JP3460014B2 - シャワーホース保持具を取付けた浴室 - Google Patents

シャワーホース保持具を取付けた浴室

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JP3460014B2
JP3460014B2 JP29033997A JP29033997A JP3460014B2 JP 3460014 B2 JP3460014 B2 JP 3460014B2 JP 29033997 A JP29033997 A JP 29033997A JP 29033997 A JP29033997 A JP 29033997A JP 3460014 B2 JP3460014 B2 JP 3460014B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャワーを備えた
浴室に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、浴室にはシャワー付き湯水混
合水栓が備えられている。湯水混合水栓は洗い場に設け
られ、入浴者は湯水混合水栓の前に腰を下ろして洗面器
に吐水し、体を洗う。湯水混合水栓の位置は、入浴者が
腰を下ろした姿勢で操作しやすい高さに設けられてお
り、例えば洗い場床面から約40cmの高さに設けられ
る。
【0003】そして入浴者は、頭や体を洗うためにシャ
ワーを使う。シャワーは、シャワーヘッドとシャワーホ
ースからなり、シャワーホースの基端は湯水混合水栓に
接続されている。なお、入浴者がシャワーを使うとき
は、腰を下ろした姿勢に限らず、立った姿勢でシャワー
を使うこともある。また、シャワーは入浴時のみでな
く、浴室の清掃にも使われるのが常である。
【0004】シャワーホースの長さは、例えば150cm
である。これよりも短いと、立った姿勢でシャワーを使
う際には短かすぎ、また浴室清掃の際にも部屋の隅や浴
槽の方に届きにくい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、腰を下
ろした姿勢でシャワーを使うときや足を洗うときは、シ
ャワーホースの長さ150cmは必要以上の長さである。
この時、シャワーホースはたるんで、カウンターや洗い
場床面に引きずる。シャワーホースを引きずると、シャ
ンプー等の小物を転倒させたり、湯水混合水栓の吐水口
やハンドルに引っ掛かってしまうことがある。さらに、
洗い場床面上にシャワーホースが横たわると、排水の障
害になり、洗い場の泡切れが悪くなる。また、シャワー
ホース自身にも傷がつきやすいので、それなりの強度を
有する材質で製造されている必要がある。
【0006】この問題を解決するための公知の技術とし
て、例えば特開平8−284225号公報に開示される
技術がある。これは弾力性の板の一端を壁面に回転可能
に取付け、他端にシャワーホースをはさむクリップを取
付けたものである。
【0007】この公知技術によれば、シャワーヘッドを
高い位置のフックに掛けているときにホースが洗い場床
面に引きずることは防げるが、シャワーヘッドを手に持
って使うときには問題点がある。つまり、クリップが水
栓よりも低いレベルにあるため、クリップよりもシャワ
ーヘッド側の部分に少々のシャワーホースのたるみがあ
ると、結局シャワーホースは洗い場床面に引きずってし
まう。特に、クリップで保持された部分ではシャワーホ
ースが水平方向なので、クリップで保持された部分より
もシャワーヘッド側の部分が、下に向かって垂れ下がり
やすい。また、弾力性の板が回動するため、弾力性の板
自身が洗い場床面に置いたシャンプーなどの小物を倒し
てしまうことも有る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
る浴室は、浴室内の水栓にシャワーホースを接続し、シ
ャワーホースの先端にシャワーヘッドを取付け、浴室壁
面の水栓より高い位置にシャワーホースを縦に保持する
シャワーホース保持具を取付けて構成し、該シャワーホ
ース保持具は、浴室壁面に取付けられる基部と、基部か
らほぼ水平に、かつ浴室壁面の表面とほぼ平行に延設さ
れる保持部とからなり、シャワーホースを保持部と浴室
壁面との間に挟持することを特徴とする
【0009】本発明の請求項2にかかる浴室は、請求項
1において、シャワーホース保持具の保持部の先端には
ガイド部が設けられていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施例につ
いて説明する。図1ないし図4は、本発明の実施例に係
る浴室を示すものであり、図1は浴室全体の斜視図、図
2は使用状態を示す側面図、図3はシャワーホース保持
具の正面図、図4はシャワーホース保持具の取付状態を
示す断面図である。
【0011】図1に示すように、浴室1は、洗い場付浴
槽2、壁パネル3,4,5、天井パネル6、及び出入口
側壁パネル(図示せず)により構成される。洗い場付浴
槽2は浴槽部21、洗い場部22、カウンター部23に
より構成されている。カウンター部23には洗面器を載
置することができる。浴槽部21の上面フランジ部21
aは、カウンター部23の上方に張り出し、この部分に
湯水混合水栓7が取付けられている。
【0012】湯水混合水栓7の吐水口7aは回動可能で
あり、カウンター部23上に載置した洗面器への吐水、
及び浴槽部21への吐水をすることができる。また、湯
水混合水栓7には、シャワーホース8が接続され、シャ
ワーホース8の先端にはシャワーヘッド9がある。
【0013】壁パネル4には収納パネル10が取付けら
れている。収納パネル10は、向かって右側には収納棚
部10a,10a,10aが形成され、中央には鏡10
bが取付けられ、左側には高低2つのシャワーヘッドフ
ック10c,10c’が取付けられている。なお、図中
11,11は照明である。
【0014】壁パネル4には、シャワーホース保持具1
2が取付けられている。シャワーホース保持具12の位
置は、湯水混合水栓7のほぼ真上40cmである。
【0015】入浴者は浴槽部21内につかり、洗い場部
22の湯水混合水栓7の前に腰を下ろし、カウンター部
23に洗面器を載置し、体や頭を洗う。このとき入浴者
は、シャワーヘッド9を手に持ったり、低い方のシャワ
ーヘッドフック10c’に掛けたりして、シャワーを使
う。この時、シャワーホース8がたるむ。
【0016】しかし、シャワーホース保持具12にシャ
ワーホース8を保持しているので、たるんだシャワーホ
ース8がカウンター部23や洗い場部22に引きずられ
ることはない。本例のシャワーホース保持具12におい
ては、シャワーホース8を縦に上向きに保持しているの
で、シャワーホース8自身のある程度の剛性もあり、シ
ャワーホース保持具12よりもシャワーヘッド9側にシ
ャワーホース8のたるみが少々あったとしても、シャワ
ーホース8が下向きに垂れ下がることが防がれる。
【0017】また、シャワーホース8がシャワーホース
保持具12よりもシャワーヘッド9側において下向きに
垂れ下がるほどたるんだとしても、湯水混合水栓7より
も高い位置でシャワーホース保持具12を介しシャワー
ホース8を保持しているので、シャワーホース8がカウ
ンター部23や洗い場部22に届くほど垂れ下がること
が防がれる。
【0018】したがって、シャンプー等の小物を転倒さ
せたり、湯水混合水栓7の吐水口7aやハンドルに引っ
掛かってしまうこともなければ、洗い場床面上にシャワ
ーホース8が横たわって排水の障害になることもない。
また、シャワーホース8自身に傷がつくことも防げる。
【0019】シャワーホース保持具12は、基部12a
と保持部12bで構成される。基部12aには、ビス用
孔12c,12cが開口され、ビス止めによりシャワー
ホース保持具12は壁パネル4に固定される。シャワー
ホース保持具12が壁パネル4に固定されると、保持部
12bはほぼ水平に、かつ壁パネル4の表面とほぼ平行
に延設された状態になる。保持部12bと壁パネル4表
面との間隔は、シャワーホース8の径とほぼ同じ、例え
ば15mmである。保持部12bの先端には抜け止め部1
2d、及びガイド部12eが形成されている。
【0020】入浴者は、ガイド部12eに沿ってシャワ
ーホース8を押し込み、抜け止め部12dを超えて押し
込むことにより、シャワーホース8をシャワーホース保
持具12に保持できる。保持されたシャワーホース8
は、抜け止め部12dにより容易に外れてしまうことは
ない。なお、通常のシャワーホース8の材質、例えばゴ
ム等であれば、シャワーホース保持具12との摩擦が大
きいので、上下方向にずれることも少ない。
【0021】
【発明の効果】以上のとおり、シャワーホース保持具に
シャワーホースが掛けられているので、たるんだシャワ
ーホースがカウンターや洗い場床面に引きずることはな
い。特に、本発明のシャワーホース保持具は、水栓より
も高い位置に、かつ縦方向にシャワーホースを保持する
ので、シャワーホース保持具よりもシャワーヘッド側に
シャワーホースのたるみがあったとしても、カウンター
や洗い場床面にひきずることはない。したがって、シャ
ンプー等の小物を転倒させたり、水栓の吐水口やハンド
ルに引っ掛かってしまうこともなければ、洗い場床面上
にシャワーホースが横たわって排水の障害になることも
ない。また、シャワーホース保持具の構造を簡素化でき
る。
【0022】請求項2の浴室にあっては、シャワーホー
ス保持具からのシャワーホースの脱着が極めてスムーズ
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】浴室全体の斜視図である。
【図2】使用状態を示す側面図である
【図3】シャワーホース保持具の正面図である。
【図4】同上のシャワーホース保持具の取付状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 浴室 2 洗い場付浴槽 3,4,5 壁パネル 6 天井パネル 7 湯水混合水栓 8 シャワーホース 9 シャワーヘッド 10 収納パネル 10a 収納棚部 10b 鏡 10c,10c’ シャワーヘッドフック 11 照明 12 シャワーホース保持具 12a 基部 12b 保持部 12c ビス用孔 12d 抜け止め部 12e ガイド部 21 浴槽部 22 洗い場部 23 カウンター部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室内の水栓にシャワーホースを接続
    し、シャワーホースの先端にシャワーヘッドを取付け、
    浴室壁面の水栓より高い位置にシャワーホースを縦に保
    持するシャワーホース保持具を取付けて構成し、該シャ
    ワーホース保持具は、浴室壁面に取付けられる基部と、
    基部からほぼ水平に、かつ浴室壁面の表面とほぼ平行に
    延設される保持部とからなり、シャワーホースを保持部
    と浴室壁面との間に挟持することを特徴とする、シャワ
    ーホース保持具を取付けた浴室。
  2. 【請求項2】 請求項において、シャワーホース保持
    具の保持部の先端にはガイド部が設けられていることを
    特徴とする、シャワーホース保持具を取付けた浴室。
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JPH0470368U (ja) * 1990-10-29 1992-06-22
JPH09125672A (ja) * 1995-11-02 1997-05-13 Mitsubishi Kagaku Sanshi Kk プラスチック管の固定方法

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