に取
り付けられる湯水混合用の混合水栓520と、化粧鏡台
510に取り付けられて保持金具522に保持されるシ
ャワーヘッド521と、シャワーヘッド521と混合水
栓520とを接続するホース523とから構成されてい
る。
【0003】洗面槽502は、後部側に混合水栓520
が取り付けられる金具取付部502aを有しているとと
もに、前部側に凹状の水溜め部502bを有している。
化粧鏡台510は本体511の正面壁中央に化粧鏡51
2が取り付けられているとともに、この化粧鏡512の
左右両側に収納棚513,514を有している。また、
本体511の正面壁中央には、化粧鏡512の下方に保
持金具522が取り付けられている。混合水栓520
は、温度調節ハンドル520aと、開閉バルブ520b
と、吐水管520cと、吐水切替部520dとを有して
いる。
【0004】そして、混合水栓520の温度調節ハンド
ル520aを所定位置に回動し、吐水切替部520dを
シャワーヘッド521側に切り替えた状態で、開閉バル
ブ520bを開けると、保持金具522に保持されたシ
ャワーヘッド521から、洗面槽502の水溜め部50
2b内に向かって所望の温度の温水が供給される。した
がって、シャワーヘッド521からの温水を利用して、
洗髪等を容易になすことができる。また、混合水栓52
0の吐水切替部520dを吐水管520c側に切り替え
ると、吐水管520cから洗面槽502の水溜め部50
2b内に温水が供給され、この温水を利用して洗顔等を
容易になすことができる。
【0005】なお、シャワーヘッド521を保持金具5
22から取り外して、洗髪等を行なってもよいのはもち
ろんである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の洗面化粧台では、混合水栓520とシャワーヘッド
521とを連結するホース523が洗面槽502の金具
取付部502a上に垂れているため、このホース523
を持ち上げつつ洗面槽502の清掃をしなければなら
ず、洗面槽502の清掃が容易でないという問題があっ
た。また、この洗面化粧台では、シャワーヘッド521
の使用中や使用後に、このシャワーヘッド521から生
じた水垂れが、ホース523を伝って、金具取付部50
2a上に落下してしまう。このため、この金具取付部5
02a上に水溜りが生じてしまい、この金具取付部50
2aに水アカやカビが発生しやすいという問題があっ
た。
【0007】この発明は、以上の点に鑑み、シャワーヘ
ッドを有していても、洗面槽の清掃が容易であり、か
つ、洗面槽も衛生的に保持できる洗面化粧台を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1の発
明は、洗面槽と、この洗面槽の上方からこの洗面槽に給
水可能なシャワーヘッドとを備えた洗面化粧台におい
て、上記洗面槽の後部側に、上記シャワーヘッドの保持
具と、このシャワーヘッドにホースを介して給水するホ
ース連結管とを取り付けた載置台を設け、かつ、上記保
持具に保持される上記シャワーヘッドと上記ホース連結
管とから下方に垂れる上記ホースの下部が、上記洗面槽
の水溜め部内方に落とし込まれるように、この水溜め部
を上記載置台側に寄った位置に形成したことである。
【0009】この発明の請求項2の発明は、請求項1の
発明の場合において、前記水溜め部の後部側中央に、前
記シャワーヘッドのホースの下部が落とし込まれる、前
記載置台側に突出する凹部を形成するとともに、この凹
部の両側に、濡れ物置き棚を形成したことである。
【0010】この発明の請求項3の発明は、請求項1ま
たは2の発明の場合において、前記載置台が化粧鏡を有
した化粧鏡台であることである。
【0011】
【作用】この発明の請求項1の発明では、シャワーヘッ
ドの保持金具とシャワーヘッドのホース連結管とを洗面
槽上に取り付けた載置台に取り付け、シャワーヘッドと
ホース連結管とを接続するホースの下部を、シャワーヘ
ッドが保持金具に保持されている場合に、洗面槽の水溜
め部内に落とし込むようにしている。したがって、洗面
槽の清掃にあたり、ホースを持ち上げる必要はなく、洗
面槽の清掃が容易になるとともに、シャワーヘッドから
の水垂れがホースを伝わって下方に落下しても、結局、
これは水溜め部内に落とされるため、この水垂れが洗面
槽上に溜ってしまうことはない。したがって、洗面槽に
水アカやカビは発生しにくく、洗面槽を衛生的に保持で
きる。
【0012】この発明の請求項2の発明では、水溜め部
の後部側中央の載置台側に突出する凹部に、シャワーヘ
ッドのホースの下部を落とし込むようにしているので、
水溜め部に対するホースの収まりがよくなる。この場
合、凹部の両側の濡れ物置き棚にシャンプーボトル等が
置けるため、シャワーヘッドを使用した洗髪等の容易化
が図られる。なお、水溜め部の後部両側はデッドスペー
スになり易い部分であるので、ここに濡れ物置き棚を形
成しても、洗顔等において不都合は生じない。
【0013】この発明の請求項3の発明では、載置台を
化粧鏡を有した化粧鏡台とすることにより、洗顔等の容
易化が図られる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しつつ
説明する。図1はこの発明の一実施例に係る洗面化粧台
を示している。
【0015】洗面化粧台1は、図1で示されるように、
キャビネット部11上に洗面槽12が取り付けられた洗
面キャビネット10と、洗面キャビネット10上に載置
されて取り付けられる載置台としての金具取付台13
と、金具取付台13上に載置されて取り付けられる化粧
鏡台14と、金具取付台13に取り付けられる水栓金具
としての混合水栓15、ホース連結管16、保持金具1
7、シャワーヘッド18、およびホース19と、給水源
である止水栓S1,S2と混合水栓15とを連結する上
水配管としての湯配管20および水配管21とから構成
されている。
【0016】洗面キャビネット10は、図1で示される
ように、湯用の止水栓S1と、水用の止水栓S2とが取
り付けられた建物の側壁に、後面側を密着させた状態で
据え付けられており、止水栓S1,S2がキャビネット
部11内に突出するように位置決めされている。キャビ
ネット部11は前部側に開閉扉11aを有すとともに、
後部側に止水栓S1,S2の挿入用開口(図示せず)を
有している。
【0017】洗面槽12は、図2で示されるように、平
面形状がほぼ矩形状をしているとともに、前部側の中央
部が内方にやや湾曲した形状をしており、水溜め部12
0と、第1および第2濡れ物置き棚121,122と、
水垂れ防止用の上縁部123とを有して構成されてい
る。水溜め部120は、その平面形状がほぼ5角形とな
った左右対称な形状をしており、後部側へ突出する突出
凹部120aの下面に排水栓120bが設けられている
とともに、側面上部にオーバーフロー孔120cが形成
されている。
【0018】上縁部123は、洗面槽12の上部側外周
部に、水溜め部120と第1および第2濡れ物置き棚1
21,122とを囲むように設けられたものであり、水
垂れを防止するために、第1および第2濡れ物置き棚1
21,122よりやや上方に突出するように形成されて
いる。この上縁部123は、図2で示されるように、使
用者に最も近い洗面槽12の前側にある前部上縁部12
3aと、この前部上縁部123aの両側にある左部上縁
部123bおよび右部上縁部123cと、使用者から最
も遠い後側にある後部上縁部123dとから構成されて
いる。
【0019】後部上縁部123dは、他の上縁部123
より一段高く形成されており、その上面が金具取付台1
3の取付面Qとなっている。また、後部上縁部123d
は、その中央部よりやや右側の位置に、内方に突出する
幅広縁部123eを有している。この幅広縁部123e
は、主として、上水配管20,21の挿通部を確保する
ためのものであり、中央にこの挿通部である開口123
fが形成されている。なお、幅広縁部123eは、その
側面の一部が水溜め部120の内面を形成するように滑
らかに湾曲して形成されている。
【0020】第1および第2濡れ物置き棚121,12
2は、セッケンやシャンプーボトル等の仮置き場となる
ものである。第1濡れ物置き棚121は、図2で示され
るように、左部上縁部123bと後部上縁部123dと
の交差する角部に、側面が水溜め部120の内面の一部
を形成するよう、ほぼ3角形状に形成されている。ま
た、第2濡れ物置き棚122は、右部上縁部123cと
後部上縁部123dとの交差する角部に、側面が水溜め
部120の内面の一部を形成するよう、湾曲した形状に
形成されている。なお、第2濡れ物置き棚122には、
水溜め部120の排水栓120bの開閉用の引き棒12
4が取り付けられている。
【0021】金具取付台13は、図7で示されるよう
に、下部側の平面形状が洗面槽12の取付面Qと同一形
状をしており、洗面槽12の幅広縁部123e上に載置
される部分に、洗面槽12の開口123fと連通して、
上水配管20,21の配設部となる中空のダクト部13
0が形成されている。ダクト部130の上部側には、図
4で示されるように、ダクト部130とつながった状態
で水栓金具の取付部となる金具取付部131が前方に突
出した状態で形成されている。なお、図4において、1
32はダクト部130の左右に設けられた垂直な壁部、
133は上部に形成された前方への突出部、134は洗
面槽12上の金具取付台13を、建物の壁面に固定する
ための取付孔、135は小物置き棚である。
【0022】化粧鏡台14は、金具取付台13の上面に
載置して取り付けられるものであり、図10および図1
1で示されるように、金具取付台13上に載置後、建物
の壁面に固定される鏡台本体140と、この鏡台本体1
40の前面に取り付けられる化粧鏡141と、この鏡台
本体140の前面上部に取り付けられる照明部142
と、この鏡台本体140の前面下部に設けられた左右の
収納部143とから構成されている。化粧鏡141に
は、図10で示されるように、裏面側にくもり止めヒー
タ141aが取り付けられている。また、収納部143
の一方には、コンセントや、照明部142およびくもり
止めヒータ141a用のスイッチ類が取り付けられてい
る。
【0023】混合水栓15は、内部に湯と水の開度調整
弁を有しており、湯と水の量を調整して所望の温度の温
水を供給する温度調整バルブである。ホース連結管16
は、混合水栓15からの温水をホース19を介してシャ
ワーヘッド18に供給するものである。
【0024】混合水栓15は、図6で示されるように、
金具取付台13の金具取付部131の側壁131aに取
り付けられる。この場合、水栓本体151は金具取付部
131内に収納され、レバー150aを有した頭部15
0は側壁131aから外方に露出される。ホース連結管
16は、図4および図6で示されるように、ホース取付
部16aを下方に突出させた状態で、金具取付部131
の混合水栓15の横に取り付けられる。そして、ホース
連結管16と混合水栓15の水栓本体151とは連絡管
152により連通される。
【0025】保持金具17は、シャワーヘッド18を着
脱自在に保持するためのものであり、金具取付台13の
中央の、壁部132の上部側に、前方の洗面槽12側に
突出するように取り付けられている。この保持金具17
は、前端部が、図1で示されるように、洗面槽12の水
溜め部120の突出凹部120a側上方に位置決めされ
ている。そして、この保持金具17の前端部に、図9で
示されるように、シャワーヘッド18の装着孔17aが
斜状に形成されているとともに、この装着孔17aの形
成部の上面に、この装着孔17aの形成方向に直交する
ように、前方へ下傾するヘッド保持面17bが形成され
ている。
【0026】シャワーヘッド18は、例えば整流とスプ
レー流(シャワー流)とが切り替え可能なものであり、
上部前面に吐水部18aを有しているとともに、下部側
に保持金具17の装着孔17aに差し込まれるグリップ
部18bを有している。また、グリップ部18bの上端
には、保持金具17のヘッド保持面17bに係合する支
持部18cが形成されているとともに、グリップ部18
bの下端には、ホース19が取り付けられている。そし
て、シャワーヘッド18は、保持金具17に保持された
場合に、図1で示されるように、吐水部18aが洗面槽
12の水溜め部120のほぼ中央に向けられるように位
置決めされている。
【0027】ホース19は、可撓性を有した柔軟な材料
から構成されており、一端部側はシャワーヘッド18に
取り付けられているとともに、他端側はホース連結管1
6のホース取付部16aに取り付けられている。このホ
ース19は、ホース連結管16から下方に延びた後、U
状に湾曲して、保持金具17に保持されたシャワーヘッ
ド18の下部に延びている。この場合、ホース19のU
状に湾曲した下部19aは、図1で示されるように、洗
面槽12の水溜め部120の突出凹部120a内に落と
し込まれた状態で位置決めされている。
【0028】湯配管20および水配管21は、図1で示
されるように、洗面キャビネット10のキャビネット部
11内、および洗面槽12の開口123fを通って金具
取付台13のダクト部130内に配置され、下端が止水
栓S1,S2に連結されるとともに、上端が混合水栓1
5の水栓本体151に連結されている。
【0029】つぎに、この洗面化粧台1の動作について
説明する。まず、湯および水用の止水栓S1,S2を開
栓し、湯と水を湯配管20および水配管21を介して、
混合水栓15の位置まで供給する。なお、止水栓S1に
は、例えば、電気温水器から所定圧の高温の湯が供給さ
れ、止水栓S2には、水道管等を介して、所定圧の水道
水が供給されるものとする。
【0030】つぎに、混合水栓15のレバー150aを
図1中矢印R方向に回動させて、湯と水との混合割合を
設定した後、レバー150a端を図1中後方に押すと、
湯と水が混合した所望の温度の温水が、水栓本体151
から連絡管152を通ってホース連結管16に供給され
る。そして、この温水はホース19を通ってシャワーヘ
ッド18から洗面槽12の水溜め部120内に供給され
る。この場合、使用者は、頭部を洗面槽12の水溜め部
120の上方に位置させることにより、保持金具17に
保持されたシャワーヘッド18からのスプレー状のシャ
ワー水を頭部に受けて、容易に洗髪を行なうことができ
る。また、シャワーヘッド18を保持金具17から取り
外して、片手でシャワーヘッド18のグリップ部を持
ち、このシャワーヘッド18から頭部にシャワー水を受
けるようにして、洗髪を行なうこともできる。
【0031】また、洗顔等を行なう場合には、排水栓1
20bを閉じ、洗面槽12の水溜め部120内に温水を
溜めるようにすればよい。この場合、シャワーヘッド1
8からの水流はスプレー流でなく整流にしておく。そし
て、洗顔等が終了すれば、排水栓120bを開け、水溜
め部120内の水を、キャビネット部11内に収容され
る排水管(図示せず)を介して外部に排出すればよい。
【0032】ここで、この洗面化粧台1では、シャワー
ヘッド18を保持金具17に保持している場合、シャワ
ーヘッド18とホース連結管16とを連結するホース1
9の下部19aが、洗面槽12の水溜め部120の突出
凹部120a内に落とし込まれているため、洗面槽12
を清掃する場合に、ホース19を持ち上げずに、このホ
ース19を水溜め部120から横に引き離すようにしさ
えすればよいため、洗面槽12の清掃が片手でも容易に
できるようになる。この場合、洗面槽12に金具取付部
を設けず、水栓金具を金具取付台13に取り付けている
ため、洗面槽12の清掃はさらに容易となる。なお、水
栓金具は金具取付台13のほぼ垂直な側壁131a等に
取り付けられているため、この金具取付台13の清掃も
容易である。
【0033】また、この洗面化粧台1では、シャワーヘ
ッド18の使用中や使用後に、このシャワーヘッド18
から水垂れが生じても、この水垂れはホース19を伝わ
って洗面槽12の水溜め部120内に流し込まれるた
め、洗面槽12に水溜りができることはない。すなわ
ち、この洗面化粧台1では、水溜りに起因して、洗面槽
12上に水アカやカビが生じることはなく、この洗面槽
12を衛生的に保持することができる。この場合、洗面
槽12には水平な金具取付部を設けず、水栓金具はほぼ
垂直な金具取付台13の側壁131a等に取り付けてい
るため、洗面槽12や金具取付台13には水溜りは生じ
にくく、この点でも、洗面槽12や金具取付台13を衛
生的に保持することができる。
【0034】また、この洗面化粧台1では、ホース19
を水溜め部120の後部側中央の突出凹部120a内に
落とし込んでいるため、水溜め部120に対するホース
の収まりがよく、ホースを安定状態で見映えよく保持で
きる。この場合、洗顔や洗髪等において、デッドスペー
スとなりやすい突出凹部120aの両側(洗面槽12の
後部側の2隅)に、清掃の容易な第1および第2濡れ物
置き棚121,122を設けて、ここにセッケンやシャ
ンプーボトル等を置けるようにしているため、洗髪や洗
顔が容易になるとともに、洗面槽12全体の有効利用が
図られる。なお、この場合、洗面槽12の前部側には、
水溜め部120が幅一杯に形成されているため、使用者
は、洗顔や洗髪時等に、腕の肘等からの水垂れを気にせ
ず、楽な姿勢で洗面槽12を使用することができる。
【0035】さらに、この洗面化粧台1では、シャワー
ヘッド18を保持金具17から取り外した場合でも、ホ
ース19の下部をほぼ洗面槽12の水溜め部120内に
落とし込んだ状態で移動でき、このホース19が他の水
栓金具、例えば混合水栓15にからまることはない。し
たがって、使用者はこのシャワーヘッド18を自由に移
動させつつ、快適な状態で洗髪等を行なうことができ
る。
【0036】また、この洗面化粧台1では、洗面槽12
の後部上縁部123dの幅広縁部123eを、後部上縁
部123dの中央より右方にずらした位置に形成すると
ともに、幅広縁部123eの側面の形状を滑らかに湾曲
させているため、洗面槽12の水溜め部120の内面
を、幅広縁部123eの側面と、この側面に凹凸なくつ
ながる第2濡れ物置き棚122の側面とを利用して滑ら
かに形成でき、洗面槽12を使い易いすっきりした形状
とすることができる。また、このことにより、洗面槽1
2の美観の向上も図ることができる。
【0037】また、この洗面化粧台1では、この金具取
付台13を載置するための洗面槽12の取付面Qを、小
面積の後部上縁部123d上に形成しているため、洗面
槽12に、その大きさの割りには大きな平面形状の水溜
め部120を形成でき、洗面槽12の機能の向上を図る
ことができる。さらに、この洗面化粧台1では、金具取
付台13の上方に化粧鏡台14を取り付けているため、
洗面や化粧が容易になるとともに、空間の有効利用も図
ることができる。
【0038】なお、金具取付台13と化粧鏡台14とを
一体化してもよいのはもちろんである。この場合、化粧
鏡台14にはダクト部130と金具取付部131の機能
を付与するようにすればよい。また、金具取付台13上
に化粧鏡台14とを取り付けなくてもよいのはもちろん
である。
【0039】さらに、金具取付台13に、シャワーヘッ
ド18のほか、洗面槽12に直接給水する吐水管等を設
けてもよいし、シャワーヘッド18にサーモスタットタ
イプの混合水栓を介して給水を行なうようにしてもよ
い。
【0040】また、湯側の給水源として電気温水器をキ
ャビネット部11内に備え、この電気温水器と湯配管2
0とを接続するようにしてもよい。さらに、湯配管20
および水配管21をフレキシブルな耐圧ホースで構成し
てもよいし、洗面槽12に水のみ供給するようにし、上
水配管を水配管21のみとしてもよいのはもちろんであ
る。
【0041】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0042】この発明の請求項1の発明によれば、洗面
槽と、この洗面槽の上方からこの洗面槽に給水可能なシ
ャワーヘッドとを備えた洗面化粧台において、洗面槽の
後部側に、シャワーヘッドの保持具と、このシャワーヘ
ッドにホースを介して給水するホース連結管とを取り付
けた載置台を設け、かつ、保持具に保持されるシャワー
ヘッドとホース連結管とから下方に垂れるホースの下部
が、洗面槽の水溜め部内方に落とし込まれるように、こ
の水溜め部を載置台側に寄った位置に形成したので、シ
ャワーヘッドを有していても、洗面槽を容易に清掃する
ことができ、かつ、洗面槽も衛生的に保持できる。
【0043】この発明の請求項2の発明によれば、請求
項1の発明の場合において、水溜め部の後部側中央に、
シャワーヘッドのホースの下部が落とし込まれる、載置
台側に突出する凹部を形成するとともに、この凹部の両
側に、濡れ物置き棚を形成したので、ホースを安定状態
で見映えよく保持できるとともに、洗面槽の有効利用を
図ることができる。
【0044】この発明の請求項3の発明は、請求項1ま
たは2の発明の場合において、載置台が化粧鏡を有した
化粧鏡台であるので、スペースの有効利用が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る洗面化粧台の外観斜
視図である。
【図2】図1の洗面化粧台の洗面槽の平面図である。
【図3】図1の洗面化粧台の金具取付台の平面図であ
る。
【図4】図3の金具取付台の正面図である。
【図5】図4のAーA矢視図である。
【図6】図4のBーB矢視断面図である。
【図7】図4のCーC矢視断面図である。
【図8】図4のDーD矢視断面図である。
【図9】図4のEーE矢視断面図である。
【図10】図1の洗面化粧台の化粧鏡台の正面図であ
る。
【図11】図10の化粧鏡台の側面図である。
【図12】従来の洗面化粧台の外観斜視図である。
【図13】図12の洗面化粧台の洗面槽周りの平面図で
ある。
【符号の説明】 1 洗面化粧台 12 洗面槽 13 金具取付台(載置台) 16 ホース連結管 17 保持金具(保持具) 18 シャワーヘッド 19 ホース 120 水溜め部 120a 突出凹部(凹部) 121 濡れ物置き棚 122 濡れ物置き棚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−195359(JP,U) 実開 昭63−5063(JP,U) 実開 平1−92865(JP,U) 実開 平1−124247(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03C 1/14 A47B 67/02 502 A47K 1/02 E03C 1/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗面槽と、この洗面槽の上方からこの洗
    面槽に給水可能なシャワーヘッドとを備えた洗面化粧台
    において、 上記洗面槽の後部側に、上記シャワーヘッドの保持具
    と、このシャワーヘッドにホースを介して給水するホー
    ス連結管とを取り付けた載置台を設け、 かつ、上記保持具に保持される上記シャワーヘッドと上
    記ホース連結管とから下方に垂れる上記ホースの下部
    が、上記洗面槽の水溜め部内方に落とし込まれるよう
    に、この洗面槽の上記水溜め部を上記載置台に寄った位
    置に形成したことを特徴とする洗面化粧台。
  2. 【請求項2】 前記水溜め部の後部側中央に、前記シャ
    ワーヘッドのホースの下部が落とし込まれる、前記載置
    台側に突出する凹部を形成するとともに、この凹部の両
    側に、濡れ物置き棚を形成したことを特徴とする請求項
    1記載の洗面化粧台。
  3. 【請求項3】 前記載置台が化粧鏡を有した化粧鏡台で
    あることを特徴とする請求項1または2記載の洗面化粧
    台。
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