JP2021055980A - 加湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】快適な加湿を行う加湿装置を提供する。【解決手段】本開示の一形態に係る加湿装置10は、筐体11と、筐体11の外部から筐体11の内部へ空気を取り込む吸気口12と、空気が流れる流れ方向における吸気口12の下流に配されたファン13と、流れ方向におけるファン13の下流に配されたヒーター14と、流れ方向におけるヒーター14の下流に配され、互いに異なる方向に延びた第1流路15および第2流路16と、第2流路16内に配された加湿部17と、流れ方向における第1流路15の下流に配され、筐体11の外部へ空気を吹き出す第1吹出口18と、流れ方向における第2流路16の下流に配され、加湿部17によって加湿された後の空気を筐体11の外部へ吹き出す第2吹出口19と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は加湿装置に関する。
従来から、加湿される前の空気を加熱してから加湿部で加湿することによって、加湿効率を向上させた加湿装置が開発されている。例えば、特許文献1には、ヒーターで暖められた温風が加湿フィルタを通過して加湿される構成を有する加湿機能付温風機が開示されている。
特開2002−106969号公報
ヒーターで加熱された空気が加湿されるとき、水分の蒸発に伴って気化熱が発生する。それにより、空気から熱が奪われる。その結果、空気が冷却される。その冷却された空気が、人の存在する方向に向かって加湿装置の外部に吹き出されると、不快に感じる場合がある。
本開示は、上記の問題に鑑みて構成されている。本開示は、快適な加湿を行う加湿装置の提供を目的とする。
本開示の一形態に係る加湿装置は、筐体と、前記筐体の外部から前記筐体の内部へ空気を取り込む吸気口と、前記空気が流れる流れ方向における前記吸気口の下流に配されたファンと、前記流れ方向における前記ファンの下流に配されたヒーターと、前記流れ方向における前記ヒーターの下流に配され、互いに異なる方向に延びた第1流路および第2流路と、前記第2流路内に配された加湿部と、前記流れ方向における前記第1流路の下流に配され、前記筐体の外部へ前記空気を吹き出す第1吹出口と、前記流れ方向における前記第2流路の下流に配され、前記加湿部によって加湿された後の前記空気を前記筐体の外部へ吹き出す第2吹出口と、を備える。
実施形態1に係る加湿装置の概略を表す断面図である。 実施形態2に係る加湿装置の概略を表す断面図である。 実施形態3に係る加湿装置のブロック図である。 実施例1のフローチャートである。 実施例2のフローチャートである。
以下、本開示の実施形態について図面を参照しつつ説明する。図面については、同一または同等の要素には同一の符号を付す。各実施形態において同一または同等の構成の説明を繰り返さない。
<実施形態1>
図1は、本開示の実施形態1に係る加湿装置10の概略を表す断面図である。加湿装置10は、筐体11、吸気口12、ファン13、ヒーター14、第1流路15、第2流路16、加湿部17、第1吹出口18および第2吹出口19を備える。加湿装置10は、一般的に部屋の中に設置される。加湿装置10は、部屋の中の空気を快適な湿度に加湿する。図1の白抜き矢印は、空気の流れる方向を示している。
筐体11は加湿装置10の外装である。筐体11の内部には、ファン13、ヒーター14、第1流路15、第2流路16、加湿部17および図示しないその他の構成が収められている。
吸気口12は、筐体11の外部から内部へと空気を取り込むための開口部である。吸気口12は、例えば、筐体11を部分的に開口した構造である。
ファン13は、空気の流れを生じさせる装置である。ファン13の回転によって、筐体11の外部から吸気口12を介して、空気が筐体11の内部に取り込まれる。ファン13は吸気口12に対して、空気が流れる流れ方向の下流に配される。図1ではシロッコファンを例示しているが、ファン13には、その他、空気の流れを生じさせるあらゆる構成を採用できる。
ヒーター14は、空気を加熱する装置である。ヒーター14はファン13に対して、空気が流れる流れ方向の下流に配される。図1では、電気抵抗を用いたヒーター14を例示している。ヒーター14には、赤外線ヒーターまたはセラミックヒーターなど、様々な方式の加熱装置を採用できる。ヒーター14はオンオフを任意に切り換えできる。例えば、通常の加湿をする場合はヒーター14をオフにしておき、部屋を急速に加湿する場合には手動スイッチでヒーター14をオンにすればよい。加湿装置10が図示しない湿度センサを備え、その湿度センサが測定した部屋の湿度に基づいて、ヒーター14のオンオフを自動で切り替えてもよい。
第1流路15および第2流路16が、ヒーター14に対して、空気が流れる流れ方向の下流に配されている。第1流路15および第2流路16は互いに異なる方向に延びている。ヒーター14で加熱された空気が、第1流路15および第2流路16のそれぞれに分かれて流れる。
加湿部17は、空気を加湿する装置である。加湿部17は、第2流路16内に配されている。加湿部17は、ヒーター14で加熱された空気のうち、第2流路16の側に流れる空気を加湿できる。図1では、水を吸い上げるフィルタを第2流路16内に配置し、フィルタに空気を通過させて加湿する構造の加湿部17を例示している。加湿部17には、例えば、超音波振動によるミスト発生器など、様々な加湿方式を採用できる。
加湿部17は、ヒーター14のオンオフによって、空気に対する加湿効率を調節できる。ヒーター14で暖められた空気は飽和水蒸気量が増加する。よって、加湿部17に到達する空気の温度が高いほど、空気が単位体積あたりに含むことのできる水蒸気量が増加し、加湿効率が向上する。例えば、通常はヒーター14をオフにしておき、部屋を急いで加湿したい場合にヒーター14をオンにすればよい。空気が加湿される際に、水分が蒸発するときの気化熱によって空気が冷却される。ヒーター14をオンにした場合、より多くの水分が蒸発する。そのため、気化熱がより大きくなる。その結果、空気がより低い温度に冷却される。よって、加湿された空気が体に当たると冷たく感じられて、人に不快感を与えることがある。
第1吹出口18は、筐体11の内部から外部へと空気を吹き出すための開口部である。第1吹出口18は、例えば、筐体11を部分的に開口した構造である。第1吹出口18は、第1流路15に対して空気が流れる流れ方向の下流に配されている。第2吹出口19は、例えば、筐体11を部分的に開口した構造である。
第2吹出口19は、筐体11の内部から外部へと空気を吹き出すための開口部である。第2吹出口19は、第1吹出口18とは別の場所に設けられている。第2吹出口19は、第2流路16に対して空気が流れる流れ方向の下流に配されている。第2吹出口19は、例えば、筐体11を部分的に開口した構造である。加湿部17によって加湿された空気が、第2吹出口19から筐体11の外部へ吹き出す。
前述の構成によって、加湿装置10が、第1吹出口18から加湿されていない空気を吹き出し、第2吹出口19からのみ加湿された空気を吹き出すことができる。すなわち、加湿部17によって加湿された冷たい空気は、第2吹出口19からのみ吹き出される。よって、加湿装置10が、人が存在すると想定される方向以外に向けて、第2吹出口19から空気を吹き出すようにすることで、人が受ける不快感を軽減できる。また、第1吹出口18からは、人が存在すると想定した方向への空気の流れが発生する。よって、第2吹出口19から吹き出された加湿された空気を含めて、部屋の中の空気をかき混ぜることができる。それによって、加湿装置10が、冷たい空気を人に当てないようにして部屋の中の湿度を均一にできるようになり、快適に空気を加湿できる。
加湿装置10が、第1流路15および第2流路16のそれぞれに流れる空気の量を調節する流量調節機構20を備えてもよい。流量調節機構20には、本実施形態においては第1流路切換弁21としてのダンパーが用いられている。
流量調節機構20の具体的構成として、ダンパーが用いられる場合、平板状のダンパーが、第1流路15と第2流路16とが分かれる分岐部に設けられる。この場合、ダンパーの姿勢を変更することによって、第1流路15および第2流路16のそれぞれに流れる空気の量を調節する。つまり、ダンパーが第1流路15および第2流路16のそれぞれの流路断面を塞ぐ面積を変更することによって、第1流路15および第2流路16をそれぞれ流れる空気の量を増減できる。
流量調節機構20には、ダンパーに替えて、ルーバーまたはエアーバルブなどを用いてもよい。ルーバーまたはエアーバルブなどが流量調節機構20として用いられる場合には、例えば、第1流路15および第2流路16のそれぞれにルーバーまたはエアーバルブなどが設けられる。それによって、第1流路15および第2流路16のそれぞれを流れる空気の量を独立して変更できる。
また、第1流路15および第2流路16を、あらかじめ異なる断面積の流路とすることで、各流路を流れる空気の量を調節してもよい。
図1では、流量調節機構20の一例として、第1流路切換弁21を示している。第1流路切換弁21は平板状のダンパーによって構成されている。第1分岐部22が、空気の流れ方向におけるヒーター14の下流であって、かつ、第1流路15および第2流路16の上流に配されている。第1分岐部22が、第1流路15および第2流路16のそれぞれに空気を分流する。第1流路切換弁21が、第1分岐部22に設けられている。
加湿装置10には、筐体11の向きに応じて前面または背面と定義される面がある。例えば、加湿装置10が図示しない操作部を有し、操作部を操作する際に筐体11に対して人がいる側が前方とされ、筐体11のうちの前方側に向かっている面が前面と定義される。加湿装置10の前方側の反対側が後方とされ、筐体11のうちの後方側に向かっている面が背面と定義される。加湿装置10は、通常、筐体11の前面を人の存在する空間に向けて、筐体11の背面が部屋の壁に近接するように設置される。第1吹出口18からは、筐体11の前方を含む方向に空気が吹き出される。第2吹出口19からは、筐体11の前方と異なる方向に加湿部17によって加湿された後の空気が吹き出される。筐体11における、前方と異なる方向とは、例えば、加湿装置10の上方または後方などである。それによって、加湿装置10が、人が存在する可能性の高い前方に向けて、直接冷たい空気を吹き出すことを抑制でき、部屋を快適に加湿できる。
加湿装置10において、ヒーター14と加湿部17とが、所定の距離よりも小さい距離をおいて配置されることが好ましい。加湿部17で加湿される際に空気の温度が高いほど、空気が含有できる水分量が多くなる。それによって、空気をより高効率に加湿できる。よって、ヒーター14と加湿部17とが近接していて、それらの間の距離が小さいことが好ましい。
<実施形態2>
図2は、本開示の実施形態2に係る加湿装置10の概略を表す断面図である。以下、実施形態2において、実施形態1と共通する点は適宜説明を省略する。
実施形態2に係る加湿装置10は、空気の流れ方向において、加湿部17と第2吹出口19との間に、第2分岐部23を備えている。第2分岐部23が、第1流路15および第2流路16のそれぞれに空気を分流する。
第2分岐部23には、第1流路15および第2流路16のそれぞれに流れる空気の量を調節する第2流路切換弁24が設けられている。第1分岐部22に設けられた第1流路切換弁21と、第2分岐部23に設けられた第2流路切換弁24とによって、第1流路15および第2流路16のそれぞれに流れる空気の量が調節される。すなわち、流量調節機構20が第1流路切換弁21と第2流路切換弁24とを含む。
第2流路切換弁24の姿勢を変更することによって、加湿部17で加湿された空気の一部を、第2流路16から第2分岐部23を介して第1流路15へ流してもよい。この場合、加湿された空気の一部が、第1吹出口18から筐体11の外部へと吹き出される。
第1吹出口18から吹き出された空気の流れ方向の下流に人が存在しない状況であれば、第1流路切換弁21の姿勢を変更することによって、第2流路16にすべての空気を流してもよい。この場合、第1流路切換弁21が第1流路15を閉じた状態にする。
第2流路切換弁24の姿勢を調節することによって、第2流路16内の加湿部17で加湿されたすべての空気を、第1吹出口18および第2吹出口19の両方から吹き出してもよい。それによって、加湿された空気をより広い空間に供給できる。この場合、第1流路切換弁21が第1流路15を閉じた状態にしてもよい。
第1分岐部22から第1流路15へ流れるヒーター14で暖められた空気と、第1分岐部22から第2流路16へ流れた後の加湿部17で加湿された冷たい空気とを、第1分岐部22内で合流させてもよい。この場合、第1吹出口18から吹き出される空気の冷たさを緩和し、不快感を軽減できる。
加湿装置10が設置されている状況に応じて、すべての加湿された空気が第1吹出口18から吹き出すようにしてもよい。その場合、第2流路切換弁24の姿勢の変更に応じて、すべての加湿された空気が第1流路15に流れるようにすればよい。
<実施形態3>
図3は、本開示の実施形態3に係る加湿装置10のブロック図である。実施形態3は、実施形態1で説明された加湿装置10における、流量調節機構20の制御の仕方に関わる。以下、本実施形態の加湿装置10の制御部26は、実施形態1に説明された加湿装置10の第1流路切換弁21を制御する。ただし、制御部26は、実施形態2において説明された第2流路切換弁24を制御してもよい。
加湿装置10は、ファン13、ヒーター14、加湿部17、流量調節機構20、温度センサ25、制御部26および人検出センサ27を備える。図1には示されていないが、温度センサ25は筐体11の外部の気温を測定するセンサである。図1には示されていないが、人検出センサ27は筐体11の周辺に人が存在するか否かを検出するセンサである。
制御部26は、ファン13、ヒーター14、加湿部17、流量調節機構20、温度センサ25および人検出センサ27と電気的に接続されている。制御部26は、ファン13、ヒーター14、加湿部17および流量調節機構20のそれぞれの動作状態を随時検出するとともに、それら構成の動作を適宜制御できる。制御部26は、温度センサ25が測定した筐体11の外部の気温の情報と、人検出センサ27による人の検出の有無の情報とをそれぞれ受信できる。以下、実施例1および実施例2において、制御部26による加湿装置10の動作制御の一例について詳細に説明する。
<実施例1>
実施例1では、制御部26が、温度センサ25が測定した筐体11の外部の気温とヒーター14の動作状態とに基づいて、第1吹出口18から吹き出される空気の量を調節する。図4は、実施例1のフローチャートであり、制御部26が実行する制御の内容を示す。
ステップS41では、温度センサ25が測定した筐体11の外部の気温を制御部26が受信する。制御部26が、筐体11の外部の気温と、あらかじめ設定された所定の温度とを比較する。所定の温度には任意の温度を設定できる。例えば、所定の温度を25℃に設定すればよい。
ステップS41においては、制御部26が、筐体11の外部の気温が所定値よりも高いか否かを判定する。ステップS41において、筐体11の外部の気温が所定の温度よりも高い値であったと判定された場合、制御部26がステップS42の処理を実行する。一方、ステップS41において、筐体11の外部の気温が所定の温度以下であると判定された場合、制御部26がステップS45の処理を実行する。
ステップS42では、制御部26が、ヒーター14が動作しているかどうかを判定する。ステップS42において、ヒーター14が動作していると判定された場合は、制御部26がステップS43の処理を実行する。一方、ステップS42において、ヒーター14が動作していないと判定された場合は、制御部26がステップS44の処理を実行する。
ステップS43では、制御部26が、第1吹出口18から吹き出される空気の流量を減らすように流量調節機構20を制御する。例えば、図1の加湿装置10において、制御部26が、第1流路切換弁21を操作することによって第1流路15への入り口を狭くする。それによって、第1流路15へと空気が流れにくくなり、第1吹出口18から吹き出される空気の流量を低減できる。筐体11の外部の気温が所定の温度よりも高く、かつヒーター14が動作している条件下では、ヒーター14で加熱された空気が人に当たると不快に感じる場合がある。この場合には、第1吹出口18から吹き出す空気の量を減らすことで不快感を軽減できる。
ステップS44では、制御部26が、第1吹出口18から吹き出される空気の流量を増やす、または維持するように流量調節機構20を制御する。例えば、図1の加湿装置10において、制御部26が、第1流路切換弁21を操作することによって第1流路15への入り口を広くする。それによって、第1流路15へと空気が流れやすくなり、第1吹出口18から吹き出される空気の流量を増加できる。また、第1流路切換弁21を操作しなければ、第1吹出口18から吹き出される空気の流量は維持される。筐体11の外部の気温が所定の温度より高く、かつヒーター14が動作していない条件下では、第1吹出口18から吹き出す空気の温度は、筐体11の外部の気温とほぼ同等となるので、人に当たっても不快感は少ない。よって、第1吹出口18から吹き出す空気の量を維持しても問題ない。また、部屋の空気を効率よくかき混ぜたい、または、洗濯物に風を当てたいなど、状況に応じて第1吹出口18から吹き出す空気の量を増やしてもよい。
ステップS45ではステップS42と同様に、制御部26が、ヒーター14が動作しているかどうかを判定する。ヒーター14が動作している場合は、制御部26がステップS46の処理を実行する。一方、ヒーター14が動作していない場合は、制御部26がステップS47の処理を実行する。
ステップS46ではステップS44と同様に、制御部26が、第1吹出口18から吹き出される空気の流量を増やす、または維持するように流量調節機構20を制御する。筐体11の外部の気温が所定の温度以下であり、かつヒーター14が動作している条件下では、第1吹出口18から吹き出す空気の温度が筐体11の外部の気温より高くても、その空気が人に当たったときの不快感は少ない。よって、状況に応じて、第1吹出口18から吹き出す空気の量を維持してもよいし、増やしてもよい。
ステップS47ではステップS43と同様に、制御部26が、第1吹出口18から吹き出される空気の流量を減らすように流量調節機構20を制御する。筐体11の外部の気温が所定の温度以下であり、かつヒーター14が動作していない条件下では、気温と同じように温度が低い空気が人に当たると不快に感じる場合がある。よって、第1吹出口18から吹き出す空気の量を減らすことで不快感を軽減できる。
<実施例2>
実施例2では、制御部26が、さらに、人検出センサ27による人の検出の有無に基づいて、第1吹出口18から吹き出される空気の量を調節する。図5は、実施例2のフローチャートであり、制御部26が実行する制御の内容を示す。本実施例と実施例1とが共通する点の説明を適宜省略する。図4および図5において、各ステップの番号が同一の場合は、制御部26が同一の処理を実行する。以下、実施例1と実施例2とが異なる点について詳細に説明する。
図5に示されるように、本実施例では、ステップS42において、ヒーター14が動作していると判定された場合は、制御部26がステップS42Aの処理を実行する。
ステップS42Aでは、制御部26が、筐体11の周辺に人が存在するか否かを人検出センサ27が検出した結果を受信する。筐体11の周辺とは、例えば、第1吹出口18から空気が吹き出される筐体11の前方の一定領域である。ステップS42Aにおいて、受信された検出結果が人を検出していることを示す場合は、制御部26がステップS43の処理を実行する。一方、ステップS42Aにおいて、受信された検出結果が人を検出していないことを示す場合は、制御部26がステップS44の処理を実行する。
本実施例では、ステップS45において、ヒーター14が動作していないと判定された場合は、制御部26がステップS45Aの処理を実行する。
ステップS45AではステップS42Aと同様に、制御部26が、筐体11の周辺に人が存在するか否かを人検出センサ27が検出した検出結果を受信する。ステップS45Aにおいて、受信した検出結果が人を検出していないことを示す場合は、制御部26がステップS46の処理を実行する。一方、ステップS45Aにおいて、受信した検出結果が人を検出していることを示す場合は、制御部26がステップS47の処理を実行する。
本開示は前述した実施形態に限定されない。前述の実施形態を変形させた形態や前述の実施形態に開示の技術的手段を適宜組み合わせた形態も本開示の技術的範囲に含まれる。
10 加湿装置
11 筐体
12 吸気口
13 ファン
14 ヒーター
15 第1流路
16 第2流路
17 加湿部
18 第1吹出口
19 第2吹出口
20 流量調節機構
21 第1流路切換弁
22 第1分岐部
23 第2分岐部
24 第2流路切換弁
25 温度センサ
26 制御部
27 人検出センサ

Claims (7)

  1. 筐体と、
    前記筐体の外部から前記筐体の内部へ空気を取り込む吸気口と、
    前記空気が流れる流れ方向における前記吸気口の下流に配されたファンと、
    前記流れ方向における前記ファンの下流に配されたヒーターと、
    前記流れ方向における前記ヒーターの下流に配され、互いに異なる方向に延びた第1流路および第2流路と、
    前記第2流路内に配された加湿部と、
    前記流れ方向における前記第1流路の下流に配され、前記筐体の外部へ前記空気を吹き出す第1吹出口と、
    前記流れ方向における前記第2流路の下流に配され、前記加湿部によって加湿された後の前記空気を前記筐体の外部へ吹き出す第2吹出口と、を備える、加湿装置。
  2. 前記第1流路および前記第2流路のそれぞれに流れる前記空気の量を調節する流量調節機構を備える、請求項1に記載の加湿装置。
  3. 前記流れ方向における前記前記ヒーターの下流であってかつ前記第1流路および前記第2流路の上流に配され、前記第1流路および前記第2流路のそれぞれに前記空気を分流させる第1分岐部を備え、
    前記流量調節機構は、前記第1分岐部に設けられた第1流路切換弁を含む、請求項2に記載の加湿装置。
  4. 前記流れ方向における前記加湿部と前記第2吹出口との間に配され、前記第1流路および前記第2流路のそれぞれに前記空気を分流させる第2分岐部をさらに備え、
    前記流量調節機構は、
    前記第1流路切換弁と、
    前記第2分岐部に設けられ、前記第1流路および前記第2流路のそれぞれに流れる前記空気の量を調節する第2流路切換弁と、を含む、請求項3に記載の加湿装置。
  5. 前記第1吹出口から、前記筐体の前方を含む方向に前記空気が吹き出され、
    前記第2吹出口から、前記筐体の前方と異なる方向に前記加湿部によって加湿された後の前記空気が吹き出される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の加湿装置。
  6. 前記筐体の外部の気温を測定する温度センサと、
    前記温度センサが測定した前記筐体の外部の気温と前記ヒーターの動作状態とに基づいて、前記第1吹出口から吹き出される前記空気の量を調節する制御部と、をさらに備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の加湿装置。
  7. 前記筐体の周辺に人が存在するか否かを検出する人検出センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記人検出センサによる人の検出の有無に基づいて、前記第1吹出口から吹き出される前記空気の量を調節する、請求項6に記載の加湿装置。
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