JP2520442B2 - トイレル―ム内空気調整ユニット - Google Patents

トイレル―ム内空気調整ユニット

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JP2520442B2
JP2520442B2 JP63061529A JP6152988A JP2520442B2 JP 2520442 B2 JP2520442 B2 JP 2520442B2 JP 63061529 A JP63061529 A JP 63061529A JP 6152988 A JP6152988 A JP 6152988A JP 2520442 B2 JP2520442 B2 JP 2520442B2
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馨 山下
義久 中嶋
美弘 西浜
龍二 松下
周子 井本
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はトイレルーム内の空気調整を行うためのトイ
レルーム内空気調整ユニットに関するものである。
[従来の技術] 従来、トイレルーム内の空気調整ユニットによる空気
調整の出力は空気調整ユニットに配設した機器能力に依
存するところが大きく、空気調整ユニットに設けた強、
中、弱の出力レベルを使用者により選択したり、サーミ
スタ等の温度センサーによりトイレルーム内の室温の検
出をして機器出力に対してフィードバック制御をかけて
出力調整を行うというものであった。
[発明が解決しようとする課題] 上述のような従来例にあっては、室温を検知して機器
の出力制御を行うというものであるため、機器の制御に
関しては使用者の快適感というものは特に考慮されてお
らず、特に機器の運転開始時にあっては、室温を調整す
るまでは大きい風速であり、トイレルーム内を暖房する
場合には便座に着座した人に当たる温風が長時間連続し
て送られることにより暑すぎたり、冷房する場合には人
体に当たる冷風が長時間連続して送られることにより寒
すぎたりして人体にとって必ずしも快適でない温度を与
えるものであった。また、出力の切換スイッチを有する
機器においてもその出力レベルは機器側の能力により一
定に設定されたものであり、人体側の快適感を考慮した
ものではなく、このことからトイレルーム内の冷暖房を
行う場合には使用者に対して不快感を与えるという問題
があった。
本発明は上記問題点を解決しようとするものであり、
その目的とするところは、利用者にとって効率的で迅速
に快適なトイレルーム内の空気調整を行うことができる
トイレルーム内空気調整ユニットを提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明におけるトイレル
ーム内空気調整ユニットは、空気調整用の送風口1を有
する空気調整ユニット2をトイレルーム3内に配設し、
送風口1から便座に着座した人への送風の風速が開始後
約2分間は約1m/sとなり、その後は約0.5m/sになるよう
に制御する風速制御手段4を設けたものである。
[作用] 空気調整ユニット2の送風口1から便座に着座した人
への送風量を風速制御手段4により送風開始後約2分間
は1m/sとなるようにし、その後は約0.5m/sとなるように
したことにより、着座した人に当たる送風口1からの空
気調整のための送風を自動的に一定時間経過すると弱く
することができ、強い送風が連続的に送風されるという
ことがなく、快適感を損なうことなく、効率的で迅速に
空気調整を行うことができる。
[実施例] 第1図に示すようにトイレルーム3内に配設される空
気調整ユニット2は空気調整用の送風口1を有する箱形
に形成してあり、内部には送風部5、熱交換器6、切換
ダンパー部7をそれぞれ設けてある。送風部5としては
送風ファン5aであり、この送風ファン5aは空気調整ユニ
ット2の上部に設けられた吸気口8と連通させてある。
そして送風ファン5aを作動させることによりトイレルー
ム3内の空気を吸気口8より吸引することができるよう
にしてある。送風部5の下方には第2図に示すように熱
交換器6を設けてある。この熱交換器6はヒートポンプ
式の熱交換器であり、放熱状態にすることにより上記送
風ファン5aから送られてくる送風を温風に換えることが
でき、また、放冷状態にすることにより送風を冷風に換
えることができるものである。熱交換器6の下方には切
換え自在な切換ダンパー部7を設けてある。この切換ダ
ンパー部7は空気調整ユニット2のほぼ中央部に設けら
れた冷風送風口1aと連通させてあり、冬季には切換ダン
パー7aを切換えて開状態にすることにより送風ファン5a
から熱交換器6を介して送られてくる冷風を冷風送風口
1aより噴出させることができるようにしてある。このと
き冷風送風口1aの位置はトイレルーム3内の便座に人が
着座している場合に人の顔部付近に冷風が噴出される位
置に設けてある。このように冷風送風口1aを噴出された
冷風が顔部付近に噴出される位置に設けてあることによ
り夏季には冷風を一番涼しく感じる顔部付近に噴出させ
ることができ、トイレルーム3内全体が冷房されていな
くとも涼しさを感じることができる。冷風送風口1aの下
方で空気調整ユニット2の下部には温風送風口1bを設け
てある。このとき温風送風口1bはトイレルーム3内の便
座に人が着座した場合に温風が人の足元に噴出される位
置に設けてある。この温風は上記送風ファン5aより送ら
れてくる送風を放熱状態の熱交換器6により暖めて温風
送風口1bより温風として噴出されるようにしてある。ま
た、このとき上記切換ダンパー7aは閉状態にしてあり、
冷風送風口1aから温風が噴出しないようにしてある。こ
のように温風を足元に噴出させることができることによ
り冬季には冷えやすい足元から温風によりトイレルーム
3内の暖房を行うことができ、トイレルーム3内全体が
完全に暖房されていなくとも暖かさを感じることができ
る。また、このとき冬季にトイレルーム3内の暖房を行
う場合に足元から温風を出してトイレルーム3内を暖房
していくので、温風は足元である下方から上方に向けて
流れていくこととなり、トイレルーム3内を効率良く暖
房することができ、夏季にあっては、トイレルーム3内
の冷房を行う場合に冷風は顔部付近である上部から下方
に流れることとなり、効率良くトイレルーム3内の冷房
を行うことができる。温風送風口1bの内方側には筒状の
水平風路9を形成してある。この水平風路9は温風送風
口1bと連通するように配設してあり、温風送風口1bと反
対側に位置する後部の上面には上方に向けて開口した送
風通気孔9aを設けてある。水平風路9の内部にはヒータ
等の補助熱源部10を設けてあり、この補助熱源部10によ
り上記送風ファン5aから送られてくる送風を温風に変え
て温風送風口1bより噴出することができるようにしてあ
る。このように構成することにより温風送風口1bから噴
出させる温風を筒状の水平風路9内で温風に変えた後に
噴出させることができ、小さい送風ファン5aの能力であ
っても温風を温風送風口1bから噴出させることができ
る。すなわち送風を暖めて温風にした場合、温風は上昇
しようとするが、筒状の水平風路9内で温風に変えて噴
出させることにより温風は筒状の水平風路9により上昇
が抑制されることとなり、小さい送風ファン5aの能力で
あっても温風を温風送風口1bから噴出させることができ
る。このとき温風送風口1b及び冷風送風口1aから噴出さ
れる温風及び冷風の噴出量を調整することができるよう
に空気調整ユニット2の内部には送風の量を制御するた
めの風速制御手段4を設けてあり、この風速制御手段4
により温風送風口b及び冷風送風口1aから噴出される送
風の風速を第3図に示すように送風開始後約2分間は約
1m/sとなるようにし、その後は約0.5m/sになるようにし
てある。また、運転開始後約2分間は熱交換器6の出力
を約1Kwの出力にし、その後は約0.5Kwの出力になるよう
にしてあり、温風及び冷風の温度を調整することができ
るようにしてある。つまり第4図に示すようにトイレル
ーム3内の空気調整を行う場合に空気調整ユニット2の
スイッチ操作部4aを操作することによりタイマー4bを介
して送風制御部4c及び熱源制御部4dに制御信号を送り熱
交換器6と送風ファン5aの運転を行う。このとき熱源制
御部4dは高にしてあり、熱交換器6の出力は約1Kwとな
るようにしてあり、送風制御部4cは強としてあり、送風
ファン5aからの風速は約1m/sとなるようにしてある。そ
して運転開始後2分間経過することによりタイマー4bか
らタイムアップ信号が熱源制御部4d及び送風制御部4cに
出力されることにより熱源制御部4dと送風制御部4cとを
それぞれ低、弱に切換えて、送風ファン5aからの送風の
風速を0.5m/sし、熱交換器6の出力を0.5Kwにコントロ
ールする。このように構成することにより空気調整開始
時に人に向けて噴出される温風及び冷風の風速を開始約
2分後には自動的に緩くすることができ、また、熱交換
器6の出力を開始約2分後に落とすことにより温度を緩
くすることができ、快適性を損なうことなく、迅速で効
率的に空気調整を行うことができる。第3図で図示した
実施例にあっては、約2分後の風速及び熱交換器6の出
力を段階的に変化させる場合を示したが機器の構成上支
障がなければ破線で示すように連続的になめらかに変化
させてもよい。トイレルーム3内の空間が幅0.9m、流さ
1.8m、高さ2.4mである場合にトイレルーム3内に配設し
た空気調整ユニット2の送風口1から便座に着座した人
への距離を0.3mから0.7mにした場合の実施例を第5図に
示す。このとき夏季にあっては、室温を30℃から36℃と
し、冬季には5℃から10℃の場合である。夏季にトイレ
ルーム3内を冷房する場合にトイレルーム3内の温度は
入室直後は約33℃であり、冷風送風口1aより冷風を噴出
して冷房していくことにより30秒後には約27℃から29℃
にまで下げることができる。このとき冷風送風口1aから
噴出される冷風の送風は約1m/sであり、2分後には室温
は快適温度である約23℃から25℃にまで低下する。そし
て送風制御手段4により風速を0.5m/sに自動的に切換え
て室温を23℃から25℃で維持するようにすることで快適
感が維持することとなる。冬季にトイレルーム3内を暖
房する場合にはトイレルーム3内の室温は入室直後は約
10℃であり、温風送風口1bより温風を噴出して暖房して
いくことにより30秒後には約17℃から21℃まで上げるこ
とができる。このとき温風送風口1bから噴出される温風
の送風は約1m/sであり、2分後には室温は快適温度であ
る25℃から27℃まで上昇する。そして送風制御手段4に
より自動的に風速を0.5m/sに切換えて25℃から27℃を維
持するようにすることで快適感が維持することとなる。
吸気口8には防塵、消臭、芳香を行うことができるフィ
ルター11を設けてあり、このように構成することにより
吸気口8からトイレルーム3内の空気を吸引した場合に
吸引後すぐに防塵を行うことができ、熱交換器6や送風
ファン5aにゴミ、ほこりが付着するのを防止することが
でき、また、トイレルーム3内の空気の消臭、芳香を同
時に行うことができる。
[発明の効果] 本発明は叙述のように送風口から便座に着座した人へ
の送風の風速が開始後約2分間は約1m/sとなり、その後
は約0.5m/sになるように制御する風速制御手段を設けた
ので、風速制御手段により送風口からの送風の風速を自
動的に緩めることにより、トイレルーム内の空気調整を
行う場合にトイレルームに入室している人に対して強い
送風が送り続けられて暑すぎたり、寒すぎたりするとい
うことがなく、快適性を損なわずにトイレルーム内の空
気調整を自動的に迅速に効率良く行うことができもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は同上の側
断面図、第3図は同上の経過時間とヒータ出力と風速と
を示すグラフ、第4図は送風制御手段を示すブロック
図、第5図は空気調整ユニットによる冷暖房時の温度、
風速、快適感を示す説明図であって、1は送風口、2は
空気調整ユニット、3はトイレルーム、4は風速制御手
段である。
フロントページの続き (72)発明者 松下 龍二 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 井本 周子 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−196446(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調整用の送風口を有する空気調整ユニ
    ットをトイレルーム内に配設し、送風口から便座に着座
    した人への送風の風速が開始後約2分間は約1m/sとな
    り、その後は約0.5m/sになるように制御する風速制御手
    段を設けて成るトイレルーム内空気調整ユニット。
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