JPH07114755B2 - 水石鹸供給装置付き洗面台 - Google Patents

水石鹸供給装置付き洗面台

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JPH07114755B2
JPH07114755B2 JP2133235A JP13323590A JPH07114755B2 JP H07114755 B2 JPH07114755 B2 JP H07114755B2 JP 2133235 A JP2133235 A JP 2133235A JP 13323590 A JP13323590 A JP 13323590A JP H07114755 B2 JPH07114755 B2 JP H07114755B2
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JP
Japan
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water soap
tank
port
washbasin
supply device
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勝 市野
千佳 榊原
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株式会社イナックス
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は水石鹸供給装置付き洗面台に係り、特に水石鹸
の補給口の設置構造を改良した水石鹸供給装置付き洗面
台に関する。
[従来の技術] 水石鹸供給装置付き洗面台として、洗面器と、該洗面器
の後方側に立設された立壁と、該立壁の前面側に設けら
れた水石鹸の吐出ノズルと、洗面台の内部に設置され
た、該吐出ノズルへ供給される水石鹸の貯蔵用タンクと
を備えたものがある。この立壁には、吐水口や手洗乾燥
用温風吐出口が設けられることもある。
このタンク内に貯蔵された水石鹸は、通常はポンプによ
り吐出ノズルへ送られる。
[発明が解決しようとする課題] タンク内の水石鹸が減った場合、従来は洗面台の下側に
身体を潜り込ませるか、手を差し込むかして水石鹸をタ
ンクに注ぐようにしており、著しく煩雑であった。
[課題を解決するための手段] 本発明の水石鹸供給装置付き洗面台は、洗面器と、該洗
面器の後方側に立設された立壁と、該立壁の前面側に設
けられた水石鹸の吐出ノズルと、洗面台の内部に設置さ
れた、該吐出ノズルへ供給される水石鹸の貯蔵用タンク
とを備えた水石鹸供給装置付き洗面台において、該立壁
に水石鹸の補給口を設け、該補給口と前記タンクとの間
に水石鹸流通用の配管を配設し、且つ該配管の該補給口
側の端部を該補給口から引出し可能としたことを特徴と
するものである。
[作用] 本発明の水石鹸供給装置付き洗面台においては、タンク
に水石鹸を補給する場合、立壁の補給口から水石鹸流通
用配管の一端を引き出し、この配管の一端に対し水石鹸
を注ぎ込めば良く、水石鹸の補給がきわめて簡単に行な
える。
[実施例] 以下、図面を参照して実施例について説明する。
第1図は実施例に係る水石鹸供給装置付き洗面台の斜視
図、第2図は水石鹸供給装置付き洗面台の一部破断正面
図、第3〜6図は補給口部分の構成図である。
第1、2図において、キャビネット10の上側にカウンタ
ー12が設けられ、該カウンター12に洗面器14が設けられ
ている。該洗面器14の奥側上面にはバックガード(立
壁)16が立設されており、該バックガード16の前面側に
は水石鹸を吐出するための吐出ノズル(以下、ノズルと
略)18、洗顔や手洗い等の水を吐出させるための吐水口
20、手を乾かすための温風の吹出口22が設けられてい
る。なお、本実施例では水石鹸や水、温風の供給開始及
び供給停止はそれぞれ自動的に行なわれるよう構成され
ており、前記ノズル18、吐水口20及び吹出口22の近傍に
はそれぞれの下方に差し出された手を検知するためのセ
ンサ24、26、28が設けられている。
キャビネット10内には、ノズル18に供給される水石鹸を
貯蔵するためのタンク30が設けられている。このタンク
30はポンプ32が側面に取り付けられた構成のものであ
り、該ポンプ32はチューブ34を介してノズル18に接続さ
れている。36は一端側がポンプ32に接続され、他端側が
タンク30内に差し込まれたパイプである。
前記バックガード16の側面にはタンク30内に水石鹸を補
給するための補給口38が設けられており、該補給口38と
タンク30の水石鹸導入口40とはホース42及びフレキジョ
イント44を介して連通されている。補給口38は着脱自在
なキャップ46にて覆われている。このキャップ46の上側
には補給灯48及び満タン灯50がバックガード16の側面に
設けられている。
第2図の符号52はタンク30を支えるための台座を示す。
第2図において、台座52上には有底無蓋の箱状ケース54
が設置されており、該ケース54内に上下動自在にタンク
30の下側が挿入されており、タンク30はバネ58により支
承されている。ケース54には、タンク30が下動してきた
ときに当接してONとなる下リミットスイッチ60が設けら
れている。
ケース54からは上方に向ってブラケット64が延設されて
おり、該ブラケット64の上端に上リミットスイッチ66が
取り付けられている。タンク30の側面の上部には突起68
が設けられており、タンク30が上動された際に該突起68
が上リミットスイッチ66に接触して該上リミットスイッ
チ66がONとなるよう構成されている。
これら上リミットスイッチ66及び下リミットスイッチ60
の検出信号は制御器(図示略)に入力されている。な
お、前記センサ24の検出信号も制御器に入力されてい
る。制御器からは補給灯48、満タン灯50及び前記ポンプ
32に作動電力を与えている。
このように構成された水石鹸の供給装置を備える洗面台
において、前記ノズル18の下側に手を差し出すと、セン
サ24がこの手を検知し、制御器からの信号によりポンプ
32が作動され、タンク30内の水石鹸がノズル18に供給さ
れ、該ノズル18の先端から吐出される。手を引っ込める
と、ポンプ32が停止され、水石鹸の吐出が停止される。
水石鹸がノズル18から吐出されると、それに伴ってタン
ク30内の水石鹸の残量が減少する。そして、これにより
タンク30の重量が軽減されるので、バネ58に押されてタ
ンク30が次第に上昇する。タンク30内の水石鹸の残量が
所定量以下になると、突起68が上リミットスイッチ66を
叩き、該上リミットスイッチ66のON信号が制御器に入力
される。そうすると、補給灯48が点灯され、タンク30内
に水石鹸が補給されるべきことが表示(警告)されると
共に、ポンプ32が非作動状態におかれる。この状態にあ
っては、センサ24が手を検知してもポンプ32は作動され
ず、ポンプ32の空運転が防止される。
補給灯48が点灯したことを認めた例えば衛生設備管理者
は、キャップ46を開けて補給口38内に水石鹸を注ぎ込
み、タンク30内に水石鹸を補充する。この補充に伴って
タンク30の重量が次第に増大し、遂には可動ベース56が
下リミットスイッチ60に当たり、下リミットスイッチ60
のON信号が制御器に入力される。そうすると、満タン灯
50が点灯され、作業者はそれ以上の水石鹸の注入を停止
する。このようにして、タンク30内に過大量の水石鹸が
充填されることが防止され、補給口38からの溢れ出し等
の事態が確実に防止される。
本実施例の水石鹸供給装置付き洗面台においては、補給
口38がバックガード16の側面に設けられているから、補
給口38やキャップ46が目立たず、見栄えが良い。また、
キャップ46が悪戯を受けたりすることも防止されるよう
になる。
補給口36及びキャップ46の詳細な構成について第3〜6
図を参照して説明する。
前記バックガード16は外殻を構成するカバー16aと、内
殻を構成するベース16bとの2重殻体構造となってお
り、カバー16aに補給口38が開設され、ベース16bには該
補給口38と対面する位置に開口70が設けられている。開
口70の裏面には筒状部72が突設されており、前記ホース
42が該筒状部72に連結されている。
この筒状部72の内にはフレキホース74が内装されてい
る。フレキホース74の後端にはフランジ74aが設けら
れ、このフランジ74aが筒状部72の端面に係止可能な大
きさとなっている。フレキホース74の先端は漏斗状に拡
開した受口74bとなっており、該受口74bが開口70に係止
可能な大きさとなっている。この受口74bが補給口38か
ら引出可能となるように補給口38の大きさが設定されて
いる。
なお、このように本実施例にあっては、補給口38とタン
ク30との間に配設される配管は、ホース42とフレキホー
ス74とによって構成されている。
キャップ46は円盤状の本体80と、該本体80にリング82で
止め付けられたシャフト84と、該シャフト84の一端に固
着されたアーム86と、シャフト84に外嵌したプレート88
と、該プレート88と本体80との間に介在されたスプリン
グ90とを備えている。なお、シャフト84の他端面にはマ
イナスドライバ等の工具等を差し込み得る凹溝84aが形
成されている。
前記補給口38は、周縁の一部に切欠38aが設けられた円
形孔であり、前記アーム86がこの切欠38aを通過可能と
されている。
キャップ46を補給口38に装着するには、アーム86を切欠
38aに合致させてキャップ46を補給口38に押し込み、次
いでシャフト84の凹溝84aに工具を差し込み、該シャフ
ト84を回す。そうすると、アーム86がカバー16aの裏側
に回り込み、スプリング90で押圧されたプレート88と該
アーム86とで補給口38の縁部を挟持するようになり、キ
ャップ46が補給口38に保持される。
キャップ46を外すには、シャフト84を回してアーム86を
切欠38aに合致させ、次いでキャップ46を引き抜けば良
い。
水石鹸を補給するには、キャップ46を外し、第6図の如
く、フレキホース74の受口74bを補給口38の外側に引き
出した状態で該受口74bに水石鹸を容器92から注入す
る。このように受口74bを引き出して水石鹸を注入する
から、水石鹸がこぼれることが防止される。
また、このキャップ46においては、シャフト84を回す場
合、マイナスドライバ等の工具が必要であり、素手では
開放できないから、補給口38が悪戯を受けにくい。
[効果] 以上の通り、本発明の水石鹸供給装置付き洗面台にあっ
ては、補給口が立壁に設けられており、しかもこの補給
口の水石鹸貯蔵用タンクとの間に配設された水石鹸流通
用配管の端部を該補給口から引き出し可能としているた
め、水石鹸を補給がきわめて容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る水石鹸供給装置付き洗面
台の斜視図、第2図は同正面図、第3図は補給口の断面
図、第4図は補給口の斜視図、第5図はキャップの斜視
図、第6図は注入時の補給口断面図である。 18……ノズル、30……タンク、 32……ポンプ、38……補給口、 46……キャップ、48……補給灯、 50……満タン灯、58……バネ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗面器と、該洗面器の後方側に立設された
    立壁と、該立壁の前面側に設けられた水石鹸の吐出ノズ
    ルと、洗面台の内部に設置された、該吐出ノズルへ供給
    される水石鹸の貯蔵用タンクとを備えた水石鹸供給装置
    付き洗面台において、 該立壁に水石鹸の補給口を設け、該補給口と前記タンク
    との間に水石鹸流通用の配管を配設し、且つ該配管の該
    補給口側の端部を該補給口から引き出し可能としたこと
    を特徴とする水石鹸供給装置付き洗面台。
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