JP5928980B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

手乾燥装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5928980B2
JP5928980B2 JP2012016531A JP2012016531A JP5928980B2 JP 5928980 B2 JP5928980 B2 JP 5928980B2 JP 2012016531 A JP2012016531 A JP 2012016531A JP 2012016531 A JP2012016531 A JP 2012016531A JP 5928980 B2 JP5928980 B2 JP 5928980B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
flow path
water
water discharge
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012016531A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013153922A (ja
Inventor
橋本 智幸
智幸 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2012016531A priority Critical patent/JP5928980B2/ja
Publication of JP2013153922A publication Critical patent/JP2013153922A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5928980B2 publication Critical patent/JP5928980B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

本発明は、使用者の手に空気を吹き付けて乾燥させる手乾燥装置に関する。
近年、特に公共のトイレ等においては、手洗い後に手に付着している水を拭き取るためのペーパータオルを削減する傾向が強まっており、ペーパータオルの代わりに手乾燥装置を設置する場合が増えている。このような手乾燥装置は、洗面ボウルが配置されている場所からは少し離れた洗面台上の壁面や、洗面台から離れたトイレ空間の壁面等に設置されているのが一般的である。
手全体を水で濡らして念入りに洗うのではなく、手の指先だけを軽く洗ったような場合においては、使用者は手乾燥装置を使用しない場合が多い。これは、指先についた少量の水を乾かすために、わざわざ手乾燥装置の設置された場所まで移動することが面倒に感じられるからであると思われる。
これに対し、下記特許文献1には、洗面ボウルの内面に向けて空気を吹き出すように、洗面台に設置されることを意図した手乾燥装置が提案されている。手乾燥装置が洗面台に設置されている場合は、使用者は手洗いが完了した後、洗面台の前から他の場所へ歩いて移動することなく、その場で直ちに手を乾燥させることができる。このため、指先だけを軽く洗ったような場合であっても、使用者は手乾燥装置を使用することを面倒に思うことがなく、手軽に手乾燥装置を使用することができる。
特開2006−192250号公報
使用者の手を短時間で乾燥させるためには、使用者の手に吹き付ける空気の流量を大きな流量とする必要がある。しかし、洗面台に設置される手乾燥装置においては、吹き付ける空気の流量を十分に大きくすることが難しいという問題が生じていた。
これは、以下のような理由による。手乾燥装置を洗面台に設置する場合は、空気を吹き出す吹出口が形成された本体部を洗面ボウルの上部に設置することとなるが、洗面ボウルの上部に他の構造物まで設置すると、洗面台の使い勝手を悪化させてしまう。手乾燥装置は、吹出口から吹き出す空気の流れを発生させるための送風機を備えているが、上記理由により当該送風機は洗面ボウルの上部に設置することができない。このため、例えば洗面ボウルの下部のように、本体部から離れた位置に送風機を設置する必要がある。
本体部(吹出口)から離れた位置に送風機を設置すると、送風機から供給される空気は長い配管によって吹出口に導かれることとなる。その結果、配管の流路抵抗が大きなものとなり、吹出口から吹き出す空気の流量が小さくなってしまう。上記特許文献1に記載されているような従来の手乾燥装置においては、吹出口から吹き出す空気は全て送風機から供給されている。このため、吹出口から吹き出す空気の流量を大きくするには、送風機を大型化する必要があった。しかし、送風機を大型化すると、送風機の設置スペースが限られる上、騒音も大きくなってしまう。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、洗面台に設置され、使用者の手に空気を吹き付けて乾燥させる手乾燥装置であって、送風機を大型化させることなく、十分な流量の空気を使用者の手に吹き付けることができる手乾燥装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る手乾燥装置は、洗面台に設置され、使用者の手に空気を吹き付けて乾燥させる手乾燥装置において、空気が通り抜けるように両端が外部に開放された流路であって、一端側に形成された空気の入口である流入口と、他端側に形成された空気の出口である吹出口と、前記流入口から前記吹出口まで空気が通る空間を画定する流路壁と、を有する第一空気流路と、前記流路壁において、前記流入口から前記吹出口へ向かう方向に対して垂直な方向に沿うように形成されたスリット状の開口部を有し、前記開口部から前記第一空気流路の内部に向けて空気を噴出する噴出部と、前記噴出部から噴出する空気の流れを発生させる送風機と、前記送風機と前記噴出部とを繋ぐ第二空気流路と、を備え、前記第一空気流路のうち前記噴出部よりも下流側において、前記流路壁の内面が湾曲している湾曲部が形成されており、前記湾曲部は、前記噴出部から噴出した空気の少なくとも一部が前記湾曲部に沿って流れた後、前記流路壁に沿って前記吹出口
に向かうように形成され、前記第一空気流路は、前記噴出部よりも下流側において、前記吹出口に近い位置であるほど流路断面積が大きくなるように形成されていることを特徴としている。
本発明では、空気が通り抜けるように両端が外部に開放された流路であって、一端側に形成された空気の入口である流入口と、他端側に形成された空気の出口である吹出口と、を有する第一空気流路を備えている。以下に述べるように、空気は流入口から吹出口へと第一空気流路を通り抜けた後、使用者の手に吹き付けられることとなる。
流入口から吹出口まで空気が通る空間を画定する流路壁には、スリット状の開口部を有する噴出部を備えている。また、噴出部は第二空気流路によって送風機と繋がっている。このため、送風機から供給される空気は、第二空気流路を通った後、噴出部から第一空気流路の内部に向けて噴出する。
第一空気流路のうち噴出部よりも下流側には、流路壁の内面が湾曲している湾曲部が形成されている。噴出部から噴出した空気の少なくとも一部は、コアンダ効果によって湾曲面に沿って流れながらその流れ方向を変えて行き、湾曲部を通過した後においては、第一空気流路の流路壁に沿って吹出口に向かって流れる。換言すれば、噴出部から噴出した空気の少なくとも一部が上記のような流れとなるように、湾曲部が形成されている。
噴出部は、流入口から吹出口へ向かう方向に対して垂直な方向に沿うように形成されたスリット状の開口部を有しており、当該開口部から空気が噴出する。このため、送風機から供給された空気は大きな流速で噴出部から噴出し、その大部分が湾曲部に沿って流れた後、流路壁に沿って吹出口に向かって流れる。
流路壁に沿って吹き出し口に向かう空気の流れが発生すると、第一空気流路のうち流路壁から離れた部分(第一空気流路の流路断面における中心寄りの部分)に存在する空気は粘性せん断応力を受けるため、やはり吹出口に向かって流れようとする。その結果、第一空気流路の上流側において負圧が発生する。第一空気流路の上流側に形成された流入口は外部に開放されているため、当該負圧によって多量の空気が流入口に引き込まれて第一空気流路に流入し、吹出口に向かって流れる。これにより、噴出部から噴出した空気と、外部から流入口に流入した空気とが合流し、合わせて吹出口から吹き出すこととなる。
このように、本発明では、送風機から供給された空気のみを吹出口から吹き出すのではなく、送風機から供給された空気と、外部から流入口に流入した空気とを合わせて吹出口から吹き出す。このため、大型の送風機を用いることなく、大きな流量の空気を使用者の手に吹き付けることができる。
この好ましい態様では、噴出部よりも下流側における第一空気流路の流路断面積が、吹き出し口に近い位置であるほど大きくなるように形成されている。すなわち、第一空気流路は、噴出部から下流側に行くに従って、流路断面積が大きくなるように形成されている。
噴出部の近傍における流路断面積が比較的小さくなるように第一空気流路を形成することによって、第一空気流路の中心部(流路断面における中心部)の空気に対して効果的に粘性せん断力を加えることができる。また、噴出部から下流側に行くに従って流路断面積を大きく形成することによって、吹出口の近傍における流路抵抗が低減される。従って、第一空気流路を通って吹出口から吹き出す空気の流量を更に大きくすることができる。
また本発明に係る手乾燥装置では、前記流入口から前記吹出口に向かって前記第一空気流路の内部を水が通過するように吐水する吐水部を備えることも好ましい。
この好ましい態様では、流入口から吹出口に向かって第一空気流路の内部を水が通過するように吐水する吐水部を備える。空気を吹き出す吹出口と同じ場所から吐水することとなるため、洗面台の使用者は吐水部から吐水された水で手を洗った後、手の位置を変更することなく吹出口から吹き出す空気に手を当てて、手を乾燥させることができる。手洗いから乾燥までの一連の動作を、手の位置を変更することなく完了させることができるため、洗面台の使い勝手を向上させることができる。
また本発明に係る手乾燥装置では、前記噴出部から空気を噴出している状態で、前記吐水部から吐水することも好ましい。
この好ましい態様では、噴出部から空気を噴出している状態で、吐水部から吐水する。このような構成とすることにより、吐水された水は、吹出口に向かって流れる空気にその周囲を囲まれた状態で、空気により加速されながら流れることとなる。その結果、吐水された水は第一空気流路を通過する間においてその流速が増加し、更に、空気の流れの影響によって、水はその吐水方向に対して垂直な種々の方向に飛び散りながら流れる。すなわち、使用者の手に対して、大きな流速の水を広範囲に当てることができるため、高い洗浄効果を得ることができる。
また本発明に係る手乾燥装置では、前記吐水部は、前記第一空気流路の流路断面における中心に向けて吐水することも好ましい。
この好ましい態様では、吐水部は、第一空気流路の流路断面における中心に向けて吐水する。その結果、吐水された水の流速を効率的に増加させ、より高い洗浄効果を得ることができる。
また本発明に係る手乾燥装置では、前記吐水部は、水の出口として開口した吐水口を有しており、前記吐水口の内縁を含む平面が、前記吐水部の吐水方向に対して斜めとなるように形成されていることも好ましい。
この好ましい態様では、吐水部は、水の出口として開口した吐水口の内縁を含む平面が、吐水方向に対して斜めとなるように形成されている。このため、吐水される水は、吐水口を通過する際において先ずその一側面のみが空気に触れた状態となり、その直後に全体が空気に触れた状態となって吐水される。その結果、吐水された水は吐水口を通過する際に周囲の空気を巻き込み、気泡を多く含んだ状態となって流れるため、少ない吐水量であっても高い洗浄効果を得ることができる。
また本発明に係る手乾燥装置では、前記吐水部は、前記吐水口の位置を前記第一空気流路の中心軸方向に変化させる可動機構を備えることも好ましい。
この好ましい態様では、吐水部が可動機構を備えており、可動機構によって吐水口の位置が第一空気流路の中心軸方向に変化する。吐水口の位置がこのように変化すると、吐水口と噴出口との位置関係が変化する。吐水部から吐水された水は、第一空気流路を流れる空気の影響により、その吐水方向に対して垂直な種々の方向に飛び散りながら流れるが、その飛び散り方は、吐水口と噴出口との位置関係によって異なるものとなる。
例えば、吐水口の位置が噴出部よりも上流側である場合は水の飛び散り方が大きくなり、シャワー状に広がって吐水されることとなる。一方、吐水口の位置が湾曲部よりも下流側である場合は水の飛び散り方が小さくなり、ストレート状に吐水されることとなる。このため、可動機構によって吐水口の位置を変化させることにより、手洗いを行う使用者の要望に応じて吐水の態様を変化させることが可能となる。
本発明によれば、洗面台に設置され、使用者の手に空気を吹き付けて乾燥させる手乾燥装置であって、送風機を大型化させることなく、十分な流量の空気を使用者の手に吹き付けることができる手乾燥装置を提供することができる。
本発明の第一実施形態である手乾燥装置を洗面台に設置した状態を示す図である。 図1に示した手乾燥装置の全体構成を説明するための模式図である。 図1に示した手乾燥装置を切断した状態を示した斜視図である。 図1に示した手乾燥装置の一部を拡大して示した断面図である。 図1に示した手乾燥装置の一部を拡大して示した断面図である。 本発明の第二実施形態である手乾燥装置の一部を拡大して示した断面図である。 本発明の第二実施形態である手乾燥装置の一部を拡大して示した断面図である。 本発明の第二実施形態である手乾燥装置の一部を拡大して示した断面図である。 本発明の第二実施形態である手乾燥装置の一部を拡大して示した断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の第一実施形態である手乾燥装置を洗面台に設置した状態を示す図である。図1に示したように、洗面台Lは、表面が水平となるように形成されたカウンター部LCを有しており、カウンター部LCの中央部には、洗面時に水を溜める部分である洗面ボウル部LBが形成されている。洗面ボウル部LBは上面視楕円状であって、その表面が滑らかな曲面となるように、カウンター部LCの中央を窪ませることにより形成されている。
カウンター部LCのうち洗面ボウル部LBの奥側には、吐水口FHの吐水方向を洗面ボウル部LBに向けた状態で、水栓Fが立設している。水栓Fは、従来の洗面台に設置されるものと同様、吐水口FHから洗面ボウル部LBに向けて吐水するものである。本実施形態においては、手乾燥装置1の本体部10が、水栓Fと一体となって構成されている。
すなわち、水栓Fの吐水口FHは、吐水される水の出口であるだけではなく、使用者の手を乾燥させるための空気を吹き出す吹出口31でもある。このため、水栓Fは、吐水する水を供給するための上水道に接続されている他、吹き出す空気の流れを発生させるための送風機APにも接続されている。
図2は、手乾燥装置1の全体構成を説明するための模式図である。図2に示したように、手乾燥装置1のうち洗面台Lのカウンター部LCよりも下部には、送風機APが設置されている。送風機APは、手乾燥装置1の吹出口31から吹き出す空気の流れを発生させるための装置である。送風機APは、吹出口31から空気を吹き出す際において、図示しない制御装置からの送風開始信号を受けて内部のファンを動作させ、その上面に形成された空気供給部ASから空気を本体部10へと供給する。
カウンター部LCよりも下部において、空気供給部ASと手乾燥装置1の本体部10(水栓F)の下端とは、可撓性のホースからなる送風管ASPで接続されている。本体部10の内部には、その下端から長手方向に沿って形成された空気流路である第二空気流路20(図2においては図示を省略している)が形成されている。このため、送風機APの空気供給部ASから出た空気は、送風管ASPを通じて第二空気流路20に供給される。手乾燥装置1は、第二空気流路20に空気が供給されることにより、吹出口31から使用者の手に向けて空気を吹き出すものである。これについては後に詳しく説明する。
送風管ASPと本体部10との接続部近傍には、水供給配管WPが接続されている。水供給配管WPは、図示しない電磁弁を介して上水道に接続されている。本体部10には、吐水口FHに向かって水が流れる流路である内部水路IW(図2においては図示を省略している)が形成されており、本体部10の内部において、内部水路IWの一端と水供給配管WPとが接続されている。制御装置から開弁信号が送られることによって電磁弁が開かれると、上水道からの水が水供給配管WP、内部水路IWを通って流れた後、吐水口FH(吹出口31)から使用者の手に向けて吐水される。
続いて、図3及び図4を参照しながら、本体部10のうち吹出口31近傍における構造を説明する。図3は、吹出口31の近傍において手乾燥装置1を切断した状態を示した斜視図である。図4は、手乾燥装置1のうち吹出口31の近傍における一部を拡大して示した断面図である。図3に示したように、本体部10は、両端が外気に開放された直線状の空気の流路である第一空気流路30を有している。
第一空気流路30は、その上端に形成された開口である流入口32と、流入口32から下方に行くほど縮径するように形成された流路である漏斗部33と、漏斗部33の下端から更に下方に向かって延びる流路である主流路36とを有している。主流路36の下端には、使用者の手に向かって流れる空気の出口である吹出口31が形成されている。漏斗部33と主流路36とは、その中心軸が一致するように配置されている。このように、第一空気流路30は、流入口32から流入した外部の空気を、吹出口31から外部に吹き出すことができるように構成されている。
第一空気流路30を画定する壁面のうち、漏斗部33の下端部と主流路36の上端部との間には、開口部40が形成されている。開口部40は、流入口32から吹出口31に向かう方向(第一空気流路30の中心軸方向)とは垂直な方向に沿ってスリット状に開口した部分である。
第一空気流路30は、開口部40を介して第二空気流路20と接続されている。既に説明したように、第二空気流路20はその一端(下端)が送風管ASPに接続されている。また、図3、図4に示したように他端が開口部40に接続されている。このため、送風機APから供給された空気は、第二空気流路20を通った後、開口部40から第一空気流路30の内部に向けて噴出されることとなる。
主流路36は、その上端部(開口部40に隣接する端部)の近傍において湾曲部35が形成されている。湾曲部35は、主流路36を画定する壁面の一部であって、上方に行くほど拡径するように形成されている。主流路36の中心軸を通る面(すなわち、図4における切断面)において、湾曲部35の特定の点Aに接する接線と主流路36の中心軸とのなす角θが、点Aが開口部40に近い位置である程大きくなり(90度に近づき)、点Aが開口部40から遠い位置である程小さくなる(0度に近づく)ように、湾曲部35が形成されている。
湾曲部35の下端部(図4における符号B)よりも更に下方においては、主流路36は下方に行くほど拡径するように形成されている。すなわち、吹出口31に近い位置であるほど、その流路断面積が大きくなるように形成されている。
内部水路IWは、本体部10の内部のうち第二空気流路20よりも上部に形成されている水の流路であって、既に説明したように、内部水路IWはその一端(下端)が水供給配管WPに接続されている。また、図3、図4に示したように、内部水路IWの他端は、漏斗部33の上部において第二空気流路20の中心軸方向と略平行な向きに突出した後、下方に向けて屈曲した吐水部52を形成している。吐水部52の下端には、水の出口として開口した吐水口53を形成している。吐水部52は、その中心軸が主流路36の中心軸と一致している。このため、吐水口53から吐水された水は、主流路36の中心軸を通った後、吹出口31から洗面ボウルに向けて流れることとなる。その結果、既に述べたように、吹出口31は、水栓Fの吐水口FHとなっている。
尚、第一空気流路30のうち主流路36は、本体部10に対して螺号した状態で固定された流路壁ユニットFUの内部に形成されている。流路壁ユニットFUは、本体部10に形成された雌螺子部11と螺号する雄螺子部12が形成されており、主流路36の中心軸の周りに回転させることで、主流路36の中心軸に沿って移動することができる。すなわち、流路壁ユニットFUの位置を変化させることによって、スリット状に形成された開口部40の大きさ(開口度合い)を調整することが可能となっている。
続いて図5を参照しながら、手乾燥装置1から使用者の手に向けて空気を吹き出す際における、空気の流れについて説明する。図5は、手乾燥装置1のうち吹出口31の近傍における一部を拡大して示した断面図であって、図4と同一の断面を示している。
制御装置から送風機APに送風開始信号が送られると、送風機APは内部のファンを動作させて、第二空気流路20への空気の供給を開始する。送風機APから供給される空気は、送風機APの空気供給部ASから送風管ASPを通り、本体部10の第二空気流路20に供給される。このとき、第二空気流路20の内部における空気の流れを、図5では空気流AFL0として図示している。
第二空気流路20を通った空気は、開口部40を通り、第一空気流路30の内部に向けて噴出される。開口部40から噴射された直後における空気の噴射方向は、第一空気流路30の中心軸に対して垂直となっている。ここで、湾曲部35のうち開口部40の近傍の位置においては、湾曲部35に接する平面に略沿った方向に向けて空気が噴射されている。このため、開口部40から噴射された空気の大部分は、コアンダ効果によって湾曲部35の表面に沿って流れながら、次第にその流れ方向を変えて行く。
湾曲部35の下端においては、湾曲部35と主流路36の流路壁とが滑らかに繋がっており、第一空気流路30の流路壁面の法線方向は、当該部分において主流路36の中心軸と略垂直となっている。このため、開口部40から噴出され湾曲部35の表面に沿って流れる空気は、主流路36の流路壁に沿って吹出口31に向かって流れる。このような空気の流れを、図5では空気流AFL1として図示している。
主流路36の流路壁に沿った空気流AFL1が発生すると、主流路36の流路壁から離れた部分(主流路36の中心軸に近い部分)に存在する空気は粘性せん断応力を受けるため、空気流AFL1と同様に、吹出口31に向かって流れようとする。その結果、第一空気流路30の上流側において負圧が発生する。
第一空気流路30の上流側に形成された流入口32は外部に開放されているため、第一空気流路30の内部に負圧が生じると、当該負圧によって多量の空気が流入口32に引き込まれる。このような空気の流れを、図5では空気流AFL2として図示している。
流入口32に引き込まれた空気は、その後、第一空気流路30に流入し、吹出口31に向かって流れる。すなわち、開口部40から噴出されて湾曲部35の表面に沿って流れる空気(空気流AFL0の大部分である空気流AFL1)と、流入口32に引き込まれて第一空気流路30に流入した空気(空気流AFL2)とは、主流路36において合流した後、合わせて吹出口31に向かって流れた後、吹出口31から吹き出される。このような空気の流れを、図5では空気流AFL3として図示している。
以上のように、吹出口31から使用者の手に向かって流れる空気流AFL3は、送風機APから本体部10に供給される空気(空気流AFL0)に対し、外部から流入口32に引き込まれた空気(空気流AFL2)が加わった流れであるから、送風機APから本体部10に供給される空気(空気流AFL0)よりもその流量が大きくなっている。すなわち、手乾燥装置1は、送風機APが供給する空気の流量よりも大流量の空気を、吹出口31から使用者の手に向けて吹き出すことが可能となっている。
また、湾曲部35の下端部よりも下方において、主流路36は下方に行くほど拡径するように形成されている。すなわち、主流路36のうち開口部40の近傍は流路断面積が小さくなるように形成されており、そこから下流側に行くに従って、流路断面積が大きくなるように形成されている。
その結果、開口部40の近傍における流路断面積が比較的小さくなっているため、第一空気流路30の中心部(流路断面における中心部)の空気に対して効果的に粘性せん断力を加えることが可能となっている。また、開口部40から下流側に行くに従って流路断面積を大きく形成することによって、吹出口31の近傍における流路抵抗が低減されている。従って、第一空気流路30を通って吹出口31から吹き出す空気の流量が更に大きなものとなっている。
尚、本実施形態においては、スリット状に形成された開口部40は、第一空気流路30の中心軸の回りにおいて周状に連続した開口として形成されているが、本発明の効果を奏するためには、そのような形態に限られるものではない。
例えば、長辺と短辺からなる矩形の開口を、複数形成してもよい。この場合、長辺の長さが短辺の長さの5倍以上となっていれば、第二空気流路20から第一空気流路30に向けて噴出した空気の大部分が湾曲部35に沿って流れることにより、主流路36の壁面に沿って吹出口31に向かう空気の流れを形成することができる。
続いて、水栓Fからの吐水について、引き続き図5を参照しながら説明する。既に説明したように、水栓Fからの吐水は、第一空気流路30の上部に設けられた吐水部52から行われる。吐水部52には吐水口53が形成されており、吐水口53から吐水された水は主流路36の中心軸を通った後、吹出口31から洗面ボウルに向けて流れる。
本実施形態においては、制御装置は、吐水を開始する直前(電磁弁に対して開弁信号を送る直前)において、先ず送風開始信号を送風機APに送る。このため、送風機APから第二空気流路20への空気の供給が開始され、第一空気流路30には流入口32から吹出口31に向かって空気(空気流AFL3)が流れている状態となる。
その後、空気流AFL3が安定した状態となるタイミングで、制御装置は電磁弁に対して開弁信号を送り、吐水口53からの吐水を開始する。その結果、吐水口53から吐水された水は、流入口32から吹出口31に向かう空気の流れを貫きながら、空気と同じ向きに流れる。吐水口53から吹出口31に到達するまでの間において、水はその周囲を囲む空気の流れによって加速され、その流速が増加する。また、周囲を囲む空気の流れの影響により、水はその吐水方向に対して垂直な種々の方向に飛び散りながら(水が到達し得る範囲が下流に行くほど広がりながら)流れる。すなわち、使用者の手に対して、大きな流速の水を広範囲に当てることができるため、高い洗浄効果を得ることができる。
吐水部52は、その下端部において平面部54を有している。平面部54は、その法線方向が主流路36の中心軸方向(吐水部52からの吐水方向)に対して斜めとなるように形成されている。先に説明したように、吐水部52は内部水路IWの下流側端部であって、その中心軸が主流路36の中心軸と一致している部分であるから、平面部54は、吐水部52の先端部を斜めにカットして形成された面ともいうことができる。その結果、平面部54に形成された開口である吐水口53は、その内縁を含む平面が、吐水部52の吐水方向に対して斜めとなるように形成されている。
このような構成とすることによって、吐水部52から吐水される水は、吐水口53を通過する際において先ずその一側面のみが空気に触れた状態となり、その直後に全体が空気に触れた状態となって吐水される。その結果、吐水された水は吐水口53を通過する際に周囲の空気を巻き込み、気泡を多く含んだ状態となって流れる。気泡を多く含んだ水の流れは、水の流量自体が少なくても高い洗浄効果が得られる上、使用者の手に対して適度な刺激を与えることにより、使用者に心地よい洗浄感を感じさせることができる。
次に、本発明の第二実施形態である手乾燥装置1aについて説明する。手乾燥装置1aは、内部水路IWの下流側端部に形成された吐水部52aの形状のみにおいて手乾燥装置1と異なるものであり、他の構成については手乾燥装置1と共通している。
手乾燥装置1aの吐水部52aの構成について、図6を参照しながら説明する。図6は、手乾燥装置1aのうち吐水部52aの部分を拡大して示した断面図である。吐水部52aは、内部水路IWが漏斗部33の上部において第二空気流路20の軸方向と略平行な向きに突出した後、下方に向けて屈曲させることにより形成された部分である屈曲部70を有している。屈曲部70は、その中心軸が主流路36の中心軸と一致するように形成されている。
屈曲部70の先端における端面には、円筒形状に形成された固定筒60が取り付けられている。固定筒60は、その中心軸が屈曲部70の中心軸と一致するように配置されており。上端部が屈曲部70に固定されている。
固定筒60の内部には、第一可動筒61が配置されている。第一可動筒61は円筒形状に形成されており、その中心軸が固定筒60の中心軸と一致するように配置されている。第一可動筒61は、その外周面が固定筒60の内周面に接しており、固定筒60に対してその中心軸方向に沿ってスライドし、所定範囲を移動することが可能となっている。第一可動筒61の外周面にはストッパが形成されているため、第一可動筒61が固定筒60から抜け落ちてしまうことが防止されている。
第一可動筒61の内部には、第二可動筒62が配置されている。第二可動筒62は円筒形状に形成されており、その中心軸が第一可動筒61の中心軸と一致するように配置されている。第二可動筒62は、その外周面が第一可動筒61の内周面に接しており、第一可動筒61に対してその中心軸方向に沿ってスライドし、所定範囲を相対移動することが可能となっている。第二可動筒62の外周面にはストッパが形成されているため、第二可動筒62が第一可動筒61から抜け落ちてしまうことが防止されている。
第二可動筒62の内部には、第三可動筒63が配置されている。第三可動筒63は円筒形状に形成されており、その中心軸が第二可動筒62の中心軸と一致するように配置されている。第三可動筒63は、その外周面が第二可動筒62の内周面に接しており、第二可動筒62に対してその中心軸方向に沿ってスライドし、所定範囲を相対移動することが可能となっている。第三可動筒63の外周面にはストッパが形成されているため、第三可動筒63が第二可動筒62から抜け落ちてしまうことが防止されている。
第三可動筒63は、その下端において平面部65を有している。平面部65は、その法線方向が主流路36の中心軸方向(吐水部52aからの吐水方向)に対して斜めとなるように形成されている。平面部65には、内部水路IWからの水の出口である開口として吐水口66が形成されている。
以上のような構成によって、吐水部52aを構成する固定筒60、第一可動筒61、第二可動筒62、及び第三可動筒63は、吐水口66の位置を第一空気流路30の中心軸方向に沿って変化させることのできる可動機構を構成している。当該可動機構は、制御装置によって制御される図示しない駆動装置を有している。この駆動装置によって、固定筒60に対する第一可動筒61の位置、第一可動筒61に対する第二可動筒62の位置、第二可動筒62に対する第三可動筒63の位置がそれぞれ個別に変化するように駆動される結果、吐水口66の位置を所定の位置とすることが可能となっている。
本実施形態の手乾燥装置1aにおいては、上記可動機構によって吐水口66の位置を変化させることで、吐水口66から吐水された水が使用者の手に到達するまでの流れ(吐水方向に対して垂直な種々の方向への、水の飛び散り方)を変化させる。以下では、吐水口66の位置と水の流れとの関係について説明する。
図6は、吐水口66の位置が、その可動範囲の中で最も上端に位置する場合を示している。すなわち、第一可動筒61、第二可動筒62、及び第三可動筒63の全てが、それぞれの可動範囲の中で最も上端に位置している状態である。本実施形態においては、吐水口66から吐水せず、使用者の手に空気のみを吹き付けて使用者の手を乾燥させる場合においては、吐水口66が図6に示した位置となるように制御される。吐水口66の位置がその可動範囲の上端となることで、流入口32から主流路36に向けて流入する空気の流れを、第三可動筒63等の可動機構が妨げてしまうことが抑制される。このため、大きな流量の空気を吹出口31から吹き出すことができる。
図6の状態から第三可動筒63のみを下方に移動させた後、送風機APから空気を供給しながら吐水口66からの吐水を行っている状態を図7に示した。図7においては、吐水口66の位置が漏斗部33の下端近傍で且つ開口部40よりも上方(上流側)となっている。
このとき、図7に示したように、吐水口66から吐水された水WTは大きく広がりながら霧状となって流れる。これは、図7の吐水口66の位置においては、外部から流入口32に流入した空気の流れは吐水方向に対して垂直な速度成分を多く有しており、吐水された水WTがこのような空気の流れの影響を受けて広範囲に飛び散るためだと思われる。
図7の状態から、更に第二可動筒62を下方に移動させた後、送風機APから空気を供給しながら吐水口66からの吐水を行っている状態を図8に示した。図8においては、吐水口66の位置が湾曲部35の近傍で且つ開口部40よりも下方(下流側)となっている。
このとき、図8に示したように、吐水口66から吐水された水WTは図7よりも小さく広がりながら、粒状(図7に示した霧状の流れよりも水滴が小さい状態)となって流れる。これは、図8の吐水口66の位置においても、外部から流入口32に流入した空気の流れは吐水方向に対して垂直な速度成分を有しているが、かかる速度成分は開口部40よりも下方に行くほど小さくなっているためだと思われる。
図8の状態から、更に第一可動筒61を下方に移動させた後、送風機APから空気を供給しながら吐水口66からの吐水を行っている状態を図9に示した。図9においては、吐水口66の位置はその可動範囲の最下端となっており、湾曲部35よりも下方(下流側)となっている。
このとき、図9に示したように、吐水口66から吐水された水WTは殆ど広がることなく、ストレート状となって流れる。これは、図9の吐水口66の位置においては、外部から流入口32に流入した空気の流れはほぼ第一空気流路30の軸方向に沿った流れとなっており、吐水方向に対して垂直な速度成分を殆ど有していないためだと思われる。このため、吐水口66から吐水された水WTは、吐水方向にのみ加速されながら流れている。
以上のように、本実施形態に係る手乾燥装置1aでは、可動機構によって吐水口66の位置を第一空気流路30の中心軸方向に変化させることにより、手洗いを行う使用者の要望に応じて吐水の態様を変化させることが可能となっている。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1,1a:手乾燥装置
10:本体部
11:雌螺子部
12:雄螺子部
20:第二空気流路
30:第一空気流路
31:吹出口
32:流入口
33:漏斗部
35:湾曲部
36:主流路
40:開口部
52,52a:吐水部
53:吐水口
54:平面部
60:固定筒
61:第一可動筒
62:第二可動筒
63:第三可動筒
65:平面部
66:吐水口
70:屈曲部
AFL0,AFL1,AFL2,AFL3:空気流
AP:送風機
AS:空気供給部
ASP:送風管
F:水栓
FH:吐水口
FU:流路壁ユニット
IW:内部水路
L:洗面台
LB:洗面ボウル部
LC:カウンター部
WP:水供給配管
WT:水

Claims (6)

  1. 洗面台に設置され、使用者の手に空気を吹き付けて乾燥させる手乾燥装置において、
    空気が通り抜けるように両端が外部に開放された流路であって、一端側に形成された空気の入口である流入口と、他端側に形成された空気の出口である吹出口と、前記流入口から前記吹出口まで空気が通る空間を画定する流路壁と、を有する第一空気流路と、
    前記流路壁において、前記流入口から前記吹出口へ向かう方向に対して垂直な方向に沿うように形成されたスリット状の開口部を有し、前記開口部から前記第一空気流路の内部に向けて空気を噴出する噴出部と、
    前記噴出部から噴出する空気の流れを発生させる送風機と、
    前記送風機と前記噴出部とを繋ぐ第二空気流路と、を備え、
    前記第一空気流路のうち前記噴出部よりも下流側において、前記流路壁の内面が湾曲している湾曲部が形成されており、
    前記湾曲部は、前記噴出部から噴出した空気の少なくとも一部が前記湾曲部に沿って流れた後、前記流路壁に沿って前記吹出口に向かうように形成され
    前記第一空気流路は、前記噴出部よりも下流側において、前記吹出口に近い位置であるほど流路断面積が大きくなるように形成されていることを特徴とする手乾燥装置。
  2. 前記流入口から前記吹出口に向かって前記第一空気流路の内部を水が通過するように吐水する吐水部を備えることを特徴とする、請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 前記噴出部から空気を噴出している状態で、前記吐水部から吐水することを特徴とする、請求項に記載の手乾燥装置。
  4. 前記吐水部は、前記第一空気流路の流路断面における中心に向けて吐水することを特徴とする、請求項又は請求項に記載の手乾燥装置。
  5. 前記吐水部は、水の出口として開口した吐水口を有しており、前記吐水口の内縁を含む平面が、前記吐水部の吐水方向に対して斜めとなるように形成されていることを特徴とする、請求項乃至請求項のいずれか一項に記載の手乾燥装置。
  6. 前記吐水部は、前記吐水口の位置を前記第一空気流路の中心軸方向に変化させる可動機構を備えることを特徴とする、請求項に記載の手乾燥装置。
JP2012016531A 2012-01-30 2012-01-30 手乾燥装置 Expired - Fee Related JP5928980B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012016531A JP5928980B2 (ja) 2012-01-30 2012-01-30 手乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012016531A JP5928980B2 (ja) 2012-01-30 2012-01-30 手乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013153922A JP2013153922A (ja) 2013-08-15
JP5928980B2 true JP5928980B2 (ja) 2016-06-01

Family

ID=49049732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012016531A Expired - Fee Related JP5928980B2 (ja) 2012-01-30 2012-01-30 手乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5928980B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180049913A (ko) * 2016-11-04 2018-05-14 엘지전자 주식회사 블로워
KR20220028828A (ko) * 2020-08-31 2022-03-08 엘지전자 주식회사 건조장치

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0634836Y2 (ja) * 1988-01-11 1994-09-14 三井造船株式会社 コアンダ式流体噴射装置
JP2629508B2 (ja) * 1991-12-16 1997-07-09 株式会社イナックス 水栓装置
JP2002275603A (ja) * 2001-03-16 2002-09-25 Kobe Steel Ltd 熱処理型アルミニウム合金押出材のプレス焼入れ方法及びプレス焼入れ用冷却装置
JP2006192250A (ja) * 2004-12-15 2006-07-27 Inax Corp 手乾燥装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013153922A (ja) 2013-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5968468B2 (ja) シャワー便器用のシャワーアーム
JP3747323B1 (ja) シャワーノズル
TW201720356A (zh) 吐水裝置
JP2014508592A (ja) シャワーヘッド
JP2018167164A (ja) 吐水装置
US20190153713A1 (en) Flush toilet
JP5928980B2 (ja) 手乾燥装置
US9421561B2 (en) Water spouting device
JP6674621B2 (ja) 吐水装置
JP6501871B2 (ja) ハンドドライヤー
WO2014073124A1 (ja) 衛生洗浄装置
JP2007151858A (ja) 手乾燥装置
JP5821081B2 (ja) 節水型の散水吐水装置及びこれを用いた水栓
JP2013144093A (ja) 吐水装置
JP6236751B1 (ja) 吐水装置
KR101427165B1 (ko) 샤워기 헤드
CN109972700B (zh) 吐水装置
JP6315248B2 (ja) 吐水装置
JP2013153921A (ja) 洗面台
JP5660281B2 (ja) 吐水装置
JP4424036B2 (ja) 固定シャワー装置
JPH0519419Y2 (ja)
JP2018166685A (ja) 吐水装置
JP6315247B2 (ja) 吐水装置
JP2010115322A (ja) 打たせ湯ノズル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160417

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5928980

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees