JPH09209587A - ユニットルーム - Google Patents

ユニットルーム

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Publication number
JPH09209587A
JPH09209587A JP8014896A JP1489696A JPH09209587A JP H09209587 A JPH09209587 A JP H09209587A JP 8014896 A JP8014896 A JP 8014896A JP 1489696 A JP1489696 A JP 1489696A JP H09209587 A JPH09209587 A JP H09209587A
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JP
Japan
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space
unit room
shower
toilet
opening
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Application number
JP8014896A
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English (en)
Inventor
Keisuke Ishikawa
圭介 石川
Hirohisa Fukuyama
博久 福山
Masashi Gotou
巨史 後藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 せまいスペースでありながら使い勝手の良い
ユニットルームを提供することにある。 【解決手段】 一側面を開口(10)となしたユニット
ルーム本体(5)を設け、このユニットルーム本体
(5)内の一方側のスペースをシャワースペース(1
4)となし、同ユニットルーム本体(5)内の他方側の
スペースをトイレスペース(15)となし、このシャワ
ースペース(14)とトイレスペース(15)との間で
手前側が上記開口(10)に位置するようにして洗面ボ
ール(2)を設け、さらに、上記ユニットルーム本体
(5)の奥行き方向の全長を上記洗面ボール(2)の奥
行き方向の全長に対して2倍未満となした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニットルームに
関し、具体的には、一般の住宅などに配置するのに有用
であり、高齢者や体の不自由な人などに有用なユニット
ルームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のユニットルームとしては、例え
ば、図9に示すごとく、一側面の一部に開口(10)を
形成したユニットルーム本体(5)があって、このユニ
ットルーム本体(5)内には、便器の座部(1)と、洗
面ボール(2)と、シャワーカラン(6)とが、渾然一
体に設けられており、一般の住宅などにおいて、簡単に
設置できるものが知られていた。
【0003】そして、上記洗面ボール(2)の後方に水
栓(12)が設置されたり、上記シャワーカラン(6)
の近傍にシャワーホルダー(7)が設置されたり、上記
開口(10)に開閉扉(27)が取り付けられたりとい
った工夫もなされていたものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなユニットルームにおいては、せまいスペースであっ
ても簡単に設置できるものの、便器の座部(1)と、洗
面ボール(2)と、シャワーカラン(6)とが、渾然一
体に設けられているために、洗面ボール(2)を使用す
る際に便器の座部(1)が邪魔になったり、シャワーカ
ラン(6)を使用する際に洗面ボール(2)と便器の座
部(1)とのいずれもが邪魔になり、特に、シャワーカ
ラン(6)から吐水すると、便器の座部(1)が濡れて
しまうことは避けられなかった。すなわち、この種のも
のは、使い勝手の点で良くないものであった。
【0005】本発明は、上述の事実に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、せまいスペース
でありながら使い勝手の良いユニットルームを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ユニットルームは、一側面を開口(10)となしたユニ
ットルーム本体(5)を設け、このユニットルーム本体
(5)内の一方側のスペースをシャワースペース(1
4)となし、同ユニットルーム本体(5)内の他方側の
スペースをトイレスペース(15)となし、このシャワ
ースペース(14)とトイレスペース(15)との間で
手前側が上記開口(10)に位置するようにして洗面ボ
ール(2)を設け、さらに、上記ユニットルーム本体
(5)の奥行き方向の全長を上記洗面ボール(2)の奥
行き方向の全長に対して2倍未満となしたことを特徴と
する。
【0007】本発明の請求項2に係るユニットルーム
は、上記洗面ボール(2)を上記シャワースペース(1
4)と上記トイレスペース(15)との間で水平方向に
移動自在となしたことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3に係るユニットルーム
は、上記洗面ボール(2)が上記トイレスペース(1
5)側へ移動された際に、同洗面ボール(2)が、同ト
イレスペース(15)の便器(11)を覆ってなること
を特徴とする。
【0009】本発明の請求項4に係るユニットルーム
は、上記ユニットルーム本体(5)内にシャワーカラン
(6)が設けられ、このシャワーカラン(6)の下方に
上記洗面ボール(2)が位置していることを特徴とす
る。
【0010】本発明の請求項5に係るユニットルーム
は、上記ユニットルーム本体(5)内に手摺り体(4)
を設け、この手摺り体(4)に上記洗面ボール(2)が
取り付け支持されて水平方向に移動自在となしたことを
特徴とする。
【0011】本発明の請求項6に係るユニットルーム
は、上記開口(10)に三枚以上の引き戸(9)が取り
付けられて、この引き戸(9)にて同開口(10)を開
閉自在となしたことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項7に係るユニットルーム
は、上記トイレスペース(15)の便器(11)の座部
(1)が、上記開口(10)から奥方までのスペースい
っぱいに設けられたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に係る図
面に基いて詳しく説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施形態に係るユニッ
トルームを示した上面図である。図2は、図1に示した
ユニットルームの斜視図である。図3は、本発明の一実
施形態に係るユニットルームのトイレスペースを使用し
ている状態を示した上面図である。図4は、本発明の一
実施形態に係るユニットルームのシャワースペースを使
用している状態を示した上面図である。図5は、本発明
の一実施形態に係るユニットルームの洗面ボールを使用
している状態を示した上面図である。図6は、本発明の
一実施形態に係るユニットルームの洗面ボールを使用し
ている状態を示した側面図である。図7は、図1に示し
たユニットルームの正面図である。図8は、本発明のユ
ニットルームの一実施形態に係る手摺り体を取り付け状
態を示す断面図である。
【0015】本発明のユニットルームは、図1および図
2に示すごとく、一側面を開口(10)となしたユニッ
トルーム本体(5)を設け、このユニットルーム本体
(5)内の一方側のスペースをシャワースペース(1
4)となし、同ユニットルーム本体(5)内の他方側の
スペースをトイレスペース(15)となし、このシャワ
ースペース(14)とトイレスペース(15)との間で
手前側が上記開口(10)に位置するようにして洗面ボ
ール(2)を設け、さらに、上記ユニットルーム本体
(5)の奥行き方向の全長を上記洗面ボール(2)の奥
行き方向の全長に対して2倍未満となしているものであ
る。
【0016】上記ユニットルーム本体(5)は、図1な
いし図5に示すごとく、一側面を開口(10)となして
いるものである。このように、開口(10)を形成する
ことで、せまいスペースであっても出入り口を広くとる
ことができ、例えば、図6に示すごとく、使用者(1
6)が車椅子に乗っていても、簡単に開口(10)から
ユニットルーム本体(5)に入れるものである。なお、
このユニットルーム本体(5)は、図2および図6に示
すごとく、適宜照明器具(8)が備えつけられていても
かまわないものである。
【0017】上記シャワースペース(14)は、図1な
いし図5に示すごとく、上記ユニットルーム本体(5)
内の一方側のスペースに形成されたものである。このシ
ャワースペース(14)は、シャワーが浴びることがで
きるスペースがあれば、特に何も設置されていなくても
よいものであるが、例えば、図示のごとく、同シャワー
スペース(14)に椅子体(3)が設けられるなどの工
夫が施されてもかまわないものである。なお、この椅子
体(3)が、図示のごとく、大きなものであると、使用
者(16)は容易に腰掛けられ、楽な姿勢でシャワーを
浴びることができる点で好ましいものである。
【0018】上記トイレスペース(15)は、図1ない
し図5に示すごとく、上記ユニットルーム本体(5)内
の他方側のスペースに形成されたものである。このトイ
レスペース(15)は、例えば、便器(11)が設置さ
れているものである。そして、便器(11)の形態は、
特に問われないものであるが、図示のごとく、便器(1
1)の開口部が大きく形成されていると、男性の小用時
にも汚れにくくなる点で好ましいものである。
【0019】上記洗面ボール(2)は、図1ないし図5
に示すごとく、上記シャワースペース(14)と上記ト
イレスペース(15)との間で手前側が上記開口(1
0)に位置するようにして設けられているものである。
すなわち、開口(10)を開いたまま、洗面ボール
(2)を使用することができて、使い勝手の良いものと
なっている。なお、洗面ボール(2)には、使い勝手の
向上に対応して、水栓(12)や排水口(13)などが
別途設けられていてもかまわないし、図7に示すごと
く、この水栓(12)に給水管(19a)と給湯管(1
9b)とを有する供給管(19)が接続されていてもか
まわないものである。また、この洗面ボール(2)が、
薄型に形成されていると、図6に示すごとく、車椅子に
乗った使用者(16)にとって使いやすくなる点で好ま
しいものである。
【0020】そして、上記ユニットルーム本体(5)の
奥行き方向の全長を上記洗面ボール(2)の奥行き方向
の全長に対して2倍未満となしているものである。すな
わち、洗面ボール(2)の奥行き方向の全長が通常使用
されているものであると、上述のことから、結果とし
て、ユニットルーム本体(5)の奥行き方向の全長は自
ずと小さなものとなり、せまいスペースであっても容易
に設置できるタイプのユニットルームであることがわか
るものである。
【0021】また、洗面ボール(2)の奥行き方向の全
長を通常のものよりも大きくして、同洗面ボール(2)
の使い易さを向上させてもかまわないものであり、それ
以外にも、必要に応じて、洗面ボール(2)の奥行き方
向の全長をユニットルーム本体(5)内に設けられる範
囲内で自由自在に変えても支障のないものである。
【0022】本発明は、このような構成をとることによ
って、図4に示すごとく、ユニットルーム本体(5)内
の一方側のシャワースペース(14)で使用者(16)
はシャワーを浴びることができ、図3に示すごとく、同
ユニットルーム本体(5)内の他方側のトイレスペース
(15)で使用者(16)は用を足すことができて、せ
まいスペースでありながら用途に応じてスペースが分け
られているため、使い勝手が良いものである。また、結
果として、従来のようにシャワーを浴びて便器の座部を
濡らしたりすることがなくなるものである。
【0023】その上、シャワースペース(14)とトイ
レスペース(15)との間で手前側が開口(10)に位
置するようにして洗面ボール(2)を設けているため、
図5および図6に示すごとく、開口(10)を開いたま
ま、洗面ボール(2)を使用することができて、図示の
ごとき車椅子に乗った使用者(16)にとっても、使い
勝手の良いものとなっている。さらに、上記ユニットル
ーム本体(5)の奥行き方向の全長を上記洗面ボール
(2)の奥行き方向の全長に対して2倍未満となしてい
るため、ユニットルーム本体(5)の奥行き方向の全長
は自ずと小さなものとなり、せまいスペースであっても
容易に設置できるタイプのものである。
【0024】このように、本発明は、一般の住宅などに
おいて、せまい押入れなどをリフォームして簡単に設置
できるものであり、せまいスペースでありながら使い勝
手が良いものである。
【0025】なお、シャワースペース(14)で使用者
(16)がシャワーを浴びた際に、流れ落ちた湯や水
は、図6および図7に示すごとく、排水トラップ(1
7)からユニットルーム本体(5)外へ流し出されるも
のである。
【0026】また、上記洗面ボール(2)を上記シャワ
ースペース(14)と上記トイレスペース(15)との
間で水平方向に移動自在となしていると、図4に示すご
とく、シャワースペース(14)で使用者(16)がシ
ャワーを浴びる際には、洗面ボール(2)をトイレスペ
ース(15)側に移動させて、使用者(16)がシャワ
ーを浴びやすいようにすることができ、また、図3に示
すごとく、トイレスペース(15)で使用者(16)が
用を足す際には、洗面ボール(2)をシャワースペース
(14)側に移動させて、使用者(16)が用を足しや
すいようにすることができるものであり、せまいスペー
スでありながら使い勝手がさらに良いものとなる。
【0027】なお、図6および図7に示すごとく、上記
洗面ボール(2)の移動に対応できるようにフレキシブ
ル排水管(18)を有していると、洗面ボール(2)か
ら排水を行う際に有用なものとなる。
【0028】さらに、図4に示すごとく、上記洗面ボー
ル(2)が上記トイレスペース(15)側へ移動された
際に、同洗面ボール(2)が、同トイレスペース(1
5)の便器(11)を覆ってなっていると、シャワース
ペース(14)で使用者(16)がシャワーを浴びてい
る際に、シャワーの湯水が飛び跳ねても、便器(11)
を濡らすことが確実になくなるものである。すなわち、
せまいスペースでありながら使い勝手がさらに良いもの
となる。
【0029】図1および図2に示すごとく、上記ユニッ
トルーム本体(5)内にシャワーカラン(6)が設けら
れ、このシャワーカラン(6)の下方に上記洗面ボール
(2)が位置していると、このシャワーカラン(6)か
ら洗面ボール(2)に向かって吐水させることができ、
洗面ボール(2)を使っての洗顔や洗髪などを行ったり
することができ、使用者(16)にとって用途が広が
り、結果として、使い勝手がさらに向上するものであ
る。
【0030】なお、このシャワーカラン(6)が、図6
および図7に示すごとく、フレキシブルホース(20)
で形成されていると、自由自在に引き延ばしたりして使
用できる点で好ましいものである。また、このシャワー
カラン(6)を保持するシャワーホルダー(7)が適宜
ユニットルーム本体(5)内に設けられてもかまわない
ものである。
【0031】図1ないし図8に示すごとく、上記ユニッ
トルーム本体(5)内に手摺り体(4)を設け、この手
摺り体(4)に上記洗面ボール(2)が取り付け支持さ
れて水平方向に移動自在となしていると、洗面ボール
(2)を手摺り体(4)に沿って容易に水平方向に移動
することができるものであるとともに、この手摺り体
(4)を使用者(16)が持ちつつ、伝い移動すること
ができ、特に、使用者(16)が高齢者や体の不自由な
人である場合などに有用なものとなる。
【0032】上記手摺り体(4)の材質や形状は、特に
問われるものではないが、一例を挙げると、図8に示す
ごとく、芯材(25)としてステンレスを用い、この芯
材(25)を断面略箱型に形成して、釘などの固着具
(23)を用いて固定し、この芯材(25)の回りにウ
レタンラバーなどをカバー具(26)として包んでいる
ものである。また、上記固着具(23)は、壁材(2
1)やフレーム(22)にまで達するように固定されて
いるものである。そして、上記洗面ボール(2)には、
適宜ベアリング(24)が埋め込まれているものであ
る。
【0033】図1、図3ないし図5に示すごとく、上記
開口(10)に三枚以上の引き戸(9)が取り付けられ
て、この引き戸(9)にて同開口(10)を開閉自在と
なしていると、引き戸(9)であるため、使用者(1
6)にとって開閉が容易であるとともに、シャワースペ
ース(14)やトイレスペース(15)を使用する場合
は、使用者(16)が引き戸(9)を閉じてユニットル
ーム本体(5)内に入ることができ、洗面ボール(2)
を使用する場合は、車椅子に乗った使用者(16)であ
れば、引き戸(9)を開けたまま使用すればよく、場合
に応じて充分対応できるものである。すなわち、せまい
スペースでありながら使い勝手がさらに良いものとな
る。
【0034】図1ないし図5に示すごとく、上記トイレ
スペース(15)の便器(11)の座部(1)が、上記
開口(10)から奥方までのスペースいっぱいに設けら
れていると、車椅子に乗った使用者(16)であって
も、容易に開口(10)から座部(1)に座って、便器
(11)の中央まで伝い移動することができるものであ
る。すなわち、車椅子から便器(11)への移乗が容易
に行うことができるものである。
【0035】本発明のユニットルームによると、図1お
よび図2に示すごとく、一側面を開口(10)となした
ユニットルーム本体(5)を設け、このユニットルーム
本体(5)内の一方側のスペースをシャワースペース
(14)となし、同ユニットルーム本体(5)内の他方
側のスペースをトイレスペース(15)となし、このシ
ャワースペース(14)とトイレスペース(15)との
間で手前側が上記開口(10)に位置するようにして洗
面ボール(2)を設け、さらに、上記ユニットルーム本
体(5)の奥行き方向の全長を上記洗面ボール(2)の
奥行き方向の全長に対して2倍未満となしたので、ユニ
ットルーム本体(5)内の一方側のシャワースペース
(14)で使用者はシャワーを浴びることができ、同ユ
ニットルーム本体(5)内の他方側のトイレスペース
(15)で使用者は用を足すことができて、せまいスペ
ースでありながら用途に応じてスペースが分けられてい
るため、使い勝手が良いものである。また、結果とし
て、従来のようにシャワーを浴びて便器(11)の座部
(1)を濡らしたりすることがなくなるものである。
【0036】その上、シャワースペース(14)とトイ
レスペース(15)との間で手前側が開口(10)に位
置するようにして洗面ボール(2)を設けているため、
開口(10)を開いたまま、洗面ボール(2)を使用す
ることができて、使い勝手の良いものとなっている。
【0037】さらに、上記ユニットルーム本体(5)の
奥行き方向の全長を上記洗面ボール(2)の奥行き方向
の全長に対して2倍未満となしているため、ユニットル
ーム本体(5)の奥行き方向の全長は自ずと小さなもの
となり、せまいスペースであっても容易に設置できるタ
イプのものである。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1に係るユニットルーム
によると、せまいスペースでありながら用途に応じてス
ペースが分けられているため、使い勝手が良いものであ
る。
【0039】その上、シャワースペース(14)とトイ
レスペース(15)との間で手前側が開口(10)に位
置するようにして洗面ボール(2)を設けているため、
開口(10)を開いたまま、洗面ボール(2)を使用す
ることができて、使い勝手の良いものとなっている。
【0040】さらに、上記ユニットルーム本体(5)の
奥行き方向の全長を上記洗面ボール(2)の奥行き方向
の全長に対して2倍未満となしているため、ユニットル
ーム本体(5)の奥行き方向の全長は自ずと小さなもの
となり、せまいスペースであっても容易に設置できるタ
イプのものとなっている。
【0041】このように、本発明は、一般の住宅などに
おいて、せまい押入れなどをリフォームして簡単に設置
できるものであり、しかも、せまいスペースでありなが
ら使い勝手が良いものである。
【0042】本発明の請求項2に係るユニットルームに
よると、請求項1記載の場合に加えて、洗面ボール
(2)をシャワースペース(14)とトイレスペース
(15)との間で自由自在に移動させることで、せまい
スペースでありながら使い勝手がさらに良いものとな
る。
【0043】本発明の請求項3に係るユニットルームに
よると、請求項2記載の場合に加えて、シャワースペー
ス(14)で使用者がシャワーを浴びている際に、シャ
ワーの湯水が飛び跳ねても、便器(11)を濡らすこと
が確実になくなるものである。すなわち、せまいスペー
スでありながら使い勝手がさらに良いものとなる。
【0044】本発明の請求項4に係るユニットルームに
よると、請求項1ないし請求項3何れか記載の場合に加
えて、シャワーカラン(6)から洗面ボール(2)に向
かって吐水させることができ、洗面ボール(2)を使っ
ての洗顔や洗髪などを行ったりすることができ、使用者
にとって用途が広がり、結果として、使い勝手がさらに
向上するものである。
【0045】本発明の請求項5に係るユニットルームに
よると、請求項1ないし請求項4何れか記載の場合に加
えて、洗面ボール(2)を手摺り体(4)に沿って容易
に水平方向に移動することができるものであるととも
に、この手摺り体(4)を使用者が持ちつつ、伝い移動
することができ、特に、使用者が高齢者や体の不自由な
人である場合などに有用なものとなる。
【0046】本発明の請求項6に係るユニットルームに
よると、請求項1ないし請求項5何れか記載の場合に加
えて、引き戸(9)であるため、使用者にとって開閉が
容易であるとともに、シャワースペース(14)やトイ
レスペース(15)を使用する場合は、使用者が引き戸
(9)を閉じてユニットルーム本体(5)内に入ること
ができ、洗面ボール(2)を使用する場合は、車椅子に
乗った使用者であれば、引き戸(9)を開けたまま使用
すればよく、場合に応じて充分対応できるものである。
すなわち、せまいスペースでありながら使い勝手がさら
に良いものとなる。
【0047】本発明の請求項7に係るユニットルームに
よると、請求項1ないし請求項6何れか記載の場合に加
えて、車椅子に乗った使用者(16)であっても、容易
に開口(10)から座部(1)に座って、便器(11)
の中央まで伝い移動することができるものである。すな
わち、車椅子から便器(11)への移乗が容易に行うこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るユニットルームを示
した上面図である。
【図2】図1に示したユニットルームの斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るユニットルームのト
イレスペースを使用している状態を示した上面図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態に係るユニットルームのシ
ャワースペースを使用している状態を示した上面図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態に係るユニットルームの洗
面ボールを使用している状態を示した上面図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るユニットルームの洗
面ボールを使用している状態を示した側面図である。
【図7】図1に示したユニットルームの正面図である。
【図8】本発明のユニットルームの一実施形態に係る手
摺り体を取り付け状態を示す断面図である。
【図9】従来例に係るユニットルームの上面図である。
【符号の説明】
1 座部 2 洗面ボール 4 手摺り体 5 ユニットルーム本体 6 シャワーカラン 9 引き戸 10 開口 11 便器 14 シャワースペース 15 トイレスペース

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側面を開口となしたユニットルーム本
    体を設け、このユニットルーム本体内の一方側のスペー
    スをシャワースペースとなし、同ユニットルーム本体内
    の他方側のスペースをトイレスペースとなし、このシャ
    ワースペースとトイレスペースとの間で手前側が上記開
    口に位置するようにして洗面ボールを設け、さらに、上
    記ユニットルーム本体の奥行き方向の全長を上記洗面ボ
    ールの奥行き方向の全長に対して2倍未満となしたこと
    を特徴とするユニットルーム。
  2. 【請求項2】 上記洗面ボールを上記シャワースペース
    と上記トイレスペースとの間で水平方向に移動自在とな
    したことを特徴とする請求項1記載のユニットルーム。
  3. 【請求項3】 上記洗面ボールが上記トイレスペース側
    へ移動された際に、同洗面ボールが、同トイレスペース
    の便器を覆ってなることを特徴とする請求項2記載のユ
    ニットルーム。
  4. 【請求項4】 上記ユニットルーム本体内にシャワーカ
    ランが設けられ、このシャワーカランの下方に上記洗面
    ボールが位置していることを特徴とする請求項1ないし
    請求項3何れか記載のユニットルーム。
  5. 【請求項5】 上記ユニットルーム本体内に手摺り体を
    設け、この手摺り体に上記洗面ボールが取り付け支持さ
    れて水平方向に移動自在となしたことを特徴とする請求
    項1ないし請求項4何れか記載のユニットルーム。
  6. 【請求項6】 上記開口に三枚以上の引き戸が取り付け
    られて、この引き戸にて同開口を開閉自在となしたこと
    を特徴とする請求項1ないし請求項5何れか記載のユニ
    ットルーム。
  7. 【請求項7】 上記トイレスペースの便器の座部が、上
    記開口から奥方までのスペースいっぱいに設けられたこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項6何れか記載のユ
    ニットルーム。
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JP (1) JPH09209587A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1113296A (ja) * 1997-06-20 1999-01-19 Toto Ltd 衛生設備室ユニット

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JPH1113296A (ja) * 1997-06-20 1999-01-19 Toto Ltd 衛生設備室ユニット

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