JPH0520228Y2 - - Google Patents

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JPH0520228Y2
JPH0520228Y2 JP1987176950U JP17695087U JPH0520228Y2 JP H0520228 Y2 JPH0520228 Y2 JP H0520228Y2 JP 1987176950 U JP1987176950 U JP 1987176950U JP 17695087 U JP17695087 U JP 17695087U JP H0520228 Y2 JPH0520228 Y2 JP H0520228Y2
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water
washbowl
shower
fitting
washing
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、洗面化粧台に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、洗面化粧台の一形態として、実開昭61−
149585号公報に記載のものがある。
そして、同洗面化粧台は、キヤビネツト上に洗
面器を載置し、同洗面器の後方に吐水金具等を設
け、かつ同洗面器の上面後部に、化粧鏡本体を立
設し、さらに、化粧鏡本体の前面に、シヤワーハ
ンガーを取付け、同シヤワーハンガーに吐水具を
着脱自在に取付けた構成としている。
また、かかる構成によつて、吐水金具等を開閉
して洗面を行うことができるとともに、吐水具を
用いて洗髪を行うことができる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、かかる従来の洗面化粧台は、未だ、以
下の問題点を有していた。
洗面化粧台を構成する洗面器と化粧台は比較
的低い位置で接合されているので、接合部に洗
面時又は洗髪時の飛散水がかかるおそれがあ
り、それを防止するため、高価なシール作業を
必要とする。
吐水具を固定するためのシヤワーハンガーが
別部材として必要となり、洗面化粧台全体のコ
スト高となる。
シヤワーハンガーの取付位置が低いため、洗
髪時には吐水具をシヤワーハンガーから外して
手で持つておく必要があり、不安定になる。
吐水具は化粧台本体の前面に取付けられてい
るため、洗髪時に水が洗面器から外部に飛散
し、床等を汚すおそれがある。
吐水具の基端はシヤワーホースと連結され、
吐水具の取り外しは、シヤワーホース挿通部内
を挿通させることによつて行うことになるが、
洗髪時に、洗髪水の一部がシヤワーホース挿通
部を通してキヤビネツト内に侵入し、キヤビネ
ツト内部を汚し或いは腐食させるおそれがあ
る。
本考案は、上記問題点を解決することができる
洗面化粧台を提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、キヤビネツト上に、洗面ボウルと、
同洗面ボウルの背部に一体的に設けた十分な高さ
を有する立ち上げ部と、洗面ボウルの両側面に一
体的に設けた飛散防止用の袖部材とからなる洗面
器を載置し、前記洗面ボウルの近傍に吐水金具等
の水栓を設けるとともに、洗面ボウルの立ち上げ
部の前面上方に、前記水栓に連通する吐水具を、
球状継手を介して全方向に首振自在に取付けたこ
とを特徴とする洗面化粧台に係るものである。
(ホ) 作用及び効果 以上述べてきた構成により、本考案は、以下の
作用及び効果を奏する。
即ち、本考案では、洗面ボウルの両側面に飛散
防止用の袖部材を一体的に設けた構成のみなら
ず、洗面ボウルの立ち上げ部の前面上方に、前記
水栓に連通する吐水具を、球状継手を介して全方
向に首振自在に取付けている。
従つて、使用者は、洗髪時に、単に、一方の手
で吐水具を掴み、前後左右方向を含めた任意の方
向に首振して、吐水具から吐出されるシヤワーの
吐水方向を容易に変えることができ、使用勝手を
著しく向上することができる。
また、本考案では、上記した吐水具によつて洗
面ボウル上の全方向にシヤワー水を吐出しても、
上記した袖部材によつてシヤワー水が洗面ボウル
の外部に飛散するのを効果的に防止することがで
きる。
このように、本考案は、首振自在な吐水具と袖
部材の協働によつて、洗髪時における使用者の使
用勝手を著しく向上することができる。
(ヘ) 実施例 以下、添付図に示す実施例に基づいて、本考案
を詳説する。
第1図に本考案に係る洗面化粧台Aの全体構成
を示しており、図中、1は床上に載置した木製略
箱形状のキヤビネツトであり、前面に扉2を設け
て内部を収納庫として利用できるようにしている
とともに、上部には、洗面器Bを載設している。
洗面器Bは、略鉢状に形成された洗面ボウル1
0と、同洗面ボウル10の奥部に一体的に形成
し、且つ上方に十分な高さで伸延した立ち上げ部
11と、同洗面ボウル10の両側に同様に一体的
に形成し、側面視において前低後高の三角形状を
有する袖部材12,12とからなる。
かかる構成において、袖部材12,12は、後
部の高さを立ち上げ部11の高さと略等しくする
とともに、その前部を洗面ボウル10の前部まで
伸延しているので、十分な側方面積を確保するこ
とができる。
従つて、後述する如く、洗面・洗髪時におい
て、吐出水やシヤワー水等が洗面ボウル10外に
飛散するのを効果的に防止することができる。
また、洗面ボウル10の奥部であつて立ち上げ
部11の直前をなす個所には水平載置部10aが
形成されており、同水平載置部10aの上面に
は、各種の水栓が取付載置されている。
即ち、本実施例では、吐水具Sはシヤワーヘツ
ド等からなる吐水具であり、また、水栓は、第1
図及び第4図に示す如く、それぞれ間隔を開けて
取付けた湯水混合栓13と、切換弁14と、吐水
口金具15とから構成される。
なお、かかる湯水混合栓13、切換弁14及び
吐水口金具15は、第2図に示す如く、配管1
6,17によつて相互に連通連結されており、ま
た、湯水混合栓13には、給湯配管18及び給水
配管19が連通連結されている。
また、水平載置部10aには、第2図に示す如
く、ポツプアツプ摘み20が取付けられており、
同ポツプアツプ摘み20は、連動杆21,22を
介して洗面ボウル10の底部に設けた排水栓23
を開閉し、排出管24を通して使用後水を排水す
ることができる。
さらに、第2図及び第3図において、25は一
端を切換弁14に連通連結し、他端を後述する吐
水具Sに連結する金属管製のシヤワー水供給管を
示す。
また、本実施例において、洗面ボウル10の後
部に一体的に連設した立ち上げ部11の上面に
は、第1図に示す如く、上部に照明ボツクス26
を具備する化粧鏡本体27が載置されており、同
化粧鏡本体27の前面には、鏡28と鏡面扉29
とが取付けられている。
さらに、本実施例において、第3図に示す如
く、立ち上げ部11は、洗面ボウル10の水平載
置部10aの奥部に上方に向けて一体的に連設し
た長尺の奥部垂直壁11aと、同奥部垂直壁11
aの上端から前方かつ上方に向けて伸延する吐水
具取付用傾斜壁11bと、同傾斜壁11bの上端
から上方に伸延する前部垂直壁11cと、同前部
垂直壁11cの上端から後方に直角に伸延し、上
面に化粧鏡本体27を載置固定する水平載置壁1
1dとからなる。
そして、立ち上げ部11の吐水具取付用傾斜壁
11bには、以下の要領で、吐水具Sが固着され
ている。
即ち、第5図に示すように、吐水具取付用傾斜
壁11bは、その中央部に透孔30を穿設してお
り、同透孔30には傾斜壁11bの表側から吐水
具取付金具31の基端が挿入されており、傾斜壁
11bの裏側からは、L字状筒状体からなるシヤ
ワー水供給管連結金具32の先端が挿入されてい
る。そして、この両挿入端を相互に螺合連結する
ことによつて、吐水具取付金具31とシヤワー水
供給管連結金具32とを傾斜壁11bに固定取付
することができる。
なお、図中、33はOリング、34はパツキン
である。
そして、上記吐水具取付金具31の先端には、
球状継手35と袋ナツト36を介して、吐水具S
が全方向に首振自在に連結されている。また、吐
水具Sは、その前面に、ビス等によりシヤワー水
を吐水するための散水板37を取付けている。
一方、シヤワー水供給管連結金具32の基端に
は、シヤワー水供給管25の先端が連通連結され
ている。
かかる構成によつて、シヤワー水供給管25を
通して給水されてきたシヤワー水は、シヤワー水
供給管連結金具32内の流通路、吐水具取付金具
31内の流通路を介して吐水具Sに供給され、そ
の後、同吐水具Sから洗面ボウル10内に、第3
図の破線で示す如く噴出されることになる。
ついで、上記構成を有する洗面化粧台Aの使用
方法について説明すると、洗面時には、湯水混合
栓13、切換弁14及び吐水口金具15を介して
洗面ボウル10内に吐水して、洗面を行う。
また、洗髪時には、湯水混合栓13、切換弁1
4及びシヤワー水供給管25、吐水具Sを介して
洗面ボウル10内にシヤワー水を噴出して洗髪を
行う。
かかる洗面・洗髪作業において、洗面ボウル1
0は両側に広い面積を有する袖部材12,12を
有するので、洗面水やシヤワー水が外部に飛散す
るのを効果的に防止することができる。また、洗
面ボウル10と化粧鏡本体27との接合載置面は
洗面ボウル10の上面は勿論のこと、吐水具Sよ
り上方に位置しているので、接合載置面に洗面時
の飛散水がかかるのを確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る洗面化粧台の全体斜視
図、第2図は同要部正面図、第3図は同要部一部
断面側面図、第4図は同要部一部断面平面図、第
5図は吐水具取付部の一部断面説明図である。 図中、B……洗面器、S……吐水具、1……キ
ヤビネツト、10……洗面ボウル、11……立ち
上げ部、12……袖部材、15……吐水口金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤビネツト1上に、洗面ボウル10と、同洗
    面ボウル10の背部に一体的に設けた十分な高さ
    を有する立ち上げ部11と、洗面ボウル10の両
    側面に一体的に設けた飛散防止用の袖部材12,
    12とからなる洗面器Bを載置し、前記洗面ボウ
    ル10の近傍に吐水金具15等の水栓を設けると
    ともに、洗面ボウル10の立ち上げ部11の前面
    上方に、前記水栓に連通する吐水具Sを、球状継
    手35を介して全方向に首振自在に取付けたこと
    を特徴とする洗面化粧台。
JP1987176950U 1987-11-18 1987-11-18 Expired - Lifetime JPH0520228Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57391B2 (ja) * 1973-06-22 1982-01-06

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