JPH0615583Y2 - 手洗乾燥機 - Google Patents

手洗乾燥機

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JPH0615583Y2
JPH0615583Y2 JP1986058171U JP5817186U JPH0615583Y2 JP H0615583 Y2 JPH0615583 Y2 JP H0615583Y2 JP 1986058171 U JP1986058171 U JP 1986058171U JP 5817186 U JP5817186 U JP 5817186U JP H0615583 Y2 JPH0615583 Y2 JP H0615583Y2
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JP
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hand
heater
hand washing
temperature
washing water
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JP1986058171U
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隆夫 池永
俊文 重松
邦博 河内
正己 飯田
龍美 浜中
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は手洗水を吐出して手を洗浄する手洗水吐出装置
と、温風を吹き出して濡れた手を乾燥させる乾燥装置と
をケーシング内に収めて配備する手洗乾燥機、に関す
る。
〈従来の技術〉 従来、この種の手洗乾燥機としては手動により手洗水を
吐出させ温風を吹き出すもの,手洗乾燥機を使用する人
を感知して自動的に手洗水を吐出させ温風を吹き出すも
の等種々の構造が知られているが、例えば後者の代表的
なものとして第5図に示す実開昭59−47779号公報のも
のがある。
この第5図のものは手洗器(101)内に使用者が手洗を挿
入すると、感知部(102)が感知してタイマーを作動し手
洗用電磁便(103)を一定時間開弁することにより給水源
から所定量の手洗水を吐出すると共に、該手洗水吐出の
後に送風ファン(104)及び加熱ヒーター(105)に一定時間
通電することにより温風を一定時間吹き出すようになっ
ている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、第5図のものは気温が0℃以下になると、上記
手洗用電磁便(103)の上流側に位置する手洗水供給管(10
6)内の手洗水が凍結して膨張し、該供給管(106)が破裂
するという問題がある。
本考案は従来技術の有するこのような問題点に鑑みなさ
れたものであり、その目的とするところは、手洗水供給
管内の手洗水の凍結を防止することである。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解消するために本考案が講ずる技術的手段
は、手洗水を手洗器内に吐出する手洗水吐出装置と、加
熱ヒーター及び送風ファンの作動により温風を手洗器内
に吹き出す乾燥装置をケーシング内に収納配備した手洗
乾燥機において、室温検知器と、該室温検知器の検知温
度が設定温度以下になった時出力して前記加熱ヒーター
及び送風ファンを作動させる凍結防止回路を備えること
を特徴とするものである。
〈作用〉 本考案は室内の温度が設定温度以下になり、室温検知器
がそれを検知すると凍結防止回路が出力して加熱ヒータ
ー及び送風ファンを作動させることにより、温風を吹き
出してケーシング内の温度を上昇させるものである。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は第1図に示す如く手洗器(1)をケーシン
グ(2)内に載置固定すると共に該ケーシング(2)内
に、感知部(3)による使用者の感知に基づいてその作
動を制御部(4)により電気的に制御される手洗水吐出
装置(5)と乾燥装置(6)を配備した場合を示すもの
である。
手洗器(1)は陶磁器や合成樹脂等により略すり鉢状に
形成して内部にボール部(1a)を形成すると共に、その上
面から前面中途部に亙って斜め上向きに開口し、底面に
は排水口(図示せず)を開穿してこれに排水管(1b)を接
続する。
ケーシング(2)はその前面部に手洗器(1)のボール
部(1a)を開口に対応して手差し込み用の開口部(2a)を開
設し、該開口部(2a)はボール部(1a)の開口より小さく、
その開口縁には内方へ折曲されて通水リム(1c)内側に延
び、ケーシング(2)と手洗器(1)との隙間を隠す筒
状部(2b)が形成され、該筒状部(2b)に感知部(3)を構
成する光電検出器を、その投射光線が開口部(2a)を横断
して手洗いのために開口部(2a)からボール部(1a)内に挿
入される手に当るように装着する。
手洗水吐出装置(5)は給水源に連絡する手洗水供給管
(5a)と、この手洗水供給管(5a)の中途部に設けた電磁フ
ラッシュバルブ(5b)及び加熱タンク(5c)と、手洗水供給
管(5a)先端にボウル部(1a)内へ臨むように取付けた手洗
水吐出用シャワーノズル(5d)とからなり、後述する制御
部(4)からの指令で上記電磁フラッシュバルブ(5b)に
通電して設定時間開弁させることにより、加熱タンク(5
c)内に貯溜された湯を押し出しシャワーノズル(5d)から
シャワー状に吐出して手洗用に供するものである。
乾燥装置(6)は加熱ヒーター(6a)及び送風ファン(6b)
を内装した温風発生機(6c)と、この温風発生機(6c)の出
口に接続した送風管(6d)と、この送風管(6d)先端にボー
ル部(1a)内へ臨むように取付けた温風吹き出しノズル(6
e)とからなり、制御部(4)からの指令で前記手洗水吐
出装置(5)の作動終了後、上記加熱ヒーター(6a)及び
送風ファン(6b)に設定時間通電することにより、温風吹
き出しノズル(6e)から温風を吹き出して手洗後の濡れた
手の乾燥に供するものである。
温風発生機(6c)はその外面に開設した吸気口(6f)に網(6
g)を装着して温風発生機(6c)内への異物の侵入を防止す
ることにより、加熱ヒーター(6a)との着火や送風ファン
(6b)のモーターロックが生じないようにすると共に、本
実施例の場合は加熱ヒーター(6a)を複数例えばヒーター
I(6a1)、ヒーターII(6a2)及びヒーターIII(6a3)に三分
割してこれら三者を制御部(4)に電気的に接続させ
る。
制御部(4)は上記感知部(3)、手洗水吐出装置
(5)の電磁フラッシュバルブ(5b)、乾燥装置(6)の
加熱ヒーター(6a)及び送風ファン(6b)に夫々電気的に接
続すると共に電源とも電気的に接続し、手洗いのために
開口部(2a)からボール部(1a)内に挿入した手を感知部
(3)が感知すると、所定の信号を発生して電磁フラッ
シュバルブ(5b)、加熱ヒーター(6a)及び送風ファン(6b)
に順次設定時間通電せしめ手洗いと乾燥を自動的に行
い、更に気温が設定温度以下になった時には加熱ヒータ
ー(6a)及び送風ファン(6b)に通電せしめるようにしてい
る。
即ち、乾燥装置(6)は第4図に示すブロック図の如く
制御され、乾燥装置(6)への作動開始信号か或いは凍
結防止回路(4a)からの信号がOR回路(4b)を介して入力
されると、送風ファン駆動回路(4c)に出力してこれを作
動させることにより、送風ファン(6b)に通電して回転さ
せると共にゲート回路(4d)(4e)(4f)を介してヒーターI
駆動回路(4g)、ヒーターII駆動回路(4h)及びヒーターII
I駆動回路(4i)を作動させることによりヒーターI(6
a1)、ヒーターII(6a2)及びヒーターIII(6a3)に通電して
発熱させる。
上記凍結防止回路(4a)はケーシング(2)内の適宜位
置、図示例では制御部(4)に設けたサーミスタ等の室
温検知器(4j)から室内温度が入力され、この室内温度が
設定温度例えば3℃より低い時には信号を出力して総て
のヒーター(6a1)(6a2)(6a3)及び送風ファン(6b)に通電
することにより温風を吹き出させてケーシング(2)内
の温度を上昇させ、例えば5℃より高くなると信号の出
力を停止する。
従って、気温が0℃以下になったとしてもケーシング
(2)内の温度は3℃より低くなることがなく、手洗水
供給管(5a)内の手洗水の凍結を防止できる。
更に、OR回路(4b)を介して入力される作動開始信号又
は凍結防止回路(4a)からの信号は送風ファン駆動回路(4
c)及びゲート回路(4d)(4e)(4f)以外に温風温度制御回路
(4k)にも出力される。
温風温度制御回路(4k)は前記送風管(6d)内に挿着したサ
ーミスタ等の温度検知器(4l)から温度検知回路(4m)を介
して温度信号が入力され、送風管(6d)内の温風温度が設
定温度例えば70℃を超えると、ヒーターI駆動回路(4g)
に連絡するゲート回路(4d)に停止信号を出力してヒータ
ーI駆動回路(4g)の作動を停止させることによりヒータ
ーI(6a1)への通電を停止する。
従って、温風温度は乾燥装置(6)の作動開始時に急激
に上昇するが、設定温度70℃を超えると下降し一定温度
に維持される。
またこの状態において、外気の温度上昇或いは故障等の
異常により温風温度が次の設定温度例えば73℃を超える
場合にはゲート回路(4e)に停止信号を出力してヒーター
II駆動回路(4h)の作動を停止させることによりヒーター
II(6a2)への通電を停止し、更にこの状態で温風温度が
次の設定温度例えば83℃を超える場合にはゲート回路(4
f)に停止信号を出力してヒーターIII駆動回路(4i)の作
動を停止させることによりヒーターIII(6a3)への通電を
も停止する。
一方、手の乾燥が終了し乾燥装置(6)への作動停止信
号が入力されると、送風ファン駆動回路(4a)の作動を停
止して送風ファン(6b)への通電を停止させることにより
送風ファン(6b)の回転を停止すると共に、各ゲート回路
(4b)(4c)(4d)に停止信号を出力してその時点で作動して
いるヒーター駆動回路(4e)(4f)(4g)の作動を停止させる
ことにより、総てのヒーター(6a1)(6a2)(6a3)への通電
を停止させ、更に温風温度制御回路(4b)から出力される
信号によって各ゲート回路(4b)(4c)(4d)を所期状態に戻
す。
尚、加熱ヒーター(6)を三分割したが、これに限定さ
れず、何個に分割しても良く、設定温度も前述したもの
に限定されないことは言うまでもない。
更に、前記ケーシング(2)内には手洗水吐出装置
(5)及び乾燥装置(6)と同様に、上記感知部(3)
による使用者の感知に基づいてその作動を制御部(4)
により電気的に制御されるボール洗浄装置(7)及び石
けん液吐出装置(8)を配備している。
ボール洗浄装置(7)は、手洗器(1)のボール部(1a)
開口内周面に環状に形成した通水リム(1c)に給水する洗
浄水供給管(7a)と、この洗浄水供給管(7a)の中途部に設
けた電磁フラッシュバルブ(7b)のとからなり、上記制御
部(4)からの指令でフラッシュバルブ(7b)に通電して
所定時間開弁させることにより、通水リム(1c)の底面に
多数開穿した流水孔(1d)…からボール部(1a)内面に洗浄
水を流して洗浄するものである。
石けん液吐出装置(8)は石けん液容器(8a)と、この容
器(8a)の出口に接続した石けん液供給管(8b)と、該石け
ん液供給管(8b)の中途部に設けた電磁ポンプ(8c)と、石
けん液供給管(8b)先端にボウル部(1a)内へ臨むように取
付けた石けん液吐出ノズル(8d)からなり、上記制御部
(4)からの指令で電磁ポンプ(8c)に通電して所定時間
開便させることにより、石けん液を容器(8a)からノズル
(8d)に送り、これを該ノズル(8d)から吐出して手洗用に
供するものである。
尚、上記手洗水吐出装置(5)、乾燥装置(6)及びボ
ール洗浄装置(7)、石けん液吐出装置(8)を手動ス
イッチ(9)により任意に作動停止させるようにしても
良い。
〈考案の効果〉 本考案は上記の構成であるから、以下の利点を有する。
室内の温度が設定温度以下になると室温検知器がそれ
を検知し、それにより凍結防止回路が出力して加熱ヒー
ター及び送風ファンを作動させ、温風を吹き出してケー
シング内の温度を上昇させるので、気温が0℃以下にな
ったとしても手洗水供給管内の手洗水の凍結を防止で
き、従来のもののように手洗水供給管が破裂することが
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す手洗乾燥機の縦断正面
図、第2図は同平面図で一部切欠して示し、第3図は同
縦断側面図で一部切欠して示し、第4図は加熱ヒーター
及び送風ファン制御のブロック図、第5図は従来の手洗
乾燥機の一例を示す縦断側面図である。 1……手洗器、2……ケーシング 4a……凍結防止回路 4j……室温検知器、5……手洗水吐出装置 6……乾燥装置、6a……加熱ヒーター 6b……送風ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 飯田 正己 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 浜中 龍美 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (56)参考文献 実開 昭58−20845(JP,U) 実開 昭60−116146(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】手洗水を手洗器内に吐出する手洗水吐出装
    置と、加熱ヒーター及び送風ファンの作動により温風を
    手洗器内に吹き出す乾燥装置をケーシング内に収納配備
    した手洗い乾燥機において、室温検知器と、該室温検知
    器の検知温度が設定温度以下になった時出力して前記加
    熱ヒーター及び送風ファンを作動させる凍結防止回路を
    備えることを特徴とする手洗い乾燥機。
JP1986058171U 1986-04-16 1986-04-16 手洗乾燥機 Expired - Lifetime JPH0615583Y2 (ja)

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JP1986058171U JPH0615583Y2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16 手洗乾燥機

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JP1986058171U JPH0615583Y2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16 手洗乾燥機

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JPS62169689U JPS62169689U (ja) 1987-10-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001087162A (ja) * 1999-09-27 2001-04-03 Toto Ltd 人体乾燥装置および人体乾燥装置の設計方法

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