JP4341160B2 - 手洗い乾燥装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トイレルームに設置される手洗い乾燥装置に係り、詳しくは手を乾かすための吹出口及び送風装置を有した手洗い乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
トイレルームの壁や洋風便器のロータンクの上側などに手洗鉢を設け、この手洗鉢にて手を洗うようにした設備は周知である。また、この手洗鉢に温風の吹出口を設け、水で濡れた手を温風で乾かすようにした設備も公知である(特開平5−331900号、特開平10−237926号)。
【0003】
特開平5−331900号では、温風は手洗器の上部から下方に吹出すようになっている。特開平10−237926号では、温風は手洗器の手前側から奥方向に吹出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の設備においては、乾燥装置は手を乾かすという本来の機能しか有していない。
【0005】
本発明は、この手を乾かすための設備を利用してトイレルーム内の環境あるいは便器の使用時の快適性を著しく向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1)の手洗い乾燥装置は、手洗吐水器を有した手洗鉢と、水で濡れた手を乾かすための風の吹出口と、該吹出口に風を送る送風装置とを有する手洗い乾燥装置であって、該手洗鉢が洋風便器のロータンクの上方に設置されている手洗い乾燥装置において、該ロータンク内の下部に設けられたポンプと、該ロータンク内の上限水位よりも上位に配置されたシャワーと、該ポンプからの水を該シャワーに給水するホースと、該シャワーからの吐出水に触れて冷たくなった空気を吸い込むためのフードと、該フードから吸い込んだ空気を前記吹出口に送風するための送気ダクトと、該送気ダクトに設けられたファンとを有しており、該吹出口から冷風を吹出可能としたことを特徴とするものである。
【0007】
かかる手洗い乾燥装置によると、例えば洋風便器の便座に着座しているときに冷風を吹出口から吹き出すことにより、着座者が涼感を感取することができる。この場合、風の吹出方向が着座者に向う方向とすることが好ましいが、これに限定されるものではない。例えば、着座者以外の方向に吹き出した風がトイレルームの壁に当って分散し、着座者に風が当るようになることも可能である。
【0008】
なお、冷風を吹出すようにした場合には、トイレルーム内の冷房を行うことも可能であり、この場合には吹出方向は着座者以外の方向を向いてもよい。また、着座者が不在ときでも冷風を吹き出すようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して参考例及び実施の形態について説明する。図1は参考例に係る手洗い乾燥装置を備えた洋風便器設備の斜視図、図2はこの手洗い乾燥装置の概略的な縦断面図である。
【0012】
この洋風便器設備は、ロータンクを覆うロータンクカバーを備えたコンソール型洋風便器設備と称されるものであり、洋風便器10の後部上面にロータンクカバー12が設置され、このロータンクカバー12内にロータンク13(図面を明瞭にするために図1では図示略)が設置されている。このロータンク13内へは止水栓14、サプライ管16及びボールタップ18を介して水が供給される。ロータンクの底部の放水口はフロート弁20が設けられている。
【0013】
ロータンクカバー12に取り付けられた洗浄ハンドル22又は電動装置23により、玉鎖24を介して該フロート弁20が引き上げられ、ロータンク内の水が洋風便器10の便鉢へ放出される。ロータンク13内の水のほぼ全量が放出されると、フロート弁20が着座し、ロータンク内に水が再び貯留される。なお、ロータンク13内の水位が低下すると、ボールタップ18に連結された浮玉26が下方移動し、ボールタップ18が開栓し、ロータンク内にボールタップ18から注水される。
【0014】
このボールタップ18からはホース28が分岐しており、このホース28から電磁弁28vを介して手洗吐水器30へ給水される。
【0015】
ロータンクカバー12の上面部は、着脱自在な手洗鉢32となっており、この手洗鉢32から該手洗吐水器30が立設されている。ボールタップ18が開栓すると、手洗吐水器30から吐水が開始し、ボールタップ18が閉栓すると手洗吐水器30から吐水が停止する。手洗吐水器30から吐水している間に手を洗うことができる。
【0016】
手洗鉢32の底部には排水口(図示略)が設けられており、手洗鉢32内に落下した水はこの排水口からロータンク内に落下する。
【0017】
なお、この参考例にあっては、ボールタップ18からロータンク内に放出する水をフレキシブルなサービスタンク34に溜め、このサービスタンク34内の清水を人体臀部の温水洗浄装置(図示略)に供給するようにしている。サービスタンク34内が満水になると、サービスタンク34から溢れた水がロータンク内に貯留される。
【0018】
ロータンクカバー12の前面側に便座36と便蓋38とが上下方向回動可能に取り付けられている。
【0019】
手洗鉢32には吹出口40が設けられており、ダクト44を介して送風装置42から送られてくる風を吹出し可能としている。この吹出口40は、手洗鉢32の後部壁の前面に設けられており、前方に向って風を吹出すようにしている。この吹出口40の吹出方向の前方には、便座36に着座した人の頭部ないし首又は上肩部が位置することになる。
【0020】
この送風装置42は、ブロワ46と空気加熱用ヒータ48とを備えている。空気加熱用ヒータ48の吹出側には切替ダンパ50が設けられており、風をダクト44と吹出口52とに切り替えて送風しうるようになっている。この吹出口52は、臀部用温水洗浄装置の使用によって濡れた臀部を温風で乾燥させるためのものであり、ロータンクカバー12の前部の下端に設けられている。
【0021】
なお、手洗吐水器30の下方に差し出された手を検知するための近接センサ58のほかに、図示はしないが、トイレルームの気温を検知する温度センサ、便器36への着座を検知する着座センサ、温水洗浄装置を操作するためのスイッチ等の各種スイッチが設けられている。近接センサ58は、赤外線センサなどの他、タッチ式の静電容量センサや単なるスイッチでも良い。
【0022】
このように構成された手洗い乾燥装置において、便座36への着座が無い状態においてトイレルーム内の気温が所定温度以下になると、ブロワ46及びヒータ48が作動すると共に、ダンパが送風装置42とダクト44とを連通する。これにより、吹出口40から温風が吹出し、トイレルーム内の暖房が行われる。
【0023】
この温風の吹出しは、タイマー等によって必要なときだけ行うようにしてもよい。
【0024】
着座が検知された場合には、この温風吹出しが停止する。また、着座不検知になってから所定時間内にあっても温風は吹出さず、臀部乾燥又は手乾燥に備える。
【0025】
温水洗浄装置の使用後に臀部乾燥スイッチを操作すると、送風装置42のブロワ44及びヒータ46が起動すると共に、ダンパ50は送風装置42と吹出口52とを連通する。これにより、吹出口52から温風が吹出し、人体臀部の温風乾燥が行われる。
【0026】
洗浄ハンドル22の操作又はフラッシュスイッチ操作による電動装置23の作動により、ロータンク13からの放水が行われ、手洗吐水器30から吐水が開始する。この手洗吐水器30の下方へ手を差し出して手を洗うことができる。
【0027】
センサ58に手をかざし、この手が検知されると、電磁弁28vが閉となり、手洗吐水器30からの水が止まり送風装置42(ブロワ46、ヒータ48)が起動し、吹出口40から温風が吹出し、手を乾燥させることができる。再度センサ58に手をかざすか又は所定の時間が経過すると送風装置42が停止し、電磁弁28vが開となる。
【0028】
トイレルーム内の気温が所定温度よりも高いときには、送風装置42による暖房動作は実行されない。
【0029】
トイレルーム内の気温が暑さを感じさせるほどの高い温度であるときに便座36へ人が着座した場合は、送風装置42のブロワ46のみが作動し、ダンパ50が送風装置42とダクト44とを連通する。これにより、吹出口40から常温風が吹出し、この常温風が便座着座者の上部(頭部や首、肩など)に当たる。これにより、用便中に涼感を感じるようになり、快適な便器使用が可能となる。
【0030】
なお、この風の風量は一定としてもよく、ゆらぎを与えるように変動させてもよい。吹出口40に電動レバーを設け、風の吹出方向を変動させてもよい。
【0031】
この参考例ではセンサ58を手洗吐水器30に設けているが、吹出口40の近傍に設けてもよい。
【0032】
乾燥時以外の場合には吹出口40からの吹出風を冷風としてもよい。この冷風吹出のためにエアコンを設けてもよいが、ロータンク内の水を利用してもよい。図3は、本発明の実施の形態を示している。図3は、冷風扇を応用したものであり、ロータンク13内の下部に設けられたポンプ60からホース62を介してシャワー64へ給水される。このシャワー64はロータンク13内の上限水位よりも上位に配置されており、下向きに水をシャワー状に吹出させる。このシャワー状の吐出水に触れて冷たくなった空気を吸い込むようにフード66が設けられている。該フード66はダクト68及びファン70を介してダクト44の切替ダンパ72に連通している。
【0033】
吹出口40から冷風を吹出すときには、ダンパ72はダクト68と吹出口40とを連通させるように切替わり、ファン70の起動に伴って冷風が吹出口40から吹出す。送風装置42からの常温風や温風を吹出口40から吹出すときには、ダンパ72はダクト44と吹出口40とを直結するように切替わる。
【0034】
上記実施の形態では、臀部乾燥用の送風装置と吹出口40の送風装置とを兼用しているが、別々にしてもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によるとトイレルーム内の気温等の環境やトイレルーム使用中の快適感を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る手洗い乾燥装置を示す斜視図である。
【図2】 図1の乾燥装置の概略的な断面図である。
【図3】 別の実施の形態を示す概略的な断面図である。
【符号の説明】
10 洋風便器
12 ロータンクカバー12
18 ボールタップ
22 洗浄ハンドル
23 電動装置
30 手洗吐水器
32 手洗鉢
40 吹出口
42 送風装置
44 ダクト
46 ブロワ
48 ヒータ
50 ダンパ
52 臀部乾燥用の吹出口
60 ポンプ
64 シャワー
70 ファン
72,74 ダン

Claims (1)

  1. 手洗吐水器を有した手洗鉢と、水で濡れた手を乾かすための風の吹出口と、該吹出口に風を送る送風装置とを有する手洗い乾燥装置であって、
    該手洗鉢が洋風便器のロータンクの上方に設置されている手洗い乾燥装置において、
    該ロータンク内の下部に設けられたポンプと、
    該ロータンク内の上限水位よりも上位に配置されたシャワーと、
    該ポンプからの水を該シャワーに給水するホースと、
    該シャワーからの吐出水に触れて冷たくなった空気を吸い込むためのフードと、
    該フードから吸い込んだ空気を前記吹出口に送風するための送気ダクトと、
    該送気ダクトに設けられたファンと
    を有しており、
    該吹出口から冷風を吹出可能としたことを特徴とする手洗い乾燥装置。
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