JPH0645502Y2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JPH0645502Y2
JPH0645502Y2 JP288489U JP288489U JPH0645502Y2 JP H0645502 Y2 JPH0645502 Y2 JP H0645502Y2 JP 288489 U JP288489 U JP 288489U JP 288489 U JP288489 U JP 288489U JP H0645502 Y2 JPH0645502 Y2 JP H0645502Y2
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battery
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hot water
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JP288489U
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JPH0297466U (ja
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泰雄 山本
修治 井上
俊浩 福田
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、局部洗浄機能を備えた衛生洗浄装置に係り、
特に電源として備えた乾電池の収納構造に関する。
〔従来の技術〕
従来から、加熱した洗浄水を局部に噴出して洗浄する衛
生洗浄装置が、便器に一体又は別体型として利用されて
いる。便器に一体化する例としては、例えば特公昭62-1
5689号公報及び特公昭63-26207号公報等に記載されたも
のがあり、その他にも様々な構造のものが既に開発され
ている。
これらの衛生洗浄装置において、局部洗浄のための基本
構造は、便器に一体化するケーシングの内部から洗浄位
置まで進退動作するノズルを設けると共にこのノズルに
温水を供給する加熱タンク等を備えるというものであ
る。このような構造は従来の衛生洗浄装置の殆どに採用
され、温水温度の適正な制御やノズルのストローク変更
による洗浄位置の最適化等が更に進められている。
〔考案が解決しようとする課題〕 従来の衛生洗浄装置では、温水を加熱するヒータ内蔵の
温水タンクやノズルを駆動するためのモータ等を備える
ので、一般の商用電源を利用した電気機器としての取り
扱いが必要となる。一方、ユニットバスには給湯設備が
接続されているので、ノズル装置に外部の給水源及び給
湯源を接続できる。このため、給水及び給湯を適切に混
合して吐出すれば温水タンクを備える必要がなくなり、
ヒータへの通電も不要となるので消費電流及び電力も小
さくて済む。このようなことから、特にユニットバスの
便器に付属する場合には、乾電池を電源としたものが近
来になって利用されるようになった。
乾電池を利用する場合には、これを交換可能とすること
が必要であるほか、浴槽や洗面器等と一体に据え付ける
ので防水対策も十分なものとしなければならない。この
ため、従来ではたとえばケーシングの中にボックス型の
収納部を設け、その表面側を一重又は二重のカバーによ
って閉じる等の構造が採用されていた。
ところが、乾電池の出し入れの際には、ケーシングの一
部が開くことになるので、内蔵した機器が外部に露出す
る。この場合、ユニットバスのように浴槽や洗面器等と
一体的に据え付けるので、水がケーシング内に入り込む
恐れがあり、機器の腐食等の障害を招いてしまう。ま
た、ボックス型の収納部に対して乾電池を出し入れする
には、カバー又は蓋を開閉することも必要であり、交換
作業にも比較的手間がかかる。特に、狭いユニットバス
の中での作業となるので、収納部の位置がケーシングの
底部や背部等であると作業がし難いという問題もある。
そこで、本考案は、乾電池の交換が容易に行えると共に
ケーシング内の機器が水に侵されないようにすることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の衛生洗浄装置は、以上の目的を達成するため、
ケーシングの内部に局部洗浄用のノズル装置を備え、該
ノズル装置への洗浄水の供給等を電池を電源とした制御
回路によって制御する衛生洗浄装置であって、前記電池
を収納して前記制御回路へ電気的に接続する電源ユニッ
トを、有底筒状の電池ボックスと該電池ボックスの開放
端に着脱自在なカバーとから構成し、前記電池ボックス
は、その開放端が前記ケーシングの側壁から外部に臨む
姿勢として前記ケーシング内に固定され、更に前記カバ
ーは、前記電池を着脱自在に保持する保持具を備えてい
ることを特徴とする。
〔作用〕
カバーに備えた保持具によって電池はカバーと一体とし
て電池ボックスに出し入れでき、電池の交換はカバーの
着脱と同時に行われる。また、電池ボックスの開放端は
衛生洗浄装置のケーシングの側壁から外部に臨む配置な
ので、水を被ってもケーシングの外壁に沿って流れ落
ち、電池ボックスへの流れ込みが防がれる。
〔実施例〕 以下、図面に示す実施例により本考案の特徴を具体的に
説明する。
第1図は本考案の1実施例を示す衛生洗浄装置の内部平
面図である。
衛生洗浄装置はそのケーシング1に各種の機器を組み込
んだもので、取付基板1aにこれらの機器が固定されてい
る。第2図は据え付け状況を示すもので、浴槽A及び洗
面器Bを一体に備えたユニットバスの中で、洗面器Bの
前面に配置した便器本体Cにケーシング1が固定されて
いる。なお、ケーシング1には便器本体Cの便座C−1
及び便蓋C−2が開閉自在に取り付けられている。
取付基板1aには、外部の給水及び給湯源に接続されるバ
ルブユニット2,洗浄水を噴出するノズル装置3,これらの
機器を作動させる操作部ユニット4,制御系駆動用として
備えたリチウム電池内蔵の電源ユニット5及び制御回路
基板6が固定されている。
バルブユニット2は、外部の給水管2a及び給湯管2bに接
続される入水管2c及び入湯管2dを備え、自動温度調節機
能を持つサーモスタットミキシングバルブを内蔵したも
のである。また、入湯管2dからサーモスタットミキシン
グバルブへの流路には捨湯電磁弁7aが設けられ、下流に
は吐水電磁弁7bが組み込まれている。第7図は水の流れ
系を示すもので、吐水電磁弁7bの下流には定流量弁7c,
バキュームブレーカ7d及び分配弁7eがそれぞれ設けら
れ、この分配弁7eによって吐水がノズル装置3側及び捨
湯側に分配される。また、捨湯電磁弁7aには捨湯排出管
2eが接続され、これを外部の捨湯管2fに連結している。
捨湯電磁弁7aは、給湯管2b及び入湯管2d内の冷えた湯を
捨てるために設けたもので、その上流に配置した温度セ
ンサによって湯の温度を検出し、或る温度以下であれば
捨湯電磁弁7aを開いて湯を排出するように制御する。ま
た、分配弁7eにはノズル側捨湯管7fが接続され、ノズル
装置3側への湯の供給と同時に便器本体Cのボールへ排
出される。このように、分配弁7eから湯を捨てるのは、
サーモスタットミキシングバルブでは単位時間当たりの
流量が或る一定量以上でないと適正に感温部が作動しな
いため、流量を確保することを目的としたものである。
なお、バキュームブレーカ7dにはオーバフロー管7gが接
続され、オーバフロー水をノズル側捨湯管7fと同様に便
器本体Cのボールへ排出する。
分配弁7eはニードル弁構造を持つもので、弁軸の移動に
よってノズル側捨湯管7fとノズル装置3への供給管3aへ
のそれぞれの流路面積を同時に変化させる。この操作
は、操作部ユニット4に備えた水勢調節摘み4aによって
行われ、分配弁7eの弁軸との間に回転操作力を伝達する
ワイヤ等を利用した可撓軸4bを設けている。
ノズル装置3は上端に供給管3aを接続したシリンダ3b及
び伸縮ノズル3cを備えたもので、供給管3aから流入する
洗浄水の水圧によって伸縮ノズル3cを洗浄位置まで進出
させる構成を持つ。また、シリンダ3bの位置を変えて肛
門洗浄用及びビデ用として使えるようにシリンダ3bを前
方へ移動させるため、このシリンダ3bはフレーム8に前
側へ移動可能に支持されている。フレーム8には回転軸
9が設けられ、これをシリンダ3cにリンクロッド9aによ
って連接している。そして、操作部ユニット4には切換
摘み10が設けられ、ワイヤ11をこの切換摘み10と回転軸
9に固定したプーリ9dに架け渡している。なお、12,13
はワイヤ11をガイドするためのガイドプーリである。
ここで、切換摘み10を回転させると肛門洗浄又はビデ用
位置にシリンダ3bが設定され、この後吐水電磁弁7bを開
弁して洗浄水を伸縮ノズル3cから噴出させる。このと
き、切換摘み10の回転に連動するリミットスイッチ等を
利用して信号を制御回路基板6に含まれた制御回路に入
力し、吐水電磁弁7bや捨湯電磁弁7a等による洗浄開始及
び停止等の制御を行う。そして、このような制御のため
に電力源として乾電池を利用した電源ユニット5が利用
される。
第4図は電源ユニット5の縦断面図、第5図は分解して
示す一部切欠平面図、第6図は分解斜視図である。
電源ユニット5は、ケーシング1内の右端に位置し(第
1図参照)、電池ボックス20及び着脱ビス22によって取
り外し自在なカバー21とを組み合わせたものである。そ
して、電池ボックス20の内部には、リチウム乾電池23が
収納されている。
電池ボックス20は、額縁状の鍔部20aをケーシング1の
開口部1bに臨ませ、水平の姿勢としたフランジ20bを固
定ビス20cによって取付基板1aに固定されている。ま
た、電池ボックス20の最も奥にはリチウム乾電池23の電
極23a,23bを受ける一対の第1端子金具24及び第2端子
金具25がビス26,27によって固定されると共に、制御回
路基板6へのリード線28,29に接続されている。
カバー21は、電池ボックス20の鍔部20aに嵌まり込む嵌
合部21aとその前面に一体化した化粧パネル21bを備え、
嵌合部21aの周囲にはシール用のパッキング21cを取り付
けている。また、嵌合部21aの背部には、リチウム乾電
池23を出し入れするための保持具30がビス30aによて固
定されている。この保持具30は金属板等を利用したもの
であり、リチウム乾電池23の底部を受けるL型の保持ロ
ッド30bと第1,第2端子金具24,25側へ押し付けるための
押え板30cを設けている。
以上の構成において、リチウム乾電池23はその底部の中
央全長を保持ロッド30bに載せた状態として支持され、
第4図のように電池ボックス20の内部に収納されてい
る。リチウム乾電池23を交換するときは、着脱ビス22を
弛めてカバー21を引き出すと、保持具30に支持されたリ
チウム乾電池23はカバー21と同時に引き出される。ま
た、新しいリチウム乾電池23を納めるときも、これを保
持具30に載せた状態として電池ボックス20に入れ込む
と、リチウム乾電池23のセットとカバー21の装着とが同
時に行える。
このように、カバー21の着脱と同時にリチウム乾電池23
の出し入れが行えるので、電池交換が簡単に行える。ま
た、出し入れの際には、着脱ビス22がケーシング1の表
面から突き出ているので、ケーシング1の側面にあって
も手探りでこれを回転させることができる。このため、
カバー21部分を覗くことができなくても、カバー21とリ
チウム乾電池23の出し入れが行え、狭いユニットバスで
の作業も楽になる。
更に、電池ボックス20はケーシング1の側面部に開放し
ているので、ケーシング1が水を浴びても側面に沿って
流れ落ちるので、内部へ水が浸入し難い。たとえ、電池
ボックス20とカバー21との嵌合部分から水が入り込もう
としても、パッキン21cによってこれが確実に防止され
る。また、カバー21を取り除いても、機器を収納したケ
ーシング1の内部とは電池ボックス20によって遮断され
ているので、内部機器が水に侵されることはなく腐食等
の発生の恐れもない。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案の衛生洗浄装置において
は、ケーシングの側面に一端が開放する電池ボックスを
設け、この中に収納する電池を電池ボックスの開放部分
を閉じるカバーと一体として着脱できるようにしてい
る。このため、従来のようにケーシングの内部に設けた
蓋付きの収納部に電池を出し入れするのに比べ、カバー
の着脱と電池交換とが同時にできるので、作業が簡単に
なる。また、ケーシングの側面に沿ってカバーが電池ボ
ックスを閉じるので、水を浴びてもケーシングの側面に
沿って下に流れ落ちやすく、電池を濡らすことなく使用
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す衛生洗浄装置の内部平
面図、第2図はユニットバス内での据え付け状況を示す
斜視図、第3図は便座及び便蓋を含めて示すケーシング
の側面図、第4図は電源ユニットの縦断面図、第5図は
分解して示す一部切欠平面図、第6図は分解斜視図、第
7図は水の流れ系を示す説明図である。 1:ケーシング、1a:取付基板 2:バルブユニット、2a:給水管 2b:給湯管、2c:入水管 2d:入湯管、2e:捨湯排出管 2f:捨湯管、3:ノズル装置 3a:供給管、3b:シリンダ 3c:伸縮ノズル 3e:内部流路、3f:噴出孔 4:操作部ユニット、4a:水勢調節摘み 4b:可撓軸、5:電源ユニット 6:制御回路基板、7a:捨湯電磁弁 7b:吐水電磁弁、7c:定流量弁 7d:バキュームブレーカ 7e:分配弁、7f:ノズル側捨湯管 8:フレーム、9:回転軸 9a:リンクロッド、9d:プーリ 10:切換摘み、11:ワイヤ 12,13:ガイドプーリ 20:電池ボックス、20a:鍔部 20b:フランジ、20c:固定ビス 21:カバー、21a:嵌合部 21b:化粧パネル、21c:パッキン 22:着脱ビス、23:リチウム乾電池 24:第1端子金具、25:第2端子金具 26,27:ビス、28,29:リード線 30:保持具、30a:ビス 30b:保持ロッド、30c:押え板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングの内部に局部洗浄用のノズル装
    置を備え、該ノズル装置への洗浄水の供給等を電池を電
    源とした制御回路によって制御する衛生洗浄装置であっ
    て、前記電池を収納して前記制御回路へ電気的に接続す
    る電源ユニットを、有底筒状の電池ボックスと該電池ボ
    ックスの開放端に着脱自在なカバーとから構成し、前記
    電池ボックスは、その開放端が前記ケーシングの側壁か
    ら外部に臨む姿勢として前記ケーシング内に固定され、
    更に前記カバーは、前記電池を着脱自在に保持する保持
    具を備えていることを特徴とする衛生洗浄装置。
JP288489U 1989-01-14 1989-01-14 衛生洗浄装置 Expired - Lifetime JPH0645502Y2 (ja)

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JP288489U JPH0645502Y2 (ja) 1989-01-14 1989-01-14 衛生洗浄装置

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Publication Number Publication Date
JPH0297466U JPH0297466U (ja) 1990-08-02
JPH0645502Y2 true JPH0645502Y2 (ja) 1994-11-24

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