JP2002300982A - 浴室ユニットのカウンタ - Google Patents

浴室ユニットのカウンタ

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JP2002300982A
JP2002300982A JP2001106142A JP2001106142A JP2002300982A JP 2002300982 A JP2002300982 A JP 2002300982A JP 2001106142 A JP2001106142 A JP 2001106142A JP 2001106142 A JP2001106142 A JP 2001106142A JP 2002300982 A JP2002300982 A JP 2002300982A
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JP
Japan
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counter
water
hot water
bathroom
faucet
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JP2001106142A
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English (en)
Inventor
Hideki Kasai
秀樹 笠井
Kazuyuki Miyazaki
和由紀 宮崎
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Sekisui Home Techno KK
Original Assignee
Sekisui Home Techno KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洗面ボールや洗面器受け部などの直上の蛇口か
らの湯や水をシャワーを用いることなく、洗い場床面に
載置したバケツ等の深い容器へもうまく供給することが
できる浴室ユニットのカウンタを提供することを目的と
している。 【解決手段】カウンタ上面より凹設され、上部壁面に設
けられた蛇口から流下する湯や水を貯溜可能な洗面ボー
ルを備え、洗い場壁面に沿って設けられる浴室ユニット
のカウンタにおいて、前記洗面ボールが、洗面ボールに
溜まった湯や水を浴室の洗い場床面に載置された容器に
よって受けられる幅にして容器内に流下させることが可
能な流路をその上端部に備えている構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室ユニットのカ
ウンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の浴室ユニットには、洗髪する際の
シャンプーやリンス、あるいは、体を洗う際の石ケン等
を載置することができるとともに、入浴者が楽な姿勢で
洗顔や洗髪等を行なえるようにカウンタが洗い場側壁面
に沿って設けられている。そして、近頃は、入浴者が椅
子に座った状態であまり屈んだりすることなく洗髪や洗
顔を行なえるように、特開平11−22169号公報の
ように洗面ボールを一体に備えたカウンタが上市されて
いる。
【0003】また、このような洗面ボール付きカウンタ
を備えた浴室ユニットの場合、洗面ボールの正面壁に湯
や水の給水栓が設けられ、この給水栓の蛇口から流下し
た湯や水を蛇口直下の洗面ボールに流下させるようにな
っている。しかし、このような洗面ボール付きカウンタ
の場合、洗面器や洗面ボールへ流下した水が跳ねたりし
にくくするとともに、操作性の問題からカクウタ上面に
近い位置に給水栓の蛇口が設けられている。
【0004】したがって、この給水栓の蛇口を用いてバ
ケツなどの深い容器に湯や水を入れることができない。
そこで、このような浴室ユニットの場合、洗い場床面に
載置したバケツなどに湯や水を入れる場合、シャワーノ
ズルを利用するしかないが、シャワーヘッドをバケツな
どに直接放り込むと不潔であるため、容器内に湯や水が
溜まるまでシャワーヘッドを手で支えておかなければな
らず非常に面倒である。
【0005】また、洗面ボールがなく、蛇口の直下に洗
面器を安定して受けることができるように洗面器受け部
を備えたカウンタも上市されているが、このようなカウ
ンタの場合も、蛇口と洗面器受け部との間にバケツを置
くような間隔がない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて、洗面ボールや洗面器受け部などの直上の
蛇口からの湯や水をシャワーを用いることなく、洗い場
床面に載置したバケツ等の深い容器へもうまく供給する
ことができる浴室ユニットのカウンタを提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にかかる請求項1に記載の浴室ユニッ
トのカウンタ(以下、「請求項1のカウンタ」と記す)
は、カウンタ上面より凹設され、上部壁面に設けられた
蛇口から流下する湯や水を貯溜可能な洗面ボールを備
え、洗い場壁面に沿って設けられる浴室ユニットのカウ
ンタにおいて、前記洗面ボールが、洗面ボールに溜まっ
た湯や水を浴室の洗い場床面に載置された容器によって
受けられる幅にして容器内に流下させることが可能な流
路をその上端部に備えている構成とした。
【0008】本発明にかかる請求項2に記載の浴室ユニ
ットのカウンタ(以下、「請求項2のカウンタ」と記
す)は、請求項1のカウンタにおいて、洗面ボールを覆
う蓋を備えている構成とした。
【0009】本発明にかかる請求項3に記載の浴室ユニ
ットのカウンタ(以下、「請求項3のカウンタ」と記
す)は、カウンタ上面より凹設され、上部壁面に設けら
れた蛇口から流下する湯や水を貯溜可能な洗面ボールを
備え、洗い場壁面に沿って設けられる浴室ユニットのカ
ウンタにおいて、洗面ボールの上面を覆うとともに、洗
面ボールを覆った状態で蛇口を下方から臨む部分に、湯
や水を受ける凹部が設けられているとともに、凹部に流
下した湯や水を浴室の洗い場床面に載置された容器によ
って受けられる幅にして容器内に流下させることが可能
な流路を有する洗面ボールの蓋を備えている構成とし
た。
【0010】本発明にかかる請求項4に記載の浴室ユニ
ットのカウンタ(以下、「請求項4のカウンタ」と記
す)は、上面に洗面器受ける洗面器受け部を備える浴室
ユニットのカウンタにおいて、洗面器受け部の蛇口を下
方から臨む部分に、湯や水を受ける凹部が設けられてい
るとともに、凹部に流下した湯や水を浴室の洗い場床面
に載置された容器によって受けられる幅にして容器内に
流下させるように、カウンタ側面に開口する流路路を備
えている構成とした。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を参照しつつ詳しく説明する。図1〜図3は、請求
項1のカウンタの1つの実施の形態をあらわしている。
【0012】図1〜図3に示すように、このカウンタA
は、浴室ユニットUの側壁面Wに沿って設けられてい
て,中央部に洗面ボール1aを一体に備えている。ま
た、洗面ボール1aは、その一部が他のカウンタ部分よ
り洗い場2側に膨出するように形成されていて、図2に
示すように、底に洗い場2の床面21の近傍で開口する
排水孔11が設けられている。
【0013】排水孔11には、この排水孔11を開閉自
在な栓12が設けられている。すなわち、排水孔11に
栓12で止水した状態で給水栓3の蛇口31から流下す
る湯や水を溜めることができるようになっている。ま
た、洗面ボール1aの上端縁の最も洗い場2側には、洗
面ボール1aの上端部が切りかかれるようにして流路1
3が設けられている。
【0014】流路13は、洗面ボール1a内側から洗い
場2側に向かって下り勾配になっていて、洗面ボール1
aに溜まって溢れ出ようとする湯や水を、図2に示すよ
うに、洗い場床面Fに載置されたバケツ4によって受け
られる幅にしてバケツ4内に流下させることができるよ
うになっている。また、このカウンタAは、洗面ボール
1aの上面を覆う蓋5aを備えており、図3に示すよう
に、洗面ボール1aを蓋5aの上に洗面器(図示せず)
を載せれば、蛇口31からの湯や水を洗面器で受けるこ
とができるようになっている。
【0015】このカウンタAは、以上のようになってお
り、蓋5aを開けて排水孔11を栓12で閉じれば、洗
面ボール1a内に蛇口31から流下した湯や水を溜めて
椅子に座った状態で楽に洗面や洗髪を行なうことができ
る。また、流路13を臨ませるように洗い場2の床面2
1の洗面ボール1a近傍にバケツ4を置き、蓋5aを開
けて排水孔11を栓12で閉じて洗面ボール1a内に蛇
口31から湯や水を流下させ続けると、やがて流路13
から湯や水がオーバーフローし、流路13の傾斜によっ
てバケツ4内に流入する。すなわち、シャワーを用いな
くても、洗い場2の床面21に置いたバケツ4に湯や水
を入れることができるようになる。
【0016】図4は、請求項3のカウンタの1つの実施の
形態をあらわしている。図4に示すように、このカウン
タBは、洗面ボール1bの上面を覆う蓋4bを備えてい
る。
【0017】洗面ボール1bは、流路13が設けられて
いない以外は、上記カウンタAと同様になっている。一
方、蓋5bは、凹部52とこの凹部52につながる後で
詳述する流路となる溝53とを備えている。
【0018】すなわち、凹部52は、図4に示すよう
に、蓋5bが洗面ボール1bを覆った状態にしたとき、
蛇口31を下方から臨む部分に設けられている。溝53
は、蓋5bの洗い場21側の側面に開口しているととも
に、凹部52側から洗い場2側に向かって下り勾配にな
っている。
【0019】このカウンタBは、以上のようになってい
るので、蓋5bで洗面ボール1b上面を覆うようにすれ
ば、洗面器(図示せず)を安定よくカウンタB上に載せ
て蛇口31からの湯や水を洗面器で受けることができる
とともに、洗面器を蓋5bの上にのせず、蛇口31から
の湯や水を凹部52に直接流下させると、凹部52に流
下した湯や水が溝53を通ってその開口部から洗い場方
向にバケツで受けられる幅になって流れ出る。したがっ
て、洗面ボール1b近傍の洗い場2の床面21にバケツ
を載置しておけば、溝53の開口部から流出した湯や水
をバケツで容易に受けることができる。
【0020】図5は、請求項5のカウンタの1つの実施
の形態をあらわしている。図5に示すように、このカウ
ンタCは、その一部に洗面器受け部6が設けられてい
る。
【0021】洗面器受け部6は、その上面に凹部61
と、この凹部61につながる後で詳述する流路となる溝
62とを備えている。すなわち、凹部61は、図5に示
すように、蛇口31を下方から臨む部分に設けられてい
る。
【0022】溝62は、カウンタCの洗い場21側の側
面に開口しているとともに、凹部61側から洗い場2側
に向かって下り勾配になっている。
【0023】このカウンタCは、以上のようになってい
るので、洗面器受け部6に洗面器(図示せず)を安定よ
く載せて蛇口31からの湯や水を洗面器で受けることが
できるとともに、洗面器を洗面器受け部6の上にのせ
ず、蛇口31からの湯や水を凹部61に直接流下させる
と、凹部61に流下した湯や水が溝62を通ってその開
口部から洗い場2方向にバケツで受けられる幅になって
流れ出る。したがって、洗面器受け部6近傍の洗い場2
の床面21にバケツを載置しておけば、溝62の開口部
から流出した湯や水をバケツで容易に受けることができ
る。
【0024】本発明にかかる浴室ユニットのカウンタ
は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記
の実施の形態では、流路が溝状に形成されていたが、洗
面ボールあるいは蓋の側壁内部を貫通し、洗い場側の壁
面に開口する孔を設けるようにしても構わない。また、
流路の出口または入口等に流路からの流水を防止するあ
るいは流路への蛇口からの流入を防止するシャッターを
設けても良い。
【0025】
【発明の効果】本発明にかかる浴室ユニットのカウンタ
は、以上のように構成されているので、洗面ボールへ湯
や水を供給する蛇口から洗い場床面に載置したバケツ等
の深い容器へもうまく供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1のカウンタの1つの実施の形態をあら
わす蓋を取り外した状態の斜視図である。
【図2】図1のカウンタの断面図である。
【図3】図1のカウンタの蓋を取り付けた状態の斜視図
である。
【図4】請求項3のカウンタの1つの実施の形態をあら
わす蓋を取り付けた状態の斜視図である。
【図5】請求項4のカウンタの1つの実施の形態をあら
わす斜視図である。
【符号の説明】
A,B,C カウンタ U 浴室ユニット W 壁面 1a,1b 洗面ボール 13 流路 2 洗い場 21 床面 3 給水栓 31 蛇口 4 バケツ(容器) 5a,5b 蓋 52 凹部 53 溝(流路) 6 洗面器受け部 61 凹部 62 溝(流路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D032 GA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カウンタ上面より凹設され、上部壁面に設
    けられた蛇口から流下する湯や水を貯溜可能な洗面ボー
    ルを備え、洗い場壁面に沿って設けられる浴室ユニット
    のカウンタにおいて、前記洗面ボールが、洗面ボールに
    溜まった湯や水を浴室の洗い場床面に載置された容器に
    よって受けられる幅にして容器内に流下させることが可
    能な流路をその上端部に備えていることを特徴とする浴
    室ユニットのカウンタ。
  2. 【請求項2】洗面ボールを覆う蓋を備えている請求項1
    に記載の浴室ユニットのカウンタ。
  3. 【請求項3】カウンタ上面より凹設され、上部壁面に設
    けられた蛇口から流下する湯や水を貯溜可能な洗面ボー
    ルを備え、洗い場壁面に沿って設けられる浴室ユニット
    のカウンタにおいて、洗面ボールの上面を覆うととも
    に、洗面ボールを覆った状態で蛇口を下方から臨む部分
    に、湯や水を受ける凹部が設けられているとともに、凹
    部に流下した湯や水を浴室の洗い場床面に載置された容
    器によって受けられる幅にして容器内に流下させること
    が可能な流路を有する洗面ボールの蓋を備えていること
    を特徴とする浴室ユニットのカウンタ。
  4. 【請求項4】上面に洗面器受ける洗面器受け部を備える
    浴室ユニットのカウンタにおいて、洗面器受け部の蛇口
    を下方から臨む部分に、湯や水を受ける凹部が設けられ
    ているとともに、凹部に流下した湯や水を浴室の洗い場
    床面に載置された容器によって受けられる幅にして容器
    内に流下させるように、カウンタ側面に開口する流路路
    を備えていることを特徴とする浴室ユニットのカウン
    タ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005030649A1 (ja) * 2003-09-30 2005-04-07 Reo Laboratory Co., Ltd. 微小気泡の圧壊
JP2008126020A (ja) * 2006-11-27 2008-06-05 Noritz Corp 浴室用カウンター
JP2011030629A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Noritz Corp 浴室用カウンター
CN107696990A (zh) * 2017-11-03 2018-02-16 陕西宏象房车科技发展有限公司 房车用卫生间

Cited By (5)

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