JP2940550B2 - 浴室の洗い場カウンター - Google Patents

浴室の洗い場カウンター

Info

Publication number
JP2940550B2
JP2940550B2 JP10234972A JP23497298A JP2940550B2 JP 2940550 B2 JP2940550 B2 JP 2940550B2 JP 10234972 A JP10234972 A JP 10234972A JP 23497298 A JP23497298 A JP 23497298A JP 2940550 B2 JP2940550 B2 JP 2940550B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter
washing
bathroom
faucet
basin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10234972A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11113777A (ja
Inventor
義郎 寺田
貴弘 深川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOTO KIKI KK
Original Assignee
TOTO KIKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOTO KIKI KK filed Critical TOTO KIKI KK
Priority to JP10234972A priority Critical patent/JP2940550B2/ja
Publication of JPH11113777A publication Critical patent/JPH11113777A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2940550B2 publication Critical patent/JP2940550B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴室の洗い場壁
面に接するように設置される浴室の洗い場カウンターに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は浴室内に設置される従来のカウ
ンターを示している。図において、浴槽100と洗い場
Aとの後方には、浴室の壁面101に接するように、上
面が小物の載置面111となった第1カウンター110
が設置されている。また、この第1カウンター110の
洗い場A側の載置面111上には、洗面器Tの載置部1
11aが形成されているとともに、上面が小物の載置面
121となった第2カウンター120が、この載置部1
11aの後部を覆うように設置されている。そして、こ
の第2カウンター120上部には、洗い場水栓の吐水部
102が、第1カウンターの洗面器Tの載置部111a
に向くように取り付けられているとともに、前部には、
洗い場水栓の操作部103が取り付けられている。
【0003】したがって、第1カウンター110の載置
部111a上に洗面器Tを置けば、第2カウンター12
0に取り付けられた洗い場水栓の吐水部102が洗面器
Tの中央部に位置決めされ、入浴者は、腰掛け等に腰を
下ろした状態で、洗い場水栓の吐水部102から洗面器
T内に楽に給水することができる。また、この入浴者
は、石鹸、シャンプーボトル等の入浴時の小物を、容易
に手が届く、第1カウンター110の洗い場A側の載置
面111上や、第2カウンター120の載置面121上
に置くことにより、入浴作業を楽に行なうことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカウンターでは、第1カウンター110と第2カウ
ンター120とが別体となっているため、据え付けや製
作に2倍の手間がかかるという問題があった。また、上
記従来のカウンターでは、第1カウンター110と第2
カウンター120との接合部Wが浴室内から見えてしま
い、浴室内の見栄えがよくないとともに、この接合部W
にゴミ等がたまりやすく、清掃も容易でないという問題
があった。さらに、第1カウンター110上に第2カウ
ンター120を設置すると、第1カウンター110の載
置面111が小さくなってしまうという問題があった。
【0005】なお、第1カウンター110上の第2カウ
ンター120に、洗い場水栓が設けられていない場合で
も、同様な問題が生じるのはもちろんである。
【0006】この発明は、以上の点に鑑み、洗面器を載
置する側のカウンター部の上方に別なカウンター部を有
する場合でも、据え付けや製作が容易であるとともに、
見栄えもよく、かつ、清掃も容易にでき、さらに、カウ
ンター部の載置面が小さくなることのない浴室の洗い場
カウンターを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、浴室の洗い場壁面に接するように設置される
浴室の洗い場カウンターにおいて、上面が小物の載置面
となっている上カウンター部と、この上カウンター部の
下方に、この上カウンター部と一部重なるように配置さ
れ、前端面が、この上カウンター部の前端面より浴室内
方に突出するように設けられているとともに、上面側の
一部に洗面器の載置部が設けられた下カウンター部とを
有し、かつ、この下カウンター部と上カウンター部とが
一体成形によって一体となるように形成されていること
である。
【0008】この発明では、下カウンター部の洗面器の
載置部に洗面器を置くことにより、洗面器の上下位置を
入浴者の都合のよい位置に位置決めできるとともに、上
カウンター部や洗面器の載置部横の下カウンター部を介
して、シャンプーボトルや石鹸箱等の入浴時の小物を、
入浴者の使い易い位置に置くことができる。この場合、
洗面器の後部を、浴室の洗い場壁面に寄った上カウンタ
ー部の下方に位置決めできるため、上方の洗い場水栓か
らのこの洗面器への給水も比較的容易に行うことができ
る。なお、下カウンター部上の洗面器を使用して洗顔等
を行なう場合でも、上カウンター部の下カウンター部側
への突出量がそれほど大きくなく、かつ、上カウンター
部が洗面器より充分上方にあるため、この上カウンター
部が邪魔になることはない。
【0009】この発明の請求項2記載の発明は、浴室の
洗い場壁面に接するように設置される浴室の洗い場カウ
ンターにおいて、上面が小物の載置面となっている上カ
ウンター部と、この上カウンター部の下方に、この上カ
ウンター部と一部重なるように配置され、前端面が、上
カウンター部の前端面より浴室内方に突出しているとと
もに、上面側の少なくとも一部に、洗面器の載置部が形
成されている下カウンター部と、この下カウンター部の
後端側から上方に立ち上がって、この下カウンター部と
上カウンター部とを接続する前壁部とを有し、かつ、上
カウンター部と、下カウンター部と、前壁部とが一体成
形によって一体となるように形成されていることであ
る。
【0010】この発明でも、下カウンター部を介して、
洗面器の上下位置を入浴者の都合のよい位置に位置決め
できるとともに、上カウンター部等を介して、シャンプ
ーボトルや石鹸箱等の入浴時の小物を、入浴者の使い易
い位置に置くことができる。この場合、洗面器の後部
を、浴室の洗い場壁面に寄った上カウンター部の下方に
位置決めできるため、上方の洗い場水栓からのこの洗面
器への給水も比較的容易に行うことができる。なお、下
カウンター部上の洗面器を使用して洗顔等を行なう場合
でも、上カウンター部の下カウンター部側への突出量が
それほど大きくなく、かつ、上カウンター部が洗面器よ
り充分上方にあるため、この上カウンター部が邪魔にな
ることはない。
【0011】この発明の請求項3記載の発明は、請求項
2記載の発明の場合において、上カウンター部に、下カ
ウンター部の載置部上の洗面器に給水する洗い場水栓
の、少なくとも、吐水部と操作部とが取り付けられるこ
とである。
【0012】この発明では、下カウンター部の載置部上
の洗面器に対して、洗い場水栓の吐水部を容易に位置決
めできるとともに、操作部も操作容易な位置に取り付け
ることができる。
【0013】この発明の請求項4記載の発明は、請求項
3記載の発明の場合において、壁パネルに寄った、上カ
ウンター部の内側と前壁部の後方側とに、配管の施工空
間が形成されていることである。
【0014】この発明では、洗い場水栓に配管の施工空
間を利用して配管できるので、浴室内から配管がむき出
しで見えてしまうことはないとともに、洗い場水栓への
配管工事も容易となる。
【0015】この発明の請求項5記載の発明は、請求項
4記載の発明の場合において、配管の施工空間の一部
に、洗い場水栓の水栓本体を設置する水栓本体設置空間
が設けられていることである。
【0016】この発明では、洗い場水栓の水栓本体も配
管の施工空間中に設置できるので、水栓本体を浴室内か
ら見えないようにすることができ、洗い場カウンター周
りをすっきりと見栄えよくすることができる。
【0017】この発明の請求項6記載の発明は、請求項
5記載の発明の場合において、上カウンター部に、内部
に洗い場水栓の吐水部を収納する吐水部収納部が、内部
を配管の施工空間に連通させた状態で前方に突出するよ
うに形成され、かつ、この吐水部収納部に、吐水部の吐
水端を下カウンター部の洗面器の載置部に向ける開口部
が形成されていることである。
【0018】この発明では、洗い場水栓の吐水部も上カ
ウンター部の吐水部収納部内に設置されるため、洗い場
カウンター周りをすっきりと見栄えよくすることができ
る。この場合、吐水部収納部を前方に突出させ、かつ、
この吐水部収納部に、吐水部の吐水端を洗面器の載置部
側に向ける開口部を形成しているため、この吐水部から
下カウンター部上の洗面器に確実に給水することができ
る。
【0019】この発明の請求項7記載の発明は、請求項
5記載の発明の場合において、上カウンター部の前端面
に、洗い場水栓の操作部が取り付けられることである。
【0020】この発明では、洗い場水栓の操作部が、入
浴者に近い側に設置されるため、洗い場水栓の操作の容
易化を図ることができる。
【0021】この発明の請求項8記載の発明は、請求項
7記載の発明の場合において、洗い場水栓の操作部が取
り付けられる上カウンター部の前端面が、下部側を前方
に突き出すように傾斜されていることである。
【0022】この発明では、上カウンター部の前端面が
やや上向きの斜めの状態に形成されているため、洗い場
水栓の操作部は入浴者の目の付く位置に配置されること
となる。したがって、入浴者は、この操作部を確実かつ
楽に操作できる。
【0023】この発明の請求項9記載の発明は、請求項
2又は3記載の発明の場合において、浴槽横の浴室壁面
に接するように設置される浴槽側カウンターと、上カウ
ンター部、下カウンター部、及び前壁部とが一体的に形
成されていることである。
【0024】この発明では、浴槽側カウンターと洗い場
カウンターとの間に接合部がないため、これらの外観を
見栄えよくできるとともに、清掃性の向上も図ることが
できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照しつつ説明する。 実施形体1. 図1はこの発明の一実施の形態に係る洗い場カウンター
を備えた浴室内の外観を示している。
【0026】浴室は、図1で示されるように、組立式浴
室である浴室ユニットから形成されており、防水床パン
1の左部側の浴槽載置部1a側に浴槽2が設置され、右
部側の洗い場部1b上に洗い場Aが形成されている。そ
して、防水床パン1の外周部に形成された壁載せ部1c
上に壁面を形成する壁パネル3が設置され、この壁パネ
ル3の上端に天井パネル4が設置されている。また、防
水床パン1の浴槽載置部1aと洗い場部1bとを仕切る
上手部1dと、浴槽2の湯溜め部2a上端側に、外方に
延びるように形成されたリム部2bとの間には、エプロ
ン5が設置されている。さらに、浴槽2と洗い場Aの後
方には、壁パネル3に接するように、カウンター6が設
置されている。
【0027】なお、カウンター6側の壁パネル3A上に
は、小物棚付き化粧鏡7と照明燈8とが取り付けられて
いるとともに、浴槽2の長手方向に沿う壁パネル3中に
は、出窓9が取り付けられている。また、防水床パン1
の上手部1d横の排水溝1b−1上には、この排水溝1
b−1を覆うように、グレーチング10が載置されてい
る。また、浴槽2横の防水床パン1上には、カウンター
6の浴槽2側下方を覆う覆い板19が取り付けられてい
る。
【0028】カウンター6は、図1で示されるように、
浴槽2に接するように設けられた浴槽側カウンター6A
と、洗い場Aに面するように設けられた洗い場カウンタ
ー6Bとから形成されている。この場合、洗い場カウン
ター6Bは、カウンター本体60と、このカウンター本
体60に組み込まれて、洗面器Tの載置部M1を形成す
る簀の子台61とから構成されているが、浴槽側カウン
ター6Aと洗い場カウンター6Bのカウンター本体60
とは樹脂成形によって一体となるように形成されてい
る。なお、カウンター6は、壁パネル3A側に取り付け
られた支持金具(図示せず)を介して、この壁パネル3
A側に支持されている。
【0029】浴槽側カウンター6Aは、図2で示される
ように、上面が平らな載置面Kとなった天板部20の、
浴槽2側下方と洗い場カウンター6B側下方とに、覆い
板19に沿うように前壁21と側壁22とが形成されて
いるとともに、天板部20の壁パネル3側に立ち上り壁
23を有したものである。この浴槽側カウンター6Aの
載置面Kは、浴槽2のリム部2b上面より僅かに高い位
置に形成されており、ここに、浴槽給水栓11の吐水部
11aと操作部11bとが取り付けられている。なお、
浴槽給水栓11の本体部は、浴槽側カウンター6Aの内
方空間に設置されている。
【0030】洗い場カウンター6Bのカウンター本体6
0は、図2で示されるように、上面が平らな載置面Lと
なった上カウンター部24と、この上カウンター部24
の下方に、この上カウンター部24と後部側が重なるよ
うに設けられ、上面が載置面Mとなった下カウンター部
25と、この下カウンター部25の後端から上方に延び
て、上及び下カウンター部24,25を接続する前壁部
26とから構成されている。なお、上及び下カウンター
部24,25と前壁部26とは、浴槽2と対向する洗い
場A側の壁パネル3に接する位置まで設けられている。
【0031】上カウンター部24は、図2及び図3で示
されるように、上面が載置面Lとなって後端が壁パネル
3Aまで達する天板部24aの前端から、下方に向かっ
て、正面壁24bが形成されているとともに、この正面
壁24bの下端から、斜め後方に延びるように、斜壁2
4cが形成されたものである。天板部24aは、載置面
Lが浴槽側カウンター6Aの立ち上り壁23上端と同一
上下位置になるように形成されているとともに、主要部
が、浴槽側カウンター6Aの天板部20の中程まで前方
に突出するように形成されている。正面壁24bは、外
面が上カウンター部24の前端面を形成するものであ
り、下端が浴槽側カウンター6Aの載置面Kと同一上下
位置に形成され、左端側が一部浴槽側カウンター6Aの
後部に延びるように形成されている。したがって、天板
部24aも左端側が一部浴槽側カウンター6A側に延び
るように形成されている。そして、正面壁24bの左右
方向の中間部には、洗い場水栓12が取り付けられてい
る。
【0032】ここで、洗い場水栓12には、図2及び図
3で示されるように、水栓本体12aの左右端側に、開
閉と湯温調整用の操作部12b,12cが設けられてい
るとともに、下端側に吐水部12dが下向きに設けられ
ている。また、この洗い場水栓12には、水栓本体12
aの後端側に正面壁24bを貫通する水と湯の導入管部
12eが設けられているとともに、下端側にシャワー水
の取出部12fが設けられている。この取出部12fに
は、図1で示されるように、シャワーホース13を介し
て、シャワーヘッド14が接続されているが、このシャ
ワーヘッド14は、壁パネル3の小物棚付き化粧鏡7横
に取り付けられたホルダー15に保持されている。な
お、この洗い場水栓12には、シャワー水切替ノブ(図
示せず)が設けられている。
【0033】下カウンター部25は、図2及び図3で示
されるように、上面が載置面Mとなった棚板部25aの
前端側に、下向きに僅かに下降する端壁25bが形成さ
れたものであり、この下カウンター部25の下方には、
防水床パン1の洗い場部1bとの間に一定の足入れ空間
が形成される。この下カウンター部25の前端面、すな
わち、端壁25bの外面は、浴槽側カウンター6Aの前
壁21に沿って直線状に形成された後、円弧状に前方に
突出し、その後、前壁21の外面の位置から直線状に壁
パネル3側まで延びている。
【0034】そして、円弧状の端壁25bに対向する棚
板部25a上面側には、図4で示されるように、中央に
排水用の開口N1が形成された、簀の子台61の嵌め込
み用凹部Nが形成されていて、この凹部Nに嵌め込まれ
た簀の子台61の上面側を中心にして、円弧上に突出し
た載置面M側に洗面器Tの載置部M1が形成されてい
る。凹部Nは、簀の子台61が容易に取り外しでき、か
つ、簀の子台61の上面が、載置面Mと略面一となるサ
イズに形成されている。なお、簀の子台61は、樹脂成
形によって一体的に形成されたものであり、中央部に水
切用の長孔61aが複数形成されている。
【0035】前壁部26は、図2及び図3で示されるよ
うに、下カウンター部25の後端から後ろ上方に延びる
傾斜壁26aと、傾斜壁26a上端から上カウンター部
24の斜壁24c下端まで垂直に延びる垂直壁26bと
から構成されている。そして、壁パネル3A寄りの、こ
の前壁部26後方と上カウンター部24内方に、浴槽側
カウンター6Aの内方空間とも連通する、配管施工空間
Vが形成されており、防水床パン1を貫通して、浴槽側
カウンター6A側の内方空間に立ち上がった湯配管16
と水配管17とが、この配管施工空間V内に引き回され
た後、洗い場水栓12の導入管部12eに接続されてい
る。なお、この湯及び水配管16,17は、浴槽側カウ
ンター6Aの内方空間で、浴槽給水栓11の水栓本体側
にも接続されている。
【0036】つぎに、洗い場カウンター6Bの作用・効
果について説明する。この洗い場カウンター6Bでは、
入浴者が腰掛に座ってこれに対面すれば、下カウンター
部25の載置面Mが、ひざ頭よりやや低い位置に位置決
めされ、上カウンター部24の載置面Lが、ほぼ肩の位
置に位置決めされる。したがって、下カウンター部25
の載置部M1上に置かれた洗面器Tは、入浴者にとっ
て、使い易い上下位置に位置決めされるとともに、上カ
ウンター部24の載置面L上に置かれた小物(例えば、
シャンプーボトルや石鹸箱)も、入浴者にとって使い易
い上下位置に位置決めされる。また、この洗い場カウン
ター6Bでは、下カウンター部25の洗面器T横にも載
置面Mを有しているため、入浴者は、手の届き易いこの
載置面M上の小物を使用して、洗顔、洗髪、及び洗体等
の入浴作業を行うこともできる。
【0037】なお、下カウンター部25の棚板部25a
は、中央部側(洗面器Tの載置部M1側)が入浴者側に
突出しているため、入浴者は、洗面器Tを充分に手元に
引き付けた状態で使用できる。
【0038】さらに、この洗い場カウンター6Bでは、
上カウンター部24の天板部24aの前端面24b側
が、下カウンター部25の棚板部25a後部を覆うよう
に配置されるので、洗い場カウンターに下カウンター部
25を設けた場合でも、上カウンター部24を入浴者側
に近づけることができ、入浴者が上カウンター部24の
載置面L上の小物を容易に使用できるとともに、上及び
下カウンター部24,25の載置面L,Mの前後の幅を
充分に確保しても、洗い場カウンター6Bの前後の幅を
小さくでき、比較的狭い浴室にも、上下2段の洗い場カ
ウンター6Bを容易に設置できる。
【0039】また、この洗い場カウンター6Bでは、上
カウンター部24の前端面を形成する前壁部24bの前
方に、洗い場水栓12が突出するように取り付けられて
いるため、洗い場水栓12の吐水部12dを、載置部M
1上に載置された洗面器Tのほぼ中央部上方に位置決め
することができ、この洗い場水栓12から洗面器T内に
確実に給水することができる。この場合、洗い場水栓1
2は、工場においてこれを洗い場カウンター6Bに取り
付けておくことができるため、その分、現場の据付作業
を減少させることができ、現場工期の短縮と組立精度の
向上を図ることができる。
【0040】なお、上カウンター部24の天板部24a
は、下カウンター部25の棚板部25aの後部側を充分
に上方から覆っているのみであるため、入浴者から洗面
器T内は充分に見えるとともに、洗面器Tを使って洗顔
等を行なう場合でも、上カウンター部24の天板部24
aが邪魔になることもない。
【0041】さらに、この洗い場カウンター6Bでは、
下カウンター部25の洗面器Tの載置部M1の位置に、
多数の長孔61aや開口N1を設けているため、洗面器
Tからの排水は、棚板部25aの直下に流され、これ
が、載置部Mに沿って、入浴者側に流れてしまうことは
ほとんどないとともに、下カウンター部25の下方に
は、足入れ空間が形成されるため、入浴者は洗い場カウ
ンター6Bに充分に接近して洗顔や洗髪等を行うことが
できる。
【0042】また、この洗い場カウンター6Bでは、壁
パネル3Aに寄った、上カウンター部24内方と前壁部
26後方とに、配管施工空間Vを形成しているため、こ
の配管施工空間Vを使用して、洗い場水栓12への配管
工事を容易に行なうことができるとともに、この配管が
浴室内に露出してしまうこともない。特に、この洗い場
カウンター6Bでは、この配管施工空間Vが浴槽側カウ
ンター6Aの内方と連通しているため、例えば、防水床
パン1に1筒所のみ配管貫通孔を設ければ、配管を浴室
内に露出させることなく、浴槽側カウンター6A側と洗
い場カウンター6B側とに施工することができる。
【0043】一方、この洗い場カウンター6Bでは、こ
れの主要部であるカウンター本体部60を樹脂成形によ
って一体的に形成しているため、製作及び据付が簡単で
あるとともに、接合部が無い分、見栄えがよく、かつ、
接合部にゴミ等が侵入して、清掃が困難になるというこ
ともない。特に、この洗い場カウンター6Bは、下方、
左右両側方、後方が開放されているため、型抜きも容易
であり、成形型を使用した樹脂成形も容易である。もち
ろん、上及び下カウンター部24,25が一体に形成さ
れているため、上カウンター部24を下カウンター部2
5上に載せる必要がなく、下カウンター部25の載置面
Mが小さくなってしまうこともない。
【0044】なお、この洗い場カウンター6Bでは、カ
ウンター本体部60と簀の子台61とが別体に形成され
ているが、簀の子台61は小型で取り外しも容易である
ため、簀の子台61周りの清掃は容易にでき、かつ、簀
の子台61を別体で形成することにより洗い場カウンタ
ー6Bの製作の容易化を図ることができる。
【0045】また、この洗い場カウンター6Bでは、カ
ウンター本体60を浴槽側カウンター6Aと、樹脂成形
によって一体的に形成しているため、浴槽側カウンター
6Aとの間においても、清掃性や見栄えについて上記と
同様な効果を得ることができる。
【0046】なお、洗い場カウンター6Bを、浴槽側カ
ウンター6Aと一体にせずに、単独で形成してもよいの
はもちろんである。
【0047】また、洗い場カウンター6Bのカウンター
本体60と簀の子台61とを、樹脂成形によって一体的
に形成しても同様な効果を得ることができる。
【0048】さらに、カウンター6全体、又は、洗い場
カウンター6B全体、又は、カウンター本体60を、金
属、例えば、アルミの一体成形で形成しても同様な効果
を得ることができる。
【0049】また、浴槽側カウンター6Aを、覆い板1
9と一体となるように形成してもよい。
【0050】さらに、洗面器Tの載置のじゃまにならな
ければ、前壁部26の傾斜壁26aを下カウンター部2
5に含ませ、前壁部26を垂直壁26bのみから形成す
るようにしてもよい。
【0051】また、上カウンター部24に洗い場水栓1
2を取り付けず、この洗い場水栓12を洗い場Aの壁面
に取り付けるようにしてもよい。この場合、洗い場水栓
12側の上カウンター部24を一部切り欠いて、この切
欠部の下方側を含めた下カウンター部25の位置に、洗
面器Tの載置部M1を設けるか、又は、上カウンター部
24の左右長さを下カウンター部25より短くし、下カ
ウンター部25の上カウンター部24の無い位置に、洗
面器Tの載置部M1を設けるようにする。
【0052】さらに、上カウンター部24と下カウンタ
ー部25とを重ねることなく、上カウンター部24の前
端と下カウンター部25の後端とを、ほぼ垂直な前壁部
26で連結するようにしてもよい。
【0053】図5及び図6は下カウンター部25の下面
側に下部カバー62を設置した状態を示している。下部
カバー62は、下カウンター部25の下面側に設けられ
ている支持金具63を覆って、入浴者がこの支持金具6
3に触れるのを防止するとともに、防水床パン1からの
洗面器排水の跳ね返りが下カウンター部25の下面側に
付着するのを防止するためのものである。この下部カバ
ー62は、樹脂材によって一体的に形成されており、図
7で示されるように、ほぼ載置部M1側を除いた下カウ
ンター部25の下面側全体を覆うように形成されてい
て、壁パネル3A側等にネジにより取り付けられる。こ
の下部カバー62は、下面部62aが凹凸無く滑らかに
形成されているため、防水床パン1からの跳ね水がこれ
に付着しても、これを容易に清掃でき、これによって、
下カウンター部25の下面側を容易に清潔な状態に保持
することができる。なお、この下部カバー62を設けて
も、これが下カウンター部25の洗面器Tの載置部M1
直下への排水の流れを阻害することはない。
【0054】実施形態2. 図8はこの発明の他の実施の形態に係る洗い場カウンタ
ーの断面図であり、図9はこの洗い場カウンター6Bを
備えた浴室内の外観を示す図である。なお、洗い場カウ
ンター6Bのカウンター本体60、洗い場水栓12等を
除いて、他のものは、図1で示したものと同一であるた
め、説明を省略する。
【0055】この実施の形態では、洗い場水栓12の水
栓本体12aや吐水部12dを洗い場カウンター6Bの
カウンター本体60内に納めて、この洗い場カウンター
6B周りの外観をすっきりと見栄えよくしている。すな
わち、図9で示されるように、カウンター本体60の正
面壁24b中央に、前方へ突出する吐水部収納部24d
を形成し、この吐水部収納部24d内を、図8で示され
るように、配管施工空間Vの上部と連通させる。そし
て、配管施工空間Vの上部を、水栓本体12aの設置空
間V1として、ここに、水栓本体12aを位置決めする
とともに、この水栓本体12aに接続される吐水部12
dを吐水部収納部24d内に位置決めする。この場合、
上カウンター部24の吐水部収納部24dの前端下部
に、吐水部12dの吐水端Pを下カウンター部25の載
置部M1中央に向けさせる開口部Qを形成する。
【0056】また、洗い場水栓12の操作部12b,1
2cを、上カウンター部24の天板部24aの載置面L
上に設置し、天板部24aに設けた孔部(図示せず)を
介して、操作部12b,12cと水栓本体12aとを接
続するようにする。なお、シャワーホース13の一端部
を壁パネル3に取り付けたホース取付座18に連結する
とともに、このホース取付座18から壁パネル3の裏面
側を通って、カウンター本体60の内方までシャワーホ
ース配管を施工し、このシャワーホース配管を洗い場水
栓12のシャワー水の取出部12fに接続する。
【0057】この洗い場カウンター6Bでは、配管施工
空間Vの一部を水栓本体設置空間V1として、この水栓
本体設置空間V1内に洗い場水栓12の水栓本体12a
を設置するようにしているため、水栓本体12aが外部
に露出することがなく、洗い場カウンター6B周りをす
っきりと見栄えよくすることができる。
【0058】また、この洗い場カウンター6Bでは、上
カウンター部24に吐水部収納部24dを設けて、この
中に、洗い場水栓12の吐水部12dを収納しているた
め、洗い場水栓12の水栓本体12aのみでなく、吐水
部12dも隠すことができ、その分更に、洗い場カウン
ター6B周りをすっきりと見栄えよくすることができ
る。この場合、上カウンター部24の吐水部収納部24
dは、前方に突出し、かつ、前端下部に、吐水部12d
の吐水端Pを下カウンター部25の載置部M1中央に向
ける開口部Qを形成しているため、この洗い場水栓12
から洗面器T内に確実に給水をすることができる。
【0059】図10及び図11は実施形態2の変更実施
形態を示しており、洗い場水栓12の操作部12b,1
2cを上カウンター部24の正面壁24b外面(上カウ
ンター部24の前端面)に取り付けた場合を示してい
る。この洗い場カウンター6Bでは、洗い場水栓12の
操作部12b,12cが、洗い場カウンター6B前に着
座した入浴者から楽に手を伸ばすことができる上カウン
ター部24の前端面に取り付けられるため、入浴者は、
この操作部12b,12cの操作を楽に行なうことがで
きる。この場合、ホース取付座18を洗い場カウンター
6Bの前壁部26に取り付け、配管施工空間V内におい
て、前壁部26を貫通したホース取付座18から洗い場
水栓12のシャワー水の取出部12fまでを、シャワー
ホース配管で接続している。
【0060】図12も実施形態2の他の変更実施形態を
示している。この洗い場カウンター6Bでは、上カウン
ター部24の正面壁24bを下部が前方に突出するよう
に斜状に形成し、この正面壁24bに洗い場水栓12の
操作部12b,12cを取り付けている。この洗い場カ
ウンター6Bでは、洗い場水栓12の操作部12b,1
2cが、洗い場カウンター6B前の入浴者から見易い位
置に取り付けられるため、入浴者は、この操作部12
b,12cの操作を更に楽に行なうことができる。
【0061】なお、図13は洗い場水栓12の吐水部1
2dを上カウンター部24の天板部24aに取り付け、
水栓本体12aのみを配管施工空間V内に設置した場合
を示している。この場合でも、水栓本体12aが見えな
い分、洗い場カウンター6B周りをすっきりと見栄えよ
くすることができる。
【0062】また、図14は、図13で示される場合と
同様に、洗い場水栓12の吐水部12cを上カウンター
部24の天板部24aに取り付け、水栓本体12aのみ
を配管施工空間V内に設置した場合を示している。この
場合、洗い場水栓12の操作部12b,12cを、下部
が前方に突出するように斜状に形成された上カウンター
部24の正面壁24bに取り付けて、操作部12b,1
2cの操作を楽に行なうことができるようにしている。
【0063】さらに、洗い場水栓12の水栓本体12a
を、例えば、浴槽側カウンター6Aの内方空間に配置
し、この水栓本体12aと操作部12b,12cとを連
結具(例えば、ワイヤー)で接続するとともに、この水
栓本体12aと吐水部12dとを配管で接続するように
してもよい。
【0064】また、ホース取付座18を、上カウンター
部24の載置面L上に取付け、シャワーホース13が防
水床パン1の洗い場部1b上に垂れないようにしてもよ
い。このことにより、シャワーホース13に足を掛ける
という不都合を解消できるからである。
【0065】さらに、カウンター6に、浴槽給水栓1
1、洗い場水栓12、及びこれらの付属配管等を組み込
んだ後、このカウンター6を現場に搬送して、据え付け
るようにすれば、現場工期の短縮と組み立て精度の向上
を図ることができる。
【0066】
【発明の効果】この発明は、以下に記載されるような効
果を奏する。
【0067】この発明の請求項1記載の発明によれば、
浴室の洗い場壁面に接するように設置される浴室の洗い
場カウンターにおいて、上面が小物の載置面となってい
る上カウンター部と、この上カウンター部の下方に、こ
の上カウンター部と一部重なるように配置され、前端面
が、この上カウンター部の前端面より浴室内方に突出す
るように設けられているとともに、上面側の一部に洗面
器の載置部が設けられた下カウンター部とを有し、か
つ、この下カウンター部と上カウンター部とが一体成形
によって一体となるように形成されているので、洗面器
を載置する側のカウンター部の上方に別なカウンター部
を有する場合でも、洗い場カウンターの据え付けや製作
が容易であるとともに、見栄えもよく、かつ、清掃も容
易にでき、さらに、上カウンター部によって、下カウン
ター部の載置面が小さくなってしまうこともない。ま
た、この発明では、下カウンター部の洗面器の横に小物
を置けば、入浴者の手が届きやすいため、洗髪や洗体等
の入浴作業を容易に行うことができる。
【0068】さらに、この発明では、下カウンター部が
あっても、上カウンター部を入浴者側に近づけることが
できるとともに、上及び下カウンター部の前後の幅を充
分にとっても、洗い場カウンターの前後の幅を小さくで
き、比較的狭い浴室にも、上下2段の洗い場カウンター
を容易に設置できる。
【0069】この発明の請求項2記載の発明によれば、
浴室の洗い場壁面に接するように設置される浴室の洗い
場カウンターにおいて、上面が小物の載置面となってい
る上カウンター部と、この上カウンター部の下方に、こ
の上カウンター部と一部重なるように配置され、前端面
が、上カウンター部の前端面より浴室内方に突出してい
るとともに、上面側の少なくとも一部に、洗面器の載置
部が形成されている下カウンター部と、この下カウンタ
ー部の後端側から上方に立ち上がって、この下カウンタ
ー部と上カウンター部とを接続する前壁部とを有し、か
つ、上カウンター部と、下カウンター部と、前壁部とが
一体成形によって一体となるように形成されているの
で、洗面器を載置する側のカウンター部の上方に別なカ
ウンター部を有する場合でも、洗い場カウンターの据え
付けや製作が容易であるとともに、見栄えもよく、か
つ、清掃も容易にでき、さらに、上カウンター部によっ
て、下カウンター部の載置面が小さくなってしまうこと
もない。
【0070】また、この発明では、上カウンター部の下
方に下カウンター部の後部が重なるように配置されるの
で、下カウンター部があっても、上カウンター部を入浴
者側に近づけることができるとともに、上及び下カウン
ター部の前後の幅を充分にとっても、洗い場カウンター
の前後の幅を小さくでき、比較的狭い浴室にも、上下2
段の洗い場カウンターを容易に設置できる。
【0071】この発明の請求項3記載の発明によれば、
請求項2記載の発明の場合において、上カウンター部
に、下カウンター部の載置部上の洗面器に給水する洗い
場水栓の、少なくとも、吐水部と操作部とが取り付けら
れるので、洗面器への給水が容易にできるとともに、洗
い場水栓の吐水部や操作部等を取り付けた状態で、この
洗い場カウンターを据え付け現場に搬送でき、据付作業
の容易化をも図ることができる。
【0072】この発明の請求項4記載の発明によれば、
請求項3記載の発明の場合において、洗い場壁面に寄っ
た、上カウンター部の内側と前壁部の後方側とに、配管
の施工空間が形成されているので、洗い場カウンター周
りに配管が露出することはなく、かつ、洗い場水栓への
配管工事の容易化を図ることができる。
【0073】この発明の請求項5記載の発明によれば、
請求項4記載の発明の場合において、配管の施工空間の
一部に、洗い場水栓の水栓本体を設置する水栓本体設置
空間が設けられているので、浴室内から水栓本体を見え
なくすることができ、洗い場カウンター周りをすっきり
と見栄えよくすることができる。
【0074】この発明の請求項6記載の発明によれば、
請求項5記載の発明の場合において、上カウンター部
に、内部に洗い場水栓の吐水部を収納する吐水部収納部
が、内部を配管の施工空間に連通させた状態で前方に突
出するように形成され、かつ、この吐水部収納部に、吐
水部の吐水端を下カウンター部の洗面器の載置部に向け
る開口部が形成されているので、浴室内から洗い場水栓
の吐水部も見えなくすることができ、洗い場カウンター
周りをすっきりと見栄えよくすることができる。この場
合、下カウンター部上の洗面器に吐水部から確実に給水
することができる。
【0075】この発明の請求項7記載の発明によれば、
請求項5記載の発明の場合において、上カウンター部の
前端面に、洗い場水栓の操作部が取り付けられるので、
操作部に容易に手が届き、洗い場水栓の操作の容易化を
図ることができる。
【0076】この発明の請求項8記載の発明によれば、
請求項7記載の発明の場合において、洗い場水栓の操作
部が取り付けられる上カウンター部の前端面が、下部側
を前方に突き出すように傾斜されているので、操作部を
目立つように取付けることができ、操作部の操作も、迅
速かつ確実に行なうことができるようになる。
【0077】この発明の請求項9記載の発明によれば、
請求項2又は3記載の発明の場合において、浴槽横の浴
室壁面に接するように設置される浴槽側カウンターと、
上カウンター部、下カウンター部、及び前壁部とが一体
的に形成されているので、据え付けや製作が容易である
とともに、見栄えもよく、かつ、清掃も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る洗い場カウンタ
ーを備えた浴室内の外観斜視図である。
【図2】図1で示される洗い場カウンター周りの拡大図
である。
【図3】図1で示される洗い場カウンターの断面図であ
る。
【図4】図1で示される洗い場カウンターの下カウンタ
ー部周りの分解斜視図である。
【図5】実施形態1の変更実施形態に係る洗い場カウン
ター周りの浴室内の外観斜視図である。
【図6】図5で示される洗い場カウンターの側面図であ
る。
【図7】図5で示される洗い場カウンターの下部カバー
の外観斜視図である。
【図8】この発明の実施形態2に係る洗い場カウンター
の断面図である。
【図9】図8で示される洗い場カウンターを備えた浴室
内の外観斜視図である。
【図10】実施形態2の変更実施形態に係る洗い場カウ
ンターを備えた浴室内の外観斜視図である。
【図11】図10で示される洗い場カウンターの断面図
である。
【図12】実施形態2の他の変更実施形態に係る洗い場
カウンターの断面図である。
【図13】実施形態2の他の変更実施形態に係る洗い場
カウンター周りの斜視図である。
【図14】実施形態2の他の変更実施形態に係る洗い場
カウンターの断面図である。
【図15】従来のカウンターの説明図である。
【符号の説明】
2 浴槽 3 壁パネル 6A 浴槽側カウンター 6B 洗い場カウンター 12 洗い場水栓 12a 水栓本体 12b,12c 操作部 12d 吐水部 24 上カウンター部 24b 正面壁(前端面) 25 下カウンター部 25b 端壁(前端面) 26 前壁部 A 洗い場 L 載置面 M 載置面 M1 載置部 T 洗面器 V 配管施工空間 V1 水栓本体設置空間
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47K 4/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室の洗い場壁面に接するように設置さ
    れる浴室の洗い場カウンターにおいて、 上面が小物の載置面となっている上カウンター部と、
    の上カウンター部の下方に、この上カウンター部と一部
    重なるように配置され、前端面が、この上カウンター部
    の前端面より浴室内方に突出するように設けられている
    とともに、上面側の一部に洗面器の載置部が設けられた
    下カウンター部とを有し、かつ、この下カウンター部と
    上記上カウンター部とが一体成形によって一体となるよ
    うに形成されていることを特徴とする浴室の洗い場カウ
    ンター。
  2. 【請求項2】 浴室の洗い場壁面に接するように設置さ
    れる浴室の洗い場カウンターにおいて、 上面が小物の載置面となっている上カウンター部と、こ
    の上カウンター部の下方に、この上カウンター部と一部
    重なるように配置され、前端面が、上記上カウンター部
    の前端面より浴室内方に突出しているとともに、上面側
    の少なくとも一部に、洗面器の載置部が形成される下カ
    ウンター部と、この下カウンター部の後端側から上方に
    立ち上がって、この下カウンター部と上記上カウンター
    部とを接続する前壁部とを有し、かつ、上記上カウンタ
    ー部と、上記下カウンター部と、上記前壁部とが一体成
    形によって一体となるように形成されていることを特徴
    とする浴室の洗い場カウンター。
  3. 【請求項3】 前記上カウンター部に、前記下カウンタ
    ー部の前記載置部上の洗面器に給水する洗い場水栓の、
    少なくとも、吐水部と操作部とが取り付けられることを
    特徴とする請求項2記載の浴室の洗い場カウンター。
  4. 【請求項4】 前記洗い場壁面に寄った、前記上カウン
    ター部の内側と前記前壁部の後方側とに、配管の施工空
    間が形成されていることを特徴とする請求項3記載の浴
    室の洗い場カウンター。
  5. 【請求項5】 前記配管の施工空間の一部に、前記洗い
    場水栓の水栓本体を設置する水栓本体設置空間が設けら
    れていることを特徴とする請求項4記載の浴室の洗い場
    カウンター。
  6. 【請求項6】 前記上カウンター部に、内部に前記洗い
    場水栓の前記吐水部を収納する吐水部収納部が、内部を
    前記配管の施工空間に連通させた状態で前方に突出する
    ように形成され、かつ、この吐水部収納部に、上記吐水
    部の吐水端を前記下カウンター部の前記洗面器の載置部
    に向ける開口部が形成されていることを特徴とする請求
    項5記載の浴室の洗い場カウンター。
  7. 【請求項7】 前記上カウンター部の前記前端面に、前
    記洗い場水栓の操作部が取り付けられることを特徴とす
    請求項5記載の浴室の洗い場カウンター。
  8. 【請求項8】 前記洗い場水栓の前記操作部が取り付け
    られる前記上カウンター部の前記前端面が、下部側を前
    方に突き出すように傾斜されていることを特徴とする
    求項7記載の浴室の洗い場カウンター。
  9. 【請求項9】 浴槽横の浴室壁面に接するように設置さ
    れる浴槽側カウンターと、前記上カウンター部、前記下
    カウンター部、及び前記前壁部とが一体的に形成されて
    いることを特徴とする請求項2又は3記載の浴室の洗い
    場カウンター。
JP10234972A 1997-08-05 1998-08-05 浴室の洗い場カウンター Expired - Fee Related JP2940550B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10234972A JP2940550B2 (ja) 1997-08-05 1998-08-05 浴室の洗い場カウンター

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-222021 1997-08-05
JP22202197 1997-08-05
JP10234972A JP2940550B2 (ja) 1997-08-05 1998-08-05 浴室の洗い場カウンター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11113777A JPH11113777A (ja) 1999-04-27
JP2940550B2 true JP2940550B2 (ja) 1999-08-25

Family

ID=26524634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10234972A Expired - Fee Related JP2940550B2 (ja) 1997-08-05 1998-08-05 浴室の洗い場カウンター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2940550B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11113777A (ja) 1999-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2940550B2 (ja) 浴室の洗い場カウンター
JP2003278197A (ja) 水栓兼用手すりの構造
JPH07109753A (ja) 洗面台等の排水トラップ構造
JPH09228455A (ja) 手洗器付小便器設備
JP3228031B2 (ja) 洗面化粧台
JP2809099B2 (ja) 洗面化粧台
JPH1199081A (ja) 浴室の洗い場カウンター
JPH0243438A (ja) ブース用支柱
JPH08103394A (ja) 浴室収納パネル
JPH0256088B2 (ja)
JP2001061685A (ja) 洗面化粧台
JP2002172066A (ja) 洗面カウンターおよび洗面ボール
JP3424350B2 (ja) 洗面化粧台
JP2512564Y2 (ja) ボ―ルを備えた洗面又は洗髪用等の衛生設備
JPH043076Y2 (ja)
JP2003245148A (ja) 洗面室及びこれに使用する間仕切り収納ユニット
JPH0243261Y2 (ja)
JPH0243260Y2 (ja)
JP2535148Y2 (ja) サニタリーユニット
JP2563237Y2 (ja) 洗面器付カウンター
JPH054781Y2 (ja)
EP0930038A2 (en) Bathtub surrounding furniture unit
KR200302429Y1 (ko) 세면대
JPH0336627Y2 (ja)
JP2007321431A (ja) 衛生設備室

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140618

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees