JPH0242231Y2 - - Google Patents

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JPH0242231Y2
JPH0242231Y2 JP16928785U JP16928785U JPH0242231Y2 JP H0242231 Y2 JPH0242231 Y2 JP H0242231Y2 JP 16928785 U JP16928785 U JP 16928785U JP 16928785 U JP16928785 U JP 16928785U JP H0242231 Y2 JPH0242231 Y2 JP H0242231Y2
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hand
water
water supply
wash water
hand wash
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、手洗水の吐出を電気的に制御する手
洗水吐出装置を備える手洗機に関する。
(従来の技術) 従来、この種の手洗機として第10図に示す実
開昭59−47779号公報のものが知られている。
第10図のものについて説明すると、手洗器本
体Aの上方に配備した手洗水吐出ノズル1と給水
源を連絡する手洗水供給管路2の途中に開閉弁5
を設けた手洗水吐出装置Bを備え、その開閉弁5
の開閉を、該手洗水吐出装置Bと共に備えられた
水石けん吐出装置Cの開閉弁36の開閉及び乾燥
装置Dの送風フアン駆動モーター37と共に、タ
イマーにより電気的に制御するもので、手洗水吐
出装置は開閉弁を開けることにより、洗浄水供給
圧力に応じた圧力で洗浄水が吐出ノズルから吐出
される。
即ち、このものは、手洗水の供給圧力の変動に
より手洗水の吐出流量も変動し、流量が安定しな
いばかりでなく、圧力が高い場合、水の飛び跳ね
が生じる。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとする問題点は、洗浄水吐
出ノズルからの洗浄水吐水量に対する洗浄水供給
圧変動の影響をなくすことである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案が講ずる技
術手段は、手洗器本体上方に手洗水吐出ノズルを
配備すると共にこの手洗水吐出ノズルを給水源に
連絡する手洗水供給管路に起動部の起動信号に基
づき電気的に制御されて開閉する開閉弁を設けた
手洗水吐出装置を備える手洗機において、上記手
洗水供給管路に定流量弁を装備するものである。
(作用) 而して、本考案の上記技術的手段によれば、洗
浄水の供給圧力が上昇しても定流量弁の下流側に
は常に一定量の洗浄水が供給されて洗浄水吐出ノ
ズルから吐出される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。
この実施例は、手洗機が手洗器本体A、手洗水
吐出装置B、水石けん吐出装置C、乾燥装置D及
びボール洗浄装置Eを備えるもので、これらがケ
ーシング6内に収められて1個のユニツト状に構
成されている。
手洗器本体Aは、背面部上端から前面部中途部
に亘つて斜め上向きに開口するボール部7を有
し、該ボール部7の底部には排水口8が開設され
ている。
また、手洗器本体Aは、ボール部7の開口内周
面に沿つて、下面に多数の流水孔9を開穿した通
水リム10が形成される。
上記手洗器本体Aは取付枠11に取付固定さ
れ、排水口8には排水管12が接続される。
ケーシング6は取付枠11に取りつけられて、
手洗器本体Aを取付枠11共々覆つており、その
前面部には手洗器本体Aのボール部7開口に対応
して開設された手差し込み用の開口部13を有す
る。
手差し込み用の開口部13はボール部7の開口
より小さく、その開口縁には内方へ折曲されて通
水リム10内側に延び、ケーシング6と手洗器本
体Aとの隙間を隠す筒状部14が形成され、該筒
状部14に起動部3を構成する光電検出器を装着
する。
光電検出器3は投射光線が使用者の体等に当た
つて反射する反射光線を受光することにより、使
用者の存在を感知する従来周知の反射型光電検出
器で、手洗のために開口部14からボール部に挿
入される手を感知し得るように設けられ、手を感
知すると起動信号を制御部15に送り、制御部1
5を介して上記各装置を作動させる。
一方前述の取付枠11は上部が手洗器本体Aの
背後を通つて手洗器本体A上方迄伸びており、上
端部には取着プレート16が設けられる。
取着プレート16は、手洗器本体Aの上方に略
水平に伸び、その上面に水石けん吐出装置Cの水
石けん容器17と乾燥装置Dの温風発生機18を
載置固定すると共に手洗水吐出装置Bの手洗水吐
出ノズル1、水石けん吐出装置Cの水石けん吐出
ノズル19乾燥装置Dの温風吹き出しノズル20
を夫々ボール部7に臨ませて取着する。
手洗水吐出装置Bは、手洗水吐出ノズル1、該
ノズル1を給水源に連絡する手洗水供給管路2、
該管路2途中に設けた開閉弁4と加熱タンク21
を備え、開閉弁4を開弁させることにより加熱タ
ンク21内の湯を押し出してこの湯を手洗水吐出
ノズル1から洗浄水として吐出するように構成す
る。
上記開閉弁4は電磁フラツシユバルブにて構成
し、起動部3の起動信号に基づいて制御部15に
よりその開閉を制御される。
また、手洗水吐出装置Bは、開閉弁4より上流
側に位置せしめて、手洗水供給管路2に定流量弁
5を装備する。
定流量弁5は、手洗水供給管路2内に挿入装着
されるハウジング22、ハウジング22内に掛着
される芯部材23と弾性Oリング24とからな
り、上記ハウジング22は円筒状に形成され、管
路2内に挿入した状態において上流側となる開口
端部には芯部材23掛着用の段部25有し、下流
側となる開口端部にはOリング24掛着用の段部
26を有する。
また芯部材23は弾頭状に形成され後端部に通
水孔27を穿設した鍔28を有すると共に周面に
は放射状に突出して軸方向に伸びる突起29を有
し、上記鍔28とハウジング22の芯部材掛着用
の段部25とによりハウジング22内に掛着さ
れ、先端部がOリング掛着用段部26内周に遊嵌
状に挿通してハウジング22から突出する。
一方Oリング24はハウジング22内周面と芯
部材23外周面との間に遊嵌状に嵌め込まれ、ハ
ウジング22のOリング掛着用段部26に掛止さ
れる。
而して、この定流量弁5は手洗水供給管路2内
に挿入装着され、管路2を流動する手洗水は通水
孔27を抜け、芯部材23とOリング24との間
の間隙30を通り、更にOリング掛着用段部26
と芯部材23との間隙31を経て下流側へ流動す
る。
この際、手洗水の供給圧が低い場合若しくは通
常の場合には第6図及び第7図に示すようにOリ
ング24の変形はなく、Oリングと芯部材23と
の間隙30は所定の通水面積を保つているが給水
圧が高くなるとその圧力によりOリング24は第
8図及び第9図に示すように段部26に押圧され
て圧潰変形し、Oリング24と芯部材23との間
隙30の通水面積が減少する。
そして、Oリング24の変形は圧力が大きくな
る程大きくなり、それに伴なつて間隙30の通水
面積が減少し、通水量は絞られる。
即ちこの定流量弁5は給水圧力の変動に係りな
く、常に一定量の洗浄水を下流側に供給する。
従つて、この実施例のように手洗水吐出装置B
が手洗水供給管路2に加熱タンク21を備え、手
洗水として湯を吐出するように構成したものであ
つても、手洗水の供給圧力上昇による加熱タンク
21の内圧上昇は防止されるをもつて、加熱タン
ク21の寿命が長くなり、また供給圧力上昇によ
り多量の水が供給され過ぎ加熱能力をオーバーし
てしまうこともない。
水石けん吐出装置Cは水石けん容器17、水石
けん吐出ノズル19、上記容器17とノズル19
とを連絡する水石けん供給管32及び水石けん供
給管32中途に配備した電磁ポンプ33からな
り、起動部3の起動信号に基づいて制御部15に
制御される電磁ポンプ33の作動により、水石け
んを容器17からノズル19に送り、これを該ノ
ズル19から吐出して手洗用に供するものであ
る。
乾燥装置Dは送風フアンと加熱ヒーターを備え
た従来周知の温風発生機18と、これに連絡した
温風吹き出しノズル20とからなり、起動部3の
起動信号に基づき制御部15に制御される温風発
生機18の作動により、上記ノズル20から温風
を吹き出し、手洗後の濡れた手の乾燥に供するも
のである。
ボール洗浄装置Eは、手洗器本体Aのリム通水
路10、リム通水路10と給水源を連絡する洗浄
水供給管路34(図示例では手洗水供給管路2か
ら定流量弁5の上流側において分岐せしめて形成
されている)、洗浄水供給管路34途中に設けら
れた電磁フラツシユバルブ35とからなり起動部
3の起動信号に基づき制御部15で制御される電
磁フラツシユバルブ35の作動によりボール面7
aに洗浄水を流すものである。
また、このボール洗浄装置Eの洗浄水供給管路
34にも手洗水供給管路2同様の定流量弁5が設
けられている。
以上の説明では、手洗水吐出装置Bは、手洗水
供給管路2に加熱タンク21を装備し、手洗水と
して温水を吐出するように構成した、加熱タンク
21を除去し、冷水を吐出するように構成するこ
とも任意である。
また、起動部3も光電検出器等の感知装置に限
定されず、手動で操作する押ボタンスイツチとす
ることも可能である。
(効果) 本考案は上記の構成であるから以下の利点を有
する。
(1) 手洗水吐出装置の手洗水供給管に定流量弁を
装備したので、圧力の変動に係わらず、常に一
定流量の手洗水が供給されて吐出流量が安定
し、使い易い。
(2) 手洗水の供給圧力が高くても一定流量以上で
は吐出されないので、水の飛び超ねがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す手洗機の正面
図でケーシングを縦断して示してある。第2図は
平面図でケーシングを横断して示してある。第3
図は第2図の−線断面図、第4図は第2図の
−線断面図、第5図は手洗水吐出装置とボー
ル洗浄装置の給水系統を示す説明図、第6図は定
流量弁の拡大断面図で、手洗水の供給圧力が低圧
若しくは通常の圧力のときの状態を示す。第7図
は第6図の−線断面図、第8図は手洗水の供
給圧力が高圧のときの状態を示す定流量弁の拡大
断面図、第9図は第8図の−線断面図、第1
0図は従来の手洗機の一例を示す模式的断面図で
ある。 A:手洗器本体、B:手洗水吐出装置、1:手
洗水吐出ノズル、2:手洗水供給管路、3:起動
部、4:開閉弁、5:定流量弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 手洗器本体上方に手洗水吐出ノズルを配備する
    と共にこの手洗水吐出ノズルを給水源に連絡する
    手洗水供給管路に起動部の起動信号に基づき電気
    的に制御されて開閉する開閉弁を設けた手洗水吐
    出装置を備える手洗機において、上記手洗水供給
    管路に定流量弁を装備してなる手洗機。
JP16928785U 1985-11-02 1985-11-02 Expired JPH0242231Y2 (ja)

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JP16928785U JPH0242231Y2 (ja) 1985-11-02 1985-11-02

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JPS6278190U JPS6278190U (ja) 1987-05-19
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JP2504216Y2 (ja) * 1989-05-26 1996-07-10 株式会社イナックス 水洗小便器
JP5506454B2 (ja) * 2010-02-26 2014-05-28 株式会社Lixil 流量制御弁

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