JPH11299686A - 手乾燥装置 - Google Patents

手乾燥装置

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JPH11299686A
JPH11299686A JP13140398A JP13140398A JPH11299686A JP H11299686 A JPH11299686 A JP H11299686A JP 13140398 A JP13140398 A JP 13140398A JP 13140398 A JP13140398 A JP 13140398A JP H11299686 A JPH11299686 A JP H11299686A
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JP
Japan
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air
hand
blown
water
supply means
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Pending
Application number
JP13140398A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Haraga
一博 原賀
Yuzuru Nakamura
譲 中村
Mitsuo Rikimaru
光生 力丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP13140398A priority Critical patent/JPH11299686A/ja
Publication of JPH11299686A publication Critical patent/JPH11299686A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カウンター上を清潔に保つとともに使用者に
不快感を与えることのない手乾燥装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 洗面器等が組み込まれるカウンターに配
設される手乾燥装置であって、濡れた手を挿入する手挿
入部と、濡れた手を乾燥するための空気を供給する空気
供給手段と、空気供給手段から送られた空気を吹き出す
空気吹出ノズルと、空気吹出ノズルから吹き出された空
気により吹き飛ばされる手に付着した水滴等を受ける水
受部と、水受部から水滴等を排出する排出部と、排出部
から空気供給手段へ向かう空気の循環路とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カウンターに配設
してタオル等を用いることなく手を乾燥させることがで
きる手乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の手乾燥装置として例えば
特開平3ー26222号に記載されているものが知られ
ている。
【0003】このものは、温風吹出ノズルを手洗い器が
組み込まれたカウンター上に設置するとともに、この温
風吹出ノズルを覆うカバーを開放可能にカウンター上に
設けて、温風吹出ノズルから吹き出される温風により濡
れた手を乾燥させるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のような構成では、温風により吹き飛ばされた水滴等
がカバーに遮られてカバーを伝って下方に流れるが、こ
の流れた水滴等を排出する機構が無いため、連続して使
用されると水滴等がカウンター上に流出し、カウンター
が汚れてしまう恐れがあった。
【0005】上記した問題をなくすには、排水口を設け
て水滴等を排出するようにすればよいが、この場合にお
いても、温風吹出ノズルから吹き出された温風の一部が
外部に流れて使用者に当たり髪を乱す等の不快感を使用
者に与えたり、カバーに付着した水滴等をカウンター上
等に飛び散らしてカウンター等を汚してしまう恐れがあ
る。
【0006】本発明は、上記問題点を解消し、カウンタ
ー上を清潔に保つとともに使用者に不快感を与えること
のない手乾燥装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】本発
明は、洗面器等が組み込まれるカウンターに配設される
手乾燥装置であって、濡れた手を挿入する手挿入部と、
濡れた手を乾燥するための空気を供給する空気供給手段
と、空気供給手段から送られた空気を吹き出す空気吹出
ノズルと、空気吹出ノズルから吹き出された空気により
吹き飛ばされる手に付着した水滴等を受ける水受部と、
水受部から水滴等を排出する排出部と、排出部から空気
供給手段へ向かう空気の循環路とを備えてなることを特
徴としている。
【0008】この構成によれば、空気吹出ノズルから吹
き出された空気によって吹き飛ばされた水滴等が水受部
に付着し、付着して流れる水滴等は吹き出された空気と
一緒に強制的に排出部より排出されるとともに、吹き出
された空気は空気供給手段へと流れるので、水滴等が吹
き出された空気によってカウンター上に飛び散ることが
なく、水滴等によりカウンター上が汚れるといった問題
や、吹き出された空気の一部が外部に流れて使用者に当
たり髪を乱す等の不快感を使用者に与えるといった問題
がない。
【0009】また、循環路に、排出部から流れ込んだ水
分と空気とを分離する気水分離手段を設ければ、強制的
に排出される水滴等が空気供給手段に流れて、空気供給
手段が故障したり、破損するといった悪影響を及ぼすこ
とがない。
【0010】更に、気水分離手段に、分離した水分を排
出する排出路を接続し、排出路に空気供給手段の駆動時
に連動して閉動作する開閉弁を設ければ、排出路からの
空気の逆流を防止することが出来、クリーンな空気を空
気供給手段に供給することが出来る。
【0011】また、空気吹出ノズルは、カウンターの奥
側を向き且つ上向きの空気吹出軸線を持つことを特徴と
しているので、手を乾燥するための空気は使用者から離
れる方向に吹き出されることになり、吹き出された空気
によって飛散する水滴等が使用者にかかることがなく、
また、上向きに空気が吹き出されるので、使用者は手の
位置を高くすることが出来、腰を屈めることなく楽な姿
勢で手を乾燥することが出来る。
【0012】また、空気吹出ノズルに対向する部位に、
吹き飛ばされた水滴等の飛散を防止する飛散防止部を設
けているので、吹き飛ばされた水滴等がカウンター奥の
壁面や壁面に設けられた鏡等に付着することがなく、衛
生性が向上する。
【0013】また、空気供給手段は高圧空気を供給する
ようにすれば、ヒーター等の発熱手段を用いなくても短
時間で手を乾燥することが出来、構造が簡単で、且つ安
価な手乾燥装置を提供することが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は、本発明の手乾燥装置
をカウンターに配設した平面図であり、図2は要部を示
す概略断面図である。
【0015】図1において、手乾燥装置Aは洗面器Cが
組み込まれたカウンターBの右側に適切な距離を置いて
配設されている。尚、手乾燥装置Aは洗面器Cの左側に
適切な距離を置いて配設してもよく、任意であり、例え
ば洗面器Cが複数設置されている現場においては、洗面
器Cと洗面器Cの間に配設するようにしてもよい。
【0016】そして、手乾燥装置Aは図2に示すよう
に、濡れた手を挿入する手挿入部3と、カウンターB下
方の内部空間に配設されて高圧空気を供給する空気供給
手段1と、空気供給手段1に連絡された空気吹出部2
と、空気吹出部2から吹き出された空気により吹き飛ば
される手に付着した水滴等を受ける水受部4と、水受部
4からの水滴等を排出する排出部5と、排出部5からの
空気を空気供給手段1に循環する循環路9とから構成さ
れている。
【0017】手挿入部3には、カウンターBの手前側に
開設した開口18に空気吹出ノズル2を設けており、こ
の空気吹出ノズル2がカウンターB下方空間に配設した
図示しないモータ、モータにより駆動されるファンで構
成される空気供給手段1に連絡されている。
【0018】そして、空気吹出ノズル2は、空気供給手
段1から送られてきた空気をカウンターBの奥側を向き
且つ上向きに吹き出すように構成させている。
【0019】このように構成することによって、使用者
は腰を無理に屈めることなく楽な姿勢で濡れた手を乾燥
することが出来る。
【0020】また、手挿入部3の底部に設けた水受部3
には、その最下面部に排出口11を設けており、この排
出口11に排出管12を連接してある。而して、排出口
11と排出管12とで排出部5が構成される。
【0021】そして、この排出管12に気水分離手段6
が連絡されており、この気水分離手段6が吸気管13を
介して空気供給手段1に連絡されている。而して、排出
口11、排出管12、気水分離手段6、吸気管13で循
環路9が構成される。
【0022】また、気水分離手段6には、その最下端部
に排水路7が接続されており、排水路7に空気供給手段
1の駆動で閉止する開閉弁8が設けられている。
【0023】また、手挿入部3には、空気吹出ノズル2
の下方部に手検知センサ14と、空気吹出ノズル2の対
向する側に、空気吹出ノズル2から吹き出された空気を
受け止めるような形で、水受部4に連接して上方に延出
させた飛散防止部10を設けている。
【0024】そして、手挿入部3の外郭に形成したリム
部15が、カウンターBに設けた開口16を覆うように
カウンターB上に設置される。
【0025】したがって、手乾燥装置Aを構成する部分
の殆どがカウンターB下方空間に内蔵されることにな
り、カウンターB上には突出部が殆どないので、外観の
見栄えが良くなるとともに、邪魔にならないので使用勝
手が向上する。
【0026】前述するように構成された手乾燥装置Aの
作動を以下に詳述する。
【0027】使用者が濡れた手を手挿入部3に挿入する
と、手検知センサ14により手を検出し、図示しない制
御部により空気供給手段1を駆動させて空気吹出ノズル
2から高圧空気が吹き出される。
【0028】そして、吹き出された高圧空気により手に
付着した水滴等が吹き飛ばされて飛散防止部10に付着
するが、排出部5と空気供給手段1とが循環路9により
連絡されているので、付着した水滴等と吹き出された空
気が強制的に水受部4上を流れて、排出口11、排出管
12を通って気水分離手段6へと流れ込む。
【0029】流れ込んだ水滴等と空気は、気水分離手段
6で水滴等と空気とに分離され、空気のみが吸気管13
を通って空気供給手段1に吸入されて、その吸入された
空気が空気供給手段1により空気吹出ノズル2に供給さ
れ、空気吹出ノズル2から手挿入部3に吹き出される。
【0030】このように、図2の矢印で示すように、空
気のみが循環することになる。したがって、水滴等が吹
き出された空気によってカウンターB上に飛び散ること
がなく、水滴等によりカウンターB上が汚れるといった
問題や、吹き出された空気の一部が外部に流れて使用者
に当たり髪を乱す等の不快感を使用者に与えるといった
問題がなくなる。
【0031】また、気水分離手段6により水滴等と空気
とに分離されるので、強制的に排出される水滴等が空気
供給手段1に流れて、空気供給手段1が故障したり、破
損するといった悪影響を及ぼすことがない。
【0032】また、空気供給手段1が駆動すると、図示
しない制御部により排水路7に設けられた開閉弁8が閉
じられる。
【0033】したがって、排水路7からの空気の逆流を
防止することが出来、クリーンな空気を空気供給手段1
に供給することが出来る。
【0034】上述した内容はあくまで本発明の一実施形
態に関するものであって、本発明が上記内容のみに限定
されることを意味されるものでない。例えば、空気供給
手段1の上流側にヒータ等の発熱手段を配設して空気吹
出ノズル2から温風を吹き出すようにしてもよい。
【0035】また、手検知センサ14は、飛散防止部1
0の前面側等に設けてもよいし、カウンターB手前側下
方部に設けられた垂れ下がり部17に設けて人体を検出
するようにしても良い。
【0036】また、気水分離手段6と吸気管13とを別
体で構成したが、一体的に構成することも出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手乾燥装置をカウンターに配設した平
面図。
【図2】本発明の手乾燥装置の要部を示す概略断面図。
【符号の説明】
A…手乾燥装置 B…カウンター C…洗面器 1…空気供給手段 2…空気吹出ノズル 3…手挿入部 4…水受部 5…排出部 6…気水分離手段 7…排水路 8…開閉弁 9…循環路 10…飛散防止部 11…排水口 12…排出管 13…吸気管 14…手検知センサ 15…リム部 16…開口 17…垂れ下がり部 18…開口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗面器等が組み込まれるカウンターに配
    設される手乾燥装置であって、濡れた手を挿入する手挿
    入部と、濡れた手を乾燥するための空気を供給する空気
    供給手段と、該空気供給手段から送られた空気を吹き出
    す空気吹出ノズルと、該空気吹出ノズルから吹き出され
    た空気により吹き飛ばされる手に付着した水滴等を受け
    る水受部と、該水受部から水滴等を排出する排出部と、
    該排出部から前記空気供給手段へ向かう空気の循環路と
    を備えてなることを特徴とする手乾燥装置。
  2. 【請求項2】 前記循環路に、前記排出部から流れ込ん
    だ水分と空気とを分離する気水分離手段を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の手乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記気水分離手段に、分離した水分を排
    出する排出路を接続し、該排出路に前記空気供給手段の
    駆動時に連動して閉動作する開閉弁を設けたことを特徴
    とする請求項2記載の手乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記空気吹出ノズルは、前記カウンター
    の奥側を向き且つ上向きの空気吹出軸線を持つことを特
    徴とする請求項1乃至3記載の手乾燥装置。
  5. 【請求項5】 前記空気吹出ノズルに対向する部位に、
    吹き飛ばされた水滴等の飛散を防止する飛散防止部を設
    けてなることを特徴とする請求項4記載の手乾燥装置。
  6. 【請求項6】 前記空気供給手段は高圧空気を供給する
    ことを特徴とする請求項1乃至5記載の手乾燥装置。
JP13140398A 1998-04-23 1998-04-23 手乾燥装置 Pending JPH11299686A (ja)

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JP13140398A JPH11299686A (ja) 1998-04-23 1998-04-23 手乾燥装置

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JPH11299686A true JPH11299686A (ja) 1999-11-02

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ID=15057169

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009247397A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Koito Ind Ltd 手乾燥装置
WO2011009156A1 (en) * 2009-07-23 2011-01-27 Wright, Kerrie Dorothy Apparatus for washing and drying hands

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009247397A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Koito Ind Ltd 手乾燥装置
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