JPH04138384U - 水石鹸供給装置付き洗面台 - Google Patents

水石鹸供給装置付き洗面台

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JPH04138384U
JPH04138384U JP4494091U JP4494091U JPH04138384U JP H04138384 U JPH04138384 U JP H04138384U JP 4494091 U JP4494091 U JP 4494091U JP 4494091 U JP4494091 U JP 4494091U JP H04138384 U JPH04138384 U JP H04138384U
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JP
Japan
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soap
water soap
washbasin
water
tank
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Pending
Application number
JP4494091U
Other languages
English (en)
Inventor
勝 市野
千佳 榊原
Original Assignee
株式会社イナツクス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水石鹸供給装置付き洗面台のタンクに水石鹸
を補給し易くする。 【構成】 カウンター12の上面に洗面器14が設置さ
れ、その後部にバックガード16が立設されている。バ
ックガード16に水石鹸吐出用のノズル18、吐水口2
0、温風吹出口22が設けられている。洗面器14又は
カウンター12の上面の上向面に水石鹸の補給口38が
設けられ、キャップ46が被装されている。補給口38
の部分と洗面器鉢部14aとを連通するようにガイド溝
72が設けられている。 【効果】 水石鹸を補給し易い。水石鹸がオーバーフロ
ーしても、ガイド溝から鉢部に流出させることができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は水石鹸供給装置付き洗面台に係り、特に水石鹸の補給口の設置位置を 改良した水石鹸供給装置付き洗面台に関する。
【0002】
【従来の技術】
水石鹸供給装置付き洗面台として、カウンターと、該カウンターに設けられた 洗面器と、該洗面器の後部又は側部に設けられた吐水口及び水石鹸の吐出ノズル と、洗面台の内部に設置された、該吐出ノズルへ供給される水石鹸の貯蔵用タン クとを備えたものがある。この洗面台には、手洗乾燥用温風吐出口が設けられる こともある。
【0003】 このタンク内に貯蔵された水石鹸は、通常はポンプにより吐出ノズルへ送られ る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
タンク内の水石鹸が減った場合、該タンクに水石鹸を補給する必要がある。と ころが、従来は、水石鹸供給装置付き洗面台の保守管理作業員がカウンターの内 部に身体をもぐり込ませて水石鹸をタンクに補給するようにしており、著しく作 業性が悪かった。
【0005】 また、このタンクは洗面台の内部に設置されているところから、補給量を目視 確認することがきわめて困難であり、十分な量の水石鹸を補給できなかったり、 逆に過剰量の水石鹸をタンク内に注入して注入口からオーバーフローさせてしま ったりすることが多かった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1の水石鹸供給装置付き洗面台は、カウンターと、該カウンタ ーに設けられた洗面器と、該洗面器の後部又は側部に設けられた水石鹸の吐出ノ ズルと、洗面台の内部に設置された、該吐出ノズルへ供給される水石鹸の貯蔵用 タンクと、該タンク内の水石鹸を前記吐出ノズルへ供給するためのポンプとを備 えた水石鹸供給装置付き洗面台において、該タンク内に水石鹸を補給するための 補給口を前記洗面器の上向面及び前記カウンターの上面の少なくとも一方に設け たことを特徴とするものである。
【0007】 請求項2の水石鹸供給装置付き洗面台は、請求項1の水石鹸供給装置付き洗面 台において、該補給口からオーバーフローした水石鹸を前記洗面器の鉢部に導く ためのガイド溝を該補給口から鉢部にまで延設したことを特徴とするものである 。
【0008】
【作用】
請求項1の水石鹸供給装置付き洗面台においては、補給口がカウンター又は洗 面器の上向面に設けられているから、水石鹸を補給口に注ぎ込むのがきわめて容 易である。
【0009】 請求項2の水石鹸供給装置付き洗面台によると、補給口から水石鹸がオーバー フローしたとしても、ガイド溝を通してこのオーバーフローした水石鹸を洗面器 の鉢内に流すことができる。また、この補給口近辺を水で丸洗いしたときの排水 も洗面器の鉢内に流し出すことができる。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照して実施例について説明する。
【0011】 第1図は実施例に係る水石鹸供給装置付き洗面台の斜視図、第2図は水石鹸供 給装置付き洗面台の一部破断正面図である。
【0012】 第1、2図において、キャビネット10の上側にカウンター12が設けられ、 該カウンター12に洗面器14が設けられている。該洗面器14の奥側上面には バックガード(立壁)16が立設されており、該バックガード16の前面側には 水石鹸を吐出するための吐出ノズル(以下、ノズルと略)18、洗顔や手洗い等 の水を吐出させるための吐水口20、手を乾かすための温風の吹出口22が設け られている。なお、本実施例では水石鹸や水、温風の供給開始及び供給停止はそ れぞれ自動的に行なわれるよう構成されており、前記ノズル18、吐水口20及 び吹出口22の近傍にはそれぞれの下方に差し出された手を検知するためのセン サ24、26、28が設けられている。
【0013】 キャビネット10内には、ノズル18に供給される水石鹸を貯蔵するためのタ ンク30が設けられている。このタンク30はポンプ32が側面に取り付けられ た構成のものであり、該ポンプ32はチューブ34を介してノズル18に接続さ れている。36は一端側がポンプ32に接続され、他端側がタンク30内に差し 込まれたパイプである。なお、チューブ34の途中に遮断弁を設けても良い。
【0014】 洗面器14の上向面のうち、前記バックガード16の側方の部分にはタンク3 0内に水石鹸を補給するための補給口38が設けられており、該補給口38とタ ンク30の水石鹸導入口40とはホース42及びフレキジョイント44を介して 連通されている。補給口38は着脱自在なキャップ46にて覆われている。また 、補給灯48及び満タン灯50がバックガード16の側面に設けられている。
【0015】 第2図において、タンク30の支承用の台座52上には有底無蓋の箱状ケース 54が設置されており、該ケース54内に上下動自在にタンク30の下側が挿入 されており、タンク30はバネ58により下側から支承されている。ケース54 には、タンク30が下動してきたときに当接してONとなる下リミットスイッチ 60が設けられている。
【0016】 ケース54からは上方に向ってブラケット64が延設されており、該ブラケッ ト64の上端に上リミットスイッチ66が取り付けられている。タンク30の側 面の上部には突起68が設けられており、タンク30が上動された際に該突起6 8が上リミットスイッチ66に接触して該上リミットスイッチ66がONとなる よう構成されている。
【0017】 これら上リミットスイッチ66及び下リミットスイッチ60の検出信号は制御 器70に入力されている。なお、前記センサ24、26、28の検出信号も制御 器70に入力されている。制御器70からは補給灯48、満タン灯50及び前記 ポンプ32に作動電力を与えている。
【0018】 洗面器14の上面には、補給口38の部分から鉢部14aにまで延在するよう にガイド溝72が設けられている。
【0019】 なお、図示はしないが、吐水口20には電磁給水弁及び湯水混合弁を介して温 水が供給可能とされている。また、吐出口22には温風発生装置から温風が供給 可能とされている。これら電磁給水弁及び温風発生装置にも制御器70から制御 信号が出力されるよう構成されている。
【0020】 このように構成された水石鹸の供給装置を備える洗面台において、前記ノズル 18の下側に手を差し出すと、センサ24がこの手を検知し、制御器70からの 信号によりポンプ32が作動され、タンク30内の水石鹸がノズル18に供給さ れ、該ノズル18の先端から吐出される。手を引っ込めると、ポンプ32が停止 され、水石鹸の吐出が停止される。同様に、吐水口20、吹出口22の下方に手 を差し出すと吐水及び温風吹出が行なわれ、手を引っ込めると止水及び温風停止 が行なわれる。
【0021】 水石鹸がノズル18から吐出されると、それに伴ってタンク30内の水石鹸の 残量が減少する。そして、これによりタンク30の重量が軽減されるので、バネ 58に押されてタンク30が次第に上昇する。タンク30内の水石鹸の残量が所 定量以下になると、突起68が上リミットスイッチ66を叩き、該上リミットス イッチ66のON信号が制御器に入力される。そうすると、補給灯48が点灯さ れ、タンク30内に水石鹸が補給されるべきことが表示(警告)されると共に、 ポンプ32が非作動状態におかれる。この状態にあっては、センサ24が手を検 知してもポンプ32は作動されず、ポンプ32の空運転が防止される。
【0022】 補給灯48が点灯したことを認めた例えば衛生設備管理者は、キャップ46を 開けて補給口38内に水石鹸を注ぎ込み、タンク30内に水石鹸を補充する。こ の場合、補給口38が洗面器14の上向面において上向きに開口しているから、 水石鹸をきわめて容易に補給口38に注ぎ込むことができる。
【0023】 この水石鹸の補充に伴ってタンク30の重量が次第に増大し、遂には可動ベー ス56が下リミットスイッチ60に当たり、下リミットスイッチ60のON信号 が制御器70に入力される。そうすると、満タン灯50が点灯されると共に、ポ ンプ32が作動され、水石鹸がノズル18から吐出されるので、作業者はそれ以 上の水石鹸の注入を停止する。このようにして、タンク30内に過大量の水石鹸 が充填されることが防止され、補給口38からの溢れ出し等の事態が予防される 。
【0024】 作業者が満タン灯50の点灯に気が付かなかったり、あるいは満タン灯50が 点灯してもその意味が分からなかったりする場合には、さらに水石鹸の補給を継 続し、遂には水石鹸が補給口38からオーバーフローする。かかるオーバーフロ ーなる事態に立ち至ると、いかなる作業員も水石鹸補給量が過大であることを覚 知し、水石鹸の注ぎ込みを中止する。
【0025】 この場合、ガイド溝72が設けられているので、オーバーフローした水石鹸を 鉢部14aにきわめて容易に排出できる。また、キャップ46を閉めた後、補給 口38の周囲を水で丸洗いし、この排水をガイド溝72から鉢部14aへ容易に 排出することもできる。
【0026】 なお、本実施例においては、タンク30内の水石鹸の残量が予め定められた所 定量以下に達したときには、水石鹸のノズル18からの吐出の度毎に補給灯を4 8を点滅させ、さらに少ない下限量にまで水石鹸残量が減少したときには補給灯 48を連続的に点灯させても良い。この補給灯48の点滅や点灯の代わりに、警 告音を発するようにしても良い。
【0027】 第3図は別の実施例に係る水石鹸供給装置付き洗面台の斜視図である。この洗 面台はアンダーカウンター形と称されるタイプのものであり、カウンター12の 下側に洗面器14の全体が配置されている。74はカウンター12に設けられた 開口である。
【0028】 本実施例にあっては、カウンター12の上面に補給口38が設けられている。 なお、この補給口38はバックガード16の側方に配置されている。この補給口 38の部分から鉢部14aに到達するように(即ち、開口74の縁部に到達する ように)、ガイド溝72が設けられている。
【0029】 第3図のその他の構成は第1図と同様である。この第3図の実施例においても 、補給口が上向きに設けられているから、補給口38から水石鹸を注ぎ込み易い 。また、水石鹸が補給口38からオーバーフローしても、水石鹸をガイド溝72 から鉢部14aに流出させ易い。さらに、この補給口38の部分を水で丸洗いし た場合の排水を鉢部14aに容易に流出させることができる。
【0030】 上記実施例では、タンクの水石鹸残量検出機構が設けられているが、本考案に おいてはこの機構を省略しても良い。また、1台のカウンターに複数の洗面器が 設置されている場合、共通する1個のタンクから各洗面器のノズルに水石鹸を供 給するようにしても良い。
【0031】
【効果】
以上の通り、本考案の水石鹸供給装置付き洗面台にあっては、タンク内に水石 鹸を補給する作業をきわめて容易に行なえる。
【0032】 特に、請求項2の水石鹸供給装置付き洗面台にあっては、補給口からオーバー フローした水石鹸や、補給口部分の洗浄水を鉢部に容易に流し出すことができる ので、補給口周囲を清潔にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は本考案の実施例に係る水石鹸供給装置
付き洗面台の斜視図である。
【図2】第2図は同装置の正面図である。
【図3】別の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
12 カウンター 18 ノズル 30 タンク 32 ポンプ 38 補給口 46 キャップ 48 補給灯 58 バネ 60 リミットスイッチ 62 リミットスイッチ 70 制御器 72 ガイド溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウンターと、該カウンターに設けられ
    た洗面器と、該洗面器の後部又は側部に設けられた水石
    鹸の吐出ノズルと、洗面台の内部に設置された、該吐出
    ノズルへ供給される水石鹸の貯蔵用タンクと、該タンク
    内の水石鹸を前記吐出ノズルへ供給するためのポンプと
    を備えた水石鹸供給装置付き洗面台において、該タンク
    内に水石鹸を補給するための補給口を前記洗面器の上向
    面及び前記カウンターの上面の少なくとも一方に設けた
    ことを特徴とする水石鹸供給装置付き洗面台。
  2. 【請求項2】 請求項1の水石鹸供給装置付き洗面台に
    おいて、該補給口からオーバーフローした水石鹸を前記
    洗面器の鉢部に導くためのガイド溝を該補給口から鉢部
    にまで延設したことを特徴とする水石鹸供給装置付き洗
    面台。
JP4494091U 1991-06-14 1991-06-14 水石鹸供給装置付き洗面台 Pending JPH04138384U (ja)

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