JPH0783739B2 - 手洗乾燥機 - Google Patents

手洗乾燥機

Info

Publication number
JPH0783739B2
JPH0783739B2 JP8862086A JP8862086A JPH0783739B2 JP H0783739 B2 JPH0783739 B2 JP H0783739B2 JP 8862086 A JP8862086 A JP 8862086A JP 8862086 A JP8862086 A JP 8862086A JP H0783739 B2 JPH0783739 B2 JP H0783739B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand
washing
washing water
casing
manual
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8862086A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62243519A (ja
Inventor
隆夫 池永
俊文 重松
邦博 河内
正己 飯田
龍美 浜中
Original Assignee
東陶機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東陶機器株式会社 filed Critical 東陶機器株式会社
Priority to JP8862086A priority Critical patent/JPH0783739B2/ja
Publication of JPS62243519A publication Critical patent/JPS62243519A/ja
Publication of JPH0783739B2 publication Critical patent/JPH0783739B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は手洗水を吐出して手を洗浄する手洗水吐出装置
と、温風を吹き出して濡れた手を乾燥させる乾燥装置と
をケーシング内に収めて配備する手洗乾燥機に関する。
<従来の技術> 従来、この種の手洗乾燥機として、例えば実開昭58−74
896号公報や第6図に示す実開昭59−47779号公報のもの
がある。
この第6図のものについて説明すれば、手洗水吐出装置
(101)及び乾燥装置(102)をケーシング(103)内に
収納して手洗器(104)の上方に配設し、ケーシング(1
03)の前面に開設した手差し込み用開口部(105)より
手洗い空間(106)に使用者が手を挿入すると、感知部
(107)が感知してタイマーを作動させることにより上
記手洗水吐出装置(101)に設定時間通電して所定量の
手洗水を吐出すると共に該手洗水吐出後、乾燥装置(10
2)に設定時間通電して温風を吹き出するようにしてい
る。
<発明が解決しようとする課題> しかし乍ら、このような従来の手洗乾燥機では、手洗水
吐出装置及び乾燥装置が夫々自動的に作動されてこれら
を任意に作動できないため、手の汚れが激しい時や乾き
が不十分な時には不便であり、使用勝手が悪いという問
題がある。
そこで、例えば実開昭58−126789号公報に開示される如
く、乾燥装置などの作動を開始停止せしめる手動スイッ
チを、ケーシングの前面に開設した手差し込み用開口部
の側方に配置することにより、上記問題を解決させるこ
とが考えられる。
しかし、このものの場合には、乾燥装置などの作動を開
始又は停止させる度に、手差し込み用開口部からわざわ
ざ手を引き抜いて手動スイッチを押さなければならず、
このような操作が使用者にとって面倒であるばかりでな
く、手動スイッチが濡れて不衛生になると共に汚れ易
く、しかも漏電の恐れがあって危険であるという問題が
ある。
本発明は斯かる従来事情に鑑み、手差し込み用開口部か
ら手を引き抜かなくても肘により手洗水吐出装置及び乾
燥装置の作動を任意に操作することを目的とする。
<課題を解決するための手段> 上記課題を解決するために本発明が講ずる技術的手段
は、ケーシングの前面に手差し込み用開口部を斜め上向
きに開設し、この手差し込み用開口部の側方に前記手洗
水吐出装置及び乾燥装置の作動を開始停止せしめる手動
スイッチを、夫々使用者の肘と対向するように縦方向へ
配列して設けたことを特徴とするものである。
そして、前記手動スイッチを夫々横方向へ交互に配置す
ることが好ましい。
<作用> 本発明は上記技術的手段によれば、ケーシングの前面に
開設した斜め上向きの手差し込み用開口部の側方に、手
洗水吐出装置及び乾燥装置の作動を開始停止せしめる手
動スイッチを、夫々使用者の肘と対向するように縦方向
へ配列して設けたことにより、手差し込み用開口部内に
手を入れたままの状態で肘により手動スイッチが押し可
能となるものである。
更に、手動スイッチを夫々横方向へ交互に配置すること
により、接近した2つの手動スイッチが同時に押されな
いものである。
<実施例> 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は第1図に示す如く手洗器(1)を、手洗水
吐出装置(4)及び乾燥装置(5)と共にケーシング
(2)内に収めたものであり、更にボール洗浄装置
(6)及び石けん液吐出装置(7)をも該ケーシング
(2)内に備えている。
手洗器(1)は陶磁器や合成樹脂等により略する鉢状に
形成して内部にボール部(1a)を形成すると共に、その
上面から前面中途部に亙って斜め上向きに開口し、底面
には排水口(図示せず)を開穿してこれに排水管(1b)
を接続する。
ケーシング(2)はその前面部に手洗器(1)のボール
部(1a)を開口に対応して手差し込み用の開口部(2a)
を開設し、該開口部(2a)はボール部(1a)の開口より
小さく、その開口縁には内方へ折曲されて通水リム(1
c)内側に延び、ケーシング(2)と手洗器(1)との
隙間を隠す筒状部(2b)が形成される。
またケーシング(2)の前面には開口部(2a)の側方、
図示例では右側に位置して後述する手動制御用の操作パ
ネル(3)を設ける。
手洗水吐出装置(4)は給水源に連絡する手洗水供給管
(4a)と、この手洗い水供給管(4a)の中途部に設けた
電磁フラッシュバルブ(4b)及び加熱タンク(4c)と、
手洗水供給管(4a)先端にボール部(1a)内へ臨むよう
に取付けた手洗い水吐出ノズル(4d)とからなり、上記
電磁フラッシュバルブ(4b)の作動によって加熱タンク
(4c)内に貯溜された湯を押し出し手洗水吐出ノズル
(4d)からシャワー状に吐出して手洗用に供するもので
ある。
乾燥装置(5)は加熱ヒーター(5a)及び送風ファン
(5b)を内装した温風発生器(5c)と、この温風発生器
(5c)の出口に接続した送風管(5d)と、この送風管
(5d)先端にボール部(1a)内に臨むように取付けた温
風吹き出しノズル(5e)とからなり、上記加熱ヒーター
(5a)及び送風ファン(5b)の作動によって温風吹き出
しノズル(5e)から温風を吹き出して手洗後の濡れた手
の乾燥に供するものである。
ボール洗浄装置(6)は、手洗器(1)のボール部(1
a)開口内周面に環状に形成した通水リム(1c)に給水
する洗浄水供給管(6a)と、この洗浄水供給管(6a)の
中途部に設けた電磁フラッシュバルブ(6b)のとからな
り、上記電磁フラッシュバルブ(6b)の作動によって通
水リム(1c)の底面に多数開穿した流水孔(1d)…から
ボール部(1a)内面に洗浄水を流して洗浄するものであ
る。
石けん液吐出装置(7)は石けん液容器(7a)と、この
容器(7a)の下流側に接続した石けん液供給管(7b)
と、該石けん液供給管(7b)の中途部に設けた電磁ポン
プ(7c)と、石けん液供給管(7b)先端にボール部(1
a)内へ臨むように取付けた石けん液吐出ノズル(7d)
からなり、上記電磁ポンプ(7c)の作動によって石けん
液を石けん液容器(7a)から石けん液吐出ノズル(7d)
に送り、これを該ノズル(7d)から吐出して手洗用に供
するものである。
上述した各装置、即ち手洗水吐出装置(4)、乾燥装置
(5)、ボール洗浄装置(6)及び石けん液吐出装置
(7)は感知部(8)の使用者感知に基づいてその作動
を制御部(9)により電気的に制御される。
感知部(8)は光電センサーからなり、前記ケーシング
(2)前面に開設した手差し込み用の開口部(2a)口縁
に沿ってボール部(1a)内方に折曲形成された筒状部
(2b)に、その投射光線が該開口部(2a)を横断し、手
洗いのために開口部(2a)からボール部(1a)内に挿入
される手を感知し得るように取付けられている。
制御部(9)は上記手洗水吐出装置(4)の電磁フラッ
シュバルブ(4b)、乾燥装置(5)の加熱ヒーター(5
a)と送風ファン(5b)、ボール洗浄装置(6)の電磁
フラッシュバルブ(6b)、石けん液吐出装置(7)の電
磁ポンプ(7c)及び感知部(8)に夫々電気的に連絡
し、感知部(8)の感知信号に基づいて所定の信号を発
生し、上記夫々を自動的に作動せしめて手洗い及び乾燥
を行う。
また、手洗い及び乾燥を所望を時間行うためには各装置
の作動を手動制御することが必要であり、その手動制御
を操作パネル(3)においてスイッチ操作により行うよ
うにしてある。
操作パネル(3)は上記制御部(9)に電気的に接続さ
れ、その前面には第5図に示す如く押しボタンスイッチ
からなる石けん用スイッチ(3a)、洗浄用スイッチ(3
b)、乾燥用スイッチ(3c)及び停止用スイッチ(3d)
を縦方向に配列し、更に図示例の場合これらスイッチ
(3a)(3b)(3c)(3d)を横方向へ交互に配置してお
り、上記石けん用スイッチ(3a)を押すと石けん液吐出
装置(7)及びボール洗浄装置(6)が同時に作動を開
始し、洗浄用スイッチ(3b)を押すと手洗水吐出装置
(4)及びボール洗浄装置(6)が同時に作動を開始
し、乾燥用スイッチ(3c)を押すと乾燥装置(5)が作
動を開始して、停止用スイッチ(3d)を押すとこれら装
置の作動を停止せしめるように制御している。
また操作パネル(3)には上記各スイッチ(3a)(3b)
(3c)の入力状態を示す発光ダイオード(3e)(3f)
(3g)(3h)と、制御が感知部(8)による自動である
か各スイッチ(3a)(3b)(3c)による手動であるかの
表示とその実行を示す発光ダイオード(3i)(3j)とを
設けている。
<発明の効果> 本発明は上記の構成であるから、以下の利点を有する。
ケーシングの前面に開設した斜め上向きの手差し込
み用開口部の側方に、手洗水吐出装置及び乾燥装置の作
動を開始停止せしめる手動スイッチを、夫々使用者の肘
と対向するように縦方向へ配列して設けることにより、
手差し込み用開口部内に手を入れたままの状態で肘によ
り手動スイッチが押し可能となるので、手差し込み用開
口部から手を引き抜かなくても肘により手洗水吐出装置
及び乾燥装置の作動を任意に操作できる。
従って、乾燥装置などの作動を開始又は停止させる度
に、手差し込み用開口部からわざわざ手を引き抜いて手
動スイッチを押さなければないものに比べ、手を引き抜
く必要がないから操作が簡単であるかばりでなく、手動
スイッチが濡れず衛生的であると共に汚れ難く、しかも
漏電の恐れもなくなって安全であり、使用勝手に優れ
る。
手動スイッチを夫々横方向へ交互に配置した場合に
は、接近した2つの手動スッチが同時に押されないの
で、誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す手洗乾燥機の縦断正面
図、第2図は同平面図で一部切欠して示し、第3図は同
縦断側面図で一部切欠して示し、第4図は第2図の(I
V)−(IV)線に沿える断面図、第5図は手動制御用操
作パネルの拡大正面図、第6図は従来の手洗乾燥機の一
例を示す縦断側面図である。 1……手洗器、2……ケーシング 3b,3c,3d……手動スイッチ、4……手洗水吐出装置 5……乾燥装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 正己 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 浜中 龍美 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (56)参考文献 実開 昭58−74896(JP,U) 実開 昭58−126789(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手洗器内に手洗水を吐出する手洗水吐出装
    置と、温風を吹き出す乾燥装置をケーシング内に収納配
    備した手洗乾燥機において、上記ケーシングの前面に手
    差し込み用開口部を斜め上向きに開設し、この手差し込
    み用開口部の側方に前記手洗水吐出装置及び乾燥装置の
    作動を開始停止せしめる手動スイッチを、夫々使用者の
    肘と対向するように縦方向へ配列して設けたことを特徴
    とする手洗乾燥機。
  2. 【請求項2】前記手動スイッチを夫々横方向へ交互に配
    置した特許請求の範囲第1項記載の手洗乾燥機。
JP8862086A 1986-04-16 1986-04-16 手洗乾燥機 Expired - Fee Related JPH0783739B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8862086A JPH0783739B2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16 手洗乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8862086A JPH0783739B2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16 手洗乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62243519A JPS62243519A (ja) 1987-10-24
JPH0783739B2 true JPH0783739B2 (ja) 1995-09-13

Family

ID=13947848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8862086A Expired - Fee Related JPH0783739B2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16 手洗乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0783739B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011010913A1 (de) 2011-02-10 2012-08-16 Airbus Operations Gmbh Handtrocknungsvorrichtung und Waschtisch für ein Luftfahrzeug

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5874896U (ja) * 1981-11-17 1983-05-20 株式会社日立ホームテック 手洗器
JPS58126789U (ja) * 1982-02-23 1983-08-27 ナショナル住宅産業株式会社 洗面装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62243519A (ja) 1987-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0180236B1 (en) Sanitary facility room for clean room
JP3629636B2 (ja) 手洗い乾燥装置
JPH0455061B2 (ja)
JPH0783739B2 (ja) 手洗乾燥機
JPH0432897B2 (ja)
JPH054093B2 (ja)
JPS62106732A (ja) 手洗乾燥機
JPH04216727A (ja) 洗面器洗浄装置付き洗面台
JPH053286B2 (ja)
JPH0514577B2 (ja)
JPH0239433Y2 (ja)
JPH089248Y2 (ja) 全自動洗面器ボックスの水切嵌合構造
JPS62217927A (ja) 手洗乾燥機
JPH0514578B2 (ja)
JPH0242231Y2 (ja)
KR980008148A (ko) 자동 손 세척기
JPH0625425B2 (ja) 手洗装置
JPH0228796Y2 (ja)
KR102388649B1 (ko) 자동 손 세척 및 소독기
JPH04216726A (ja) 洗面器洗浄装置付き洗面台の洗浄制御方法
JPH061034Y2 (ja) 手洗機
JPH0426651B2 (ja)
JPH0453220B2 (ja)
JP2579953B2 (ja) 手洗機
JPH0426652B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees