JPH0239433Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0239433Y2
JPH0239433Y2 JP16893585U JP16893585U JPH0239433Y2 JP H0239433 Y2 JPH0239433 Y2 JP H0239433Y2 JP 16893585 U JP16893585 U JP 16893585U JP 16893585 U JP16893585 U JP 16893585U JP H0239433 Y2 JPH0239433 Y2 JP H0239433Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
soap
hand washing
hand
handwash
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16893585U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6275786U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16893585U priority Critical patent/JPH0239433Y2/ja
Publication of JPS6275786U publication Critical patent/JPS6275786U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0239433Y2 publication Critical patent/JPH0239433Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は手洗機、特に水石けん吐出装置、手洗
水吐出装置等を備え、これらの装置を起動部の起
動信号に基づいて電気的に制御する手洗機に関す
る。
(従来の技術) この種の手洗機として、第8図に示す実開昭50
−60243号公報のものが従来知られている。
第8図のものについて説明すると、乾燥装置
D、水石けん吐出装置B、手洗水吐出装置Cをケ
ーシング8内に収容して手洗器本体Aの上方に配
設し、光電検出器4による使用者感知により乾燥
装置D、水石けん吐出装置B、手洗水吐出装置C
を電気的に制御して所定の順序で断続的に作動さ
せるものである。
然る処、このような手洗機は水石けん吐出装置
の水石けん容器に水石けんを入れすぎると溢れ出
て機器内にこぼれ、制御部、電気配線、電気的に
作動する弁等の機能部にかかつて故障を引き起こ
す恐れがある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとする問題点は、水石けん
容器に水石けんを入れすぎても機器内にこぼれな
いようにすることである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決するために本考案が講ずる技術
的手段は、手洗器本体と、夫々吐出ノズルを手洗
器本体のボール部に臨ませて設けられた水石けん
吐出装置と、手洗水吐出装置を備え、上記両装置
の作動を起動部の起動信号に基づいて電気的に制
御する手洗機において、水石けん吐出装置の水石
けん容器にオーバーフロー用流出口を設け、該オ
ーバーフロー用流出口にはオーバーフロー液を手
洗器本体のボール部に誘導する誘導手段を設ける
ものである。
(作用) 而して、本考案の上記技術手段によれば、水石
けん容器に水石けんを入れすぎても、オーバーフ
ローした水石けんは機器内にこぼれることなく手
洗器本体に捨てられる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。
この実施例の手洗機は手洗器本体Aを水石けん
吐出装置B、手洗水吐出装置Cと共にケーシング
8内に収めたものであり、更に乾燥装置D、ボー
ル洗浄装置Eも備えている。
手洗器本体Aは、本体背面部上端から前面部中
途部に亘つて斜め上向きに開口するボール部3を
有し、上記ボール部3の開口内周面には該面に沿
つて環状に通水リム9が形成されると共にボール
部3の底部には排水口10が開設され排水管11
が接続される。
上記通水リム9にはボール面3aに沿つて多数
の流水孔12が開穿されている。
この手洗器本体Aは取付枠13の架台部13a
に載置固定される。
取付枠13は、手洗器本体Aを載置固定する架
台部13aと、架台部13a後部に架台部13a
と一体的に枠組みされて立ち上がり、その上端が
上記架台部13a上に載置固定された手洗器本体
A上端より若干上方迄延びる枠部13bとからな
り、枠部13bの上端部には機能部を取着する取
着プレート14が取付けられて、手洗器本体Aの
上方に略水平に延びている。
上記排水管11は手洗機の設置状態において建
物の床15若しくは壁16(図示例では床15)
から突出して取付枠13内に延びる排水配管17
に接続される。
ケーシング8は取付枠13の架台部13aの前
面及び左右側面を覆う下部ケーシング8aと、架
台部13aより上方に延びる枠部13b及び架台
部13a上に載置固定された手洗器本体Aを、枠
部13b背面を除いて共に覆う上部ケーシング8
bとからなり、夫々取付枠13にビス等の固定手
段18を介して取りつけられる。
上記上部ケーシング8bは上面に開閉自在な蓋
19を備える点検口20を設けると共に前面部に
は手洗器本体Aのボール部3開口に対応してボー
ル部3開口より小さな手差し込み用の開口部21
を開設する。
手差し込み用の開口部21は、上部ケーシング
8bと手洗器本体Aとの隙間を覆い隠すために口
縁部を内方に折曲した筒状の折込み部22を設け
る。この筒状折込み部22は手洗のために開口部
21に差し込んだ手が引掛かつて怪我をしないよ
うに先端を外方へ屈曲させてある。
水石けん吐出装置Bは水石けん容器5、水石け
ん吐出ノズル1、上記容器5とノズル1とを連絡
する水石けん供給管23及び水石けん供給管23
中途に配備した電磁ポンプ24からなり、電磁ポ
ンプ24の作動により、水石けんを容器5からノ
ズル1に送り、これを該ノズル1から吐出して手
洗用に供するものである。
上記水石けん容器5は、上面に注ぎ口25、下
面に取出口26、側周面上部にオーバーフロー用
流出口6を夫々開設した円筒状若しくは箱状の容
器で、上部ケーシング8bの点検口20の下方に
位置せしめて取着プレート14上面に設置し、注
ぎ口25を点検口20に臨ませる。
そして、取出口26には先端を水石けん吐出ノ
ズル1に接続した水石けん供給管23を接続し、
オーバーフロー用流出口6にはオーバーフロー管
7を接続する。
又注ぎ口25にはストレーナー27を装着す
る。
水石けん吐出ノズル1はボール部3内に臨むよ
うに取着プレート14に取付けられ、オーバーフ
ロー管7はオーバーフロー用流出口6より垂下し
てボール部1内に臨み、オーバーフローした水石
けんをボール部3に誘導する誘導手段を構成す
る。
手洗水吐出装置Cは手洗水供給管28、夫々手
洗水供給管28の中途部に設けた電磁フラツシユ
バルブ29と、加熱タンク30、手洗水供給管2
8先端に接続された手洗水吐出用シヤワーノズル
2とからなり、電磁フラツシユバルブ29の作動
によりシヤワーノズル2から温水を吐出して手洗
用に供するものである。
即ち、手洗水吐出装置Cは、手洗水供給管28
に電磁フラツシユバルブ29を加熱タンク30よ
り上流側に配備し、該電磁フラツシユバルブ29
を開弁することにより加熱タンク30内に貯溜さ
れた湯を押し出し手洗水吐出用シヤワーノズル2
より温水をシヤワー状に吐出する。
尚、加熱タンク30はシーズヒーター31と温
度センサー32を備え、内部に貯溜した湯を常時
一定温度に加熱維持するように構成され、洗浄水
吐出用シヤワーノズル2はボール部1内に臨んで
取着プレート14に固定される。
上記洗浄水供給管28は取付枠13内に配管固
定され、手洗機の設置状態において、建物の床1
5若しくは壁(図示例では16)から突出して取
付枠13内に延びる給水管33に接続される。
ボール洗浄装置Eは、手洗器本体Aの通水リム
9、通水リム9に給水する洗浄水供給管34、洗
浄水供給管34中途部に設けられ電磁弁35の開
閉により作動するフラツシユバルブ36とからな
り、フラツシユバルブ36の作動により通水リム
8の流水孔12からボール面3aに洗浄水を流
す。
即ち、電磁弁35が開弁し、それによりフラツ
シユバルブ36が開弁する通水リム8に洗浄水が
供給され、この洗浄水が通水リム8の流水孔12
からボール面3aに沿つて流下し、ボール面3a
を洗浄する。
上記洗浄水供給管34は電磁フラツシユバルブ
29の上流側で手洗水供給管28から分岐せしめ
て配管する。
乾燥装置Dは送風フアンと加熱ヒーターを備え
た従来周知の温風発生機37と、これに連絡した
温風吹き出しノズル38とからなり、該ノズル3
8から温風を吹き出し、手洗後の濡れた手の乾燥
に供するものである。
上記温風吹き出しノズル38はボール部3に臨
んで取着プレート14に取付け固定される。
上述した各装置、即ち、水石けん吐出装置B、
手洗水吐出装置C、ボール洗浄装置E、乾燥装置
Dは起動部4の起動信号に基づいて制御部39に
より、その作動を制御される。
起動部4は光電検出器により構成し、該光電検
出器4はケーシング8の手差し込み用開口部21
口縁に形成された筒状の折込み部22に、その投
射光線が上記開口部21を横断し、手洗のために
開口部21からボール部3内に挿入される手を感
知し得るように取付けられている。
尚、上記光電検出器4は取着プレート14に取
りつけることも可能である。
一方、制御部39はカバー8内の取付枠13に
支持せしめて配備され、上記光電検出器4、洗浄
水用の電磁弁35、手洗水用の電磁フラツシユバ
ルブ29、水石けん用の電磁ポンプ24及び乾燥
装置Dの温風発生機37に電気的に連絡し、光電
検出器4の感知信号に基づいて所定の信号を発生
し、上記夫々を作動せしめる。
制御部39の構成は第7図にブロツク図として
示す通りであり、起動部4を構成する光電検出器
がボール部3内に挿入された手を感知して起動信
号を発生すると、先ず、電磁弁35を開弁してボ
ール面3aへ洗浄水を流し、これと同時に電磁フ
ラツシユバルブ29を開いて手洗水吐出用シヤワ
ーノズル2から予洗用の手洗水を吐出させる。
上記予洗用の手洗水は所定時間T2吐出して停
止し、この停止から所定時間T3後電磁ポンプ2
4を駆動して水石けん吐出ノズル1から水石けん
を吐出させる。
この水石けんの吐出は所定時間T4で停止し、
この停止から所定時間T5後再び電磁フラツシユ
バルブ29を開弁して手洗水吐出用シヤワーノズ
ル2から本洗浄用の手洗水を吐出させる。
そして、上記本洗浄用の手洗水の吐出開始から
所定時間T1後電磁弁35を閉弁してボール面3
aへの洗浄水の供給を停止、更にそれから所定時
間T6後電磁フラツシユバルブ29を閉弁し、手
洗水の吐出を停止する。
更に手洗水の停止から所定時間T7後乾燥装置
Dを作動させて温風吹き出しノズル38から温風
を吹き出さす。
この温風の吹き出しは所定時間T8で停止する。
以上説明した実施例では、起動部4を光電検出
器により構成したが、手動で操作する操作スイツ
チとなすことも任意である。また手洗水吐出装置
Cは温水を吐出するように構成する必要は必ずし
もなく、冷水を吐出するようになすことも勿論可
能であり、この場合には手洗水供給管28から加
熱タンク30を取り除けばよい。
尚、図中40は紫外線ランプで、紫外線をボー
ル面3aに照射してボール面3aを殺菌するもの
である。
また、41はケーシング8の点検口20の下方
に設けた中仕切板であり、水石けんを水石けん容
器5に注ぐ際、万一水石けんをこぼしても、これ
が機器に流れ込まないようにするものである。こ
れにより水石けん補給時にこぼした水石けんが電
気部品にかかり電気部品が故障するのを防止でき
る。尚、本実施例では起動部として光電検出器を
使用して一連の作動をするが、押ボタンスイツチ
等を用いて、各作動を制御しても良いことは勿論
である。
(効果) 本考案は上記の構成であるから以下の利点を有
する。
(1) 水石けん吐出装置の水石けん容器にオーバー
フロー用流出口を設け、該オーバーフロー用流
出口にはオーバーフロー液を手洗器本体のボー
ル部に誘導する誘導手段を設けたので、容器に
水石けんを入れすぎても機器内にこぼれて機能
部に水石けんがかかることがなく、従つて機能
部が水石けんで濡れて故障することがない。
(2) オーバーフローした水石けんを手洗器のボー
ル内に捨てるので、機器内を汚さないばかりで
なく、ボール内に捨てられた水石けんがボール
洗浄の洗剤として、ボール部を清潔にすること
にも役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す手洗機のケー
シングを縦断して示す正面図で要部を切欠して示
してある。第2図はケーシングを一部切欠して示
す平面図である。第3図は第2図の−線断面
図、第4図は第2図の−線断面図、第5図は
要部の拡大断面図で点検口の蓋を開いた状態を示
す。第6図は手洗水吐出装置とボール洗浄装置の
給水系統を示す説明図、第7図はブロツク図、第
8図は従来の手洗機の一例を示す正面図で一部切
欠して示してある。 A:手洗器本体、B:水石けん吐出装置、C:
手洗水吐出装置、1:水石けん吐出ノズル、2:
手洗水吐出用シヤワーノズル、3:ボール部、
4:起動部、5:水石けん容器、6:オーバーフ
ロー用流出口、7:誘導手段(オーバーフロー
管)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 手洗器本体と、夫々吐出ノズルを手洗器本体の
    ボール部に臨ませて設けられた水石けん吐出装置
    と、手洗水吐出装置を備え、上記両装置の作動を
    起動部の起動信号に基づいて電気的に制御する手
    洗機において、水石けん吐出装置の水石けん容器
    にオーバーフロー用流出口を設け、該オーバーフ
    ロー用流出口にはオーバーフロー液を手洗器本体
    のボール部に誘導する誘導手段を設けてなる手洗
    機。
JP16893585U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH0239433Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16893585U JPH0239433Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16893585U JPH0239433Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6275786U JPS6275786U (ja) 1987-05-15
JPH0239433Y2 true JPH0239433Y2 (ja) 1990-10-23

Family

ID=31102280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16893585U Expired JPH0239433Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0239433Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4624827B2 (ja) * 2005-03-18 2011-02-02 株式会社Inax 石鹸液補給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6275786U (ja) 1987-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2123046A (en) Self-cleaning water closet cubicle
JPH0678858A (ja) 足洗器
JPH0239433Y2 (ja)
JPH0455061B2 (ja)
KR101282971B1 (ko) 자동 손 세척기
JPH0228797Y2 (ja)
JPH0228796Y2 (ja)
JPH0794741B2 (ja) 洗面器洗浄装置付き洗面台
JPH0479244B2 (ja)
JPH04215725A (ja) 洗面器洗浄装置付き洗面台
JPH04216726A (ja) 洗面器洗浄装置付き洗面台の洗浄制御方法
JPH0754367Y2 (ja) 手洗器
JPH061034Y2 (ja) 手洗機
KR100700198B1 (ko) 자동세수장치
JPH056874Y2 (ja)
JP3190294B2 (ja) 衛生洗浄装置
KR980008148A (ko) 자동 손 세척기
JPH0448907B2 (ja)
JPH04138384U (ja) 水石鹸供給装置付き洗面台
KR200322588Y1 (ko) 자동세수장치
JPH0645502Y2 (ja) 衛生洗浄装置
JPH056873Y2 (ja)
JPH0242230Y2 (ja)
KR940002096Y1 (ko) 좌변기의 좌대세척장치
JPH11169318A (ja) 手乾燥装置