JP3057158B1 - 浴槽及びこれを用いた浴室ユニット - Google Patents

浴槽及びこれを用いた浴室ユニット

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Abstract

【要約】 【課題】 洗い場領域を備えるとともに、コンパクトに
設置可能とする。 【解決手段】 浴槽11と、この浴槽11を囲む浴室形
成体12とを備えて浴室ユニット10が構成されてい
る。浴槽11は、浴槽本体14と、この浴槽本体14に
隣設されたエプロン部15とを備えて構成されている。
エプロン部15は、本体板19と、この本体板19の周
縁に立設される防水片20とからなり、この防水片20
で囲まれる領域が洗い場領域19Aとなる。防水片20
の側壁片24,24は、連結ピン28によって、浴室形
成体12の側壁パネル32,33の内面に回転可能に連
結されており、これによって、エプロン部15は浴槽本
体14に対して相対回転可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴槽及びこれを用い
た浴室ユニットに係り、更に詳しくは、介護対象者の満
足のいく介護作業を簡易に実現可能な浴槽及びこれを用
いた浴室ユニットに関する。
【0002】
【背景技術】一般的に、住宅の浴室は、居室や寝室等か
ら離隔された場所に設けられることが多く、具体的に、
居室や寝室等からは、廊下や脱衣室を通らなければ浴室
に入ることができない構造となっている。このような一
般住宅の構造は、寝たきりの高齢者等や身体の不自由な
介護対象者が入浴するには不都合が多い。すなわち、介
護対象者の入浴には介護者の介添えが必要となるが、こ
の際、介護者は、寝室にいる介護対象者を起こして、廊
下や脱衣室を通って浴室まで連れて行く作業が必要とな
り、その途中には沓摺等の段差もあって、そのような介
護作業に多大なる労力が要求される。しかも、介護対象
者は自ら歩行できない場合が多いため、浴室まで抱きか
かえて行かなければならず、介護作業の労苦は一層重い
ものとなる。
【0003】そこで、前述の介護作業を容易に行うこと
ができるように、例えば、特開平9−217508号公
報では簡易型のシャワーユニットが提案されている。す
なわち、このシャワーユニットは、居室等の押入内に設
置可能となっており、これによって、介護対象者の洗体
に際して、介護対象者が居室等から移動する距離を極力
短くすることが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記シ
ャワーユニットにあっては、介護対象者を備え付けの椅
子に着座させた後、シャワーで洗体させることはできて
も、浴槽が設けられていないため、入浴によって介護対
象者の身体を温めることができない。このため、介護対
象者の身体が冷えやすくなる冬期等においては、介護対
象者はシャワーのみの洗体は望まなくなり、浴槽での入
浴をも望むようになる。従って、そのような場合に、介
護者は、従来と同様、介護対象者を住宅に設けられてい
る浴槽付の浴室に連れて行かなければならず、介護作業
の労力は依然として軽減されないため、介護対象者の満
足のいく介護作業を簡易に実現するには、なお不十分な
ものであった。そこで、前記シャワーユニットに浴槽を
設けるとすると、浴槽に隣設する洗い場領域も必要とな
って、ユニット内の平面積を浴槽及び洗い場領域の平面
積と略同一としなければならず、ユニットの大型化を招
来し、家具感覚で居室の押入内等に設置することができ
ないという不都合がある。
【0005】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、洗い場領域を備
え、コンパクトに設置可能な浴槽及びこれを用いた浴室
ユニットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、浴槽本体と、この浴槽本体に隣設された
エプロン部とを備え、このエプロン部は、前記浴槽本体
と相対回転可能に設けられ、前記エプロン部が倒伏した
状態で洗い場領域を形成するとともに、当該洗い場形成
状態で上下方向に起立した堰を形成する防水片を備え
、という構成を採用している。このような構成によれ
ば、使用時には、エプロン部の倒伏によって、浴槽本体
に隣接して洗い場領域が形成される一方、不使用時に
は、エプロン部を起立させることで、浴槽本体と略同一
のサイズとすることが可能となるため、浴槽をコンパク
トに配置することが可能となり、居室の押入内に配置さ
せることや寝室等に隣設させることができる。また、介
護対象者の入浴も可能となり、介護者は、介護対象者の
満足のいく介護作業を簡易に行うことができる。ここ
で、浴槽本体への出入りを許容するための扉を開閉可能
に設けた浴室形成体によって、前記浴槽本体を囲む浴室
ユニットとしてもよい。これにより、浴槽本体及び可倒
式の洗い場領域を含んだユニットとして提供することが
でき、ユニット内外の防水性を図ることができるととも
に、換気扇や照明等の取り付けが可能となり、一層実用
的なものとすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、前記エプロン部
には排水口が設けられ、この排水口は浴槽本体からの排
水路に連通する、という構成を採ることが好ましい。こ
のように構成することで、エプロン部の洗い場領域に溜
まった湯水等を、浴槽本体内部の排水とともに外部に排
出することが可能となり、使い勝手を一層良好にするこ
とができる。また、浴槽本体に床パンを敷設した場合に
は、エプロン部と床パンとの間に排水口を設けてもよ
い。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0009】[第1実施例]図1及び図2には、本発明
の第1実施例に係る浴室ユニットの概略斜視図が示され
ている。ここにおいて、図1は当該ユニットの使用状態
を示しており、図2はユニットの不使用時における収納
状態を示している。なお、以下の説明において、図1及
び図2中手前側を「正面側」と称するとともに、同図中
奥行側を「裏面側」と称し、また、同図中左右を単に
「左右」と称することとする。図1及び図2において、
浴室ユニット10は、浴槽11と、この浴槽11を囲む
略箱状の浴室形成体12とを備えて構成されている。
【0010】前記浴槽11は、浴槽本体14と、この浴
槽本体14の正面側をカバーするように隣設されたエプ
ロン部15と、浴槽本体14に敷設される床パン16と
を備えて構成されている。
【0011】前記浴槽本体14は、ポリエステルやアク
リル製の人工大理石、FRP、又はステンレス等によっ
て0.5坪サイズの略直方体状に形成されており、その
長寸幅方向が左右方向となる向きで浴室形成体12の内
部に収容されている。浴槽本体14の上面側にはフラン
ジ面14Aが形成され、このフランジ面14Aには、特
に限定されるものではないが、図示しない給湯装置から
の湯水を浴槽本体14の内部に供給可能な水栓17が設
けられている。なお、浴槽本体14からの排水は、図示
しない排水口から排水ホース等によって外部に放出され
る。また、浴槽本体14は、図示しない水位センサが設
けられ、浴槽本体14内の湯水のオーバーフローを防止
するようになっている。
【0012】前記エプロン部15は、略方形状の本体板
19と、この本体板19の図2中上縁及び左右各縁に連
設されるとともに、後述する洗い場形成状態(図1参
照)で上下方向に起立した堰を形成する防水片20とに
よって構成されている。本体板19は、その長さ及び幅
が浴槽本体14の最大長さ及び高さと略同一に形成され
ており、防水片20で囲まれる領域が洗い場領域19A
となる。ここで、洗い場領域19Aは、使用時におい
て、浴槽本体14側すなわちエプロン部15と床パン1
6との間に設けられた排水口22に向って、図1中下方
に若干傾斜する面形状となっており、これによって、洗
い場領域19Aの排水処理をスムースに行うことができ
る。なお、排水口22からの排水は、図示しない排水ホ
ース等によって外部に放出される。また、防水片20
は、本体板19の周縁全体に設けられていてもよく、こ
の場合には、使用時において浴槽本体14側に位置する
防水片20に排水口22を設けることもできる。
【0013】前記防水片20は、特に限定されるもので
はないが、ゴム等の材料によって成形され、本体板19
の一辺を除く各端面に固定されている。すなわち、防水
片20は、本体板19の左右両側に設けられる側壁片2
4,24と、これら側壁片24,24に連なるととも
に、図1に示される使用状態で正面側に配置される前壁
片26とからなっている。側壁片24,24は、その反
前壁片26側で連結ピン28によって、前記浴室形成体
12を形成する後述の側壁パネル32,33の内面に回
転可能に連結されており、これによって、エプロン部1
5は浴槽本体14に対して相対回転可能となる。すなわ
ち、エプロン部15は、倒伏状態で、図1に示されるよ
うに、洗い場領域19Aが表出する一方、起立状態で、
図2に示されるように、浴槽本体14のフランジ部14
Aの下方のスペースに収容されて、洗い場領域19Aを
浴室形成体12の内部に収容可能となる。なお、エプロ
ン部15と浴室形成体12の連結は、前記連結ピン28
に限定されず、例えば、相互回転可能な二本の継手等に
よる連結であってもよく、要するに、エプロン部15を
浴槽本体14に対して相対回転可能とする機構であれば
何でもよい。また、前壁片26には、係合突部29が浴
室形成体12の内部に設けられた図示しない係合凹部に
係脱可能に設けられており、これによって、エプロン部
15の収納状態を強固に保持することができる。
【0014】前記床パン16は、前壁16A、側壁16
B,16B等からなる箱状に形成されるとともに、エプ
ロン部15の回転の際に相互に干渉しないようになって
いる。ここで、エプロン部15が図1の使用状態にある
ときには、前壁16Aは、その防水片20が設けられて
いない本体板19の端面に当接する一方、側壁16B,
16Bの外面は、エプロン部15の側壁片24,24の
後端側内面に当接するようになっている。これによっ
て、エプロン部15が使用状態にあるときには、その洗
い場領域19Aは、前記防水片20及び前壁39Aが堰
となって外部への漏水が防止されることとなる。なお、
この場合、前壁16Aとエプロン部15との突き合せ部
分には、図示省略した防水ゴム等のシール部材が介在さ
れ、これによって、前記突き合せ部分からの漏水が防止
される。
【0015】前記浴室形成体12は、天井パネル30
と、この天井パネル30の左右両端側から垂下された左
右一対の側壁パネル32,33と、これら側壁パネル3
2,33の後端側間に掛け渡された後壁パネル35と、
側壁パネル32,33の前端側間に配置され、浴槽本体
14への出入りを許容するための扉37とを備えて構成
されている。この浴室形成体12は、その内部に浴槽本
体14が略隙間なく配置されるサイズに形成されてい
る。すなわち、側壁パネル32,33の離間幅は、浴槽
本体14の最大長さと略同一に設けられるとともに、後
壁パネル35と扉37との離間幅は、浴槽本体14の最
大幅と略同一に設けられる。
【0016】本発明において、特に限定されるものでは
ないが、天井パネル30、右側の側壁パネル32、及び
後壁パネル35には次のような部品が設けられている。
すなわち、天井パネル30には、浴室形成体12の内部
の湯気等を排出可能とする換気扇41が設けられてお
り、また、側壁パネル32の内面には、照明装置43や
前記水栓17に連なるシャワー45を引っ掛け可能なシ
ャワーハンガー46が設けられ、更に、後壁パネル35
には、浴槽本体14の近傍位置に握りバー48が設けら
れている。なお、前記各部品の設置位置は、前述の位置
に限定されず、例えば、照明装置43を天井パネル30
に設ける等、それら部品の機能を発揮することができる
範囲であれば、どこに設置してもよい。また、後壁パネ
ル35に窓を設ける等、従来の浴室ユニットの壁パネル
に適用されている種々の構造を採用することも可能であ
る。
【0017】前記扉37は、浴槽本体14のフランジ面
14Aの高さ位置から上方位置に配置されるとともに、
浴槽本体14の最大長さと略同一の開放幅に形成され、
これにより、介護対象者の浴槽本体14への出入り及び
介護者の介添作業空間が形成される。ここで、扉37と
しては、ヒンジ連結によって図中前後方向に開閉可能と
なるスイングタイプが採用されており、ここでは図示省
略しているが、紐等のロック機構等によって開放状態が
維持されるようになっている。なお、扉37としては、
前記スイングタイプに限定されず、上下にスライドさせ
ることで開閉を行うタイプのものや、浴室形成体12の
左右何れか一方側に戸袋を設け、この戸袋に扉を収納可
能としたものや、扉を円弧状のシャッターとしたもの
等、種々のタイプのものを採用することができる。
【0018】次に、本実施例における浴室ユニット10
の使用方法について説明する。
【0019】先ず、図2に示される収納状態において、
エプロン部15に形成されたノブ51を利用してエプロ
ン部15を正面側に引きながら回転させ、図1に示され
る使用状態とする。すると、洗い場領域19Aが表出す
ることとなって、この領域が入浴者の脱衣等のスペース
として利用可能となる他、浴槽本体14側から飛散して
きた湯水の受け部としても機能し、その湯水の床面への
流出を防止することも可能となる。また、扉37を開放
状態とすれば、その開放幅は浴槽本体14の最大長さと
略同一であるため、介護対象者等を浴槽本体14のフラ
ンジ面14Aに座らせながらその脚を持ち上げて浴槽本
体14内へと導くことが可能となって、介護対象者の全
身を持ち上げて浴槽本体14内に入れる必要がなくな
り、介護者の介護作業を簡易且つ円滑に行うことができ
る。そして、入浴終了後は、エプロン部15を前述と逆
の方向に回転させて浴室形成体12の内部に収納する。
【0020】従って、このような第1実施例によれば、
洗い場領域19Aを備えたエプロン部15が浴槽本体1
4と相対回転可能に設けられ、不使用時には、このエプ
ロン部15が、平面積が0.5坪程度の浴室形成体12
の内部に収納可能となっているため、必要不可欠な機能
を全て備えた浴室ユニット10の小型化を実現すること
ができる。従って、浴室ユニット10を居室の押入内や
寝室等に隣設して設置することができるとともに、介護
対象者の入浴も可能となり、介護者にとっては介護対象
者の満足のいく介護作業を簡易に行うことができる。
【0021】次に、本発明の前記以外の実施例について
説明する。なお、以下の各実施例において、前記第1実
施例と同一若しくは同等の構成部分については同一符号
を用いるものとし、説明を省略若しくは簡略にする。
【0022】[第2実施例]図3には、第2実施例に係
る浴槽の概略断面側面図が示されている。この第2実施
例は、第1実施例における浴室形成体12及び床パン1
6を設けずに、浴槽本体14及びエプロン部15を架台
60にそれぞれ支持したところに特徴を有する。すなわ
ち、架台60の下部が部分的に床面Fの下部に埋設さ
れ、図示された使用状態において、エプロン部15の本
体板19の面が床面Fに接触するようになっている。
【0023】本実施例におけるエプロン部15は、防水
片20が本体板19の周縁全体に設けられており、使用
時において浴槽本体14側に位置する防水片20に排水
口61が形成されている。この排水口61は、浴槽本体
14からの排水路62に取り付けられた接続管63にホ
ース64を介して連通しており、エプロン部15からの
排水は、排水路62に排出可能となる。なお、エプロン
部15は、第1実施例と同様に、浴槽本体14に対して
相対回転可能となるように架台60に適宜なヒンジ構造
を介して連結されており、収納状態(起立状態)におい
てフランジ面14Aの下面側に収納され、その状態が図
示省略した係合手段によって強固に保持されるようにな
っている。
【0024】[第3実施例]図4には、第3実施例に係
る浴槽の概略断面側面図が示されている。この第3実施
例は、前記第1実施例における浴室形成体12及び床パ
ン16を設けずに、浴槽本体14をその底面側に設けた
脚部58を介して直接床面Fに設置したところに特徴を
有する。
【0025】本実施例におけるエプロン部15は、前記
第2実施例と略同一の構成となっている。すなわち、防
水片20は本体板19の周縁全体に設けられ、使用状態
において浴槽本体14側に位置する防水片20に排水口
61が設けられている。この排水口61は、ホース65
を介して浴槽本体14からの排水が通過する排水トラッ
プ66に連通している。排水トラップ66は排水路67
に連通しており、エプロン部15からの排水が排水路6
7に排出されるようになっている。なお、本実施例にお
いて、エプロン部15は、浴槽本体14に対して相対回
転可能となるように支持体69に適宜なヒンジ構造を介
して連結されており、第2実施例と同様に、フランジ面
14Aの下面側に収納されたエプロン部15を強固に保
持可能となっている。
【0026】なお、本発明における装置各部の構成は図
示構成例に限定されるものではなく、実質的に同様の作
用を奏する限りにおいて、種々の変更が可能である。要
するに、本発明は、洗い場領域19Aを有するエプロン
部15が浴槽本体14に相対回転可能に設けられている
限りにおいて、種々の変更が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
浴槽本体と、この浴槽本体に隣設されたエプロン部とを
備え、このエプロン部を前記浴槽本体と相対回転可能に
設け、前記エプロン部が倒伏した状態で洗い場領域を形
成したから、居室の押入内に配置等することができると
ともに、介護対象者の入浴も可能となり、介護者は、介
護対象者の満足のいく介護作業を簡易に行うことができ
る。
【0028】また、前記エプロン部に排水口を設けたか
ら、エプロン部の洗い場領域に溜まった湯水を外部に排
出することが可能となり、使い勝手を一層良好にするこ
とができる。
【0029】更に、浴槽本体への出入りを許容するため
の扉を開閉可能に設けた浴室形成体によって、前記浴槽
本体を囲む浴室ユニットとしたから、浴槽を含むユニッ
ト化として提供することができ、ユニット内外の防水性
を図ることができる他、照明等を内部に取り付けること
が可能となり、一層実用的なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例に係る浴室ユニットの使用状態を
示す概略斜視図。
【図2】 図1の浴室ユニットの収納状態を示す概略斜
視図。
【図3】 第2実施例に係る浴槽の概略断面側面図。
【図4】 第3実施例に係る浴槽の概略断面側面図。
【符号の説明】
10・・・浴室ユニット、11・・・浴槽、12・・・
浴室形成体、14・・・浴槽本体、15・・・エプロン
部、19A・・・洗い場領域、22・・・排水口、37
・・・扉、61・・・排水口、62・・・排水路、67
・・・排水路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽本体と、この浴槽本体に隣設された
    エプロン部とを備え、このエプロン部は、前記浴槽本体
    と相対回転可能に設けられ、前記エプロン部が倒伏した
    状態で洗い場領域を形成するとともに、当該洗い場形成
    状態で上下方向に起立した堰を形成する防水片を備えた
    ことを特徴とする浴槽。
  2. 【請求項2】 前記エプロン部には排水口が設けられ、
    この排水口は浴槽本体からの排水路に連通することを特
    徴とする請求項1記載の浴槽。
  3. 【請求項3】 前記エプロン部と浴槽本体に敷設される
    床パンとの間に、排水口が設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の浴槽。
  4. 【請求項4】 浴槽本体及びこの浴槽本体に隣設された
    エプロン部を含んで構成される浴槽と、この浴槽本体を
    囲む浴室形成体とを備え、 前記エプロン部は、前記浴槽本体と相対回転可能に設け
    られ、前記エプロン部が倒伏した状態で洗い場領域を形
    成するとともに、前記浴室形成体には、前記浴槽本体へ
    の出入りを許容するための扉が開閉可能に設けられてい
    ることを特徴とする浴室ユニット。
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