JP4345222B2 - トイレ用空調機 - Google Patents

トイレ用空調機 Download PDF

Info

Publication number
JP4345222B2
JP4345222B2 JP2000343850A JP2000343850A JP4345222B2 JP 4345222 B2 JP4345222 B2 JP 4345222B2 JP 2000343850 A JP2000343850 A JP 2000343850A JP 2000343850 A JP2000343850 A JP 2000343850A JP 4345222 B2 JP4345222 B2 JP 4345222B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
air
toilet
air outlet
blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000343850A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002143040A (ja
Inventor
利明 高羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP2000343850A priority Critical patent/JP4345222B2/ja
Publication of JP2002143040A publication Critical patent/JP2002143040A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4345222B2 publication Critical patent/JP4345222B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Toilet Supplies (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、便器使用者に向けて冷風を吹き出すことが可能なトイレ用空調機に係り、特にペルチエ素子等の熱電変換素子を備えたトイレ用空調機に関する。
【0002】
【従来の技術】
エアコンのように冷媒の圧縮・膨張サイクルを利用した空調機に比べてコンパクト化が可能であるトイレ用空調機として、ペルチエ素子等の熱電変換素子を用いたトイレ用空調機が特開平6−34151号、特開平7−327869号及び特開平9−21159号に記載されている。
【0003】
この熱電変換素子にあっては、冷熱面から放熱面へ移動させた熱を該放熱面から放出させる必要がある。
【0004】
上記特開平6−34151号ではトイレのロータンク内の水に熱を放出している。上記特開平7−327869号及び特開平9−21159号では、熱を水道水に放出し、この水道水を便器に排出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ロータンク内の水に熱を放出させる場合、ロータンク内の水が暖まってくると冷房効率が極端に低下する。水道水に放熱して該水道水を便器に捨てるのでは、水道水が全く無駄になってしまう。
【0006】
本発明は上記問題点を解決し、コンパクトで無駄のないトイレ用空調機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1)のトイレ用空調機は、便器使用者に向けて冷風を吹出すための冷風吹出口と、該冷風吹出口に連なる第1のダクトと、該第1のダクト内に冷熱面を配置した熱電変換素子と、該第1のダクトに通風させるための第1の送風機と、該熱電変換素子の放熱面が内部に配置されており、通風口をトイレルームに臨ませている第2のダクトと、該第2のダクトに通風させるための第2の送風機とを有するトイレ用空調機であって、前記第2のダクトにエアヒータが設けられており、前記通風口は足許暖房用の温風吹出口となっており、前記第1及び第2の送風機を駆動し、前記熱電変換素子に通電し、エアヒータは非通電とする冷房運転と、前記第2の送風機を駆動し、前記エアヒータに通電する暖房運転とを切り替える手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項2のトイレ用空調機は、請求項1において、ダクトがロータンクカバー内を上下方向に延設されており、該ダクトの高さ方向の途中に空気取入口が開口しており、該ダクト内に該空気取入口に隣接して前記熱電交換素子が設けられており、該ダクトのうち該熱電交換素子よりも上側が前記第1のダクトとなり、該ダクトのうち該熱電交換素子よりも下側が前記第2のダクトとなっており、前記冷風吹出口が手洗鉢に設けられ、該冷風吹出口に該第1のダクトの上端が連なっており、該第2のダクトの下端が前記温風吹出口に連なっており、冷房運転において、前記の冷房運転と暖房運転とを切り替える手段が、該第1及び第2の送風機を駆動し、前記熱電変換素子に通電し、エアヒータを非通電とすることにより、該冷風吹出口から冷風が吹出し、暖房運転において、該冷房運転と暖房運転とを切り替える手段が、該第2の送風機を冷房運転のときとは逆通風方向に駆動し、該エアヒーターに通電することにより、該温風吹出口から温風が吹出すことを特徴とするものである。
本発明(請求項3)のトイレ用空調機は、便器使用者に向けて冷風を吹出すための冷風吹出口と、該冷風吹出口に連なる第1のダクトと、該第1のダクト内に冷熱面を配置した熱電変換素子と、該第1のダクトに通風させるための第1の送風機と、該熱電変換素子の放熱面が内部に配置されており、通風口をトイレルームに臨ませている第2のダクトと、該第2のダクトに通風させるための第2の送風機とを有するトイレ用空調機であって、前記第2のダクトにエアヒータが設けられており、前記通風口は手の乾燥用の吹出口及び空気の取入口を兼ねており、前記第1及び第2の送風機を駆動し、前記熱電変換素子に通電し、エアヒータは非通電とし、前記冷風吹出口から冷風を吹出し前記通風口からは空気を取入れる冷房運転と、前記第2の送風機を冷房運転のときとは逆通風方向に駆動し、前記エアヒータに通電し、前記通風口から温風を吹出す手乾燥運転とを切り替える手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項4のトイレ用空調機は、請求項3において、前記第1のダクト及び第2のダクトは上下方向に延設されており、該第1のダクトの上端が前記冷風吹出口に連通すると共に下端がロータンクカバー内に開放しており、該第2のダクトの上端が前記通風口に連通すると共に下端が該ロータンクカバーの底面に設けられた底面温風吹出口に連通しており、該第1のダクト及び第2のダクトの途中部分に前記熱電変換素子が設置されており、前記の冷房運転と手乾燥運転とを切り替える手段は、冷房運転と手乾燥運転とを切り替えることが可能な構成となっていることに加え、前記エアヒータに通電し、前記第2の送風機を手乾燥運転のときとは逆通風方向に駆動し、該底面温風吹出口から温風を吹出す足許暖房運転に切り替えることが可能な構成となっていることを特徴とするものである。
【0008】
かかる本発明のトイレ用空調機では、吹出口から冷風を便器使用者に向けて吹出すので、便器使用者に涼感を与えることができる。一般に、便器使用者のトイレルーム内滞留時間は短いので、顔や首筋に冷風を吹き付けるだけで相当の涼感を得ることができる。また、顔や首筋に冷風を吹き付けるようにすれば、少量の冷風を吹出すだけで足り、エネルギー消費が少ない。
【0009】
このトイレ用空調機では、冷房時の排熱はトイレルーム内の空気に排出されるが、排熱量は少ないのでトイレルーム内の気温の上昇は殆どなく、便器使用者には実質的に冷風による涼感のみが感取される。
【0010】
本発明では、第2のダクトにエアーヒータを設け、トイレルームの暖房運転を行うよう構成する。
【0011】
請求項1では、通風口を足許暖房用の温風吹出口とする。そして、第1及び第2の送風機を駆動し、前記熱電変換素子に通電し、エアヒータは非通電とする冷房運転と、第2の送風機を駆動し、前記エアヒータに通電する暖房運転とを切り替える手段を設ける。
【0012】
かかる構成によれば、冷房運転時には放熱ファンとして動作する送風機を利用して暖房運転が実行されるので、電気エネルギーの利用効率が高い。
【0013】
請求項3では、通風口を手の乾燥用の吹出口及び空気の取入口を兼ねるようにしている。そして、第1及び第2の送風機を駆動し、前記熱電変換素子に通電し、エアヒータは非通電とし、前記冷風吹出口から冷風を吹出し通風口からは空気を取入れる冷房運転と、第2の送風機を冷房運転のときとは逆通風方向に駆動し、エアヒータに通電し、通風口から温風を吹出す手乾燥運転とを切り替える手段を設置する。これにより、手乾燥運転を行うことも可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。図1は実施の形態に係る手洗い乾燥装置を備えた洋風便器設備の斜視図、図2はこの手洗い乾燥装置の概略的な縦断面図である。
【0015】
この洋風便器設備は、ロータンクを覆うロータンクカバーを備えたコンソール型洋風便器設備と称されるものであり、洋風便器10の後部上面にロータンクカバー12が設置され、このロータンクカバー12内にロータンク13(図面を明瞭にするために図1では図示略)が設置されている。このロータンク13内へは止水栓14、サプライ管16及びボールタップ18を介して水が供給される。ロータンクの底部の放水口にフロート弁20が設けられている。
【0016】
ロータンクカバー12に取り付けられた洗浄ハンドル22又は電動装置23により、玉鎖24を介して該フロート弁20が引き上げられ、ロータンク13内の水が洋風便器10の便鉢へ放出される。ロータンク13内の水のほぼ全量が放出されると、フロート弁20が着座し、ロータンク13内に水が再び貯留される。なお、ロータンク13内の水位が低下すると、ボールタップ18に連結された浮玉26が下方移動し、ボールタップ18が開栓し、ロータンク内にボールタップ18から注水される。
【0017】
このボールタップ18からはホース28が分岐しており、このホース28から電磁弁28vを介して手洗吐水器30へ給水される。
【0018】
ロータンクカバー12の上面部は、着脱自在な手洗鉢32となっており、この手洗鉢32から該手洗吐水器30が立設されている。電磁弁28vが開弁すると、手洗吐水器30の吐水口56から吐水が開始し、電磁弁28vが閉弁すると該吐水口56からの吐水が停止する。手洗吐水器30から吐水している間に手を洗うことができる。
【0019】
手洗鉢32の底部には排水口32aが設けられており、手洗鉢32内に落下した水はこの排水口32aからロータンク13内に落下する。
【0020】
なお、この実施の形態にあっては、ボールタップ18からロータンク13内に放出する水をフレキシブルなサービスタンク34に溜め、このサービスタンク34内の清水を人体臀部の温水洗浄装置(図示略)に供給するようにしている。サービスタンク34内が満水になると、サービスタンク34から溢れた水がロータンク13内に貯留される。
【0021】
ロータンクカバー12の前面側に便座36と便蓋38とが上下方向回動可能に取り付けられている。
【0022】
手洗鉢32には吹出口40が設けられており、ダクト42を介して送られてくる冷風を吹出し可能としている。この吹出口40は、手洗鉢32の後部壁の前面に設けられており、前方に向って風を吹出すようにしている。この吹出口40の吹出方向の前方には、便座36に着座した人の頭部ないし首又は上肩部が位置することになる。
【0023】
このダクト42はロータンクカバー12内を上下方向に延設されている。このダクト42の高さ方向の途中に空気取入口44が開口しており、ダクト42内にはこの空気取入口44に隣接して熱電変換素子46が設けられている。熱電変換素子46は、上方に向けて突設された多数の受熱用のフィンよりなる冷熱面46aと、下方に向けて突設された多数の放熱用フィンよりなる放熱面46bを備えている。
【0024】
この熱電変換素子46の上方に第1の送風機48が設けられ、熱電変換素子46の下方に第2の送風機50が設けられている。第2の送風機50の下側にエアヒータ52が設けられている。ダクト42の下端は、ロータンクカバー12の底面から下方に向って開放した通風口(温風吹出口)54となっている。
【0025】
なお、手洗吐水器30の吐水口56下方に差し出された手を検知するための近接センサ58のほかに、図示はしないが、トイレルームの気温を検知する温度センサ、便器36への着座を検知する着座センサ、温水洗浄装置を操作するためのスイッチ等の各種スイッチが設けられている。近接センサ58は、赤外線センサなどの他、タッチ式の静電容量センサや単なるスイッチでも良い。
【0026】
このように構成された手洗い乾燥装置において、トイレルーム内の気温が所定温度以上の高温時に便座36への着座が検知されると、熱電変換素子46に通電されると共に、送風機48,50が作動する。これにより、空気取入口44から取り入れられた空気が冷熱面46aで冷却され、吹出口40から冷風が吹出す。吹出口40から吹出した冷風が便器使用者の頭や首筋、上肩などに当ることにより涼感が得られる。
【0027】
熱電変換素子46にあっては、冷熱面46a側から放熱面46b側へ熱を移動させ、この熱が空気に伝わり、温風が排風口54から吹出す。なお、この温風は、温度がさほど高くなく、また、風量も少ないので、トイレルーム内の気温を殆ど上昇させない。従って、便座の着座者は、専ら冷風吹付による涼感のみを享受するようになる。
【0028】
便器使用者が便座36から立ち上ると、熱電変換素子46への通電が停止すると共に、送風機48,50も停止する。
【0029】
トイレルーム内の気温が予め設定された温度よりも低いときに便座36への着座が検知されると、送風機50が作動すると共にエアヒータ52に通電され、排風口54から温風が吹出す。これにより、便器使用者の足許暖房が行われる。
【0030】
図3は別の実施の形態に係るトイレ用空調機を備えたロータンクの概略的な縦断面図である。
【0031】
この実施の形態では、冷風吹出口40に連なるダクト62と、手洗乾燥吹出口60に連なるダクト64とが設けられている。
【0032】
ダクト62,64の途中部分に熱電変換素子46が設置され、該熱電変換素子46の冷熱面46aがダクト62内に臨み、放熱面46bがダクト64内に臨んでいる。
【0033】
ダクト62の熱電変換素子46よりも下方に送風機66が設けられている。ダクト62の下端はロータンクカバー12内に開放している。
【0034】
ダクト64の熱電変換素子46よりも下方にエアヒータ68及び送風機70が設けられている。この送風機70は送風方向を反転しうるものとなっている。ダクト64の下端はロータンクカバー12の底面の温風吹出口54に連通している。
【0035】
手洗吐水器30には、前記吐水口56及び乾燥吹出口60のほかに、該乾燥吹出口60の下方に差し出された手を検知するセンサ58aと、吐水口56の下方に差し出された手を検知するセンサ58bとが設けられている。なお、乾燥吹出口60は吐水口56よりも前方に配置されている。
【0036】
このように構成されたトイレ用空調機において、気温の高い時に便座への着座が検知されると、熱電変換素子46に通電が行われると共に、送風機66,70が作動する。この場合、送風機70は、空気を乾燥吹出口60から取り入れ温風吹出口54から吹出すように作動する。エアヒータ68へは通電されない。これにより、吹出口40から冷風が吹出す。便器使用者が便座から立ち上ると、この冷風吹出動作は停止する。
【0037】
手洗吐水器30の下方に手が差し出されると、手がセンサ58a,58bの双方で検知された段階で吐水口56から吐水が開始する。続いて手が少し後退しセンサ58aのみが手を検知するようになると、吐水口56からの吐水は停止し、代りに乾燥吹出口60から温風が吹出す。この場合、エアヒータ68に通電が行われると共に、送風機70は温風吹出口70から空気を取入れ乾燥吹出口60から空気を吹出すように動作する。なお、この場合、熱電変換素子46へは通電しない。ただし、送風機66を反転させ冷風吹出口40から空気を取入れ、且つ熱電変換素子46に通電し、熱電変換素子46によって、ダクト64内の空気を加熱するようにしてもよい。
【0038】
センサ58aが手を検知しなくなると、この手乾燥動作が停止する。
【0039】
トイレルーム内の気温が低いときに便座への着座が検知されると、エアヒータ68に通電が行われると共に、送風機70は乾燥吹出口60から空気を取り入れ温風吹出口54から温風を吹出すように動作し、便器使用者の足許暖房が行われる。
【0040】
便器使用者が便座から立ち上ると、この足許暖房運転が停止する。その後、手洗吐水器30の下方に手が差し出された場合の吐水及び乾燥動作は上記の気温が高い場合と同じである。
【0041】
【発明の効果】
以上の通り、本発明のトイレ用空調機によると、比較的簡易な構成により便器使用者に十分な涼感を与える冷房運転を行うことができると共に、足許暖房などの暖房運転も可能である。本発明によると、手の温風による乾燥を行うよう構成することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るトイレ用空調機を備えた洋風便器を示す斜視図である。
【図2】図1の洋風便器の概略的な縦断面図である。
【図3】別の実施の形態を示す概略的な縦断面図である。
【符号の説明】
10 洋風便器
12 ロータンクカバー
18 ボールタップ
22 洗浄ハンドル
30 手洗吐水器
32 手洗鉢
40 冷風吹出口
42 ダクト
44 空気取入口
46 熱電変換素子
46a 冷熱面
46b 放熱面
50 送風機
52 エアヒータ
54 温風吹出口
56 吐水口
58,58a,58b センサ
60 乾燥吹出口
62,64 ダクト
66,70 送風機
68 エアヒータ

Claims (4)

  1. 便器使用者に向けて冷風を吹出すための冷風吹出口と、
    該冷風吹出口に連なる第1のダクトと、
    該第1のダクト内に冷熱面を配置した熱電変換素子と、
    該第1のダクトに通風させるための第1の送風機と、
    該熱電変換素子の放熱面が内部に配置されており、通風口をトイレルームに臨ませている第2のダクトと、
    該第2のダクトに通風させるための第2の送風機と
    を有するトイレ用空調機であって、
    前記第2のダクトにエアヒータが設けられており、
    前記通風口は足許暖房用の温風吹出口となっており、前記第1及び第2の送風機を駆動し、前記熱電変換素子に通電し、エアヒータは非通電とする冷房運転と、
    前記第2の送風機を駆動し、前記エアヒータに通電する暖房運転とを切り替える手段を備えたことを特徴とするトイレ用空調機
  2. 請求項1において、ダクトがロータンクカバー内を上下方向に延設されており、該ダクトの高さ方向の途中に空気取入口が開口しており、該ダクト内に該空気取入口に隣接して前記熱電交換素子が設けられており、
    該ダクトのうち該熱電交換素子よりも上側が前記第1のダクトとなり、該ダクトのうち該熱電交換素子よりも下側が前記第2のダクトとなっており、
    前記冷風吹出口が手洗鉢に設けられ、該冷風吹出口に該第1のダクトの上端が連なっており、
    該第2のダクトの下端が前記温風吹出口に連なっており、
    冷房運転において、前記の冷房運転と暖房運転とを切り替える手段が、該第1及び第2の送風機を駆動し、前記熱電変換素子に通電し、エアヒータを非通電とすることにより、該冷風吹出口から冷風が吹出し、
    暖房運転において、該冷房運転と暖房運転とを切り替える手段が、該第2の送風機を冷房運転のときとは逆通風方向に駆動し、該エアヒーターに通電することにより、該温風吹出口から温風が吹出すことを特徴とするトイレ用空調機。
  3. 便器使用者に向けて冷風を吹出すための冷風吹出口と、
    該冷風吹出口に連なる第1のダクトと、
    該第1のダクト内に冷熱面を配置した熱電変換素子と、
    該第1のダクトに通風させるための第1の送風機と、
    該熱電変換素子の放熱面が内部に配置されており、通風口をトイレルームに臨ませている第2のダクトと、
    該第2のダクトに通風させるための第2の送風機と
    を有するトイレ用空調機であって、
    前記第2のダクトにエアヒータが設けられており、
    前記通風口は手の乾燥用の吹出口及び空気の取入口を兼ねており、
    前記第1及び第2の送風機を駆動し、前記熱電変換素子に通電し、エアヒータは非通電とし、前記冷風吹出口から冷風を吹出し前記通風口からは空気を取入れる冷房運転と、
    前記第2の送風機を冷房運転のときとは逆通風方向に駆動し、前記エアヒータに通電し、前記通風口から温風を吹出す手乾燥運転とを切り替える手段を備えたことを特徴とするトイレ用空調機。
  4. 請求項3において、前記第1のダクト及び第2のダクトは上下方向に延設されており、
    該第1のダクトの上端が前記冷風吹出口に連通すると共に下端がロータンクカバー内に開放しており、
    該第2のダクトの上端が前記通風口に連通すると共に下端が該ロータンクカバーの底面に設けられた底面温風吹出口に連通しており、
    該第1のダクト及び第2のダクトの途中部分に前記熱電変換素子が設置されており、
    前記の冷房運転と手乾燥運転とを切り替える手段は、冷房運転と手乾燥運転とを切り替えることが可能な構成となっていることに加え、前記エアヒータに通電し、前記第2の送風機を手乾燥運転のときとは逆通風方向に駆動し、該底面温風吹出口から温風を吹出す足許暖房運転に切り替えることが可能な構成となっていることを特徴とするトイレ用空調機。
JP2000343850A 2000-11-10 2000-11-10 トイレ用空調機 Expired - Fee Related JP4345222B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000343850A JP4345222B2 (ja) 2000-11-10 2000-11-10 トイレ用空調機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000343850A JP4345222B2 (ja) 2000-11-10 2000-11-10 トイレ用空調機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002143040A JP2002143040A (ja) 2002-05-21
JP4345222B2 true JP4345222B2 (ja) 2009-10-14

Family

ID=18818151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000343850A Expired - Fee Related JP4345222B2 (ja) 2000-11-10 2000-11-10 トイレ用空調機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4345222B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6847368B2 (ja) * 2016-09-29 2021-03-24 株式会社Lixil 便器装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002143040A (ja) 2002-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4345222B2 (ja) トイレ用空調機
JP3506198B2 (ja) 手乾燥装置及び蓄熱式空気加熱装置
JP3674423B2 (ja) 浴室暖房装置
JP4341160B2 (ja) 手洗い乾燥装置
JP3838777B2 (ja) トイレ装置
JP3087716B2 (ja) 便所装置
JP3838776B2 (ja) トイレ装置
JP4077473B2 (ja) 手乾燥装置
JP3860657B2 (ja) トイレ装置
JP2006255233A (ja) 手乾燥装置
JP3073141B2 (ja) スチームサウナ装置
JP3996995B2 (ja) トイレ装置
JPH0322384Y2 (ja)
JPH0615226Y2 (ja) トイレルーム内空気調整ユニット
JPH0663103A (ja) スチームサウナ装置
JP3893973B2 (ja) 水洗トイレ装置の空調装置と空調装置付水洗トイレ装置
JP4280143B2 (ja) ミストサウナ装置
JP3893974B2 (ja) 水洗トイレ装置の空調装置と空調装置付水洗トイレ装置
JP2520442B2 (ja) トイレル―ム内空気調整ユニット
JP4507812B2 (ja) トイレ空調装置とそれを用いた温水局部洗浄便座
JP3903792B2 (ja) トイレ装置
KR200411126Y1 (ko) 미활용 공간에 설치되는 가정용 송풍 히터
JPH0633026Y2 (ja) 温水洗浄機能・温風乾燥機能付き便器
JP2002333231A (ja) 浴 室
JPH11181867A (ja) 便器設備

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090623

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090706

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4345222

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140724

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees