JP2001061685A - 洗面化粧台 - Google Patents

洗面化粧台

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JP2001061685A
JP2001061685A JP24094599A JP24094599A JP2001061685A JP 2001061685 A JP2001061685 A JP 2001061685A JP 24094599 A JP24094599 A JP 24094599A JP 24094599 A JP24094599 A JP 24094599A JP 2001061685 A JP2001061685 A JP 2001061685A
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JP
Japan
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faucet
main body
cabinet
water
vanity
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Application number
JP24094599A
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English (en)
Inventor
Yasumi Fukawa
恭巳 府川
Masato Omae
正人 大前
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Yamaha Living Tech Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Living Tech Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水栓が設置される領域に汚れを付着し難くす
るとともに、洗面ボウルの上部空間の広範な利用を可能
とする。 【解決手段】 洗面ボウル12と、洗面ボウル12の上
面側に壁パネル13を介して配置されたミラーキャビネ
ット14と、ミラーキャビネット14の底面14Aに設
けられた水栓15とを備えて洗面化粧台10が構成され
ている。水栓15は、給水源及び給湯源に繋がる基管2
1,22が接続される混合栓25と、この混合栓25に
ホースHを介して連なる水栓本体26とを含んで構成さ
れ、水栓本体26は、底面14Aに略水平面内で回転可
能に支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗面化粧台に係り、
更に詳しくは、洗面ボウルの上面側の清掃を簡易に行う
ことができるとともに、洗面ボウルの上部空間の有効活
用を可能とした洗面化粧台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅の洗面室に配置される洗
面化粧台が知られている。この洗面化粧台は、水栓が取
り付けられた洗面ボウルと、この洗面ボウルの上方に配
置されたミラー付キャビネットとを備えて構成されてい
る。ここで、水栓は、洗面ボウルの上面側外周領域をな
すカウンター面の奥行側で給水源或いは給湯源からの基
管に接続された水栓本体と、その接続部近傍に取り付け
られた給水用或いは給湯用のバルブハンドルとを備えて
構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記洗
面化粧台にあっては、バルブハンドルの操作部より下方
位置に、水栓本体及び基管の接続位置やバルブハンドル
の取付位置があるため、それらの近傍にぬめり等の汚れ
が付着し易くなり、この汚れの清掃は、水栓本体やバル
ブハンドルの設置が障害となって極めて手間の掛かる作
業になるという不都合がある。このような汚れは、湯水
の止水の際に濡れ手のままでバルブハンドルを操作する
というユーザの一般的使用態様や水はねに起因するもの
である。すなわち、ユーザの手に付着した水が、止水の
際のバルブハンドルの操作によって、水栓本体の接続位
置やバルブハンドルの取付位置の付近に流れて、そこに
溜り易くなるためである。
【0004】そこで、バルブハンドルを濡れ手で操作し
ても、水栓本体の接続位置やバルブハンドルの取付位置
の近傍に汚れを生じ難くするために、カウンター面の奥
行側とミラー付キャビネットとの間に壁パネルを設け、
この壁パネルに水栓を取り付けたものが知られている。
この洗面化粧台にあっては、壁パネルに水栓本体及びバ
ルブハンドルが取り付けられており、壁パネルへの水栓
本体の接続位置やバルブハンドルの取付位置は、洗面ボ
ウルの上面高さ位置よりも高く、且つ、バルブハンドル
の操作位置と略同一高さとなっているため、濡れ手でバ
ルブハンドルを操作しても、水栓本体の接続位置やバル
ブハンドルの取付位置に水が流れ難くなる。
【0005】しかしながら、このような洗面化粧台にあ
っては、壁パネルに水栓が取り付けられる構造上、壁パ
ネルの内部空間を広くしなければならず、壁パネルの厚
みが必然的に厚くなる。そのため、カウンター面におけ
る壁パネルの設置領域が大きくなってしまい、これが、
カウンター面におけるユーザの利用可能領域を含めた洗
面ボウルの上部空間の狭小化をもたらすという問題を招
来する。また、壁パネルに水栓が取り付けられるため、
水栓本体を略水平面内で回転可能とする構造を採用する
場合に、カウンター面の奥行側に水栓を設ける場合に比
べ、構造上複雑となるという不都合もある。
【0006】
【発明の目的】本発明は、このような構造上の問題に鑑
みて更にこれを改良したものであり、その目的は、水栓
が設置される領域に汚れを付着し難くするとともに、洗
面ボウルの上部空間の広範な利用を可能とする洗面化粧
台を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、洗面ボウルの上面側に、当該上面に対し
て所定間隔を隔てて配置されたキャビネットを備えた洗
面化粧台において、前記キャビネットは、その底面に水
栓を備える、という構成を採っている。このような構成
によれば、キャビネットの底面に水栓が設けられるた
め、水栓の接続位置や当該水栓に設けられるバルブハン
ドルの取付位置を、当該バルブハンドルの操作位置と略
同一若しくは高い位置にすることができ、水栓が設置さ
れる領域にぬめり等の汚れを付着させ難くすることがで
きる。また、キャビネットと洗面ボウルとの間に配置さ
れる壁パネルの厚みを必要最小限にすることができ、洗
面ボウルの上部空間の広範な利用が可能となる。ここに
おいて、前記水栓は、略水平面内で回転可能に設けると
よい。これにより、大きな物の洗面ボウルへの出し入れ
をスムースに行うことができる等、洗面ボウルの使い勝
手を一層向上させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において、前記水栓は、キ
ャビネットの底面に配置された水栓本体と、この水栓本
体に支持された吐水口部材とを備え、前記吐水口部材
は、前記水栓本体に対して引き出し可能に設けられる、
という構成を採ることが好ましい。このように構成する
ことで、吐水口をユーザの用途に応じた位置にすること
ができ、一層使い勝手の良い洗面化粧台とすることがで
きる。
【0009】また、前記水栓は、前記底面に対して昇降
可能に設けられる、これによって、水栓の先端の吐水口
の高さを自在に変更することができ、洗髪等にも使用可
能となり、使い勝手を一層良好にすることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0011】図1には、本実施例に係る洗面化粧台の概
略正面図が示され、図2には、図1の部分断面側面図が
示されている。これらの図において、洗面化粧台10
は、ベースキャビネット11と、このベースキャビネッ
ト11の上部に固定された洗面ボウル12と、洗面ボウ
ル12の上面側に壁パネル13を介して配置されたキャ
ビネットとしてのミラーキャビネット14と、ミラーキ
ャビネット14の底面14Aに設けられた水栓15とを
備えて構成されている。
【0012】前記洗面ボウル12は、排水口17が設け
られたボウル本体18の上面側外周領域にカウンター面
19が形成されたものであり、このカウンター面19の
奥行側の端部には前記壁パネル13が一体的に設けられ
ている。この壁パネル13の内部には、図示しない給水
源及び給湯源と前記水栓15とを接続する基管21,2
2(図2参照)が通過するようになっている。ミラーキ
ャビネット14は、その底面14Aの奥行側の端部が壁
パネル13の上端に固定されるとともに、前面側に鏡面
付の扉23が配置されている。なお、図示省略している
が、扉23の内部には、化粧品等の収納スペースが形成
されている。また、ミラーキャビネット14の下部領域
は、壁パネル13側から引き出された基管21,22等
が配置される収容部24となっている。
【0013】前記水栓15は、前記基管21,22に接
続される混合栓25と、この混合栓25の近傍位置で略
水平方向に回転可能に取り付けられた水栓本体26と、
この水栓本体26の先端に支持された吐水口部材27と
を備えて構成されている。混合栓25には、水栓本体2
6の管内を通って吐水口部材27に接続される蛇腹状の
ホースH(図2参照)が取り付けられている。このよう
な構成により、図示しない給水源に接続された基管21
からの水、及び図示しない給湯源に接続された基管22
からの湯は、混合栓25により、そのバルブハンドル2
8の操作に応じた割合で混合され、この混合された湯水
は、ホースHを介して吐水口部材27の吐水口から外部
に吐出可能となる。ここで、ホースHは、混合栓25と
吐水口部材27との間の最短距離よりも十分に長くなっ
ており、部分的にたるんだ状態で、ミラーキャビネット
14の収容部24に収容され、後述するように吐水口部
材27を水栓本体26から引き出すことができるように
なっている。
【0014】前記水栓本体26は、ミラーキャビネット
14の底面14Aに支持される側面視L字状のL字管3
0と、このL字管30と吐水口部材27との間を連結す
る水平管31とからなっている。ここで、L字管30
は、略水平方向に回転可能且つ略鉛直方向に昇降可能と
なるように底面14Aに取り付けられている。これによ
って、水栓本体26は、壁パネル13から手前側の約1
80度程度の範囲で略水平面内での回転が許容されると
ともに、底面14Aとカウンター面19との間における
所定の範囲の高さ間で昇降自在となる。また、L字管3
0及び水平管31は、それらの軸線方向の相対移動を許
容可能とする状態で嵌合されており、これによって、吐
水口部材27は水栓本体26に対して引き出し可能とな
る。また、吐水口部材27は、水平管31に着脱自在に
取り付けられており、吐水口部材27が水平管31から
取り外されると、前記ミラーキャビネット14の収容部
24に、たるんだ状態で収容されたホースHのたるみ分
だけ吐水口部材27を水栓本体26から引き出し可能と
なる。なお、本実施例では採用していないが、収容部2
4内に前記ホースHを巻回保持するホースリールを配置
してもよい。
【0015】従って、このような実施例によれば、ミラ
ーキャビネット14の底面14Aに混合栓25及び水栓
本体28を含む水栓15が取り付けられているため、混
合栓25のバルブハンドル28を濡れ手で操作しても、
その雫が洗面ボウル12側に滴下し、バルブハンドル2
8の取付位置の近傍等に汚れを付着し難くすることがで
きるとともに、壁パネル13の厚みを薄くすることがで
き、洗面ボウル12の上部空間の広範な利用が可能とな
る。また、水栓本体28が略水平面内で回転可能となっ
ているため、バケツ等の大きな物をボウル本体18の内
部に置いて給水した後等であっても、水栓本体28が邪
魔にならずに、給水後のバケツ等をボウル本体18から
容易に運搬することができ、使い勝手の良好な洗面化粧
台10とすることができる。
【0016】なお、水栓15としては、前記実施例のも
のに限定されず、他の形状の水栓やシャワーヘッド等を
適用することもできる。
【0017】更に、前記実施例では、水栓15を昇降可
能に設けるとともに、吐水口部材27を引き出し可能に
設けたが、本発明はこれに限定されるものではなく、水
栓15の昇降、或いは、吐水口部材27の引き出しのう
ちのどちらか一方のみを許容するようにしてもよいし、
それらを全く許容しない構造としてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャビネットの底面に水栓を設けたから、水栓の接続位
置や当該水栓に設けられるバルブハンドルの取付位置を
その操作位置と略同一若しくは高い位置にすることがで
き、水栓が設置される領域に汚れを付着させ難くでき、
且つ、洗面ボウルの上部空間の広範な利用が可能とな
る。
【0019】また、前記水栓を略水平面内で回転可能と
したから、大きな物の洗面ボウルへの出し入れをスムー
スに行うことができる等、洗面ボウルの使い勝手を一層
向上させることができる。
【0020】また、前記水栓は、キャビネットの底面に
配置された水栓本体と、この水栓本体に支持された吐水
口部材とを備え、この吐水口部材を前記水栓本体に対し
て引き出し可能に設けたから、吐水口をユーザの用途に
応じた位置にすることができ、一層使い勝手の良い洗面
化粧台とすることができる。
【0021】更に、前記水栓を昇降可能としたから、水
栓の先端の吐水口の高さを自在に変更することができ、
使い勝手の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る洗面化粧台の概略正面図。
【図2】 図1の部分断面側面図。
【符号の説明】
10・・・洗面化粧台、12・・・洗面ボウル、14・
・・ミラーキャビネット(キャビネット)、14A・・
・底面、15・・・水栓、26・・・水栓本体、27・
・・吐水口部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗面ボウルの上面側に、当該上面に対し
    て所定間隔を隔てて配置されたキャビネットを備えた洗
    面化粧台において、 前記キャビネットは、その底面に水栓を備えたことを特
    徴とする洗面化粧台。
  2. 【請求項2】 前記水栓は、略水平面内で回転可能に設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の洗面化粧
    台。
  3. 【請求項3】 前記水栓は、キャビネットの底面に配置
    された水栓本体と、この水栓本体に支持された吐水口部
    材とを備え、 前記吐水口部材は、前記水栓本体に対して引き出し可能
    に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載
    の洗面化粧台。
  4. 【請求項4】 前記水栓は、前記底面に対して昇降可能
    に設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3
    記載の洗面化粧台。
JP24094599A 1999-08-27 1999-08-27 洗面化粧台 Pending JP2001061685A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008082102A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Toto Ltd 水栓装置及びそれを備えた洗面化粧台
JP2008082103A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Toto Ltd 水栓ユニット及びそれを備えた洗面化粧台
JP2009153552A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Panasonic Electric Works Co Ltd 洗面化粧台
JP7356874B2 (ja) 2019-11-19 2023-10-05 株式会社Lixil 洗面化粧台用バックパネル、洗面化粧台用バックパネルの施工方法及び洗面化粧台

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030415