JPH08136017A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH08136017A
JPH08136017A JP6268667A JP26866794A JPH08136017A JP H08136017 A JPH08136017 A JP H08136017A JP 6268667 A JP6268667 A JP 6268667A JP 26866794 A JP26866794 A JP 26866794A JP H08136017 A JPH08136017 A JP H08136017A
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temperature
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典子 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自然蒸発式加湿装置を備えた空気調和機にお
いて、加湿による吹き出し温度の低下を防止し、かつ吹
き出し温度を制御することを目的とする。 【構成】 熱交換器2と、熱交換器2に通風する送風手
段3と、熱交換器通過空気流6の一部が通過することに
より加湿を行う自然蒸発式加湿装置5と、自然蒸発式加
湿装置5の下流側に設置された加熱手段10と、加熱手
段10の下流側に設置された加湿装置出口温度検知手段
11と、加湿装置出口温度検知手段11の出力に応じて
加熱手段10の加熱量を制御する吹き出し温度制御装置
12aを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内空気の乾燥を防止
するために使用される自然蒸発式の加湿装置を備えた空
気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、室内環境の快適性の面から、相対
湿度40〜60%といわれる適正湿度の保持が必要とな
り、ますます加湿装置を備えた空気調和機に対する要望
が高まっている。
【0003】また、OA機器などの発熱量が増大した結
果、冬期でも冷房運転の必要性が高まり、その際の低湿
度状態を防止するため冷房運転時の加湿に対する要望も
高まっている。
【0004】従来、この種の空気調和機としては特開平
2−247435号公報等に示されているものがある。
【0005】以下、図面を参照しながら上記従来の空気
調和機を説明する。図7は、従来の空気調和機の概略構
成を示す側面図である。図7において、1は空気調和機
の本体、2は熱交換器、3は熱交換器2に通風する送風
手段である。4は給水装置、5は自然蒸発式加湿装置で
あり、加湿方式として滴下式、流下式、回転式、吸い上
げ式などの方式が使用される。6は熱交換器2を通過す
る熱交換器通過空気流、7は熱交換器通過空気流6の一
部を自然蒸発式加湿装置5を通過させる前に分流させる
通路状の分流手段、8は分流手段7により分流された熱
交換器通過空気流6のうち自然蒸発式加湿装置5を通過
する加湿装置通過空気流である。9は空気調和機1の吹
き出し空気流である。
【0006】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下その動作を説明する。まず、送風手段3により
熱交換器2に通風し、熱交換器2と熱交換器通過空気流
6との間で熱交換を行い、暖房運転時では熱交換器通過
空気流6を加熱、冷房運転時では熱交換器通過空気流6
を冷却する。その後分流手段7により熱交換器通過空気
流6を分流させ、加湿装置通過空気流8のみが自然蒸発
式加湿装置5を通過することとなり、自然蒸発式加湿装
置5による圧力損失を大きくすることなく大風量が得ら
れることとなる。
【0007】一方、給水装置4から自然蒸発式加湿装置
5に対し水を供給し、加湿装置通過空気流8が自然蒸発
式加湿装置5の間を通過する際、自然蒸発式加湿装置5
の内部に保持された水が自然蒸発することにより、加湿
装置通過空気流8を加湿する。
【0008】そして、加湿装置通過空気流8は、分流手
段7により分流され自然蒸発式加湿装置5を通過しなか
った空気流と合流し、吹き出し空気流9として空気調和
機1より吹き出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、加湿することにより気化熱が奪われて空
気調和機の吹出し温度が低下するため、暖房時、1段階
大きい暖房能力を持つ空気調和機を設置しなければ室温
が低下してしまうという欠点があった。
【0010】かつ、在室者が温度の低い気流に暴露され
るため、不快感が生じるという欠点もあった。
【0011】本発明は従来の課題を解決するもので、加
湿しても吹出し温度が低下せず、かつ吹出し温度が制御
できる空気調和機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の空気調和機は、自然蒸発式加湿装置の下流側に
設置され自然蒸発式加湿装置で加湿された加湿装置通過
空気流を加熱する加熱手段と、加熱手段の下流側に設置
され加湿装置通過空気流の出口温度を検知する加湿装置
出口温度検知手段と、加湿装置出口温度検知手段の出力
に応じて加熱手段の加熱量を制御する吹き出し温度制御
装置を備えた構成となっている。
【0013】また、自然蒸発式加湿装置の下流側に設置
され自然蒸発式加湿装置で加湿された加湿装置通過空気
流を加熱する加熱手段と、熱交換器と自然蒸発式加湿装
置との間に設置され加湿装置通過空気流の入口温度を検
知する加湿装置入口温度検知手段と、加熱手段の下流側
に設置され加湿装置通過空気流の出口温度を検知する加
湿装置出口温度検知手段と、加湿装置入口温度検知手段
と加湿装置出口温度検知手段の出力に応じ加熱手段の加
熱量を制御する吹き出し温度制御装置を備えた構成とな
っている。
【0014】
【作用】本発明の空気調和機は、自然蒸発式加湿装置の
下流側に設置され自然蒸発式加湿装置で加湿された加湿
装置通過空気流を加熱する加熱手段と、加熱手段の下流
側に設置され加湿装置通過空気流の出口温度を検知する
加湿装置出口温度検知手段と、加湿装置出口温度検知手
段の出力に応じて加熱手段の加熱量を制御する吹き出し
温度制御装置を備えているので、自然蒸発式加湿装置を
通過して温度が低下した空気流を加熱することにより空
気調和機の吹き出し温度を上昇させることができるだけ
でなく、吹き出し温度を制御して吹き出し温度の過度な
上昇や低下を防止することができる。
【0015】また、自然蒸発式加湿装置の下流側に設置
され自然蒸発式加湿装置で加湿された加湿装置通過空気
流を加熱する加熱手段と、熱交換器と自然蒸発式加湿装
置の間に設置され加湿装置通過空気流の入口温度を検知
する加湿装置入口温度検知手段と、加熱手段の下流側に
設置され加湿装置通過空気流の出口温度を検知する加湿
装置出口温度検知手段と、加湿装置入口温度検知手段と
加湿装置出口温度検知手段の出力に応じ加熱手段の加熱
量を制御する吹き出し温度制御装置を備えているので、
空気調和機の吹き出し温度を制御して吹き出し温度の過
度な上昇や低下を防止することができるだけでなく、冷
房運転時は自然蒸発式加湿装置および加熱手段を設置し
ない場合と比べて吹き出し温度が上昇することを防止
し、暖房運転時には吹き出し温度が低下するこをを防止
した上さらに吹き出し温度を上昇させることにより暖房
の補助を行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明による空気調和機の第1の実施
例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来
と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を
省略する。
【0017】図1は、本発明の第1の実施例による空気
調和機の概略構成を示す側面図である。図2は、同実施
例における吹き出し空気温度制御の制御ブロック図であ
る。図3は、同実施例による加湿量制御方法を示すフロ
ーチャートである。
【0018】図1において、10は自然蒸発式加湿装置
5の下流側に設置され自然蒸発式加湿装置5で加湿され
た加湿装置通過空気流8を加熱する電気ヒータや補助熱
交換器からなる加熱手段であり、好ましくはニクロム線
ヒータやPTCヒータ等の電気ヒータが単数または複数
使用できる。11は加熱手段10の下流側に設置され加
湿装置通過空気流8の出口温度を検知する加湿装置出口
温度検知手段であり、サーミスタや熱電対等の温度セン
サが使用できる。12aは加湿装置出口温度検知手段1
1の出力をもとに加熱手段10の加熱量を制御する吹き
出し温度制御装置である。
【0019】吹き出し温度制御装置12aは、図2に示
すように、加湿装置出口温度検知手段11が検出した温
度を設定温度範囲すなわち設定上限温度および設定下限
温度と比較する演算部13と、加熱手段10の加熱量を
制御する加熱量制御部14よりなっており、設定温度範
囲は、在室者に不快感を与えないような温度範囲であ
り、空気調和機1の運転状態により変化するが、例えば
冷房運転時5〜20℃、暖房運転時30〜45℃と設定
できる。また、加熱量制御方法としては、例えば、単数
の電気ヒータを加熱手段として用いる場合、通電時間を
変化させる、通電電圧を増減させるという方法があり、
また例えば複数の電気ヒータを加熱手段として用いる場
合、通電する電気ヒータ数を増減させる、または電気ヒ
ータへの通電電圧を増減させるという方法がある。
【0020】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下その動作を図3のフローチャートを用いて説明
する。
【0021】まず送風手段3により熱交換器2に通風
し、熱交換器2と熱交換器通過空気流6との間で熱交換
を行い、暖房運転時では熱交換器通過空気流6を加熱、
冷房運転時では熱交換器通過空気流6を冷却する。そし
て分流手段7により分流された加湿装置通過空気流8が
自然蒸発式加湿装置5を通過することにより、加湿され
ると共に温度が低下する。この温度が低下した加湿装置
通過空気流8を加熱手段10を用いて加熱することによ
り加湿装置通過空気流8、すなわち吹き出し空気流9の
温度を上昇させることができる。
【0022】ここで、空気調和機1の運転状態により設
定温度範囲、すなわち設定上限温度T1および設定下限
温度T2を設定する(ステップ1)。そして、加湿装置
通過空気流8の出口温度tを加湿装置出口温度検知手段
11により検知し(ステップ2)、演算部13において
設定温度範囲Tすなわち設定上限温度T1および設定下
限温度T2と比較し(ステップ3)、T1<tであるとき
(ステップ4をYES側に分岐)、加熱量制御部14に
より加熱手段10の加熱量を減少させる(ステップ
6)。
【0023】そして、加熱手段10の加熱量が減少する
ことにより加湿装置通過空気流8の温度が低下するた
め、吹き出し空気流9の温度を低下させることができ
る。
【0024】また、T2>tであるとき(ステップ5を
YES側に分岐)、加熱量制御部14により加熱手段1
0の加熱量を増加させる(ステップ7)。この結果、吹
き出し空気流9の温度を上昇させることができる。
【0025】以上のように本実施例の空気調和機は、自
然蒸発式加湿装置5の下流側に設置され自然蒸発式加湿
装置5で加湿された加湿装置通過空気流8を加熱する加
熱手段10と、加熱手段10の下流側に設置され加湿装
置通過空気流8の出口温度を検知する加湿装置出口温度
検知手段11と、加湿装置出口温度検知手段11の出力
をもとに加熱手段10の加熱量を制御する吹き出し温度
制御装置12aを備えているので、吹き出し温度を上昇
させることができ、自然蒸発式加湿装置5を設置しない
場合と同等能力の空気調和機で暖房運転時の加湿が可能
となる。また、在室者の不快感を解消することができ
る。さらに、吹き出し温度の過度な上昇および過度な低
下を防止することができる。
【0026】また、加湿後の空気流を加熱するため、空
気調和機内での結露が低減できるという利点もある。
【0027】次に、本発明による空気調和機の第2の実
施例について、図面を参照しながら説明する。なお、第
1の実施例と同一構成については、同一符号を付して詳
細な説明を省略する。
【0028】図4は、本発明の第2の実施例による空気
調和機の概略構成を示す側面図である。図5は、同実施
例における吹き出し温度制御の制御ブロック図である。
図6は、同実施例による吹き出し温度制方法を示すフロ
ーチャートである。
【0029】図4において、15は熱交換器2と自然蒸
発式加湿装置5の間に設置され加湿装置通過空気流8の
入口温度を検知する加湿装置入口温度検知手段であり、
好ましくはサーミスタ、熱電対などの温度センサが使用
できる。12bは加湿装置入口温度検知手段15と加湿
装置出口温度検知手段11の出力をもとに加熱手段10
の加熱量を制御する吹き出し温度制御装置である。
【0030】吹き出し温度制御装置12bは、図5に示
すように、加湿装置出口温度検知手段11が検出した温
度と設定温度範囲すなわち設定上限温度および設定下限
温度と比較し、かつ、加湿装置入口温度検知手段15が
検出した温度と加湿装置出口温度検知手段11が検出し
た温度の差を算出する演算部16と、加熱手段10の加
熱量を制御する加熱量制御部17よりなっており、設定
温度範囲は、在室者に不快感を与えないような温度範囲
であり、空気調和機1の運転状態により変化するが、例
えば冷房運転時5〜20℃、暖房運転時30〜45℃と
設定できる。また、加熱量制御方法としては、例えば、
単数の電気ヒータを加熱手段として用いる場合、通電時
間を変化させる、通電電圧を増減させるという方法があ
り、また例えば複数の電気ヒータを加熱手段として用い
る場合、通電する電気ヒータ数を増減させる、または電
気ヒータへの通電電圧を増減させるという方法がある。
【0031】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下その動作を図6のフローチャートを用いて説明
する。
【0032】空気調和機1の運転状態により設定温度範
囲、すなわち設定上限温度T1および設定下限温度T2
設定する(ステップ11)。そして、加湿装置通過空気
流8の出口温度toutを加湿装置出口温度検知手段11
により検知し(ステップ12)、演算部16において、
設定温度範囲すなわち設定上限温度T1および設定下限
温度T2と比較し(ステップ13)、T1<toutである
とき(ステップ14をYES側に分岐)、加熱量制御部
17により加熱手段10の加熱量を減少させる(ステッ
プ16)。そして、加熱手段10の加熱量が減少するこ
とにより加湿装置通過空気流8の温度が低下するため、
吹き出し空気流9の温度を低下させて設定範囲内におさ
めることができる。
【0033】また、T2>toutであるとき(ステップ1
5をYES側に分岐)、加熱量制御部14により加熱手
段10の加熱量を増加させる(ステップ17)。この結
果、吹き出し空気流9の温度を上昇させて設定温度範囲
内におさめることができる。
【0034】ここでT2≦tout≦T1すなわち吹き出し
温度が設定温度範囲内にある場合(ステップ14および
ステップ15をNO側に分岐)、加湿装置通過空気流8
の入口温度tinを加湿装置入口温度検知手段15により
検知し(ステップ18)、演算部16においてtin−t
outを算出し(ステップ19)、冷房運転であり(ステ
ップ20をYES側に分岐)かつtin−tout<0であ
るとき(ステップ22をYES側に分岐)、加熱量制御
部17により加熱手段10の加熱量を減少させる(ステ
ップ23)。そして、加熱手段10の加熱量が減少する
ことにより、冷房運転時、吹き出し温度が自然蒸発式加
湿装置5を通過する前の温度よりも上昇することを防
止、すなわち自然蒸発式加湿装置5および加熱手段10
を設置しない場合と比べて吹き出し温度が上昇するのを
防止できることとなる。
【0035】また、暖房運転であり(ステップ21をY
ES側に分岐)かつtin−tout≧0であるとき(ステ
ップ24をYES側に分岐)、加熱量制御部17により
加熱手段10の加熱量を増加させる(ステップ25)こ
とにより、暖房運転時、吹き出し温度が自然蒸発式加湿
装置5を通過する前の温度より低下することを防止、す
なわち自然蒸発式加湿装置5および加熱手段10を設置
しない場合と比べて吹き出し温度が低下するのを防止で
きるのみならず、さらに吹き出し温度を上昇させて暖房
の補助を行うこともできる。
【0036】以上のように本実施例の空気調和機は、自
然蒸発式加湿装置5の下流側に設置され自然蒸発式加湿
装置5で加湿された加湿装置通過空気流8を加熱する加
熱手段10と、熱交換器2と自然蒸発式加湿装置5の間
に設置され加湿装置通過空気流8の入口温度を検知する
加湿装置入口温度検知手段15と、加熱手段10の下流
側に設置され加湿装置通過空気流8の出口温度を検知す
る加湿装置出口温度検知手段11と、加湿装置入口温度
検知手段15と加湿装置出口温度検知手段11の出力を
もとに加熱手段10の加熱量を制御する吹き出し温度制
御装置12bを備えているので、空気調和機の吹き出し
温度を制御して吹き出し温度の過度な上昇や低下を防止
することができるだけでなく、冷房運転時は自然蒸発式
加湿装置および加熱手段を設置しない場合と比べて吹き
出し温度が上昇することを防止し、また、暖房運転時は
吹き出し温度が低下することを防止した上にさらに吹き
出し温度を上昇させることにより暖房の補助を行うこと
もできる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、熱交換器
と、送風手段と、自然蒸発式加湿装置と、自然蒸発式加
湿装置の下流側に設置され自然蒸発式加湿装置で加湿さ
れた加湿装置通過空気流を加熱する加熱手段と、加熱手
段の下流側に設置され加湿装置通過空気流の出口温度を
検知する加湿装置出口温度検知手段と、加湿装置出口温
度検知手段の出力に応じて加熱手段の加熱量を制御する
吹き出し温度制御装置を備えているので、自然蒸発式加
湿装置を通過して温度が低下した空気流を加熱すること
により空気調和機の吹き出し温度を上昇させることがで
きるだけでなく、吹き出し温度を制御して吹き出し温度
の過度な上昇や低下を防止することができる。
【0038】また、さらに、熱交換器と、送風手段と、
自然蒸発式加湿装置と、自然蒸発式加湿装置の下流側に
設置され自然蒸発式加湿装置で加湿された加湿装置通過
空気流を加熱する加熱手段と、熱交換器と自然蒸発式加
湿装置の間に設置され加湿装置通過空気流の入口温度を
検知する加湿装置入口温度検知手段と、加熱手段の下流
側に設置され加湿装置通過空気流の出口温度を検知する
加湿装置出口温度検知手段と、加熱装置入口温度検知手
段と加熱装置出口温度検知手段の出力に応じて加熱手段
の加熱量を制御する吹き出し温度制御装置を備えている
ので、空気調和機の吹き出し温度を制御して吹き出し温
度の過度な上昇や低下を防止することができるだけでな
く、冷房運転時には自然蒸発式加湿装置および加熱手段
を設置しない場合と比べて吹き出し温度が上昇すること
を防止し、暖房運転時には吹き出し温度が低下すること
を防止した上、さらに吹き出し温度を上昇させることに
より暖房の補助を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の第1の実施例の概略
構成を示す側面図
【図2】同実施例における吹き出し温度制御の制御ブロ
ック図
【図3】同実施例における吹き出し温度制御方法を示す
フローチャート
【図4】本発明による空気調和機の第2の実施例の概略
構成を示す側面図
【図5】同実施例における吹き出し温度制御の制御ブロ
ック図
【図6】同実施例における吹き出し温度制御方法を示す
フローチャート
【図7】従来の空気調和機の概略構成を示す側面図
【符号の説明】
2 熱交換器 3 送風手段 5 自然蒸発式加湿装置 8 加湿装置通過空気流 10 加熱手段 11 加湿装置出口温度検知手段 12a,12b 吹き出し温度制御装置 15 加湿装置入口温度検知手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器と、前記熱交換器に通風する送
    風手段と、前記熱交換器で熱交換された熱交換器通過空
    気流の一部が通過することにより加湿を行う自然蒸発式
    加湿装置と、前記自然蒸発式加湿装置の下流側に設置さ
    れ前記自然蒸発式加湿装置で加湿された加湿装置通過空
    気流を加熱する加熱手段と、前記加熱手段の下流側に設
    置され前記加湿装置通過空気流の出口温度を検知する加
    湿装置出口温度検知手段と、前記加湿装置出口温度検知
    手段からの出力に応じて前記加熱手段の加熱量を制御す
    る吹き出し温度制御装置とを備えたことを特徴とする空
    気調和機。
  2. 【請求項2】 吹き出し温度制御装置が、加湿装置通過
    空気流の出口温度が所定範囲におさまるよう加熱手段の
    加熱量を制御することを特徴とする請求項1記載の空気
    調和機。
  3. 【請求項3】 熱交換器と、前記熱交換器に通風する送
    風手段と、前記熱交換器で熱交換された熱交換器通過空
    気流の一部が通過することにより加湿を行う自然蒸発式
    加湿装置と、前記自然蒸発式加湿装置の下流側に設置さ
    れ前記自然蒸発式加湿装置で加湿された加湿装置通過空
    気流を加熱する加熱手段と、前記熱交換器と前記自然蒸
    発式加湿装置との間に設置され前記加湿装置通過空気流
    の入口温度を検知する加湿装置入口温度検知手段と、前
    記加熱手段の下流側に設置され前記加湿装置通過空気流
    の出口温度を検知する加湿装置出口温度検知手段と、前
    記加湿装置入口温度検知手段と前記加湿装置出口温度検
    知手段の出力に応じ前記加熱手段の加熱量を制御する吹
    き出し温度制御装置とを備えたことを特徴とする空気調
    和機。
  4. 【請求項4】 吹き出し温度制御装置が、加湿装置通過
    空気流の出口温度が所定範囲におさまり、かつ加湿装置
    通過空気流の入口温度と前記出口温度の温度差に応じ加
    熱手段の加熱量を制御することを特徴とする請求項3記
    載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 吹き出し温度制御装置が、加湿装置通過
    空気流の出口温度が所定範囲におさまり、かつ、冷房運
    転時には加湿装置通過空気流の入口温度が前記出口温度
    以上になるように、暖房運転時には加湿装置通過空気流
    の入口温度が前記出口温度より低くなるように加熱手段
    の加熱量を制御することを特徴とする請求項3記載の空
    気調和機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002162083A (ja) * 2000-11-27 2002-06-07 Matsushita Seiko Co Ltd 換気調湿システム
JP2007101130A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Shinshu Univ ガス調湿装置
JP2015124917A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 清水建設株式会社 空調システム

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